JPH11129974A - 電動自転車の駆動ユニット - Google Patents

電動自転車の駆動ユニット

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JPH11129974A
JPH11129974A JP29834697A JP29834697A JPH11129974A JP H11129974 A JPH11129974 A JP H11129974A JP 29834697 A JP29834697 A JP 29834697A JP 29834697 A JP29834697 A JP 29834697A JP H11129974 A JPH11129974 A JP H11129974A
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JP
Japan
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bearing
crankshaft
drive unit
motor
output shaft
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JP29834697A
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English (en)
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Yasuyoshi Touzaki
康嘉 東▲崎▼
Hiroyuki Sonobe
浩之 園部
Hisayoshi Takahashi
久義 高橋
Masashi Hirabayashi
正志 平林
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動力損失の少ない電動自転車の駆動ユニット
を提供する。 【解決手段】 クランク軸19の外周に同軸をなして配
設された円筒状の太陽ローラ軸35からの回転力を遊星
ローラ減速機40および二段歯車減速機構50で減速し
ながら当該クランク軸19に付加するようにした電動自
転車の駆動ユニットにおいて、クランク軸19で太陽ロ
ーラ軸35を支持するように当該クランク軸19と当該
太陽ローラ軸35との間に玉軸受21,22を設けるこ
とにより、回転数の最も大きい太陽ローラ軸35を支持
する軸受直径が小さくて済むようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動自転車の駆動
ユニットに関し、特に、クランク軸の外周に同軸をなし
て配設された円筒状の出力軸の回転力を減速しながら当
該クランク軸に加えるようにする場合に適用すると有効
なものである。
【0002】
【従来の技術】電動自転車の全体構成を図4に示す。図
4に示すように、電動自転車10は、フレーム11のク
ランクハブ部分に駆動ユニット100が取り付けられ
る。この駆動ユニット100は、ペダルを有するペダル
クランク16の連結する駆動側のチェンスプロケット1
5と連結している。このチェンスプロケット15と後輪
14の軸にワンウェイクラッチを介して取り付けられた
従動側のチェンスプロケット17との間にチェン18が
掛け渡されている。つまり、ペダルクランク16のペダ
ルを介した人力または上記駆動ユニット100の電動力
は、駆動側のチェンスプロケット15からチェン18を
介して従動側のチェンスプロケット17に伝達し、後輪
14を回転させるのである。なお、図4中、12はハン
ドル、13は前輪、77は充電可能なバッテリ、78は
コントローラである。
【0003】ここで、上記駆動ユニット100の内部構
造を図5を用いて説明する。図5に示すように、モータ
31は、モータケーシング39aと中壁39bとで囲ま
れて形成される空間内に配置される。モータ31のステ
ータ32は、モータケーシング39aの内部に固設され
ており、励磁用のコイルが巻かれている。モータ31の
ロータ34は、その内周に等分に配設された複数個の永
久磁石33が取り付けられている。つまり、モータ31
は、インダクションモータの構造をなし、回転速度をイ
ンバータによる周波数制御により制御し、トルクを電流
制御により制御することができるようになっているので
ある。
【0004】ロータ34には、中壁39bから減速機構
側に突き出して太陽ローラを形成する中空(円筒状)の
太陽ローラ軸(出力軸)35が固設されている。太陽ロ
ーラ軸35は、その外周面のモータ側軸端が軸受36を
介してモータケーシング39aに支持され、その外周面
のローラ側が軸受38を介して中壁39bに支持されて
いる。
【0005】減速機構ケーシング41は、一端側が中壁
39bを挟んでモータケーシング39aに一体に結合さ
れ、他端側がケーシング蓋52に一体に結合されること
により、閉鎖された動力機構ケーシングを形成してい
る。減速機構ケーシング41内には、太陽ローラ軸35
と同軸をなすように複数のピン46で位置決めされた内
ローラ43が固設されている。内ローラ43には、複数
の遊星ローラ42が内接している。これら遊星ローラ4
2は、遊星ローラキャリア45に円周方向に沿って等間
隔で配設された遊星ローラ軸44によりそれぞれ回転自
在に支持されている。このような遊星ローラ42、内ロ
ーラ43、遊星ローラ軸44、遊星ローラキャリア45
などで遊星ローラ減速機40が構成されている。
【0006】遊星ローラキャリア45は、その中空の出
力軸が軸受を介してクランク軸19に回転自在に支持さ
れると共に、外周面にピニオン45aが形成されてい
る。このクランク軸19のモータ31側(一端側)は、
軸受37を介してモータケーシング39aに支持されて
いる。ピニオン45aは、軸受および第一の一方向クラ
ッチ55を介して歯車軸54に支持された大歯車53に
噛み合っている。つまり、大歯車53は、モータ31側
からの動力のみを歯車軸54に伝えるようになっている
のである。
【0007】歯車軸54は、一体の歯車54aを有する
と共に、減速機構ケーシング41およびケーシング蓋5
2に軸受を介して回転自在に支持されている。歯車54
aには、クランク軸19と同軸をなす最終段の第一の歯
車56が噛み合わされている。このようなピニオン45
a、大歯車53、歯車54a,56などの組み合わせに
より二段歯車減速機構50を構成している。
【0008】歯車56は、軸受49を介してケーシング
蓋52に支持されると共に、軸受48を介してクランク
軸19の他端側に支持されている。歯車56には、駆動
側のチェンスプロケット15が固設されている。第二の
歯車57は、軸受を介してクランク軸19に回転可能に
支持されており、歯車56と同じ噛み合いピッチ径をな
している。この歯車57には、クランク軸19の回転が
第二の一方向クラッチ58により伝達される。一方向ク
ラッチ58は、ペダルクランク16によりクランク軸1
9に加わった力が前進方向に入力された際に係合できる
ように爪の方向を設定されている。
【0009】このように、駆動ユニット100は、ペダ
ルクランク16のクランク軸19と同軸をなす出力軸
(太陽ローラ軸35)を持つモータ31と、このモータ
31の出力軸を太陽ローラ軸とする遊星ローラ減速機4
0と、この遊星ローラ減速機40の遊星ローラキャリア
45の中空の出力軸に形成されてクランク軸19に軸受
を介して支持されたピニオン45aと、ピニオン45
a、大歯車53、歯車54a,56の組み合わせで構成
される二段歯車減速機構50と、この二段歯車減速機構
50の動力伝達経路に介在している第一の一方向クラッ
チ55と、上記二段歯車減速機構50の歯車56に設け
られて駆動側のチェンスプロケット15とペダルクラン
ク16のクランク軸19とに軸受を介して支持されて当
該クランク軸19の回転を当該チェンスプロケット15
に伝達する第二の一方向クラッチ58とにより、モータ
31の出力軸(太陽ローラ軸35)からの回転力を減速
しながらクランク軸19に付加することができるように
なっているのである。
【0010】なお、図5中、59は圧縮ばね、60は角
度変位機構、61は角度変位検出機構、69は突出部
材、89は回転速度センサである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような駆動ユニッ
ト100を備えた電動自転車10では、ペダルクランク
16からの人力による動力が主体であることから、ペダ
ルクランク16による操作を通常の自転車と同様な感覚
で行えることが要求される。このため、上記駆動ユニッ
ト100をできる限り高効率、すなわち、動力損失を低
減する必要がある。
【0012】このような駆動ユニット100において、
動力損失が最も大きい箇所は、回転数が最も大きい太陽
ローラ軸35を支持する軸受36,38である。このた
め、上記軸受36,38部分での損失を小さくすれば、
効率を大きく向上させることができる。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための、本発明による電動自転車の駆動ユニットは、ク
ランク軸の外周に同軸をなして配設された円筒状の出力
軸の回転力を減速しながら当該クランク軸に付加するよ
うにした電動自転車の駆動ユニットにおいて、前記クラ
ンク軸で前記出力軸を支持するように当該クランク軸と
当該出力軸との間に軸受を設けたことを特徴とする。
【0014】上述の電動自転車の駆動ユニットにおい
て、前記軸受が前記出力軸の一端側と他端側とをそれぞ
れ支持する一対の玉軸受であることを特徴とする。
【0015】上述の電動自転車の駆動ユニットにおい
て、前記軸受が前記出力軸の一端側を支持する玉軸受お
よび当該出力軸の他端側を支持する針状ころ軸受である
ことを特徴とする。
【0016】上述の電動自転車の駆動ユニットにおい
て、前記軸受が前記出力軸の一端側を支持する玉軸受で
あることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明による電動自転車の駆動ユ
ニットの第一番目の実施の形態を図1を用いて説明す
る。なお、図1は、その内部構造を表す断面図である。
【0018】図1に示すように、モータ31は、モータ
ケーシング39aと中壁39bとで囲まれて形成される
空間内に配置される。モータ31のステータ32は、モ
ータケーシング39aの内部に固設されており、励磁用
のコイルが巻かれている。モータ31のロータ34は、
その内周に等分に配設された複数個の永久磁石33が取
り付けられている。つまり、モータ31は、インダクシ
ョンモータの構造をなし、回転速度をインバータによる
周波数制御により制御し、トルクを電流制御により制御
することができるようになっているのである。
【0019】ロータ34には、中壁39bから減速機構
側に突き出して太陽ローラを形成する中空(円筒状)の
太陽ローラ軸(出力軸)35が固設されている。太陽ロ
ーラ軸35は、その中空部分の内周面のモータ側軸端
(一端側)が玉軸受21を介してクランク軸19に支持
され、その中空部分の内周面のローラ側(他端側)が玉
軸受22を介してクランク軸19に支持されている。
【0020】減速機構ケーシング41は、一端側が中壁
39bを挟んでモータケーシング39aに一体に結合さ
れ、他端側がケーシング蓋52に一体に結合されること
により、閉鎖された動力機構ケーシングを形成してい
る。減速機構ケーシング41内には、太陽ローラ軸35
と同軸をなすように複数のピン46で位置決めされた内
ローラ43が固設されている。内ローラ43には、複数
の遊星ローラ42が内接している。これら遊星ローラ4
2は、遊星ローラキャリア45に円周方向に沿って等間
隔で配設された遊星ローラ軸44によりそれぞれ回転自
在に支持されている。このような遊星ローラ42、内ロ
ーラ43、遊星ローラ軸44、遊星ローラキャリア45
などで遊星ローラ減速機40が構成されている。
【0021】遊星ローラキャリア45は、その中空の出
力軸が軸受を介してクランク軸19に回転自在に支持さ
れると共に、外周面にピニオン45aが形成されてい
る。このクランク軸19のモータ31側(一端側)は、
軸受37を介してモータケーシング39aに支持されて
いる。ピニオン45aは、軸受および第一の一方向クラ
ッチ55を介して歯車軸54に支持された大歯車53に
噛み合っている。つまり、大歯車53は、モータ31側
からの動力のみを歯車軸54に伝えるようになっている
のである。
【0022】歯車56は、軸受49を介してケーシング
蓋52に支持されると共に、軸受48を介してクランク
軸19の他端側に支持されている。歯車56には、駆動
側のチェンスプロケット15が固設されている。第二の
歯車57は、軸受を介してクランク軸19に回転可能に
支持されており、歯車56と同じ噛み合いピッチ径をな
している。この歯車57には、クランク軸19の回転が
第二の一方向クラッチ58により伝達される。一方向ク
ラッチ58は、ペダルクランク16によりクランク軸1
9に加わった力が前進方向に入力された際に係合できる
ように爪の方向を設定されている。
【0023】このように、駆動ユニット1は、ペダルク
ランク16のクランク軸19と同軸をなす出力軸(太陽
ローラ軸35)を持つモータ31と、このモータ31の
出力軸を太陽ローラ軸とする遊星ローラ減速機40と、
この遊星ローラ減速機40の遊星ローラキャリア45の
中空の出力軸に形成されてクランク軸19に軸受を介し
て支持されたピニオン45aと、ピニオン45a、大歯
車53、歯車54a,56の組み合わせで構成される二
段歯車減速機構50と、この二段歯車減速機構50の動
力伝達経路に介在している第一の一方向クラッチ55
と、上記二段歯車減速機構50の歯車56に設けられて
駆動側のチェンスプロケット15とペダルクランク16
のクランク軸19とに軸受を介して支持されて当該クラ
ンク軸19の回転を当該チェンスプロケット15に伝達
する第二の一方向クラッチ58とにより、モータ31の
出力軸(太陽ローラ軸35)からの回転力を減速しなが
らクランク軸19に付加することができるようになって
いるのである。
【0024】なお、図1中、59は圧縮ばね、60は角
度変位機構、61は角度変位検出機構、69は突出部
材、89は回転速度センサである。
【0025】ここで、軸受の動力損失に繋がる摩擦トル
クMと、摩擦係数μと、軸受荷重Pと、軸受直径dとの
関係を下記の式(1)に示す。
【0026】
【数1】M=μP(d/2) (1)
【0027】つまり、上記式(1)からわかるように、
摩擦係数μおよび軸受荷重Pが同一であっても、軸受直
径dを小さくすることにより、摩擦トルクMを小さくし
て、軸受の動力損失を低減することができるのである。
【0028】そこで、回転数の最も大きい太陽ローラ軸
35を中空内部の軸の内周側から玉軸受21,22を介
してクランク軸19で支持することにより、先の説明の
駆動ユニット100のように太陽ローラ軸35を外周側
から軸受36,38で支持した場合よりも、当該太陽ロ
ーラ軸35を支持する軸受の軸受直径dを小さくするこ
とができるのである。
【0029】したがって、このような駆動ユニット1に
よれば、先に説明した駆動ユニット100の場合よりも
摩擦トルクMを小さくして、軸受の動力損失を低減する
ことができるので、高効率化を図ることができる。
【0030】また、モータケーシング39aによる軸受
支持部分を削減することができるので、軽量化を図るこ
とができると共に、太陽ローラ軸35を中空内部の軸の
内周側から玉軸受21,22を介してクランク軸19で
支持するようにしたので、太陽ローラ軸35の軸方向へ
の移動を確実に防止することができる。
【0031】本発明による電動自転車の駆動ユニットの
第二番目の実施の形態を図2を用いて説明する。なお、
図2は、その内部構造を表す断面図である。 ただし、
前述した第一番目の実施の形態と同様な部材について
は、前述した第一番目の実施の形態の説明で用いた符号
と同様な符号を用いることにより、その説明を省略す
る。
【0032】図2に示すように、太陽ローラ軸35は、
その中空部分の内周面のモータ側軸端(一端側)が玉軸
受21を介してクランク軸19に支持され、その中空部
分の内周面のローラ側(他端側)が針状ころ軸受23を
介してクランク軸19に支持されている。この針状ころ
軸受23は、太陽ローラ軸35の中空の内周面に形成さ
れた外輪23aとクランク軸19の外周面との間に針状
ころ23bが設けられたものである。
【0033】つまり、前述した第一番目の実施の形態で
用いた玉軸受22に代えて、針状ころ軸受23を用いる
ようにしたのである。このため、玉軸受22を用いる場
合よりも、当該部分の軸受直径dをさらに小さくするこ
とができる。
【0034】したがって、このような駆動ユニット2に
よれば、前述した駆動ユニット1と同様な効果を得るこ
とができるのはもちろんのこと、前述した駆動ユニット
1よりも摩擦トルクMをさらに小さくすることができる
ので、軸受の動力損失をさらに低減することができる。
【0035】本発明による電動自転車の駆動ユニットの
第三番目の実施の形態を図3を用いて説明する。なお、
図3は、その内部構造を表す断面図である。ただし、前
述した第一,二番目の実施の形態と同様な部材について
は、前述した第一,二番目の実施の形態の説明で用いた
符号と同様な符号を用いることにより、その説明を省略
する。
【0036】図3に示すように、太陽ローラ軸35は、
その中空部分の内周面のモータ側軸端(一端側)が玉軸
受21を介してクランク軸19に支持される一方、ロー
ラ側(他端側)が前記遊星ローラ42により支持されて
いる。
【0037】つまり、太陽ローラ軸35と噛み合う遊星
ローラ42で当該太陽ローラ軸35のローラ側を支持す
ることにより、前述した第一番目の実施の形態で用いた
玉軸受22を省略したのである。このため、動力損失を
生じる箇所を減らすことができる。
【0038】したがって、このような駆動ユニット3に
よれば、前述した駆動ユニット1と同様な効果を得るこ
とができるのはもちろんのこと、前述した駆動ユニット
1,2よりも動力損失を生じる箇所が少ないので、さら
に高効率化を図ることができる。
【0039】
【発明の効果】本発明による電動自転車の駆動ユニット
は、クランク軸の外周に同軸をなして配設された円筒状
の出力軸の回転力を減速しながら当該クランク軸に付加
するようにした電動自転車の駆動ユニットにおいて、前
記クランク軸で前記出力軸を支持するように当該クラン
ク軸と当該出力軸との間に軸受を設けたことから、出力
軸を支持する軸受の軸受直径を小さくすることができる
ので、摩擦トルクを小さくして軸受の動力損失を低減す
ることができ、高効率化を図ることができる。
【0040】また、前記軸受が前記出力軸の一端側と他
端側とをそれぞれ支持する一対の玉軸受であれば、出力
軸の軸方向への移動を確実に防止することができる。
【0041】また、前記軸受が前記出力軸の一端側を支
持する玉軸受および当該出力軸の他端側を支持する針状
ころ軸受であれば、当該他端側の軸受直径をさらに小さ
くすることができるので、摩擦トルクをさらに小さくし
て軸受の動力損失をさらに低減することができ、さらに
高効率化を図ることができる。
【0042】また、前記軸受が前記出力軸の一端側を支
持する玉軸受であれば、動力損失を生じる箇所を減らす
ことができるので、さらに高効率化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電動自転車の駆動ユニットの第一
番目の実施の形態の内部構造を表す断面図である。
【図2】本発明による電動自転車の駆動ユニットの第二
番目の実施の形態の内部構造を表す断面図である。
【図3】本発明による電動自転車の駆動ユニットの第三
番目の実施の形態の内部構造を表す断面図である。
【図4】電動自転車の概略構成の説明図である。
【図5】電動自転車の従来の駆動ユニットの内部構造を
表す断面図である。
【符号の説明】
1,2,3 駆動ユニット 10 電動自転車 11 フレーム 12 ハンドル 13 前輪 14 後輪 15 チェンスプロケット 16 ペダルクランク 17 チェンスプロケット 18 チェン 19 クランク軸 21,22 玉軸受 23 針状ころ軸受 23a 外輪 23b 針状ころ 31 モータ 32 ステータ 33 永久磁石 34 ロータ 35 太陽ローラ軸 37 軸受 39a モータケーシング 39b 中壁 40 遊星ローラ減速機 41 減速機構ケーシング 42 遊星ローラ 43 内ローラ 44 遊星ローラ軸 45 遊星ローラ軸 45a ピニオン 46 ピン 50 二段歯車減速機構 52 ケーシング蓋 53 大歯車 54 歯車軸 54a 歯車 55 一方向クラッチ 56 第一の歯車 57 第二の歯車 58 一方向クラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平林 正志 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱重工業株式会社名古屋研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランク軸の外周に同軸をなして配設さ
    れた円筒状の出力軸の回転力を減速しながら当該クラン
    ク軸に付加するようにした電動自転車の駆動ユニットに
    おいて、前記クランク軸で前記出力軸を支持するように
    当該クランク軸と当該出力軸との間に軸受を設けたこと
    を特徴とする電動自転車の駆動ユニット。
  2. 【請求項2】 前記軸受が前記出力軸の一端側と他端側
    とをそれぞれ支持する一対の玉軸受であることを特徴と
    する請求項1に記載の電動自転車の駆動ユニット。
  3. 【請求項3】 前記軸受が前記出力軸の一端側を支持す
    る玉軸受および当該出力軸の他端側を支持する針状ころ
    軸受であることを特徴とする請求項1に記載の電動自転
    車の駆動ユニット。
  4. 【請求項4】 前記軸受が前記出力軸の一端側を支持す
    る玉軸受であることを特徴とする請求項1に記載の電動
    自転車の駆動ユニット。
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