JPH1096372A - 窓 枠 - Google Patents

窓 枠

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Publication number
JPH1096372A
JPH1096372A JP31611397A JP31611397A JPH1096372A JP H1096372 A JPH1096372 A JP H1096372A JP 31611397 A JP31611397 A JP 31611397A JP 31611397 A JP31611397 A JP 31611397A JP H1096372 A JPH1096372 A JP H1096372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
resin
rail
indoor side
aluminum
Prior art date
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Pending
Application number
JP31611397A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Segawa
光一 瀬川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK AP Inc
Original Assignee
YKK AP Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by YKK AP Inc filed Critical YKK AP Inc
Priority to JP31611397A priority Critical patent/JPH1096372A/ja
Publication of JPH1096372A publication Critical patent/JPH1096372A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断熱性及び意匠性を損なうことなく、レール
の強度及び精度を安定に保持することができる窓枠を提
供することを目的とする。 【解決手段】 金属枠7と金属枠7の内周面を覆う樹脂
枠8とから成る複合構造の窓枠2であって、下枠22,
32に外障子3を開閉自在に取り付ける外側レール26
と、内障子4を開閉自在に取り付ける内側レール27と
を備えるものにおいて、内外両レール26,27を金属
下枠22の一部を上方に延長して形成し、樹脂下枠32
を、内側レール27から屋内側端に至る見込み方向の見
えがかり部分を覆う内側樹脂枠32b,32cと、内外
両障子3,4を閉塞した状態で、外側レール26と内側
レール27との間の屋内側に露出する部分を覆う外側樹
脂枠32aとで構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えばアルミニウ
ム等の金属枠と、塩化ビニルやアクリル樹脂等の樹脂枠
とを組み合わせた、いわゆる複合サッシュとしての窓枠
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の窓枠として、例えば実公昭
63−49481号公報に記載のものが知られている。
この窓枠は、アルミニウムの形材で形成された金属枠
と、金属枠の屋内側露出部分、すなわち屋内側の見えが
かり部分を覆う樹脂枠とで構成されており、アルミサッ
シュの持つ耐候性に、樹脂枠の持つ断熱性及び意匠性を
付加した構造を有している。そして、障子開閉用の2本
のレールのうち、屋外側のレールは金属枠の一部を上下
方向に延設することにより形成され、屋内側のレールは
樹脂枠の一部を上下方向に延設することにより形成され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の窓枠
では、屋内側に露出する屋内側のレールが樹脂で構成さ
れているため、断熱性及び意匠性については良好なもの
となるが、障子を介して受ける風圧力に対し強度不足に
なりがちであり、且つレール芯間寸法の精度が出し難い
などの問題があった。
【0004】本発明は、断熱性及び意匠性を損なうこと
なく、レールの強度及び精度を安定に保持することがで
きる窓枠を提供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、金属枠と金属枠の内周面を覆う樹脂枠とから成
る複合構造の窓枠であって、窓枠の下枠に外障子を開閉
自在に取り付ける外側レールと、内障子を開閉自在に取
り付ける内側レールとを備えるものにおいて、内外両レ
ールを金属枠の金属下枠の一部を上方に延長して形成
し、樹脂枠の樹脂下枠を、内側レールから屋内側端に至
る見込み方向の見えがかり部分を覆う内側樹脂枠と、内
外両障子を閉塞した状態で、外側レールと内側レールと
の間の屋内側に露出する部分を覆う外側樹脂枠とで構成
したことを特徴とする。
【0006】この構成によれば、内側レール及び外側レ
ールが、金属下枠の一部を上方に延長したもので形成さ
れているため、風圧力の他、障子の荷重が加わる両レー
ルの強度をそれぞれ高めることができると共に、両レー
ル間の寸法精度を高めることができる。また、樹脂下枠
を、内側レールから屋内側端に至る見えがかり部分を覆
う内側樹脂枠と、両レール間の屋内側に露出する部分を
覆う外側樹脂枠とで構成しているため、金属下枠の屋内
側に露出する部分を、レールを除き全て樹脂下枠で覆う
ことができ、窓枠の内観を良好なものとすることができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の一実施形態に係る窓枠を、引違い窓に適用した場合
について説明する。この引違い窓は、屋内側の見えがか
り部分に樹脂をを組み込んだ複合サッシュであり、屋内
側の意匠性を考慮すると共に屋内外間の断熱性を考慮し
たものである。図1及び図2に示すように、引違い窓1
は、窓枠2に外障子3及び内障子4を組み込んだもので
あり、外障子3は、窓枠2に形成した屋外側の上下両レ
ール5a,5bに、内障子4は屋内側の上下両レール6
a,6bに、それぞれ開閉自在に取り付けられている。
【0008】窓枠2は、アルミ枠7とこれを屋内側から
覆う樹脂枠8とで構成される一方、各障子3,4は、ア
ルミ框9とこれを屋内側から覆う樹脂框10とアルミ框
9に組み込んだ複層ガラス11とで構成されている。こ
のため、複層ガラス11を除いて、屋外側にはアルミ枠
7及びアルミ框9が露出し、屋内側には樹脂枠8及び樹
脂框10が露出するようになっている。また、アルミ枠
7はアルミ框9と同色に、樹脂枠8は樹脂框10と同色
に、それぞれデザインされ、屋外側と屋内側とでそれぞ
れに意匠上の統一が図られている。
【0009】各障子3,4のアルミ框9は、アルミ上框
9a、アルミ下框9b及びアルミ竪框9c,9cを方形
に框組みして構成され、このアルミ上框9aに樹脂上框
10aが、アルミ下框9bに樹脂下框10bが、そして
アルミ竪框9cに樹脂竪框10cがそれぞれ取り付けら
れている。また、内障子4の召合わせ側のアルミ竪框9
cには、その戸当り側の面に端面用樹脂框10dが設け
られている。このように、屋内側の見えがかり部分は、
すべて樹脂框10で覆われている。なお、建築基準法に
いう「延焼のおそれのある部分」に設ける障子について
は、両図の一部に示すように、複層ガラス11の外側の
ガラスに網入りガラスを採用することが、好ましい。
【0010】アルミ枠7は、アルミ上枠21、アルミ下
枠22及びアルミ竪枠23,23を方形に枠組みして構
成され、また樹脂枠8は、樹脂上枠31、樹脂下枠32
及び樹脂竪枠33,33を方形に枠組みして構成されて
おり、このアルミ上枠21に樹脂上枠31が、アルミ下
枠22に樹脂下枠32が、そしてアルミ竪枠23に樹脂
竪枠33が、それぞれ組み付けられている。アルミ上枠
21には、屋外側の上レール5a及び屋内側の上レール
6aをそれぞれ構成する外側上レール24及び内側上レ
ール25が、それぞれ下方に向かって突出形成され、同
様にアルミ下枠22には、屋外側の下レール5b及び屋
内側の下レール6bをそれぞれ構成する外側下レール2
6及び内側下レール27が、それぞれ上方に向かって突
出形成されている。
【0011】外側下レール26及び内側下レール27
は、それぞれ外障子3及び内障子4を支持すると共に、
その開閉を案内するが、内側下レール27は、両障子
3,4を閉塞したときに長手方向の半部が屋内側に露出
する。このため、内側下レール27の上側には、樹脂枠
8と同色に構成された戸車受け部材28が装着され、こ
の戸車受け部材28と内側下レール27とにより、屋内
側の下レール6bが構成されている。
【0012】樹脂上枠31は、上記の外側上レール24
及び内側上レール25間に配設した外側樹脂上枠31a
と、内側上レール25に添設した樹脂レール31bと、
内側上レール25からアルミ上枠21の屋内側端まで延
びる内側樹脂上枠31cとの3部材で構成されている。
外側樹脂上枠31aは、両障子3,4を閉塞したとに屋
内側に露出する見付け方向の半部にのみ設けられてお
り、その屋外側の部位は、外障子4の上端位置まで下方
に延設され、外側上レール24の屋内側に露出する部分
を覆っている。同様に、樹脂レール31bは、内側上レ
ール25の屋内側に露出する部分を覆うように設けられ
ている。
【0013】樹脂下枠32は、樹脂上枠31と同様に、
外側下レール(外側レール)26及び内側下レール(内
側レール)27間に配設した外側樹脂下枠(外側樹脂
枠)32aと、内側下レール27及び水返し部間に配設
した中間樹脂下枠(内側樹脂枠)32bと、水返し部か
らアルミ下枠22の屋内側端まで延びる内側樹脂下枠
(内側樹脂枠)32cとの3部材で構成されている。そ
して、この場合も外側樹脂下枠32aは、両障子3,4
を閉塞したとに屋内側に露出する見付け方向の半部にの
み設けられている。また、中間樹脂下枠32bの屋外側
の端部は、上記の戸車受け部材28の下端に当接し、戸
車受け部材28と共に内側下レール27の屋内側に露出
する部分を覆っている。
【0014】閉塞状態の内障子4の戸当りとなる一方の
樹脂縦枠33は、この戸当りとなる部分からアルミ縦枠
23の屋内側端まで延びており、一方のアルミ縦枠23
の屋内側に露出する部分を覆っている。同様に、閉塞状
態の外障子3の戸当りとなるもう一方の樹脂縦枠33
は、この戸当りとなる部分から屋内側の上下両レール6
a,6bを跨いでもう一方のアルミ縦枠23の屋内側端
まで延びており、アルミ縦枠23の屋内側に露出する部
分を覆っている。
【0015】以上のように、外側下レール26及び内側
下レール27を、アルミ下枠22を延長して形成してい
るため、両レール5b,6bに、風圧力や各障子3,4
の荷重に対する十分な強度、及び高い位置精度を持たせ
ることができる。また、外側樹脂下枠32a、中間樹脂
下枠32b及び内側樹脂下枠32cで、アルミ下枠22
の屋内側の露出部分を覆うようにしているため、断熱性
や意匠性も他の屋内に露出する部分と同様に、遜色のな
いものとすることができる。
【0016】なお、上記実施形態では、本発明の窓枠を
引違い窓に適用した例について説明したが、片引きの窓
などにも適用できることは、いうまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明の窓枠によれば、金
属下枠の一部で内外両レールを形成するようにしている
ため、両レールの強度および位置精度を高めることがで
きる。また、樹脂下枠により、金属下枠の屋内露出部分
を覆うようにしているので、断熱性及び屋内側における
意匠性を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る窓枠を適用した引違
い窓の縦断面図である。
【図2】実施形態の引違い窓の横断面図である。
【符号の説明】
2 窓枠、3 外障子、4 内障子、7 アルミ枠、8
樹脂枠、22 アルミ下枠、26 外側下レール、2
7 内側下レール、32 樹脂下枠、32a外側樹脂下
枠、32b 中間樹脂下枠、32c 内側樹脂下枠

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属枠と当該金属枠の内周面を覆う樹脂
    枠とから成る複合構造の窓枠であって、当該窓枠の下枠
    に外障子を開閉自在に取り付ける外側レールと、内障子
    を開閉自在に取り付ける内側レールとを備えるものにお
    いて、 前記内外両レールを前記金属枠の金属下枠の一部を上方
    に延長して形成し、 前記樹脂枠の樹脂下枠を、前記内側レールから屋内側端
    に至る見込み方向の見えがかり部分を覆う内側樹脂枠
    と、 前記内外両障子を閉塞した状態で、前記外側レールと前
    記内側レールとの間の屋内側に露出する部分を覆う外側
    樹脂枠とで構成したことを特徴とする窓枠。
JP31611397A 1997-10-30 1997-10-30 窓 枠 Pending JPH1096372A (ja)

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Effective date: 19990525