JP3111380B2 - スライディングサッシ - Google Patents

スライディングサッシ

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JP3111380B2
JP3111380B2 JP09235552A JP23555297A JP3111380B2 JP 3111380 B2 JP3111380 B2 JP 3111380B2 JP 09235552 A JP09235552 A JP 09235552A JP 23555297 A JP23555297 A JP 23555297A JP 3111380 B2 JP3111380 B2 JP 3111380B2
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禎 牛丸
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上げ下げ窓、引き
違い窓などの障子取付枠に内障子、外障子を面内方向に
移動自在に装着したスライディングサッシに関する。
【0002】
【従来の技術】アルミ製の障子取付枠にアルミ製の内障
子とアルミ製の外障子を面内方向に移動自在に装着した
上げ下げ窓、引き違い窓などのスライディングサッシに
おいては、障子取付枠の室内面、障子の室内面がアルミ
であり、室内からアルミ面が見えるし、そのアルミ面に
生じた結露が室内から見える。
【0003】前述のことを防止するスライディングサッ
シとしては、アルミ製室外側部材と樹脂製室内側部材の
複合サッシ材で障子取付枠、内障子、外障子をそれぞれ
形成したものが種々提案されている。
【0004】前述のスライディングサッシであれば、各
室内面が樹脂であるからアルミが室内から見えないし、
結露が室内から見えずに見栄えが良いものとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、障子取
付枠、内障子、外障子をアルミ製室外側部材と樹脂製室
内側部材の複合サッシ材でそれぞれ形成するので、樹脂
部材の点数が多くコストが高くなるし、それらの各樹脂
部材が室内外側方向に重なり合うからスライディングサ
ッシの見込み寸法が大きくなる。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたスライディングサッシを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、金属製室
外側部材と断熱材製室内側部材の複合サッシ材で形成し
た上横材と下横材と左右の縦材を方形状に連結した障子
取付枠に、内障子と外障子を面内方向に移動自在に装着
し、内・外障子を閉じた状態で外障子の召合せ框が内障
子の召合せ框で覆われるようにし、前記各断熱材製室内
側部材を、内外障子を閉じた状態で召合せ框以外の框よ
りも面外方向室内寄りで面内方向内側に突出した形状と
し、前記内障子の召合せ框を金属製室外側部材と断熱材
製室内側部材の複合サッシ材とし、他の框を金属製とし
たことを特徴とするスライディングサッシである。
【0008】第2の発明は、金属製室外側部材と断熱材
製室内側部材の複合サッシ材で形成した上横材と下横材
と左右の縦材を方形状に連結した障子取付枠に、内障子
と外障子を上下方向に移動自在に装着し、内・外障子を
閉じた状態で外障子の召合せ框が内障子の召合せ框で覆
われるようにし、前記各断熱材製室内側部材を、内外障
子を閉じた状態で召合せ框以外の框よりも面外方向室内
寄りで面内方向内側に突出した形状とし、前記内障子の
召合せ框を金属製室外側部材と断熱材製室内側部材の複
合サッシ材とし、他の框を金属製とし、前記左右の縦材
の金属製室外側部材の内障子の縦框と対向した部分に、
外障子の縦框を覆う断熱材製カバーを取付けたことを特
徴とする上げ下げ窓である。
【0009】 第3の発明は、第2の発明における断熱
材製カバーを、左右の縦材の金属製室外側部材の内障子
の縦框と対向した部分を覆う形状とした上げ下げ窓であ
る。
【0010】
【作 用】第1の発明によれば、内・外障子を閉じた
状態では外障子の召合せ框が内障子の召合せ框で覆われ
て室内から見えないし、内・外障子の召合せ框以外の框
は、障子取付枠を形成する各断熱材製室内側部材で覆わ
れ室内から見えない。
【0011】このようであるから、内障子の召合せ框の
みを金属製室外側部材と断熱材製室内側部材の複合サッ
シ材とすることで、内・外障子を閉じた状態で金属面が
室内から見えないし、結露が室内から見えないようにで
きる。
【0012したがって、見込み寸法が小さく、金
属面や結露が室内から見えないスライディングサッシと
なる。 【0013】第2の発明によれば、内・外障子を閉じた
状態では外障子の召合せ框が内障子の召合せ框で覆われ
て室内から見えないし、内・外障子の召合せ框以外の框
は、障子取付枠を形成する各断熱材製室内側部材で覆わ
れ室内から見えない。
【0014】このようであるから、内障子の召合せ框の
みを金属製室外側部材と断熱材製室内側部材の複合サッ
シ材とすることで、内・外障子を閉じた状態で金属面が
室内から見えないし、結露が室内から見えないようにで
きる。
【0015】したがって、見込み寸法が小さく、金属面
や結露が室内から見えない上げ下げ窓となる。
【0016】また、内・外障子を閉じた時に内障子の縦
框と外障子の縦框が上下に離れ、その外障子の縦框が室
内から斜めに見ると見える状態となるが、外障子の縦框
は断熱材製カバーで覆われて室内から斜めに見ても金属
面が見えない。これによって、室内からの見栄えが著し
く良い上げ下げ窓となる。
【0017】第3の発明によれば、内・外障子を閉じた
時に縦材の金属製室外側部材の室内寄り部の上下一方寄
りは内障子の縦框で覆われるが、上下他方寄りは室内か
ら斜めに見える状態となるが、その部分は断熱材製カバ
ーで覆われているから、室内から斜めに見ても金属面が
見えないし、室内面の結露が防止できる。これによっ
て、室内からの見栄えがより一層良い上げ下げ窓とな
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1に示すように、上横材1と下
横材2と左右の縦材3,3で方形状の障子取付枠4を形
成してある。障子取付枠4の室内寄りに面内方向(上下
方向)に移動自在に内障子5が取付けてあり、障子取付
枠4の室外寄りに面内方向(上下方向)に移動自在に外
障子6が取付けてある。
【0019】これによって、内障子5を下方に移動する
と共に、外障子6を上方に移動すると閉じ、内障子5を
上方に移動すると共に、外障子6を下方に移動すると開
く上げ下げ窓を形成している。
【0020】前記上横材1は図2に示すように、金属製
室外側部材10と断熱材製室内側部材11の複合サッシ
材である。
【0021】前記金属製室外側部材10は、見込み寸法
の小さな面内方向外側部材12と見込み寸法の大きな面
内方向内側部材13で形成してあり、その面内方向内側
部材13は面外方向室内寄り部13aが面外方向室外寄
り部13bよりも内方に突出した形状で、面外方向室外
寄りに障子収納部14を形成している。
【0022】前記断熱材製室内側部材11は、面内方向
外側部材12の室内面15、面内方向内側部材13の面
外方向室内寄り部13aの外面16、室内面17、内面
18に亘って取付けられている。
【0023】つまり、上横材1は、面内方向内側で面外
方向室外寄りに障子収納部14を有する金属製室外側部
材10と、この金属製室外側部材10の室内面と内面に
取付けた断熱材製室内側部材11で形成してある。
【0024】前記下横材2は金属製室外側部材20と断
熱材製室内側部材21の複合サッシ材である。
【0025】前記金属製室外側部材20は、見込み寸法
の小さな面内方向外側部材22と見込み寸法の大きな面
内方向内側部材23で形成してあり、その面内方向内側
部材23は面内方向の内側に向う室内側突出部23aを
有した形状で、障子収納部24を形成している。
【0026】前記断熱材製室内側部材21は、面内方向
外側部材22の室内面25、面内方向内側部材23の外
面26、室内面27に亘って取付けられている。
【0027】つまり、下横材2は、面内方向内側に障子
収納部24を有する金属製室外側部材20と、この金属
製室外側部材20の室内面と内面に取付けた断熱材製室
内側部材21で形成してある。
【0028】前記縦材3は図3に示すように、金属製室
外側部材30と断熱材製室内側部材31の複合サッシ材
である。
【0029】前記金属製室外側部材30は、見込み寸法
の小さな面内方向外側部材32と見込み寸法の大きな面
内方向内側部材33で形成してあり、その面内方向内側
部材33は面内方向内側に向う室内側突出部33a、中
間突出部33b、室外側突出部33cを有し障子収納部
34を形成している。
【0030】前記障子収納部34は室内側突出部33a
と中間突出部33bとの間の室内寄り障子収納部34a
と、中間突出部33bと室外側突出部33cとの間の室
外寄り障子収納部34bに区画してある。
【0031】前記断熱材製室内側部材31は、面内方向
外側部材32の室内面35、面内方向内側部材33の外
面36、室内面37に亘って取付けられている。
【0032】つまり、縦材3は、面内方向内側に障子収
納部34を有する金属製室外側部材30と、この金属製
室外側部材30の室内面と内面に取付けた断熱材製室内
側部材31で形成してある。
【0033】前記内障子5は図1に示すように上横框4
0と下横框41と左右の縦框42,42を方形状に連結
し、その内部にパネル43を装着してある。前記上横框
40は図2に示すように金属製室外側部材44の室内面
44a、外面44bに断熱材製室内側部材45を取付け
た複合サッシ材で、下横材41、縦框42は図2、図3
に示すように金属製としてある。
【0034】前記内障子5の左右の縦框42,42は、
左右の縦材3の断熱材製室内側部材31で覆われて室内
から見えない。前記内障子5を閉じると下横框41は下
横材2の断熱材製室内側部材21で覆われて室内から見
えない。
【0035】つまり、左右の縦框42,42は左右の縦
材3の障子収納部34の室内寄り障子収納部34aに沿
って上下に移動し、下横框41は内障子5を閉じると下
横材2の障子収納部24の室内寄り部に収納される。
【0036】前記外障子6は図1に示すように金属製の
上横框50、下横框51、左右の縦框52,52を方形
状に連結し、内部にパネル53を装着してある。
【0037】外障子6の左右の縦框52,52は左右縦
材3の障子収納部34の室外寄り障子収納部34bに沿
って上下移動し、内障子5の左右の縦框42,42より
も室外寄りである。
【0038】外障子6を閉じると、その上横框50は上
横材1の障子収納部14に収納されて断熱材製室内側部
材11で覆われ、室内から見えない。
【0039】内障子5と外障子6を閉じると、その外障
子6の下横框51は内障子5の上横框40よりも室内寄
りに重なり合って、その断熱材製室内側部材45で覆わ
れて室内から見えない。(つまり、上横框40、下横框
51が召合せ框となる。)また、縦框52も縦材3の断
熱材製室内側部材31で覆われて真直ぐ室内から見ると
見えない。
【0040】前記内障子5と外障子6を閉じると、図1
に概略的に示すように外障子6の左右の縦框52,52
が内障子5の左右の縦框42,42と上下に離れるし、
その外障子6の左右の縦框52,52の室内面は図3に
示すように左右の縦材3の断熱材製室内側部材31と面
外方向に大きく離隔する。このために、室内から斜めに
見ることで、外障子6の左右の縦框52,52の室内面
(金属面)が見える。
【0041】また、内障子5と外障子6を閉じると、図
1に概略的に示すように外障子6の左右の縦框52,5
2が内障子5の左右の縦框42,42と上下に離れるの
で、左右の縦材3の金属製室外側部材30の室内寄り障
子収納部34aの上部寄り部分(金属面)が室内から斜
めに見ることで見える。
【0042】そこで、図1に斜線で示すように左右の縦
材3の金属製室外側部材30の室内寄り障子収納部34
aの上部寄り部分に断熱材製カバー60を取付けて金属
面が室内から斜めに見えても見えないようにしてある。
【0043】前記断熱材製カバー60は図4に示すよう
に、面外方向に向う第1板61と、面内方向に向う第2
板62、第3板63で内向コ字状の長尺材である。前記
第2板62が室内側突出部33aの係合凹部64に係合
し、第3板63が中間突出部33bの係止部65に係止
して取付けてある。第3板63は外障子6の縦框52よ
りも若干面内方向内側に突出して縦框52を覆ってい
る。
【0044】このようであるから、内障子5と外障子6
を閉じた状態で外障子6の縦框52が断熱材製カバー6
0の第3板63で覆われて室内から斜めに見ても見えな
いし、縦材3の金属製室外側部材30の室内寄り障子収
納部34aが断熱材製カバー60で覆われて室内から斜
めに見ても見えない。
【0045】図2と図3に示すように、各金属製室外側
部材10,20,30の面内方向内側部材13,23,
33の室外側部に格子取付枠66が取付けてある。この
格子取付枠66に格子67が取付けてある。
【0046】前述の障子取付枠4は扉としてあり、その
扉は図5と図6に示すようにドア枠70に取付けられて
ドアを形成している。前記ドア枠70は上枠71,下枠
72、左右の縦枠73を方形状に連結してあり、その一
方の縦枠73に一方の縦材3がヒンジ74で面外方向に
回動自在に取付けてある。
【0047】前記上枠71、下枠72、縦枠73は金属
製で、その面外方向室内寄り部分には断熱材製のカバー
材75がそれぞれ取付けてある。上枠71、下枠72、
縦枠73の面外方向中間部に気密材76がそれぞれ装着
してあり、この各気密材76は前記カバー材75と連続
している。
【0048】これにより、扉を閉じると各断熱材製室内
側部材11,21,31が気密材76に圧接し、その各
断熱材製室内側部材11,21,31が気密材76を介
して前記の断熱材製のカバー材75と連続するので、金
属が室内から見えることがない。
【0049】図7に示すように内障子5と外障子6を上
下中間位置として全開し、図8に示すように内障子5を
下方位置、外障子6を上方位置として全閉する上げ下げ
窓の場合には、前記断熱材製カバー60に固定断熱材部
材80と可動断熱材部材81を取付けて縦材3の金属製
室外側部材30の室内寄り障子収納部34aを閉塞する
ようにする。
【0050】前記固定断熱材部材80は図9に示すよう
に断熱材製カバー60の第3板63と断熱材製室内側部
材31とに亘って取付けられ、可動断熱材部材81は断
熱材製カバー60の第3板63と断熱材製室内側部材3
1とに沿って上下動自在としてある。
【0051】内・外障子5,6を全開した時には、図7
に示すように可動断熱材部材81が内障子5の上横框4
0により上方に移動して固定断熱材部材80と重なり、
両者で室内寄り障子収納部34aの上部寄りを閉塞す
る。内・外障子5,6を全開した時には図8に示すよう
に可動断熱材部材81が下方に移動し、両者で室内寄り
障子収納部34aの上部寄りを閉塞する。
【0052】次に引き違い窓の実施の形態を図10と図
11に基づいて説明する。上横材1の金属製室外側部材
10は垂下片90を備え、断熱材製室内側部材11は板
状の横向部91に中空板状の室内側垂下部92、中空板
状の中間垂下部93、室外側垂下片94を一体的に設け
てある。
【0053】前記室内側垂下部92は各垂下部、垂下片
よりも下方に突出して障子収納部14を形成している。
中間垂下部93が室内側下レールとなり、垂下片90の
室内面に室外側垂下片94を接して室外側下レールとし
てある。
【0054】下横材2の金属製室外側部材20は室外側
下レール95と室内側立上り片96を有し、その室内側
立上り片96に断熱材製の室内側下レール97がビス固
定してある。断熱材製室内側部材21は横部98と縦部
99でほぼL字状で、その縦部29は室内・外下側レー
ルよりも上方に突出して障子収納部24を形成してい
る。
【0055】縦材3の断熱材製室内側部材31は面外方
向に向う取付け部100と面内方向に向う内向部101
でほぼL字状で、その取付部100が金属製室外側部材
30の外障子よりも室内寄りに取付けられてその部分を
覆う。内向部101は面内方向内側に突出して障子収納
部34を形成している。
【0056】内障子5の上横框40、下横框41、一方
の縦框42(戸当り框)は金属製であり、内障子5を閉
じると上横材1、下横材2、一方の縦材3の障子収納部
14,24,34に収納されて断熱材製室内側部材1
1,21,31における室内側垂下部92、縦部99、
内向部101で覆われ、室内から見えない。
【0057】内障子5の他方の縦框42(召合せ框)は
金属製室外側部材42aと断熱材製室内側部材42bの
複合サッシ材で形成され、金属面が室内から見えないよ
うにしてある。
【0058】前記外障子6の上横框50、下横框51、
左右の縦框52は金属製で、内障子5と外障子6を閉じ
ると他方の縦框52(召合せ框)が内障子5の他方の縦
框42(召合せ框)で覆われて室内から見えない。
【0059】外障子6の一方の縦框52(戸当り框)は
一方の縦材3の断熱材製室内側部材31の内向部36で
覆われて室内から真直ぐに見た時に見えない。
【0060】また、一方の縦材3の金属製室外側部材3
0における外障子6よりも室内寄り部は断熱材製室内側
部材31の取付部35で覆われ、室内から斜めに見ても
金属面が見えない。
【0061】以上の説明において金属とはアルミやスチ
ールなどであり、断熱材とは樹脂や木材などである。
【0062】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、内・外障
子を閉じた状態では外障子の召合せ框が内障子の召合せ
框で覆われて室内から見えないし、内・外障子の召合せ
框以外の框は、障子取付枠を形成する各断熱材製室内側
部材で覆われ室内から見えない。
【0063】このようであるから、内障子の召合せ框の
みを金属製室外側部材と断熱材製室内側部材の複合サッ
シ材とすることで、内・外障子を閉じた状態で金属面が
室内から見えないし、結露が室内から見えないようにで
きる。
【0064】したがって、見込み寸法が小さく、金属面
や結露が室内から見えないスライディングサッシとな
る。
【0065】請求項2に係る発明によれば、内・外障子
を閉じた状態では外障子の召合せ框が内障子の召合せ框
で覆われて室内から見えないし、内・外障子の召合せ框
以外の框は、障子取付枠を形成する各断熱材製室内側部
材で覆われ室内から見えない。
【0066】このようであるから、内障子の召合せ框の
みを金属製室外側部材と断熱材製室内側部材の複合サッ
シ材とすることで、内・外障子を閉じた状態で金属面が
室内から見えないし、結露が室内から見えないようにで
きる。
【0067】したがって、見込み寸法が小さく、金属面
や結露が室内から見えない上げ下げ窓となる。
【0068】また、内・外障子を閉じた時に内障子の縦
框と外障子の縦框が上下に離れ、その外障子の縦框が室
内から斜めに見ると見える状態となるが、外障子の縦框
は断熱材製カバーで覆われて室内から斜めに見ても金属
面が見えない。これによって、室内からの見栄えが著し
く良い上げ下げ窓となる。
【0069】請求項3に係る発明によれば、内・外障子
を閉じた時に縦材の金属製室外側部材の室内寄り部の上
下一方寄りは内障子の縦框で覆われるが、上下他方寄り
は室内から斜めに見える状態となるが、その部分は断熱
材製カバーで覆われているから、室内から斜めに見ても
金属面が見えないし、室内面の結露が防止できる。これ
によって、室内からの見栄えがより一層良い上げ下げ窓
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す上げ下げ窓の概略正
面図である。
【図2】上げ下げ窓の縦断面図である。
【図3】上げ下げ窓の横断面図である。
【図4】断熱材製カバー取付部の拡大横断面図である。
【図5】上げ下げ窓を備えたドアの縦断面図である。
【図6】上げ下げ窓を備えたドアの横断面図である。
【図7】上げ下げ窓の第2の実施の形態を示す全開状態
の正面図である。
【図8】上げ下げ窓の第2の実施の形態を示す全閉状態
の正面図である。
【図9】図7のA−A拡大断面図である。
【図10】引き違い窓の実施の形態を示す縦断面図であ
る。
【図11】引き違い窓の実施の形態を示す横断面図であ
る。
【符号の説明】
1…上横材 2…下横材 3…縦材 4…障子取付枠 5…内障子 6…外障子 10…金属製室外側部材 11…断熱材製室内側部材 14…障子収納部 20…金属製室外側部材 21…断熱材製室内側部材 24…障子収納部 30…金属製室外側部材 31…断熱材製室内側部材 34…障子収納部 40…上横框(召合せ框) 41…下横框 42…縦框(召合せ框) 42a…金属製室外側部材 42b…断熱材製室内側部材 44…金属製室外側部材 45…断熱材製室内側部材 50…上横框 51…下横框(召合せ框) 52…縦框(召合せ框) 60…断熱材製カバー 61…第1板 62…第2板 63…第3板 70…ドア枠 71…上枠 72…下枠 73…縦枠 75…カバー材 80…固定断熱材部材 81…可動断熱材部材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製室外側部材と断熱材製室内側部材
    の複合サッシ材で形成した上横材と下横材と左右の縦材
    を方形状に連結した障子取付枠に、内障子と外障子を面
    内方向に移動自在に装着し、 内・外障子を閉じた状態で外障子の召合せ框が内障子の
    召合せ框で覆われるようにし、 前記各断熱材製室内側部材を、内外障子を閉じた状態で
    召合せ框以外の框よりも面外方向室内寄りで面内方向内
    側に突出した形状とし、 前記内障子の召合せ框を金属製室外側部材と断熱材製室
    内側部材の複合サッシ材とし、他の框を金属製としたこ
    とを特徴とするスライディングサッシ。
  2. 【請求項2】 金属製室外側部材と断熱材製室内側部材
    の複合サッシ材で形成した上横材と下横材と左右の縦材
    を方形状に連結した障子取付枠に、内障子と外障子を上
    下方向に移動自在に装着し、 内・外障子を閉じた状態で外障子の召合せ框が内障子の
    召合せ框で覆われるようにし、 前記各断熱材製室内側部材を、内外障子を閉じた状態で
    召合せ框以外の框よりも面外方向室内寄りで面内方向内
    側に突出した形状とし、 前記内障子の召合せ框を金属製室外側部材と断熱材製室
    内側部材の複合サッシ材とし、他の框を金属製とし、 前記左右の縦材の金属製室外側部材の内障子の縦框と対
    向した部分に、外障子の縦框を覆う断熱材製カバーを取
    付けたことを特徴とする上げ下げ窓。
  3. 【請求項3】 前記断熱材製カバーを、左右の縦材の金
    属製室外側部材の内障子の縦框と対向した部分を覆う形
    状とした請求項2記載の上げ下げ窓。
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