JP2002121969A - 上げ下げ窓 - Google Patents

上げ下げ窓

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JP2002121969A
JP2002121969A JP2000317805A JP2000317805A JP2002121969A JP 2002121969 A JP2002121969 A JP 2002121969A JP 2000317805 A JP2000317805 A JP 2000317805A JP 2000317805 A JP2000317805 A JP 2000317805A JP 2002121969 A JP2002121969 A JP 2002121969A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観、内観を共に向上させることができ、生
産効率の低減も防止できる上げ下げ窓を提供すること。 【解決手段】 上げ下げ窓の縦枠13に設けた仕切部4
0に、上下方向に連続する取付溝41を形成する。取付
溝41において障子を閉めた際に室内側に露出する部分
に内観色部材47を取付け、室外側に露出する部分に外
観色部材45を取付ける。縦枠13と別体の内観色部材
47、外観色部材45を取付けているので、内観色部材
47を窓枠や障子の室内面と同じ色調とし、外観色部材
45を室外面と同じ色調に容易に着色できる。上げ下げ
窓の内観および外観が異なる色調であっても、別体の各
色部材45,47を各々の色調に合わせて容易に着色で
きるため、上げ下げ窓の内観および外観を向上できる。
各色部材45,47は縦枠13とも別体であり、かつ互
いに別体のため、各々を容易に着色できて生産効率を向
上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上げ下げ窓に係
り、建物の屋根面や壁面の開口部に設けられる上げ下げ
窓や、勝手口ドア、玄関ドア等のドア内に設けられる上
げ下げ窓に関する。
【0002】
【背景技術】サッシ窓として、内障子および外障子の両
方が可動障子とされたり、一方が可動障子で他方が固定
障子とされた上げ下げ窓が知られている。さらに、上げ
下げ窓としては、ガラスの室外面を掃除するために、内
障子や外障子が室内側に倒れて外れるように構成された
ものもある。
【0003】このような上げ下げ窓では、内障子および
外障子は、窓枠の縦枠に形成された仕切部によって仕切
られ、この仕切部の室外側および室内側に形成されるガ
イド溝で上下方向にスライド可能にガイドされている。
【0004】このような上げ下げ窓において、近年、断
熱性能および内観を向上させるために、アルミ等の非鉄
金属製の室外部材と、樹脂、木等の断熱性部材からなる
室内部材とで構成された框を用いた障子が利用されるよ
うになった。同様に、障子が組み込まれるアルミ製の窓
枠においても、前記断熱性部材からなる室内部材と同じ
色調のカバー材を障子を閉めた際に室内に露出する露出
面に取り付けることで、断熱・防露性能を向上させてい
た。
【0005】このような上げ下げ窓においては、上げ下
げ窓の外観を向上させるため、窓枠および障子で室外側
に露出するアルミ等の非鉄金属の部分を同一の色、例え
ばブラック、ブラウン、ホワイト、グレー等の同色に塗
装していた。同様に、上げ下げ窓の内観を向上させるた
め、窓枠の室内側に露出するカバー材と、障子の室内部
材とを同一の色、例えば、オーク、ホワイト等の同色に
塗装していた。また、前記カバー材や室内部材を木で構
成することで、木目調にして統一感を実現する場合もあ
った。特に、近年では、室内側は、木自体や木目調等の
ナチュラルな色調が好まれ、一方で、室外側はコンクリ
ート、レンガ等の洋風な外壁に合わせて、ブラック、ブ
ラウン、ホワイト等の室内側とは異なる色調が好まれて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
上げ下げ窓において、前記仕切部は、非鉄金属製の縦枠
か、またはカバー材に設けられることになる。このた
め、窓枠に仕切部が形成されていれば、その色調は上げ
下げ窓の外観と同一となり、カバー材に仕切部が形成さ
れていれば、その色調は上げ下げ窓の内観と同一とな
る。
【0007】しかしながら、いずれの場合にも、前記仕
切部の部分で上げ下げ窓の外観あるいは内観の統一感が
乱されて意匠性が低下するという問題があった。すなわ
ち、前記各障子を閉めた際に、縦枠の仕切部は、室外側
に露出する部分と室内側に露出する部分とが発生する。
つまり、仕切部のうち、外障子の室内側に位置する部分
は室内側に露出し、内障子の室外側に位置する部分は室
外側に露出する。
【0008】そのため、仕切部が非鉄金属の縦枠に形成
されている場合には、仕切部が室外側に露出する部分
は、窓枠や障子の室外面と同様の色調となって外観を低
下させることはないが、室内側に露出する部分は、通
常、その色調は窓枠や障子の室内面と異なるために内観
を低下させてしまうという問題があった。
【0009】逆に、仕切部が縦枠のカバー材に形成され
ている場合には、仕切部が室外側に露出する部分は、通
常、窓枠や障子の室外面と異なる色調であるため、外観
を低下させてしまうという問題があった。
【0010】そこで、仕切部の室内側に露出する部分を
窓枠や障子の室内面と同じ色調に塗装し、室外側に露出
する部分を窓枠や障子の室外面と同じ色調に塗装するこ
とも考えられるが、一体成形されている仕切部を塗装し
分けることは作業性を低下させ、生産効率を低減させて
しまうという問題がある。
【0011】本発明の目的は、外観、内観を共に向上さ
せることができ、生産効率の低減も防止できる上げ下げ
窓を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の上げ下げ窓は、
上枠、下枠および左右の縦枠を四周枠組みして形成され
た窓枠と、この窓枠内に組み込まれた内障子および外障
子とを備える上げ下げ窓であって、前記縦枠の前記内障
子側と外障子側とを仕切る仕切部には、上下方向に連続
する取付溝が形成され、前記取付溝において障子を閉め
た際に室内側に露出する部分には内観色部材が取り付け
られ、前記取付溝において障子を閉めた際に室外側に露
出する部分には外観色部材が取り付けられていることを
特徴とする。
【0013】本発明においては、縦枠の仕切部に取付溝
を形成し、この取付溝に縦枠とは別体の内観色部材およ
び外観色部材を取り付けているので、例えば、内観色部
材を窓枠や障子の室内面と同じ色調とし、外観色部材を
窓枠や障子の室外面と同じ色調とすることができる。こ
のため、上げ下げ窓の内観および外観が異なる色調であ
っても、別体の各色部材は、各々の色調に合わせて容易
に着色できる。従って、上げ下げ窓の仕切部において、
上げ下げ窓の内観および外観を向上することができる。
さらに、内観色部材および外観色部材は縦枠とも別体で
あり、かつ互いに別体であるため、各々を上げ下げ窓の
内観および外観に合わせて容易に着色でき、生産効率を
低下させることもない。
【0014】なお、前記内観色部材および外観色部材を
取付溝に取り付けるにあたっては、取付溝の開口端面か
ら色部材の係合部をスライド式に差し込んで取り付けて
もよいし、色部材に弾性変形可能な係止片を設け、取付
溝の長手方向に沿って形成されている溝部分に係止片を
押し込んで取り付けてもよい。
【0015】また、前記取付溝には、風止め板が内観色
部材および外観色部材間に配置されて取り付けられてい
ることが好ましい。このように構成すれば、風止め板
も、取付溝に対してスライド式に差し込んだりして容易
に取り付けることができる。また、風止め板は、内観色
部材および外観色部材間に配置されるため、各色部材の
長さ寸法を設定しておけば、風止め板の配置位置も容易
に設定できる。その上、各色部材も同じ取付溝に取り付
けられるので、例えば、外観色部材、風止め板、内観色
部材を順次取り付けるだけで、位置合わせを兼ねて容易
に取り付けることができる。
【0016】また、外障子および内障子の各召合せ框の
内の一方には、他方の召合せ框に接触する気密材が召合
せ框の長手方向に沿って取り付けられ、この気密材の端
面と前記風止め板との隙間は前記外障子または内障子に
取り付けられた封止部材で塞がれていることが好まし
い。
【0017】上げ下げ窓においては、外障子および内障
子の一方の上框および他方の下框がそれぞれ召合せ框と
なる。この召合せ框には、気密性・水密性を確保するた
めの気密材が取り付けられる。この際、各障子では、竪
框と上下框との接合は、通常、竪框が勝っているため、
召合せ框に取り付けられる気密材は、障子の竪框部分に
は設けることができず、障子の側端面まで気密材を延長
することができない。そこで、気密材の端面と前記風止
め板との隙間を塞ぐために、モヘア等からなる封止部材
を外障子または内障子に取り付ければ、より具体的に
は、いずれかの障子の竪框に取り付ければ、前記隙間を
確実に塞ぐことができ、気密性や水密性を向上できる。
【0018】ここで、前記内観色部材は、縦枠の室内側
に露出する室内露出部の色と同色とされ、外観色部材
は、縦枠の室外側に露出する室外露出部の色と同色とさ
れていることが好ましい。本発明において、内観色部材
および外観色部材を、縦枠の室内露出部および室外露出
部と同色にすれば、統一感のある内観や外観にすること
ができ、意匠性を向上できる。なお、本発明において、
同じ色とは、完全に同一の色、つまり色相、彩度、明度
の三要素が同一のものに限らず、各要素が多少異なるも
のでもよく、要するに色合いが略同じように見えるもの
であればよい。また、同色にするための方法としては、
塗装やラミネートで着色してもよいし、内観色部材や外
観色部材を樹脂等で成形する場合には、樹脂原料に顔料
を入れて着色してもよい。
【0019】なお、デザインの要望等によっては、内観
色部材および外観色部材を、縦枠の室内露出部および室
外露出部と異なる色にしてもよい。
【0020】さらに、前記内観色部材は、前記縦枠の室
内露出部と同じ材質で構成され、前記外観色部材は、前
記縦枠の室外露出部と同じ材質で構成されていることが
好ましい。なお、内観色部材、外観色部材は、アルミ
製、PVC(ポリ塩化ビニル)等の合成樹脂製、EPD
M(エチレンプロピレンディエンメチレン)などの合成
ゴム等により形成されたシール材(気密材、エアタイト
材、AT材)等で構成できる。内観色部材を縦枠の室内
露出部と同じ材質で構成し、外観色部材を縦枠の室外露
出部と同じ材質で構成すれば、色調だけでなく、光沢感
等の表面状態をも一致させることができるため、内観、
外観の意匠性をより一層向上できる。
【0021】ここで、前記窓枠の縦枠は非鉄金属で構成
され、かつこの非鉄金属における前記取付溝よりも室外
側の部分は室外露出部とされ、前記取付溝よりも室内側
の部分は断熱性部材からなり、かつ室内露出部とされた
カバー材で被覆されているものでもよい。
【0022】また、前記窓枠の縦枠は、室外露出部とな
る非鉄金属製の室外部材と、室内露出部となる断熱性部
材からなる室内部材とで構成されているものでもよい。
なお、これらの各窓枠において、前記内観色部材は室内
露出部(カバー材や室内部材)と同色でもよいし、異な
る色でもよい。また、前記外観色部材は室外露出部(縦
枠の室外側部分や室外部材)と同色でもよいし、異色で
もよい。
【0023】これらの窓枠を用いれば、縦枠を室内露出
部となる断熱性部材からなるカバー材で被覆したり、室
内露出部となる室内部材を断熱性部材から構成すること
で、断熱性を向上できる。この際、断熱性部材として
は、通常、合成樹脂、木製、あるいは熱可塑性樹脂等の
合成樹脂と木粉とを混合溶融して成形された合成木材、
等が利用される。これらの断熱性部材は、室外露出部と
なるアルミ等の非鉄金属とは色調も異なるが、内観色部
材をこれらの断熱性部材(室内露出部)と同じ色にすれ
ば、障子を閉めた際に室内側に露出する部分を統一感の
ある色調にでき、内観を向上できる。一方で、外観色部
材を、室外露出部である縦枠や室外部材と同じ色にすれ
ば、障子を閉めた際に室外側に露出する部分も統一感の
ある色調にでき、外観を向上できる。
【0024】ここで、前記取付溝は、前記カバー材に形
成されていることが好ましい。あるいは、前記取付溝
は、前記室内部材に形成されていることが好ましい。取
付溝に取り付けられる外観色部材は、外気に直接に接す
るため、室外温度の影響を受けやすい。外観色部材が外
気で冷やされても、その色部材を保持する取付溝が断熱
性部材からなるカバー材や室内部材に形成されていれ
ば、外観色部材からの熱伝導を抑えることができ、断熱
性能を向上できる。
【0025】ここで、前記外障子および内障子は、少な
くとも外障子の召合せ框以外の各框(つまり、少なくと
も障子を閉めた際に室内側に露出する各框)が、非鉄金
属製の室外部材と、断熱性部材からなる室内部材とで構
成され、前記内観色部材は各障子の室内部材と同色とさ
れ、前記外観色部材は各障子の室外部材と同色とされて
いることが好ましい。このような障子を用いれば、断熱
性や防露性を向上できるとともに、障子の部分と各色部
材との色が統一されるため、上げ下げ窓の内観および外
観をより向上できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。なお、各図面においては図面を見
やすくするために、窓枠や障子等の主要な構成部材には
断面を示すハッチングを省略して記載している。
【0027】図1は、本実施形態の上げ下げ窓1を示す
内観図であり、図2は、矢印II−IIから見た縦断面図、
図3は、矢印III−IIIから見た横断面図である。図1〜
図3において、上げ下げ窓1は、図示しない建物の躯体
に取り付けられる窓枠10と、この窓枠10の室内側
(図2における右側)に配置された室内側障子(内障
子)70と、室外側(図2における左側)に配置された
室外側障子(外障子)60とから構成され、閉じた状態
では、内障子70が下側に、外障子60が上側に配置さ
れるようになっている。
【0028】窓枠10は、図1〜図3に示すように、上
枠11、下枠12と、左右の縦枠13とを四角枠状に組
んで構成されている。上枠11および左右両端の縦枠1
3は、それぞれ非鉄金属であるアルミを押出成形によっ
て一体成形したアルミ形材で構成されている。
【0029】下枠12は、アルミ押出形材からなる室外
部材12Aおよび室内部材12Bと、これらの各部材を
連結するウレタン樹脂等で形成された断熱部材12Cと
で構成されている。なお、本実施形態では、ウレタン樹
脂を各室内外部材12A,12B間に注入して硬化させ
ることで断熱部材12Cとしているが、合成樹脂製の帯
板状の断熱部材を各部材12A,12B間にそれぞれ1
枚以上配置し、各部材12A,12Bをかしめて連結さ
せることで、断熱部材12Cを構成してもよい。
【0030】これらの上枠11、下枠12、縦枠13に
は、各枠11,12,13が取り付けられるまぐさ7、
窓台8、柱9の室外面に当接する躯体取付片11D,1
2D,13Dが形成されている。そして、これらの躯体
取付片11D,12D,13Dを釘やビスによってまぐ
さ7、窓台8、柱9に取り付けることで、アルミ形材断
熱窓枠10は建物躯体側に取り付けられている。また、
上枠11、下枠12、縦枠13と建物の外壁材90との
間には、バックアップ材26および充填材27が充填さ
れてシールされている。
【0031】外障子60は、上框(戸先框)61と、下
框(召合せ框、外召合せ框)62と、竪框63とを四角
枠状に組んで構成されている。また、内障子70は、上
框(召合せ框、内召合せ框)71と、下框72と、竪框
73とを四角枠状に組んで構成されている。そして、各
框61〜63,71〜73の内周面には、複層ガラス8
0がガスケットを介して嵌合されている。
【0032】各框61,63,71〜73は、それぞれ
アルミ押出形材(金属、非鉄金属)製の室外部材61
A,63A,71A〜73Aと、断熱性部材からなる室
内部材61B,63B,71B〜73Bとを接合して構
成されている。一方、下框(外召合せ框)62は、アル
ミ製(金属製、非鉄金属製)の押出形材で構成されてい
る。
【0033】なお、各框61,63,71〜73の室外
部材61A,63A,71A〜73Aには、複層ガラス
80の室外側を保持するガラス保持辺が形成され、室内
部材61B,63B,71B〜73Bには複層ガラス8
0の室内側を保持するガラス保持辺が形成されている。
このため、各障子60,70において、各障子60,7
0を閉めた際に室内側に露出する露出面部は、すべて断
熱性を有する室内部材61B,63B,71B〜73B
となり、アルミ製の室外部材61A,63A,71A〜
73Aや、アルミ製の下框62は室内側に露出しないの
で、断熱性能や防露性能が向上されている。なお、障子
60,70における室内側の露出面部とは、障子60,
70の室内面において障子60,70を閉めた際に室内
側に露出する部分(見えがかり部)を意味する。
【0034】なお、室外部材61A,63A,71A〜
73Aの内面には、図示しない断面L字形状の金属製の
脱落防止具が設けられ、火災時に各室内部材61B,6
3B,71B〜71Bが燃えてしまっても、複層ガラス
80が外れて室内側に落下しないようになっている。
【0035】前記窓枠10の上枠11、下枠12、縦枠
13には、各枠11〜13の室内側露出面部を被覆する
断熱性部材からなるカバー材21,22,23が取り付
けられている。なお、これらのカバー材21〜23によ
って、窓枠10の開口内周面において障子60,70を
閉めた際に室内側に露出する部分(見えがかり部)、つ
まり窓枠10における室内露出部が構成されている。
【0036】ここで、各カバー材21,22,23は、
具体的には、ポリ塩化ビニル樹脂等の合成樹脂、木製、
あるいは熱可塑性樹脂等の合成樹脂と木粉とを混合溶融
して成形された木粉入り樹脂や合成木材などの断熱性部
材で形成されている。なお、本発明において「合成木
材」とは、木粉含有率が30重量%以上のものであり、
木粉含有率が30重量%未満の「木粉入り樹脂」に比べ
てより木に近い外観を有するものを意味する。また、木
粉とは、木材を粉砕して得られるものに限らず、椰子
殻、コーヒーかす、古紙、廃材などのセルロース系材料
を粉砕等で粉状にしたものを含むものである。また、本
実施形態では、各カバー材21〜23は、各框61,6
3,71〜71の室内部材61B,63B,71B〜7
1Bと同じ材質、色調で構成されている。
【0037】カバー材21は、上枠11の下面における
前記室内部材61Bの上方から額縁81までの部分を被
覆するように、上枠11および額縁81に取り付けられ
ている。このため、外障子60を閉めた際に、上枠11
においては、カバー材21が室内側に露出する。このカ
バー材21には、外障子60の上框(戸先框)61の室
内面に密着してシールする気密シール材28が取り付け
られている。
【0038】カバー材22は、下枠12の前記室内部材
12Bの上面に取り付けられ、前記室内部材12Bを被
覆している。このため、内障子70を閉めた際に、下枠
12においては、カバー材22が室内側に露出する。
【0039】各縦枠13には、図4にも示すように、外
障子60をガイドするための凹溝状のガイド溝15が形
成されている。このガイド溝15を構成する室外片15
Aおよび室内片15Bのうち、室内片15Bの室内側
に、前記断熱性のカバー材23が設けられ、各縦枠13
の室内片15Bよりも室内側の部分、つまり外障子6
0、内障子70を閉めた際に室内側に露出する露出面を
被覆している。このため、各障子60,70を閉めた際
に、縦枠13においては、カバー材23が室内側に露出
する。
【0040】カバー材23には、内障子70をガイドす
るための凹溝状のガイド溝16が形成されている。そし
て、カバー材23においてガイド溝16の室外側を区画
する室外片23Aと、前記室内片15Bとで、外障子6
0および内障子70を仕切る仕切部40が形成されてい
る。この仕切部40、より具体的にはカバー材23にお
いて仕切部40を構成する室外片23Aには、図5にも
示すように、上下方向に連続する断面略C字状の取付溝
41が形成されている。
【0041】この取付溝41には、外観色部材45、風
止め板46、内観色部材47が差し込まれている。これ
らの外観色部材45、風止め板46、内観色部材47
は、下側からこの順序で並ぶように取付溝41に差し込
まれている。外観色部材45は、図6の模式図にも示す
ように、各縦枠13の下端から召合せ部(各召合せ框6
2,71が配置される部分)まで延長されて配置されて
いる。この外観色部材45は、図7にも示すように、外
障子60、内障子70を閉めた際に室外側に露出するた
め、室外露出部であるアルミ形材からなる縦枠13と同
じ色に着色されている。具体的には、外観色部材45は
縦枠13と同じアルミ形材で構成され、材質が同じであ
るため、色もまったく同一に着色されている。
【0042】内観色部材47は、各縦枠13の上端から
召合せ部分まで延長されて配置されている。この内観色
部材47は、図8にも示すように、外障子60、内障子
70を閉めた際に室内側に露出するため、カバー材23
と同じ色に着色されている。具体的には、内観色部材4
7は室内露出部であるカバー材23と同じ合成樹脂で構
成され、材質が同じであるため、色もまったく同一に着
色されている。なお、外観色部材45や内観色部材47
は、例えば、塗装やラミネートで着色される。また、内
観色部材47のように合成樹脂で構成される場合には、
内観色樹脂原料に顔料を入れて着色してもよい。
【0043】風止め板46は、各色部材45,47と同
様に、取付溝41に差し込まれて取り付けられており、
各色部材45,47間に配置されている。風止め板46
は、合成樹脂などからなり、複数のフィン(ヒレ)を備
えて構成されている。そして、このフィン部分が外障子
60の竪框63の側端面と、後述するモヘア(封止部
材)75に接することで、外気が召し合わせ部の端面か
ら室内側に流入しないようにシールしている。
【0044】すなわち、図2,4に示すように、召合せ
部62,71部分においては、召合せ部62に取り付け
られた気密材67が召合せ部71の室外面に当接するこ
とでシールしている。但し、召合せ部62の端部は、図
9にも示すように、竪框63に呑み込まれており、竪框
63が勝った状態で接合されているため、召合せ部62
に取り付けられる気密材67は、外障子60の側端面ま
で設けることができない。このため、気密材67の側端
面から風止め板46の間に隙間が生じる。そこで、本実
施形態では、図4,7にも示すように、内障子70の竪
框73の室外面にモヘア75を取り付けて気密材67お
よび風止め板46の隙間を塞いでいる。
【0045】これらの各障子60,70には、図3に示
すように、それぞれ摺動片68が固定され、この摺動片
68を縦枠13のガイド溝15,16内に差し込むこと
で、各障子60,70は縦枠13の見付け方向と見込み
方向の移動を規制され、上下方向のみ移動可能とされて
いる。また、摺動片68は、スパイラルバランサー69
に固定され、各障子60,70はスパイラルバランサー
69によって上下動可能にかつ任意の位置で保持可能に
されているまた、各障子60,70は、複層ガラス80
を掃除するために、摺動片68部分から外れて室内側に
内倒しできるようにされている。
【0046】このような本実施形態によれば以下のよう
な効果がある。 (1) 縦枠13の仕切部40に取付溝41を形成し、この
取付溝41に縦枠13とは別体の外観色部材45および
内観色部材47を取り付けているので、内観色部材47
を窓枠10や障子60,70の室内面と同じ色調とし、
外観色部材45を窓枠10や障子60,70の室外面と
同じ色調とすることができる。このため、上げ下げ窓1
の内観および外観が異なる色調であっても、別体の各色
部材45,47は、各々の色調に合わせて容易に着色で
きる。従って、上げ下げ窓1の仕切部40において、上
げ下げ窓1の内観および外観を向上することができる。
【0047】(2) 内観色部材47を縦枠13の室内露出
部である断熱性カバー材23と同じ材質で構成し、外観
色部材45を室外露出部である縦枠13と同じアルミ押
出形材で構成したので、色だけでなく、表面の光沢感等
の意匠も同一にでき、上げ下げ窓1の内観および外観を
より一層向上できる。
【0048】(3) 内観色部材47および外観色部材45
は縦枠13とも別体であり、かつ互いに別体であるた
め、各色部材45,47を上げ下げ窓1の内観および外
観に合わせて容易に着色でき、生産効率を低下させるこ
ともない。
【0049】(4) 外観色部材45、内観色部材47、風
止め板46は、取付溝41に対してスライド式に差し込
んでいるので、ビス止め等と比べて組立作業性を向上で
きる。また、風止め板46は、内観色部材47および外
観色部材45間に配置されるため、各色部材45,47
の長さ寸法を設定しておけば、風止め板46の配置位置
も容易に設定できる。その上、各色部材45,47、風
止め板46は、同じ取付溝41に取り付けられるので、
例えば、外観色部材45、風止め板46、内観色部材4
7を順次取り付けるだけで、位置合わせを兼ねて容易に
取り付けることができる。
【0050】(5) モヘア75からなる封止部材を内障子
70の竪框73に取り付けているので、下框(外召合せ
框)62に取り付けられる気密材67の端面と風止め板
46との隙間を確実に塞ぐことができ、気密性や水密性
を向上できる。また、これにより、気密材67は、外障
子60の下框62部分にのみ取り付ければよく、竪框6
3部分まで延長する必要がないため、気密材67の取付
構造を簡易にできる。
【0051】(6) 窓枠10の各枠11〜13の室内側の
露出面部を断熱性部材からなり室内露出部となるカバー
材21〜23で被覆しているので、窓枠10における断
熱性を向上できる。また、障子60,70を、断熱性部
材からなる室内部材61B,63B,71B〜73Bを
有する各框61,63,71〜73を用いて構成してい
るので、障子60,70における断熱性も向上できる。
【0052】(7) 本実施形態では、内観色部材47は、
室内露出部である枠11〜13の各カバー材21〜23
や、各框61,63,71〜71の室内部材61B,6
3B,71B〜71Bと同じ材質、色調で構成されてい
るので、上げ下げ窓1の内観を窓枠10部分から障子6
0,70部分まで統一することができ、意匠性を非常に
向上することができる。さらに、外観色部材45は、室
外露出部である枠11〜13や、各框61〜63,71
〜71の室外部材61A〜63A,71A〜71Aと同
じ材質、色調で構成されているので、上げ下げ窓1の外
観も窓枠10部分から障子60,70部分まで統一する
ことができ、意匠性を非常に向上することができる。
【0053】(8) 上げ下げ窓1の内観および外観を、ま
ったく異なるものにすることができるため、部屋の内装
や、建物の外壁などに応じて上げ下げ窓1の内観、外観
を自由に設定することができ、建物全体としても意匠性
の高いものにすることができる。
【0054】(9) 取付溝41を断熱性のカバー材23に
形成しているので、外観色部材45が外気で冷やされて
も、外観色部材45からの熱伝導を抑えることができ、
断熱性能を向上できる。
【0055】なお、本発明は、以下に示すような変形等
も本発明に含まれる。例えば、前記実施形態では、窓枠
10として、枠11〜13にカバー材21〜23を取り
付けたものを利用していたが、アルミ製の室外部材(室
外露出部)と断熱性部材からなる室内部材(室内露出
部)とで構成されたものでもよい。この場合も、内観色
部材47は、断熱性部材からなる室内部材と同じ色で構
成すればよく、さらに同じ材質で構成することがより好
ましい。
【0056】また、窓枠10としては、下枠12以外の
上枠11や縦枠13も、アルミ製の室外部材(室外露出
部)および室内部材(室内露出部)と、これらの室内外
部材を連結する断熱性部材からなる連結材とで構成され
たものでもよい。この場合には、内観色部材47は、縦
枠13のアルミ製の室内部材と同じ色に設定したり、内
観色部材47を同じアルミ製とすることが好ましい。
【0057】要するに、窓枠10の具体的な構成は実施
にあたって適宜設定すればよい。例えば、(A)非鉄金
属製の室内部材(室内露出部)および室外部材(室外露
出部)とこの室内外部材を連結する断熱部材とから構成
した枠、(B)非鉄金属製の室外部材(室外露出部)と
樹脂製の断熱性部材からなる室内部材(室内露出部)と
から構成した枠、(C)非鉄金属製の室外部材(室外露
出部)と木製の断熱性部材からなる室内部材(室内露出
部)とから構成した枠、(D)非鉄金属製の室外部材
(室外露出部)と合成木材製の断熱性部材からなる室内
部材(室内露出部)とから構成した枠、(E)非鉄金属
製の枠(室外露出部および室内露出部を含む)、(F)
合成樹脂製の枠(室外露出部および室内露出部を含
む)、(G)合成木材製の枠(室外露出部および室内露
出部を含む)、などから選択された枠を四周枠組みして
構成された窓枠を用いればよい。
【0058】また、障子60,70も、前記各実施形態
のものに限定されず、実施にあたって適宜設定すればよ
い。例えば、(a)非鉄金属製の室内部材および室外部
材とこの室内外部材を連結する断熱部材とから構成した
框、(b)非鉄金属製の室外部材と樹脂製の断熱性部材
からなる室内部材とから構成した框、(c)非鉄金属製
の室外部材と木製の断熱性部材からなる室内部材とから
構成した框、(d)非鉄金属製の室外部材と合成木材製
の断熱性部材からなる室内部材とから構成した框、
(e)非鉄金属製の框、(f)合成樹脂製の框、(g)
合成木材製の框、などから選択された框を四周框組みし
て構成され、かつ面材として複層ガラスまたは単板ガラ
スの一方が組み込まれた障子を用いればよい。
【0059】さらに、外観色部材45や内観色部材47
は、窓枠10の室内露出部や室外露出部と同じ材質、色
調に設定するだけでなく、異なる材質や色調にしてもよ
い。例えば、外観色部材45や内観色部材47は、アル
ミ製に限らず他の金属材で形成してもよいし、気密材と
同様の合成ゴム等で形成してもよく、さらには他の材質
で構成してもよい。但し、外観色部材45等は外気に触
れるため、耐水性や耐候性等の条件をクリアしたものが
好ましい。
【0060】また、前記実施形態では、外観色部材45
や内観色部材47の色調を、上げ下げ窓1の外観、内観
と共通としていたが、異なる色調として外観色部材4
5、内観色部材47のラインを強調するデザインなどに
してもよい。
【0061】さらに、窓枠10の外観と、障子60,7
0の外観が異なる場合や、窓枠10の内観と障子60,
70の内観が異なる場合には、外観色部材45や内観色
部材47は、窓枠10の外観や内観と同じ色に設定して
もよいし、障子60,70の外観や内観と同じ色に設定
してもよく、さらにいずれとも異なる色に設定してもよ
い。
【0062】外観色部材45や内観色部材47は、取付
溝41に差し込んでスライド移動させることで取り付け
られるものに限らない。例えば、外観色部材45や内観
色部材47に弾性を有する係止片を設け、取付溝41に
押し込んで取り付けるように構成してもよい。要する
に、外観色部材45、内観色部材47は、ボルトなどを
利用せずに、取付溝41の形状を利用して取り付けられ
るものであればよい。
【0063】前記実施形態では、取付溝41をカバー材
23に形成していたが、縦枠13側に形成してもよく、
さらには、カバー材23および縦枠13に跨って形成し
てもよい。また、縦枠13を、アルミ製の室外部材(室
外露出部)と断熱性部材からなる室内部材(室内露出
部)とで構成した場合には、取付溝は室内部材に形成す
ればよい。
【0064】風止め板46は、例えば、上げ下げ窓1を
建物屋内に配置する場合等は不要にできるため、必要に
応じて設置すればよい。さらに、風止め板46を、外観
色部材45や内観色部材47と一体に形成してもよい。
【0065】前記実施形態では、障子を閉めた際に、内
障子70が下側で外障子60が上側としていたが、逆に
内障子70を上側で外障子60を下側に設定してもよ
い。この場合には、下から、内観色部材47、風止め板
46、外観色部材45の順に配置すればよい。また、本
発明は、外障子60、内障子70の両方が可動する上げ
下げ窓1に限らず、一方の障子60,70が固定障子と
された上げ下げ窓1にも適用することができる。さら
に、本発明の上げ下げ窓1は、建物の屋根面や壁面の開
口部に取り付けられるものに限らず、勝手口ドアや玄関
ドア等のドア内部に設けられるものでもよい。
【0066】
【発明の効果】このような本発明によれば、上げ下げ窓
の外観、内観を共に向上させることができ、生産効率の
低減も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である上げ下げ窓を示す内観
図である。
【図2】図1のII−II線からみた縦断面図である。
【図3】図1のIII−III線からみた横断面図である。
【図4】縦枠部分を示す拡大横断面図である。
【図5】縦枠部分を示す概略斜視図である。
【図6】縦枠部分を示す模式図である。
【図7】外観色部材の配置状態を示す斜視図である。
【図8】内観色部材の配置状態を示す斜視図である。
【図9】障子の召合せ部を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1…上げ下げ窓、10…窓枠、11…上枠、12…下
枠、12A…室外部材、12B…室内部材、12C…断
熱部材、13…縦枠、15…ガイド溝、15A…室外
片、15B…室内片、16…ガイド溝、21〜23…カ
バー材、23A…室外片、26…バックアップ材、27
…充填材、28…気密シール材、40…仕切部、41…
取付溝、45…外観色部材、46…風止め板、47…内
観色部材、60…外障子、61…上框、62…下框(召
合せ框)、63…竪框、61A〜63A,71A〜71
A…室外部材、61B,63B,71B〜73B…室内
部材、67…気密材、68…摺動片、69…スパイラル
バランサー、70…内障子、71…上框(召合せ框)、
72…下框、73…竪框、75…モヘア(封止部材)、
80…複層ガラス。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上枠、下枠および左右の縦枠を四周枠組
    みして形成された窓枠と、この窓枠内に組み込まれた内
    障子および外障子とを備える上げ下げ窓であって、 前記縦枠の前記内障子側と外障子側とを仕切る仕切部に
    は、上下方向に連続する取付溝が形成され、 前記取付溝において障子を閉めた際に室内側に露出する
    部分には、内観色部材が取り付けられ、 前記取付溝において障子を閉めた際に室外側に露出する
    部分には、外観色部材が取り付けられていることを特徴
    とする上げ下げ窓。
  2. 【請求項2】 前記取付溝には、風止め板が前記内観色
    部材および外観色部材間に配置されて取り付けられてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の上げ下げ窓。
  3. 【請求項3】 外障子および内障子の各召合せ框の一方
    には、他方の召合せ框に接触する気密材が召合せ框の長
    手方向に沿って取り付けられ、この気密材の端面と前記
    風止め板との隙間は前記外障子または内障子に取り付け
    られた封止部材で塞がれていることを特徴とする請求項
    2に記載の上げ下げ窓。
  4. 【請求項4】 前記内観色部材は、縦枠の室内側に露出
    する室内露出部の色と同色とされ、外観色部材は、縦枠
    の室外側に露出する室外露出部の色と同色とされている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の上げ
    下げ窓。
  5. 【請求項5】 前記内観色部材は、前記縦枠の室内露出
    部と同じ材質で構成され、前記外観色部材は、前記縦枠
    の室外露出部と同じ材質で構成されていることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれかに記載の上げ下げ窓。
  6. 【請求項6】 前記窓枠の縦枠は非鉄金属で構成され、
    この非鉄金属における前記取付溝よりも室外側の部分は
    室外露出部とされ、前記取付溝よりも室内側の部分は断
    熱性部材からなり室内露出部となるカバー材で被覆され
    ていることを特徴する請求項1〜5のいずれかに記載の
    上げ下げ窓。
  7. 【請求項7】 前記窓枠の縦枠は、室外露出部となる非
    鉄金属製の室外部材と、室内露出部となる断熱性部材か
    らなる室内部材とで構成されていることを特徴する請求
    項1〜5のいずれかに記載の上げ下げ窓。
  8. 【請求項8】 前記取付溝は、前記カバー材に形成され
    ていることを特徴とする請求項6に記載の上げ下げ窓。
  9. 【請求項9】 前記取付溝は、前記室内部材に形成され
    ていることを特徴とする請求項7に記載の上げ下げ窓。
  10. 【請求項10】 前記外障子および内障子において、少
    なくとも外障子の召合せ框以外の各框は、非鉄金属製の
    室外部材と、断熱性部材からなる室内部材とで構成さ
    れ、 前記内観色部材は各障子の室内部材と同色とされ、前記
    外観色部材は各障子の室外部材と同色とされていること
    を特徴する請求項1〜9のいずれかに記載の上げ下げ
    窓。
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