JPH11101270A - 同期装置 - Google Patents
同期装置Info
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- JPH11101270A JPH11101270A JP26238197A JP26238197A JPH11101270A JP H11101270 A JPH11101270 A JP H11101270A JP 26238197 A JP26238197 A JP 26238197A JP 26238197 A JP26238197 A JP 26238197A JP H11101270 A JPH11101270 A JP H11101270A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- synchronizer ring
- synchronizer
- teeth
- movable
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/02—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
- F16D23/04—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
- F16D23/06—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/02—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
- F16D23/04—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
- F16D23/06—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
- F16D2023/0656—Details of the tooth structure; Arrangements of teeth
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/02—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
- F16D23/04—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
- F16D23/06—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
- F16D23/0612—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation the blocking mechanism comprising a radial pin in an axial slot with at least one branch
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シンクロナイザスプリングを用いた同期装置
において、同期崩れを発生しない様にすること。 【解決手段】 スリーブ２００の第１歯２２０を第２歯
２３０よりもｄだけ突出するように形成されている。第
２歯２３０に設けられたカム山２３０ｋがスプリング５
００を通過してスプリング５００を押圧しなくなり、第
２歯２３０が同期後シンクロナイザリング４００を通過
した時点で第１歯２２０の先端とクラッチギヤ３００の
歯３１０の先端の間にはクリアランスｃが確保されてい
る。
において、同期崩れを発生しない様にすること。 【解決手段】 スリーブ２００の第１歯２２０を第２歯
２３０よりもｄだけ突出するように形成されている。第
２歯２３０に設けられたカム山２３０ｋがスプリング５
００を通過してスプリング５００を押圧しなくなり、第
２歯２３０が同期後シンクロナイザリング４００を通過
した時点で第１歯２２０の先端とクラッチギヤ３００の
歯３１０の先端の間にはクリアランスｃが確保されてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転数の異なる部
材を円滑に係合させるための同期装置、特に変速機の同
期装置に関する。
材を円滑に係合させるための同期装置、特に変速機の同
期装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】変速機の同期装置として、回転軸に固定
されたハブ上にスプライン結合されたスリーブと、被動
歯車に結合されたクラッチギヤと、スリーブとクラッチ
ギヤの間に配設されたシンクロナイザリングを有し、シ
ンクロナイザリングとスリーブの間にシンクロナイザス
プリングを配設し、スリーブを移動してシンクロナイザ
スプリングを介してシンクロナイザリングを押圧し、そ
の結果、誘起されるクラッチギヤに形成されたコーン面
とシンクロナイザリングに形成されたコーン面の間の摩
擦係合を利用して同期作用をおこなう同期装置が公知で
ある（特公昭４８−２４０９６号公報参照）。
されたハブ上にスプライン結合されたスリーブと、被動
歯車に結合されたクラッチギヤと、スリーブとクラッチ
ギヤの間に配設されたシンクロナイザリングを有し、シ
ンクロナイザリングとスリーブの間にシンクロナイザス
プリングを配設し、スリーブを移動してシンクロナイザ
スプリングを介してシンクロナイザリングを押圧し、そ
の結果、誘起されるクラッチギヤに形成されたコーン面
とシンクロナイザリングに形成されたコーン面の間の摩
擦係合を利用して同期作用をおこなう同期装置が公知で
ある（特公昭４８−２４０９６号公報参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記公報の装置におい
ては、シンクロナイザスプリングを押圧するのはスリー
ブに設けられたカムである。ところが、このカムはスリ
ーブの歯先とシンクロナイザリングの歯先が噛み合いを
開始した後にシンクロ押し分け力、すなわち、同期させ
ようとする荷重、に対し余計な力をかけない様にカム力
を発生するカム山の軸方向の長さは小さくされている。
その結果、カム山がシンクロナイザスプリングを通過し
た後にシンクロナイザリングとクラッチギヤの間の同期
崩れ（シンクロナイザリングとクラッチギヤの回転が近
づかないで相対移動が大きくなる）が起こり、ギヤ鳴り
を発生する可能性があるという問題がある。本発明は上
記問題に鑑み、シンクロナイザスプリングを用いた同期
装置において、同期崩れを発生しない様にすることを目
的とする。
ては、シンクロナイザスプリングを押圧するのはスリー
ブに設けられたカムである。ところが、このカムはスリ
ーブの歯先とシンクロナイザリングの歯先が噛み合いを
開始した後にシンクロ押し分け力、すなわち、同期させ
ようとする荷重、に対し余計な力をかけない様にカム力
を発生するカム山の軸方向の長さは小さくされている。
その結果、カム山がシンクロナイザスプリングを通過し
た後にシンクロナイザリングとクラッチギヤの間の同期
崩れ（シンクロナイザリングとクラッチギヤの回転が近
づかないで相対移動が大きくなる）が起こり、ギヤ鳴り
を発生する可能性があるという問題がある。本発明は上
記問題に鑑み、シンクロナイザスプリングを用いた同期
装置において、同期崩れを発生しない様にすることを目
的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明によれ
ば、回転軸に固定結合され、外周に第１同期歯列を有す
るハブと、ハブの第１同期歯列に噛合する可動歯列を有
して、軸方向移動自在なスリーブと、軸方向でハブに隣
接配置されるシンクロナイザリングであって、周方向に
離間した複数の箇所に配設されスリーブの可動歯列が係
合可能な第２同期歯列と、内周にハブと反対側に向かっ
て拡がるコーン面と、ハブ側の軸方向端面の第２同期歯
輪が配設される位置の中間の、周方向に離間した複数の
箇所に設けられたスプリング支持要素と、を有するシン
クロナイザリングと、スプリング支持要素の外周面に内
接して支持されるシンクロナイザスプリングと、軸方向
でシンクロナイザリングのハブと反対側に隣接配置さ
れ、回転軸に軸方向固定、回転方向非固定に係合された
被動体に固定されたクラッチギヤであって、スリーブの
可動歯列が係合可能な第３同期歯列と、シンクロナイザ
リングのコーン面に接合可能なコーン面とを有するクラ
ッチギヤと、スリーブを選択的に第３同期歯列に向けて
移動する移動手段と、移動手段がスリーブをシンクロナ
イザリングを通してクラッチギヤの第３同期歯列に向け
て移動するときに、シンクロナイザスプリングを介して
シンクロナイザリングを押圧する押圧力を発生し、シン
クロナイザリングのコーン面と被動体のコーン面の接合
を誘起するカム手段であって、スリーブの可動歯列がク
ラッチギヤの第３同期歯列と係合する前に押圧力の発生
が終了するようにされているカム手段とを具備し、スリ
ーブの可動歯列がシンクロナイザリングの第２同期歯列
と係合しない第１可動歯列と、シンクロナイザリングの
第２同期歯列と係合する第２可動歯列とから成り、第１
可動歯列の軸方向の先端が第２可動歯列の軸方向の先端
よりもシンクロナイザリングの方に突出していて第２可
動歯列による同期作用の終了後、第２可動歯列に先んじ
て第１可動歯列がクラッチギヤの第３同期歯列と係合す
る様にされている同期装置が提供される。この様に構成
された同期装置では、第２可動歯列による同期作用の終
了後、第１可動歯列が第２可動歯列に先んじてクラッチ
ギヤの第３同期歯列と係合するのでカム手段の押圧力の
発生が終了してシンクロナイザリングとクラッチギヤの
接合力が弱まることによるシンクロナイザリングとクラ
ッチギヤの相対移動時間が短縮され同期崩れが抑制され
る。
ば、回転軸に固定結合され、外周に第１同期歯列を有す
るハブと、ハブの第１同期歯列に噛合する可動歯列を有
して、軸方向移動自在なスリーブと、軸方向でハブに隣
接配置されるシンクロナイザリングであって、周方向に
離間した複数の箇所に配設されスリーブの可動歯列が係
合可能な第２同期歯列と、内周にハブと反対側に向かっ
て拡がるコーン面と、ハブ側の軸方向端面の第２同期歯
輪が配設される位置の中間の、周方向に離間した複数の
箇所に設けられたスプリング支持要素と、を有するシン
クロナイザリングと、スプリング支持要素の外周面に内
接して支持されるシンクロナイザスプリングと、軸方向
でシンクロナイザリングのハブと反対側に隣接配置さ
れ、回転軸に軸方向固定、回転方向非固定に係合された
被動体に固定されたクラッチギヤであって、スリーブの
可動歯列が係合可能な第３同期歯列と、シンクロナイザ
リングのコーン面に接合可能なコーン面とを有するクラ
ッチギヤと、スリーブを選択的に第３同期歯列に向けて
移動する移動手段と、移動手段がスリーブをシンクロナ
イザリングを通してクラッチギヤの第３同期歯列に向け
て移動するときに、シンクロナイザスプリングを介して
シンクロナイザリングを押圧する押圧力を発生し、シン
クロナイザリングのコーン面と被動体のコーン面の接合
を誘起するカム手段であって、スリーブの可動歯列がク
ラッチギヤの第３同期歯列と係合する前に押圧力の発生
が終了するようにされているカム手段とを具備し、スリ
ーブの可動歯列がシンクロナイザリングの第２同期歯列
と係合しない第１可動歯列と、シンクロナイザリングの
第２同期歯列と係合する第２可動歯列とから成り、第１
可動歯列の軸方向の先端が第２可動歯列の軸方向の先端
よりもシンクロナイザリングの方に突出していて第２可
動歯列による同期作用の終了後、第２可動歯列に先んじ
て第１可動歯列がクラッチギヤの第３同期歯列と係合す
る様にされている同期装置が提供される。この様に構成
された同期装置では、第２可動歯列による同期作用の終
了後、第１可動歯列が第２可動歯列に先んじてクラッチ
ギヤの第３同期歯列と係合するのでカム手段の押圧力の
発生が終了してシンクロナイザリングとクラッチギヤの
接合力が弱まることによるシンクロナイザリングとクラ
ッチギヤの相対移動時間が短縮され同期崩れが抑制され
る。
【０００５】請求項２の発明によれば、請求項１の発明
において、カム手段がスリーブの第２可動歯列に形成さ
れている同期装置が提供される。この様に構成された同
期装置では、請求項１の発明の作用をおこなうに際し
て、シンクロナイザスプリングはカム手段がスリーブの
第２可動歯列に形成されたカム手段により押圧される。
第２可動歯列はシンクロナイザリングに係合するのでカ
ム手段により押圧されたシンクロナイザスプリングはシ
ンクロナイザリングの歯部によりバックアップされる。
において、カム手段がスリーブの第２可動歯列に形成さ
れている同期装置が提供される。この様に構成された同
期装置では、請求項１の発明の作用をおこなうに際し
て、シンクロナイザスプリングはカム手段がスリーブの
第２可動歯列に形成されたカム手段により押圧される。
第２可動歯列はシンクロナイザリングに係合するのでカ
ム手段により押圧されたシンクロナイザスプリングはシ
ンクロナイザリングの歯部によりバックアップされる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明の
実施の形態を説明する。図１は自動車用の変速機の一部
に適用された本発明の第１の実施の形態の全体の構造を
示す断面図である。図１を参照すると、回転軸１にはシ
ンクロハブ１００が回転軸１と一体回転可能に取り付け
られている。シンクロハブ１００の図中左側には第１歯
車１０がローラベアリング２を介して取り付けられてお
り、シンクロハブ１００の図中右側には第２歯車２０が
回転軸１にスプライン結合で取り付けられ回転軸１と常
時一体に回転する中空軸３にローラベアリング４を介し
て取り付けられている。
実施の形態を説明する。図１は自動車用の変速機の一部
に適用された本発明の第１の実施の形態の全体の構造を
示す断面図である。図１を参照すると、回転軸１にはシ
ンクロハブ１００が回転軸１と一体回転可能に取り付け
られている。シンクロハブ１００の図中左側には第１歯
車１０がローラベアリング２を介して取り付けられてお
り、シンクロハブ１００の図中右側には第２歯車２０が
回転軸１にスプライン結合で取り付けられ回転軸１と常
時一体に回転する中空軸３にローラベアリング４を介し
て取り付けられている。
【０００７】ハブ１００の外周側にはスリーブ２００が
スプライン結合されている。また、第１歯車１０と第２
歯車２０にはクラッチギヤ３００がそれぞれ固定結合さ
れている。ハブ１００およびスリーブ２００と、クラッ
チギヤ３００との間には、シンクロナイザリング４００
が配設されていている。クラッチギヤ３００は内周側で
ハブ１００の方に向かって突出する突出部３２０を有し
外周にはコーン面３３０が形成されている。シンクロナ
イザリング４００は内周側でハブ１００の方に向かって
突出する突出部４５０を有し内周には、クラッチギヤ３
００のコーン面と係合可能なコーン面４４０が形成され
ている。また、シンクロナイザリング４００とスリーブ
１００の間にはシンクロナイザスプリング５００が配設
されている。
スプライン結合されている。また、第１歯車１０と第２
歯車２０にはクラッチギヤ３００がそれぞれ固定結合さ
れている。ハブ１００およびスリーブ２００と、クラッ
チギヤ３００との間には、シンクロナイザリング４００
が配設されていている。クラッチギヤ３００は内周側で
ハブ１００の方に向かって突出する突出部３２０を有し
外周にはコーン面３３０が形成されている。シンクロナ
イザリング４００は内周側でハブ１００の方に向かって
突出する突出部４５０を有し内周には、クラッチギヤ３
００のコーン面と係合可能なコーン面４４０が形成され
ている。また、シンクロナイザリング４００とスリーブ
１００の間にはシンクロナイザスプリング５００が配設
されている。
【０００８】図２はハブ１００の単体図であって、外周
側にスリーブ２００とスプライン結合するための歯１１
０を備え、内周側に回転軸１と結合するための歯１２０
を備えている。図３はスリーブ２００を第１歯車１０の
側から見た図である。スリーブ２００の外周にはシフト
フォーク（図示しない）が係合する溝２１０が形成され
ており、スリーブ２００はシフトフォークを介して所望
の位置に移動せしめられる。一方、内周には、第１歯２
２０、第２歯２３０、第３歯２４０が図示の様な間隔で
配置されている。第２歯２３０は第１歯２２０、第３歯
２４０よりも歯の高さが高くされている。
側にスリーブ２００とスプライン結合するための歯１１
０を備え、内周側に回転軸１と結合するための歯１２０
を備えている。図３はスリーブ２００を第１歯車１０の
側から見た図である。スリーブ２００の外周にはシフト
フォーク（図示しない）が係合する溝２１０が形成され
ており、スリーブ２００はシフトフォークを介して所望
の位置に移動せしめられる。一方、内周には、第１歯２
２０、第２歯２３０、第３歯２４０が図示の様な間隔で
配置されている。第２歯２３０は第１歯２２０、第３歯
２４０よりも歯の高さが高くされている。
【０００９】図４の（Ａ）は図３のIVA −IVA 線に沿っ
て見た第１歯２２０部分の断面の拡大図であり、（Ｂ）
は図３のIVB −IVB を通る平面でで切った第２歯２３０
の部分の、（Ｃ）は図３のIVC −IVC を通る平面でで切
った短歯２４０の部分の断面の拡大図である。図４に示
されている様に、第１歯２２０は第２歯２３０、第３歯
２４０よりも両端でそれぞれｄだけ突出している。ま
た、第２歯２３０の内周側にはカム山２３０ｋが形成さ
れている。このカム山２３０ｋはスリーブ２００の移動
にともない後述の様にシンクロナイザスプリング５００
を押圧する。
て見た第１歯２２０部分の断面の拡大図であり、（Ｂ）
は図３のIVB −IVB を通る平面でで切った第２歯２３０
の部分の、（Ｃ）は図３のIVC −IVC を通る平面でで切
った短歯２４０の部分の断面の拡大図である。図４に示
されている様に、第１歯２２０は第２歯２３０、第３歯
２４０よりも両端でそれぞれｄだけ突出している。ま
た、第２歯２３０の内周側にはカム山２３０ｋが形成さ
れている。このカム山２３０ｋはスリーブ２００の移動
にともない後述の様にシンクロナイザスプリング５００
を押圧する。
【００１０】図５はシンクロナイザリング４００をハブ
１００の側から見た図である。シンクロナイザリング４
００の外周には略等間隔の３ヶ所に３本づつ歯４１０が
設けられ、歯４１０が設けられていない部分の略中間の
３ヶ所に突起４３０が形成されている。また、内周には
コーン面４４０が形成されている。コーン面４４０には
潤滑油を誘導する油溝４４１が形成されている。そし
て、ハブ１００側の内周側にはハブ１００の方に突出し
た突出部４５０が形成されていて、突出部４５０の外周
の周方向で突起４３０と同じ位置（３ヶ所）にシンクロ
ナイザスプリング５００を内接させて支持するスプリン
グ支持突起４６０が形成されている。
１００の側から見た図である。シンクロナイザリング４
００の外周には略等間隔の３ヶ所に３本づつ歯４１０が
設けられ、歯４１０が設けられていない部分の略中間の
３ヶ所に突起４３０が形成されている。また、内周には
コーン面４４０が形成されている。コーン面４４０には
潤滑油を誘導する油溝４４１が形成されている。そし
て、ハブ１００側の内周側にはハブ１００の方に突出し
た突出部４５０が形成されていて、突出部４５０の外周
の周方向で突起４３０と同じ位置（３ヶ所）にシンクロ
ナイザスプリング５００を内接させて支持するスプリン
グ支持突起４６０が形成されている。
【００１１】図６はシンクロナイザスプリング５００を
示しており、図７はその断面を拡大して示したものであ
る。図７に示される様に、シンクロナイザスプリング５
００は円形の断面を有している。図８はシンクロナイザ
スプリング５００をシンクロナイザリング４００に取り
付けた状態を示す図であって、シンクロナイザスプリン
グ５００はシンクロナイザリング４００のハブ１００の
方に突出した突出部４５０に形成された３ヶ所のスプリ
ング支持突起４６０に内接している。なお、わかりやす
くするためにシンクロナイザスプリング５００はクロス
ハッチングで示してある。
示しており、図７はその断面を拡大して示したものであ
る。図７に示される様に、シンクロナイザスプリング５
００は円形の断面を有している。図８はシンクロナイザ
スプリング５００をシンクロナイザリング４００に取り
付けた状態を示す図であって、シンクロナイザスプリン
グ５００はシンクロナイザリング４００のハブ１００の
方に突出した突出部４５０に形成された３ヶ所のスプリ
ング支持突起４６０に内接している。なお、わかりやす
くするためにシンクロナイザスプリング５００はクロス
ハッチングで示してある。
【００１２】図９はクラッチギヤ３００をハブ１００の
側から見た図である。クラッチギヤ３００の外周にはシ
ンクロナイザリング４００に設けられた歯４１０と同じ
ピッチ、同じ歯高の歯３１０が形成されている。そして
内周側にはハブ１００の側に突出した突出部３２０が形
成されていて、その上面にはシンクロナイザリング４０
０のコーン面４４０と係合可能なコーン面３３０が形成
されている。
側から見た図である。クラッチギヤ３００の外周にはシ
ンクロナイザリング４００に設けられた歯４１０と同じ
ピッチ、同じ歯高の歯３１０が形成されている。そして
内周側にはハブ１００の側に突出した突出部３２０が形
成されていて、その上面にはシンクロナイザリング４０
０のコーン面４４０と係合可能なコーン面３３０が形成
されている。
【００１３】以下、上記の様に構成された同期装置の作
動について、スリーブ２００をニュートラルの状態から
第１歯車１０の方に移動して第１歯車１０を回転軸１に
同期係合する場合を例に取って説明する。図１０から図
１５にこの間の変化を示してあるが、各図の（Ｂ）の上
側半分が第１歯２２０の動きを示し、下側半分が第２歯
２３０の動きを示している。そして、第３歯２４０は図
示していない。
動について、スリーブ２００をニュートラルの状態から
第１歯車１０の方に移動して第１歯車１０を回転軸１に
同期係合する場合を例に取って説明する。図１０から図
１５にこの間の変化を示してあるが、各図の（Ｂ）の上
側半分が第１歯２２０の動きを示し、下側半分が第２歯
２３０の動きを示している。そして、第３歯２４０は図
示していない。
【００１４】図１０の（Ａ）はスリーブ２００がニュー
トラルの位置にあるときの同期装置の各要素の位置関係
を示す図１と同じに見た断面の拡大図であり、図１０の
（Ｂ）は図１０の（Ａ）のXB− XB 線に沿って見た断面
図である。この状態ではスリーブ２００の第２歯２３０
のカム山２３０ｋはシンクロナイザスプリング５００に
接していない。また、第１歯２２０は第２歯２３０より
もｄだけ突出しているものの、勿論、クラッチギヤ３０
０の歯３１０に接していない。なお、第１歯２２０の突
出が効果を表すのはスリーブ２００の第２歯２３０のカ
ム山２３０ｋがシンクロナイザスプリング５００を通過
してからである。
トラルの位置にあるときの同期装置の各要素の位置関係
を示す図１と同じに見た断面の拡大図であり、図１０の
（Ｂ）は図１０の（Ａ）のXB− XB 線に沿って見た断面
図である。この状態ではスリーブ２００の第２歯２３０
のカム山２３０ｋはシンクロナイザスプリング５００に
接していない。また、第１歯２２０は第２歯２３０より
もｄだけ突出しているものの、勿論、クラッチギヤ３０
０の歯３１０に接していない。なお、第１歯２２０の突
出が効果を表すのはスリーブ２００の第２歯２３０のカ
ム山２３０ｋがシンクロナイザスプリング５００を通過
してからである。
【００１５】スリーブ２００がニュートラルの位置から
矢印Ａの方向に移動せしめられるとスリーブ２００の第
２歯２３０のカム山２３０ｋはシンクロナイザスプリン
グ５００に接し、スプリング５００を介してシンクロナ
イザリング４００のコーン面４４０がクラッチギヤ３０
０のコーン面３３０に押しつけられる。その結果、シン
クロナイザリング４００のコーン面４４０とクラッチギ
ヤ３００のコーン面３３０の摩擦力により、クラッチギ
ヤ３００はそれが固定されている第１歯車１０と共に回
転軸１の回転に同期し始める。そして、図１１に示す様
にスリーブ２００の第２歯２３０の歯面２３０ａが、シ
ンクロナイザリング４００の歯４１０の歯面４１０ａを
押しつける様になると、シンクロナイザリング４００の
コーン面４４０とクラッチギヤ３００のコーン面３３０
の間に強い摩擦が発生し同期作用をおこなう。
矢印Ａの方向に移動せしめられるとスリーブ２００の第
２歯２３０のカム山２３０ｋはシンクロナイザスプリン
グ５００に接し、スプリング５００を介してシンクロナ
イザリング４００のコーン面４４０がクラッチギヤ３０
０のコーン面３３０に押しつけられる。その結果、シン
クロナイザリング４００のコーン面４４０とクラッチギ
ヤ３００のコーン面３３０の摩擦力により、クラッチギ
ヤ３００はそれが固定されている第１歯車１０と共に回
転軸１の回転に同期し始める。そして、図１１に示す様
にスリーブ２００の第２歯２３０の歯面２３０ａが、シ
ンクロナイザリング４００の歯４１０の歯面４１０ａを
押しつける様になると、シンクロナイザリング４００の
コーン面４４０とクラッチギヤ３００のコーン面３３０
の間に強い摩擦が発生し同期作用をおこなう。
【００１６】スリーブ２００がさらにクラッチギヤ３０
０に向かって進むと、図１２に示す様にシンクロナイザ
スプリング５００を最大限に押し下げた後、図１３に示
す様にスリーブ２００の第２歯２３０のカム山２３０ｋ
はシンクロナイザスプリング５００を乗り越えて、シン
クロナイザスプリング５００を押圧しない状態になる。
この様にすることによって、スリーブ２００の第１歯２
２０がクラッチギヤ３００の歯３１０の間に分け入ると
きに余分な力が掛からない。
０に向かって進むと、図１２に示す様にシンクロナイザ
スプリング５００を最大限に押し下げた後、図１３に示
す様にスリーブ２００の第２歯２３０のカム山２３０ｋ
はシンクロナイザスプリング５００を乗り越えて、シン
クロナイザスプリング５００を押圧しない状態になる。
この様にすることによって、スリーブ２００の第１歯２
２０がクラッチギヤ３００の歯３１０の間に分け入ると
きに余分な力が掛からない。
【００１７】この図１３に示される様に、第２歯２３０
の歯面２３０ａがシンクロナイザリング４００の歯４１
０の歯面４１０ａをすり抜けシンクロナイザリング４０
０のコーン面４４０とクラッチギヤ３００のコーン面３
３０の間の摩擦力がなくなった時点で、スリーブ２００
の第１歯２２０の先端とクラッチギヤ３００の歯３１０
の先端の間に軸方向においてクリアランスｃが存在する
様にされている。
の歯面２３０ａがシンクロナイザリング４００の歯４１
０の歯面４１０ａをすり抜けシンクロナイザリング４０
０のコーン面４４０とクラッチギヤ３００のコーン面３
３０の間の摩擦力がなくなった時点で、スリーブ２００
の第１歯２２０の先端とクラッチギヤ３００の歯３１０
の先端の間に軸方向においてクリアランスｃが存在する
様にされている。
【００１８】逆に、第２歯２３０の歯面２３０ａがシン
クロナイザリング４００の歯４１０の歯面４１０ａをす
り抜ける前にスリーブ２００の第１歯２２０の先端がク
ラッチギヤ３００の歯３１０の間に進入を始めている
と、スリーブ２００の進入が円滑におこなわれなくなる
のである。なお、前記のクリアランスｃが大きいと同期
崩れをおこすので、クリアランスｃは必要最小限の値に
設定されている。
クロナイザリング４００の歯４１０の歯面４１０ａをす
り抜ける前にスリーブ２００の第１歯２２０の先端がク
ラッチギヤ３００の歯３１０の間に進入を始めている
と、スリーブ２００の進入が円滑におこなわれなくなる
のである。なお、前記のクリアランスｃが大きいと同期
崩れをおこすので、クリアランスｃは必要最小限の値に
設定されている。
【００１９】スリーブ２００がさらにクラッチギヤ３０
０に向かって進むと、上記の様に、同期崩れをおこすこ
となくスリーブ２００の第１歯２２０が、クラッチギヤ
３００の歯３１０と噛み合いを開始する（図１４参
照）。そして、図１５に示す様な状態になって係合が完
了する。
０に向かって進むと、上記の様に、同期崩れをおこすこ
となくスリーブ２００の第１歯２２０が、クラッチギヤ
３００の歯３１０と噛み合いを開始する（図１４参
照）。そして、図１５に示す様な状態になって係合が完
了する。
【００２０】シンクロナイザスプリング５００は、スリ
ーブ２００が図１０に示す状態から図１５に示す状態に
移行する間、スリーブ２００の第２歯２３０のカム山２
３０ｋにより斜め下方に押しつけられ、図８に示す形状
から、図１６に示す形状に変形し、再び、図８に示す形
状に復帰する。
ーブ２００が図１０に示す状態から図１５に示す状態に
移行する間、スリーブ２００の第２歯２３０のカム山２
３０ｋにより斜め下方に押しつけられ、図８に示す形状
から、図１６に示す形状に変形し、再び、図８に示す形
状に復帰する。
【００２１】
【発明の効果】各請求項の発明によれば、シンクロナイ
ザリングとスリーブの間にシンクロナイザスプリングを
配設し、カム手段を設けたスリーブを移動してシンクロ
ナイザスプリングを介してシンクロナイザリングを押圧
し、その結果、誘起されるクラッチギヤに形成されたコ
ーン面とシンクロナイザリングに形成されたコーン面の
間の摩擦係合を利用して同期作用をおこなう同期装置に
おいて、カム手段による押圧力がなくなり、同期作用を
据えたスリーブがシンクロナイザリングを通り抜けてか
らスリーブがクラッチギヤと係合するまでの時間が短縮
されスリーブとクラッチギヤの間の相対移動が小さくさ
れ同期崩れが抑制される。特に請求項２の様にすれば、
シンクロナイザスプリングが押圧されたときにシンクロ
ナイザスプリングはシンクロナイザリングの歯部でバッ
クアップされ軸方向に変形的に押されることがなくシン
クロナイザスプリングの耐久性が向上する。
ザリングとスリーブの間にシンクロナイザスプリングを
配設し、カム手段を設けたスリーブを移動してシンクロ
ナイザスプリングを介してシンクロナイザリングを押圧
し、その結果、誘起されるクラッチギヤに形成されたコ
ーン面とシンクロナイザリングに形成されたコーン面の
間の摩擦係合を利用して同期作用をおこなう同期装置に
おいて、カム手段による押圧力がなくなり、同期作用を
据えたスリーブがシンクロナイザリングを通り抜けてか
らスリーブがクラッチギヤと係合するまでの時間が短縮
されスリーブとクラッチギヤの間の相対移動が小さくさ
れ同期崩れが抑制される。特に請求項２の様にすれば、
シンクロナイザスプリングが押圧されたときにシンクロ
ナイザスプリングはシンクロナイザリングの歯部でバッ
クアップされ軸方向に変形的に押されることがなくシン
クロナイザスプリングの耐久性が向上する。
【図１】本発明による同期装置を軸を通る平面で切った
断面図である。
断面図である。
【図２】ハブ１００の単体図である。
【図３】スリーブ２００を第１歯車１０の側から見た図
である。
である。
【図４】スリーブ２００の断面を示し、（Ａ）は図３の
IVA −IVA 線に沿って見た断面の拡大図である。（Ｂ）
は図３のIVB −IVB 線に沿って見た断面の拡大図であ
る。（Ｃ）は図３のIVC −IVC 線に沿って見た断面の拡
大図である。
IVA −IVA 線に沿って見た断面の拡大図である。（Ｂ）
は図３のIVB −IVB 線に沿って見た断面の拡大図であ
る。（Ｃ）は図３のIVC −IVC 線に沿って見た断面の拡
大図である。
【図５】シンクロナイザリング４００をハブ１００の側
から見た図である。
から見た図である。
【図６】シンクロナイザスプリング５００を示す図であ
る。
る。
【図７】シンクロナイザスプリング５００の断面を拡大
して示す図である。
して示す図である。
【図８】シンクロナイザスプリング５００をシンクロナ
イザリング４００に取り付けた状態を示す図である。
イザリング４００に取り付けた状態を示す図である。
【図９】クラッチギヤ３００をハブ１００の側から見た
図である。
図である。
【図１０】本発明の同期装置の実施の形態の作動を説明
する図である。
する図である。
【図１１】本発明の同期装置の実施の形態の作動を説明
する図である。
する図である。
【図１２】本発明の同期装置の実施の形態の作動を説明
する図である。
する図である。
【図１３】本発明の同期装置の実施の形態の作動を説明
する図である。
する図である。
【図１４】本発明の同期装置の実施の形態の作動を説明
する図である。
する図である。
【図１５】本発明の同期装置の実施の形態の作動を説明
する図である。
する図である。
【図１６】シンクロナイザリング４００に取り付けられ
たシンクロナイザスプリング５００がスリーブ２００の
移動により変形せしめられた状態を示す図である。
たシンクロナイザスプリング５００がスリーブ２００の
移動により変形せしめられた状態を示す図である。
１…回転軸 １０…第１歯車 ２０…第２歯車 １００…ハブ ２００…スリーブ ２２０…第１歯 ２３０…第２歯 ２３０ａ…歯面 ２３０ｋ…カム山 ２４０…第３歯 ３００…クラッチギヤ ３１０…（クラッチギヤの）歯 ３２０…突出部 ３３０…コーン面 ４００…シンクロナイザリング ４１０…（シンクロナイザリングの）歯 ４３０…突起 ４４０…コーン面 ４５０…突出部 ５００…シンクロナイザスプリング
Claims (2)
- 【請求項１】 回転軸に固定結合され、外周に第１同期
歯列を有するハブと、 ハブの第１同期歯列に噛合する可動歯列を有して、軸方
向移動自在なスリーブと、 軸方向でハブに隣接配置されるシンクロナイザリングで
あって、周方向に離間した複数の箇所に配設されスリー
ブの可動歯列が係合可能な第２同期歯列と、内周にハブ
と反対側に向かって拡がるコーン面と、ハブ側の軸方向
端面の第２同期歯輪が配設される位置の中間の、周方向
に離間した複数の箇所に設けられたスプリング支持要素
と、を有するシンクロナイザリングと、 スプリング支持要素の外周面に内接して支持されるシン
クロナイザスプリングと、 軸方向でシンクロナイザリングのハブと反対側に隣接配
置され、回転軸に軸方向固定、回転方向非固定に係合さ
れた被動体に固定されたクラッチギヤであって、スリー
ブの可動歯列が係合可能な第３同期歯列と、シンクロナ
イザリングのコーン面に接合可能なコーン面とを有する
クラッチギヤと、 スリーブを選択的に第３同期歯列に向けて移動する移動
手段と、 移動手段がスリーブをシンクロナイザリングを通してク
ラッチギヤの第３同期歯列に向けて移動するときに、シ
ンクロナイザスプリングを介してシンクロナイザリング
を押圧する押圧力を発生し、シンクロナイザリングのコ
ーン面と被動体のコーン面の接合を誘起するカム手段で
あって、スリーブの可動歯列がクラッチギヤの第３同期
歯列と係合する前に押圧力の発生が終了するようにされ
ているカム手段とを具備し、 スリーブの可動歯列がシンクロナイザリングの第２同期
歯列と係合しない第１可動歯列と、シンクロナイザリン
グの第２同期歯列と係合する第２可動歯列とから成り、 第１可動歯列の軸方向の先端が第２可動歯列の軸方向の
先端よりもシンクロナイザリングの方に突出していて第
２可動歯列による同期作用の発生の終了後、第２可動歯
列に先んじて第１可動歯列がクラッチギヤの第３同期歯
列と係合する様にされていることを特徴とする同期装
置。 - 【請求項２】 カム手段がスリーブの第２可動歯列に形
成されていることを特徴とする請求項１に記載の同期装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26238197A JPH11101270A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 同期装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26238197A JPH11101270A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 同期装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11101270A true JPH11101270A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17374971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26238197A Pending JPH11101270A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 同期装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11101270A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2818713A1 (fr) * | 2000-12-22 | 2002-06-28 | Renault | Synchroniseur de boite de vitesses manuelle |
| EP1477698A1 (en) * | 2003-05-15 | 2004-11-17 | Ford Global Technologies, LLC | Sychronizing device in a motor vehicle gearbox |
| EP1939477A1 (en) * | 2005-09-26 | 2008-07-02 | Aichi Kikai Kogyo Kabushiki Kaisya | Transmission |
| JP2008261382A (ja) * | 2007-04-11 | 2008-10-30 | Mazda Motor Corp | 変速機 |
| GB2485435A (en) * | 2010-10-13 | 2012-05-16 | Gm Global Tech Operations Inc | Clutch sleeve for a shift clutch |
-
1997
- 1997-09-26 JP JP26238197A patent/JPH11101270A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2818713A1 (fr) * | 2000-12-22 | 2002-06-28 | Renault | Synchroniseur de boite de vitesses manuelle |
| EP1477698A1 (en) * | 2003-05-15 | 2004-11-17 | Ford Global Technologies, LLC | Sychronizing device in a motor vehicle gearbox |
| EP1939477A1 (en) * | 2005-09-26 | 2008-07-02 | Aichi Kikai Kogyo Kabushiki Kaisya | Transmission |
| EP1939477A4 (en) * | 2005-09-26 | 2013-06-19 | Aichi Machine Ind | TRANSMISSION |
| JP2008261382A (ja) * | 2007-04-11 | 2008-10-30 | Mazda Motor Corp | 変速機 |
| GB2485435A (en) * | 2010-10-13 | 2012-05-16 | Gm Global Tech Operations Inc | Clutch sleeve for a shift clutch |
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