JPH11124531A - コーティング組成物 - Google Patents

コーティング組成物

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JPH11124531A
JPH11124531A JP29205197A JP29205197A JPH11124531A JP H11124531 A JPH11124531 A JP H11124531A JP 29205197 A JP29205197 A JP 29205197A JP 29205197 A JP29205197 A JP 29205197A JP H11124531 A JPH11124531 A JP H11124531A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フォトレジスト表面の反射防止膜として適切な
低屈折率を有し、フォトレジスト現像時に現像液によっ
て完全に除去できる該膜を形成できるコーティング組成
物の提供。 【解決手段】−CF2 CF(OCn2nCOOM)−で
表される単位、またはこの単位と−CF2 CFX−で表
される単位を含むフッ素系重合体を含有する組成物。た
だし、−COOMは−COOH、−COONH4 など。
XはFまたはCl。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造などに
おけるフォトレジストを用いたフォトリソグラフィの際
に使用する反射防止コーティング組成物などとして有用
なコーティング組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】フォトリソグラフィによってフォトレジ
ストのパターンを形成する際、露光時にフォトレジスト
層と基材との境界面およびフォトレジスト層表面におい
て光が反射することによる光の多重干渉はパターン寸法
精度を低下させる。これを防止する目的で、従来よりフ
ォトレジスト層表面に反射防止膜を形成する方法が検討
されている。反射防止膜としては、一般に以下の性能を
有するものが望ましいとされている。
【0003】(1)公知の反射防止理論により、反射防
止効果は反射防止膜の屈折率がフォトレジストの屈折率
の平方根に等しい場合に最大となるので、その値にでき
るだけ近いことが望ましい。具体的には、屈折率値が
1.4より小さい反射防止膜が切望されている。一般的
なフォトレジストの屈折率1.6〜1.8に対して、反
射防止膜の屈折率は1.27〜1.34が理想的であ
り、この値からのずれが大きくなるほど反射防止性能は
低下する。
【0004】(2)反射防止膜の除去が、フォトレジス
トの現像液によって行われることが望ましい。露光後の
フォトレジストの現像は、テトラメチルアンモニウムヒ
ドロキシド水溶液などのアルカリ水溶液により行われる
が、この際に反射防止膜も同時に除去されることが、工
程短縮、歩留まり向上の観点より望ましい。
【0005】これまでに種々の反射防止膜が開示されて
いる(特開昭62−62521、特開平5−18859
8、特開平6−148896、特開平8−30503
2、特開平9−50129、特開平9−90615)
が、これら反射防止膜の屈折率は実用上1.4〜1.5
程度であり、理想的な屈折率値からのかい離が大きいた
め、充分な反射防止性能を発現できなかった。
【0006】1.3〜1.34という理想的な屈折率値
を有する反射防止膜も開示されている(特開昭62−6
2520、特開平5−74700)が、これらはアルカ
リ水溶液に溶解しないため、フォトレジスト現像前に特
殊な溶剤にて膜を除去する必要があり、工程数の増加、
歩留まりの低下を招いていた。
【0007】屈折率が1.4より小さく、アルカリ水溶
液にもある程度溶解する反射防止膜も開示されている
(特開平6−180168)が、アルカリ水溶液に対す
る飽和溶解量、溶解速度が充分ではないため、フォトレ
ジスト現像時に発生する微量の溶解残渣が歩留まり低下
の原因となり、実用化には至っていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、アルカリ水
溶液に対する充分な溶解性と1.4より小さい屈折率値
とが両立する、フォトレジスト用反射防止コーティング
組成物などとして有用なコーティング組成物を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記式1で表
される重合単位を含むフッ素系重合体または下記式1で
表される重合単位と下記式2で表される重合単位とを含
むフッ素系重合体を含有することを特徴とするコーティ
ング組成物である。ただし、式中、Rfはエーテル性酸
素原子を含んでもよい直鎖状または分岐状のペルフルオ
ロアルキレン基、−COOMは−COOH、−COOY
(Yは置換されていてもよいアンモニウムイオン)、ま
たは−COOH・Z(Zはアミン)、Xはフッ素原子ま
たは塩素原子である。
【0010】
【化2】−CF2 CF(ORfCOOM)− 式1 −CF2 CFX− 式2
【0011】本発明におけるフッ素系重合体は式1で表
される重合単位を含むフッ素系重合体または式1で表さ
れる重合単位と式2で表される重合単位とを含むフッ素
系重合体である。
【0012】式1におけるRfはエーテル性酸素原子を
含んでもよい直鎖状または分岐状のペルフルオロアルキ
レン基である。ペルフルオロアルキレン基の炭素数は入
手の容易性などから1〜10が好ましく、2〜7がより
好ましい。エーテル性酸素原子は通常ペルフルオロアル
キレン基の炭素間に存在するが、式1における−COO
Mの炭素とペルフルオロアルキレン基の炭素間に存在し
てもよい。
【0013】−COOMは−COOH、−COOY(Y
は置換されていてもよいアンモニウムイオン)、または
−COOH・Z(Zはアミン)である。式2におけるX
はフッ素原子または塩素原子である。
【0014】前記Yの置換されていてもよいアンモニウ
ムイオンとしては、NH4 +およびNH4 +の水素原子の1
以上をアルキル基、酸基、水酸基などの有機基で置換し
たものが挙げられる。
【0015】前記Zのアミンとしては、本発明の目的を
妨げないものであれば、公知周知の化合物の1種以上が
使用できる。例えば、エチルアミン、プロピルアミンな
どのモノアルキルアミン類、ジエチルアミンなどのジア
ルキルアミン類、トリエチルアミンなどのトリアルキル
アミン類、エタノールアミン、ジエタノールアミンなど
のアルカノールアミン類などが挙げられる。
【0016】フッ素系重合体は、式1で表される重合単
位のみからなる重合体、または、式1で表される重合単
位と式2で表される重合単位のみからなる重合体、が好
ましいが、式1で表される重合単位および式2で表され
る重合単位以外の重合単位を10モル%以下で含む重合
体でもよい。
【0017】式1で表される重合単位および式2で表さ
れる重合単位以外の重合単位としては、ペルフルオロビ
ニルエーテル類、炭素数3以上のペルフルオロオレフィ
ン類などの重合性ペルフルオロ化合物類に基づく重合単
位が挙げられる。
【0018】式1で表される重合単位と式2で表される
重合単位とを含むフッ素系重合体において、式1で表さ
れる重合単位および式2で表される重合単位の合計に対
する、式1で表される重合単位の割合は、40モル%以
上で100モル%未満が好ましく、50モル%以上で1
00モル%未満がより好ましい。式1で表される重合単
位および式2で表される重合単位の合計に対する、式2
で表される重合単位の割合は、0モル%超60モル%以
下が好ましく、0モル%超50モル%以下がより好まし
い。式1で表される重合単位の割合を40モル%以上と
することによりフッ素系重合体のアルカリ水溶液に対す
る溶解性が向上する。
【0019】フッ素系重合体の数平均分子量は、1×1
3 〜3×104 であることが好ましく、2×103
2×104 であることがより好ましい。数平均分子量が
1×103 未満では、造膜性が著しく悪化して均一なコ
ーティング膜を得られないことがあり、また3×104
超では、アルカリ水溶液に対する溶解性が充分でない場
合がある。
【0020】本発明のコーティング組成物は、通常は、
上記フッ素系重合体を溶媒中に溶解したものである。溶
媒としては、水、有機溶媒または水と有機溶媒の混合溶
媒が使用できる。本発明のコーティング組成物は、特に
フォトレジスト層などに塗布する反射防止コーティング
組成物として有用である。反射防止コーティング組成物
の溶媒としては、反射防止コーティング組成物をフォト
レジスト層に塗布する際、フォトレジスト膜にダメージ
を与えないものから選択することが好ましい。
【0021】好ましい溶媒例として、水単独、または水
とメタノール、エタノール、イソプロパノール、2,
2,3,3,3−ペンタフルオロプロパノールなどのア
ルコール類との混合溶媒が挙げられる。混合溶媒中のア
ルコール類の割合が多いと、例えばフォトレジスト層に
ダメージを与える場合があるため、40重量%以下が好
ましく、20重量%以下がさらに好ましい。
【0022】コーティング組成物中のフッ素系重合体の
濃度は、フッ素系重合体が溶解する範囲内であれば特に
限定されず、所望のコーティング膜厚を得られるように
設定すればよいが、通常1〜10重量%の範囲である。
【0023】本発明の組成物に、塗布時の濡れ性、塗膜
の均一性を改善するなどの目的で、フッ素系有機酸のア
ミン塩などの界面活性剤を添加できる。添加量は多すぎ
ると塗膜の白化を招いたり、反射防止膜下層のフォトレ
ジスト膜中に拡散して露光不良を引き起こすおそれがあ
るため、フッ素系重合体に対して10重量%以下が好ま
しく、5重量%以下がさらに好ましい。
【0024】フォトレジストを用いたフォトリソグラフ
ィによってパターンを形成するにあたり、フォトレジス
ト層表面に本発明のコーティング組成物から形成された
反射防止膜を有するフォトレジスト層を使用できる。
【0025】フォトレジスト層表面に、本発明の組成物
により反射防止膜を形成する方法としては、塗膜の均一
性、簡便性の観点よりスピンコート法が好適に採用され
る。また、通常はコート後に溶剤を除去する目的でホッ
トプレートまたはオーブンにより乾燥を行うのが一般的
である。乾燥条件としては、例えばホットプレートの場
合、80〜100℃の温度で30〜200秒間の条件が
例示される。
【0026】反射防止膜の膜厚は、公知の反射防止理論
に従って設定すればよく、膜厚を「(露光波長)/(4
×(反射防止膜の屈折率))」の奇数倍とすることが、
反射防止性能が大きくなるため好ましい。
【0027】本発明のコーティング組成物をフォトレジ
スト層の反射防止コーティング組成物として用いる場
合、適用可能なフォトレジストには特に制限はなく、g
線用、i線用、またはArF、KrFなどのエキシマー
レーザ用のフォトレジストに対して効果を発揮する。特
に、反射防止膜下層のフォトレジストが露光により生成
したプロトンの触媒作用を利用する、いわゆる化学増幅
型レジストである場合、露光後の大気中での放置時間が
長くなるとレジスト表面が変質する場合があるが、本発
明の組成物により形成された塗膜はその変質を防止する
保護膜としても作用する。
【0028】
【実施例】以下、合成例(例1〜2)、実施例(例3〜
6)を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発
明はこれらに限定されない。
【0029】[例1]CF2 =CFOCF2 CF2 CO
OCH3 の306gを撹拌機付きの500ccオートク
レーブに仕込み、系内を窒素にて置換し内圧1kg/c
2 Gにした。ペルフルオロブタノイルペルパーオキシ
ドの5%HCFC−225(1,3−ジクロロ−1,
1,2,2,3−ペンタフロロプロパン)溶液86gを
添加し、内温を40℃に昇温、重合反応させた。5.5
時間後、内圧が1.8kg/cm2 Gまで上昇し、その
後、内圧の上昇はみられなくなり、重合終了とした。
【0030】重合終了後、減圧にてHCFC−225を
留去、さらに加熱、減圧にてCF2=CFOCF2 CF2
COOCH3 を留去した。得られたCF2 =CFOC
2CF2 COOCH3 単独重合体の数平均分子量をG
PC法により求めたところ、約4.5×103 であっ
た。
【0031】この単独重合体を加水分解することによ
り、重合単位−CF2 CF(OCF2CF2 COOH)
−からなるフッ素系重合体(以下、重合体Aという)を
得た。さらに、29%アンモニア水溶液にて重合体Aの
アンモニウム塩化を行い、過剰のアンモニアおよび水を
留去して、重合単位−CF2 CF(OCF2 CF2 CO
ONH4 )−からなるフッ素系重合体(以下、重合体B
という)を得た。
【0032】[例2]CF2 =CFOCF2 CF2 CO
OCH3 の220g、ペルフルオロブタノイルペルオキ
シドの5%HCFC−225溶液3gを撹拌機付きの2
00ccオートクレーブに仕込み系内を窒素にて置換し
た。この系を液体窒素にて冷却、脱気した後、TFE
(テトラフルオロエチレン)9gを導入し、内圧2.5
kg/cm2 Gにした。さらに内温を40℃に昇温、重
合反応させた。
【0033】3.0時間後、内圧が1.2kg/cm2
Gまで下降し、その後、内圧の下降はみられなくなり、
重合終了とした。重合終了後、TFEをパージし、減圧
にてHCFC−225を留去、さらに加熱、減圧にてC
2 =CFOCF2 CF2 COOCH3 を留去した。
【0034】得られたCF2 =CFOCF2 CF2 CO
OCH3 とTFEの共重合体は、F−NMR法によりC
2 =CFOCF2 CF2 COOCH3 /TFEを1/
1のモル比で含むものであった。また、この共重合体の
数平均分子量をGPC法により求めたところ、約8.7
×103 であった。
【0035】この共重合体を加水分解することにより、
重合単位−(CF2 CF2 )−と重合単位−CF2 CF
(OCF2 CF2 COOH)−からなるフッ素系重合体
(以下、重合体Cという)を得た。さらに、29%アン
モニア水溶液にて重合体Cのアンモニウム塩化を行い、
過剰のアンモニアおよび水を留去して、重合単位−(C
2 CF2 )−と重合単位−CF2 CF(OCF2 CF
2 COONH4 )−がモル比1/1からなるフッ素系重
合体(以下、重合体Dという)を得た。
【0036】[例3]重合体Aを水/メタノール混合溶
媒(メタノール含有量20重量%)に溶解させ、重合体
濃度5重量%の反射防止コーティング用組成物を調製
し、次の評価1および評価2を行った。その結果、屈折
率は1.36、膜厚は67nmであった。また、フォト
レジストのパターン上には、残渣、異物などは観察され
ず、反射防止膜はレジスト現像時に完全に除去できるこ
とを確認した。
【0037】(評価1:塗膜の屈折率および膜厚の測
定)反射防止コーティング用組成物をスピンコート法に
よりシリコンウェハ上に塗布し、塗膜の屈折率および膜
厚をエリプソメータにより測定した。
【0038】(評価2:フォトレジスト現像時の反射防
止膜除去特性の評価)ヘキサメチルシラザン雰囲気中に
5分間放置することにより表面処理したシリコンウェハ
上に、フォトレジストTHMR−iP1700(東京応
化工業社製)をスピンコート法により塗布、ホットプレ
ート上で90℃、90秒間乾燥させることにより膜厚1
μmのレジスト層を形成した。
【0039】次いで反射防止コーティング用組成物をス
ピンコートし、ホットプレート上で90℃、60秒間乾
燥することにより、反射防止層を形成した。このときの
スピンコート条件は、評価1と同一条件とした。次にテ
ストパターンを介してi線(365nm)により露光を
行い、その後露光後ベーク(PED)を行った。次いで
現像液(2.38重量%テトラメチルアンモニウムヒド
ロキシド水溶液)を用いて65秒間パドル現像を行った
後に、超純水にてリンスし、フォトレジストのパターン
を得た。
【0040】このサンプルについて金属顕微鏡観察を行
い、現像時に反射防止膜が充分に除去できているかを評
価した。
【0041】[例4]重合体Aを重合体Bに変更した以
外は、例3と同様にして評価1および評価2を行った。
結果を以下に示す。 (評価1)屈折率1.37、膜厚66nm。 (評価2)フォトレジストのパターン上には、残渣、異
物などは観察されず、反射防止膜はレジスト現像時に完
全に除去できることを確認した。
【0042】[例5]重合体Aを重合体Cに変更した以
外は、例3と同様にして評価1および評価2を行った。
結果を以下に示す。 (評価1)屈折率1.35、膜厚68nm。 (評価2)フォトレジストのパターン上には、残渣、異
物などは観察されず、反射防止膜はレジスト現像時に完
全に除去できることを確認した。
【0043】[例6]重合体Aを重合体Dに変更し、溶
媒を水単独とした以外は、例3と同様にして評価1およ
び評価2を行った。結果を以下に示す。 (評価1)屈折率1.37、膜厚66nm。 (評価2)フォトレジストのパターン上には、残渣、異
物などは観察されず、反射防止膜はレジスト現像時に完
全に除去できることを確認した。
【0044】
【発明の効果】本発明は、特にフォトレジスト層表面の
反射防止膜として適切な低屈折率を有し、かつフォトレ
ジスト現像時に、現像液によって完全に除去できる反射
防止膜を形成できるコーティング組成物として有用であ
る。この組成物を用いることにより、パターン形成プロ
セスの高歩留まり化に寄与する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柏木 王明 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記式1で表される重合単位を含むフッ素
    系重合体または下記式1で表される重合単位と下記式2
    で表される重合単位とを含むフッ素系重合体を含有する
    ことを特徴とするコーティング組成物。 【化1】−CF2 CF(ORfCOOM)− 式1 −CF2 CFX− 式2 [式中、Rfはエーテル性酸素原子を含んでもよい直鎖
    状または分岐状のペルフルオロアルキレン基、−COO
    Mは−COOH、−COOY(Yは置換されていてもよ
    いアンモニウムイオン)、または−COOH・Z(Zは
    アミン)、Xはフッ素原子または塩素原子である。]
  2. 【請求項2】フッ素系重合体の数平均分子量が1×10
    3 〜3×104 である請求項1記載のコーティング組成
    物。
  3. 【請求項3】フォトレジストを用いたフォトリソグラフ
    ィによってパターンを形成するにあたり、フォトレジス
    ト層表面に請求項1または2記載のコーティング組成物
    から形成された反射防止膜を有するフォトレジスト層を
    使用することを特徴とするパターン形成方法。
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