JPH11117900A - ウォッシャポンプ装置 - Google Patents
ウォッシャポンプ装置Info
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- JPH11117900A JPH11117900A JP9283972A JP28397297A JPH11117900A JP H11117900 A JPH11117900 A JP H11117900A JP 9283972 A JP9283972 A JP 9283972A JP 28397297 A JP28397297 A JP 28397297A JP H11117900 A JPH11117900 A JP H11117900A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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- F04D29/08—Sealings
- F04D29/086—Sealings especially adapted for liquid pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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- F04D29/60—Mounting; Assembling; Disassembling
- F04D29/605—Mounting; Assembling; Disassembling specially adapted for liquid pumps
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
するための呼吸孔に十分な防水性を有し、かつこれを簡
単な構造で部品点数が少なく製作も容易で低コストによ
り実現できるウォッシャポンプ装置を得る。 【解決手段】 ウォッシャポンプ装置10では、ウォッ
シャポンプ12のインレット52がグロメット60を介
してウォッシャタンク56に取り付けられている。グロ
メット60にはモータ部12Aの呼吸孔44に連通する
通気溝70が形成されており、ウォッシャタンク56と
の間で通気孔66を構成している。したがって、防水性
を確保しつつモータ部12A内を大気に開放することが
できる。また、通気孔66はグロメット60に設けられ
る簡単な構成であるため、防水カバー等の別の新たな部
品が不要で部品点数が低減され、製作も容易で低コスト
になる。
Description
置に係り、特にウォッシャポンプがグロメットを介して
タンクに取り付けられるウォッシャポンプ装置に関す
る。
ヘッドライトウォッシャ液を吐出するためのウォッシャ
ポンプは、モータ部とこのモータ部によって駆動するポ
ンプ部とを備えている。ポンプ部のインレットがグロメ
ットを介してウォッシャタンクに接続されており、ポン
プ部の作動によってウォッシャタンク内のウォッシャ液
がインレットから吸入されアウトレットから吐出される
構成である。
ータ部は、一般的に、円筒形に形成された本体(ヨーク
ハウジング)の内部に回転子や固定子が配置された構成
となっているが、モータ自身の発熱や雰囲気温度の変化
によってモータ部の内部圧力が変化し、例えば、大気圧
に対し負圧状態になった場合には、モータ部の微少な隙
間等から水や塵が入り込む可能性があり、このための対
策が必要である。特に、車両等に用いられるウォッシャ
ポンプにおいては、モータ部とポンプ部(ポンプ室)と
の間にシール材が設けられてモータ部が気密状態とされ
ているにも拘わらず、モータ部内が負圧状態になると、
このシール部分から水を吸い込む可能性が高まり、これ
を防止する対策が不可欠である。
部(大気)に連通する所謂呼吸孔が設けられている。こ
れにより、モータ自身の発熱や雰囲気温度に変化があっ
ても、モータ部の内部圧力は大気圧と同じになり(内外
で相対的な気圧差が無くなり)、前述の水や塵を吸い込
むことが防止できる。
いられるウォッシャポンプにおいては、外部から水が飛
散する可能性が高い部位に配置されることが多いため、
モータ部を外部と連通する単なる呼吸孔では、この呼吸
孔から水が侵入し好ましくない。そこで、従来より、こ
の呼吸孔を所謂迷路状に構成したり(一例として、実開
昭58−111400号公報)、呼吸孔(開放口)に防
水カバーを設けたり(一例として、実開平5−5096
4号公報)、呼吸孔(開放口)にブリーザパイプを連結
すると共にその一端を水等が飛散し難い位置に設け(一
例として、実開昭56−141550号公報)、これに
より、呼吸孔からモータ部内に水等が侵入し難くした構
造が提案されている。
るいは呼吸孔に防水カバーやブリーザパイプを連結した
構成では、モータ部内を大気に開放して内部圧力を大気
圧と同じにできるのみならず、モータ部の配置位置が仮
に水等が飛散し易い部位であっても、呼吸孔から水等が
侵入し難く、このためモータ部の配置位置の選択の自由
度も拡大する。
このような単なる呼吸孔による構造では、モータ部の内
部圧力を大気圧と同じにできると共に呼吸孔からの水の
侵入も低減できるものの、反面、呼吸孔を迷路状に構成
するためにその構成部品の形状が極めて複雑であり、こ
のため製作が困難でコスト高でありまた全体として大型
の形状になったり、防水カバーやブリーザパイプ等の部
品が別に新たに必要なため部品点数が増加する等、何れ
の場合も欠点があり、このための対策が切望されてい
た。
着姿勢や装着位置に拘わらず、モータ部内を大気に開放
するための呼吸孔に充分な防水性を有し、かつこれを、
極めて簡単な構造で部品点数が増加することなく製作も
容易で低コストにより実現することができるウォッシャ
ポンプ装置を得ることが目的である。
ォッシャポンプ装置は、モータ部と前記モータ部によっ
て駆動するポンプ部とから成るウォッシャポンプを備
え、前記ウォッシャポンプがグロメットを介してタンク
に取り付けられるウォッシャポンプ装置において、前記
グロメットに、前記ウォッシャポンプがタンクに固定さ
れた状態において前記モータ部の呼吸孔に連通する通気
孔を設け、前記モータ部の内部を前記呼吸孔及び通気孔
を介して大気に開放したことを特徴としている。
は、モータ部とポンプ部とから成るウォッシャポンプが
グロメットを介してタンクに固定された状態において
は、グロメットに設けられた通気孔がモータ部の呼吸孔
に連通され、モータ部の内部が呼吸孔及び通気孔を介し
て大気に開放される。
度に変化があっても、モータ部の内部圧力は大気圧と同
じになり(内外で相対的な気圧差が無くなり)、モータ
部の微少な隙間等から水や塵を吸い込むことが防止でき
る。
れる簡単な構成であるため、製作も容易で低コストであ
り、従来の如くモータ部の呼吸孔を迷路状に構成するた
めにその構成部品の形状が極めて複雑で製作が困難でコ
スト高になることがない。さらに、防水カバーやブリー
ザパイプ等の別の新たな部品も不要で部品点数が増加す
ることもない。またこのため、組付け作業工数も低減す
る。
置は、請求項1記載のウォッシャポンプ装置において、
前記通気孔の大気への開放口は、前記グロメットと前記
タンクとの間で形成されることを特徴としている。
は、グロメットに設けられた通気孔の大気への開放口
が、このグロメットとタンクとの間で形成されるため、
通気孔を設けるためのグロメットの構造が簡単であり、
製作が容易で低コストになる。さらに、防水カバーやブ
リーザパイプ等の別の新たな部品も不要で部品点数が増
加することもない。
置は、請求項1記載のウォッシャポンプ装置において、
前記通気孔の大気への開放口は、前記グロメットと前記
モータ部またはポンプ部のケースフランジとの間で形成
されることを特徴としている。
は、グロメットに設けられた通気孔の大気への開放口
が、このグロメットとモータ部またはポンプ部のケース
フランジとの間で形成されるため、通気孔を設けるため
のグロメットの構造が簡単であり、製作が容易で低コス
トになる。さらに、防水カバーやブリーザパイプ等の別
の新たな部品も不要で部品点数が増加することもない。
置は、請求項1記載のウォッシャポンプ装置において、
前記通気孔の大気への開放口は、前記グロメット自体に
形成されることを特徴としている。
は、グロメットに設けられた通気孔の大気への開放口
が、このグロメット自体に形成されるため、通気孔を設
けるためのグロメットの構造が簡単であり、製作が容易
で低コストになる。さらに、防水カバーやブリーザパイ
プ等の別の新たな部品も不要で部品点数が増加すること
もない。
態に係るウォッシャポンプ装置10の全体構成が断面図
にて示されている。
えばウインドウォッシャ液を吐出するために用いられ、
ウォッシャポンプ12及び後に詳述するグロメット60
を含んで構成されている。
とポンプ部12Bとが一体的に設けられた構成とされて
いる。モータ部12A及びポンプ部12Bを構成するハ
ウジング14は樹脂性で略円筒形に形成されており、ハ
ウジング14の一端開口部に樹脂製のエンドハウジング
16が固着されて内部が密閉された構成となっている。
グ12の中間部(すなわち、モータ部12Aとポンプ部
12Bとの境界部分)は、隔壁18によって仕切られて
いる。この隔壁18の中央部分には軸受20が配置され
ている。この軸受20及びエンドハウジング16の軸受
22とによってアーマチャ24の軸26が支持されてア
ーマチャ24がハウジング14内に収容されている。ま
た、軸受20のポンプ部12Bの側には、前記隔壁18
と軸26の間にゴム製のシール28が配置されており、
ポンプ部12Bとモータ部12Aとの間の気密性を確保
している。
グ14の内周壁には、マグネット30が固着されてい
る。
ャ24のコンミテータ32に対応してブラシ34が保持
されており、コンミテータ32に圧接されている。ブラ
シ34はコネクタ部36に接続されている。コネクタ部
36はエンドハウジング16の略角部から外部に露出す
る状態に一体的に突出形成されており、外部コネクタ3
8が接続される。外部コネクタ38は、前記コネクタ部
36に対応して形成されており、コネクタ部36に嵌合
することにより、コネクタ部36に一体的に接続され
る。外部コネクタ38には接続線40が接続されてお
り、接続線40の他端部は、車両の電気回路部(図示省
略)に接続される。
12Aには、ハウジング14に突片42が突出形成され
ており、この突片42には呼吸孔44が形成されてい
る。呼吸孔44は、モータ部12Aの内部に連通してお
り、これにより、モータ部12Aの内部は呼吸孔44を
介して大気に開放されている。
2Bでは、ハウジング14及び底壁46によってポンプ
室48が形成されており、さらに、ポンプ室48には前
記アーマチャ24の軸26の先端が達している。軸26
の先端には、半径方向に複数の羽根が形成されたインペ
ラー50が取り付けられており、ポンプ室48内におい
て軸26と共に回転する。また、ポンプ室48には、ハ
ウジング14に形成されたインレット52及びアウトレ
ット54が連通している。すなわち、ポンプ部12Bは
所謂遠心力ポンプ(セントリフューガルポンプ)を構成
しており、インレット52から吸入した液体をインペラ
ー50の回転によってアウトレット54から圧送するこ
とができる。
両のタイヤホイールハウスの直近に配置されたウォッシ
ャタンク56に、グロメット60を介して取り付けられ
ている。
円筒形の嵌入部62とこの嵌入部62の一端に一体に設
けられた鍔部64とによって構成されており、ウォッシ
ャタンク56の取付け孔58に嵌入部62が嵌入すると
共にウォッシャポンプ12のインレット52が嵌入され
て(すなわち、取付け孔58とインレット52との間に
グロメット60が介在して)、インレット52の周囲を
シールしている。
は、通気孔66が形成されている。この通気孔66の一
端は、グロメット60の嵌入部62(すなわち、ウォッ
シャタンク56)と反対側(すなわち、ポンプ部12B
のハウジング14の側)の側面に開口して接合開口68
とされている。接合開口68には、前記ハウジング14
に形成された突片42が嵌入している。さらに、接合開
口68は、鍔部64の裏面側(ウォッシャタンク56の
側)に達しており(貫通しており)、さらに、図3にも
示す如くこの接合開口68に連続して通気溝70が鍔部
64の半周に渡って形成されている。通気溝70の端部
は、鍔部64の周縁に至り、開放口71を形成してい
る。これにより、グロメット60がウォッシャタンク5
6の取付け孔58に組付けられた状態では、鍔部64
(通気溝70)とウォッシャタンク56との間によっ
て、接合開口68に連続する通気孔66が形成される構
成である。このため、前述の如くウォッシャポンプ12
がウォッシャタンク56に取り付けられた状態では、モ
ータ部12Aの内部は呼吸孔44及び通気孔66を介し
て大気に開放される構成である。
6を形成する通気溝70には襞部72が形成されてお
り、ウォッシャポンプ12がウォッシャタンク56に取
り付けられた状態においてこの襞部72がウォッシャタ
ンク56に密着するように構成されている。これによ
り、通気孔66のシール性を確保している。
ト60を介して取り付けられたウォッシャポンプ12
(ポンプ部12B)のアウトレット54は、パイプ74
を介して噴射ノズル76に連結されている。このため、
ウォッシャポンプ12の作動時には、インレット52か
らウォッシャタンク56内のウォッシャ液を吸入して、
アウトレット54から送り出し噴射ノズル76から噴出
することができる。
る。上記構成のウォッシャポンプ装置10では、モータ
部12Aとポンプ部12Bとから成るウォッシャポンプ
12がグロメット60を介してウォッシャタンク56に
固定された状態においては、鍔部64(通気溝70)と
ウォッシャタンク56との間によって、接合開口68に
連続する通気孔66が形成される。したがって、この状
態では、グロメット60に設けられた通気孔66がモー
タ部12Aの呼吸孔44に連通され、モータ部12Aの
内部が呼吸孔44及び通気孔66を介して大気に開放さ
れる。
タ部12A)自身の発熱や雰囲気温度に変化があって
も、モータ部12Aの内部圧力は大気圧と同じになり
(内外で相対的な気圧差が無くなり)、ウォッシャポン
プ12の微少な隙間等から水や塵を吸い込むことが防止
できる。特に、モータ部12Aとポンプ部12Bとの間
に設けられたシール28の部分から水を吸い込むことが
確実に防止され、特に効果的である。
に設けられる簡単な構成であるため、製作も容易で低コ
ストであり、従来の如くモータ部12Aの呼吸孔44を
迷路状に構成するためにその構成部品の形状が極めて複
雑で製作が困難でコスト高になることがない。さらに、
防水カバーやブリーザパイプ等の別の新たな部品も不要
で部品点数が増加することもない。またこのため、組付
け作業工数も低減する。
シャポンプ装置10が極めて多量に水等が飛散するタイ
ヤホイールハウスの直近のウォッシャタンク56に併設
された場合においては、従来では通気孔66からの水等
の侵入を阻止するために前述の如くこの通気孔66を複
雑な構成(形状)にする必要があった。これに対し、本
第1の実施の形態に係るウォッシャポンプ装置10で
は、グロメット60の鍔部64の周縁に開口する通気孔
66(通気溝70)の開放口71の位置を、例えば水等
が飛散しない側へ向けて設置しておけば、ウォッシャポ
ンプ装置10を極めて多量に水等が飛散するタイヤホイ
ールハウスの直近のウォッシャタンク56に併設して
も、通気孔66への水等の侵入を効果的に阻止すること
ができ、通気孔66の防水性を確実に確保できる。した
がって、極めて簡単な構造で低コストになるのみなら
ず、ウォッシャポンプ装置10の装着姿勢や装着位置の
選択の自由度も大幅に拡大する。
ォッシャポンプ装置10では、発熱や雰囲気温度に変化
があってもモータ部12A内を大気に開放して内外の圧
力差をなくすことができるのみならず、車両等への装着
姿勢や装着位置に拘わらず、通気孔66に充分な防水性
を確保でき、かつこれを、極めて簡単な構造で部品点数
が増加することなく製作も容易で低コストにより実現す
ることができる。
通気孔66を形成する通気溝70が鍔部64の半周に渡
って形成された構成としたが、図5に示す通気溝78の
如く経路の途中をクランク状に形成し、通気孔80を所
謂迷路構造としてもよい。この場合には、外部からの水
の浸入を一層確実に防止することができる。
おいては、接合開口68に連続して鍔部64に形成され
る通気溝70の端部が鍔部64の下端周縁に至って開放
口71とされる構成としたが、これに限らず、図6に示
す如く、通気溝82の開放口84を接合開口68と同じ
側に開口するように形成してもよく、この開放口84の
位置は任意に設定することができる。
する通気溝70に弁体86を設けてもよい。この場合に
は、外部からの水の浸入を一層確実に防止することがで
きる。
なお、前記第1実施の形態と基本的に同一の部品には前
記第1実施の形態と同一の符号を付与しその説明を省略
している。
ウォッシャポンプ装置90の断面図が示されており、図
8(B)にはウォッシャポンプ装置90の正面図が示さ
れている。
ポンプ92及びグロメット102を含んで構成されてい
る。
体部分に一体に設けられた構成となっており、本体部分
がグロメット102を介してウォッシャタンク56に直
接嵌入固定されている。これにより、吸入口94から液
体を吸入し吐出口96から圧送することができる。
が突出形成されており、この腕部98には呼吸孔100
が形成されている。呼吸孔100はウォッシャポンプ9
2の内部に連通しており、これにより、ウォッシャポン
プ92の内部は呼吸孔100を介して大気に開放されて
いる。
の実施の形態に係るグロメット60と同様に、嵌入部1
04と鍔部106とによって構成されており、さらに、
鍔部106には前述した通気孔66と同様の通気孔10
8が形成されている。通気孔108は、鍔部106に沿
って形成されており、一端は鍔部106の周縁に至って
開放口109となっている。この通気孔108に、ウォ
ッシャポンプ92の腕部98が嵌入している。これによ
り、ウォッシャポンプ92がグロメット102と共にウ
ォッシャタンク56に組付けられた状態では、ウォッシ
ャポンプ92の内部は呼吸孔100及び通気孔108を
介して大気に開放される構成である。
は、ウォッシャポンプ92がグロメット102を介して
ウォッシャタンク56に固定された状態においては、ウ
ォッシャポンプ92の内部が呼吸孔100及び通気孔1
08を介して大気に開放される。
発熱や雰囲気温度に変化があっても、内部圧力は大気圧
と同じになり、ウォッシャポンプ92の微少な隙間等か
ら水や塵を吸い込むことが防止できる。
に単に設けられる簡単な構成であるため、製作も容易で
低コストであり、さらに、防水カバーやブリーザパイプ
等の別の新たな部品も不要で部品点数が増加することも
ない。またこのため、組付け作業工数も低減する。
ウォッシャポンプ110の一部破断した斜視図が示され
ている。
第1の実施の形態に係るウォッシャポンプ装置10のウ
ォッシャポンプ12と基本的に同一構成となっており、
ハウジング14に形成されたインレット52が、グロメ
ット60と同様のグロメット(図示省略)を介してウォ
ッシャタンク56に取り付けられている。なお、本第3
の実施の形態においては、インレット52周辺のフラン
ジ部15に対向する前記グロメットの対向部分は、平面
とされている。
5には、通気孔112が形成されている。この通気孔1
12は、図10に示す如く、フランジ部15の全周に渡
って形成された通気溝114を含んで構成されており、
通気溝114の一部は、フランジ部15の下端周縁に至
り、開放口115を形成している。さらに、この通気溝
114は、ウォッシャポンプ110に設けられた一対の
呼吸孔116に連通されている。
メットを介してウォッシャタンク56に組付けられた状
態では、ウォッシャポンプ110のフランジ部15とグ
ロメットとの間によって、呼吸孔116に連通する通気
孔112が形成される構成である。このため、前述の如
くウォッシャポンプ110がウォッシャタンク56に取
り付けられた状態では、ウォッシャポンプ110の内部
は呼吸孔116及び通気孔112を介して大気に開放さ
れる構成である。
ウォッシャポンプ110自身の発熱や雰囲気温度に変化
があっても、内部圧力は大気圧と同じになり、ウォッシ
ャポンプ110の微少な隙間等から水や塵を吸い込むこ
とが防止できる。
グロメットとの対向面に単に設けられる簡単な構成であ
るため、製作も容易で低コストであり、さらに、防水カ
バーやブリーザパイプ等の別の新たな部品も不要で部品
点数が増加することもない。またこのため、組付け作業
工数も低減する。
通気孔112(すなわち、これを形成するための通気溝
114)が、インレット52周辺のフランジ部15の全
周に渡って形成された構成としたが、これに限らず、図
11及び図12に示す通気孔118(すなわち、これを
形成するための通気溝120)の如く、フランジ部15
の周囲一部に形成される構成としてもよい。
通気溝114や通気溝120の断面形状は、単なる凹形
状とするに限らず、例えば、図13に示す通気溝122
の如く、先端角部が鋭角的に突出する形状としてもよ
い。この場合には、ウォッシャポンプ110がグロメッ
トを介してウォッシャタンク56に組付けられた状態で
フランジ部15とグロメットとの間に形成される通気孔
112、118等のシール性が一層向上する。
るウォッシャポンプ装置130の主要部の構成が断面図
にて示されている。
した第3の実施の形態に係るウォッシャポンプ110を
備えた構成と基本的に同じ構成となっており、ハウジン
グ14に形成されたインレット52がウォッシャタンク
56に、グロメット132を介して取り付けられてい
る。
5には、通気孔134を構成する通気溝136が形成さ
れている。この通気溝136は、ウォッシャポンプ11
0に設けられた呼吸孔138に連通されている。
5に対向するグロメット132の対向部分には、通気溝
136に対向して突起140が形成されている。この突
起140は、ウォッシャポンプ110がグロメット13
2を介してウォッシャタンク56に組付けられた状態で
は、通気溝136内に嵌入する。これにより、ウォッシ
ャポンプ110のフランジ部15(通気溝136)とグ
ロメット132との間によって、呼吸孔138に連通す
る通気孔134が形成されると共に、そのシール性が向
上される構成である。
おいても、ウォッシャポンプ110のフランジ部15と
グロメット132との間によって通気孔134が形成さ
れるため、この通気孔134及び呼吸孔138を介して
ウォッシャポンプ110の内部が大気に開放される。し
たがって、ウォッシャポンプ110自身の発熱や雰囲気
温度に変化があっても、内部圧力は大気圧と同じにな
り、ウォッシャポンプ110の微少な隙間等から水や塵
を吸い込むことが防止できる。
グロメット132との対向面に単に設けられる簡単な構
成であるため、製作も容易で低コストであり、さらに、
防水カバーやブリーザパイプ等の別の新たな部品も不要
で部品点数が増加することもない。またこのため、組付
け作業工数も低減する。
通気孔134(すなわち、これを形成するための通気溝
136)が、インレット52周辺のフランジ部15に形
成されると共にこれに対応する突起140がグロメット
132に形成された構成としたが、これに限らず、図1
5に示す通気孔142(すなわち、これを形成するため
の通気溝144)の如くグロメット146に形成される
と共に、これに対応する突起148がフランジ部15に
形成される構成としてもよい。
は、第5の実施の形態に係るグロメット150が示され
ている。
実施の形態に係るグロメット60と基本的に同じ形状で
あり、円筒形の嵌入部152とこの嵌入部152の一端
に一体に設けられた鍔部154とによって構成されてお
り、ウォッシャタンク56の取付け孔58に嵌入部15
2が嵌入する。
に通気孔156が形成されている。通気孔156の一端
は、ウォッシャタンク56と反対側に開口する接合開口
158とされている。さらに、前記第1の実施の形態に
おいては接合開口68に連続して鍔部64に通気溝70
が形成される構成であったが、グロメット150におい
ては、接合開口158に連続して鍔部154の内部に通
気孔156は形成され、さらに、通気孔156の他端は
鍔部154の側面に開口し、開放口157を形成してい
る。すなわち、換言すれば、グロメット150において
は、ウォッシャタンク56あるいはハウジング14とは
無関係に、グロメット150自体に通気孔156が形成
された構成である。
ることによって、前述の如くウォッシャポンプ12等が
ウォッシャタンク56に取り付けられた状態では、モー
タ部12Aの内部は通気孔156を介して大気に開放さ
れる。このため、ウォッシャポンプ12の内外圧力差を
無くして水や塵の浸入を防止でき、また、製作も容易で
低コストであり部品点数が増加することもない。
筒形の嵌入部152の一端に鍔部154が形成されこの
鍔部154に通気孔156が形成された構成としたが、
これに限らず、例えば図17(A)及び図17(B)に
示すグロメット160の如く、鍔部162からウォッシ
ャポンプ12の側方へ向けて延長部164が形成され、
この延長部164に通気孔166及び開放口168が形
成される構成としてもよい。換言すれば、ウォッシャポ
ンプ12の呼吸孔44の形成位置に応じて、鍔部162
や通気孔166を適宜形成すればよい。
ンプ装置の全体構成を示す断面図である。
ンプ装置に適用されたグロメット及び通気孔の詳細を示
す拡大断面図である。
ンプ装置に適用されたグロメットの通気孔の詳細を示す
グロメットの正面図である。
ンプ装置に適用されたグロメットの通気孔の詳細を示す
図3の4−4線に沿ったグロメットの断面図である。
ンプ装置に適用されたグロメットの通気孔の他の例を示
す図3に対応したグロメットの正面図である。
ンプ装置に適用されたグロメットの通気孔の他の例を示
す図3に対応したグロメットの正面図である。
ンプ装置に適用されたグロメットの通気孔に設けられた
弁体を示すグロメットの正面図である。
ンプ装置の構成を示し、(A)は断面図であり、(B)
は正面図である。
ンプの構成を示す一部破断した斜視図である。
ポンプの通気溝(通気孔)の構成を示し、ウォッシャポ
ンプのフランジ部の正面図である。
ポンプの変形例を示す図9に対応する一部破断した斜視
図である。
気孔)の構成を示し、ウォッシャポンプのフランジ部の
正面図である。
ポンプの通気溝(通気孔)の変形例を示す断面図であ
る。
ポンプ装置の主要部の構成を示す断面図である。
ポンプ装置の変形例を示す図14に対応する断面図であ
る。
を示し、(A)は正面図であり(B)は側面図である。
の変形例を示し、(A)は正面図であり(B)は側面図
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 モータ部と前記モータ部によって駆動す
るポンプ部とから成るウォッシャポンプを備え、前記ウ
ォッシャポンプがグロメットを介してタンクに取り付け
られるウォッシャポンプ装置において、 前記グロメットに、前記ウォッシャポンプがタンクに固
定された状態において前記モータ部の呼吸孔に連通する
通気孔を設け、前記モータ部の内部を前記呼吸孔及び通
気孔を介して大気に開放したことを特徴とするウォッシ
ャポンプ装置。 - 【請求項2】 前記通気孔の大気への開放口は、前記グ
ロメットと前記タンクとの間で形成されることを特徴と
する請求項1記載のウォッシャポンプ装置。 - 【請求項3】 前記通気孔の大気への開放口は、前記グ
ロメットと前記モータ部またはポンプ部のケースフラン
ジとの間で形成されることを特徴とする請求項1記載の
ウォッシャポンプ装置。 - 【請求項4】 前記通気孔の大気への開放口は、前記グ
ロメット自体に形成されることを特徴とする請求項1記
載のウォッシャポンプ装置。
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