JPH0817132A - 円盤状情報記録担体の再生装置 - Google Patents

円盤状情報記録担体の再生装置

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JPH0817132A
JPH0817132A JP6149016A JP14901694A JPH0817132A JP H0817132 A JPH0817132 A JP H0817132A JP 6149016 A JP6149016 A JP 6149016A JP 14901694 A JP14901694 A JP 14901694A JP H0817132 A JPH0817132 A JP H0817132A
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disc
shaped information
reproducing head
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reproducing
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JP6149016A
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Shigehiro Okamoto
成弘 岡本
Kazu Sahai
和 砂盃
Hiroyuki Maeda
浩之 前田
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • GPHYSICS
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    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
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    • G11B7/0037Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier with discs

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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 余分な部品を付けたり、誤動作の生じない円
盤状情報記録担体の再生装置を提供する。 【構成】 再生ヘッド3を移動台4aによって一定速度
で径方向に移動させ、焦点制御が外れる瞬間を合焦判別
回路7によって待ち受け、焦点制御が外れるまでの時間
をマイクロプロセッサ9で計測し、その時間の大小で、
マイクロプロセッサ9は円盤状情報記録担体1の半径を
判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク、特に同一
のフォーマットで異なる直径の光ディスクを再生するの
に好適な円盤状情報記録担体の再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】同一のフォーマットで異なる直径を有す
る光ディスクは、現在一般的なものとして次の3種がす
でに市販されている。
【0003】・直径20cmと30cmのレーザ・ディ
スク(以下LDと略す) ・直径8cmと12cmのコンパクト・ディスク(以下
CDと略す) ・直径3.5インチと5.25インチの光磁気ディスク これらのうち、光磁気ディスクは、光ディスク本体がそ
れぞれ異なる大きさのカートリッジと呼ばれるケースに
納められており、機構的には同一装置での異なる直径の
ディスクを再生することが不可能となっている。ところ
が、LDおよびCDは媒体そのものがユーザが直に触れ
るようになっており、再生装置も異なる直径のディスク
を再生するために特に機構的な制約を設けていない。
【0004】したがって、何らかの電気的手段によって
その直径を判別しなければ、再生装置を機能させるうえ
で不都合を生じることとなる。その不都合とは、例え
ば、上記のように直径が異なればその慣性モーメントが
異なるため、光ディスクを回転させるためのモータの制
御利得を直径に応じて変化させなければ、モータ制御系
のゲイン余裕にたいして利得の過不足を生じ、最悪の場
合にはハンティングなどの欠陥を生じることなどであ
る。
【0005】このような問題を避けるため、従来は以下
のような方法で光ディスクの直径を判別して、モータ制
御系の利得切り換えなどの処理を行っている。
【0006】第1は、各光ディスクのモータへの装着時
の半径位置に反射式の光学センサ、たとえばホト・カプ
ラを配置して、その反射光の有無で直径を判別する方法
である。
【0007】第2は、各光ディスクの最内周部分のTO
C(Table Of Contents)と呼ばれる
領域に記録されている総記録時間の長短で直径を判別す
る方法である。
【0008】第3は、光ディスクをモータで定トルク駆
動し、所定の回転数に至る起動時間を計測して直径を判
別する方法である。
【0009】第4は、前記第2および前記第3の方法を
複合的に用いて直径を判別する方法である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の方法には、それぞれ以下のような欠点があった。
【0011】第1の方法では、直径判別のためのホト・
カプラなどの余分な部品が必要となり、コスト増を招
く。また、余分な部品を装着するため、部品高さが機構
的に必要となるため、小型化の妨げとなる。
【0012】第2の方法では、収録時間の短い作品やプ
ログラムが、大きい直径のディスクに記録されていた場
合には判別不能となる。
【0013】第3の方法では、LDやCDは上述したよ
うに媒体そのものをユーザが触れるために、指紋や傷な
どによってモータ制御系が混乱した場合には、小径のデ
ィスクであっても起動に時間がかかり、誤判別すること
がある。また、周波数発電器をモータに取り付けて回転
数を直接モニターするようにした場合には、この周波数
発電器が第1の方法と同様に小型化とコストダウンの障
害となる。
【0014】第4の方法では、第2の方法と第3の方法
の欠点が複合される。
【0015】本発明の目的は、上記のような従来技術の
欠点を克服するもので、余分な部品を付けたり、誤動作
の生じない円盤状情報記録担体の再生装置を提供するこ
とである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の円盤状情報記録
担体の再生装置は、光学的に再生可能な円盤状情報記録
担体に光ビームを照射してその反射光を受ける再生ヘッ
ドと、起動時に予めこの円盤状情報記録担体の最内周部
もしくは最外周部に上記再生ヘッドを移動せしめた後、
上記再生ヘッドを上記円盤状情報記録担体の径方向に予
め定められた一定の速度で移動する搬送手段と、上記再
生ヘッドの出力を受けて、その出力レベルが予め定めた
値を越えたことを検知して、上記円盤状情報記録担体か
らの反射光の有無に応じた判別信号を出力する判別手段
と、前記一定速度で再生ヘッドを移動させてから前記判
別信号の出力までの時間を計測する計測手段と、この計
測手段の出力値に応じて上記円盤状情報記録担体の半径
を判別する手段とを備えるものである。
【0017】また、光学的に再生可能な円盤状情報記録
担体に光ビームを照射してその反射光を受ける再生ヘッ
ドと、起動時に予めこの円盤状情報記録担体の最内周部
もしくは最外周部に上記再生ヘッドを移動せしめた後、
上記再生ヘッドを上記円盤状情報記録担体の径方向に予
め定められた一定の速度で移動する搬送手段と、上記再
生ヘッドの出力を受けて、その出力レベルが予め定めた
値を越えたことを検知して、上記円盤状情報記録担体か
らの反射光の有無に応じた判別信号を出力する手段と、
前記一定速度で再生ヘッドを移動させてから前記判別信
号の出力までの時間を計測する第1の計測手段と、この
第1の計測手段が計測を終了した後に次の計測動作を開
始し、上記再生ヘッドが終端まで移動するのに要する時
間を計測する第2の計測手段と、この第2の計測手段と
上記第1の計測手段の出力値の比に応じて上記円盤状情
報記録担体の半径を判別する手段とを備えるものであ
る。
【0018】また、実質的に同心円状のトラックが記録
された光学的に再生可能な円盤状情報記録担体に光ビー
ムを照射してその反射光を受ける再生ヘッドと、この再
生ヘッドの出力を受けて、上記トラックを横切るごとに
トラック横断信号を出力する手段と、起動時に予めこの
円盤状情報記録担体の最内周部もしくは最外周部に上記
再生ヘッドを移動せしめた後、上記再生ヘッドを上記円
盤状情報記録担体の径方向に予め定められた一定の速度
で移動する搬送手段と、上記トラック横断信号の数を計
測する計測手段と、この計測手段の出力値に応じて上記
円盤状情報記録担体の半径を判別する手段とを備えるも
のである。
【0019】また、光学的に再生可能な円盤状情報記録
担体に光ビームを照射してその反射光を受ける再生ヘッ
ドと、起動時に予めこの円盤状情報記録担体の最内周部
もしくは最外周部に上記再生ヘッドを移動せしめた後、
上記再生ヘッドを上記円盤状情報記録担体の径方向に予
め定められた位置まで移動する搬送手段と、上記再生ヘ
ッドの出力を受けて、その出力レベルが予め定めた値を
越えたことを検知して、上記円盤状情報記録担体からの
反射光の有無に応じた判別信号を出力する手段と、この
判別信号に応じて上記円盤状情報記録担体の半径を判別
する手段とを備えるものである。
【0020】
【作用】本発明は上記した構成により、例えば、CDの
再生装置において、再生ヘッドをCDの最内周部から外
周方向へ移動させていくと、CDからの反射光の有無に
応じて判別信号が出力されるから、その判別信号が消え
るまでの時間が短い場合は8cmのCDであると判断さ
れ、長い場合は12cmのCDであると判断される。
【0021】もし、最外周から内周方向へ移動させる場
合には、判別信号が出力されるまでの時間が短い場合に
は12cmのCDであると判断され、長い場合は8cm
のCDであると判断される。
【0022】また、請求項3の構成では、再生ヘッドを
CDの最内周部から外周方向へ移動させていくと、CD
からの反射光の有無に応じて判別信号が出力されるか
ら、その判別信号が出力されている時間と、消えてから
再生ヘッドの可動範囲を移動するのに要する時間との比
が小さい場合は8cmのCDであると判断され、大きい
場合は12cmのCDであると判断される。
【0023】また、請求項5の構成では、再生ヘッドを
CDの最内周部から外周方向へ移動させて、CDに記録
されている情報トラックの横切る本数を計数し、その本
数が小さいときには8cmのCDであると判断され、大
きいときには12cmのCDであると判断される。
【0024】また、請求項6の構成では、再生ヘッドを
8cmのCDの最外周部に相当する位置まで予め移動
し、その位置にCDからの反射光があれば判別信号が出
力されるから、その判別信号が出力されていれば12c
mのCDであると判断され、出力されなければ8cmの
CDであると判断される。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0026】図1は本発明の第1の実施例における円盤
状情報記録担体の再生装置のブロック略図を示すもので
ある。まず最初に本実施例の周辺ハードウェアについて
説明する。図1において、1は光学的に再生可能な円盤
状情報記録担体であり、ここでは例としてCDとする。
2はこのCDを回転させるためのモータである。モータ
制御回路10およびモータ駆動回路11によって一定電
圧をモータ2に与えて、定速回転させる。そのトリガと
なるモータ起動信号Smは、マイクロプロセッサ9から
送信される。
【0027】3は再生ヘッドであり、機械的に移動台4
aに接合されている。この移動台4aはこれをガイドし
て可動ならしむるレール4b上に乗せられている。これ
によって再生ヘッド3は、CD1の径方向に可動であ
る。この移動台4aにはヴォイス・コイル・モータ式の
駆動アクチュエータ(以下、「VCM」と略す)が装着
されており、移動台駆動回路4cによって制御される。
そのときの駆動指令電圧Vdは、マイクロプロセッサ9
に内蔵されたディジタル・アナログ変換器(以下、「D
/A」と略す)によって発生させられ、その出力ポート
DAから出力される。これら移動台4a、レール4bお
よび移動台駆動回路4cは、搬送手段4を構成してい
る。
【0028】また、この再生ヘッド3は、図2に示すよ
うな構造を有しており、半導体レーザ3aから照射され
た赤外光はコリメータ・レンズ、ビーム・スプリッタな
どから構成される光学系3bを介して対物レンズ3cに
照射される。このようにして照射された赤外光は、CD
1によって反射される場合には、対物レンズ3cおよび
光学系3bを介してホト・ダイオード3dに入射し、光
電流Ioとして検出される。一方、この対物レンズ3c
は、ダンパ3eによって支持されており、コイル3fに
通電して永久磁石3gによって発生する磁界の中で電磁
力が与えられる。このような再生ヘッド3は、従来種々
提案されており、いずれも公知であるので、これ以上の
詳しい説明は省略する。
【0029】さて、この光電流Ioは、焦点誤差検出器
5に送られて焦点誤差信号Sfeに変換され、焦点制御
回路6および合焦検出回路7に送られる。この焦点誤差
信号Sfeの出力レベルは、図3(a)に示すごとく対
物レンズ3bとCD1の間の距離に応じて変化し、その
形状からS字曲線と称される。この焦点誤差信号Sfe
は、CD1が存在しないときには、このS字曲線上の無
限遠にCD1が存在するのと等価であるから、そのとき
の出力レベルは、0となる。
【0030】さて一方、再生ヘッド3の出力は、情報信
号再生回路8にも送られ、CD1上の情報トラック(図
示せず)から情報を含む高周波信号Srfとして読み出
される。この信号Srfは、図3(b)に示すような波
形をしており、増幅されたうえで合焦検出回路7に送ら
れる。
【0031】この高周波信号Srfは、合焦検出回路7
で絶対値を取られたうえで包絡線検波され、振幅値が所
定のレベルA以上の場合に合焦したことを表す図3
(c)に示すような判別信号Sokを出力する。この判
別信号Sokは、マイクロプロセッサ9に送られる。一
方、この判別信号Sokは、焦点制御回路6にも送られ
る。この信号Sokが論理0のときには、三角波発振あ
るいは鋸歯状波発振などして対物レンズ3bを上下動さ
せて合焦位置を探す。これには、マイクロプロセッサ9
から出力させる焦点制御開始指令Fonによってトリガ
される。信号Sokが論理”1”になった時点で焦点制
御回路6のループフィルタ(図示せず)をオンし、CD
1の上下方向の変動に追従させる。
【0032】以上のようにハードウェア的に構成された
第1の実施例における円盤状情報記録担体の再生装置
は、図4に示す流れ図に則って処理される。以下にその
処理について説明し、マイクロプロセッサ9の内部ソフ
トウェア処理を明らかにする。
【0033】まずマイクロプロセッサ9の初期化とし
て、内蔵ランダム・アクセス・メモリを利用したソフト
ウェアカウンタの値Tをステップ101で0にしクリア
する。次にこのカウント値TによってCD1の直径を判
別するための判別値Nをリード・オンリー・メモリ領域
(以下、「ROM」と略す)から読みだし、ステップ1
02で設定する。この後、モータ2を回転させるため
に、ステップ103においてモータ制御回路10に対し
てモータ起動信号Smを送り、CD1を定速回転させ
る。以上が初期化である。
【0034】さて、つぎに再生ヘッド3をステップ10
4においてCD1の最内周部に移動させるべく、マイク
ロプロセッサ9のD/AにデータVdを送り、出力ポー
トDAから−Vなる電圧を発生させる。これによって移
動台4aは、CD1の最内周部に移動し、機構的なスト
ッパに押し当てられて、待機する。
【0035】次にステップ105において、焦点制御回
路6に対して焦点制御開始指令Fonを送り、焦点位置
探しを行う。こののち、ステップ106において判別信
号Sokを監視し、合焦を意味する論理”1”になるま
で、前述の焦点位置探しを繰り返させる。
【0036】合焦が確認された時点で、ステップ107
に処理を移し、駆動指令電圧Vdを+Vに切り換える。
これにより移動台4aは、一定の速度でCD1に対して
外周方向に移動を開始する。この処理と共に先にクリア
しておいた、値Tを1つ増加させる処理をステップ10
8において行う。そののちステップ109において、再
び判別信号Sokを監視し、その論理が0になる、すな
わち焦点制御が外れる瞬間を待ち受ける。これらステッ
プ107、108およびステップ109の一連の処理は
ソフトウェアカウンタを構成し、その処理の回数を値T
によって計数することになり、計測手段を構成するもの
でもある。
【0037】上記のように再生ヘッド3は移動手段4に
よって定速走行しているから、上記の値Tは、焦点制御
が外れるまでの時間すなわちCD1の半径に比例した値
となる。8cmのCDのときの判別値Nは、再生ヘッド
3の移動速度と上記の計測手段の処理時間とから予め計
算できるので、前述のようにROMで与えておけば良
い。この判別値Nと上記の値Tをステップ110で比較
し、装置にかけられているCDの直径を判別する。
【0038】この判別ののち、たとえばCD1の直径が
8cmの場合には装置を8cmの再生に適したモードと
する。これにより、一連の本実施例の処理は完結する。
【0039】なお、以上の実施例では、再生ヘッド3を
移動手段4によって最内周から外周へ向かって移動させ
てきたが、装置の起動時において再生ヘッド3を最外周
に移動させて、内周方向に定速走行させてもよい。この
場合には、初期化の処理において焦点制御の引き込みを
確認するステップ106を省略し、ステップ104およ
び107におけるデータVdの符号を反転させれば良
い。また、計測手段はソフトウェア・カウンタとして説
明したが、例えばマイクロプロセッサ9に内蔵のタイマ
ー・カウンタなどを用いて、ハードウェア的に時間計測
を行っても良い。
【0040】以上のように本実施例によれば、情報再生
に用いる再生ヘッドを予め最内周に移動させておき、C
Dの外周方向を定速走行しながら、焦点制御の外れる時
間を計測して、CDの半径を判別するので、余分な半径
検出のためのコスト増となる部品を追加使用することが
なくなり、コストダウンや小型化が容易となる。
【0041】図5は、本発明の第2の実施例における円
盤状情報記録担体の再生装置のブロック略図を示すもの
である。本実施例の周辺ハードウェアは、第1の実施例
に対して、モータの回転中心から半径6cmの位置に設
けたプルアップ抵抗13aおよびスイッチ13bから構
成される外周リミット・スイッチ13を追加し、その出
力をマイクロプロセッサ9のポートLimに接続したの
みであるので、詳しい説明は省略する。
【0042】以上のようにハードウェア的に構成された
第2の実施例における円盤状情報記録担体の再生装置
は、図6に示す流れ図に則って処理される。以下にその
処理について説明し、マイクロプロセッサ9の内部ソフ
トウェア処理を明らかにする。
【0043】まずマイクロプロセッサ9の初期化とし
て、内蔵ランダム・アクセス・メモリを利用した第1の
ソフトウェアカウンタの値T1と第2のソフトウェアカ
ウンタの値T2をそれぞれステップ201および202
で0にしクリアする。次にこのカウント値TによってC
D1の直径を判別するための判別値NをROMから読み
だし、ステップ203で設定する。この後、モータ2を
回転させるために、ステップ204においてモータ制御
回路10に対してモータ起動信号Smを送り、CD1を
定速回転させる。以上が初期化である。
【0044】さて、つぎに再生ヘッド3をステップ20
5においてCD1の最内周部に移動させるべく、マイク
ロプロセッサ9に内蔵のD/AにデータVdを送り、出
力ポートDAから−Vなる電圧を発生させる。これによ
って移動台4aは、CD1の最内周部に移動し、機構的
なストッパに押し当てられて、待機する。
【0045】次にステップ206において、焦点制御回
路6に対して焦点制御開始指令Fonを送り、焦点位置
探しを行う。こののち、ステップ207において判別信
号Sokを監視し、合焦を意味する論理”1”になるま
で、前述の焦点位置探しを繰り返させる。
【0046】合焦が確認された時点で、ステップ208
に処理を移し、駆動指令電圧Vdを+Vに切り換える。
これにより移動台4aは、一定の速度でCD1に対して
外周方向に移動を開始する。この処理と共に先にクリア
しておいた、値T1を1つ増加させる処理をステップ2
09において行う。そののちステップ210において、
外周リミット・スイッチ13が押されたか否かを判別し
つつ、ステップ211において判別信号Sokを監視
し、その論理が0になる、すなわち焦点制御が外れる瞬
間を待ち受ける。これらステップ208、209、21
0および211の一連の処理はソフトウェアカウンタを
構成し、その処理の回数を値T1によって計数すること
になり、第1の計測手段を構成するものでもある。
【0047】さて、この第1の計測手段が動作中に、ス
テップ210では外周リミット・スイッチ13が移動台
4aによって押されてオンされたことが検出されると、
処理はステップ212に進む。このときステップ212
において第2の値T2は1だけ加算されて次のステップ
213が実行される。このとき、上述のように外周リミ
ット・スイッチ13はオンされているから、ステップ2
13はそのまま通過し、処理はステップ214に移る。
【0048】一方、外周リミット・スイッチ13がオン
されない場合には、ステップ212および213から構
成される第2のソフトウェア・カウンタ、すなわち第2
の計測手段を構成する。これによって外周リミット・ス
イッチ13が押されるまで値T2を増加させ、押された
のちはステップ214に処理を移す。
【0049】ステップ214では、上記の値T1および
T2の比をとるT=T1/T2なる演算を行う。この結
果を用いて、ステップ215においてCD1の直径を判
別する。前述のように再生ヘッド3は移動手段4によっ
て定速走行しているから、上記の値Tは、焦点制御が外
れるまでの時間すなわちCD1の半径に対応した値とな
る。8cmのCDのときの判別値Nは、再生ヘッド3の
移動速度と上記の計測手段の処理時間とから予め計算で
きるので、前述のようにROMで与えておけば良い。こ
の判別値Nと上記の値Tをステップ214で比較し、装
置にかけられているCDの直径を判別する。
【0050】この判別ののち、たとえばCD1の直径が
8cmの場合には装置を8cmの再生に適したモードと
する。これにより、一連の本実施例の処理は完結する。
【0051】なお、以上の第2の実施例では、再生ヘッ
ド3を移動手段4によって最内周から外周へ向かって移
動させてきたが、装置の起動時において再生ヘッド3を
最外周に移動させて、内周方向に定速走行させてもよ
い。また、計測手段はソフトウェア・カウンタとして説
明したが、例えばマイクロプロセッサ9に内蔵のタイマ
ー・カウンタなどを用いて、ハードウェア的に時間計測
を行っても良い。
【0052】以上のように本実施例によれば、情報再生
に用いる再生ヘッドを予め最内周に移動させておき、C
Dの外周方向へ定速走行しながら、焦点制御の外れる時
間および最外周に至る時間を計測して、それらの比から
CDの半径を判別するので、余分な半径検出のためのコ
スト増となる部品を追加使用することがなくなり、コス
トダウンや小型化が容易となる。
【0053】図7は、本発明の第3の実施例における円
盤状情報記録担体の再生装置のブロック略図を示すもの
である。本実施例の周辺ハードウェアは、第2の実施例
に対して、トラッキング誤差検出回路14a、比較器1
4bおよび計数回路15を追加したのみであるので、そ
の他の回路等についての詳しい説明は省略する。
【0054】さて、CD1には図2の1aに示すような
渦巻状の情報トラックが、内周から外周に向かって約
1.6μmのピッチで並んでいる。このため再生ヘッド
3から見た場合には実質的に同心円とみなしてよい。こ
のような高密度の情報トラックに対物レンズ3bを追従
させるため、トラッキング制御とよばれる機構が用いら
れる。このトラッキング制御に用いるためのトラッキン
グ誤差信号Steを検出する光学的手段が再生ヘッド3
には内蔵されている。そのようなトラッキング誤差検出
の方法としては、3ビーム法、プシュプル法あるいは位
相差法などが知られている。これらはいずれもすでに公
知であるので、詳しい説明は省略する。
【0055】このようなトラッキング誤差検出方法によ
って得られるトラッキング誤差信号Steは、再生ヘッ
ド3が合焦している状態では、高周波信号Srfとの関
係を表すと、図8(a)と図8(b)に示すような波形
をしている。このトラッキング誤差信号Steは、比較
器14bに送られジャスト・オントラック点を表す0電
位点をクロスするところで2値化されて、図8(c)に
示すようなトラック横断信号Scとして出力される。こ
のトラック横断信号Scは、例えば立ち上がりエッジの
数などをカウントして計数回路16で本数を計数され、
その結果は、マイクロプロセッサ9に送られる。この計
数動作の開始は、マイクロプロセッサ9がポートClr
から送るクリア信号Clrによって制御される。
【0056】以上のようにハードウェア的に構成された
第3の実施例における円盤状情報記録担体の再生装置
は、図9に示す流れ図に則って処理される。以下にその
処理について説明し、マイクロプロセッサ9の内部ソフ
トウェア処理を明らかにする。
【0057】まずマイクロプロセッサ9の初期化とし
て、ステップ301において、計数回路16の内部値T
を0とするため、ポートClrからクリア信号Clrを
送り、計数回路16をクリアする。次に計数回路15の
カウント値Tを読み込んでCD1の直径を判別するため
の判別値NをROMから読みだす処理をステップ302
で行う。この後、モータ2を回転させるために、ステッ
プ303においてモータ制御回路10に対してモータ起
動信号Smを送り、CD1を定速回転させる。
【0058】次にステップ304において、焦点制御回
路12に対して焦点制御開始指令Fonを送り、焦点位
置探しを行う。こののち、ステップ305において判別
信号Sokを監視し、合焦を意味する論理”1”になる
まで、前述の焦点位置探しを繰り返させる。以上が初期
化である。
【0059】合焦が確認された時点で、ステップ306
に処理を移し、駆動指令電圧Vdを−Vに切り換える。
これにより移動台4aは、CD1に対して内周に移動す
る。こののちステップ307において、移動台4aが充
分最内周まで移動する時間待機し、ステップ308にお
いて駆動指令電圧Vdを+Vに切り換える。これにより
移動台4aは、CD1に対して外周方向に一定速度で移
動を開始する。このとき図8に示したごときトラック横
断信号が計数回路16に加わり、その内部値Tを増加さ
せる。これらの動作は、外周リミット・スイッチ13が
押されるまでステップ309において繰り返される。
【0060】外周リミット・スイッチ13が移動台4a
で押されたことによって外周検出信号Limは0とな
り、ステップ310に処理を移し、計数回路16のカウ
ント値Tをマイクロプロセッサ9の内部レジスタにロー
ドする。
【0061】上述のようにほぼ一定のピッチごとに発生
するトラック横断信号Scの数をカウントしているか
ら、上記の値Tは、CD1の半径に比例した値となる。
8cmのCDのときの判別値Nは、情報トラックのピッ
チから予め計算できるので、前述のようにROMで与え
ておけば良い。この判別値Nと上記の値Tをステップ3
11で比較し、装置にかけられているCDの直径を判別
する。
【0062】この判別ののち、たとえばCD1の直径が
8cmの場合には装置を8cmの再生に適したモードと
する。これにより、一連の本実施例の処理は完結する。
【0063】なお、以上の実施例では、再生ヘッド3を
移動手段4によって最内周から外周へ向かって移動させ
てきたが、装置の起動時において再生ヘッド3を最外周
に移動させて、内周方向に定速走行させてもよい。ま
た、計測手段はハードウェアのカウンタとして説明した
が、例えばマイクロプロセッサ9に内蔵の割り込み処理
を利用して、トラック横断信号Scのエッジごとに割り
込みを発生させて、その割り込み回数をソフトウェア的
に計数しても良い。
【0064】以上のように本実施例によれば、情報再生
に用いる再生ヘッドを予め最内周に移動させておき、C
Dの外周方向を定速走行しながら、横断したトラックの
本数を計測して、CDの半径を判別するので、余分な半
径検出のためのコスト増となる部品を追加使用すること
がなくなり、コストダウンや小型化が容易となる。
【0065】図10は、本発明の第4の実施例における
円盤状情報記録担体の再生装置の流れ図を示すものであ
る。本実施例の周辺ハードウェアは、第3の実施例と同
一であるので、回路等についての詳しい説明は省略す
る。以下にその処理について説明し、マイクロプロセッ
サ9の内部ソフトウェア処理を明らかにする。
【0066】本実施例においてまずステップ401にお
いて内部カウンタT0をクリアする。それ以降の初期化
の処理を含む、ステップ402〜408は、第3の実施
例とにおけるステップ301〜307と同一であり、詳
しい説明は省略する。
【0067】さて、ステップ409において駆動指令電
圧Vdを+Vに切り換える。これにより移動台4aは、
CD1に対して外周方向に一定速度で移動を開始する。
このとき図8に示したごときトラック横断信号が計数回
路16に加わり、その内部値Nを増加させる。このとき
ステップ410と411によって構成されたソフトウェ
ア・カウンタによるタイマで時間計測を行う。これらの
一連の動作は、このタイマの値が目標値T1に達するま
で繰り返される。この間、計数回路16は、再生ヘッド
3の出力する光ビームが情報トラックを横切る本数を計
数している。なおここで、このタイマによる計測時間
は、10m秒程度とする。
【0068】上述の時間に達した時点で、ステップ41
2で計数回路16の出力する計数値Tをマイクロプロセ
ッサ9に取り込む。この値Tは、情報トラックのピッチ
は一定であるから、移動台4aの移動速度に比例する。
これにより、8cmCDの最外周までに掛かる移動時間
T2を割り出すことができる。最内周の直径をD0、最
外周の直径をD1としたとき、この移動時間T2は次式
で与えられる。
【0069】T2=K・(D1−D0)/N
【0070】ここに、Kは定数である。
【0071】上式のような演算は、ソフトウェアで構成
すると時間的に不利な場合もあるので、ここではROM
に上式に対応するNからT1を引く表を作成しておくも
のとする。ステップ412ではそのような表引きの処理
を行う。なお、そのような処理はアセンブラ・レベルの
言語であっても1命令で処理できる。
【0072】さて、以上の処理によって現在の移動台4
aの移動速度で8cmCDの最外周部までの移動時間T
1が割り出されたので、ステップ413と414で構成
されるソフトウェア・カウンタで残りの時間を計測す
る。これによって、移動台4aが8cmCDの最外周に
至った時点で、ステップ415において駆動指令電圧V
dを0Vに切り換える。これにより移動台4aは、8c
mCDの最外周位置に停止する。
【0073】このとき、ステップ417において、判別
信号Sokを監視し、もし焦点制御がオンしているなら
ば、すなわち判別信号Sokが1ならば、そのときのC
Dの直径は12cmであり、それ以外の場合は8cmで
あると判別する。
【0074】この判別ののち、たとえばCD1の直径が
8cmの場合には装置を8cmの再生に適したモードと
する。これにより、一連の本実施例の処理は完結する。
【0075】なお、以上の実施例では、計測手段はハー
ドウェアのカウンタとして説明したが、例えばマイクロ
プロセッサ9に内蔵の割り込み処理を利用して、トラッ
ク横断信号Scのエッジごとに割り込みを発生させて、
その割り込み回数をソフトウェア的に計数しても良い。
【0076】以上のように本実施例によれば、情報再生
に用いる再生ヘッドを予め最内周に移動させておき、C
Dの外周方向をほぼ定速走行しながら、最外周に至る時
間を演算して、8cmCDの最外周位置より外で焦点制
御がかかるか否かでCDの半径を判別するので、余分な
半径検出のためのコスト増となる部品を追加使用するこ
とがなくなり、コストダウンや小型化が容易となる。
【0077】図11は、本発明の第5の実施例における
円盤状情報記録担体の再生装置のブロック略図を示すも
のである。本実施例の周辺ハードウェアは、第1の実施
例に対して、モータの回転中心から半径4cmの位置に
設けたプルアップ抵抗20aおよびスイッチ20bから
構成される検出スイッチ20の出力をマイクロプロセッ
サ9のポートLimに接続したのみであるので、詳しい
説明は省略する。
【0078】以上のようにハードウェア的に構成された
第5の実施例における円盤状情報記録担体の再生装置
は、図12に示す流れ図に則って処理される。以下にそ
の処理について説明し、マイクロプロセッサ9の内部ソ
フトウェア処理を明らかにする。
【0079】まずマイクロプロセッサ9の初期化とし
て、ステップ501において、駆動指令電圧Vdを−V
に切り換える。これにより移動台4aは、CD1に対し
て内周に移動する。この後、モータ2を回転させるため
に、ステップ502においてモータ制御回路10に対し
てモータ起動信号Smを送り、CD1を定速回転させ
る。以上が初期化である。
【0080】こののちステップ503において、移動台
4aが充分最内周まで移動する時間待機し、ステップ5
04において駆動指令電圧Vdを+Vに切り換える。こ
れにより移動台4aは、CD1に対して外周方向に一定
速度で移動を開始する。この動作は、検出スイッチ20
が押されるまでステップ505において繰り返される。
【0081】この検出スイッチ20が押された時点、す
なわち移動台4aが8cmCDの最外周に至った時点
で、ステップ506において駆動指令電圧Vdを0Vに
切り換える。これにより移動台4aは、8cmCDの最
外周位置に停止する。
【0082】この位置でステップ507において、焦点
制御回路12に対して焦点制御開始指令Fonを送り、
焦点位置探しを行う。こののち、ステップ508におい
て判別信号Sokを監視し、合焦を意味する論理”1”
になるか否かを判別し、これが論理”1”であれば、C
D1の直径は12cmであり、そうでなければ直径8c
mであることが判る。
【0083】この判別ののち、たとえばCD1の直径が
8cmの場合には装置を8cmの再生に適したモードと
する。これにより、一連の本実施例の処理は完結する。
【0084】以上のように本実施例によれば、情報再生
に用いる再生ヘッドを予め8cmCDの最外周付近に移
動させておき、焦点制御がかかるか否かを判別してCD
の半径を判別するので、余分な半径検出のためのコスト
増となる部品を追加使用することがなくなり、コストダ
ウンや小型化が容易となる。
【0085】図13は、本発明の第6の実施例における
円盤状情報記録担体の再生装置のブロック略図を示すも
のである。本実施例の周辺ハードウェアは、第1の実施
例に対して、移動台4aに可動部を機械的に接合したス
ライド式可変抵抗器21aとコンパレータ21bを追加
したものである。したがって、これら以外の詳しい説明
は省略する。
【0086】この可変抵抗器21aに対して一定電圧を
加え、この移動台4aの位置に一次比例した電圧信号V
pを取り出す。この電圧信号Vpと、モータ2の回転中
心から4cmの位置に移動台4aがある時とほぼ同じ電
圧とをコンパレータ21bで比較し、もし設定電圧以上
であるならば、論理”1”となる検出信号Svを出力す
る。この信号Svは、マイクロプロセッサ9のポートS
vに入力される。
【0087】以上のようにハードウェア的に構成された
第6の実施例における円盤状情報記録担体の再生装置
は、図14に示す流れ図に則って処理される。以下にそ
の処理について説明し、マイクロプロセッサ9の内部ソ
フトウェア処理を明らかにする。
【0088】本実施例においてマイクロプロセッサ9の
初期化の処理を含む、ステップ601〜603は、第5
の実施例と同一であり、詳しい説明は省略する。
【0089】移動台4aは、CD1に対して外周方向に
一定速度で移動し、この動作は、検出信号Svがポート
Svにおいて論理”1”となるまでステップ605にお
いて繰り返される。これ以降の処理は、第5の実施例と
同一であり、詳しい説明は省略する。
【0090】この判別ののち、たとえばCD1の直径が
8cmの場合には装置を8cmの再生に適したモードと
する。これにより、一連の本実施例の処理は完結する。
【0091】以上のように本実施例によれば、情報再生
に用いる再生ヘッドを予め8cmCDの最外周付近に移
動させておき、焦点制御がかかるか否かを判別してCD
の半径を判別するので、余分な半径検出のためのコスト
増となる部品を追加使用することがなくなり、コストダ
ウンや小型化が容易となる。
【0092】なお、以上の実施例では円盤状情報記録担
体はCDとして説明したが、LDであっても直径の値が
異なるだけで、すべて実施可能である。また、移動台は
VCMによって駆動されるものとしたが、ねじ送り式と
してステッピング・モータや通常の直流モータなどで駆
動されてもよい。その場合には上記第6の実施例ではス
ライド式可変抵抗器の変わりにロータリ式の可変抵抗器
あるいはロータリ・エンコーダなどを用いても容易に実
施可能である。このように、本発明は種々変形実施可能
である。
【0093】
【発明の効果】以上の実施例のように本発明の円盤状情
報記録担体の再生装置は、請求項1〜4では、情報再生
に用いる再生ヘッドを搬送手段によって径方向に移動さ
せて、円盤状情報記録担体の外周部を焦点制御の外れる
ことのありなしをサーチしながら、その半径を判別する
ことができるため、安定な半径検出を行え、また新たな
部品を必要としないので、小型化やコストダウンが容易
となる。また、請求項5では、円盤状情報記録担体に記
録された情報トラックを再生ヘッドの出力する光ビーム
が横断する本数を計測して、その半径を判別することが
できるため、安定な半径検出を行え、また新たな部品を
必要としないので、小型化やコストダウンが容易とな
る。また請求項6〜11の構成では、予め小さいほうの
円盤状情報記録担体の半径位置まで再生ヘッドを瞬時に
移動し、その位置で焦点制御がかかるか否かを判別して
その半径を判別することができるため、半径判別の速度
がさらに高速化されることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における円盤状情報記録
担体の再生装置のブロック略図である。
【図2】同実施例における再生ヘッドの構成を表す図で
ある。
【図3】同実施例における焦点誤差信号および高周波信
号の波形を示す図である。
【図4】同実施例における円盤状情報記録担体の再生装
置の動作を示す流れ図である。
【図5】本発明の第2の実施例における円盤状情報記録
担体の再生装置のブロック略図である。
【図6】同実施例における円盤状情報記録担体の再生装
置の動作を示す流れ図である。
【図7】本発明の第3の実施例における円盤状情報記録
担体の再生装置のブロック略図である。
【図8】同実施例における高周波信号、トラッキング誤
差信号およびトラック横断信号の波形を示す図である。
【図9】同実施例における円盤状情報記録担体の再生装
置の動作を示す流れ図である。
【図10】本発明の第4の実施例における円盤状情報記
録担体の再生装置の動作を示す流れ図である。
【図11】本発明の第5の実施例における円盤状情報記
録担体の再生装置のブロック略図である。
【図12】同実施例における円盤状情報記録担体の再生
装置の動作を示す流れ図である。
【図13】本発明の第6の実施例における円盤状情報記
録担体の再生装置のブロック略図である。
【図14】同実施例における円盤状情報記録担体の再生
装置の動作を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 CD 2 モータ 3 再生ヘッド 4 搬送手段 5 焦点誤差検出回路 6 焦点制御回路 7 合焦検出回路 8 情報信号再生回路 9 マイクロプロセッサ 10 モータ制御回路 11 モータ駆動回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的に再生可能な円盤状情報記録担体
    に光ビームを照射してその反射光を受ける再生ヘッド
    と、 起動時に予めこの円盤状情報記録担体の最内周部もしく
    は最外周部に上記再生ヘッドを移動せしめた後、上記再
    生ヘッドを上記円盤状情報記録担体の径方向に予め定め
    られた一定の速度で移動する搬送手段と、 上記再生ヘッドの出力を受けて、その出力レベルが予め
    定めた値を越えたことを検知して、上記円盤状情報記録
    担体からの反射光の有無に応じた判別信号を出力する判
    別手段と、 前記一定速度で再生ヘッドを移動させてから前記判別信
    号の出力までの時間を計測する計測手段と、 この計測手段の出力値に応じて上記円盤状情報記録担体
    の半径を判別する手段とを備える円盤状情報記録担体の
    再生装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送手段は、上記再生ヘッドを起動
    時において最内周部に移動した場合には、外周方向に移
    動せしめ、逆に起動時に最外周部に移動した場合には上
    記再生ヘッドを内周方向に移動せしめる請求項1に記載
    の円盤状情報記録担体の再生装置。
  3. 【請求項3】 光学的に再生可能な円盤状情報記録担体
    に光ビームを照射してその反射光を受ける再生ヘッド
    と、 起動時に予めこの円盤状情報記録担体の最内周部もしく
    は最外周部に上記再生ヘッドを移動せしめた後、上記再
    生ヘッドを上記円盤状情報記録担体の径方向に予め定め
    られた一定の速度で移動する搬送手段と、 上記再生ヘッドの出力を受けて、その出力レベルが予め
    定めた値を越えたことを検知して、上記円盤状情報記録
    担体からの反射光の有無に応じた判別信号を出力する手
    段と、 前記一定速度で再生ヘッドを移動させてから前記判別信
    号の出力までの時間を計測する第1の計測手段と、 この第1の計測手段が計測を終了した後に次の計測動作
    を開始し、上記再生ヘッドが終端まで移動するのに要す
    る時間を計測する第2の計測手段と、 この第2の計測手段と上記第1の計測手段の出力値の比
    に応じて上記円盤状情報記録担体の半径を判別する手段
    とを備える円盤状情報記録担体の再生装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送手段は、上記再生ヘッドを起動
    時において最内周部に移動した場合には、外周方向に移
    動せしめ、逆の場合には上記再生ヘッドを内周方向に移
    動せしめる請求項3に記載の円盤状情報記録担体の再生
    装置。
  5. 【請求項5】 実質的に同心円状のトラックが記録され
    た光学的に再生可能な円盤状情報記録担体に光ビームを
    照射してその反射光を受ける再生ヘッドと、 この再生ヘッドの出力を受けて、上記トラックを横切る
    ごとにトラック横断信号を出力する手段と、 起動時に予めこの円盤状情報記録担体の最内周部もしく
    は最外周部に上記再生ヘッドを移動せしめた後、上記再
    生ヘッドを上記円盤状情報記録担体の径方向に予め定め
    られた一定の速度で移動する搬送手段と、 上記トラック横断信号の数を計測する計測手段と、 この計測手段の出力値に応じて上記円盤状情報記録担体
    の半径を判別する手段とを備える円盤状情報記録担体の
    再生装置。
  6. 【請求項6】 光学的に再生可能な円盤状情報記録担体
    に光ビームを照射してその反射光を受ける再生ヘッド
    と、 起動時に予めこの円盤状情報記録担体の最内周部もしく
    は最外周部に上記再生ヘッドを移動せしめた後、上記再
    生ヘッドを上記円盤状情報記録担体の径方向に予め定め
    られた位置まで移動する搬送手段と、 上記再生ヘッドの出力を受けて、その出力レベルが予め
    定めた値を越えたことを検知して、上記円盤状情報記録
    担体からの反射光の有無に応じた判別信号を出力する手
    段と、 この判別信号に応じて上記円盤状情報記録担体の半径を
    判別する手段とを備える円盤状情報記録担体の再生装
    置。
  7. 【請求項7】 前記円盤状情報記録担体は、実質的に同
    心円状のトラックが記録されており、かつ前記搬送手段
    は、 再生ヘッドを機械的に移動するキャリッジ手段と、 上記再生ヘッドの移動時間を計測する時間計測手段と、 上記再生ヘッドの出力する信号を波形整形して上記トラ
    ックを横切るごとに極性の反転するトラック横断信号を
    出力する手段と、 このトラック横断信号の数を計数する計数手段と、 この計数手段の出力と上記時間計測手段の出力から上記
    キャリッジ手段の移動速度を判別し、所定の距離を移動
    するのに要する時間を算出する手段と、 この移動時間が所定の値に達したことを検出する検出手
    段と、 この検出手段の出力に応じて上記キャリッジ手段を停止
    せしめる手段とを備える請求項6に記載の円盤状情報記
    録担体の再生装置。
  8. 【請求項8】 前記搬送手段は、 再生ヘッドを機械的に移動するキャリッジ手段と、 このキャリッジ手段に機械的に係合してその移動距離を
    実質的に計測する距離計測手段と、 この距離計測手段の出力が所定の値に達したことを検出
    する検出手段と、 この検出手段の出力に応じて上記キャリッジ手段を停止
    せしめる手段とを備える請求項6に記載の円盤状情報記
    録担体の再生装置。
  9. 【請求項9】 前記距離計測手段は、キャリッジ手段の
    移動を支える基台部に設けたスイッチであることを特徴
    とする請求項8に記載の円盤状情報記録担体の再生装
    置。
  10. 【請求項10】 前記距離計測手段は、前記キャリッジ
    手段に可動部が係合したスライド式可変抵抗器であり、
    前記検出手段は、この可変抵抗器に一定の電圧を供給
    し、読み取った電圧が所定の電圧値を越えたことあるい
    は下回ったことを検出することを特徴とする請求項8に
    記載の円盤状情報記録担体の再生装置。
  11. 【請求項11】 前記キャリッジ手段は、ねじ送り式で
    あり、かつ前記距離計測手段は、このねじの回動する角
    度を計測することを特徴とする請求項8に記載の円盤状
    情報記録担体の再生装置。
JP6149016A 1994-06-30 1994-06-30 円盤状情報記録担体の再生装置 Pending JPH0817132A (ja)

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