JPH11101227A - スラスト軸受装置 - Google Patents

スラスト軸受装置

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JPH11101227A JP9263263A JP26326397A JPH11101227A JP H11101227 A JPH11101227 A JP H11101227A JP 9263263 A JP9263263 A JP 9263263A JP 26326397 A JP26326397 A JP 26326397A JP H11101227 A JPH11101227 A JP H11101227A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】樹脂系摺動材とスチール製の強度部材の接合強
度を高めて、樹脂軸受の信頼性向上と電蝕を防止する。 【解決手段】スラスト軸受パッドを構成する樹脂系摺動
材と強度部材との間に接合媒体として気孔率を均一に規
正された焼結体を介在させるとともに、その表面及び気
孔部に電気絶縁層を設け、加熱融着によって一体結合す
る。 【効果】樹脂軸受の信頼性向上と電蝕を防止できるスラ
スト軸受装置が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なスラスト軸
受装置に係わり、特に立軸形の水車発電機の如く回転体
の周りに放射状に配置された扇形パッドを備えているス
ラスト軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水力発電設備は発電所の立地的条件,コ
ストの面から揚水発電機に代表される大容量化,高速化
の傾向にある。立軸形水車発電機に用いられるスラスト
軸受は、水車及び発電機の回転体重量とともに水車に加
わる水スラストをも合わせて支持する。大容量機の場
合、スラスト軸受は3000〜4000トンの荷重を支
持するとともに、その周速は40〜50m/sec に達
し、軸受損失は増大化する。また、揚水発電機において
は昼間発電に使用し下池に貯めた水を、夜間に上池にポ
ンプで揚水するために必ず日常的に起動・停止が行われ
る。
【0003】このように、スラスト軸受にはあらゆる運
転条件に対応し、長期間安定的に電力供給を行うために
高い信頼性が要求される。
【0004】ところで、この軸受の摺動材料としては、
従来から長年錫をベースにしたホワイトメタルが用いら
れてきた。しかしながら、ホワイトメタルの融点は24
0℃前後であり高温疲労強度が低いため、例えば揚水発
電機のように高速・高荷重で起動・停止を頻繁に繰り返
し行われる機種の軸受においては、摺動面に油膜が十分
に形成されない状態で運転されるため、長期に使用して
いると低サイクル疲労等によって摺動面が損傷し、終に
は軸受の焼損にまで発展する場合がある。
【0005】これに対し、低摩擦,耐熱性のエンジニア
リングプラスチック材が摺動材として注目され、特に大
形回転機の軸受摺動材として熱可塑性樹脂のポリテトラ
フルオロエチレン(以下PTFEと称す),ポリエーテ
ルエーテルケトン(以下PEEKと称す)を中心とし、これ
にガラス繊維,炭素繊維,二硫化モリブデン等を添加し
機械的強度,摺動特性及び耐摩耗性等の改善を図った高
分子複合樹脂材料が、水車発電機のスラスト軸受に採用
され始めている。
【0006】大形回転機のスラスト軸受にこのような樹
脂を採用する場合は、高荷重を負荷するため必ず高剛性
のスチール製の強度部材に樹脂材を一体的に結合して使
用される。従って、密着強度が不十分だと、運転時に樹
脂摺動部が剥離して致命的な事故を引き起こす要因とな
るため、樹脂材料と強度部材との接合技術が必須の課題
となっている。
【0007】樹脂材料を強度部材に結合する方法に関し
て、特開昭59−2839号公報,特開昭59−182843号公報及
び特開昭63−297457号公報には、金属裏金に多孔質層を
形成し、その表面にPEEK複合組成物を含浸及び被覆
してなる摺動部材を形成する方法を開示している。
【0008】また、特開平5−296235 号公報には、鉄系
の台金の上面に銅または銅合金材料の金網またはコイル
ボビン等の線状部材を銀ロー等で結合し、この線状部材
の空間にテトラフルオロエチレン(PTFE)材料など
を高温溶融にし充満させて加圧し、PTFE材料と鉄系
台金とを一体結合させる方法を開示している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
て、特開昭59−2839号公報,特開昭59−182843号公報及
び特開昭63−297457号公報に開示の技術においては、炭
素繊維,PTFE,青銅及び黒鉛等とPEEKとの混合
物からなる組成物を、多孔質層の凹凸表面部に加圧含浸
して形成するため、アンカー効果で十分な接合強度を得
ることができる。しかしながら、純粋PEEK樹脂自体
は電気絶縁体であるが、導電性の炭素繊維,青銅,黒鉛
等を添加材として用いるため電気絶縁性を大幅に低下さ
せ、回転側から軸受の内部に軸電流が発生して電蝕を起
こし軸受摺動面を損傷させる場合がある。
【0010】また、特開平5−296235 号公報に開示の技
術においては、銀ローで台金に固定された線状部材の空
間に、PTFEを高温溶融して結合するので十分な密着
強度を得られる。しかしながら、PTFE及び線状部材
とも弾性体であるため、大荷重を支持する場合は歪等の
変形を生じるので、この点を考慮する必要がある。
【0011】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
改善し、軸電流を遮断することにより電蝕を防止し、軸
受性能を向上させて信頼性の高い立軸形水車発電機用の
スラスト軸受装置を提供することを目的とする。
【0012】本発明の他の目的は、樹脂摺動材と裏金の
接合強度の向上を図り、樹脂材の有する潤滑特性を十分
に発揮できるスラスト軸受パッドを提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明においては、回転体に固定されたスラストラン
ナの端部に配置され、回転体を支承する複数の軸受パッ
ドの表面に樹脂系摺動材を有するスラスト軸受装置にお
いて、該軸受パッドを構成する強度部材の裏金と該樹脂
系摺動材との間に、接合媒体として焼結体を介在させる
とともに、該焼結体の表面及び気孔部に電気絶縁層を設
け、加熱融着により接合して構成することにより達成さ
れる。
【0014】また、該焼結体の片面または両面に剣山,
山形若しくはローレット状の凹凸を成形し、電気絶縁性
フィルムを介して該樹脂系摺動材を積層し、融着接合し
てスラスト軸受パッドを構成する。
【0015】また、該焼結体は均一のサイズに調整され
たブロンズの球体粒子を融着だけで成形し、気孔率を均
一に規正するとともに気孔の大きさを40〜200μm
の範囲に形成する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1,
図2,図3,図4及び図5を用いて説明する。図1は本
発明になる水車発電機に用いられるスラスト軸受装置の
断面図である。図2は図1のスラスト軸受パッドの斜視
図である。図3及び図4は本発明の他の実施例によるス
ラスト軸受パッドの側面図である。図5は樹脂の接合強
度と焼結体の気孔径との関係を示した特性図である。
【0017】図1において、スラスト軸受装置は、回転
軸1に固定されたスラストカラ2,スラストランナ3等
で構成される回転体の重量と、水車に加わる水スラスト
との総重量を、オイルタンク12内の潤滑油中14に、
放射状に配置された複数のスラスト軸受パッド4で支持
する。スラスト軸受パッド4は、ピボット15により傾
動可能に支持され、回り止め11によって位置決めされ
ている。
【0018】オイルタンク12の最内周部にはオイルダ
ム13が設けられており、潤滑油14を自蔵するととも
に外部への油漏れを防止している。潤滑油14を冷却す
る冷却装置(図示せず)はオイルタンク12の外部に配
置されており、ポンプ(図示せず)及び給排油管(図示
せず)等を介し循環して冷却するように配置構成されス
ラスト軸受装置を成している。
【0019】図2は本発明になるスラスト軸受パッド4
の斜視図で、スラスト軸受パッド4は樹脂摺動材5とス
チール製の裏金6とを焼結体7,電気絶縁層8aを介し
加熱融着によって一体的に接合し構成されている。ま
た、電気絶縁層8aは焼結体7の気孔部9に含浸若しく
は表面に保持されている。
【0020】一般的に、熱可塑性高分子樹脂は電気絶縁
体であるが、大形回転機の摺動材料として使用する際に
は、通常、炭素繊維,グラファイト,青銅,二硫化モリ
ブデン等の導電性物質を添加し、機械的強度,摺動特
性,耐摩耗性等の改善を図ることが不可欠であり、その
含有量もかなりの割合になる。例えば、PEEKの場
合、カタログ値で純粋PEEKの電気比抵抗は約10
15〜17Ω・cmであるが、炭素繊維30%含有の場合の電
気比抵抗は1/3以下に低下し絶縁性を損なう。
【0021】水車発電機の場合、主機が運転中に軸電流
がスラスト軸受パッド4に流れると、スラストランナ3
とスラスト軸受パッド4との摺動面接触部分において、
薄い潤滑油膜を通してスパークやアークが生じ、摺動面
が局所的に溶融し、この状態で長期間運転されると油温
が上昇し、摺動面を荒損させて終にはスラスト軸受パッ
ド4の焼損に至る。
【0022】このような、電蝕によるスラスト軸受パッ
ド4の損傷を未然に防止するためには、電気回路の中で
軸電流を遮断することが必須であり、その処置は回転側
より固定側に設けた方が得策で、通常はオイルタンク1
2の合せ目や軸受フレーム端部などに絶縁体を設置して
対策している。
【0023】本発明においては、強度部材の裏金6と樹
脂摺動材5とを接合する際に、接合媒体となる焼結体7
の気孔部9及び表面に、電気比抵抗の大きい純粋な樹脂
のパウダーを含浸処理し、その後加熱融着によって一体
的に接合するものであり、これら一連の作業工程の中で
軸電流防止策を施してしまうものである。このため、軸
電流を確実に遮断することができるとともに、これまで
軸電流の防止に使用していたベークライト板等が不要と
なりコスト低減も図れる。
【0024】尚、前述の電気絶縁層8aは摺動材に使用
する樹脂と同種で、純粋樹脂のフィルムであっても同等
の効果を得られるものである。
【0025】次に、図3は本発明の他の実施例における
スラスト軸受パッドの側面図を示す。本実施例では、ス
ラスト軸受パッド4の接合媒体である焼結体7の表面
を、剣山状10に成形するとともに電気絶縁性フィルム
8bを介して熱可塑性樹脂摺動材5を積層し、樹脂の融
点以上まで加熱して溶融接合し、樹脂摺動材5を焼結体
7に一体的に結合させスラスト軸受パッド4を構成して
いる。ここで電気絶縁性フィルム8bは樹脂摺動材5に
用いる樹脂と同系列で混合物のない純粋な樹脂を適用す
るものである。尚、焼結体7は強度部材であるスチール
製の裏金6に溶着若しくは機械的に締結固定されてい
る。
【0026】本実施例においては、剣山状10に成形さ
れた焼結体7の表面に、電気絶縁性フィルム8b,樹脂
摺動材5を順次積層した状態で、樹脂の融点以上まで加
熱するので溶融した樹脂が焼結体7の凹凸部に流動し、
気孔部9に充填するので接合強度を向上させることがで
きる。すなわち、樹脂摺動材5は気孔部9と剣山状10
に成形された凹凸部との双方のアンカー効果で密着保持
されるので、接合強度をより以上に強化することができ
る。尚、凹凸形状は、山形,ローレット状に成形しても
同様の効果を期待できるものである。
【0027】また、図4は本発明の他の実施例における
スラスト軸受パッドの側面図を示す。前述の実施例にお
ける焼結体7は、形状もサイズも異なる粉末を高温,高
圧で成形した鉄系及び銅系の焼結金属であるが、本実施
例における焼結体7では均一のサイズに調整されたブロ
ンズの球体粒子を融着だけで成形し、気孔率を均一に規
正している。
【0028】この焼結素材は、主にフィルターエレメン
トに用いられるものであり、気孔率は粒子径のサイズを
選択することにより、自在に変えることが可能である。
【0029】樹脂の接合強度を高めるためには、樹脂を
焼結体気孔内部に十分に含浸させることが必要条件であ
り、そのためには気孔率を適正な大きさに管理すること
も重要なポイントとなる。図5は樹脂の接合強度と気孔
率の関係を検討したものであり、強度的には気孔径が1
00μm付近で最適値を示す。また、気孔径を拡大して
も強度的には低下する傾向となり、40〜200μmの
範囲内に管理すれば、十分な接合強度を得られる。さら
に、樹脂摺動材5と焼結体7の接合面を図3と同様の形
状にすれば、より以上の強化が図れるものである。
【0030】以上述べた各実施例においては、スラスト
軸受パッド4の摺動面を形成する樹脂材料は、炭素繊
維,グラファイト,青銅,ガラス繊維やふっ素化合物等
が目的に応じて適宜添加された熱可塑性の組成物であ
り、ホワイトメタルに比べて耐摩耗性に優れ摩擦係数も
小さいので、高面圧下でも安定的な流体潤滑作用が得ら
れる。また、起動・停止時の運転状態における油膜厚さ
が極めて薄い場合でも、面荒れや摩耗を生じないで良好
な潤滑状態を維持できる。このような、樹脂材料特有の
自己潤滑性効果により、これまで起動・停止時に不可欠
だった、高圧油ポンプによる摺動面への静圧油の供給
(オイルリフタ装置)が不要となるため、発電設備の簡
素化が図れるとともに保守・管理が容易になる。
【0031】さらに、ホワイトメタルの融点が約240
℃前後であるのに対し、PEEK樹脂の場合は約100
℃程高く高温疲労強度に優れており、摺動面に油膜が十
分に形成されない状態で長時間運転されても、摺動面に
損傷を来すことはない。
【0032】一方、スラスト軸受パッド4は端部がピボ
ット15で支持されており、円周方向及び半径方向に傾
動が可能であり、スラスト軸受パッド4が傾くことによ
り動圧を発生し、回転体を接触することなしに支持でき
る。ところが、回転中は潤滑油14のせん断摩擦作用に
より摺動面が発熱し、スラスト軸受パッド4の厚み方向
に温度差を生じ、この温度差によりスラスト軸受パッド
4は凸形状の変形を発生させる。この変形は円周方向及
び半径方向のいずれにも発生するが、特に半径方向の変
形量は油膜圧力の発生領域を減退させるため、耐荷重性
を大幅に低下させてしまう。
【0033】しかしながら、樹脂材料の熱伝導率はホワ
イトメタルに比べて、1/200以下と小さいため裏金
6への断熱効果が大きく作用し、スラスト軸受パッド4
の熱変形を最小限に止めることができる。従って、変形
量を小さく抑制することができるためスラスト軸受パッ
ド4の摺動面には、適正な油膜の圧力分布が形成されて
耐荷重性を損なうことがなくなる。
【0034】
【発明の効果】本発明のスラスト軸受装置によれば、ス
ラスト軸受パッドを構成する樹脂系摺動部材とスチール
製の強度部材の裏金との間に電気絶縁層を設けることに
より、主機運転中における軸電流を遮断することがで
き、電蝕を防止できるためスラスト軸受パッドの損傷を
未然に防止できる効果がある。
【0035】また、樹脂系摺動部材とスチール製の強度
部材の裏金との間に気孔度を均一に規正された焼結体を
設け、かつその表面を剣山,山形,ローレット状に成形
し、加熱融着によって一体結合することにより接合強度
を高める効果があり、樹脂軸受の性能を向上させて信頼
性の高い立軸形水車発電機用のスラスト軸受装置を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による水車発電機のスラスト
軸受装置の断面図である。
【図2】本発明によるスラスト軸受パッドの斜視図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例によるスラスト軸受パッド
の側面図である。
【図4】本発明の他の実施例によるスラスト軸受パッド
の側面図である。
【図5】樹脂の接合強度と焼結体の気孔径との関係を示
した特性図である。
【符号の説明】
1…回転軸、2…スラストカラ、3…スラストランナ、
4…スラスト軸受パッド、5…樹脂摺動材、6…裏金、
7…焼結体、8a…電気絶縁層、8b…電気絶縁性フィ
ルム、9…気孔部、10…剣山状、11…回り止め、1
2…オイルタンク、13…オイルダム、14…潤滑油、
15…ピボット。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸に固定されたスラストランナの端部
    に配置され、回転体を支承する複数の軸受パッドに樹脂
    系摺動材を有するスラスト軸受装置において、該軸受パ
    ッドを構成する強度部材の裏金と該樹脂系摺動材との間
    に、接合媒体として焼結体を介在させるとともに、該焼
    結体の表面気孔部に電気絶縁層を設け、これらを加熱融
    着によって接合し形成したことを特徴とするスラスト軸
    受装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のスラスト軸受装置におい
    て、該焼結体の片面あるいは両面に剣山,山形またはロ
    ーレット状の凹凸部を成形し、電気絶縁性のフィルムを
    介して該樹脂系摺動材を積層し、融着接合して形成した
    ことを特徴とするスラスト軸受装置。
  3. 【請求項3】請求項2あるいは請求項3に記載のスラス
    ト軸受装置において、該焼結体はブロンズの球体粒子を
    融着だけで形成し、気孔率を均一に規正するとともに気
    孔の大きさを40ないし200μmの範囲に形成したこ
    とを特徴とするスラスト軸受装置。
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