JPH11107593A - 送信装置、受信装置、および車両用遠隔操作システム - Google Patents

送信装置、受信装置、および車両用遠隔操作システム

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JPH11107593A
JPH11107593A JP9272996A JP27299697A JPH11107593A JP H11107593 A JPH11107593 A JP H11107593A JP 9272996 A JP9272996 A JP 9272996A JP 27299697 A JP27299697 A JP 27299697A JP H11107593 A JPH11107593 A JP H11107593A
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JP9272996A
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Hiroshi Miyamoto
博史 宮本
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 学習リモコン装置などの複製装置を使用して
も、送信装置から送信される無線信号が複製されないよ
うにして、車両が盗まれたり、イタズラされたりするの
を完全に防止する。 【解決手段】 リモコン装置2の各スイッチ6が操作さ
れる毎に、新たなランダムコードと、予め設定されてい
る固定コードと、前回のランダムコードに基づいて得ら
れる可変コードとを受信装置4側に送信するとともに、
受信装置4によって、前記固定コードが予め登録されて
いる固定コードと一致しているか、前記可変コードが前
回のランダムコードと一致しているかどうかを判定さ
せ、この判定結果に基づき、前記固定コード、前記可変
コードが特定のリモコン装置2から送信されたものであ
るかどうかを判定させて、車両3の各部を制御させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の車外から車
両のドアロック、エンジン、ホーンなどを制御する車両
用遠隔操作システムに係わり、特に送信装置と受信装置
との間で、コードデータを変化させて、秘匿性を高めた
送信装置、受信装置、および車両用遠隔操作システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】キーレスエントリーシステム(RKEシ
ステム)、リモートエンジンスタートシステム(RES
システム)などの遠隔操作を行うシステムでは、運転者
などによって携帯される送信装置からIDコードを含む
無線信号が送信されたとき、車両側に設けられている受
信装置によって、前記無線信号を受信して、この無線信
号に含まれているIDデータが予め登録されているID
データと一致しているかどうかをチェックし、両データ
が一致しているとき、前記無線信号に含まれている制御
コードに応じて、ドアのロックを解除させる処理や、エ
ンジンをスタートさせる処理、あるいはホーンを鳴らす
処理などを行っている。
【0003】しかしながら、このような従来の遠隔操作
システムでは、送信装置と、受信装置との間で、送受信
されるIDデータが第3者が持つ学習リモコン装置など
によって傍受され、その内容が記憶されると、同じデー
タが使用されて、車両が盗まれたり、イタズラされたり
するという恐れがあった。
【0004】そこで、このような問題を解決する方法と
して、特開平8−246733号に示す「車両用負荷の
遠隔操作装置」などが提案されている。
【0005】この車両用負荷の遠隔操作装置では、図5
に示す送信装置101に設けられている各スイッチ10
2のいずれかが操作されて、この送信装置101から操
作コード、インクリメントコード、IDコードを含む無
線信号が送信されたとき、図6に示す受信装置103に
よって、前記無線信号を受信して、この無線信号中に含
まれているIDコードが予め登録されているIDコード
と一致しているかどうかをチェックし、これのIDコー
ドが一致しているとき、前記無線信号中に含まれている
インクリメントコードが所定の条件を満たしているかど
うかをチェックし、このインクリメントコードが所定の
条件を満たしているとき、前記無線信号中に含まれてい
る操作コードの内容に基づき、車両のドアをロックした
り、このドアのロックを解除したりする。
【0006】この場合、送信装置101側から送信され
る無線信号中に含まれる今回のインクリメントコードの
値Cが前回のインクリメントコードの値C1を基準とし
た許容範囲にあるとき、今回のインクリメントコードが
正規のインクリメントコードであると判定する。また前
記無線信号中に含まれる今回のインクリメントコードの
値Cが前回のインクリメントコードの値C1を基準とし
た許容範囲から外れていても、サブイクリメントコード
の値C2または仮計数コードの値C3のいずれかに対応
する範囲内にあるとき、今回のインクリメントコードが
正規のインクリメントコードであると判定する。これに
よって送信装置101に設けられた各スイッチ102が
空押しされて、送信装置101側のインクリメントコー
ドが更新されているにもかかわらず、受信装置103側
のインクリメントコードが更新されずに、同期ずれが生
じて誤動作することを防止しつつ、装置の秘匿性を確保
するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た車両用負荷の遠隔操作装置100においては、次に述
べるような問題があった。
【0008】まず、送信装置101側に設けられた各ス
イッチ102のいずれかが操作される毎に、EEPRO
M104に記憶されているインクリメントコードの値を
“1”だけインクリメントさせ、これをIDコード、操
作コードと共に、無線信号に変換して、受信装置103
側に送信するようにしているので、インクリメントコー
ドのビット数を大きくして、その変化幅を大きくし、送
信装置101と、受信装置103との間で送受信される
無線信号の秘匿性を高くすると、その分だけ、EEPR
OM104のビット数、インクリメントコードレジスタ
105のビット数などを大きくしなければならず、コス
トがかかり過ぎるという問題があった。
【0009】また、送信装置101側に設けられた各ス
イッチ102のいずれかが操作される毎に、EEPRO
M104に記憶されているインクリメントコードを値
“1”だけインクリメントさせるという単純な加算処理
によって、インクリメントコードの値を変化させている
ので、送信装置101と受信装置103との間で送受信
される無線信号を第3者が傍受したとき、インクリメン
トコードに規則性があることが見破られ易いという問題
があった。
【0010】本発明は上記の事情に鑑み、送信装置と受
信装置との間で送受信される無線信号中に含まれるコー
ドを不規則に変化させることができ、これによって学習
リモコン装置などの複製装置を使用しても、送信装置か
ら送信される無線信号が複製されないようにして、車両
が盗まれたり、イタズラされたりするのを完全に防止す
ることができる送信装置、受信装置、および車両用遠隔
操作システムを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1では、車両管理者によって携帯
され、車両側に設けられた受信装置に対して無線信号を
送信して車両各部の動作を制御する送信装置において、
予め設定されているタイミングで乱数コードを発生する
乱数コード発生手段と、所定のスイッチ操作がされたと
き、前記乱数コード発生手段で発生した乱数コードを記
憶する乱数コード記憶手段と、前回記憶され、かつ送信
された乱数コードを使用した可変コードを生成する可変
コード生成手段と、生成された可変コードと、予め装置
毎に設定されている固定コードと、新たに発生され、か
つ記憶される前記乱数コードとに基づいた無線信号を生
成して、これを受信装置側に送信する送信手段とを具備
することを特徴としている。
【0012】請求項2では、車両側に設けられ、車両管
理者が携帯する送信装置から無線信号が送信されたと
き、この無線信号を受信して車両各部の動作を制御する
受信装置であって、受信した無線信号中に含まれる固定
コードが、予め登録されている固定コードと一致するか
否かを判定する第1の判定手段と、前記無線信号中に含
まれる乱数コードを、次回受信時における可変コードの
一致判別に使用するために記憶する記憶手段と、前記無
線信号中に含まれる可変コードが、前回受信時に前記記
憶手段に記憶された乱数コードと一致するか否かを判定
する第2の判定手段と、第1の判定手段、および第2の
判定手段の各判定の結果、前記固定コード、および可変
コードが共に正しいものと判定された場合に限り、車両
各部の動作を制御する制御手段とを具備することを特徴
としている。
【0013】また、請求項3では、車両管理者によって
携帯される送信装置と、前記送信装置から無線信号が送
信されたとき、この無線信号を受信して車両各部の動作
を制御する受信装置とを有する車両用遠隔操作システム
において、前記送信装置は、予め設定されているタイミ
ングで乱数コードを発生する乱数コード発生手段と、所
定のスイッチ操作がされたとき、前記乱数コード発生手
段で発生した乱数コードを記憶する乱数コード記憶手段
と、前回記憶され、かつ送信された乱数コードを使用し
た可変コードを生成する可変コード生成手段と、生成さ
れた可変コードと、予め装置毎に設定されている固定コ
ードと、新たに発生され、かつ記憶される前記乱数コー
ドとに基づいた無線信号を生成して、これを受信装置側
に送信する送信手段とを具備し、前記受信装置は、受信
した無線信号中に含まれる固定コードが、予め登録され
ている固定コードと一致するか否かを判定する第1の判
定手段と、前記無線信号中に含まれる乱数コードを、次
回受信時における可変コードの一致判別に使用するため
に記憶する記憶手段と、前記無線信号中に含まれる可変
コードが、前回受信時に前記記憶手段に記憶された乱数
コードと一致するか否かを判定する第2の判定手段と、
第1の判定手段、および第2の判定手段の各判定の結
果、前記固定コード、および可変コードが共に正しいも
のと判定された場合に限り、車両各部の動作を制御する
制御手段とを具備することを特徴としている。
【0014】上記の構成において、送信装置によって、
予め設定されているタイミングで、乱数を発生しなが
ら、操作スイッチが操作されたとき、乱数コードを使用
して可変コードを生成し、この可変コードと固定コード
と乱数コードとに基づき、無線信号を生成して、これを
受信装置側に送信する。一方、受信装置によって、受信
した無線信号に含まれている固定コードが予め登録され
ている固定コードと一致しているかどうを判定するとと
もに、記憶している前回の乱数コードに基づき、前記無
線信号に含まれている可変コードが正しい可変コードか
どうかを判定し、各判定結果に基づき、前記固定コー
ド、可変コードが正しい固定コード、可変コードである
とき、車両各部の動作を制御する。これにより、送信装
置と受信装置との間で送受信される無線信号中に含まれ
るコードを不規則に変化させ、これによって学習リモコ
ン装置などの複製装置を使用しても、送信装置から送信
される無線信号が複製されないようにして、車両が盗ま
れたり、イタズラされたりするのを完全に防止する。ま
た、送信装置と、受信装置との間が離れ過ぎているなど
の理由により、送信装置から送信される無線信号が受信
装置で受信されないことによって、空押しなどの現象が
発生しても、1回の空押しを行うだけで、通常の遠隔操
作を再開させる。
【0015】
【発明の実施の形態】
《実施の形態の構成》図1は本発明による車両用遠隔操
作システムの実施の形態を示すブロック図である。
【0016】この図に示す車両用遠隔操作システム1
は、運転者などによって携帯された状態で、各スイッチ
6(図2参照)が操作されたとき、新たな乱数コード
(以下、適宜、ランダムコードとも称する)を発生しな
がら、前回のランダムコードを使用して可変コードを生
成するとともに、今回のランダムコード、今回の操作内
容、予め設定されている固定コード、および前回のラン
ダムコードを使用した前記可変コードから成る無線信号
を生成して送信するリモコン装置2と、車両3側に設け
られ、リモコン装置2から送信される無線信号を受信
し、予め登録されている固定コードに基づき、前記無線
信号に含まれている固定コードが正しい固定コードかど
うかを判定するとともに、記憶している前回のランダム
コードに基づき、前記無線信号に含まれている可変コー
ドが正しい可変コードかどうかを判定し、前記固定コー
ド、可変コードが正しい固定コード、可変コードである
と判定されたとき、前記無線信号に含まれている今回の
ランダムコードを取り込んで、記憶しているランダムコ
ードを更新するとともに、車両3の各部を制御する受信
装置4とを備えている。
【0017】この車両用遠隔操作システム1において、
リモコン装置2側では、運転者などによって各スイッチ
6が操作されて、ドアのアンロック指令、ドアのロック
指令、エンジンのスタート指令、エンジンの停止指令、
ホーンのオン指令、ホーンのオフ指令などが入力された
とき、各指令を操作内容とする操作コードとともに、今
回のランダムコードと、予め登録されている固定コード
と、前回、受信装置4側に送信してあるランダムコード
を使用した可変コードとを無線信号にして送信する。一
方、受信装置4側では、前記無線信号を受信して、予め
登録されている固定コードに基づき、前記無線信号に含
まれている固定コードが正しい固定コードかどうかを判
定し、さらに記憶している前回のランダムコードに基づ
き、前記無線信号に含まれている可変コードが正しい可
変コードかどうかを判定し、前記固定コード、可変コー
ドが正しい固定コード、正しい可変コードであると判定
したとき、前記無線信号に含まれているランダムコード
を取り込んで、記憶しているランダムコードを更新する
とともに、車両3の各部を制御する。
【0018】リモコン装置2は、図2のブロック図に示
すように、携帯自在な大きさと形状を持つリモコン装置
筐体の操作面上に配置され、ドアのアンロック指令、ド
アのロック指令、エンジンのスタート指令、エンジンの
停止指令、ホーンのオン指令、ホーンのオフ指令などが
入力される際、運転者などによって操作される複数のス
イッチ6と、各スイッチ6のいずれかが操作されたと
き、乱数発生指示信号を発生するとともに、各スイッチ
6の操作内容に応じた操作コードを生成するスイッチ回
路7と、スイッチ回路7から乱数発生指示信号が出力さ
れたとき、計算を開始して乱数を発生し、この乱数の値
に応じたランダムコードを生成する乱数コード発生回路
8と、工場の出荷段階などで設定されたIDコードを記
憶し、このIDコードを固定コードとして出力するID
コードメモリ回路9と、各スイッチ6が操作されたと
き、これを検知して予め設定されている一定期間だけ発
振してクロック信号を生成するクロック回路10と、こ
のクロック回路10からクロック信号が出力されている
とき、乱数コード発生回路8から出力されていた前回の
ランダムコードに基づき、可変コードを生成するととも
に、この可変コード、乱数コード発生回路8から出力さ
れる今回のランダムコード、スイッチ回路7から出力さ
れる操作コード、IDコードメモリ回路9から出力され
る固定コードを組み合わせて送信データを生成するデー
タ設定回路11とを備えている。
【0019】さらに、リモコン装置2は、クロック回路
10からクロック信号が出力されているとき、このクロ
ック信号に基づき、予め設定されている周波数値を持つ
搬送波信号を生成する発信回路12と、データ設定回路
11から出力される送信データに基づき、発信回路12
から出力される搬送波信号を指定された変調方式で変調
して送信信号を生成する変調回路13と、変調回路13
から出力される送信信号を電力増幅する送信回路14
と、送信回路14から出力される電力増幅済みの送信信
号を電波(無線信号)に変換して送信するアンテナ15
と、リモコン装置筐体内に着脱自在に配置され、スイッ
チ回路7〜送信回路14に電源電圧を供給する電池16
とを備えている。
【0020】このリモコン装置2において、各スイッチ
6のいずれかが操作されると、スイッチ回路7によって
各スイッチ6の操作内容に応じた操作コードが生成され
るとともに、乱数コード発生回路8によって新たなラン
ダムコードが生成される。さらにクロック回路10によ
ってクロック信号の生成が開始されると、データ設定回
路11によって乱数コード発生回路8から出力されてい
た前回のランダムコードに基づき、可変コードを生成し
て、この可変コードと、スイッチ回路7から出力される
操作コードと、IDコードメモリ回路9から出力される
固定コードと、数コード発生回路8から出力される今回
のランダムコードとを組み合わせて、送信データを生成
する。この送信データに基づき、変調回路13によっ
て、発信回路12から出力される搬送波信号を変調して
送信信号を生成した後、送信回路14によって前記送信
信号を電力増幅し、アンテナ15から無線信号を送信す
る。
【0021】また、受信装置4は、図3に示すように、
車両3の外面やフロントガラス内などに設けられ、リモ
コン装置2からの無線信号を受信して受信信号を生成す
るアンテナ17と、このアンテナ17から出力される複
数の受信信号の中から、予め設定されている周波数値を
持つ受信信号を選択する受信回路18と、この受信回路
18から出力される受信信号を復調して、操作コード、
固定コード、可変コード、およびランダムコードを再生
する復調回路19と、この復調回路19から出力される
操作コード、固定コード、可変コード、およびランダム
コードを取り込むとともに、予め登録されている設定固
定コードと前回の受信動作で得られたランダムコードと
に基づき、これら固定コード、可変コードが特定のリモ
コン装置2から送信された固定コード、可変コードであ
るかどうかを判定する処理、この判定結果に基づき、前
記ランダムコードを取り込んで記憶する処理、前記操作
コードを取り込んで、車両3に設けられたボディ系制御
部20を制御する処理などを行うコード判定回路21と
を備えている。
【0022】この受信装置4において、リモコン装置2
から送信される無線信号が受信されると、この受信動作
で得られた受信信号を復調して、この受信信号中に含ま
れている操作コード、固定コード、可変コード、および
ランダムコードを再生した後、予め登録されている設定
固定コードと、前回の受信動作で得られた前回のランダ
ムコードとに基づき、今回の受信動作で得られた固定コ
ード、可変コードが特定のリモコン装置2から送信され
た固定コード、可変コードであるかどうかを判定する。
今回の受信動作で得られた固定コード、可変コードが特
定のリモコン装置2から送信された固定コード、可変コ
ードであると判定したとき、今回の受信動作で得られた
ランダムコードを前回のランダムコードとして記憶する
とともに、今回の受信動作で得られた操作コードに基づ
き、ボディ系制御部20のドア制御回路22、エンジン
制御回路23、ホーン制御回路24などを制御して、ド
アのアンロック動作、ドアのロック動作、エンジンのス
タート動作、エンジンの停止動作、ホーンのオン動作、
ホーンのオフ動作などを実行する。
【0023】この場合、コード判定回路21は、復調回
路19によって得られた前回のランダムコードを記憶す
るメモリ回路25と、工場などによって登録された設定
固定コードを記憶し、復調回路19から操作コード、固
定コード、可変コード、ランダムコードが出力されたと
き、記憶している設定固定コードと前記固定コードとを
比較して、これらが一致しているかどうかを判定する処
理、メモリ回路25に記憶されている前回のランダムコ
ードと復調回路19から出力された今回の可変コードと
を比較し、これらが一致しているかどうかを判定する処
理、各処理によって、今回受信された固定コード、可変
コードが特定のリモコン装置2から送信された固定コー
ド、可変コードであると判定したとき、今回受信された
操作コードに基づき、ボディ系制御部20のドア制御回
路22、エンジン制御回路23、ホーン制御回路24な
どを制御して、ドアのアンロック動作、ドアのロック動
作、エンジンのスタート動作、エンジンの停止動作、ホ
ーンのオン動作、ホーンのオフ動作などを行わせる比較
判定回路26と、この比較判定回路26によって今回の
固定コード、可変コードが特定のリモコン装置2から送
信された固定コード、可変コードであると判定されたと
き、メモリ回路25を制御して、今回受信されたランダ
ムコードを前回のランダムコードとして記憶させるメモ
リコード更新回路27とを備えている。
【0024】このコード判定回路21において、アンテ
ナ17によって無線信号が受信されて、復調回路19か
ら操作コード、固定コード、可変コード、およびランダ
ムコードが出力されたとき、次に述べる手順で、前記無
線信号が特定のリモコン装置2から送信された無線信号
であるかどうかを判定し、この判定結果に基づき、ボデ
ィ系制御部20を制御する。
【0025】《実施の形態の動作》 <1回目の送信動作>図4に示すように、工場出荷時に
おいて、IDコードメモリ回路9にはリモコン装置2固
有のIDデータ、例えば固定データ“123”が登録さ
れているものとする。リモコン装置2のいずれかのスイ
ッチ6が操作されると、ランダムコードとして、任意の
値を持つ3桁の数値、例えば“359”が生成され、こ
のランダムコード“359”が記憶されるとともに、ス
イッチ6の操作内容に応じた値の操作コード、さらに固
定コードとして“123”、可変コードとして“00
0”、ランダムコードとして“359”を持つ送信デー
タが生成され、この送信データが無線信号に変換されて
送信される。
【0026】受信装置4のアンテナ17により前記無線
信号が受信されると、受信回路18から前記無線信号中
に含まれている特定の周波数値を持つ受信信号が出力さ
れ、復調回路19から前記受信信号を復調して得られた
操作コード、固定コード“123”、可変コード“00
0”、およびランダムコード“359”が出力される。
そして、コード判定回路21の比較判定回路26によっ
て、記憶している設定固定コード“123”と、今回の
固定コード“123”とが比較され、これらが一致して
いるかどうかが判定されるとともに、メモリ回路25に
記憶されている前回のランダムコード“000”と、今
回の可変コード“000”とが比較され、これらが一致
しているかどうかが判定される。
【0027】この場合、これら設定固定コード“12
3”と、今回の固定コード“123”とが一致し、さら
にメモリ回路25に記憶されている前回のランダムコー
ド“000”と、今回の可変コード“000”とが一致
していることから、比較判定回路26によって、今回の
固定コード“123”と、可変コード“000”とが特
定のリモコン装置2から送信されたものであると判定さ
れて、今回の操作コードに基づき、ボディ系制御部20
のドア制御回路22、エンジン制御回路23、ホーン制
御回路24などが制御されて、ドアのアンロック動作、
ロック動作、エンジンのスタート動作、エンジンの停止
動作、ホーンのオン動作、ホーンのオフ動作などが行わ
れる。
【0028】また、比較判定回路26によって、今回の
固定コード“123”と、可変コード“000”とが特
定のリモコン装置2から送信されたものであると判定さ
れると、メモリコード更新回路27によって、メモリ回
路25が制御されて、今回のランダムコード“359”
が記憶され、次回の受信時において「前回のランダムコ
ード」として使用される。
【0029】<2回目の送信動作>この後、各スイッチ
6のいずれかが操作されて、ランダムコードとして、任
意の値を持つ3桁の数値、例えば“841”が生成され
ると、このランダムコード“841”が記憶されるとと
もに、スイッチ6の操作内容に応じた値の操作コードを
持ち、さらに固定コードとして“123”、可変コード
として“359”、ランダムコードとして“841”を
持つ送信データが生成され、これが無線信号に変換され
て送信される。
【0030】そして、受信装置4のアンテナ17によ
り、前記無線信号が受信されて受信回路18から前記無
線信号中に含まれている特定の周波数値を持つ受信信号
が出力されて、復調回路19から前記受信信号を復調し
て得られた操作コード、固定コード“123”、可変コ
ード“359”、ランダムコード“841”が出力され
と、コード判定回路21の比較判定回路26によって、
記憶している設定固定コード“123”と、今回の固定
コード“123”とが比較され、これらが一致している
かどうかが判定されるとともに、メモリ回路25に記憶
されている前回のランダムコード“359”と、今回の
可変コード“359”とが比較され、これらが一致して
いるかどうかが判定される。
【0031】この場合、これら設定固定コード“12
3”と、今回の固定コード“123”とが一致し、さら
にメモリ回路25に記憶されている前回のランダムコー
ド“359”と、今回の可変コード“359”とが一致
していることから、比較判定回路26によって、今回の
固定コード“123”と、可変コード“359”とが特
定のリモコン装置2から送信されたものであると判定さ
れて、今回の操作コードに基づき、ボディ系制御部20
のドア制御回路22、エンジン制御回路23、ホーン制
御回路24などが制御されて、ドアのアンロック動作、
ロック動作、エンジンのスタート動作、エンジンの停止
動作、ホーンのオン動作、ホーンのオフ動作などを行わ
れる。
【0032】また、比較判定回路26によって、今回の
固定コード“123”と、可変コード“000”とが特
定のリモコン装置2から送信されたものであると判定さ
れると、メモリコード更新回路27によって、メモリ回
路25が制御されて、今回のランダムコード“841”
が「前回のランダムコード」として記憶される。
【0033】<3回目の送信動作>この後、各スイッチ
6のいずれかが操作されて、ランダムコードとして、任
意の値を持つ3桁の数値、例えば“768”が生成され
ると、このランダムコード“768”が記憶されるとと
もに、スイッチ6の操作内容に応じた値の操作コードを
持ち、さらに固定コードとして“123”、可変コード
として“841”、ランダムコードとして“768”を
持つ送信データが生成され、これが無線信号に変換され
て送信される。
【0034】このとき、リモコン装置2が受信装置4の
受信エリア外にあるなどの理由により、受信装置4のア
ンテナ17によって、無線信号が受信されても、復調回
路19から正しい操作コード、正しい固定コード、正し
い可変コード、および正しいランダムコードが出力され
なければ、比較判定回路26によって、照合不能と判定
されて、ボディ系制御部20の制御処理、メモリ回路2
5に記憶されているランダムコードの更新処理などがス
キップされる。
【0035】<4回目の送信動作>この後、各スイッチ
6のいずれかが操作されて、ランダムコードとして、任
意の値を持つ3桁の数値、例えば“290”が生成され
ると、このランダムコード“290”が記憶されるとと
もに、スイッチ6の操作内容に応じた値の操作コードを
持ち、さらに固定コードとして“123”、可変コード
として“768”、ランダムコードとして“290”を
持つ送信データが生成され、これが無線信号に変換され
て送信される。
【0036】このとき、3回目の受信動作と同様に、リ
モコン装置2が受信装置4の受信エリア外にあるなどの
理由により、受信装置4のアンテナ17によって、無線
信号が受信されても、復調回路19から正しい操作コー
ド、正しい固定コード、正しい可変コード、正しいラン
ダムコードが出力されなければ、比較判定回路26によ
って、照合不能と判定されて、ボディ系制御部20の制
御処理、メモリ回路25に記憶されているランダムコー
ドの更新処理などがスキップされる。
【0037】<5回目の送信動作>この後、リモコン装
置2を持つ運転者などが受信装置4の受信エリア外から
受信エリア内に移動し、各スイッチ6のいずれかが操作
され、ランダムコードとして、任意の値を持つ3桁の数
値、例えば“438”が生成されると、このランダムコ
ード“438”が記憶されるとともに、スイッチ6の操
作内容に応じた値の操作コードを持ち、さらに固定コー
ドとして“123”、可変コードとして“290”、ラ
ンダムコードとして“438”を持つ送信データが生成
され、これが無線信号に変換されて送信される。
【0038】そして、受信装置4のアンテナ17によ
り、前記無線信号が受信されて受信回路18から前記無
線信号中に含まれている特定の周波数値を持つ受信信号
が出力されて、復調回路19から前記受信信号を復調し
て得られた操作コード、固定コード“123”、可変コ
ード“290”、ランダムコード“438”が出力され
と、コード判定回路21の比較判定回路26によって、
記憶している設定固定コード“123”と、今回の固定
コード“123”とが比較され、これらが一致している
かどうかが判定されるとともに、メモリ回路25に記憶
されている前回のランダムコード“841”と、今回の
可変コード“290”とが比較され、これらが一致して
いるかどうかが判定される。
【0039】この場合、これら設定固定コード“12
3”と、今回の固定コード“123”とは一致している
ものの、メモリ回路25に記憶されている前回のランダ
ムコード“841”と、今回の可変コード“290”と
が一致していないことから、比較判定回路26によっ
て、今回の固定コード“123”が特定のリモコン装置
2から送信されたものである可能性が高いと判定される
とともに、メモリコード更新回路27によって、メモリ
回路25が制御されて、今回のランダムコード“43
8”が前回のランダムコードとして記憶される。
【0040】なお、このように、メモリ回路25に記憶
されている前回のランダムコード“841”と、今回の
可変コード“290”とが一致していないときには、今
回の受信動作で得られた操作コードに基づいた、ボディ
系制御部20のドア制御回路22、エンジン制御回路2
3、ホーン制御回路24などの制御がスキップされて、
ドアのアンロック動作、ドアのロック動作、エンジンの
スタート動作、エンジンの停止動作、ホーンのオン動
作、ホーンのオフ動作などが停止される。
【0041】<6回目の送信動作>この後、各スイッチ
6のいずれかが操作されて、ランダムコードとして、任
意の値を持つ3桁の数値、例えば“831”が生成され
ると、このランダムコード“841”が記憶されるとと
もに、スイッチ6の操作内容に応じた値の操作コードを
持ち、さらに固定コードとして“123”、可変コード
として“438”、ランダムコードとして“831”を
持つ送信データが生成され、これが無線信号に変換され
て送信される。
【0042】そして、受信装置4のアンテナ17によっ
て、前記無線信号が受信されて受信回路18から前記無
線信号中に含まれている特定の周波数値を持つ受信信号
が出力されて、復調回路19から前記受信信号を復調し
て得られた操作コード、固定コード“123”、可変コ
ード“438”、ランダムコード“831”が出力され
と、コード判定回路21の比較判定回路26によって、
記憶している設定固定コード“123”と、今回の固定
コード“123”とが比較され、これらが一致している
かどうかが判定されるとともに、メモリ回路25に記憶
されている前回のランダムコード“438”と、今回の
可変コード“438”とが比較され、これらが一致して
いるかどうかが判定される。
【0043】この場合、これら設定固定コード“12
3”と、今回の固定コード“123”とが一致し、さら
にメモリ回路25に記憶されている前回のランダムコー
ド“438”と、今回の可変コード“438”とが一致
していることから、比較判定回路26によって、今回の
固定コード“123”と、可変コード“438”とが特
定のリモコン装置2から送信されたものであると判定さ
れて、今回の操作コードに基づき、ボディ系制御部20
のドア制御回路22、エンジン制御回路23、ホーン制
御回路24などが制御されて、ドアのアンロック動作、
ドアのロック動作、エンジンのスタート動作、エンジン
の停止動作、ホーンのオン動作、ホーンのオフ動作など
が行われる。
【0044】また、比較判定回路26によって、今回の
固定コード“123”と、可変コード“438”とが特
定のリモコン装置2から送信されたものであると判定さ
れると、メモリコード更新回路27によって、メモリ回
路25が制御されて、今回のランダムコード“831”
が前回のランダムコードとして記憶される。
【0045】《実施の形態の効果》このようにこの実施
の形態においては、運転者などによってリモコン装置2
の各スイッチ6が操作されて、ドアのアンロック指令、
ドアのロック指令、エンジンのスタート指令、エンジン
の停止指令、ホーンのオン指令、ホーンのオフ指令など
が入力されたとき、各指令とともに、今回のランダムコ
ードと、予め登録されている固定コードと、前回、受信
装置4側に送信してあるランダムコードを使用した可変
コードとを無線信号にして、送信させるとともに、受信
装置4によって前記無線信号を受信させて、予め登録さ
れている固定コードに基づき、前記無線信号に含まれて
いる固定コードが正しい固定コードかどうかを判定し、
さらに記憶している前回のランダムコードに基づき、前
記無線信号に含まれている可変コードが正しい可変コー
ドかどうかを判定し、前記固定コード、可変コードが正
しい固定コード、正しい可変コードであると判定したと
き、前記無線信号に含まれているランダムコードを取り
込ませて、記憶しているランダムコードを更新させると
ともに、車両3の各部を制御させるようにしている。こ
のため、リモコン装置2と受信装置4との間で送受信さ
れる無線信号中に含まれるコードを不規則に変化させる
ことができ、これによって学習リモコン装置などの複製
装置を使用しても、リモコン装置2から送信される無線
信号が複製されないようにして、車両3が盗まれたり、
イタズラされたりするのを完全に防止することができ
る。
【0046】また、この実施の形態では、リモコン装置
2と、受信装置4との間が離れ過ぎているなどの理由に
より、リモコン装置2から送信される無線信号が受信装
置4で受信されなくなっても、リモコン装置2から送信
される無線信号が受信装置4で受信されたとき、この無
線信号に含まれている今回のランダムコードに基づき、
記憶している前回のランダムコードを更新するようにし
ている。このため、リモコン装置2と、受信装置4との
間が離れ過ぎている状態で、各スイッチ6が操作され
て、リモコン装置2側に記憶されている前回のランダム
コードの値と、受信装置4側に記憶されている前回のラ
ンダムコードの値とが異なった場合にも、1回だけ空押
しを行うだけで、通常の遠隔操作を再開させることがで
きる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
信装置と受信装置との間で送受信される無線信号中に含
まれるコードを不規則に変化させることができ、これに
よって学習リモコン装置などの複製装置を使用しても、
送信装置から送信される無線信号が複製されないように
して、車両が盗まれたり、イタズラされたりするのを完
全に防止することができる。
【0048】また、送信装置と、受信装置との間が離れ
過ぎているなどの理由により、送信装置から送信される
無線信号が受信装置で受信されないことによって、空押
しなどの現象が発生しても、1回の空押しを行うだけ
で、通常の遠隔操作を再開させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用遠隔操作システムの実施の
形態を示すブロック図である。
【図2】本発明による送信装置(リモコン装置)の詳細
な回路構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明による受信装置の詳細な回路構成例を示
すブロック図である。
【図4】図1に示す車両用遠隔操作システムの動作例を
示す図である。
【図5】特開平8−246733号に示す「車両用負荷
の遠隔操作装置」を構成する送信装置の回路例を示すブ
ロック図である。
【図6】特開平8−246733号に示す「車両用負荷
の遠隔操作装置」を構成する受信装置の回路例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1:車両用遠隔操作システム 2:リモコン装置(送信装置) 3:車両 4:受信装置 6:スイッチ 7:スイッチ回路 8:乱数コード発生回路 9:IDコードメモリ回路 10:クロック回路 11:データ設定回路 12:発信回路 13:変調回路 14:送信回路 16:電池 17:アンテナ 18:受信回路 19:復調回路 20:ボディ系制御部 21:コード判定回路 22:ドア制御回路 23:エンジン制御回路 24:ホーン制御回路 25:メモリ回路 26:比較判定回路 27:メモリコード更新回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02N 11/08 F02N 11/08 U 15/00 15/00 F H04L 9/32 H04L 9/00 673D

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両管理者によって携帯され、車両側に
    設けられた受信装置に対して無線信号を送信して車両各
    部の動作を制御する送信装置において、 予め設定されているタイミングで乱数コードを発生する
    乱数コード発生手段と、 所定のスイッチ操作がされたとき、前記乱数コード発生
    手段で発生した乱数コードを記憶する乱数コード記憶手
    段と、 前回記憶され、かつ送信された乱数コードを使用した可
    変コードを生成する可変コード生成手段と、 生成された可変コードと、予め装置毎に設定されている
    固定コードと、新たに発生され、かつ記憶される前記乱
    数コードとに基づいた無線信号を生成して、これを受信
    装置側に送信する送信手段と、 を具備することを特徴とする送信装置。
  2. 【請求項2】 車両側に設けられ、車両管理者が携帯す
    る送信装置から無線信号が送信されたとき、この無線信
    号を受信して車両各部の動作を制御する受信装置であっ
    て、 受信した無線信号中に含まれる固定コードが、予め登録
    されている固定コードと一致するか否かを判定する第1
    の判定手段と、 前記無線信号中に含まれる乱数コードを、次回受信時に
    おける可変コードの一致判別に使用するために更新可能
    に記憶する記憶手段と、 前記無線信号中に含まれる可変コードが、前回受信時に
    前記記憶手段に記憶された乱数コードと一致するか否か
    を判定する第2の判定手段と、 第1の判定手段、および第2の判定手段の各判定の結
    果、前記固定コード、および可変コードが共に正しいも
    のと判定された場合に限り、車両各部の動作を制御する
    制御手段と、 を具備することを特徴とする受信装置。
  3. 【請求項3】 車両管理者によって携帯される送信装置
    と、前記送信装置から無線信号が送信されたとき、この
    無線信号を受信して車両各部の動作を制御する受信装置
    とを有する車両用遠隔操作システムにおいて、 前記送信装置は、 予め設定されているタイミングで乱数コードを発生する
    乱数コード発生手段と、 所定のスイッチ操作がされたとき、前記乱数コード発生
    手段で発生した乱数コードを記憶する乱数コード記憶手
    段と、 前回記憶され、かつ送信された乱数コードを使用した可
    変コードを生成する可変コード生成手段と、 生成された可変コードと、予め装置毎に設定されている
    固定コードと、新たに発生され、かつ記憶される前記乱
    数コードとに基づいた無線信号を生成して、これを受信
    装置側に送信する送信手段と、 を具備し、 前記受信装置は、 受信した無線信号中に含まれる固定コードが、予め登録
    されている固定コードと一致するか否かを判定する第1
    の判定手段と、 前記無線信号中に含まれる乱数コードを、次回受信時に
    おける可変コードの一致判別に使用するために更新可能
    に記憶する記憶手段と、 前記無線信号中に含まれる可変コードが、前回受信時に
    前記記憶手段に記憶された乱数コードと一致するか否か
    を判定する第2の判定手段と、 第1の判定手段、および第2の判定手段の各判定の結
    果、前記固定コード、および可変コードが共に正しいも
    のと判定された場合に限り、車両各部の動作を制御する
    制御手段と、 を具備することを特徴とする車両用遠隔操作システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010127563A1 (zh) * 2009-05-04 2010-11-11 中兴通讯股份有限公司 一种门禁***及合法用户远程遥控开锁的方法
CN102733675A (zh) * 2011-04-02 2012-10-17 北京汽车研究总院有限公司 一种汽车无钥匙进入启动***及应用方法

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WO2010127563A1 (zh) * 2009-05-04 2010-11-11 中兴通讯股份有限公司 一种门禁***及合法用户远程遥控开锁的方法
US8933777B2 (en) 2009-05-04 2015-01-13 Zte Corporation Gate control system and method of remote unlocking by validated users
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