JPH11125228A - 簡易締結装置 - Google Patents

簡易締結装置

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JPH11125228A
JPH11125228A JP9309842A JP30984297A JPH11125228A JP H11125228 A JPH11125228 A JP H11125228A JP 9309842 A JP9309842 A JP 9309842A JP 30984297 A JP30984297 A JP 30984297A JP H11125228 A JPH11125228 A JP H11125228A
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female
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村 吉 治 北
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ナットの取り外しに際してのナットの回転操
作に改良の余地があり、ナットの取り外しの際の作業性
の向上が図られていない課題があった。 【解決手段】 雌ネジが形成された複数のネジ駒と、該
複数のネジ駒を前記雌ネジの縮径方向に付勢するととも
に一体化するネジ駒一体化手段と、該ネジ駒一体化手段
により一体化された前記複数の各ネジ駒を雌ネジの径方
向に移動可能に収納し、前記ネジ駒の雌ネジと螺合する
雄ネジの雄ネジ挿通孔が形成された雌ネジケースと、前
記各ネジ駒に形成され前記雌ネジケースから突出した突
出部と、該突出部と嵌合する孔を有し、前記孔を前記突
出部へ嵌合させることで前記各ネジ駒の拡径方向への移
動を拘束する拘束部材とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、締め付けおよび
取り外しの容易な作業性を向上させた簡易締結装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば建築現場や製品の組立現場
で使用されている簡易締結装置(以下、ナットという)
は、雄ネジへの挿入、雄ネジを介しての部材の締め付
け、雄ネジからの取り外しの際に回転させる操作が必要
であった。特に高い場所や狭い場所でナットを回転させ
てナットの締め付け、取り外しを行う作業は容易でな
い。このため、作業性を向上させたワンタッチで雄ネジ
への挿入、雄ネジを介して部材の締め付けの可能なナッ
トとして、実公昭55−48171号公報に開示されて
いるものが知られているが、ナットの取り外しに際して
は回転させる操作が必要である。さらにワンタッチで雄
ネジへの挿入、雄ネジを介しての部材の締め付け、雄ネ
ジからの取り外しの可能なナットとしては、特公昭55
−50203号公報に開示されているものが知られてい
るが、雄ネジへの挿入、雄ネジからの取り外しのたびに
操作環を回転させる操作が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の簡易締結装置は
以上のように構成されていたので、実公昭55−481
71号公報に開示されている技術では、ナットの取り外
しに際してのナットの回転操作に改良の余地があり、ナ
ットの取り外しの際の作業性の向上が図られていない課
題があった。
【0004】また、特公昭55−50203号公報に開
示されている技術では、雄ネジへの挿入、雄ネジからの
取り外しのたびに操作環を操作する手間が必要であり、
さらに構造も複雑でコスト高となる課題があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、雄ネジへの挿入、雄ネジを介しての部材の締め付
け、雄ネジからの取り外しの際の作業性を向上させ、さ
らに簡単な構造によりコストの上昇も抑制できる簡易締
結装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る簡易締結装
置は、雌ネジが形成された複数のネジ駒と、該複数のネ
ジ駒を前記雌ネジの縮径方向に付勢するとともに一体化
するネジ駒一体化手段と、該ネジ駒一体化手段により一
体化された前記複数の各ネジ駒を雌ネジの径方向に移動
可能に収納し、前記ネジ駒の雌ネジと螺合する雄ネジが
挿通される雄ネジ挿通孔が形成された雌ネジケースと、
前記各ネジ駒に形成され前記雌ネジケースから突出した
突出部と、該突出部と嵌合する孔を有し、前記孔を前記
突出部へ嵌合させることで前記各ネジ駒の拡径方向への
移動を拘束する拘束部材とを備えたことを特徴とする。
【0007】また、本発明に係る簡易締結装置は、雌ネ
ジが形成された複数のネジ駒と、該複数のネジ駒を前記
雌ネジの縮径方向に付勢するとともに一体化するネジ駒
一体化手段と、該ネジ駒一体化手段により一体化された
前記複数の各ネジ駒を雌ネジの径方向に移動可能に収納
し、前記ネジ駒の雌ネジと螺合する雄ネジが挿通される
雄ネジ挿通孔が形成された雌ネジケースと、前記雌ネジ
ケースに収納された複数のネジ駒と雌ネジケース底部と
の間に弾性体を介して移動可能に設けられた固定駒とを
具備し、前記ネジ駒の固定駒側は、円錐形状の凸部に形
成され、固定駒のネジ駒側は、ネジ駒の円錐形状の凸部
に対応する円錐形状の凹部に形成され、前記固定駒の雌
ネジケース底部側は小径部とされ雌ネジケース底部より
外方に突出され、この突出部が押圧されることによって
固定駒が移動し、固定駒の円錐形状の凹部が、ネジ駒の
円錐形状の凸部に嵌合しネジ駒の拡径方向の移動を阻止
することを特徴とする。
【0008】また、本発明に係る簡易締結装置は、雌ネ
ジが形成された複数のネジ駒と、該複数のネジ駒を前記
雌ネジの縮径方向に付勢するとともに一体化するネジ駒
一体化手段と、該ネジ駒一体化手段により一体化された
前記複数の各ネジ駒を雌ネジの径方向に移動可能に収納
し、前記ネジ駒の雌ネジと螺合する雄ネジが挿通される
雄ネジ挿通孔が形成された雌ネジケースと、雌ネジケー
スに着脱自在に設けられたカバー体とを具備し、前記複
数のネジ駒は、カバー体との間に弾性体を介して移動可
能に収納され、カバー体の内面には、円錐形状の凹部が
形成され、ネジ駒のカバー体側は前記カバー体の円錐形
状の凹部に対応する円錐形状の凸部に形成され、ネジ駒
の雌ネジケース底部側は、小径部とされ、この小径部は
雌ネジケース底部より外方に突出され、この突出部が押
圧されることによってネジ駒が移動し、ネジ駒の円錐形
状の凸部がカバー体の円錐形状の凹部に嵌合し、ネジ駒
の拡径方向の移動が阻止されることを特徴とする。
【0009】また、本発明に係る簡易締結装置は、複数
の各ネジ駒の外周部に、各ネジ駒に渡って連続して形成
された溝と、各ネジ駒の前記溝に掛け回された弾性体に
より構成されたリングとをネジ駒一体化手段が備えてい
ることを特徴とする。
【0010】また、本発明に係る簡易締結装置は、複数
の各ネジ駒の外周面に形成され、前記各ネジ駒を収納し
た雌ネジケースの内周面に先端部が当接した弾性を有し
た弾性舌状部材により、前記複数のネジ駒を雌ネジの縮
径方向に付勢するとともに一体化するネジ駒一体化手段
を備えたことを特徴とする。
【0011】また、本発明に係る簡易締結装置は、雌ネ
ジケースの内側周面に形成され、雌ネジケースに収納さ
れた複数の各ネジ駒の外周面に先端部が当接した弾性を
有した弾性舌状部材により、前記複数のネジ駒を雌ネジ
の縮径方向に付勢するとともに一体化するネジ駒一体化
手段を備えていることを特徴とする。
【0012】また、本発明に係る簡易締結装置は、突出
部の外周面に形成されたテーパ面と、前記突出部の外周
面に形成されたテーパ面と合致し、前記拘束部材の孔の
内面に形成されたテーパ面とを有し、前記拘束部材の孔
は前記突出部へ前記テーパ面により嵌合することを特徴
とする。
【0013】また、本発明に係る簡易締結装置は、突出
部の外周面に形成された突出部側係止部と、拘束部材の
孔の内面に形成され、前記突出部側係止部に合致する拘
束部材側係止部とを有し、前記突出部側係止部へ前記拘
束部材側係止部が嵌合して前記拘束部材が各ネジ駒の拡
径方向への移動を拘束することを特徴とする。
【0014】また、本発明に係る簡易締結装置は、拘束
部材を雌ネジケースへ移動可能に係止して、前記拘束部
材と前記雌ネジケースとを一体化したことを特徴とす
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態例を
図について説明する。図1は、第1の実施の形態による
簡易締結装置の構成を示す構造図であり、同図(a)は
簡易締結装置の平面図、同図(b)は正面図、同図
(c)は底面図、同図(f)は同図(a)のA−A断面
構造を示す断面図、同図(e)はネジ駒保持部材の断面
図である。これらの図において、1はナットケース、2
および3は半円環形状を有したネジ駒、5はカバー体で
ある。
【0016】図2は、ナットケース1の構成を示す構造
図であり、同図(a)はナットケースの平面図、同図
(b)は正面図、同図(c)は底面図、同図(d)は同
図(a)におけるA−A断面構造を示す断面図である。
これらの図において、1aはネジ駒2,3を拡径方向に
移動可能に収納する有底長穴、1bは雄ネジが挿通され
る雄ネジ挿通孔、1cはネジ駒2,3が一体化されて構
成される雌ネジ体の雌ネジのネジ穴の位置を、ナットケ
ース1に形成された前記雄ネジ挿通孔1bの位置に位置
決めするための前記有底長穴1aの底部に構成された位
置決め凸部、1dはカバー体をナットケース1と嵌合さ
せ一体化させるための係止凹部である。
【0017】図3は、ネジ駒2,3の構成を示す構造図
であり、同図(a)は雌ネジが形成された雌ネジ体を構
成する2つのネジ駒の内の一方のネジ駒を示す平面図、
同図(b)は正面図、同図(c)は底面図である。ま
た、図3の(d)は前記2つのネジ駒により構成された
雌ネジ体を示す平面図、同図(e)は正面図、同図
(f)は底面図である。これらの図において、2bはネ
ジ駒2に形成された雌ネジ、3bはネジ駒3に形成され
た雌ネジであり、ネジ駒2の雌ネジ2bとネジ駒3の雌
ネジ3bは組になって1つのナットに構成され、ネジ駒
2の雌ネジ2bとネジ駒3の雌ネジ3bとのピッチの位
相差は半ピッチになっている。2cはネジ駒2の一方の
端部に構成された小径部、2dはネジ駒2の他方の端部
に構成された大径部、3cはネジ駒3の一方の端部に構
成された小径部、3dはネジ駒3の他方の端部に構成さ
れた大径部である。
【0018】2eはネジ駒2の他方の端部に構成された
大径部2dの外周面に形成された溝、3eはネジ駒3の
他方の端部に構成された大径部3dの外周面に形成され
た溝であり、これら溝2e,3eには図1の(d)に示
すように弾性を有した例えばOリング4が装着され、こ
のOリング4によりネジ駒2およびネジ駒3は拡径方向
に移動可能に常に一体化されている。なお、このOリン
グの代りに弾性を有したCリングを用いることも可能で
ある。2aはネジ駒2の他方の端部に構成された大径部
2dに形成された切欠部、3aはネジ駒3の他方の端部
に構成された大径部3dに形成された切欠部であり、こ
れら切欠部2a,3aは、図2に示した位置決め凸部1
cに嵌合し、ネジ駒2,3が一体化されて構成される雌
ネジ体の雌ネジのネジ穴の位置を、ナットケース1に形
成された前記雄ネジ挿通孔1bの位置に位置決めする。
【0019】図4は、前記ナットケース1にネジ駒2,
3を収納するためのカバー体5の構成を示す構造図であ
り、同図(a)はカバー体の平面図、同図(b)は正面
図、同図(c)は底面図、同図(d)は同図(a)のA
−A断面構造を示す断面図である。これらの図におい
て、5aはカバー体5をナットケース1に嵌合させ、ナ
ットケース1と一体化するための係止凸部であり、ナッ
トケース1の係止凹部1dと嵌合する。5bはネジ駒
2,3の小径部2c,3cが突出し、ネジ駒2,3を拡
径方向に移動可能にする透孔である。Oリング4により
一体化されているネジ駒2,3は、ナットケース1の有
底長穴1aに収納されている状態で、ナットケース1へ
係止凸部5aにより嵌合したカバー体5によりナットケ
ース1からの抜け落ちが防止される。
【0020】また、図1(e)に示す符号6はネジ駒保
持部材であり、ネジ駒2,3の小径部2c,3cの外径
よりわずかに大きな内径のネジ駒保持穴6aが形成され
ている。なお、このネジ駒保持部材6は、被締結部材で
もよく、その場合は被締結部材にネジ駒保持穴6aが形
成されることになる。
【0021】次に動作について説明する。図5は、この
簡易締結装置の各部の動作を示す動作説明図であり、同
図(a)に示すように雄ネジであるボルト51に対しこ
の簡易締結装置をA方向へ挿入すると、同図(b)に示
すごとく、Oリング4の付勢力に抗してネジ駒2および
ネジ駒3が拡径方向に移動する。実際には、ボルト51
のネジ山をネジ駒2、ネジ駒3の雌ネジのネジ山が乗り
越えるたびに、ネジ駒2およびネジ駒3が図5(b)に
(イ)で示す拡径方向と、(ロ)で示す縮径方向への移
動を繰り返す。このため、雄ネジ挿通孔1bからボルト
51を押し込むことで、回転させることなく自由にボル
ト51の所望の位置へこの簡易締結装置を配置すること
が出来る。この状態では、ネジ駒2およびネジ駒3の雌
ネジがOリング4によりボルト51に圧接して、ボルト
51に対し簡易締結装置はずり落ちることなく所望の位
置に配置された状態を維持している。そして、この簡易
締結装置を配置した後、図5の(c)に示すようにネジ
駒保持部材6のネジ駒保持穴6aをネジ駒2,3の小径
部2c,3cに嵌合させることによりネジ駒2,3の拡
径方向の移動は阻止され、一つのナットとして機能し、
ネジ駒保持部材6または図5の(d)に示すように被締
結部材にネジ駒保持穴6aが形成されているときには当
該被締結部材を支えたり、締め付けたりすることが出来
る。
【0022】以上のように、この第1の実施の形態によ
れば、ネジ駒保持部材6のネジ駒保持穴6aをネジ駒
2,3の小径部2c,3cに嵌合させないかぎり、ボル
ト51を所望の位置へ回転させることなく自由に移動可
能であるため、ボルト51への挿入、ボルト51を介し
ての部材の締め付け、ボルト51からの取り外しの際の
作業性が向上し、さらにナットケース1、ネジ駒2,
3、Oリング4、カバー体5および必要に応じてネジ駒
保持部材6など合計6点程度の部品点数から構成されて
いる簡単な構造であることからコストの上昇も抑制でき
る効果がある。
【0023】次に、本発明の第2の実施の形態を図につ
いて説明する。図6は、第2の実施の形態による簡易締
結装置の構成および各部の動作を示す構造図であり、本
簡易締結装置のネジ駒保持部材6のネジ駒保持穴6aの
内周面はテーパが付されたテーパ面として構成されてい
る。また、ネジ駒保持穴6aと嵌合するネジ駒2,3の
小径部2c,3cの外周面も、前記ネジ駒保持穴6aの
テーパ面と合致するテーパが付されたテーパ面として構
成されている。本実施の形態の簡易締結装置では、前記
第1の実施の形態の効果が得られるだけでなく、図6の
(b)に示すようにネジ駒2,3の小径部2c,3cへ
のネジ駒保持部材6の嵌合が容易になると共に、同図
(c)に示すようにテーパの効果によりネジ駒2,3の
雌ネジ2b,3bがボルト51へ強く押さえつけられる
こととなり、ネジ駒保持部材6または被締結部材にネジ
駒保持穴6aが形成されているときには当該被締結部材
をより強固に締め付けることが出来、さらにネジの弛み
止めの効果も期待できる。
【0024】次に、本発明の第3の実施の形態を図につ
いて説明する。図7(a)は、第3の実施の形態による
簡易締結装置の構成を示す構造図であり、図において2
gはネジ駒2の大径部2dの外側周面に形成された弾性
を有した弾性舌部、3gはネジ駒3の大径部3dの外側
周面に形成された弾性を有した弾性舌部である。これら
弾性舌部2g,3gの先端部は、ナットケース1の有底
長穴1aの内側周面に当接しており、ネジ駒2,3をそ
の雌ネジの縮径方向に付勢するとともに一体化してい
る。
【0025】なお、図7の(b)に示すように、弾性舌
部1e,1fをナットケース1の有底長穴1aの内側周
面に構成するようにしてもよい。この場合、弾性舌部1
e,1fの先端部は、ネジ駒2,3の大径部の外側周面
へ当接し、ネジ駒2,3をその雌ネジの縮径方向に付勢
するとともに一体化する。
【0026】本実施の形態の簡易締結装置では、前記第
1の実施の形態の効果が得られるだけでなく、Oリング
などを用いることなくネジ駒2,3をその雌ネジの縮径
方向に付勢するとともに一体化することが出来るため、
備品点数もさらに少なくなり、また組み立ても容易にな
る効果がある。
【0027】次に、本発明の第4の実施の形態を図につ
いて説明する。図8は、第4の実施の形態による簡易締
結装置の構成を示す構造図である。この簡易締結装置で
は、ネジ駒保持部材6のネジ駒保持穴6aに嵌合凹部6
bを構成し、またネジ駒2,3の小径部2c,3cに嵌
合凸部2f,3fを構成する。そして、図8の(a)に
示すようにネジ駒保持穴6aをネジ駒2,3の小径部2
c,3cに対し図中(ハ)の方向に押し込むことによ
り、嵌合凹部6bへ嵌合凸部2f,3fが嵌合されて一
つのナットとして機能する。同図(b)はこの状態を示
している。
【0028】本実施の形態の簡易締結装置では、ネジ駒
保持部材6のネジ駒保持穴6aに構成された嵌合凹部6
bへネジ駒2,3の小径部2c,3cに構成された嵌合
凸部2f,3fが嵌合された状態では、ネジ駒保持部材
6はネジ駒2,3の小径部2c,3cからは容易に外れ
なくなるため、被締結部材の形状、状態にかかわらず確
実に一つのナットとして機能する状態を維持することが
可能になる効果がある。
【0029】次に、第5の実施の形態を図について説明
する。図9は、第5の実施の形態による簡易締結装置の
構成を示す構造図である。この簡易締結装置では、前記
第4の実施の形態における嵌合凹部6b、嵌合凸部2
f,3fを構成するとともに、ネジ駒保持部材6に仮保
持用の突起6dを構成し、さらにカバー体5の端部へ前
記突起6dと係合する係止部5bを構成し、ネジ駒保持
部材6がカバー体5、ナットケース1の側面に沿って移
動可能に構成する。そして、ネジ駒保持部材6が係止部
5bによりカバー体5へ係止された状態で、ネジ駒保持
部材6をカバー体5へ仮保持できるようにする。なお、
この状態では図9の(a)に示すようにネジ駒2,3は
拡径方向へ移動可能である。
【0030】本実施の形態の簡易締結装置では、ネジ駒
保持部材6は簡易締結装置本体へ仮保持されているの
で、ネジ駒保持部材6と簡易締結装置本体とを一体物と
して扱うことが出来、ネジ駒保持部材6の紛失を防止で
き、携帯も容易になり、作業性を向上できる効果があ
る。
【0031】次に、第6の実施の形態を図について説明
する。図13は、第6の実施の形態による簡易締結装置
の構成および各部の動作を示す構造図である。この簡易
締結装置では、ナットケース1内に、弾性体7を介して
ネジ駒2,3を押す固定駒8が設けられている。ネジ駒
2,3には円錐形状の凸部2r,3rが構成され、また
固定駒8には前記ネジ駒2,3に構成された円錐形状の
凸部2r,3rと合致する円錐形状の凹部8aが構成さ
れている。
【0032】本簡易締結装置では、簡易締結装置本体を
A方向へ移動させ、ボルト51が簡易締結装置本体に押
し込まれると、Oリング4の付勢力に抗してネジ駒2,
3が拡径方向に移動する。実際にはボルト51のネジ山
をネジ駒2,3のネジ山が越えるたびに、ネジ駒2,3
は図13の(b)に(イ)で示す拡径方向および(ロ)
で示す縮径方向の移動を繰り返すので、押し込むだけで
よく簡易締結装置本体を回す必要はない。簡易締結装置
本体をA方向へと押し込んでいくと、相手部材61に固
定駒8の下端が当接し、固定駒8が上方へ移動し、ネジ
駒2,3の円錐形状の凸部2r,3rが固定駒8の円錐
形状の凹部8aと嵌合する。その後、固定駒8の円錐形
状の凹部8aによりネジ駒2,3の拡径方向の移動は阻
止され、1つのナットとして機能し、相手部材を支持し
たり締め付けることが出来る。また、円錐形状の凸部2
r,3rが固定駒8の円錐形状の凹部8aと嵌合するた
め、弛み止めの効果もある。
【0033】次に、第7の実施の形態を図について説明
する。図14は、第7の実施の形態による簡易締結装置
の構成および各部の動作を示す構造図である。この簡易
締結装置では、ナットケース1内に、円錐形状の凹部5
rが構成されたカバー体5によリ、弾性体7を介してネ
ジ駒2,3が収納されている。ネジ駒2,3には、カバ
ー体5の円錐形状の凹部5rと嵌合する円錐形状の凸部
2r,3rが構成されている。
【0034】本簡易締結装置では、簡易締結装置本体を
図14(a)のA方向へ移動させ、ボルト51が簡易締
結装置本体に押し込まれると、Oリング4の付勢力に抗
してネジ駒2,3が拡径方向に移動する。実際にはボル
ト51のネジ山をネジ駒2,3のネジ山が越えるたび
に、ネジ駒2,3は図14の(b)に(イ)で示す拡径
方向および(ロ)で示す縮径方向の移動を繰り返すの
で、押し込むだけでボルト51へ簡易締結装置本体を装
着でき回す必要はない。簡易締結装置本体を図14に示
すA方向へ押し込んでいくと、相手部材61にネジ駒
2,3の下端が当接し、ネジ駒2,3が上方へ移動し、
ネジ駒2,3の円錐形状の凸部2r,3r、カバー体5
の円錐形状の凹部5rと嵌合する。その後、カバー体5
の円錐形状の凹部5rによりネジ駒2,3の拡径方向の
移動は阻止されて1つのナットとして機能し、相手部材
61を支持したり、締め付けることが出来る。本例にお
いても弛み止めの効果がある。
【0035】図10、図11、図12は、以上説明した
各実施の形態の簡易締結装置の用途例を示す説明図であ
る。蛍光灯を取り付けるには、従来、図10に示すよう
に天井裏(階上の床)に固定されているボルト51に、
蛍光灯のフレーム50の穴を通し、その後、ナット52
を用いて蛍光灯を固定する作業手順になる。この場合、
ナット52を回す作業が面倒であり、さらに高所作業で
あることから安全面での問題もある。このような作業に
おいて以上説明した各実施の形態の簡易締結装置を用い
る場合には、前記蛍光灯のフレーム50の穴をネジ駒保
持穴とすることにより、ボルト51に前記ネジ駒保持穴
である前記蛍光灯のフレーム50の穴を通し、簡易締結
装置本体のネジ駒2,3の小径部2c,3cに前記蛍光
灯のフレーム50の穴を嵌合させるだけで蛍光灯の取り
付けは完了する。なお、この状態で蛍光灯の高さの微調
整を行うときには、簡易締結装置本体を回すことにより
行う。
【0036】また、天井を取り付けるには、従来、図1
1に示すように前段階として天井裏(階上の床)に固定
されているボルト51に天井を支えるハンガー53を取
り付けるが、前記蛍光灯と同様にボルト51へ前記ハン
ガー53の固定用穴を通しナット52で固定しており、
ナット52を回すという作葉が面倒であり、さらに高所
作業であることから安全面での問題もある。このような
作業において以上説明した各実施の形態の簡易締結装置
を用いる場合には、前記ハンガー53の固定用穴をネジ
駒保持穴とすることにより、ボルト51に前記ハンガー
53の固定用穴を通した後、簡易締結装置本体をボルト
51へ通し、ネジ駒2,3の小径部2c,3cにハンガ
ー53の固定用穴を嵌合させるだけで、ハンガー53の
取り付けは完了する。なお、ハンガー53の高さの微詔
整は、簡易締結装置本体を回すことにより行う。
【0037】また、排水管の配管工事は、図12に示す
ように床から直立しているボルト51に、排水管54を
支持するバンド55とナット52を使用して取り付ける
が、排水管54の勾配を考慮しながらの取り付けとなる
ので、ナット52を回して高さ調整しなければならず、
極めて面倒な作業である。このような作業において以上
説明した各実施の形態の簡易締結装置を用いる場合に
は、バンド55の固定用穴をネジ駒保持穴とすることに
より、簡易締結装置本体をボルト52へ通し、高さを概
略調整した後、バンド55の固定用穴をボルト52へ通
し簡易締結装置本体のネジ駒2,3の小径部2c,3c
にバンド55の固定用穴を嵌合させるだけで、バンド5
5の取り付けは完了する。なお排水管54の勾配の微調
整は簡易締結装置本体を回すことにより行うことが出来
る。なお、上記した用途の他にも、天井裏の電気配線の
支持、ダクトの取り付け等その用途は広い。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、雌ネジ
が形成された複数のネジ駒を前記雌ネジの縮径方向に付
勢するとともに一体化するネジ駒一体化手段と、一体化
された前記複数の各ネジ駒を雌ネジの径方向に移動可能
に収納し、前記ネジ駒の雌ネジと螺合する雄ネジが挿通
される雄ネジ挿通孔が形成された雌ネジケースと、前記
各ネジ駒に形成され前記雌ネジケースから突出した突出
部と、前記突出部と嵌合する孔を有し、前記孔を前記突
出部へ嵌合させることで前記各ネジ駒の拡径方向への移
動を拘束する拘束部材とを備えたので、雄ネジを雄ネジ
挿通孔へ押し込むと前記複数の各ネジ駒は雌ネジの径方
向に移動して前記雄ネジの所望の位置への自由な移動が
可能になり、また前記突出部へ前記拘束部材の孔を嵌合
させると前記各ネジ駒の拡径方向の移動が拘束されて前
記各ネジ駒は1つの雌ネジ体として機能するため、雄ネ
ジへの挿入、雄ネジを介しての部材の締め付け、雄ネジ
からの取り外しの際の作業性が向上し、さらに簡単な構
造によりコストの上昇も抑制できる効果がある。
【0039】また、本発明によれば、複数の各ネジ駒の
外周面に形成され、前記各ネジ駒を収納した雌ネジケー
スの内周面に先端部が当接した弾性を有した弾性舌状部
材により、前記複数のネジ駒を雌ネジの縮径方向に付勢
する構成をネジ駒一体化手段として備えたので、組み立
てが容易になるとともに部品点数が減少してコストの上
昇を抑制できる効果がある。
【0040】また、本発明によれば、突出部側係止部へ
拘束部材の拘束部材側係止部が嵌合して各ネジ駒の拡径
方向への移動が拘束される構成を備えたので、突出部側
係止部へ拘束部材の拘束部材側係止部が嵌合すると前記
各ネジ駒の拡径方向の移動が確実に拘束されて前記各ネ
ジ駒は1つの雌ネジ体として機能するから、雄ネジを介
しての部材の締め付けを確実に行うことが出来ると共に
弛み止めの効果がある。
【0041】また、本発明によれば、拘束部材と雌ネジ
ケースとを一体化したので、作業中の拘束部材の紛失を
防止でき携帯も容易になり、雄ネジへの挿入、雄ネジを
介しての部材の締め付け、雄ネジからの取り外しの際の
作業性が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態による簡易締結装
置の構成を示す構造図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態による簡易締結装
置のナットケースの構成を示す構造図である。
【図3】この発明の第1の実施の形態による簡易締結装
置のネジ駒の構成を示す構造図である。
【図4】この発明の第1の実施の形態による簡易締結装
置のナットケースにネジ駒を収納するためのカバー体の
構成を示す構造図である。
【図5】この発明の第1の実施の形態による簡易締結装
置の各部の動作を示す動作説明図である。
【図6】この発明の第2の実施の形態による簡易締結装
置の構成および各部の動作を示す構造図である。
【図7】この発明の第3の実施の形態による簡易締結装
置の構成を示す構造図である。
【図8】この発明の第4の実施の形態による簡易締結装
置の構成を示す構造図である。
【図9】この発明の第5の実施の形態による簡易締結装
置の構成を示す構造図である。
【図10】この発明の実施の形態例による簡易締結装置
の用途例を示す説明図である。
【図11】この発明の実施の形態例による簡易締結装置
の用途例を示す説明図である。
【図12】この発明の実施の形態例による簡易締結装置
の用途例を示す説明図である。
【図13】この発明の第6の実施の形態による簡易締結
装置の構成および各部の動作を示す構造図である。
【図14】この発明の第7の実施の形態による簡易締結
装置の構成および各部の動作を示す構造図である。
【符号の説明】
1 ナットケース(雌ネジケース) 1b 雄ネジ挿通孔 1f,1e 弾性舌状部材 2,3 ネジ駒 2c,3c 小径部(突出部) 2e,3e 溝(ネジ駒一体化手段) 2g,3g 弾性舌状部材 2f,3f 嵌合凸部(突出部側係止部) 4 Oリング(ネジ駒一体化手段) 5 カバー体(雌ネジケース) 6 ネジ駒保持部材(拘束部材) 6b 嵌合凹部(拘束部材側係止部)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雌ネジが形成された複数のネジ駒と、 該複数のネジ駒を前記雌ネジの縮径方向に付勢するとと
    もに一体化するネジ駒一体化手段と、 該ネジ駒一体化手段により一体化された前記複数の各ネ
    ジ駒を雌ネジの径方向に移動可能に収納し、前記ネジ駒
    の雌ネジと螺合する雄ネジが挿通される雄ネジ挿通孔が
    形成された雌ネジケースと、 前記各ネジ駒に形成され、前記雌ネジケースから突出し
    た突出部と、 該突出部と嵌合する孔を有し、前記孔を前記突出部へ嵌
    合させることで前記各ネジ駒の拡径方向への移動を拘束
    する拘束部材とを備えた簡易締結装置。
  2. 【請求項2】 雌ネジが形成された複数のネジ駒と、 該複数のネジ駒を前記雌ネジの縮径方向に付勢するとと
    もに一体化するネジ駒一体化手段と、 該ネジ駒一体化手段により一体化された前記複数の各ネ
    ジ駒を雌ネジの径方向に移動可能に収納し、前記ネジ駒
    の雌ネジと螺合する雄ネジが挿通される雄ネジ挿通孔が
    形成された雌ネジケースと、 前記雌ネジケースに収納された複数のネジ駒と雌ネジケ
    ース底部との間に弾性体を介して移動可能に設けられた
    固定駒とを具備し、 前記ネジ駒の固定駒側は、円錐形状の凸部に形成され、
    固定駒のネジ駒側は、ネジ駒の円錐形状の凸部に対応す
    る円錐形状の凹部に形成され、 前記固定駒の雌ネジケース底部側は小径部とされ雌ネジ
    ケース底部より外方に突出され、この突出部が押圧され
    ることによって固定駒が移動し、固定駒の円錐形状の凹
    部が、ネジ駒の円錐形状の凸部に嵌合しネジ駒の拡径方
    向の移動を阻止することを特徴とする簡易締結装置。
  3. 【請求項3】 雌ネジが形成された複数のネジ駒と、 該複数のネジ駒を前記雌ネジの縮径方向に付勢するとと
    もに一体化するネジ駒一体化手段と、 該ネジ駒一体化手段により一体化された前記複数の各ネ
    ジ駒を雌ネジの径方向に移動可能に収納し、前記ネジ駒
    の雌ネジと螺合する雄ネジが挿通される雄ネジ挿通孔が
    形成された雌ネジケースと、 雌ネジケースに着脱自在に設けられたカバー体とを具備
    し、 前記複数のネジ駒は、カバー体との間に弾性体を介して
    移動可能に収納され、カバー体の内面には、円錐形状の
    凹部が形成され、ネジ駒のカバー体側は前記カバー体の
    円錐形状の凹部に対応する円錐形状の凸部に形成され、 ネジ駒の雌ネジケース底部側は、小径部とされ、この小
    径部は雌ネジケース底部より外方に突出され、この突出
    部が押圧されることによってネジ駒が移動し、ネジ駒の
    円錐形状の凸部がカバー体の円錐形状の凹部に嵌合し、
    ネジ駒の拡径方向の移動が阻止されることを特徴とする
    簡易締結装置。
  4. 【請求項4】 前記ネジ駒一体化手段は、 複数の各ネジ駒の外周部に、各ネジ駒に渡って連続して
    形成された溝と、 各ネジ駒の前記溝に掛け回された弾性体により構成され
    たリングとを備えていることを特徴とする請求項1、2
    または3に記載の簡易締結装置。
  5. 【請求項5】 前記ネジ駒一体化手段は、 複数の各ネジ駒の外周面に形成され、前記各ネジ駒を収
    納した雌ネジケースの内周面に先端部が当接した弾性を
    有した弾性舌状部材により、前記複数のネジ駒を雌ネジ
    の縮径方向に付勢するとともに一体化することを特徴と
    する請求項1、2または3に記載の簡易締結装置。
  6. 【請求項6】 前記ネジ駒一体化手段は、雌ネジケース
    の内側周面に形成され、雌ネジケースに収納された複数
    の各ネジ駒の外周面に先端部が当接した弾性を有した弾
    性舌状部材により、前記複数のネジ駒を雌ネジの縮径方
    向に付勢するとともに一体化することを特徴とする請求
    項1、2または3に記載の簡易締結装置。
  7. 【請求項7】 前記突出部の外周面に形成されたテーパ
    面と、 前記突出部の外周面に形成されたテーパ面と合致し、前
    記拘束部材の孔の内面に形成されたテーパ面とを有し、 前記拘束部材の孔は前記突出部へ前記テーパ面で嵌合す
    ることを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいず
    れか1項記載の簡易締結装置。
  8. 【請求項8】 前記突出部の外周面に形成された突出部
    側係止部と、 前記拘束部材の孔の内面に形成され、前記突出部側係止
    部に合致する拘束部材側係止部とを有し、 前記突出部側係止部へ前記拘束部材の拘束部材側係止部
    が嵌合して各ネジ駒の拡径方向への移動が拘束されるこ
    とを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか
    1項記載の簡易締結装置。
  9. 【請求項9】 前記拘束部材を前記雌ネジケースへ移動
    可能に係止して、前記拘束部材と前記雌ネジケースとを
    一体化したことを特徴とする請求項8記載の簡易締結装
    置。
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