JPH1096077A - 傾斜機能薄膜およびその製造方法 - Google Patents

傾斜機能薄膜およびその製造方法

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JPH1096077A
JPH1096077A JP25167196A JP25167196A JPH1096077A JP H1096077 A JPH1096077 A JP H1096077A JP 25167196 A JP25167196 A JP 25167196A JP 25167196 A JP25167196 A JP 25167196A JP H1096077 A JPH1096077 A JP H1096077A
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thin film
composition
functionally graded
fine crystalline
hardness
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JP25167196A
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Akihisa Inoue
明久 井上
Kazuhiko Kita
和彦 喜多
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YKK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 傾斜機能をもった薄膜を提供する。 【解決手段】 AlとM(ただし、MはCr,Mn,F
e,Co,Ni,Cu,Ti,Zr,Y,希土類元素,
Mmから選ばれた少なくとも1種の元素)とからなる厚
さ0.1mm以上の薄膜であって、膜厚方向の組成が、
膜表面に向ってAlに対するMの割合が連続的に増加し
ており、膜表面の硬度が360DPNを超える値である
もの、およびその製造方法として、上記組成の均質材料
の所定量をるつぼ内に全量装入し、それを電子ビーム蒸
着法により基材に堆積させて成膜を行う方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、膜表面の硬度が3
60DPNを超える高い傾斜機能薄膜に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の急冷凝固されたアルミニウム合金
の微細結晶組織は、急冷凝固法による組織の微細化によ
り高強度化されている。さらに微細結晶組織ではなく、
特定組成において急冷して非晶質相(アモルファス相)
を得ることにより、より高強度な材料が得られている。
【0003】しかしながら、急冷凝固法、メカニカルア
ロイング法又は気相蒸着法などの手法で得られた微細組
織を有する合金は、通常、薄帯、粉末あるいは薄膜に形
状が限定されていた。薄帯および粉末の場合は、熱間押
出法、鍛造法等によって集成固化させることにより、比
較的肉厚なあるいは大きな部材を作製している。薄膜の
場合は、スパッタ法、イオンプレーティング法などの気
相蒸着法により基材に対して比較的膜厚の小さな(数μ
m〜数十μm)ものをコーティングして作製している。
前者の場合、集成固化の際の熱履歴等の問題により、製
品の形状に制約があり、大面積の板状(薄膜)の作製は
困難である。又、後者の場合、膜厚が小さくなるが、膜
厚を大きくする場合には、蒸着速度や装置の関係によ
り、かなり長時間の蒸着時間が必要となる。
【0004】又、傾斜機能薄膜としては、特開平5−3
39702号公報および特開平6−122958号公報
に開示のものが知られている。しかしながら、これらの
ものも、スパッタ法あるいはイオンプレーティング法な
どの気相蒸着法により作製されるものであるから、上述
のように、膜厚は60μm程度の比較的薄肉のものであ
る。そして、組成的には、反応ガス(例えばN,O)と
の反応による組成の変化のみであり、組織的には非晶質
を含む金属構造からセラミックス構造へ変化したもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、微細
結晶質および/又は非晶質からなる金属構造を有し、こ
れらの非平衡相からなる合金の優れた特性を維持でき、
比較的膜厚の大きな薄膜を提供できると共に、膜厚方向
に組成を傾斜させることによって、膜の各表面に要求さ
れる特性にあった新規な薄膜を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、主元素Alと
添加元素M(ただし、MはCr,Mn,Fe,Co,N
i,Cu,Ti,Zr,Y,希土類元素およびMmから
選ばれる少なくとも1種の元素)とからなる厚さ0.1
mm以上の薄膜であって、膜厚方向の組成が、膜表面に
向って主元素Alに対する添加元素Mの割合が連続的に
増加しており、膜表面の硬度が360DPNを超える値
であることを特徴とする傾斜機能薄膜である。本発明は
又、上記主元素Alと添加元素Mとからなる均質材料の
所定量をるつぼ内に全量装入し、これを電子ビーム蒸着
法により基材に堆積させて成膜を行い、膜方向の組成が
膜表面に向って主元素に対する添加元素の割合が連続的
に増加するようになし、膜厚が0.1mm以上で膜表面
の硬度が360DPNを超える値である薄膜とすること
を特徴とする傾斜機能薄膜の製造方法である。
【0007】M元素は主元素のAlより蒸発しにくい元
素であるため、蒸着工程の当初は蒸発のしやすさによ
り、始め主元素の割合が添加元素に比べて大きな組成で
基材上に堆積し、その後、徐々に添加元素の蒸発量が大
きくなり最終的に初期に比べ添加元素の割合が多いもの
が基板上に堆積する。M元素は、主元素であるAlより
蒸発しにくい元素であるとともに、主元素のAlに添加
することにより過飽和固溶体からなる微細結晶質相を安
定に形成する元素、さらにはナノ結晶あるいは非晶質相
を形成する元素であり、硬度、強度、耐摩耗性の向上に
寄与する元素である。
【0008】薄膜の膜厚は、組成の傾斜を円滑に行い、
上述の元素の特性を活かすためには0.1mm以上であ
る必要がある。さらに本発明においては膜厚1mm以上
の薄膜も容易に作製可能である。薄膜の組成を微細結晶
質相又は/および非晶質相の非平衡相とし、微細結晶質
相から非晶質相あるいはこれらの混相へ組織構造を傾斜
させることにより、一方側表面が他方側より低い硬度で
あるが延性に富み、密着性を高め、応力を緩和すること
ができ、他方側表面が非常に高硬度すなわち360DP
Nを超える値(好ましくは380DPN以上、更に好ま
しくは400DPN以上)で、かつ耐摩耗性に優れたも
のとすることができる。
【0009】さらに、M元素をM1元素(M1:Cr,M
n,Fe,Co,Ni,Cuから選ばれる少なくとも1
種の元素)とM2元素(M2:Ti,Zr,Y,希土類元
素、Mmから選ばれる少なくとも1種の元素)とに分
け、3元素以上の合金に特定することにより、微細結晶
質相又は/および非晶質相の非平衡相がより安定な形
で、かつ容易に得られる。特にM1元素は強度、硬度な
どの特性を向上させるのにより有効な元素であり、M2
元素は上記非平衡相の形成および安定化により優れた元
素である。
【0010】そこで本発明では薄膜の一方側表面の組成
が一般式:Albal1a2b(ただし、a,bは原子パ
ーセントで0<a<30,0<b<30)で示され、組
織が過飽和固溶体からなる微細結晶質相であり、他方側
表面の組成が、一般式:Albal1c2d(ただし、
c,dは原子パーセントで5<c<30,5<d<30
でかつc>a,d>b)で示され、組織が非晶質相と過
飽和固溶体からなる微細結晶質相とからなる混相である
傾斜機能薄膜である。上記、a,b,c,dの規定範囲
は、前述の特性をより効果的に発揮できる範囲である。
そして、a+b<10at%とすることにより、主元素
Alの影響により延性に優れるとともに、平均結晶粒径
の非常に小さな結晶(ナノ結晶)によって硬度、強度な
どの特性にもより優れたものが形成できる。又、c+d
>20at%とすることにより、非晶質相がより容易に
かつ安定に形成でき、上述した非晶質相の特性をより有
効に利用できる。
【0011】微細結晶質相の結晶粒径は強度、硬度など
の機械的特性を考慮した場合、平均結晶粒径100nm
以下であることがより好ましい。堆積したマクロ構造に
おける粒子の大きさは1〜10μmであることが薄膜の
相対密度を95%以上とするのに必要である。
【0012】前記本発明の製造方法に用いる電子ビーム
蒸着装置の具体例を模式的に示したのが図1である。真
空装置内において、蒸着源材料(出発材料)2の所定量
を銅製のるつぼ1内に配し、これに電子銃3により電子
ビーム4を照射し、蒸発源材料を加熱溶融させ、さらに
蒸発させる。蒸発した粒子5はるつぼ1と対向して設け
られた堆積基板(基材)6上に蒸着堆積し、堆積層(薄
膜)7を形成する。又、るつぼ1と堆積基板6との間に
はシャッタ8が設けられ、基板温度および蒸着粒子が適
した条件となった場合に開くようになっている。電子銃
3は1つだけ示してあるが、複数個設けることも可能で
ある。このような電子ビーム蒸着は、高い冷却状態が得
られ、蒸着速度が速いため、他の物理蒸着技術(スパッ
タ法、イオンプレーティング法など)に比して本発明の
薄膜を得るのに適している。
【0013】蒸着源材料2は、主元素と添加元素とを高
周波溶解炉により溶融して合金化したものを用いるのが
好ましいが、各元素からなる粉体を混合してるつぼ内に
配してもかまわない。真空装置内の真空度は1×10-5
〜1×10-7Torrが適当である。又、前記組織を得
るためには、蒸着物堆積基板温度を150〜350℃に
制御することがよい。150℃より低温であると非平衡
な状態が得られるが、緻密な膜が得にくく、柱状になり
易い等の問題があり、350℃より高温であると、結晶
粒径が大きくなり、強度特性が劣化するとともに、金属
間化合物の析出・晶出現象が起り、延性、靭性、加工性
が低下してしまう。蒸着の際の電子銃のガン出力は6〜
30KWとすることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下実施例に基づいて本発明を具
体的に説明する。 実施例1 図1に示す電子ビーム蒸着装置により、Al70Ni15
15(at%)からなる組成の材料を用いて、装置内の
真空度3.6×10-6Torr、蒸着物堆積基板温度1
00℃、電子銃のガン出力10KWの蒸着条件により薄
膜の作製を行った。このようにして膜厚約350μmの
薄膜が得られ、その薄膜の組成をEDX分析により、
又、薄膜の硬度を25g荷重の微小ビッカース硬度計に
より測定した。この結果を図2に示す。
【0015】図2に示すように、薄膜の組成は、基板側
より表面側に向って添加元素であるNiおよびCe成分
が増加したものであり、硬度もこれにともなって増加し
ていることが分る。又、薄膜の組成も、基板側が平均結
晶粒径が100nm以下の微細な結晶質相からなるもの
であり、表面側が非晶質相からなるものであって、組織
的にも傾斜していることがX線回折およびTEM観察に
よって確認された。
【0016】又、上記蒸着条件のうち、電子銃のガン出
力を6KWとし、その他の条件は上記と同様にして薄膜
の作製を行い、又、測定を行った。この結果を図3に示
す。図2と同様に添加元素の割合および硬度が基板側か
ら表面側に増加していることが分った。ただ、ガン出力
の相違から組成の傾斜は急であった。組織についても図
2の場合と同様であった。
【0017】実施例2 図1に示す電子ビーム蒸着装置によりAl50Ni25Ce
25(at%)からなる組成の材料を用いて装置内の真空
度4.5×10-6Torr、蒸着物堆積基板温度100
℃、電子銃のガン出力10KWの蒸着条件により薄膜の
作製を行った。実施例1と同様に薄膜の組成をEDX分
析で、薄膜の硬度を微小ビッカース硬度計により測定し
た。この結果を図4に示す。薄膜の厚さは150μmで
ある。
【0018】図4に示すように、薄膜の組成は基板側よ
り表面側に向って添加元素であるNiおよびCe(Ni
+Ce)成分が増加したものであり、硬度も組成の変化
にともなって増加していることが分かる。又、その組織
について、X線回折を行った結果を図5,6に示す。図
5は基板側の組織構造を示すものであり、図6は表面側
の組織構造を示すものである。図5より基板側は微細な
結晶質相からなるものであり、図6より表面側は微細な
結晶質相と非晶質相との混相からなっていることが分か
る。TEM観察によれば上記の平均結晶粒径は100n
m以下であった。
【0019】又、上記蒸着条件のうち電子銃のガン出力
を6KWとし、その他の条件は上記と同様にして薄膜の
作製を行った。実施例1と同様に測定を行った。この結
果を図7に示す。図7に示すように、図5と同様に添加
元素の割合および硬度が基板側から表面側に増加してい
ることが分った。組織についても上記と同様であった。
【0020】上記実施例1及び2を含むAl−Ni−C
e合金、一般式AlbalNixCey(5<x,y<4
5)についてAlの含有量に基づく硬度の変化を測定し
た結果を図8に示す。なお、Al−Ni−La、Al−
Ni−Y、Al−Ni−Cu−Ceなどでも同様の結果
を得た。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、非平衡相からなる合金
の優れた特性を維持でき、比較的膜厚の大きなものを提
供できるとともに、膜厚方向に組成が傾斜していること
によって、膜の各表面に要求される特性にあった薄膜が
得られる。すなわち、表面側にあっては、添加元素の量
が多く360DPNを超える値の高硬度で、高強度、高
耐摩耗性を示し、基材側においては他部材に対する密着
性に優れた薄膜を提供できる。又、本発明の製造方法に
よれば、均質材料の所定量をるつぼ内に全量投入し、こ
れを電子ビーム蒸着法により基材に堆積させて成膜を行
うので、材料中の蒸発温度の低い成分から順次蒸着して
行き、途中の段階で材料の追加がないので、一定の出発
材料であれば傾斜機能も一定となり、表面側には蒸発温
度が高く硬度の高い部分が集中して蒸着される。したが
って、基板側は密着性が優れ、表面側は高硬度、高強
度、高耐摩耗性となる薄膜が効率良く製造することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法を実施する装置の概要を示す
説明図である。
【図2】実施例のAl70Ni15Ce15を用いて得られた
薄膜の組成とビッカース硬度の傾斜を示すグラフであ
る。
【図3】図2の場合と同じ組成でガン出力を変えた場合
の同様のグラフである。
【図4】Al50Ni25Ce25を用いて得られた薄膜の組
成とビッカース硬度の傾斜を示すグラフである。
【図5】実施例2における基板側の組織構造を示すX線
回折結果を示すグラフである。
【図6】実施例2における表面側の組織構造を示すX線
回折結果を示すグラフである。
【図7】図4の場合と同じ組成でガン出力を変えた場合
の同様のグラフである。
【図8】Al−Ni−Ce合金のAlの含有量に基づく
硬度の変化を示すグラフである。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主元素Alと添加元素M(ただし、Mは
    Cr,Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Ti,Zr,
    Y,希土類元素およびMmから選ばれる少なくとも1種
    の元素)とからなる厚さ0.1mm以上の薄膜であっ
    て、膜厚方向の組成が、膜表面に向って、主元素Alに
    対する添加元素Mの割合が連続的に増加しており、膜表
    面の硬度が360DPNを超える値であることを特徴と
    する傾斜機能薄膜。
  2. 【請求項2】 薄膜の組織が、膜表面に向って、過飽和
    固溶体からなる微細結晶質相からなる組織から、非晶質
    相と過飽和固溶体からなる微細結晶質相からなる混相あ
    るいは非晶質相に連続的に変化してなる請求項1記載の
    傾斜機能薄膜。
  3. 【請求項3】 薄膜の一方側表面の組成が、一般式:A
    bal1a2b(ただし、M1:Cr,Mn,Fe,C
    o,Ni,Cuから選ばれる少なくとも1種の元素、M
    2:Ti,Zr,Y,希土類元素、Mmから選ばれる少
    なくとも1種の元素、a,bは原子パーセントで0<a
    <30,0<b<30)で示され、組織が過飽和固溶体
    からなる微細結晶質相であり、他方側表面の組成が、一
    般式:Albal1c2d(ただし、M1,M2は上記と同
    じ、c,dは原子パーセントで5<c<30,5<d<
    30でかつc>a,d>b)で示され、組織が非晶質相
    と過飽和固溶体からなる微細結晶質相とからなる混相で
    ある請求項1記載の傾斜機能薄膜。
  4. 【請求項4】 a+b<10at%である請求項3記載
    の傾斜機能薄膜。
  5. 【請求項5】 c+d>20at%である請求項3記載
    の傾斜機能薄膜。
  6. 【請求項6】 過飽和固溶体からなる微細結晶質相が実
    質的に平均結晶粒径が100nm以下である請求項2又
    は請求項3のいずれかに記載の傾斜機能薄膜。
  7. 【請求項7】 平均粒径1〜10μmの粒子によって薄
    膜が構成され、その相対密度が95%以上である請求項
    1記載の傾斜機能薄膜。
  8. 【請求項8】 主元素Alと主元素より蒸発しにくい添
    加元素M(ただし、MはCr,Mn,Fe,Co,N
    i,Cu,Ti,Zr,Y,希土類元素およびMmから
    選ばれる少なくとも1種の元素)とからなる均質材料の
    所定量をるつぼ内に全量装入し、これを電子ビーム蒸着
    法により基材に堆積させて成膜を行い、膜厚方向の組成
    が膜表面に向って主元素に対する添加元素の割合が連続
    的に増加するようになし、膜厚が0.1mm以上で膜表
    面の硬度が360DPNを超える値である薄膜とするこ
    とを特徴とする傾斜機能薄膜の製造方法。
  9. 【請求項9】 蒸着雰囲気を真空雰囲気とし、基材温度
    を150〜350℃とする請求項8記載の傾斜機能薄膜
    の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000037713A1 (de) * 1998-12-22 2000-06-29 MTU MOTOREN- UND TURBINEN-UNION MüNCHEN GMBH Verschleissschutzschicht
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