JPH11107742A - 内燃機関の排ガス浄化装置 - Google Patents

内燃機関の排ガス浄化装置

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JPH11107742A
JPH11107742A JP27587697A JP27587697A JPH11107742A JP H11107742 A JPH11107742 A JP H11107742A JP 27587697 A JP27587697 A JP 27587697A JP 27587697 A JP27587697 A JP 27587697A JP H11107742 A JPH11107742 A JP H11107742A
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exhaust gas
passage
lean
exhaust
rich
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JP27587697A
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Inventor
Yukihiro Yamashita
山下  幸宏
Shigenori Isomura
磯村  重則
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】リーン燃焼を実施すると共にNOx 触媒の浄化
能力を回復させるべく一時的にリッチ燃焼を行わせる装
置において、リッチ時間を短縮し、燃費の改善やトルク
変動の抑制を図る。 【解決手段】ECUは、エンジン1に供給する混合気の
目標空燃比を理論空燃比よりもリーン側に設定し、その
目標空燃比に基づいてリーン燃焼を行わせる。エンジン
排気管3には、リーン燃焼時に発生するNOx を浄化す
るためのNOx 触媒19が設けられている。特に、エン
ジン1の各気筒に接続された排気マニホールド25の分
岐管25aがNOx 触媒19の直前まで延び、その集合
部25bにA/Fセンサ16が配設されている。かかる
場合、各々の気筒から排出された排ガスは排気管3内で
他の気筒の排ガスと混合されることはなく、分離された
ままNOx 触媒19に達する。そのため、リッチ燃焼へ
の切り換え時に排気管3内の排ガスが素早くリッチ雰囲
気に切り換わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空燃比リーン領域
でのリーン燃焼を行わせる空燃比制御装置に適用され、
リーンNOx 触媒を用いて排ガス中の窒素酸化物(NO
x )を浄化する内燃機関の排ガス浄化装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年における内燃機関の空燃比制御装置
では、燃費改善を図るべく理論空燃比よりもリーン側で
燃料を燃焼させる、いわゆるリーンバーン制御を実施す
る技術が多用化されつつある。こうしたリーン燃焼を行
わせる場合、内燃機関から排出される排ガスにはNOx
が多く含まれ、このNOx を浄化するためのリーンNO
x 触媒が必要となる。例えば特許番号第2600492
号公報の「内燃機関の排気浄化装置」には、排ガスの空
燃比がリーンである時にNOx を吸収すると共に、排ガ
スの酸素濃度が低下された時に、すなわちリッチ化され
た時に前記吸収したNOx を放出するNOx 吸収剤(N
Ox 吸蔵還元型触媒)が開示されている。
【0003】また一方、リーン燃焼時に発生するNOx
をNOx 触媒にて吸収するシステムでは、NOx 触媒で
NOx が飽和状態になるとNOx 浄化能力が限界に達す
る。そのため、NOx 触媒の浄化能力を回復させてNO
x の排出を抑制すべく一時的にリッチ燃焼を行わせるよ
うにした技術が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、リーン燃焼
からリッチ燃焼への切り換え時を考えた場合、それまで
のリーン雰囲気の排ガスが排気通路内に残っていること
から、空燃比の制御値(例えば目標空燃比)をリッチ側
に変更しても触媒付近の空燃比は直ぐにはリッチに切り
換わらない。そのため、リッチ時間を長めに設定し、排
気通路内の雰囲気がリーンからリッチに移行する時間を
も見込んだ時間でリッチ燃焼を継続させる必要があっ
た。かかる場合、リッチ燃焼が長引くと、過多に噴射量
が増量されてしまい燃費の悪化が懸念される。また、リ
ッチ燃焼時には、リーン燃焼時に比べてエンジン発生ト
ルクが増大する。そのため、リッチ燃焼が長引くと回転
変動が大きくなり、ドライバビリティが悪化するという
問題が生じる。
【0005】本発明は、上記問題に着目してなされたも
のであって、その目的とするところは、リーン燃焼を実
施すると共にNOx 触媒の浄化能力を回復させるべく一
時的にリッチ燃焼を行わせる装置において、リッチ時間
を必要最小限に短くし、燃費の改善やトルク変動の抑制
を図ることができる内燃機関の排ガス浄化装置を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の排ガス浄化装置はその前提として、内燃機
関に供給する混合気の目標空燃比を理論空燃比よりもリ
ーン側に設定してその目標空燃比に基づきリーン燃焼を
行わせる内燃機関の空燃比制御装置に適用される。そし
て、リーン燃焼時に排出される排ガス中のNOx をリー
ンNOx 触媒で吸蔵し、さらに空燃比を一時的にリッチ
に制御して前記吸蔵したNOx をリーンNOx 触媒から
放出する。
【0007】請求項1に記載の発明では、リーン燃焼時
の排ガスとリッチ燃焼時の排ガスとが混合しないよう
に、各々の排ガスを排気通路内で分離させる排ガス分離
手段を備える。
【0008】要するに、従来既存の装置のように排気通
路内で排ガスが混合される場合、リーン燃焼からリッチ
燃焼への切り換え時に排気通路内が直ぐにはリッチ雰囲
気に切り換わらない。これは、リッチ燃焼への切り換え
時においてその直前のリーン燃焼による排ガスが排気通
路内に残っていることが原因であると考えられる。これ
に対し本発明の構成では、リーン燃焼時の排ガスとリッ
チ燃焼時の排ガスとが分離されてNOx 触媒に給送され
る。そのため、リッチ燃焼への切り換え時に排気通路内
の排ガスが素早くリッチ雰囲気(所望の空燃比)に切り
換わり、リッチ時間を短縮することが可能となる。その
結果、リッチ時間を必要最小限に短くし、燃費の改善や
トルク変動の抑制を図ることができる。
【0009】また、上記請求項1の発明は以下の態様に
て実現できる。請求項2に記載の発明では、前記排ガス
分離手段は、多気筒内燃機関の各気筒から延びる排気通
路を、前記リーンNOx 触媒の直前までの間で互いに分
離して構成してなる。
【0010】この場合、リッチ燃焼への切り換え時に
は、各気筒に接続された排気通路内が1気筒ずつリッチ
雰囲気に切り換わる。つまり、直前の燃焼気筒がリーン
燃焼であってもリッチ燃焼に切り換わった直後にはリー
ン燃焼時の排ガスとリッチ燃焼時の排ガスの混合が抑制
され、その排気通路内が素早くリッチ雰囲気となる。そ
して、リッチ雰囲気の排ガスがリーンNOx 触媒に給送
され、これによりNOx触媒の吸蔵NOx が放出され
る。かかる構成ではやはり、リッチ時間の短縮化が実現
できる。
【0011】また、請求項3に記載の発明では、前記排
ガス分離手段は、内燃機関から延びる排気通路を分岐す
る第1通路と第2通路とを備え、リーン燃焼時には前記
第1通路を使って排ガスを前記リーンNOx 触媒に給送
すると共に、リッチ燃焼時には前記第2通路を使って排
ガスを前記リーンNOx 触媒に給送する。
【0012】リーン燃焼用の排気通路(第1通路)とリ
ッチ燃焼用の排気通路(第2通路)とを使い分けること
で、排気通路内の雰囲気がリーンからリッチに素早く変
わり、リッチ時間の短縮化が実現できる。
【0013】上記請求項3の発明を具体化するには、次
の請求項4の構成を採用するとよい。すなわち、請求項
4に記載の発明では、前記排ガス分離手段は、第1通路
と第2通路との一方を閉鎖すると共に他方を解放するた
めの切換バルブを更に備え、リーン燃焼時には第1通路
が解放、第2通路が閉鎖されるよう前記切換バルブを操
作すると共に、リッチ燃焼時には第1通路が閉鎖、第2
通路が解放されるよう前記切換バルブを操作する。
【0014】請求項5に記載の発明では、リーン燃焼と
リッチ燃焼との切り換え時において、排ガス輸送遅れに
相当する時間だけ遅らせて第1通路側と第2通路側との
切り換えを実施する。この場合、排気通路内での排ガス
輸送遅れを考慮することにより、NOx 触媒付近での排
ガスのリーン→リッチ切り換えを適切且つ迅速に行うこ
とができる。
【0015】また、請求項6に記載の発明では、リーン
燃焼とリッチ燃焼とを所定の時間比で実施する空燃比制
御装置に適用されるものとしている。かかる場合、既述
の如くリッチ時間が短縮されることでリーン時間も短縮
されることになる。よって、触媒劣化時や触媒温度の低
下・上昇時など、リーンNOx 触媒のリーン吸蔵能力が
低下する状態下にあっても、燃費性能を確保しつつエミ
ッションの低減効果が継続できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)以下、本発明を具体化した第1の
実施の形態について説明する。本実施の形態における空
燃比制御システムでは、内燃機関に供給する混合気の目
標空燃比を理論空燃比よりもリーン側に設定し、その目
標空燃比に基づいてリーン燃焼を行わせる、いわゆるリ
ーンバーン制御を実施する。同システムの主たる構成と
して、内燃機関の排気通路の途中にはNOx 吸蔵還元型
触媒(以下、NOx 触媒という)が設けられ、そのNO
x 触媒の上流側には限界電流式空燃比センサ(A/Fセ
ンサ)が配設されている。そして、マイクロコンピュー
タを主体とする電子制御装置(以下、ECUという)
は、前記空燃比センサによる検出結果を取り込み、その
センサ検出結果に基づいてリーン空燃比でのフィードバ
ック制御を実施する。以下、図面を用いてその詳細な構
成を説明する。
【0017】図1は、本実施の形態における空燃比制御
システムの概要を示す全体構成図である。図1におい
て、内燃機関は4気筒4サイクルの火花点火式エンジン
(以下、単にエンジン1という)として構成されてお
り、エンジン1には吸気管2と排気管3とが接続されて
いる。吸気管2には、アクセルペダル4に連動するスロ
ットル弁5が設けられており、同スロットル弁5の開度
はスロットル開度センサ6により検出される。また、吸
気管2のサージタンク7には吸気圧センサ8が配設され
ている。
【0018】エンジン1の気筒を構成するシリンダ9内
には図の上下方向に往復動するピストン10が配設され
ており、同ピストン10はコンロッド11を介して図示
しないクランク軸に連結されている。ピストン10の上
方にはシリンダ9及びシリンダヘッド12にて区画され
た燃焼室13が形成されており、燃焼室13は、吸気バ
ルブ14及び排気バルブ15を介して前記吸気管2及び
排気管3に連通している。
【0019】排気管3には、排ガス中の酸素濃度(或い
は、未燃ガス中の一酸化炭素などの濃度)に比例して広
域で且つリニアな空燃比信号を出力する、限界電流式空
燃比センサからなるA/Fセンサ16が設けられてい
る。また、排気管3においてA/Fセンサ16の下流側
には、NOx 浄化機能を有するNOx 触媒19が配設さ
れている。このNOx 触媒19は、NOx 吸蔵還元型触
媒として知られており、リーン空燃比の状態下でNOx
を吸蔵し、リッチ空燃比の状態下で前記吸蔵したNOx
をCOやHCで還元し放出する。
【0020】また本実施の形態では、エンジン1の各気
筒からNOx 触媒19の直前までの区間で排気管3を分
岐させる構成を採用している。つまり、図2に示すよう
に、排気マニホールド25の分岐管25aがNOx 触媒
19の直前まで延び、その集合部25bにA/Fセンサ
16が配設されている。こうした構成によれば、各々の
気筒から排出された排ガスは排気管3内で他の気筒の排
ガスと混合されることはなく、分離されたままNOx 触
媒19に達することになる。なお本実施の形態では、前
記排気マニホールド25が請求項記載の排ガス分離手段
に相当する。
【0021】また図1において、エンジン1の吸気ポー
ト17には電磁駆動式のインジェクタ18が設けられて
おり、このインジェクタ18には図示しない燃料タンク
から燃料(ガソリン)が供給される。本実施の形態で
は、吸気マニホールドの各分岐管毎に1つずつインジェ
クタ18を有するマルチポイントインジェクション(M
PI)システムが構成されている。この場合、吸気管上
流から供給される新気とインジェクタ18による噴射燃
料とが吸気ポート17にて混合され、その混合気が吸気
バルブ14の開弁動作に伴い燃焼室13内(シリンダ9
内)に流入する。
【0022】シリンダヘッド12に配設された点火プラ
グ27は、イグナイタ28からの点火用高電圧により発
火する。イグナイタ28には、点火用高電圧を各気筒の
点火プラグ27に分配するためのディストリビュータ2
0が接続され、同ディストリビュータ20にはクランク
軸の回転状態に応じて720°CA毎にパルス信号を出
力する基準位置センサ21と、より細かなクランク角毎
(例えば、30°CA毎)にパルス信号を出力する回転
角センサ22とが配設されている。
【0023】また、シリンダ9(ウォータジャケット)
には、冷却水温を検出するための水温センサ23が配設
されている。ECU30は、周知のマイクロコンピュー
タシステムを中心に構成され、CPU31、ROM3
2、RAM33、バックアップRAM34、A/D変換
器35、入出力インターフェース(I/O)36等を備
える。前記スロットル開度センサ6、吸気圧センサ8、
A/Fセンサ16及び水温センサ23の各検出信号は、
A/D変換器35に入力され、A/D変換された後にバ
ス37を介してCPU31に取り込まれる。また、前記
基準位置センサ21及び回転角センサ22のパルス信号
は、入出力インターフェース36及びバス37を介して
CPU31に取り込まれる。
【0024】CPU31は、前記各センサの検出信号に
基づいてスロットル開度TH、吸気圧PM、空燃比(A
/F)、冷却水温Tw、基準クランク位置(G信号)及
びエンジン回転数Neなどのエンジン運転状態を検知す
る。また、CPU31は、エンジン運転状態に基づいて
燃料噴射量や点火時期等の制御信号を演算し、その制御
信号をインジェクタ18やイグナイタ28に出力する。
【0025】次に、上記の如く構成される空燃比制御シ
ステムの作用を説明する。図3は、CPU31により実
行される燃料噴射制御ルーチンを示すフローチャートで
あり、本ルーチンは各気筒の燃料噴射毎(本実施の形態
では180°CA毎)に実行される。
【0026】さて、図3のルーチンがスタートすると、
CPU31は、先ずステップ101でエンジン運転状態
を表すセンサ検出結果(エンジン回転数Ne、吸気圧P
M、冷却水温Tw等)を読み込み、続くステップ102
でROM32内に予め格納されている基本噴射マップを
用いてその時々のエンジン回転数Ne及び吸気圧PMに
応じた基本噴射量Tpを算出する。また、CPU31
は、ステップ103で周知の空燃比F/B条件が成立し
ているか否かを判別する。ここで、空燃比F/B条件と
は、冷却水温Twが所定温度以上であること、高回転・
高負荷状態でないこと、A/Fセンサ16が活性状態に
あることなどを含む。
【0027】ステップ103が否定判別されれば(F/
B条件不成立の場合)、CPU31は、ステップ104
に進んで空燃比補正係数FAFを「1.0」とする。F
AF=1.0とすることは、空燃比がオープン制御され
ることを意味する。また、ステップ103が肯定判別さ
れれば(F/B条件成立の場合)、CPU31は、ステ
ップ200に進んで目標空燃比λTGの設定処理を実施
する。目標空燃比λTGの設定処理は後述する図4のル
ーチンに従い行われる。
【0028】その後、CPU31は、ステップ105で
その時々の実際の空燃比λ(センサ計測値)と目標空燃
比λTGとの偏差に基づいて空燃比補正係数FAFを設
定する。本実施の形態では、現代制御理論に基づく空燃
比F/B制御を実施することとしており、そのF/B制
御に際し、A/Fセンサ16の検出結果を目標空燃比に
一致させるための空燃比補正係数FAFを次の(1),
(2)式を用いて算出する。なお、このFAF値の設定
手順については特開平1−110853号公報に詳細に
開示されている。
【0029】 FAF=K1 ・λ+K2 ・FAF1 + ・・・+Kn+1 ・FAFn +ZI …(1) ZI=ZI1 +Ka・(λTG−λ) …(2) 上記(1),(2)式において、λはA/Fセンサ16
による限界電流の空燃比変換値を、K1 〜Kn+1 はF/
B定数を、ZIは積分項を、Kaは積分定数をそれぞれ
表す。また、添字1〜n+1はサンプリング開始からの
制御回数を示す変数である。
【0030】FAF値の設定後、CPU31は、ステッ
プ106で次の(3)式を用い、基本噴射量Tp、空燃
比補正係数FAF及びその他の補正係数FALL(水
温、エアコン負荷等の各種補正係数)から最終の燃料噴
射量TAUを算出する。
【0031】 TAU=Tp・FAF・FALL …(3) 燃料噴射量TAUの算出後、CPU31は、そのTAU
値に相当する制御信号をインジェクタ18に出力して本
ルーチンを一旦終了する。
【0032】次に、上記ステップ200の処理に相当す
るλTG設定ルーチンについて、図4を用いて説明す
る。なお当該ルーチンでは、リーン燃焼の実施途中にお
いて一時的にリッチ燃焼が実施されるよう、目標空燃比
λTGが適宜設定される。すなわち本実施の形態では、
燃料噴射毎に計数される周期カウンタの値を基に、「1
00:1」程度の時間比となるようにリーン時間TLと
リッチ時間TRとが設定され、それら各時間TL,TR
に応じてリーン燃焼とリッチ燃焼とが交互に実施され
る。
【0033】図4において、CPU31は、先ずステッ
プ201で周期カウンタの値が所定のリーン時間TLに
相当する値に達したか否かを判別する。周期カウンタ<
TLの場合(ステップ201がNOの場合)、CPU3
1はステップ202に進み、その時々のエンジン回転数
Ne及び吸気圧PMに基づき、目標空燃比λTGをリー
ン制御値として設定する。このとき、λTG値は例えば
図5に示す目標空燃比マップを検索して求められ、λT
G値として例えばA/F=20〜23に相当する値が設
定される(但し、定常運転時でないなどリーン燃焼の実
施条件が不成立の場合にはストイキ近傍でλTG値が設
定される)。
【0034】その後、CPU31は、ステップ203で
周期カウンタを「1」インクリメントし、元の図3のル
ーチンに戻る。かかる場合、上述のステップ202で設
定したλTG値が前記図3のステップ105でFAF値
の演算に用いられ、このFAF値により空燃比がリーン
制御される。
【0035】また、周期カウンタ≧TLの場合(ステッ
プ201がYESの場合)、CPU31はステップ20
4に進み、目標空燃比λTGをリッチ制御値として設定
する。このとき、λTG値は、リッチ領域での固定値と
してもよいし、エンジン回転数Neや吸気圧PMに基づ
きマップ検索して可変に設定するようにしてもよい。マ
ップ検索を行う場合、エンジン回転数Neが高いほど又
は吸気圧PMが高いほど、そのリッチ度合が強くなるよ
うλTG値が設定される。
【0036】その後、CPU31は、ステップ205で
周期カウンタの値が所定のリーン時間TLとリッチ時間
TRとの合計時間「TL+TR」に相当する値に達した
か否かを判別する。周期カウンタ<TL+TRの場合
(ステップ205がNOの場合)、CPU31は、ステ
ップ203で周期カウンタを「1」インクリメントして
その後元の図3のルーチンに戻る。かかる場合、上述の
ステップ204で設定したλTG値が前記図3のステッ
プ105でFAF値の演算に用いられ、このFAF値に
より空燃比がリッチ制御される。
【0037】一方、周期カウンタ≧TL+TRの場合
(ステップ205がYESの場合)、CPU31は、ス
テップ206で周期カウンタを「0」にクリアしてその
後元の図3のルーチンに戻る。次回の処理時には、CP
U31はステップ201を否定判別し(周期カウンタ<
TL)、リーン制御を再開する。
【0038】図6は、上記図3及び図4のルーチンによ
る制御動作を説明するためのタイムチャートである。図
6において、周期カウンタ=0〜TLの期間では、空燃
比がリーン制御される。また、周期カウンタ=TL〜T
L+TRの期間では、空燃比がリッチ制御される。こう
して、リーン制御とリッチ制御とが所定周期で繰り返し
実施される。かかる場合、前記図2の排気管構成図に示
すように、排気マニホールド25の分岐管25aがNO
x 触媒19の直前まで延びている。そのため、各々の気
筒から排出された排ガスは排気管3内で他の気筒の排ガ
スと混合されにくく、リーン制御とリッチ制御との切り
換え時において、各分岐管25a内の排ガスが素早くリ
ッチ雰囲気に或いはリーン雰囲気に切り換えられる。
【0039】つまり、リッチ燃焼への切り換え時を考え
ると、各気筒に接続された分岐管25a内は、1気筒ず
つリッチ雰囲気に切り換わる。このとき、直前の燃焼気
筒がリーン燃焼であってもリッチ燃焼に切り換わった直
後にはリーン燃焼時の排ガスとリッチ燃焼時の排ガスと
の混合が抑制され、その排気管3内がいち早くリッチ雰
囲気となる。そして、リッチ雰囲気の排ガスがNOx 触
媒19に給送され、これによりNOx 触媒19の吸蔵N
Ox が放出される。こうした理由から、本実施の形態で
は従来装置に比べてリッチ時間の短縮が可能となる。
【0040】以上詳述した本実施の形態によれば、以下
に示す効果が得られる。 (a)本実施の形態では、リーン燃焼時の排ガスとリッ
チ燃焼時の排ガスとが混合しないように、各々の排ガス
を排気管3内で分離させることとした。具体的には、エ
ンジン1の各気筒から延びる排気通路(排気マニホール
ド25の分岐管25a)を、NOx 触媒19の直前まで
の間で互いに分離して構成した。
【0041】要するに、従来既存の装置のように排気通
路内で全気筒の排ガスが混合される場合、リーン燃焼か
らリッチ燃焼への切り換え時に排気通路内が直ぐにはリ
ッチ雰囲気に切り換わらない。これに対し本実施の形態
の構成では、リーン燃焼時の排ガスとリッチ燃焼時の排
ガスとが分離されてNOx 触媒19に給送される。その
ため、リッチ燃焼への切り換え時に排気管3内の排ガス
が素早くリッチ雰囲気(所望の空燃比)に切り換わり、
リッチ時間を短縮することが可能となる。その結果、リ
ッチ時間を必要最小限に短くし、燃費の改善やトルク変
動の抑制を図ることができる。
【0042】図7は、1回当たりのリッチ時間とその時
々のトルク変動との関係を示す実験データである。同図
によれば、リッチ時間が短いほどルク変動が抑制される
ことが分かる。
【0043】(b)また、本実施の形態における空燃比
制御システムでは、リーン燃焼とリッチ燃焼とを所定の
時間比(例えば、100:1)で実施するようにした。
そのため、既述の如くリッチ時間が短縮されることでリ
ーン時間も短縮されることになる。よって、触媒劣化時
や触媒温度の低下・上昇時など、NOx 触媒19のリー
ン吸蔵能力が低下する状態下にあっても、燃費性能を確
保しつつエミッションの低減効果が継続できる。
【0044】(第2の実施の形態)次に、本発明におけ
る第2の実施の形態を図8〜図11を用いて説明する。
但し、第2の実施の形態の構成において、上述した第1
の実施の形態と同等であるものについては図面に同一の
記号を付すと共にその説明を簡略化する。そして、以下
には第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0045】つまり、上記第1の実施の形態では、各気
筒から延びる排気管をNOx 触媒19の直前まで分岐
し、それにより各気筒の排ガスの混合を防止していたが
(前記図2参照)、本実施の形態では、この構成を以下
のように変更する。つまり、本実施の形態では、エンジ
ン排気管3を図8のように構成する。図8では、排気マ
ニホールド41の下流側において、NOx 触媒19の直
前まで延びる排気通路42が接続されており、その排気
通路42は仕切部43により2つに区画されている。本
実施の形態では、仕切部43により区画された排気通路
42の一方を「排気第1通路44」と言い、他方を「排
気第2通路45」と言う。排気第1通路44と排気第2
通路45は、その断面形状が同じであって、形状抵抗は
同等であるとする。
【0046】また、排気第1通路44と排気第2通路4
5の上流部には、排気切換バルブ46が設けられ、同バ
ルブ46の切換動作により各通路44,45が選択的に
開閉されるようになっている。排気切換バルブ46は、
アクチュエータ47により第1通路側又は第2通路側に
駆動され、排気切換バルブ46が第2通路側に切り換え
られると、排気第1通路44が解放されると共に排気第
2通路45が閉鎖される(図8の実線の状態)。また、
排気切換バルブ46が第1通路側に切り換えられると、
排気第1通路44が閉鎖されると共に排気第2通路45
が解放される(図8の二点鎖線の状態)。
【0047】図9は、前記排気切換バルブ46を切換動
作させるためのバルブ切換ルーチンを示すフローチャー
トであって、同ルーチンはCPU31により例えば4m
s周期で実行される。
【0048】さて、図9のルーチンがスタートすると、
CPU31は、先ずステップ301で今現在、リーン制
御中であるか否かを判別する。リーン制御中であれば、
CPU31はステップ302に進み、前回の処理がリッ
チ制御であったか否かを判別する。また、今現在がリー
ン制御中でなければ、CPU31はステップ303に進
み、前回の処理がリーン制御であったか否かを判別す
る。
【0049】かかる場合、(1)リーン制御が継続され
ていれば、ステップ301がYES,ステップ302が
NOに、(2)リッチ制御が継続されていれば、ステッ
プ301,303が共にNOに、(3)リーン制御から
リッチ制御への切り換え時であれば、ステップ301が
NO,ステップ303がYESに、(4)リッチ制御か
らリーン制御への切り換え時であれば、ステップ30
1,302が共にYESに、それぞれなる。
【0050】上記(1)の場合、CPU31はステップ
305に進み、カウンタを「1」デクリメントする。な
おこのとき、カウンタの値がマイナス値にならないよう
当該カウンタ値を「0」でガードしておく。その後、C
PU31は、ステップ306でカウンタの値が「0」で
あるか否かを判別する。そしてCPU31は、カウンタ
=0であれば、ステップ307で前記図8の排気第1通
路44が解放されるよう排気切換バルブ46を操作し、
カウンタ≠0であれば、ステップ308で排気第2通路
45が解放されるよう排気切換バルブ46を操作する。
排気切換バルブ46の操作後、CPU31は本ルーチン
を一旦終了する。
【0051】また、上記(2)の場合、CPU31はス
テップ309に進み、カウンタを「1」デクリメントす
る。なおこのとき、カウンタの値がマイナス値にならな
いよう当該カウンタ値を「0」でガードしておく。その
後、CPU31は、ステップ310でカウンタの値が
「0」であるか否かを判別する。そしてCPU31は、
カウンタ=0であれば、ステップ312で排気第2通路
45が解放されるよう排気切換バルブ46を操作し、カ
ウンタ≠0であれば、ステップ311で排気第1通路4
4が解放されるよう排気切換バルブ46を操作する。排
気切換バルブ46の操作後、CPU31は本ルーチンを
一旦終了する。
【0052】さらに、上記(3),(4)の場合、CP
U31はステップ304に進み、カウンタに所定のカウ
ンタしきい値をセットする。このカウンタしきい値は、
排気通路内の排ガス輸送遅れを考慮して設定するのが望
ましく、本実施の形態では図10の関係に従い、エンジ
ンへの吸入空気量が多いほど同値が小さい値に設定され
る。なお、吸入空気量はその時々のエンジン回転数Ne
と吸気圧PMとから演算される。カウンタしきい値のセ
ット後、CPU31は本ルーチンを一旦終了する。
【0053】次に、上記図9の動作を図11のタイムチ
ャートを用いてより具体的に説明する。図11におい
て、時刻t1以前はリーン制御が継続されており、前記
図9では、ステップ301→302→305の順に処理
が実施される。このとき、カウンタが「0」のまま保持
され、排気第1通路44を解放する位置で排気切換バル
ブ46が固定されている(図9のステップ307)。従
って、リーン燃焼の排ガスは排気第1通路44を通って
NOx 触媒19に給送される。
【0054】そして、時刻t1でそれまでのリーン制御
からリッチ制御に切り換えられると、前記図9では、ス
テップ301→303→304の順に処理が実施され、
カウンタに所定のしきい値がセットされる(図9のステ
ップ304)。
【0055】その後、時刻t1〜t2ではリッチ制御が
継続される。従って、図9のステップ301→303→
309の順に処理が実施され、カウンタがカウントダウ
ンされる。そして、時刻t2でカウンタ=0になると、
排気第2通路45を解放する位置に排気切換バルブ46
が切り換えられる(図9のステップ312)。これによ
り、リッチ燃焼の排ガスは排気第2通路45を通ってN
Ox 触媒19に給送されることになる。
【0056】また、時刻t3でリッチ制御からリーン制
御に切り換えられると、前記図9では、ステップ301
→302→304の順に処理が実施され、カウンタに所
定のしきい値がセットされる(図9のステップ30
4)。
【0057】その後、時刻t3〜t4では、図9のステ
ップ301→302→305の順に処理が実施され、カ
ウンタがカウントダウンされる。そして、時刻t4でカ
ウンタ=0になると、再び排気第1通路44を解放する
位置に排気切換バルブ46が切り換えられる(図9のス
テップ307)。
【0058】なお本実施の形態では、前記排気第1通路
44、排気第2通路45、排気切換バルブ46の各構
成、並びに前記図9のルーチンが請求項記載の排ガス分
離手段に相当する。
【0059】以上本実施の形態によれば、上記第1の実
施の形態と同様に、リッチ時間を必要最小限に短くして
燃費の改善やトルク変動の抑制を図ることができ、本発
明の目的が達せられる。すなわち本実施の形態では、リ
ーン燃焼用の排気第1通路44とリッチ燃焼用の排気第
2通路45とを排気切換バルブ46の切換動作に従い使
い分けることとした。これにより、排気管3内の雰囲気
がリーンからリッチに素早く変わり、リッチ時間の短縮
化が実現できる。
【0060】またその他に本実施の形態では、リーン燃
焼とリッチ燃焼との切り換え時において、排ガス輸送遅
れに相当する時間だけ遅らせて排気第1通路44側と排
気第2通路45側との切り換えを実施するようにした。
この場合、排気管3内での排ガス輸送遅れを考慮するこ
とにより、NOx 触媒19付近での排ガスのリーン→リ
ッチ切り換えを適切且つ迅速に行うことができる。
【0061】なお、本発明の実施の形態は、上記以外に
次の形態にて実現できる。前記図4のλTG設定ルーチ
ンにおいて、リーン時間TLとリッチ時間TRとをエン
ジン運転状態に応じて可変に設定する。例えばエンジン
が高回転域であるほど又は高負荷域であるほど、リーン
時間TLとリッチ時間TRとを長めに設定し、逆に低回
転域であるほど又は低負荷域であるほど、リーン時間T
Lとリッチ時間TRとを短めに設定する。
【0062】上記第2の実施の形態では、リーン燃焼時
か或いはリッチ燃焼時かに応じて前記図8の排気第1通
路44と排気第2通路45とのいずれか一方を閉鎖し、
他方を解放したが、この構成を変更する。例えばストイ
キ燃焼が行われる場合には、両通路44,45を共に解
放させる。つまり、排気切換バルブ46を排ガスの流通
方向に対して平行になるよう調整する。こうして排気切
換バルブ46を3位置で切換操作することとしても、本
発明の目的が達せられる。
【0063】上記各実施の形態では、目標空燃比λTG
をリーン制御値とリッチ制御値とで切り換えることによ
り、リーン燃焼とリッチ燃焼とを行わせるようにしてい
たが、これを変更する。例えば空燃比補正係数FAFを
リーン補正側とリッチ補正側とで切り換え、それにより
リーン燃焼とリッチ燃焼とを行わせるようにしてもよ
い。
【0064】上記各実施の形態における空燃比制御シス
テムでは、現代制御理論を用い、目標空燃比と実際に検
出した空燃比(実空燃比)との偏差に応じて空燃比をフ
ィードバック制御していたが、この構成を変更する。例
えばPI制御により空燃比をフィードバック制御した
り、空燃比をオープン制御したりしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態におけるエンジンの空燃比制
御システムの概要を示す全体構成図。
【図2】エンジン排気系の構成を概略的に示す図。
【図3】燃料噴射制御ルーチンを示すフローチャート。
【図4】λTG設定ルーチンを示すフローチャート。
【図5】エンジン回転数及び吸気圧に応じてリーン目標
空燃比を設定するためのマップ。
【図6】第1の実施の形態における作用を説明するため
のタイムチャート。
【図7】リッチ時間とその時のトルク変動との関係を示
すグラフ。
【図8】第2の実施の形態において、エンジン排気系の
構成を概略的に示す図。
【図9】第2の実施の形態において、バルブ切換ルーチ
ンを示すフローチャート。
【図10】吸入空気量とカウンタしきい値との関係を示
すグラフ。
【図11】第2の実施の形態における作用を説明するた
めのタイムチャート。
【符号の説明】
1…エンジン(内燃機関)、3…排気管、19…NOx
触媒(NOx 吸蔵還元型触媒)、25…排ガス分離手段
を構成する排気マニホールド、25a…分岐管、30…
ECU(電子制御装置)、31…排ガス分離手段を構成
するCPU、42…排気通路、44…排ガス分離手段を
構成する排気第1通路、45…排ガス分離手段を構成す
る排気第2通路、46…排ガス分離手段を構成する排気
切換バルブ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関に供給する混合気の目標空燃比を
    理論空燃比よりもリーン側に設定してその目標空燃比に
    基づきリーン燃焼を行わせる内燃機関の空燃比制御装置
    に適用され、 リーン燃焼時に排出される排ガス中のNOx をリーンN
    Ox 触媒で吸蔵し、さらに空燃比を一時的にリッチに制
    御して前記吸蔵したNOx をリーンNOx 触媒から放出
    するようにした内燃機関の排ガス浄化装置において、 リーン燃焼時の排ガスとリッチ燃焼時の排ガスとが混合
    しないように、各々の排ガスを排気通路内で分離させる
    排ガス分離手段を備えることを特徴とする内燃機関の排
    ガス浄化装置。
  2. 【請求項2】多気筒内燃機関に適用され、 前記排ガス分離手段は、前記内燃機関の各気筒から延び
    る排気通路を、前記リーンNOx 触媒の直前までの間で
    互いに分離して構成してなる請求項1に記載の内燃機関
    の排ガス浄化装置。
  3. 【請求項3】前記排ガス分離手段は、 前記内燃機関から延びる排気通路を分岐する第1通路と
    第2通路とを備え、リーン燃焼時には前記第1通路を使
    って排ガスを前記リーンNOx 触媒に給送すると共に、
    リッチ燃焼時には前記第2通路を使って排ガスを前記リ
    ーンNOx 触媒に給送する請求項1に記載の内燃機関の
    排ガス浄化装置。
  4. 【請求項4】前記排ガス分離手段は、 前記第1通路と前記第2通路との一方を閉鎖すると共に
    他方を解放するための切換バルブを更に備え、リーン燃
    焼時には第1通路が解放、第2通路が閉鎖されるよう前
    記切換バルブを操作すると共に、リッチ燃焼時には第1
    通路が閉鎖、第2通路が解放されるよう前記切換バルブ
    を操作する請求項3に記載の内燃機関の排ガス浄化装
    置。
  5. 【請求項5】リーン燃焼とリッチ燃焼との切り換え時に
    おいて、排ガス輸送遅れに相当する時間だけ遅らせて第
    1通路側と第2通路側との切り換えを実施する請求項3
    又は請求項4に記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
  6. 【請求項6】リーン燃焼とリッチ燃焼とを所定の時間比
    で実施する空燃比制御装置に適用されるものである請求
    項1〜請求項5のいずれかに記載の内燃機関の排ガス浄
    化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115217596A (zh) * 2021-07-21 2022-10-21 广州汽车集团股份有限公司 一种发动机及其控制方法
CN115217596B (zh) * 2021-07-21 2024-02-23 广州汽车集团股份有限公司 一种发动机及其控制方法

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