JPH11131232A - トレイ搬送式成膜装置 - Google Patents

トレイ搬送式成膜装置

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JPH11131232A
JPH11131232A JP31587097A JP31587097A JPH11131232A JP H11131232 A JPH11131232 A JP H11131232A JP 31587097 A JP31587097 A JP 31587097A JP 31587097 A JP31587097 A JP 31587097A JP H11131232 A JPH11131232 A JP H11131232A
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film
chamber
film forming
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トレイへの薄膜の堆積を抑制してパーティク
ルの発生を防止するとともにトレイを交換する必要があ
る場合にも、生産性が低下しないようにする。 【解決手段】 成膜する基板2が載せられるトレイ1へ
の薄膜の付着を防止するようトレイ1がマスク7で覆わ
れる。マスク7は、第一の補助チャンバー45でトレイ
1を下方から覆うように位置した後、成膜チャンバー4
2、第二の補助チャンバー46、成膜チャンバー42、
第一の補助チャンバー45の順に搬送され、第一の補助
チャンバー45でトレイ1及び基板2のみが大気側に取
り出され、マスク7は基板2を載せた別のトレイ1を下
から覆うよう移動し、複数回の成膜処理の際に大気側に
取り出されずに利用される。トレイ1は大気側に取り出
せるために、複数の基板2が同時に載るような別の種類
のトレイ1に容易に交換することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の発明は、基板をトレイ
に載せて搬送して基板の表面に所定の薄膜を作成するト
レイ搬送式の成膜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】基板の表面に薄膜を作成する成膜装置に
は、真空蒸着装置、スパッタリング装置、CVD(化学
的気相成長)装置等の各種のタイプのものが知られてい
る。これらの装置では、基板をトレイに載せて搬送して
基板の表面に所定の薄膜を作成するトレイ搬送式の装置
が従来より知られている。図7は、従来のトレイ搬送式
成膜装置の構成を説明する正面断面概略図である。
【0003】図7に示す装置は、水平な姿勢のトレイ1
の上に基板2を載せ、このトレイ1をトレイ搬送系3に
よって水平に搬送させる。具体的には、トレイ搬送ライ
ンに沿って、複数の真空チャンバー41,42,43が
縦設されている。各々の真空チャンバー41,42,4
3はゲートバルブ40を介して気密に接続されている。
各々の真空チャンバー41,42,43は、トレイ1の
搬送順に、仕込みチャンバー41、成膜チャンバー4
2、回収チャンバー43になっている。
【0004】成膜チャンバー42は、成膜の方式に従っ
て構成された成膜手段5を備えている。成膜手段5は、
例えば真空蒸着により成膜を行う場合、電子ビーム加熱
方式等の蒸発源で構成され、成膜チャンバー42内に成
膜材料よりなる蒸気流を発生させて基板2に到達させ、
成膜を行うようにする。基板2は、トレイ1に搭載され
て仕込みチャンバー41に搬入され、トレイ搬送系3が
トレイ1を搬送することで成膜チャンバー42に移動す
る。そして、上記のような成膜の後、トレイ1及び基板
2は、回収チャンバー43から搬出され、その後基板2
はトレイ1から回収される。従って、トレイ1は、大気
側、真空雰囲気、大気側の順に送られることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のトレイ
搬送式成膜装置では、薄膜は基板の表面のみならずトレ
イの表面にも付着して堆積する。また、トレイは、大気
側、真空雰囲気、大気側の順に送られる。即ち、トレイ
は大気側と成膜チャンバーとを交互に行き来する。この
ため、薄膜が堆積したトレイを大気に開放して基板を搭
載する際、大気中の水分や有機物によって薄膜が汚染さ
れ、薄膜の表面に汚染層が形成される。この場合、この
トレイが再び成膜チャンバーに搬入されて成膜に使用さ
れると、表面の汚染層の上にさらに薄膜が堆積し、汚染
層の界面を持った膜が積層されることになる。このよう
に汚染層の界面がある膜は剥がれ易く、剥がれた膜はパ
ーティクルとなって成膜チャンバー中を浮遊し、基板に
付着することによって膜の表面欠陥等の重大な問題を生
ずることになる。
【0006】このような問題を解決するには、トレイを
常に真空雰囲気に配置し、大気側に取り出さないように
することが有効である。例えば、仕込みチャンバー、成
膜チャンバー及び回収チャンバーを通る無終端の循環路
に沿ってトレイを順次搬送し、その循環路の一部におい
て基板がトレイの上に載って成膜されるようにする構成
が考えられる。しかしながら、トレイが常に真空雰囲気
にある場合、トレイを別の種類に換えるためには、トレ
イのあるチャンバーを大気に開放してチャンバーからト
レイを取り出す必要がある。そして、別の種類のトレイ
をチャンバー内に配置した後、チャンバーを再び真空排
気しなければならない。このため、トレイの交換のため
に装置の動作を長期間にわたり停止しなければならず、
生産性低下の原因となる。
【0007】本願の発明は、このような点を解決課題と
して成されたものであり、トレイへの薄膜の堆積を抑制
して薄膜の剥離によるパーティクルの発生を防止すると
ともに、トレイを交換する必要がある場合にも、生産性
の低下しない実用的なトレイ搬送式成膜装置を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の請求項1記載の発明は、基板の表面に所定の
薄膜を作成する成膜手段を備えた成膜チャンバーと、大
気側と成膜チャンバー内との間の基板の搬入搬出の際に
基板が一時的に配置される補助チャンバーと縦設し、基
板を載せたトレイを成膜チャンバー内に搬入して成膜を
行うトレイ搬送式成膜装置であって、トレイへの薄膜の
付着を防止するようトレイを覆うマスクが備えられてお
り、このマスクは、基板に対する複数回の成膜処理の間
に大気側に取り出されず成膜チャンバー内又は成膜チャ
ンバー内と補助チャンバー内に位置して複数回の成膜処
理の際にトレイへの薄膜の付着を防止するものであると
いう構成を有する。また、上記課題を解決するため、請
求項2記載の発明は、上記請求項1の構成において、前
記トレイは、1回又は複数回の成膜処理のたびごとに大
気側に取り出されるものであり、大気側に取り出された
際に別の種類のトレイに交換可能なものであるという構
成を有する。また、上記課題を解決するため、請求項3
記載の発明は、上記請求項2の構成において、前記トレ
イ又は前記別の種類のトレイは、複数の基板に同時に成
膜ができるよう複数の基板を載せることが可能なもので
あるという構成を有する。また、上記課題を解決するた
め、請求項4記載の発明は、上記請求項1、2又は3の
構成において、前記マスクは、前記トレイへの薄膜の付
着の防止とともに、基板の表面の特定の領域にのみ薄膜
を付着させる基板用マスクにも兼用されているという構
成を有する。また、上記課題を解決するため、請求項5
記載の発明は、上記請求項1、2、3又は4の構成にお
いて、前記補助チャンバー内又は前記補助チャンバーと
は別に設けられた他のチャンバー内には、成膜チャンバ
ーでの成膜の前に前記基板又は前記基板と前記トレイも
しくは前記マスクとに対して加熱を行う加熱手段が設け
られているという構成を有する。
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態につ
いて説明する。図1から図5は、本願発明の実施形態の
構成を説明する図である。このうち、図1は実施形態の
トレイ搬送式成膜装置の構成を説明する正面概略図、図
2は図1の装置で成膜される基板と成膜に使用されるト
レイ及びマスクの構成を説明する斜視概略図、図3は搬
送機構の主要部の構成を示した斜視概略図、図4は昇降
手段を備えた搬送機構の主要部の構成を示した斜視概略
図、図5はマスクの着脱動作を説明した側断面概略図で
ある。
【0009】図1に示す装置は、いわゆるインライン式
の装置であり、複数の真空チャンバー44,45,4
2,46を基板2の搬送ラインに沿って気密に縦設した
構成となっている。複数の搬送チャンバー44,45,
42,46は、図1上、左から順に、ロードロックチャ
ンバー44、第一の補助チャンバー45、成膜チャンバ
ー42、第二の補助チャンバー46の順となっている。
尚、各チャンバー44,45,42,46は、専用又は
兼用の不図示の排気系によって所定の圧力まで排気可能
となっている。また、各チャンバー44,45,42,
46の境界部分には、ゲートバルブ40が設けられてい
る。
【0010】ロードロックチャンバー44は、大気側と
真空側との基板2の出し入れの際に基板2が一時的に位
置するチャンバーである。基板2は、ロードロックチャ
ンバー44外でトレイ1に載せられ、ロードロックチャ
ンバー44に搬入されるようになっている。
【0011】図2を使用してトレイ1の構成について説
明する。図2に示すように、本実施形態形態では、方形
の基板2を成膜処理するようになっている。トレイ1
は、基板2を填め込むことが可能な方形の枠状の部材で
ある。基板2は、ロードロックチャンバー44外に設け
られた装着ロボットのフィンガ5に支持されながら、ト
レイ1に填め込まれる。トレイ1には、フィンガ5の退
避スペースとなる凹部が形成されている。
【0012】このようにトレイ1に載せられた基板2
は、搬送機構によって、ロードロックチャンバー44、
第一の補助チャンバー45、成膜チャンバー42、第二
の補助チャンバー46、再び成膜チャンバー42の順に
搬送され、二回目に成膜チャンバー42に搬入された際
に成膜処理が行われるようになっている。尚、図1から
分かるように、基板2は、上側の水平な搬送ライン(以
下、上側搬送ライン)上を搬送されて第二の補助チャン
バー46に達し、第二の補助チャンバー46内で所定距
離下降する。そして、基板2は、上側搬送ラインよりも
低い水平な搬送ライン(以下、下側搬送ライン)上を搬
送されて成膜が行われ、第一の補助チャンバー45に戻
る。そして、第一の補助チャンバー45内で少し上昇し
た後、上側搬送ラインと下側搬送ラインとの間の高さの
水平な搬送ライン(搬出用搬送ライン)上を搬送されて
ロードロックチャンバー44に戻るようになっている。
【0013】次に、上記搬送を行う搬送機構の構成につ
いて、図3を使用して説明する。本実施形態の装置で
は、搬送機構は、トレイ1に載せられた基板2を水平方
向に搬送するようになっている。搬送機構は、各チャン
バー44,45,42,46内に設けられている。搬送
機構の詳細は各チャンバー44,45,42,46によ
って多少異なるが、主要部の構成は同じである。
【0014】図3に示すように、搬送機構は、基板2の
搬送ライン上に左右に設けられた多数の搬送コロ61
と、各搬送コロ61を先端に保持した回転軸62と、ベ
アリングを介在させながら回転軸62を保持した保持板
63と、回転軸62の後端に固定されたプーリ64と、
プーリ64に巻かれたベルト65と、選択されたプーリ
64に固定された駆動軸66と、駆動軸66を回転させ
る回転駆動源67とから主に構成されている。図3で
は、片側の機構のみが示されているが、搬送機構は左右
対称であり、もう片方にも同様の機構が設けられてい
る。
【0015】保持板63は、チャンバー44,45,4
2,46内に設けられた不図示の固定部に固定されてい
る。駆動軸66は、チャンバー44,45,42,46
の側壁を気密に貫通している。貫通部分には、磁性流体
を使用したメカニカルシール661が設けられている。
尚、回転駆動源67は、減速器671を介して駆動軸6
6を回転させるようになっている。
【0016】次に、図4を使用して第二の補助チャンバ
ー46内の搬送機構の構成について補足して説明する。
図1から分かるように、基板2は、第二の補助チャンバ
ー46内で下降した後、成膜チャンバー42に再び搬入
されるようになっている。従って、第二の補助チャンバ
ー46内の搬送機構は、昇降手段68を有している。図
4には、この昇降手段68の構成が示されている。即
ち、図3と図4とを比較すると分かるように、図4の搬
送機構では、保持板63の中央には、支柱681の先端
が固定されている。支柱681は、保持板63を介して
多数の搬送コロ61及び回転軸62等を一体に支持した
状態となっている。
【0017】そして、支柱681は、下方に延びて第二
の補助チャンバー46の底板を気密に貫通し、第二の補
助チャンバー46の下方に設けられた上下駆動源682
に接続されている。上下駆動源682は、エアシリンダ
等の直線駆動源であり、支柱681を上下動させること
によって各搬送コロ61、回転軸62、保持板63、プ
ーリ64及びベルト65が一体に上下動させるようにな
っている。尚、支柱681が第二の補助チャンバー46
の底板を貫通する部分には、やはりメカニカルシール6
83が設けられており、支柱の上下動を許容しつつ、気
密シールを確保している。また、昇降手段68は、両側
の搬送コロ61等に同様に設けられており、両側の各搬
送コロ61、回転軸62、保持板63、プーリ64及び
ベルト65が一体に上下動するようになっている。
【0018】また、図4に示す搬送機構では、駆動軸6
6に着脱ジョイント662が設けられている。着脱ジョ
イント662は、上記搬送コロ61、回転軸62、保持
板63、プーリ64及びベルト65(以下、コロユニッ
トと呼ぶ)を一体に移動させた際に、コロユニットを駆
動軸66から取り外したり、駆動軸66に装着したりす
るためのものである。着脱ジョイント662は、駆動軸
66の先端が嵌合する形状の部材であり、駆動軸66が
垂直方向に移動することで嵌合が解除されるようになっ
ている。
【0019】図4には示されていないが、第二の補助チ
ャンバー46内には、駆動軸66、減速器671及び回
転駆動源67の組が図示されたものの上側にもう一つ設
けられている。そして、不図示の上側の駆動軸66に
も、着脱ジョイント662が同様に設けられている。図
4に示す状態で、上下駆動源682が駆動されると、コ
ロユニットが全体に上昇して着脱ジョイント662にお
ける駆動軸66の先端の嵌合が解除される。そして、不
図示の上側の組の高さまでコロユニットが上昇すると、
この上側の組の着脱ジョイント662にコロユニットが
装着される。この結果、この上の組の回転駆動源67に
より各搬送コロ61が回転する状態となる。
【0020】次に、本実施形態の装置の大きな特徴点を
成すマスク7の構成について図2及び図5を使用して説
明する。本実施形態の装置では、トレイ1への薄膜の付
着を防止するようトレイ1の表面がマスク7が覆われる
ようになっている。マスク7は、図2に示すように、ト
レイ1の下側からトレイ1を覆うものである。マスク7
は、トレイ1とほぼ同じ大きさの方形の枠状の部材であ
る。マスク7の一辺の断面形状はL字状であり、その段
差部分にトレイ1が落とし込まれるようになっている。
【0021】上記マスク7によるトレイ1の被覆動作
は、第一の補助チャンバー45内で行われる。マスク7
で被覆されたトレイ1は、基板2への成膜処理の後、再
び第一の補助チャンバー45に戻り、第一の補助チャン
バー45内でマスク7が取り外され、被覆が解除される
ようになっている。このマスク7の着脱動作について、
図5を使用して説明する。マスク7の着脱は、第一の補
助チャンバー45内に設けられた搬送機構によって行わ
れるようになっている。第一の補助チャンバー45内の
搬送機構は、図3に示す搬送機構と本質的には同じであ
るが、マスク7で被覆されたトレイ1を搬送する第一の
搬送機構6Aと、トレイ1のみを搬送する第二の搬送機
構6Bとが備えられている。
【0022】第一の搬送機構6Aは、左右の多数の搬送
コロ61と、各搬送コロ61を回転させる回転軸62
と、各回転軸62に固定されたプーリ64と、プーリ6
4に巻かれたベルト65と、選択されたプーリ64に固
定された駆動軸66を回転させる回転駆動源67とを備
えている。図5から分かるように、各搬送コロ61は、
マスク7の下面に接触するよう設けられている。回転駆
動源67によって各搬送コロ61が回転すると、マスク
7が水平方向に移動し、この結果、マスク7に落とし込
まれたトレイ1及びトレイ1に載せられた基板2も水平
方向に移動するようになっている。そして、上記回転駆
動源67は、ベース板672の上に取り付けられてお
り、ベース板672を支持する支柱673を上下動させ
る上下駆動源674が設けられている。上下駆動源67
4が駆動されると、搬送コロ61、回転軸62、プーリ
64及び回転駆動源67等が一体に上下動するようにな
っている。
【0023】また、第二の搬送機構6Bは、左右の多数
の搬送コロ61と、各搬送コロ61を回転させる回転軸
62と、各回転軸62に固定されたプーリ64と、プー
リ64に巻かれたベルト65と、選択されたプーリ64
に固定された駆動軸66を回転させる回転駆動源67と
を備えている。図5に示すように、各搬送コロ61は、
トレイ1の鍔の部分の下面に接触するよう設けられてい
る。尚、図5に示すように、回転駆動源67は、第一の
補助チャンバー45外に設けられており、駆動軸66は
第一の補助チャンバー45の側壁に気密に貫通してい
る。そして、この貫通部分には、同様にメカニカルシー
ル663が設けられている。
【0024】第二の搬送機構6Bは、図4に示す搬送機
構と同様に、保持板63が支柱631によって支持さ
れ、支柱631には上下駆動源632が設けられてい
る。この結果、コロユニットが上下動するようになって
いる。また、駆動軸66には、図4に示すものと同様の
着脱ジョイント664が設けられている。そして、図5
に示すように、第二の搬送機構6Bの回転駆動源67及
び駆動軸66は、図1に示す搬出用搬送ラインの高さの
位置に設けられている。
【0025】マスク7の着脱動作について、図5を使用
して説明すると、第二の搬送機構6Bの上下駆動源63
2は、通常はコロユニットを下方の待機位置に位置させ
ている。成膜が終了した基板2がトレイ1に載せられて
マスク7に落とし込まれて搬送されてくると、第二の駆
動機構6Bの上下駆動源632が動作し、コロユニット
を上昇させる。この結果、第二の駆動機構6Bのコロユ
ニットがトレイ1の鍔の部分に接触してトレイ1を持ち
上げる。この結果、マスク7による被覆が解除される。
さらに上下駆動源632が駆動され、コロユニットは、
搬出用搬送ラインの高いの位置に達して停止する。この
結果、駆動軸66の着脱ジョイント664にコロユニッ
トが装着される。そして、回転駆動源67が動作して、
各搬送コロ61がトレイ1を移動させ、第一の補助チャ
ンバー45からロードロックチャンバー44に搬出す
る。
【0026】次に、第一の搬送機構6Aの上下駆動機構
674が駆動され、コロユニットが一体に上昇する。こ
の結果、取り残されていたトレイ1が上昇する。上側搬
送ラインには、基板2を載せたトレイ1が図3に示すよ
うな搬送機構によって搬送されて停止している。第一の
搬送機構6Aの上下駆動源674は、マスク7を上側搬
送ラインまで上昇させ、トレイ1の下側がマスク7で覆
われるようにする。そして、第一の搬送機構6Aの回転
駆動源67が動作し、マスク7、トレイ1及び基板2が
一体に成膜チャンバー42に向けて搬送される。
【0027】次に、成膜チャンバー42内の構成につい
て補足して説明する。本実施形態では、真空蒸着により
薄膜を作成するようになっている。即ち、成膜チャンバ
ー42内には、成膜する材料を溜めた坩堝421と、坩
堝421内の材料を加熱して蒸発させる蒸発手段422
とを備えている。蒸発手段422としては、熱電子ビー
ムを坩堝421内の材料に照射して加熱する熱電子ビー
ム源が採用される。そして、熱電子ビームを磁場の効果
により偏向させる磁石423が設けられる。
【0028】また、上述した通り、基板2は第一の補助
チャンバー45から第二の補助チャンバー46に搬送さ
れる際に一時的に成膜チャンバー42内に位置する。こ
の際、基板2に対して成膜材料が到達して薄膜が堆積す
ると、膜厚のコントロールが難しくなるので、この際に
は成膜材料が到達しないようにしている。具体的には、
成膜チャンバー42の上側搬送ラインと下側搬送ライン
との間には、防着板424が設けられており、成膜材料
が上側搬送ラインの基板2には到達しないようになって
いる。
【0029】また、第一の補助チャンバー45、第二の
補助チャンバー46及び成膜チャンバー42内は、不図
示の加熱手段が設けられている。加熱手段としては、赤
外線ランプ等の輻射加熱手段が好適に使用される。基板
2を所定の温度に加熱して成膜を行うと、膜の成長に熱
エネルギーが利用されて成膜速度が向上する効果があ
る。しかしながら、後述するようなガラス製の基板2の
場合、急激に加熱すると熱衝撃により破損する恐れがあ
り、Δ20℃毎分を越えない程度の低い温度勾配で加熱
する必要がある。このため、本実施形態の装置では、成
膜チャンバー42のみならず、第一の補助チャンバー4
5や第二の補助チャンバー46内にも加熱手段を設けて
加熱時間が長く取れるようにしている。このような構成
によって、基板2の破損を防止しつつ所定の温度に加熱
できるようになっている。尚、基板2を加熱した後に成
膜を行うと、基板2の表面の吸着ガスや内部の吸蔵ガス
が予め放出されて薄膜の品質が良好となる効果もある。
【0030】成膜の一例について説明すると、本実施形
態では、プラズマディスプレイ用の基板の成膜を行うこ
とが想定されている。基板2の材質は、旭硝子(株)製
のPD200のようなソーダライムガラス等であり、作
成する薄膜はMgO膜等である。前述した第一の補助チ
ャンバー45、第二の補助チャンバー45及び成膜チャ
ンバー42までの搬送の間で加熱されて維持される基板
2の加熱温度は、200〜250℃程度である。
【0031】上記説明から分かる通り、本実施形態の装
置では、トレイ1の表面がマスク7によって覆われた状
態で成膜が行われる。このため、トレイ1への薄膜の付
着が抑えられ、トレイ1が大気側に取り出される場合で
も薄膜が大気中の水分や有機物によって汚染された状態
で再び成膜に使用されることに起因する問題は発生しな
い。また、トレイ1を大気側に取り出すことができるた
め、トレイ1を別の種類に換える場合にも、チャンバー
を大気に開放する必要がない。従って、トレイ1の交換
のために装置の動作を長期間にわたり停止する必要がな
く、生産性低下の原因は発生しない。
【0032】尚、上記説明から分かる通り、マスク7は
各チャンバー44,45,42,46を通して設定され
た搬送ラインに沿って循環し、次の基板2の成膜処理に
使用されるようになっている。つまり、本実施形態の装
置では、マスク7は、複数回の成膜処理の間に大気側に
取り出されずに真空側にあって複数回の成膜処理の際に
トレイ1を覆うよう構成されている。トレイ1と同じよ
うに一回の処理のたびにマスク7が大気側に取り出され
てしまうと、マスク7の表面には薄膜の付着が避けられ
ないから、マスク7の表面の薄膜が汚損されて従来と同
様の問題が生ずる。
【0033】どの程度の処理回数繰り返してマスク7が
使用されるかは、マスク7への薄膜の累積付着量がどの
程度になるかによって決められる。即ち、薄膜の累積付
着量が多くなって膜厚が厚くなると、膜厚内のストレス
や自重等によって薄膜が剥がれ易くなる。薄膜が剥がれ
ると、パーティクルと呼ばれる塵埃が生じ、基板2の表
面に達して局部的な膜厚異常等の欠陥を生じさせる原因
となる。そこで、マスク7の表面の膜厚がある程度の量
に達する程度の成膜処理を繰り返した後、マスク7は大
気側に取り出される。そして、マスク7を新品のものと
交換したり、表面の薄膜を除去したりするメンテナンス
が行われる。
【0034】尚、上記説明では、トレイ1は一回の処理
のたびごとに大気側に取り出されたが、複数回の処理の
たびに取り出されるようにしてもよい。具体的には、マ
スク7の場合と同様の機構でトレイ1を循環させ、複数
回の成膜処理に使用されるようにする。そして、例えば
別の種類のトレイ1に交換する必要がある場合にのみト
レイ1を大気側に取り出すようにする。マスク7によっ
て覆われているもののトレイ1に対して僅かな薄膜の付
着がある場合、トレイ1を大気側に取り出す回数を減ら
すと、この僅かな薄膜に対しても汚損が抑制されるの
で、さらに好適となる。
【0035】次に、トレイ1の他の構成について説明す
る。図6は、トレイ1の他の構成について説明する斜視
概略図である。このトレイ1は、複数の基板2を同時に
載せることができるよう構成されている。具体的には、
形の異なる三つの方形の基板2を同時に載せることがで
きるよう構成されている。トレイ1は板状であり、三つ
の基板2の形状に適した開口が設けられている。各々の
開口の縁には、各基板2の縁が載る段差が設けられてお
り、この段差に落とし込まれるようにして各基板2がト
レイ1に載るようになっている。
【0036】プラズマディスプレイ用の基板2や液晶デ
ィスプレイ用の基板2への成膜においては、作成する薄
膜の種類は同じであるものの、基板2の寸法形状は製造
されるディスプレイの種類により異なる場合が多い。こ
の場合、寸法形状の異なる複数の基板2をトレイ1に載
せて同時に成膜できるようにしておくと、多品種少量生
産に適したものとなるので、大変好適である。勿論、同
じ寸法形状の基板2を複数同時に載せて成膜する場合に
おいても、生産性の向上の効果が得られることは言うま
でもない。
【0037】尚、上述した実施形態のマスク7は、基板
2の表面の特定の領域にのみ薄膜を付着させる基板用マ
スクにも兼用されている。具体的には、マスク7の方形
の開口は、基板2の大きさから少し小さい相似形になっ
ている。このため、基板2の周縁から一定の幅のマージ
ンの部分については薄膜が堆積しないようになってい
る。このマージンの部分は、後の工程で基板2を保持し
たり、この基板2がディスプレイとして組み立てられる
際に固定したりする部分である。この部分に薄膜が堆積
していると、保持や固定の際に薄膜が剥がれれ塵埃が発
生し易い。このため、マスク7を基板用マスクとして使
用し、マージンへの薄膜堆積を防止している。基板用マ
スクの別の例としては、ハードディスク等の情報記録用
基板における中央部分の膜堆積防止や、プリント基板等
における所定の回路パターンの膜堆積があげられる。
【0038】また、上述した実施形態では、マスク7内
にトレイ1が落とし込まれる構成を採り上げたが、この
構成は必須ではなく、単に一枚の板状の部材が下又は上
からトレイ1を覆う構成でもよい。尚、マスク7は、無
終端状の搬送路に沿って循環して複数回の成膜処理に使
用されるものであったが、例えばロードロックチャンバ
ーと成膜チャンバーと別のロードロックチャンバとが一
直線上に気密に接続されたチャンバー配置である場合、
マスク7は、ロードロックチャンバーと成膜チャンバー
と別のロードロックチャンバとを結ぶ一直線上の搬送路
を前後運動しながら複数回の成膜処理に利用されるよう
構成される場合もある。
【0039】
【発明の効果】以上説明した通り、本願発明によれば、
トレイへの薄膜の付着を防止するようトレイを覆うマス
クが備えられており、このマスクは、基板に対する複数
回の成膜処理の間に大気側に取り出されず成膜チャンバ
ー内又は成膜チャンバー内と補助チャンバー内に位置し
て複数回の成膜処理の際にトレイへの薄膜の付着を防止
するので、トレイが大気側に取り出される場合でも薄膜
が大気中の水分や有機物によって汚染された状態で再び
成膜に使用されることに起因する問題は発生しない。ま
た、トレイを大気側に取り出すことができるため、トレ
イを別の種類に換える場合にも、チャンバーを大気に開
放する必要がない。従って、トレイの交換のために装置
の動作を長期間にわたり停止する必要がなく、生産性低
下の原因は発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施形態のトレイ搬送式成膜装置の
構成を説明する正面概略図である。
【図2】図2は、図1の装置で成膜される基板と成膜に
使用されるトレイ及びマスクの構成を説明する斜視概略
図である。
【図3】図1の装置に使用された搬送機構の主要部の構
成を示した斜視概略図である。
【図4】図4は、昇降手段を備えた搬送機構の主要部の
構成を示した斜視概略図である。
【図5】マスクの着脱動作を説明した側断面概略図であ
る。
【図6】トレイの他の構成について説明する斜視概略図
である。
【図7】従来のトレイ搬送式成膜装置の構成を説明する
正面断面概略図である。
【符号の説明】
1 トレイ 2 基板 40 ゲートバルブ 42 成膜チャンバー 421 坩堝 422 蒸発手段 423 磁石 424 防着板 44 ロードロックチャンバー 45 第一の補助チャンバー 46 第二の補助チャンバー 6A 第一の搬送機構 6B 第二の搬送機構 61 搬送コロ 62 回転軸 63 保持板 64 プーリ 65 ベルト 66 駆動軸 67 回転駆動源 7 マスク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の表面に所定の薄膜を作成する成膜
    手段を備えた成膜チャンバーと、大気側と成膜チャンバ
    ー内との間の基板の搬入搬出の際に基板が一時的に配置
    される補助チャンバーと縦設し、基板を載せたトレイを
    成膜チャンバー内に搬入して成膜を行うトレイ搬送式成
    膜装置であって、 トレイへの薄膜の付着を防止するようトレイを覆うマス
    クが備えられており、このマスクは、基板に対する複数
    回の成膜処理の間に大気側に取り出されず成膜チャンバ
    ー内又は成膜チャンバー内と補助チャンバー内に位置し
    て複数回の成膜処理の際にトレイへの薄膜の付着を防止
    するものであることを特徴とするトレイ搬送式成膜装
    置。
  2. 【請求項2】 前記トレイは、1回又は複数回の成膜処
    理のたびごとに大気側に取り出されるものであり、大気
    側に取り出された際に別の種類のトレイに交換可能なも
    のであることを特徴とする請求項1記載のトレイ搬送式
    成膜装置。
  3. 【請求項3】 前記トレイ又は前記別の種類のトレイ
    は、複数の基板に同時に成膜ができるよう複数の基板を
    載せることが可能なものであることを特徴とする請求項
    2記載のトレイ搬送式成膜装置。
  4. 【請求項4】 前記マスクは、前記トレイへの薄膜の付
    着の防止とともに、基板の表面の特定の領域にのみ薄膜
    を付着させる基板用マスクにも兼用されていることを特
    徴とする請求項1、2又は3記載のトレイ搬送式成膜装
    置。
  5. 【請求項5】 前記補助チャンバー内又は前記補助チャ
    ンバーとは別に設けられた他のチャンバー内には、成膜
    チャンバーでの成膜の前に前記基板又は前記基板と前記
    トレイもしくは前記マスクとに対して加熱を行う加熱手
    段が設けられていることを特徴とする請求項1、2、3
    又は4記載のトレイ搬送式成膜装置。
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