JPH11112158A - 密閉型制御装置 - Google Patents

密閉型制御装置

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JPH11112158A
JPH11112158A JP9271619A JP27161997A JPH11112158A JP H11112158 A JPH11112158 A JP H11112158A JP 9271619 A JP9271619 A JP 9271619A JP 27161997 A JP27161997 A JP 27161997A JP H11112158 A JPH11112158 A JP H11112158A
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JP
Japan
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housing
control device
stirring means
electronic circuit
electric machine
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Application number
JP9271619A
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English (en)
Inventor
Yoshifumi Nakahama
敬文 中濱
Takayuki Ishii
孝幸 石井
Tomohiko Tanimoto
智彦 谷本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Priority to US09/164,742 priority patent/US6141217A/en
Publication of JPH11112158A publication Critical patent/JPH11112158A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/20009Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating using a gaseous coolant in electronic enclosures
    • H05K7/20136Forced ventilation, e.g. by fans
    • H05K7/20145Means for directing air flow, e.g. ducts, deflectors, plenum or guides
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/20009Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating using a gaseous coolant in electronic enclosures
    • H05K7/202Air circulating in closed loop within enclosure wherein heat is removed through heat-exchangers

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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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  • Thermal Sciences (AREA)
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 筐体内に電子回路が密閉状態に配設された密
閉型制御装置において、電子回路の冷却を促進を図る。 【解決手段】 筐体2の内部に遠心ファン8を設け、遠
心ファン8により、筐体2の内部に空気の流れが発生す
るように構成した。平滑コンデンサ5や半導体素子6の
発熱に応じて温度が上昇した空気は、遠心ファン8側に
向かって軸方向に流れ(矢印A参照)、遠心ファン8に
吸込まれた空気は、筐体2の内壁面側に向かって遠心方
向に流れ(矢印B参照)、筐体2の内壁面に当たった空
気は、内壁面に沿った方向に拡散して流れるようになる
(矢印C参照)。このような空気の流れによって、発熱
した平滑コンデンサ5や半導体素子6から空気への熱伝
達が促進されると共に、空気から筐体2への熱伝達が促
進され、これにより、平滑コンデンサ5や半導体素子6
の冷却を促進することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筐体の内部に密閉
状態に電子回路が配設された密閉型制御装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、筐体の内部
に例えばコンデンサなどが設けられた電子回路を密閉状
態に配設した密閉型制御装置が供されている。このもの
は、筐体の内部と外部とが遮断された構成であるので、
筐体内部の電子回路を筐体外部の空気中の塵埃から保護
することができるという利点がある。
【0003】ところで、このような密閉型制御装置にお
いては、その筐体内部の電子回路が発熱するのに応じ
て、その発熱した電子回路を冷却する必要があり、従来
のものでは、筐体からの自然放熱によって電子回路を冷
却していた。あるいは、筐体の外部に例えばファンなど
の冷却装置を設け、その冷却装置により筐体を強制的に
冷却することによって、筐体内部の空気を冷却し、電子
回路を冷却するものもあった。
【0004】しかしながら、このような従来のもので
は、自然放熱ならびに強制放熱のいずれの場合にも、筐
体内部の熱が自然対流によって筐体の上側の壁部に伝達
されることに依存しているので、電子回路の冷却が充分
になされず、それによって、製品寿命が短くなってしま
うという問題があった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、電子回路の冷却を促進することが
でき、それによって、電子回路の製品寿命を長くするこ
とができる密閉型制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の密閉型制御装置
は、筐体と、この筐体の内部に密閉状態に配設された電
子回路と、前記筐体の内部に設けられ、前記筐体内の空
気を流動・撹拌する撹拌手段とを備えて構成したところ
に特徴を有する(請求項1)。
【0007】上記構成の密閉型制御装置によれば、筐体
内にあって電子回路が発熱すると、その電子回路に発生
した熱は、筐体内の空気に伝達され、さらに、その空気
に伝達した熱は、筐体に伝達されるようになる。ここ
で、筐体内の空気は、撹拌手段により、流動・撹拌され
ているので、その空気の流れによって、電子回路から空
気への熱の伝達が促進されると共に、空気から筐体への
熱の伝達が促進されるようになる。これによって、電子
回路の冷却を促進することができ、製品寿命を長くする
ことができる。
【0008】また、本発明の密閉型制御装置は、回転電
機に一体に設けられた筐体と、この筐体の内部に密閉状
態に配設された電子回路と、前記回転電機の回転軸と一
体に回転する回転部材と、前記筐体の内部に設けられ、
前記回転部材により回転されることによって前記筐体内
の空気を流動・撹拌する撹拌手段とを備えて構成したと
ころに特徴を有する(請求項2)。
【0009】上記構成の密閉型制御装置によれば、回転
電機に一体に設けられた筐体内にあって電子回路が発熱
すると、その電子回路に発生した熱は、筐体内の空気に
伝達され、さらに、その空気に伝達した熱は、筐体に伝
達されるようになる。ここで、筐体内の空気は、回転部
材が回転することによって、撹拌手段により、流動・撹
拌されているので、その空気の流れによって、電子回路
から空気への熱の伝達が促進されると共に、空気から筐
体への熱の伝達が促進されるようになる。
【0010】これによって、筐体に回転電機が一体に設
けられたものにおいても、上記した請求項1記載のもの
と同様の作用効果を得ることができる。特に、この場合
は、回転電機の回転部材が回転することによって、撹拌
手段が回転するようになるので、撹拌手段を回転させる
にあたって、別途、専用の駆動手段を設ける必要がな
く、その分、部品点数の削減を図ることができ、また、
電気代の低減も図ることができる。
【0011】また、上記密閉型制御装置において、前記
回転部材を、前記回転電機の回転軸の一部をなして、こ
れよりも細径に構成しても良い(請求項3)。また、上
記密閉型制御装置において、前記回転部材を、前記回転
電機の回転軸とは異なる部材から構成しても良い(請求
項4)。また、上記密閉型制御装置において、前記撹拌
手段を、回転部材を覆う筒部を備えて構成しても良い
(請求項5)。また、上記密閉型制御装置において、前
記撹拌手段を、熱伝導率の小さい材料から構成しても良
い(請求項6)。さらに、上記密閉型制御装置におい
て、前記撹拌手段を、前記回転電機の回転軸の回転を検
出する回転検出手段の構成部品の基板部を利用して構成
しても良い(請求項7)。
【0012】また、本発明の密閉型制御装置は、回転電
機の外枠体に一体化されて設けられ、その外枠体と共に
密閉状態を形成する筐体と、この筐体の内部に配設され
た電子回路と、この電子回路側と前記回転電機側とを隔
てる境界壁部に設けられた通風孔部と、 前記筐体の内
部にあって前記境界壁部より前記電子回路側に設けら
れ、前記回転電機の回転軸により回転されることによっ
て前記筐体内の空気を前記通風孔部を介して前記電子回
路側と前記回転電機側との間で流動・撹拌する撹拌手段
とを備えて構成したところに特徴を有する(請求項
8)。
【0013】上記構成の密閉型制御装置によれば、筐体
内にあって電子回路が発熱すると、その電子回路に発生
した熱は、筐体内の空気に伝達され、さらに、その空気
に伝達した熱は、筐体に伝達されるようになる。ここ
で、筐体内の空気は、回転電機の回転軸が回転すること
によって、電子回路側に設けられた撹拌手段により、通
風孔部を介して電子回路側と回転電機側との間で流動・
撹拌されているので、その空気の流れによって、電子回
路から空気への熱の伝達が促進されると共に、空気から
筐体への熱の伝達が促進されるようになる。
【0014】これによって、上記した請求項1記載のも
のと同様の作用効果を得ることができる。特に、この場
合は、回転電機側においても、例えばロータやステータ
から空気への熱の伝達が促進されるようになるので、ロ
ータやステータの冷却をも促進することができる。
【0015】また、本発明の密閉型制御装置は、回転電
機の外枠体に一体化されて設けられ、その外枠体と共に
密閉状態を形成する筐体と、この筐体の内部に配設され
た電子回路と、この電子回路側と前記回転電機側とを隔
てる境界壁部に設けられた通風孔部と、 前記筐体の内
部にあって前記境界壁部より前記回転電機側に設けら
れ、前記回転電機の回転軸により回転されることによっ
て前記筐体内の空気を前記通風孔部を介して前記電子回
路側と前記回転電機側との間で流動・撹拌する撹拌手段
とを備えて構成したところに特徴を有する(請求項
9)。
【0016】上記構成の密閉型制御装置によれば、筐体
内にあって電子回路が発熱すると、その電子回路に発生
した熱は、筐体内の空気に伝達され、さらに、その空気
に伝達した熱は、筐体に伝達されるようになる。ここ
で、筐体内の空気は、回転電機の回転軸が回転すること
によって、回転電機側に設けられた撹拌手段により、通
風孔部を介して電子回路側と回転電機側との間で流動・
撹拌されているので、その空気の流れによって、電子回
路から空気への熱の伝達が促進されると共に、空気から
筐体への熱の伝達が促進されるようになる。
【0017】これによって、上記した請求項1記載のも
のと同様の作用効果を得ることができる。特に、この場
合も、回転電機側において、例えばロータやステータか
ら空気への熱の伝達が促進されるようになるので、上記
した請求項8記載のものと同様の作用効果を得ることが
できる。
【0018】また、上記密閉型制御装置において、前記
電子回路に、コンデンサを備え、前記撹拌手段を、遠心
ファンもしくは斜流ファンから構成し、前記コンデンサ
を、前記撹拌手段の吸気側に配設しても良い(請求項1
0)。上記構成の密閉型制御装置によれば、発熱量が比
較的大きなコンデンサであっても、撹拌手段の吸気側に
配設することによって、冷却を促進することができ、製
品寿命を長くすることができる。
【0019】また、上記密閉型制御装置において、前記
コンデンサを、その中心軸が前記撹拌手段の中心軸と同
一軸上に位置し、且つ、これと直交するように配設して
も良い(請求項11)。また、上記密閉型制御装置にお
いて、前記電子回路に、複数のコンデンサを備え、前記
撹拌手段を、遠心ファンもしくは斜流ファンから構成
し、前記各コンデンサを、前記撹拌手段の吸気側にあっ
て前記撹拌手段の中心軸に垂直な垂直面上に配設しても
良い(請求項12)。
【0020】また、上記密閉型制御装置において、前記
各コンデンサを、巴状に配設しても良い(請求項1
3)。
【0021】また、上記密閉型制御装置において、前記
電子回路に、複数のコンデンサを備え、前記撹拌手段
を、遠心ファンもしくは斜流ファンから構成し、前記各
コンデンサを、前記撹拌手段の吸気側にあって前記撹拌
手段の中心を中心とする円弧上に配設しても良い(請求
項14)。
【0022】また、上記密閉型制御装置において、前記
撹拌手段の吸気側とは反対側に、前記回転検出手段の構
成部品の一部を配設しても良い(請求項15)。
【0023】また、上記密閉型制御装置において、前記
撹拌手段の吸気側とは反対側に、制御基板を設けても良
い(請求項16)。 また、上記密閉型制御装置におい
て、前記撹拌手段の外周側に、端子台を設けても良い
(請求項17)。
【0024】さらに、上記密閉型制御装置において、前
記撹拌手段を、遠心ファンもしくは斜流ファンから構成
し、その遠心ファンもしくは斜流ファンのシュラウドを
前記回転検出手段の構成部品を利用して構成しても良い
(請求項18)。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明をインバータに適用
した第1実施例について図1を参照して説明する(請求
項1に対応)。密閉型制御装置としてのインバータ装置
1にあって、筐体2の内部には、取付脚3によって所定
位置に位置決めされたプリント基板4が密閉状態に配設
されており、そのプリント基板4の表面部(図1中、右
側面部)には、平滑コンデンサ5ならびにスイッチング
素子としての半導体素子(例えばトランジスタ)6が実
装されている。
【0026】また、このプリント基板4の表面部には、
図示しないが、整流回路を構成するダイオードなども実
装されている。しかして、これらプリント基板4、平滑
コンデンサ5ならびに半導体素子6などによって、電子
回路としてのインバータ回路(整流回路、インバータ主
回路ならびに制御回路)7が構成されている。また、筐
体2の内部にあって上記インバータ回路7の図1中、右
側部には、撹拌手段としての遠心ファン8が上記平滑コ
ンデンサ5に対向するように取付脚9によって保持され
て配設されている。
【0027】この遠心ファン8は、ハウジング10の内
部に、円板状の基板11と、この基板11に設けられた
羽根部12と、ファンモータ14の回転軸13とを備え
て構成されている。このハウジング10には、それぞれ
軸方向に開口する吸気口10aならびに遠心方向に開口
する吐気口10bが形成されている。尚、上記ファンモ
ータ14は、上記ハウジング10の外部に取付けられて
いる。
【0028】また、このように構成されたインバータ装
置1の外部には、このインバータ装置1とは別体に冷却
ファン(図示せず)が配設されており、その冷却ファン
は、筐体2に向けて送風することによって、インバータ
装置1を冷却するようになっている。尚、上記インバー
タ回路7ならびにファンモータ14は、図示しない交流
電源から、それぞれ所定の交流電圧が印加されることに
よって駆動するようになっている。
【0029】次に、上記構成の作用について説明する。
交流電源から上記インバータ回路7に交流電圧が印加さ
れ、インバータ回路7が駆動すると、それに応じて、平
滑コンデンサ5や半導体素子6が発熱するようになる。
また、このとき、交流電源からファンモータ14に交流
電圧が印加され、ファンモータ14が駆動すると、それ
に応じて、遠心ファン8が駆動し、すなわち、羽根部1
2が基板11と共に回転軸13を回転中心として回転す
るようになる。
【0030】さて、ここで、筐体2内の空気の流れにつ
いて考える。筐体2の内部において、平滑コンデンサ5
や半導体素子6の発熱に応じて温度が上昇した空気は、
遠心ファン8が駆動していることによって、遠心ファン
8側に向かって軸方向に流れ(図1中、矢印A参照)、
吸気口10aを通して遠心ファン8に吸込まれた空気
は、筐体2の内壁面側に向かって吸気口10bを通して
遠心方向に流れるようになる(図1中、矢印B参照)。
そして、筐体2の内壁面に当たった空気は、内壁面に沿
った方向に拡散して流れるようになる(図1中、矢印C
参照)。
【0031】すなわち、筐体2内においては、平滑コン
デンサ5や半導体素子6に発生した熱は、筐体2内を上
述したような方向に流動している空気に伝達され、さら
に、その流動している空気に伝達した熱は、筐体2の壁
面全体に伝達されるようになる。そして、筐体2に伝達
した熱は、上記したインバータ装置1とは別体に配設さ
れた冷却ファンからの送風によって、筐体2の外部に向
けて放出されるようになる。
【0032】このように第1実施例によれば、筐体2の
内部に遠心ファン8を設け、遠心ファン8により、筐体
2の内部に空気の流れが発生するように構成したので、
発熱した平滑コンデンサ5や半導体素子6から空気への
熱伝達が促進されると共に、空気から筐体2への熱伝達
が促進されるようになる。これによって、平滑コンデン
サ5や半導体素子6の冷却を促進することができ、製品
寿命を長くすることができる。
【0033】さて、発明者らは、筐体2の内部に遠心フ
ァン8を設けたことによる効果を実験により確認した。
以下、その実験結果について、図2を参照して説明す
る。◎図2において、それぞれ縦軸は温度、横軸は平滑
コンデンサ5の表面部からの距離を示し、また、実線A
は、筐体2内に遠心ファン8を設けた構成(本発明の構
成)、破線Bは、筐体2内に遠心ファン8を設けない構
成(従来の構成)を示している。この実験結果から明ら
かなように、筐体2内に遠心ファン8を設けた構成で
は、遠心ファン8を設けない構成よりも、筐体2の内部
の温度が低下していることが分かる。
【0034】次に、本発明をインバータ一体型モータに
適用した第2実施例について、図3を参照して説明する
(請求項2、3および6に対応)。尚、第1実施例と同
一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下、異な
る部分について説明する。◎インバータ一体型モータ2
1は、インバータ装置22とモータ(回転電機)23と
が一体に構成されている。このインバータ装置22の筐
体24の内部には、第1実施例で説明したプリント基板
4、平滑コンデンサ5ならびに半導体素子6などから構
成されたインバータ回路7が密閉状態に配設されてお
り、このインバータ回路7は、モータ23を駆動するよ
うになっている。また、筐体24にあって図3中、右側
の側壁25の所定部位には、孔部25aが形成されてい
る。
【0035】モータ23は、例えば三相インダクション
モータからなるもので、軸方向に沿った筒状のフレーム
26の両端部にブラケット27、28が取付けられて構
成されている。このうち、ブラケット27は、上記イン
バータ装置22の側壁25に当接しており、そのブラケ
ット27にあって上記側壁25の孔部25aに対向する
部位には、孔部25aと内周面が面一となるように孔部
27aが形成されている。しかして、これら側壁25の
孔部25aとブラケットの孔部27aとによって、軸孔
29が構成されている。また、ブラケット28の所定部
位には軸孔30が形成されている。
【0036】フレーム26の内周側には、ステータコア
31と、このステータコア31に巻装された巻線32と
からなるステータ33が配設されている。そして、この
ステータ33の内周側には、ロータコア34に導体(図
示せず)が埋設されてなるロータ35が後述するように
して回転可能に収容されている。
【0037】ロータ35の回転軸36は、軸本体部36
aと、その軸本体部36aよりも細径に形成された回転
部材としての細径部36bとから構成されている。そし
て、この回転軸36の細径部36bは、上記軸孔29を
貫通するようにブラケット27に設けられた軸受37に
支承されると共に、軸本体部36aは、上記軸孔30を
貫通するようにブラケット28に設けられた軸受38に
支承されている。尚、回転軸36にあって細径部36b
の外径は、軸孔29よりも僅かに小さく、軸本体部36
aの外径は、軸孔30よりも僅かに小さく形成されてお
り、しかして、回転軸36は、それぞれ軸孔29ならび
に30を隙間が殆どない状態で貫通している。
【0038】また、この回転軸36にあって細径部36
b側の先端部には、円板状の基板39と、この基板39
に設けられた羽根部40とからなる撹拌手段としての遠
心ファン41が装着されている。そして、この遠心ファ
ン41は、モータ23が駆動し、回転軸36が回転する
ことによって、回転するようになっている。この場合、
羽根部40ならびに基板39は、いずれも熱伝導率の小
さい材料から構成されている。
【0039】次に、上記構成の作用について説明する。
交流電源からインバータ回路7に交流電圧が印加され、
インバータ回路7が駆動すると、それに応じて、平滑コ
ンデンサ5や半導体素子6が発熱するようになる。ま
た、このとき、インバータ回路7からモータ23に交流
電圧が印加され、モータ23が駆動すると、回転軸36
が回転し、それに連動して、遠心ファン41が回転する
ようになる。
【0040】そして、インバータ装置22の筐体24内
において、平滑コンデンサ5や半導体素子6の発熱に応
じて温度が上昇した空気は、遠心ファン41側に向かっ
て軸方向に流れ、遠心ファン41に吸込まれた空気は、
筐体24の内壁面側に向かって遠心方向に流れ、筐体2
4の内壁面に当たった空気は、内壁面に沿った方向に拡
散して流れるようになる。これにより、上述した第1実
施例と同様にして、平滑コンデンサ5や半導体素子6の
冷却を促進することができる。
【0041】この第2実施例によれば、インバータ一体
型モータ21においても、上述した第1実施例と同様の
作用効果を得ることができる。特に、この第2実施例で
は、遠心ファン41をモータ23の回転軸36に装着
し、回転軸36の回転力により遠心ファン41を回転さ
せる構成としたので、遠心ファン41を回転させるにあ
たって、第1実施例で説明したファンモータ14を不要
とすることが可能となり、その分、部品点数の削減を図
ることができ、また、電気代の低減も図ることができ
る。
【0042】また、モータ23の回転軸36にあってイ
ンバータ装置22側を細径にしたので、モータ23側か
ら回転軸36を通してインバータ装置22側へ伝達され
る熱量を抑制することができる。
【0043】また、遠心ファン41を熱伝導率の小さい
材料から構成したので、これによっても、モータ23側
から遠心ファン41ならびに回転軸36を通してインバ
ータ装置22側へ伝達される熱量を抑制することができ
る。
【0044】次に、本発明の第3実施例について、図4
を参照して説明する(請求項4に対応)。尚、第2実施
例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以
下、異なる部分について説明する。この第3実施例にお
いては、撹拌手段としての遠心ファン51は、羽根部5
2と、基板53とから構成されており、その基板53に
は、第2実施例で説明した基板39とは異なって、軸方
向に延びた回転部材としての軸部54が一体に形成され
ている。そして、遠心ファン51は、軸部54がモータ
23の回転軸55に同心軸上となるように取付けられて
いる。しかして、交流電源からモータ23に交流電圧が
印加され、回転軸55が回転すると、それに連動して、
遠心ファン51が回転するようになる。
【0045】すなわち、この第3実施例は、基板53に
一体に設けた軸部54は、第2実施例で説明した回転軸
36の細径部36bに相当するものであり、モータ23
の回転軸55の回転力は、この軸部54を介して遠心フ
ァン51に伝達され、それによって、遠心ファン51が
回転するようになっている。
【0046】この第3実施例によれば、上述した第2実
施例と同様の作用効果を得ることができる。特に、この
第3実施例では、遠心ファン51の基板53にモータ2
3の回転軸55とは材料の異なる軸部54を一体に設
け、その軸部54を介して回転軸55の回転力が遠心フ
ァン51に伝達されるように構成したので、軸部54を
熱伝導率の小さい部材から構成することが可能となる。
これによって、モータ23側からインバータ装置22側
へ伝達される熱量を抑制することができる。
【0047】次に、本発明の第4実施例について、図5
を参照して説明する(請求項5に対応)。尚、第2実施
例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以
下、異なる部分について説明する。この第4実施例にお
いては、撹拌手段としての遠心ファン61は、羽根部6
2と、基板63とから構成されており、その基板63に
は、第2実施例で説明した基板39とは異なって、軸方
向に延びた筒部64が一体に形成されている。そして、
遠心ファン61は、筒部64が回転軸36の細径部36
bの先端部を覆うように、その回転軸36の先端部に装
着されている。
【0048】この第4実施例によれば、上述した第2実
施例と同様の作用効果を得ることができる。特に、この
第4実施例では、遠心ファン61の基板63に筒部64
を設け、その筒部64が回転軸36の細径部36bの先
端部を覆うように構成したので、筐体24内にあって
は、温度が高い空気から回転軸36の細径部36bへ伝
達される熱量を抑制することができ、それによって、モ
ータ23側からインバータ装置22側へ伝達される熱量
を抑制することができる。
【0049】次に、本発明の第5実施例について、図6
を参照して説明する(請求項7に対応)。尚、第2実施
例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以
下、異なる部分について説明する。この第5実施例にお
いては、インバータ装置22の筐体24の内部には、ベ
ース部71が固定状態で配設されており、そのベース部
71にあってインバータ回路7側の側面部には、回転検
出手段としての磁気センサ72を構成する例えばホール
素子からなるセンサ部73が取付けられている。
【0050】モータ23の回転軸36にあって細径部3
6b側の先端部には、円板状の基板74が装着されてお
り、その基板74にあってモータ23側の側面部には、
上記センサ部73と対向するように、周方向に沿って磁
石75が設けられている。この磁石75は、上記センサ
部73に磁界を放射するものである。
【0051】しかして、モータ23が駆動して回転軸3
6が回転すると、基板74と共に磁石75が回転し、そ
れに応じて、センサ部73を鎖交する磁界が変化するよ
うになる。これにより、センサ部73において、鎖交す
る磁界の変化を検出することによって、回転軸36の回
転検出を行うことができるようになっている。
【0052】また、上記基板74にあってインバータ回
路7側の側面部には、羽根部76が設けられ、これら羽
根部76と基板74とにより撹拌手段としての遠心ファ
ン77が構成されている。すなわち、この第5実施例
は、磁気センサ72の構成部品である基板74を遠心フ
ァン77の構成部品として利用したものである。
【0053】この第5実施例によれば、上述した第2実
施例と同様の作用効果を得ることができる。特に、この
第5実施例では、遠心ファン77を構成するにあたっ
て、磁気センサ72の構成部品である基板74を構成部
品として利用したので、その分、部品点数の削減を図る
ことができる。
【0054】次に、本発明の第6実施例について、図7
を参照して説明する(請求項8に対応)。尚、第2実施
例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以
下、異なる部分について説明する。インバータ一体型モ
ータ81は、インバータ装置82の筐体83とモータ8
4のフレーム(外枠体)85とが密閉状態を形成するよ
うに一体化された構成となっており、それら筐体83の
内部とフレーム85の内部とは、境界壁86によって隔
てられている。この境界壁86は、第2実施例で説明し
たインバータ装置22の筐体24の側壁25とモータ2
3のブラケット27とに相当するものである。筐体83
の内部には、インバータ回路7が配設されており、さら
に、モータ84のフレーム85の内周側には、ステータ
33ならびにロータ35が配設されている。
【0055】ロータ35の回転軸87は、第2実施例で
説明した回転軸36と同様にして、軸本体部87aと細
径部87bとから構成されており、細径部87bは、上
記境界壁86に形成された軸孔88を貫通してインバー
タ装置82側に突出している。そして、その回転軸87
の細径部87bの先端部には、撹拌手段としての軸流フ
ァン89が装着されている。また、上記境界壁86に
は、複数の通風孔部90が形成されており、インバータ
装置82の筐体83の内部とモータ84のフレーム85
の内部とは、これら通風孔部90によって連通してい
る。
【0056】次に、上記構成の作用について説明する。
インバータ回路7からモータ84に交流電圧が印加さ
れ、モータ84が駆動すると、回転軸87が回転し、そ
れに連動して、軸流ファン89が回転するようになる。
これによって、平滑コンデンサ5や半導体素子6の発熱
に応じて温度が上昇した空気は、軸流ファン89側に向
かって軸方向に流れ(図7中、矢印D参照)、軸流ファ
ン89に吸込まれた空気は、軸流ファン89からモータ
84側へ向かって軸方向に吐出される。そして、軸流フ
ァン89から吐出された空気は、通風孔部90を通して
モータ84側へ流れ(図7中、矢印E参照)、ロータ8
5やステータ83で跳ね返り、通風孔部90を通して、
インバータ装置82側へ流れるようになる(図7中、矢
印F参照)。
【0057】すなわち、平滑コンデンサ5や半導体素子
6に発生した熱は、筐体83の内部ならびにフレーム8
5の内部にあって上述したような方向に流動している空
気に伝達され、さらに、その流動している空気に伝達し
た熱は、筐体83やフレーム85に伝達されるようにな
る。
【0058】このように第6実施例によれば、インバー
タ一体型モータ81にあってインバータ装置82側に軸
流ファン89を設け、その軸流ファン89により、筐体
83の内部ならびにフレーム85の内部に空気の流れが
発生するように構成したので、発熱した平滑コンデンサ
5や半導体素子6から空気への熱伝達が促進されると共
に、空気から筐体83やフレーム85への熱伝達が促進
されるようになる。これによって、上述した第2実施例
と同様の作用効果を得ることができる。特に、この第6
実施例では、モータ84のステータ33やロータ35の
冷却も促進することができる。
【0059】次に、本発明の第7実施例について、図8
を参照して説明する(請求項9に対応)。尚、第6実施
例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以
下、異なる部分について説明する。この第7実施例にお
いては、モータ84の回転軸87がインバータ装置82
側に突出した第6実施例とは異なって、モータ84の回
転軸91にあって先端部は、境界壁86の位置にある。
回転軸91は、軸本体部91aと細径部91bとから構
成されており、その細径部91bには、第2実施例で説
明した遠心ファン41が装着されている。
【0060】次に、上記構成の作用について説明する。
インバータ回路7からモータ84に交流電圧が印加さ
れ、モータ84が駆動すると、回転軸91が回転し、そ
れに連動して、遠心ファン41が回転するようになる。
これによって、平滑コンデンサ5や半導体素子6の発熱
に応じて温度が上昇した空気は、インバータ装置82側
からモータ84側へ通風孔部90を通して遠心ファン4
1に向かって軸方向に流れ(図8中、矢印G参照)、遠
心ファン41に吸込まれた空気は、フレーム85へ向か
って遠心方向に吐出される(図8中、矢印H参照)。そ
して、遠心方向に吐出されてフレーム85に当たった空
気は、フレーム85に沿った方向に拡散して流れ、その
一部は、通風孔部90を通してインバータ装置82側へ
流れるようになる(図8中、矢印I参照)。
【0061】すなわち、平滑コンデンサ5や半導体素子
6に発生した熱は、筐体83の内部ならびにフレーム8
5の内部にあって上述したような方向に流動している空
気に伝達され、さらに、その流動している空気に伝達し
た熱は、筐体83やフレーム85に伝達されるようにな
る。
【0062】このように第7実施例によれば、インバー
タ一体型モータ81にあってモータ84側に遠心ファン
41を設け、その遠心ファン41により、筐体83の内
部ならびにフレーム85の内部に空気の流れが発生する
ように構成したので、発熱した平滑コンデンサ5や半導
体素子6から空気への熱伝達が促進されると共に、空気
から筐体83やフレーム85への熱伝達が促進されるよ
うになる。これによって、上述した第6実施例と同様の
作用効果を得ることができる。特に、この第7実施例で
も、モータ84のステータ33やロータ35の冷却も促
進することができる。
【0063】次に、本発明の第8実施例について、図9
および図10を参照して説明する(請求項10に対
応)。尚、第2実施例と同一部分には同一符号を付して
説明を省略し、以下、異なる部分について説明する。ま
た、この第8実施例以降においては、モータ23の図は
省略することとする。
【0064】この第8実施例においては、インバータ装
置22の筐体24の内部には、第1〜第7実施例で説明
したインバータ回路7に代えて、プリント基板101
と、このプリント基板101の一方の面側に実装された
半導体素子102と、上記プリント基板101の他方の
面側に実装された円柱状の平滑コンデンサ103などか
らなるインバータ回路104が配設されている。
【0065】この場合、平滑コンデンサ103は、L字
状の端子105によって、その軸方向がプリント基板1
01の面方向に平行となるように実装されている。ま
た、半導体素子102は、熱が放出され易いように、そ
の側面部(図9および図10中、左側面部)全体が筐体
24の内側に接している。
【0066】そして、モータ23にあって回転軸36の
細径部36bの先端部には、平滑コンデンサ103の側
面部に対向するように、撹拌手段としての斜流ファン1
06が装着されている。この斜流ファン106は、円筒
状のボス107の外周部に羽根部108が取付けられ、
その羽根部108が円環状のシュラウド109に保持さ
れた構成となっている。
【0067】次に、上記構成の作用について説明する。
交流電源からインバータ回路104に交流電圧が印加さ
れ、インバータ回路104が駆動すると、それに応じ
て、平滑コンデンサ103や半導体素子102が発熱す
るようになる。また、このとき、回転軸36が回転し、
それに連動して、斜流ファン41が回転するようにな
る。
【0068】そして、インバータ装置22の筐体24内
において、平滑コンデンサ103や半導体素子102の
発熱に応じて温度が上昇した空気は、斜流ファン106
側に向かって軸方向に流れ(図9中、矢印J参照)、斜
流ファン106に吸込まれた空気は、斜流ファン106
の斜め後方に流れ(図9中、矢印K参照)、筐体24の
内壁面に当たる。そして、筐体24の内壁面に当たった
空気は、内壁面に沿った方向に拡散して流れるようにな
る(図9中、矢印L参照)。これにより、平滑コンデン
サ104や半導体素子102の冷却を促進することがで
きる。
【0069】この第8実施例によれば、上述した第2実
施例と同様の作用効果を得ることができる。特に、この
第8実施例では、平滑コンデンサ103を斜流ファン1
06の吸気側に配設したので、発熱量が比較的大きな平
滑コンデンサ103であっても、冷却を促進することが
でき、製品寿命を長くすることができる。
【0070】次に、本発明の第9実施例について、図1
1を参照して説明する(請求項11に対応)。尚、第8
実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、
以下、異なる部分について説明する。この第9実施例に
おいては、上記平滑コンデンサ111は、中心軸が斜流
ファン106の中心軸と同一軸上となり、且つ、その中
心軸と直交するようにプリント基板101に実装されて
いる。
【0071】この第9実施例によれば、上述した第8実
施例と同様の作用効果を得ることができる。特に、この
第9実施例では、平滑コンデンサ111を、中心軸が斜
流ファン106の中心軸と同一軸上となり、且つ、その
中心軸と直交するように配設したので、筐体24内にお
いて空気が対称に流れるようになり、平滑コンデンサ1
11の冷却を、より一層、促進することができる。
【0072】次に、本発明の第10実施例について、図
12を参照して説明する(請求項12に対応)。尚、第
8実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略
し、以下、異なる部分について説明する。この第10実
施例においては、プリント基板101に、3個の平滑コ
ンデンサ121〜123が、上記斜流ファン106の中
心軸に垂直な面上となるように、プリント基板101に
実装されている。
【0073】この第10実施例によれば、平滑コンデン
サ121〜123が複数個ある場合であっても、各平滑
コンデンサ121〜123の冷却を促進することがで
き、製品寿命を長くすることができる。
【0074】次に、本発明の第11実施例について、図
13および図14を参照して説明する(請求項13に対
応)。尚、第10実施例と同一部分には同一符号を付し
て説明を省略し、以下、異なる部分について説明する。
この第11実施例においては、プリント基板101に、
4個の平滑コンデンサ131〜134が、上記斜流ファ
ン106の中心軸に垂直な面上であって巴状にプリント
基板101に実装されている。この第11実施例によれ
ば、上述した第10実施例と同様の作用効果を得ること
ができる。
【0075】次に、本発明の第12実施例について、図
15を参照して説明する(請求項14に対応)。尚、第
10実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略
し、以下、異なる部分について説明する。この第12実
施例においては、プリント基板101に、3個の平滑コ
ンデンサ141〜143が、上記斜流ファン106の中
心軸上の所定部位を中心とした円弧状となるように、プ
リント基板101に実装されている。この第12実施例
によれば、上述した第10実施例と同様の作用効果を得
ることができる。
【0076】次に、本発明の第13実施例について、図
16を参照して説明する(請求項15に対応)。尚、第
8実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略
し、以下、異なる部分について説明する。この第13実
施例においては、回転軸36の細径部36bにあって斜
流ファン106の吐気側には、円環状の磁石151が設
けられており、斜流ファン106の吸気側には、磁石1
51と対向するように、前述の第5実施例で説明した磁
気センサ72を構成するセンサ部73がベース部材15
2に配設されている。尚、ベース部材152は、図示し
ない支持部材によって支持されている。
【0077】この第13実施例によれば、上述した第8
実施例と同様の作用効果を得ることができる。特に、こ
の第13実施例では、センサ部73を斜流ファン106
の吸気側である広いスペースに配設したので、斜流ファ
ン106の吐気側である狭いスペースに配設する場合よ
りも、容易に製作するという利点がある。また、センサ
部73の冷却をも促進することができる。
【0078】次に、本発明の第14実施例について、図
17を参照して説明する(請求項16に対応)。尚、第
8実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略
し、以下、異なる部分について説明する。この第14実
施例においては、斜流ファン106の吐気側には、回転
軸36が貫通した制御基板161が配設されている。
【0079】この第14実施例によれば、上述した第8
実施例と同様の作用効果を得ることができる。特に、こ
の第14実施例では、斜流ファン106から吐出される
空気の流れによって、制御基板161の冷却をも促進す
ることができる。
【0080】次に、本発明の第15実施例について、図
18を参照して説明する(請求項17に対応)。尚、第
17実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略
し、以下、異なる部分について説明する。この第15実
施例においては、斜流ファン106の外周側には、例え
ば電源コードが接続される端子台171が配設されてい
る。
【0081】この第15実施例によれば、上述した第8
実施例と同様の作用効果を得ることができる。特に、こ
の第15実施例では、斜流ファン106から吐出される
空気の流れによって、端子台171の冷却をも促進する
ことができる。
【0082】次に、本発明の第16実施例について、図
19を参照して説明する(請求項18に対応)。尚、第
13実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略
し、以下、異なる部分について説明する。この第16実
施例においては、第8〜第15実施例で説明したシュラ
ウド109に代えて、円環状の磁石からなるシュラウド
181が採用されている。
【0083】この第16実施例によれば、上述した第1
3実施例と同様の作用効果を得ることができる。特に、
この第16実施例では、第13実施例で説明した磁石1
51を不要とすることができるので、その分、部品点数
の削減を図ることができる。本発明は、上記実施例にの
み限定されるものでなく、次のように変形または拡張す
ることができる。インバータに限らず、他の制御装置に
適用しても良い。第1実施例において、ファンモータを
筐体の外部に設けても良い。第8〜第15実施例におい
て、斜流ファンに代えて、遠心ファンであっても良い。
【0084】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、請
求項1記載の密閉型制御装置によれば、電子回路が密閉
状態に配設された筐体の内部に、その筐体内の空気を流
動・撹拌する撹拌手段を設けたので、撹拌手段による筐
体内の空気の流れによって、電子回路から空気への熱の
伝達が促進されると共に、空気から筐体への熱の伝達が
促進されるようになる。これによって、電子回路の冷却
を促進することができ、製品寿命を長くすることができ
る。
【0085】請求項2記載の密閉型制御装置によれば、
回転電機に一体に設けられ、電子回路が密閉状態に配設
された筐体の内部に、回転部材が回転することによっ
て、その筐体内の空気を流動・撹拌する撹拌手段を設け
たので、撹拌手段による筐体内の空気の流れによって、
電子回路から空気への熱の伝達が促進されると共に、空
気から筐体への熱の伝達が促進されるようになる。これ
によって、筐体に回転電機が一体に設けられた構成のも
のにおいても、請求項1記載のものと同様の作用効果を
得ることができる。
【0086】特に、この場合は、回転電機の回転部材が
回転することによって、撹拌手段を回転させることがで
きるので、撹拌手段を回転させるにあたって、別途、専
用の駆動手段を設ける必要がなく、その分、部品点数の
削減ならびに電気代の低減を図ることができる。
【0087】請求項3記載の密閉型制御装置によれば、
回転部材が回転電機の回転軸の一部をなし、それよりも
細径にしたので、回転電機側から回転部材を通して筐体
側へ伝達される熱量を抑制することができる。
【0088】請求項4記載の密閉型制御装置によれば、
回転部材を回転電機の回転軸とは異なる部材から構成し
たので、回転部材を熱伝導率の小さい部材から構成する
ことが可能となり、それによって、回転電機側から回転
部材を通して筐体側へ伝達される熱量を抑制することが
できる。
【0089】請求項5記載の密閉型制御装置によれば、
撹拌手段に回転部材を覆う筒部を備えたので、回転電機
側から撹拌手段ならびに回転部材を通して筐体側へ伝達
される熱量を抑制することができる。
【0090】請求項6記載の密閉型制御装置によれば、
撹拌手段を熱伝導率の小さい材料から構成したので、こ
れによっても、回転電機側から撹拌手段ならびに回転部
材を通して筐体側へ伝達される熱量を抑制することがで
きる。
【0091】請求項7記載の密閉型制御装置によれば、
撹拌手段を回転電機の回転軸の回転を検出する回転検出
手段の構成部品の基板部を利用して構成したので、撹拌
手段を構成するにあたって、部品点数の削減を図ること
ができる。
【0092】請求項8記載の密閉型制御装置によれば、
回転電機の外枠体に一体化されて設けられ、その外枠体
と共に密閉状態を形成し、電子回路が密閉状態に配設さ
れた筐体の内部に、境界壁部より電子回路側に設けら
れ、回転電機の回転軸が回転すすことによって筐体内の
空気を通風孔部を介して電子回路側と回転電機側との間
で流動・撹拌する撹拌手段を設けたので、撹拌手段によ
る筐体内の空気の流れによって、電子回路から空気への
熱の伝達が促進されると共に、空気から筐体への熱の伝
達が促進されるようになる。これによって、請求項1記
載のものと同様の作用効果を得ることができる。
【0093】特に、この場合は、回転電機側において
も、例えばロータやステータから空気への熱の伝達が促
進されるようになるので、ロータやステータの冷却をも
促進することができる。
【0094】請求項9記載の密閉型制御装置によれば、
回転電機の外枠体に一体化されて設けられ、その外枠体
と共に密閉状態を形成し、電子回路が密閉状態に配設さ
れた筐体の内部に、境界壁部より回転電機側に設けら
れ、回転電機の回転軸が回転すすことによって筐体内の
空気を通風孔部を介して電子回路側と回転電機側との間
で流動・撹拌する撹拌手段を設けたので、撹拌手段によ
る筐体内の空気の流れによって、電子回路から空気への
熱の伝達が促進されると共に、空気から筐体への熱の伝
達が促進されるようになる。これによって、請求項1記
載のものと同様の作用効果を得ることができる。
【0095】特に、この場合も、回転電機側において
も、例えばロータやステータから空気への熱の伝達が促
進されるようになるので、請求項8記載のものと同様の
作用効果を得ることができる。
【0096】請求項10記載の密閉型制御装置によれ
ば、電子回路にコンデンサを備え、撹拌手段を遠心ファ
ンもしくは斜流ファンから構成し、コンデンサを撹拌手
段の吸気側に配設したので、発熱量が比較的大きなコン
デンサであっても、撹拌手段の吸気側に配設することに
よって、冷却を促進することができ、製品寿命を長くす
ることができる。
【0097】請求項11記載の密閉型制御装置によれ
ば、コンデンサを、その中心軸が撹拌手段の中心軸と同
一軸上に位置し、且つ、これと直交するように配設した
ので、コンデンサの冷却を、より一層、促進することが
できる。
【0098】請求項12記載の密閉型制御装置によれ
ば、電子回路に複数のコンデンサを備え、撹拌手段を遠
心ファンもしくは斜流ファンから構成し、各コンデンサ
を撹拌手段の吸気側にあって撹拌手段の中心軸に垂直な
垂直面上に配設したので、複数のコンデンサがある場合
であっても、それら各コンデンサの冷却を促進すること
ができ、製品寿命を長くすることができる。
【0099】請求項13記載の密閉型制御装置によれ
ば、各コンデンサを巴状に配設したので、請求項12記
載のものと同様の作用効果を得ることができる。
【0100】請求項14記載の密閉型制御装置によれ
ば、電子回路に複数のコンデンサを備え、撹拌手段を遠
心ファンもしくは斜流ファンから構成し、各コンデンサ
を撹拌手段の吸気側にあって撹拌手段の中心を中心とす
る円弧上に配設したので、請求項12記載のものと同様
の作用効果を得ることができる。
【0101】請求項15記載の密閉型制御装置によれ
ば、撹拌手段の吸気側とは反対側に、回転検出手段の構
成部品の一部を配設したので、回転検出手段の構成部品
をも冷却することができる。
【0102】請求項16記載の密閉型制御装置によれ
ば、撹拌手段の吸気側とは反対側に、制御基板を設けた
ので、制御基板をも冷却することができる。
【0103】請求項17記載の密閉型制御装置によれ
ば、撹拌手段の外周側に、端子台を設けたので、端子台
をも冷却することができる。
【0104】請求項18記載の密閉型制御装置によれ
ば、撹拌手段を、遠心ファンもしくは斜流ファンから構
成し、その遠心ファンもしくは斜流ファンのシュラウド
を前記回転検出手段の構成部品を利用して構成したの
で、その分、部品点数の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す縦断側面図
【図2】実験結果を示す図
【図3】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図4】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図5】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図6】本発明の第5実施例を示す図1相当図
【図7】本発明の第6実施例を示す図1相当図
【図8】本発明の第7実施例を示す図1相当図
【図9】本発明の第8実施例を示す図1相当図
【図10】平面図
【図11】本発明の第9実施例を示す図1相当図
【図12】本発明の第10実施例を示す図1相当図
【図13】本発明の第11実施例を示す図1相当図
【図14】背面図
【図15】本発明の第12実施例を示す図1相当図
【図16】本発明の第13実施例を示す図1相当図
【図17】本発明の第14実施例を示す図1相当図
【図18】本発明の第15実施例を示す平面図
【図19】本発明の第16実施例を示す図1相当図
【符号の説明】
図面中、1はインバータ装置(密閉型制御装置)、2は
筐体、7はインバータ回路(電子回路)、8は遠心ファ
ン(撹拌手段)、22はインバータ装置(密閉型制御装
置)、23はモータ(回転電機)、24は筐体、36は
回転軸、36bは細径部(回転部材)、41は遠心ファ
ン(撹拌手段)、51は遠心ファン(撹拌手段)、54
は軸部(回転部材)、55は回転軸、61は遠心ファン
(撹拌手段)、64は筒部、72は磁気センサ(回転検
出手段)、77は遠心ファン(撹拌手段)、82はイン
バータ装置(密閉型制御装置)、83は筐体、84はモ
ータ(回転電機)、85はフレーム(外枠体)、86は
境界壁(境界壁部)、87は回転軸、89は軸流ファン
(撹拌手段)、90は通風孔部、91は回転軸、103
は平滑コンデンサ、104はインバータ回路(電子回
路)、106は斜流ファン(撹拌手段)、111は平滑
コンデンサ、121〜123は平滑コンデンサ、131
〜134は平滑コンデンサ、141〜143は平滑コン
デンサ、161は制御基板、171は端子台である。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体と、 この筐体の内部に密閉状態に配設された電子回路と、 前記筐体の内部に設けられ、前記筐体内の空気を流動・
    撹拌する撹拌手段とを備えたことを特徴とする密閉型制
    御装置。
  2. 【請求項2】 回転電機に一体に設けられた筐体と、 この筐体の内部に密閉状態に配設された電子回路と、 前記回転電機の回転軸と一体に回転する回転部材と、 前記筐体の内部に設けられ、前記回転部材により回転さ
    れることによって前記筐体内の空気を流動・撹拌する撹
    拌手段とを備えたことを特徴とする密閉型制御装置。
  3. 【請求項3】 前記回転部材は、前記回転電機の回転軸
    の一部をなして、これよりも細径となっていることを特
    徴とする請求項2記載の密閉型制御装置。
  4. 【請求項4】 前記回転部材は、前記回転電機の回転軸
    とは異なる部材から構成されていることを特徴とする請
    求項2記載の密閉型制御装置。
  5. 【請求項5】 前記撹拌手段は、前記回転部材を覆う筒
    部を備えていることを特徴とする請求項3記載の密閉型
    制御装置。
  6. 【請求項6】 前記撹拌手段は、熱伝導率の小さい材料
    から構成されていることを特徴とする請求項2ないし5
    のいずれかに記載の密閉型制御装置。
  7. 【請求項7】 前記撹拌手段は、前記回転電機の回転軸
    の回転を検出する回転検出手段の構成部品の基板部を利
    用して構成されていることを特徴とする請求項2ないし
    6のいずれかに記載の密閉型制御装置。
  8. 【請求項8】 回転電機の外枠体に一体化されて設けら
    れ、その外枠体と共に密閉状態を形成する筐体と、 この筐体の内部に配設された電子回路と、 この電子回路側と前記回転電機側とを隔てる境界壁部に
    設けられた通風孔部と、 前記筐体の内部にあって前記
    境界壁部より前記電子回路側に設けられ、前記回転電機
    の回転軸により回転されることによって前記筐体内の空
    気を前記通風孔部を介して前記電子回路側と前記回転電
    機側との間で流動・撹拌する撹拌手段とを備えたことを
    特徴とする密閉型制御装置。
  9. 【請求項9】 回転電機の外枠体に一体化されて設けら
    れ、その外枠体と共に密閉状態を形成する筐体と、 この筐体の内部に配設された電子回路と、 この電子回路側と前記回転電機側とを隔てる境界壁部に
    設けられた通風孔部と、 前記筐体の内部にあって前記
    境界壁部より前記回転電機側に設けられ、前記回転電機
    の回転軸により回転されることによって前記筐体内の空
    気を前記通風孔部を介して前記電子回路側と前記回転電
    機側との間で流動・撹拌する撹拌手段とを備えたことを
    特徴とする密閉型制御装置。
  10. 【請求項10】 前記電子回路は、コンデンサを備え、 前記撹拌手段は、遠心ファンもしくは斜流ファンから構
    成され、 前記コンデンサは、前記撹拌手段の吸気側に配設されて
    いることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記
    載の密閉型制御装置。
  11. 【請求項11】 前記コンデンサは、その中心軸が前記
    撹拌手段の中心軸と同一軸上に位置し、且つ、これと直
    交するように配設されていることを特徴とする請求項1
    0記載の密閉型制御装置。
  12. 【請求項12】 前記電子回路は、複数のコンデンサを
    備え、 前記撹拌手段は、遠心ファンもしくは斜流ファンから構
    成され、 前記各コンデンサは、前記撹拌手段の吸気側にあって前
    記撹拌手段の中心軸に垂直な垂直面上に配設されている
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の
    密閉型制御装置。
  13. 【請求項13】 前記各コンデンサは、巴状に配設され
    ていることを特徴とする請求項12記載の密閉型制御装
    置。
  14. 【請求項14】 前記電子回路は、複数のコンデンサを
    備え、 前記撹拌手段は、遠心ファンもしくは斜流ファンから構
    成され、 前記各コンデンサは、前記撹拌手段の吸気側にあって前
    記撹拌手段の中心を中心とする円弧上に配設されている
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の
    密閉型制御装置。
  15. 【請求項15】 前記撹拌手段の吸気側とは反対側に、
    前記回転検出手段の構成部品の一部を配設したことを特
    徴とする請求項7記載の密閉型制御装置。
  16. 【請求項16】 前記撹拌手段の吸気側とは反対側に、
    制御基板を設けたことを特徴とする請求項1ないし8ま
    たは10ないし15のいずれかに記載の密閉型制御装
    置。
  17. 【請求項17】 前記撹拌手段の外周側に、端子台を設
    けたことを特徴とする請求項1ないし8または10ない
    し16のいずれかに記載の密閉型制御装置。
  18. 【請求項18】 前記撹拌手段は、遠心ファンもしくは
    斜流ファンから構成され、この遠心ファンもしくは斜流
    ファンのシュラウドは、前記回転検出手段の構成部品を
    利用して構成されていることを特徴とする請求項1ない
    し8記載の密閉型制御装置。
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