JPH1111449A - ラベル貼付装置 - Google Patents
ラベル貼付装置Info
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- JPH1111449A JPH1111449A JP18027097A JP18027097A JPH1111449A JP H1111449 A JPH1111449 A JP H1111449A JP 18027097 A JP18027097 A JP 18027097A JP 18027097 A JP18027097 A JP 18027097A JP H1111449 A JPH1111449 A JP H1111449A
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- Japan
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- reel
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- band
- label
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Abstract
(57)【要約】
【課題】帯状台紙の搬送速度を速くしても帯状台紙を巻
取リールに綺麗に巻き取ることのできるラベル貼付装置
を提供する。 【解決手段】ラベル貼付において、帯状台紙１４の搬送
速度、即ち巻取リール２４の巻取速度が速く、例えば４
０ｍ／分以上になると、間欠回転する巻取リール２４が
停止する際に、巻取リール２４がその反力によって矢印
Ｂの方向に逆回転する。しかし、本発明では、搬送部２
８と巻取リール２４との間に台紙テンション装置２６を
設けたので、台紙テンション装置２６のばね板４２が図
２中矢印Ｃの方向に揺動してテンションの変化を吸収し
て帯状台紙１４の弛みを防止する。そして、巻取リール
２４が帯状台紙１４を巻き取る矢印Ａの方向に再び回転
した時には、帯状台紙１４にかかるテンションが強まる
が、ばね板４２が図２中矢印Ｄの方向に揺動してこのテ
ンションの変化を吸収する。
取リールに綺麗に巻き取ることのできるラベル貼付装置
を提供する。 【解決手段】ラベル貼付において、帯状台紙１４の搬送
速度、即ち巻取リール２４の巻取速度が速く、例えば４
０ｍ／分以上になると、間欠回転する巻取リール２４が
停止する際に、巻取リール２４がその反力によって矢印
Ｂの方向に逆回転する。しかし、本発明では、搬送部２
８と巻取リール２４との間に台紙テンション装置２６を
設けたので、台紙テンション装置２６のばね板４２が図
２中矢印Ｃの方向に揺動してテンションの変化を吸収し
て帯状台紙１４の弛みを防止する。そして、巻取リール
２４が帯状台紙１４を巻き取る矢印Ａの方向に再び回転
した時には、帯状台紙１４にかかるテンションが強まる
が、ばね板４２が図２中矢印Ｄの方向に揺動してこのテ
ンションの変化を吸収する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はラベル貼付装置に係
り、特にパルスモータで巻取リールを回転駆動して帯状
台紙を供給リールから巻取リールに巻き取るラベル貼付
装置に関する。
り、特にパルスモータで巻取リールを回転駆動して帯状
台紙を供給リールから巻取リールに巻き取るラベル貼付
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ラベルが所定ピッチで仮着された帯状台
紙からラベルを剥離して被貼付物に貼付するこの種のラ
ベル貼付装置は、巻回された供給リールから巻取リール
への帯状台紙の搬送路途中に剥離部を設け、この剥離部
で帯状台紙を転向搬送することによって帯状台紙からラ
ベルを剥離する。剥離部でラベルを一枚ごと剥離して被
貼付物に貼付するために、帯状台紙をパルスモータに連
結された搬送ローラで間欠搬送すると共に、帯状台紙を
巻き取る巻取リールも帯状台紙の間欠搬送に同期して間
欠回転して帯状台紙を巻き取る。
紙からラベルを剥離して被貼付物に貼付するこの種のラ
ベル貼付装置は、巻回された供給リールから巻取リール
への帯状台紙の搬送路途中に剥離部を設け、この剥離部
で帯状台紙を転向搬送することによって帯状台紙からラ
ベルを剥離する。剥離部でラベルを一枚ごと剥離して被
貼付物に貼付するために、帯状台紙をパルスモータに連
結された搬送ローラで間欠搬送すると共に、帯状台紙を
巻き取る巻取リールも帯状台紙の間欠搬送に同期して間
欠回転して帯状台紙を巻き取る。
【０００３】ところで、製造ライン等にラベル貼付装置
を組み込む場合には、製造ラインの高速化に対応させて
ラベル貼付装置の貼付速度も高速化することが要望され
ている。
を組み込む場合には、製造ラインの高速化に対応させて
ラベル貼付装置の貼付速度も高速化することが要望され
ている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
のラベル貼付装置は、巻取リールの間欠回転が停止する
際に、巻き取る方向とは逆向きに回転しようとする回転
反力が作用する。そして、この回転反力により巻取リー
ルが逆回転すると、帯状台紙に弛みが発生し、帯状台紙
を綺麗に巻き取ることができないという問題が発生す
る。この回転反力は巻取リールの巻き取り速度が速くな
ればなるほど大きくなる。
のラベル貼付装置は、巻取リールの間欠回転が停止する
際に、巻き取る方向とは逆向きに回転しようとする回転
反力が作用する。そして、この回転反力により巻取リー
ルが逆回転すると、帯状台紙に弛みが発生し、帯状台紙
を綺麗に巻き取ることができないという問題が発生す
る。この回転反力は巻取リールの巻き取り速度が速くな
ればなるほど大きくなる。
【０００５】従って、従来のラベル貼付装置は、帯状台
紙の搬送速度、即ち巻取リールの巻き取り速度を４０ｍ
／分までしか上げられないので、貼付速度を高速化する
ことができないという欠点があった。本発明は、このよ
うな事情に鑑みてなされたもので、帯状台紙の搬送速度
を速くしても帯状台紙を巻取リールに綺麗に巻き取るこ
とのできるラベル貼付装置を提供することを目的とす
る。
紙の搬送速度、即ち巻取リールの巻き取り速度を４０ｍ
／分までしか上げられないので、貼付速度を高速化する
ことができないという欠点があった。本発明は、このよ
うな事情に鑑みてなされたもので、帯状台紙の搬送速度
を速くしても帯状台紙を巻取リールに綺麗に巻き取るこ
とのできるラベル貼付装置を提供することを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、ラベルが所定間隔で仮着された帯状台紙を
巻装して装填する供給リールと、前記帯状台紙の搬送路
に設けられ、前記供給リールから剥離部を介して巻取リ
ールまで帯状台紙を間欠搬送すると共に前記剥離部で帯
状台紙を転向搬送させることにより帯状台紙からラベル
を剥離して貼付部に繰り出す搬送手段と、前記搬送手段
の間欠搬送に同期して間欠回転してラベルが剥離した帯
状台紙を巻き取る巻取リールとから成るラベル貼付装置
に於いて、前記巻取リールと前記搬送手段との間に前記
帯状台紙の弛みを吸収する台紙テンション装置を設けた
ことを特徴とする。
するために、ラベルが所定間隔で仮着された帯状台紙を
巻装して装填する供給リールと、前記帯状台紙の搬送路
に設けられ、前記供給リールから剥離部を介して巻取リ
ールまで帯状台紙を間欠搬送すると共に前記剥離部で帯
状台紙を転向搬送させることにより帯状台紙からラベル
を剥離して貼付部に繰り出す搬送手段と、前記搬送手段
の間欠搬送に同期して間欠回転してラベルが剥離した帯
状台紙を巻き取る巻取リールとから成るラベル貼付装置
に於いて、前記巻取リールと前記搬送手段との間に前記
帯状台紙の弛みを吸収する台紙テンション装置を設けた
ことを特徴とする。
【０００７】本発明によれば、巻取リールの間欠回転が
停止する際に、巻取リールは回転反力によって巻取方向
と逆方向に回転するが、台紙テンション装置が帯状台紙
にかかるテンションの変化を吸収して帯状台紙の弛みを
防止する。このため、帯状台紙の搬送速度を速くしても
帯状台紙を巻取リールに綺麗に巻き取ることができる。
停止する際に、巻取リールは回転反力によって巻取方向
と逆方向に回転するが、台紙テンション装置が帯状台紙
にかかるテンションの変化を吸収して帯状台紙の弛みを
防止する。このため、帯状台紙の搬送速度を速くしても
帯状台紙を巻取リールに綺麗に巻き取ることができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るラベル貼付装置の好ましい実施の形態について詳説す
る。図１は、本発明に係るラベル貼付装置の実施の形態
の全体構成図である。同図に示すように、ラベル貼付装
置１０は、多数のラベル１２、１２…が所定のピッチで
仮着されたロール状の帯状台紙１４を搬送路に送給する
供給リール１６と、ラベル１２を帯状台紙１４から１枚
ずつ剥離させる剥離板１８と、剥離板１８で剥離された
ラベル１２を被貼付物２０に貼付する貼付ローラ２２
と、剥離板１８でラベル１２が剥離された帯状台紙１４
を巻き取る巻取リール２４と、巻取リール２４近傍の搬
送路に設けられ帯状台紙１４のテンションの変化を吸収
する台紙テンション装置２６と、帯状台紙１４を供給リ
ール１６から巻取リール２４まで搬送する搬送部２８と
で構成される。
るラベル貼付装置の好ましい実施の形態について詳説す
る。図１は、本発明に係るラベル貼付装置の実施の形態
の全体構成図である。同図に示すように、ラベル貼付装
置１０は、多数のラベル１２、１２…が所定のピッチで
仮着されたロール状の帯状台紙１４を搬送路に送給する
供給リール１６と、ラベル１２を帯状台紙１４から１枚
ずつ剥離させる剥離板１８と、剥離板１８で剥離された
ラベル１２を被貼付物２０に貼付する貼付ローラ２２
と、剥離板１８でラベル１２が剥離された帯状台紙１４
を巻き取る巻取リール２４と、巻取リール２４近傍の搬
送路に設けられ帯状台紙１４のテンションの変化を吸収
する台紙テンション装置２６と、帯状台紙１４を供給リ
ール１６から巻取リール２４まで搬送する搬送部２８と
で構成される。
【０００９】剥離板１８は、先端が斜め下に向けて形成
され、ラベル１２を仮着した帯状台紙１４が剥離板１８
の先端で転向搬送されることにより帯状台紙１４より剛
性の大きなラベル１２は帯状台紙１４から剥離されて真
っ直ぐに繰り出される。貼付ローラ２２は前記剥離板１
８の近傍に設けられ、ラベル１２が剥離板１８により帯
状台紙１４から剥離されて真っ直ぐに繰り出されると、
貼付ローラ２２が別設のコンベヤ３０によって搬送され
てきた被貼付物２０の上面にラベル１２を押圧して被貼
付物２０に貼付する。
され、ラベル１２を仮着した帯状台紙１４が剥離板１８
の先端で転向搬送されることにより帯状台紙１４より剛
性の大きなラベル１２は帯状台紙１４から剥離されて真
っ直ぐに繰り出される。貼付ローラ２２は前記剥離板１
８の近傍に設けられ、ラベル１２が剥離板１８により帯
状台紙１４から剥離されて真っ直ぐに繰り出されると、
貼付ローラ２２が別設のコンベヤ３０によって搬送され
てきた被貼付物２０の上面にラベル１２を押圧して被貼
付物２０に貼付する。
【００１０】供給リール１６下方には、支点３４を中心
に回動自在なアーム３６が設けられると共に、アーム３
６の先端に帯状台紙１４に係合するテンションローラ３
８が設けられる。そして、このテンションローラ３８は
アーム３６の回動部に内蔵されたゼンマイバネにより図
中矢印方向に付勢されている。これにより、供給リール
１６と搬送部２８との間における帯状台紙１４の弛みを
吸収して、供給リール１６から搬送路に送給された帯状
台紙１４のラベル１２が剥離板１８において位置ずれし
ないようにしている。
に回動自在なアーム３６が設けられると共に、アーム３
６の先端に帯状台紙１４に係合するテンションローラ３
８が設けられる。そして、このテンションローラ３８は
アーム３６の回動部に内蔵されたゼンマイバネにより図
中矢印方向に付勢されている。これにより、供給リール
１６と搬送部２８との間における帯状台紙１４の弛みを
吸収して、供給リール１６から搬送路に送給された帯状
台紙１４のラベル１２が剥離板１８において位置ずれし
ないようにしている。
【００１１】また、帯状台紙１４の搬送路には複数のガ
イドローラ４０、４０…とラベル有無センサ４１とが設
けられる。図２は台紙テンション装置２６とその近傍の
構造を示す構成図であり、図３は台紙テンション装置２
６の斜視図である。これらの図に示すように、台紙テン
ション装置２６は、ばね板４２と支持棒４４とＬ字板４
６とスプリング４８とから構成される。
イドローラ４０、４０…とラベル有無センサ４１とが設
けられる。図２は台紙テンション装置２６とその近傍の
構造を示す構成図であり、図３は台紙テンション装置２
６の斜視図である。これらの図に示すように、台紙テン
ション装置２６は、ばね板４２と支持棒４４とＬ字板４
６とスプリング４８とから構成される。
【００１２】ばね板４２は、帯状台紙１４の搬送路に沿
って設けられ、その搬送路下流側には巻取リール２４の
方向に湾曲した湾曲部５０が形成され、帯状台紙１４を
巻取リール２４へ導く。ばね板４２の搬送路上流側には
湾曲部５０と同一方向に折曲された折曲部５２が形成さ
れ、折曲部５２の中央には丸孔５４が形成される。ばね
板４２の両側縁中央には、側板３２と平行な支持板５
６、５６が取り付けられる。取付棒４４は、前記一対の
支持板５６、５６に支持されると共に、その図３中左端
が側板３２に固定される。Ｌ字板４６はＬ字状に形成さ
れ、前記取付棒４４に対してその長辺がばね板４２と直
交するようにボルト５８で固定される。Ｌ字板４６の長
辺の先端部には長孔６０が取付棒４４に沿って設けられ
る。丸孔５４と長孔６０との間にはスプリング４８が掛
け渡され、ばね板４２は図２中矢印Ｃ方向に付勢され
る。
って設けられ、その搬送路下流側には巻取リール２４の
方向に湾曲した湾曲部５０が形成され、帯状台紙１４を
巻取リール２４へ導く。ばね板４２の搬送路上流側には
湾曲部５０と同一方向に折曲された折曲部５２が形成さ
れ、折曲部５２の中央には丸孔５４が形成される。ばね
板４２の両側縁中央には、側板３２と平行な支持板５
６、５６が取り付けられる。取付棒４４は、前記一対の
支持板５６、５６に支持されると共に、その図３中左端
が側板３２に固定される。Ｌ字板４６はＬ字状に形成さ
れ、前記取付棒４４に対してその長辺がばね板４２と直
交するようにボルト５８で固定される。Ｌ字板４６の長
辺の先端部には長孔６０が取付棒４４に沿って設けられ
る。丸孔５４と長孔６０との間にはスプリング４８が掛
け渡され、ばね板４２は図２中矢印Ｃ方向に付勢され
る。
【００１３】搬送部２８は、ゴムローラ６２とニップロ
ーラ６４とから成り、剥離板１８と巻取リール２４との
間に設けられる。ゴムローラ６２は、側板３２に回転自
在に設けられ、後述する駆動機構６８（図４）によって
回転駆動される。ニップローラ６４は、回動軸７０を支
点として回動するニップレバー７２に回転自在に支持さ
れ、ゴムローラ６２に接触して従動回転する。
ーラ６４とから成り、剥離板１８と巻取リール２４との
間に設けられる。ゴムローラ６２は、側板３２に回転自
在に設けられ、後述する駆動機構６８（図４）によって
回転駆動される。ニップローラ６４は、回動軸７０を支
点として回動するニップレバー７２に回転自在に支持さ
れ、ゴムローラ６２に接触して従動回転する。
【００１４】図４は、駆動機構６８の構成図である。ゴ
ムローラ６２に取り付けられたゴムローラプーリ７４
は、第１のタイミングベルト７６を介してアイドルプー
リ７８に連結される。アイドルプーリ７８は、第２のタ
イミングベルト８０を介してモータプーリ８２に連結さ
れ、モータプーリ８２の回転軸には図示しないパルスモ
ータが連結される。また、前記ゴムローラプーリ７４
は、Ｖベルト８４を介して巻取リール２４に取り付けら
れた巻取リールプーリ８６に連結される。これによっ
て、ラベル１２が仮着された帯状台紙１４は、ゴムロー
ラ６２とニップローラ６４とによって挟持搬送され、巻
取リール２４に巻き取られる。
ムローラ６２に取り付けられたゴムローラプーリ７４
は、第１のタイミングベルト７６を介してアイドルプー
リ７８に連結される。アイドルプーリ７８は、第２のタ
イミングベルト８０を介してモータプーリ８２に連結さ
れ、モータプーリ８２の回転軸には図示しないパルスモ
ータが連結される。また、前記ゴムローラプーリ７４
は、Ｖベルト８４を介して巻取リール２４に取り付けら
れた巻取リールプーリ８６に連結される。これによっ
て、ラベル１２が仮着された帯状台紙１４は、ゴムロー
ラ６２とニップローラ６４とによって挟持搬送され、巻
取リール２４に巻き取られる。
【００１５】次に、上記の如く構成された本発明のラベ
ル貼付装置の作用を説明する。多数のラベル１２が仮着
された帯状台紙１４は、間欠回転するゴムローラ６２と
ニップローラ６４によって供給リール１６から搬送路に
間欠的に送給される。剥離板１８に搬送された帯状台紙
１４は、剥離板１８の先端にて転向搬送され、ラベル１
２が帯状台紙１４から剥離されて真っ直ぐに繰り出され
る。真っ直ぐに繰り出されたラベル１２は、別設のコン
ベヤ３０で搬送されてきた被貼付物２０に貼付ローラ２
２で押圧貼付される。ラベル１２が剥離された帯状台紙
１４は、台紙テンション装置２６を介して巻取リール２
４に巻き取られる。
ル貼付装置の作用を説明する。多数のラベル１２が仮着
された帯状台紙１４は、間欠回転するゴムローラ６２と
ニップローラ６４によって供給リール１６から搬送路に
間欠的に送給される。剥離板１８に搬送された帯状台紙
１４は、剥離板１８の先端にて転向搬送され、ラベル１
２が帯状台紙１４から剥離されて真っ直ぐに繰り出され
る。真っ直ぐに繰り出されたラベル１２は、別設のコン
ベヤ３０で搬送されてきた被貼付物２０に貼付ローラ２
２で押圧貼付される。ラベル１２が剥離された帯状台紙
１４は、台紙テンション装置２６を介して巻取リール２
４に巻き取られる。
【００１６】このラベル貼付において、帯状台紙１４の
搬送速度、即ち巻取リール２４の巻取速度が速く、例え
ば４０ｍ／分以上になると、間欠回転する巻取リール２
４が停止する際に、巻取リール２４がその反力によって
矢印Ｂの方向に逆回転する。しかし、本発明では、搬送
部２８と巻取リール２４との間に台紙テンション装置２
６を設けたので、台紙テンション装置２６のばね板４２
が図２中矢印Ｃの方向に揺動してテンションの変化を吸
収して帯状台紙１４の弛みを防止する。
搬送速度、即ち巻取リール２４の巻取速度が速く、例え
ば４０ｍ／分以上になると、間欠回転する巻取リール２
４が停止する際に、巻取リール２４がその反力によって
矢印Ｂの方向に逆回転する。しかし、本発明では、搬送
部２８と巻取リール２４との間に台紙テンション装置２
６を設けたので、台紙テンション装置２６のばね板４２
が図２中矢印Ｃの方向に揺動してテンションの変化を吸
収して帯状台紙１４の弛みを防止する。
【００１７】そして、巻取リール２４が帯状台紙１４を
巻き取る矢印Ａの方向に再び回転した時には、帯状台紙
１４にかかるテンションが強まるが、ばね板４２が図２
中矢印Ｄの方向に揺動してこのテンションの変化を吸収
する。このように、このラベル貼付装置１０は、台紙テ
ンション装置２６によって帯状台紙１４にかかるテンシ
ョンの変化を吸収し帯状台紙１４の弛みを防止すること
ができるため、帯状台紙１４の搬送速度を４０ｍ／分以
上、例えば６０ｍ／分まで上げても帯状台紙１４を巻取
リール２４に綺麗に巻き取ることができる。
巻き取る矢印Ａの方向に再び回転した時には、帯状台紙
１４にかかるテンションが強まるが、ばね板４２が図２
中矢印Ｄの方向に揺動してこのテンションの変化を吸収
する。このように、このラベル貼付装置１０は、台紙テ
ンション装置２６によって帯状台紙１４にかかるテンシ
ョンの変化を吸収し帯状台紙１４の弛みを防止すること
ができるため、帯状台紙１４の搬送速度を４０ｍ／分以
上、例えば６０ｍ／分まで上げても帯状台紙１４を巻取
リール２４に綺麗に巻き取ることができる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のラベル貼
付装置によれば、巻取リールと前記搬送手段との間に設
けられた台紙テンション装置が帯状台紙の弛みを吸収す
ることにより、帯状台紙の搬送速度を速くしても帯状台
紙を巻取リールに綺麗に巻き取ることができる。
付装置によれば、巻取リールと前記搬送手段との間に設
けられた台紙テンション装置が帯状台紙の弛みを吸収す
ることにより、帯状台紙の搬送速度を速くしても帯状台
紙を巻取リールに綺麗に巻き取ることができる。
【図１】本発明に係るラベル貼付装置の実施の形態の全
体構成図
体構成図
【図２】台紙テンション装置とその近傍の構造を示す構
成図
成図
【図３】台紙テンション装置の斜視図
【図４】駆動機構の構成図
１０…ラベル貼付装置 １２…ラベル １４…帯状台紙 １６…供給リール １８…剥離板 ２０…被貼付物 ２２…貼付ローラ ２４…巻取リール ２６…台紙テンション装置 ２８…搬送部 ４２…ばね板 ６２…ゴムローラ ６４…ニップローラ
Claims (2)
- 【請求項１】ラベルが所定間隔で仮着された帯状台紙を
巻装して装填する供給リールと、前記帯状台紙の搬送路
に設けられ、前記供給リールから剥離部を介して巻取リ
ールまで帯状台紙を間欠搬送すると共に前記剥離部で帯
状台紙を転向搬送させることにより帯状台紙からラベル
を剥離して貼付部に繰り出す搬送手段と、前記搬送手段
の間欠搬送に同期して間欠回転してラベルが剥離した帯
状台紙を巻き取る巻取リールとから成るラベル貼付装置
に於いて、 前記巻取リールと前記搬送手段との間に前記帯状台紙の
弛みを吸収する台紙テンション装置を設けたことを特徴
とするラベル貼付装置。 - 【請求項２】前記帯状台紙の搬送速度は４０ｍ／分以上
であることを特徴とする請求項１のラベル貼付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18027097A JPH1111449A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | ラベル貼付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18027097A JPH1111449A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | ラベル貼付装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1111449A true JPH1111449A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=16080304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18027097A Pending JPH1111449A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | ラベル貼付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1111449A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006182498A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Sato Corp | 巻き取り装置 |
| US20220088947A1 (en) * | 2019-02-14 | 2022-03-24 | Ricoh Company, Ltd. | Liquid ejection apparatus, winding control method, and computer readable recording medium |
-
1997
- 1997-06-23 JP JP18027097A patent/JPH1111449A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006182498A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Sato Corp | 巻き取り装置 |
| JP4494193B2 (ja) * | 2004-12-27 | 2010-06-30 | 株式会社サトー | 巻き取り装置 |
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