JPH1093938A - 双方向画像通信の方法、装置、システム、及び記憶媒体 - Google Patents

双方向画像通信の方法、装置、システム、及び記憶媒体

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JPH1093938A
JPH1093938A JP8243155A JP24315596A JPH1093938A JP H1093938 A JPH1093938 A JP H1093938A JP 8243155 A JP8243155 A JP 8243155A JP 24315596 A JP24315596 A JP 24315596A JP H1093938 A JPH1093938 A JP H1093938A
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communication
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JP8243155A
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Kiyoshi Oka
潔 岡
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理状況に応じて不必要な画像通信処理を省
略することにより、効率的に双方向の画像通信を行う双
方向画像通信装置を提供する。 【解決手段】 制御手段120は、通信中の処理状況に
応じて、無駄な画像処理及び通信処理を省略するよう
に、装置100の動作制御を行う。このとき、制御手段
120は、表示手段111のマルチウィンドウ環境下に
おいて、表示ウィンドウがユーザにとって可視か否かを
判別する。これにより、制御手段120は、上記無駄な
画像処理及び通信処理の存在を認識する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ電話やテレ
ビ会議に用いられる双方向画像通信の方法、装置、シス
テム、及びその通信処理が記憶された記憶媒体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】今日において、テレビ電話、テレビ会
議、オーディオグラフィック会議等、リアルタイムの音
声通信に何らかの画像情報を付加した、所謂アオーディ
オビジュアル(AV)サービスの体系的且つ調和のとれ
た実現化が進められている。AV通信は、ディジタル通
信網を用い、音声の他に静止画や動画等の各種の画像を
加えたマルチメディア通信であり、用途により多様な端
末の形態がありうる。これらは、CPUやネットワーク
を介して任意の組み合わせで対向しうるため、同種端末
間はもちろんのこと、異種端末間でも双方の端末に共通
の最大機能で相互接続を可能にする必要がある。
【0003】そこで、上述のようなAV通信等に用いら
れる双方向画像通信システムでは、従来、使用する端末
や通信経路がシステム専用のものであったため、端末の
通信能力や通信経路が固定であり、一旦アプリケーショ
ンが動作し始めると、その動作環境を通信中に変更する
必要が全くなかったが、近年では、標準のパーソナルコ
ンピュータ(以下、パソコンと言う)上等で双方向画像
通信を行う技術の研究が進められ、それに伴って多種多
様の画像圧縮方法や通信方法が存在するようになり、ま
た、それと同時に同様なアプリケーションが同じ環境下
で動作するようになった。
【0004】しかしながら、上述のような環境下では、
各々のアプリケーションが必要とするCPU(Central
Processing Unit )の処理能力や通信データ量等が実際
の能力を上回ることが発生する場合がある。
【0005】そこで、上記双方向画像通信システムは、
例えば、図8に示すように、ウィンドウ環境W3上で最
前部に位置するアプリケーションAPF を最も重要なア
プリケーションとしてCPU能力等を最も多く分配し、
図示していないその他のアプリケーションには残りの能
力を更に分配して使用することにより、できるだけ多く
のアプリケーションがCPUやネットワークを共有でき
るような構成としている。
【0006】また、上記双方向画像通信システムは、上
記図8中の矢印A,B,Cに示すように、ウィンドウ環
境W3上で上述したような能力の分配方法が選択される
ことにより、最前部に位置するアプリケーションを優先
(矢印A)することもでき、或いは全アプリケーション
を均等に扱う(矢印C)こともできるようになされてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パソコン等
により双方向画像通信を行う場合、専用端末で双方向画
像通信を行う場合とは異なり、上記パソコン等の表示画
面上において、上記図8に示したような双方向画像通信
に用いるウィンドウの表示位置が固定されていない。す
なわち、ユーザは、他のウィンドウと同様に、双方向画
像通信に用いるウィンドウを表示画面中のあらゆる場所
に配置することができる。このため、例えば、双方向画
像通信に用いるウィンドウが他のウィンドウにより完全
に覆われてしまい、ユーザからは全く見えない位置に存
在することも考えられる。あるいは、双方向画像通信の
アプリケーションがアイコン化されている場合も考えら
れる。
【0008】しかしながら、従来の双方向画像通信シス
テムでは、ユーザからは全く見えない位置に双方向画像
通信に用いるウィンドウが存在した場合や、双方向画像
通信に用いるウィンドウがアイコン化されていた場合に
も、画像通信に必要な処理(画像通信処理)が継続的に
行われていた。このため、無駄な画像通信処理が行われ
ることとなり、スムーズな双方向画像通信を行うことが
できなかった。また、双方向画像通信に必要なCPU能
力や通信データ量を節約することができなかった。
【0009】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、処理状況に応じて不必要な画像
通信処理を省略することにより、効率的に双方向の画像
通信を行うことができる双方向画像通信方法を提供する
ことを目的とする。また、本発明は、処理状況に応じて
不必要な画像通信処理を省略することにより、効率的に
双方向の画像通信を行う双方向画像通信装置を提供する
ことを目的とする。また、本発明は、処理状況に応じて
不必要な画像通信処理を省略することにより、効率的に
双方向の画像通信を行う双方向画像通信システムを提供
することを目的とする。また、本発明は、処理状況に応
じて不必要な画像通信処理を省略することにより、効率
的に双方向の画像通信を行うことができる双方向画像通
信処理を記憶した記憶媒体を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る双方向画像
通信方法は、双方向の画像通信を行う双方向画像通信方
法であって、処理状況に応じて不必要な画像通信処理を
省略する制御処理を行うことを特徴とする。また、上記
制御処理は、処理状況を判別する判別処理を行い、その
判別処理の結果に応じて不必要な画像通信処理を省略す
る処理であることを特徴とする。また、上記制御処理
は、処理状況を判別する判別処理を行い、その判別処理
の結果を示す情報を相手側に送信し、受信時には、受信
された相手側における判別処理の結果を示す情報に応じ
て不必要な画像通信処理を省略する処理であることを特
徴とする。また、上記判別処理は、マルチウィンドウ環
境下において、画像通信の表示ウィンドウがユーザから
可視か否かを判別する処理であることを特徴とする。ま
た、上記判別処理は、上記表示ウィンドウがアイコン化
されているか否かを判別することにより、上記表示ウィ
ンドウがユーザから可視か否かを判別する処理であるこ
とを特徴とする。また、上記判別処理は、上記表示ウィ
ンドウと共存する他のウィンドウにより上記表示ウィン
ドウが完全に覆われているか否かを判別することによ
り、上記表示ウィンドウがユーザから可視か否かを判別
する処理であることを特徴とする。本発明に係る双方向
画像通信方法は、受信された画像データに複数の処理ス
テップからなる画像受信処理を行うと共に、複数の処理
ステップからなる画像送信処理により画像データを送信
する双方向画像通信方法であって、相手側からの画像デ
ータを受信した際には、処理状況を判別する判別処理を
行い、その判別処理の結果に応じた処理ステップを上記
画像受信処理から省略することを特徴とする。また、上
記判別処理は、マルチウィンドウ環境下において、画像
通信の表示ウィンドウがユーザから可視か否かを判別す
る処理であることを特徴とする。また、上記判別処理
は、上記表示ウィンドウがアイコン化されているか否か
を判別することにより、上記表示ウィンドウがユーザか
ら可視か否かを判別する処理であることを特徴とする。
また、上記判別処理は、上記表示ウィンドウと共存する
他のウィンドウにより上記表示ウィンドウが完全に覆わ
れているか否かを判別することにより、上記表示ウィン
ドウがユーザから可視か否かを判別する処理であること
を特徴とする。本発明に係る双方向画像通信方法は、受
信された画像データに複数の処理ステップからなる画像
受信処理を行うと共に、複数の処理ステップからなる画
像送信処理により画像データを送信する双方向画像通信
方法であって、処理状況を判別する判別処理を行い、そ
の判別処理の結果の情報を送信し、相手側からのデータ
を受信した際には、その受信データに含まれる相手側に
おける判別処理の結果に応じた処理ステップを上記画像
送信処理から省略することを特徴とする。また、上記判
別処理は、マルチウィンドウ環境下において、画像通信
の表示ウィンドウがユーザから可視か否かを判別する処
理であることを特徴とする。また、上記判別処理は、上
記表示ウィンドウがアイコン化されているか否かを判別
することにより、上記表示ウィンドウがユーザから可視
か否かを判別する処理であることを特徴とする。また、
上記判別処理は、上記表示ウィンドウと共存する他のウ
ィンドウにより上記表示ウィンドウが完全に覆われてい
るか否かを判別することにより、上記表示ウィンドウが
ユーザから可視か否かを判別する処理であることを特徴
とする。本発明に係る双方向画像通信装置は、双方向の
画像通信を行う双方向画像通信装置であって、処理状況
に応じて不必要な画像通信処理を省略する制御手段を備
えることを特徴とする。また、上記制御手段は、処理状
況を判別する判別手段を含み、その判別手段の結果に応
じて不必要な画像通信処理を省略することを特徴とす
る。また、上記制御手段は、処理状況を判別する判別手
段を含み、その判別手段の結果を示す情報を相手側に送
信し、受信時には、受信された相手側における判別手段
の結果を示す情報に応じて不必要な画像通信処理を省略
することを特徴とする。また、マルイチウィンドウ環境
を有する表示手段を備え、上記判別手段は、上記表示手
段のマルチウィンドウ環境下において、画像通信の表示
ウィンドウがユーザから可視か否かを判別することを特
徴とする。また、上記判別手段は、上記表示ウィンドウ
がアイコン化されているか否かを判別することにより、
上記表示ウィンドウがユーザから可視か否かを判別する
ことを特徴とする。また、上記判別手段は、上記表示ウ
ィンドウと共存する他のウィンドウにより上記表示ウィ
ンドウが完全に覆われているか否かを判別することによ
り、上記表示ウィンドウがユーザから可視か否かを判別
することを特徴とする。本発明に係る双方向画像通信装
置は、受信された画像データに複数の処理ステップから
なる画像受信処理を行う画像受信処理手段と、複数の処
理ステップからなる画像送信処理により画像データを送
信する画像送信処理手段とを備える双方向画像通信装置
であって、上記画像受信処理手段により相手側からの画
像データが受信された際に、処理状況を判別する判別手
段と、上記判別手段の結果に応じた処理ステップを上記
画像受信処理から省略して動作するように上記画像受信
処理手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とす
る。また、マルイチウィンドウ環境を有する表示手段を
備え、上記判別手段は、上記表示手段のマルチウィンド
ウ環境下において、画像通信の表示ウィンドウがユーザ
から可視か否かを判別することを特徴とする。また、上
記判別手段は、上記表示ウィンドウがアイコン化されて
いるか否かを判別することにより、上記表示ウィンドウ
がユーザから可視か否かを判別することを特徴とする。
また、上記判別手段は、上記表示ウィンドウと共存する
他のウィンドウにより上記表示ウィンドウが完全に覆わ
れているか否かを判別することにより、上記表示ウィン
ドウがユーザから可視か否かを判別することを特徴とす
る。本発明に係る双方向画像通信装置は、受信された画
像データに複数の処理ステップからなる画像受信処理を
行う画像受信処理手段と、複数の処理ステップからなる
画像送信処理により画像データを送信する画像送信処理
手段とを備える双方向画像通信装置であって、処理状況
を判別する判別手段と、上記判別手段の結果の情報を送
信し、上記画像受信処理手段により相手側からのデータ
が受信された際には、その受信データに含まれる相手側
における判別手段の結果に応じた処理ステップを上記画
像送信処理から省略して動作するように上記画像送信処
理手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とす
る。また、マルイチウィンドウ環境を有する表示手段を
備え、上記判別手段は、上記表示手段のマルチウィンド
ウ環境下において、画像通信の表示ウィンドウがユーザ
から可視か否かを判別することを特徴とする。また、上
記判別手段は、上記表示ウィンドウがアイコン化されて
いるか否かを判別することにより、上記表示ウィンドウ
がユーザから可視か否かを判別することを特徴とする。
また、上記判別手段は、上記表示ウィンドウと共存する
他のウィンドウにより上記表示ウィンドウが完全に覆わ
れているか否かを判別することにより、上記表示ウィン
ドウがユーザから可視か否かを判別することを特徴とす
る。本発明に係る双方向画像通信システムは、双方向の
画像通信を行う双方向画像通信手段を含む双方向画像通
信システムであって、上記双方向画像通信手段は、処理
状況に応じて不必要な画像通信処理を省略する制御手段
を備えることを特徴とする。また、上記制御手段は、処
理状況を判別する判別手段を含み、その判別手段の結果
に応じて不必要な画像通信処理を省略することを特徴と
する。また、上記制御手段は、処理状況を判別する判別
手段を含み、その判別手段の結果を示す情報を相手側の
双方向画像通信手段に送信し、受信時には、受信された
相手側の判別手段の結果を示す情報に応じて不必要な画
像通信処理を省略することを特徴とする。また、上記双
方向画像通信手段は、マルイチウィンドウ環境を有する
表示手段を備え、上記判別手段は、上記表示手段のマル
チウィンドウ環境下において、画像通信の表示ウィンド
ウがユーザから可視か否かを判別することを特徴とす
る。また、上記判別手段は、上記表示ウィンドウがアイ
コン化されているか否かを判別することにより、上記表
示ウィンドウがユーザから可視か否かを判別することを
特徴とする。また、上記判別手段は、上記表示ウィンド
ウと共存する他のウィンドウにより上記表示ウィンドウ
が完全に覆われているか否かを判別することにより、上
記表示ウィンドウがユーザから可視か否かを判別するこ
とを特徴とする。本発明に係る双方向画像通信システム
は、双方向の画像通信を行う双方向画像通信手段を含
み、上記双方向画像通信手段は、受信された画像データ
に複数の処理ステップからなる画像受信処理を行う画像
受信処理手段と、複数の処理ステップからなる画像送信
処理により画像データを送信する画像送信処理手段とを
備える双方向画像通信システムであって、上記双方向画
像通信手段は、相手側からの画像データを受信した際
に、処理状況を判別する判別手段と、上記判別手段の結
果に応じた処理ステップを上記画像受信処理から省略し
て動作するように上記画像受信処理手段を制御する制御
手段とを備えることを特徴とする。また、上記双方向画
像通信手段は、マルイチウィンドウ環境を有する表示手
段を備え、上記判別手段は、上記表示手段のマルチウィ
ンドウ環境下において、画像通信の表示ウィンドウがユ
ーザから可視か否かを判別することを特徴とする。ま
た、上記判別手段は、上記表示ウィンドウがアイコン化
されているか否かを判別することにより、上記表示ウィ
ンドウがユーザから可視か否かを判別することを特徴と
する。また、上記判別手段は、上記表示ウィンドウと共
存する他のウィンドウにより上記表示ウィンドウが完全
に覆われているか否かを判別することにより、上記表示
ウィンドウがユーザから可視か否かを判別することを特
徴とする。本発明に係る双方向画像通信システムは、双
方向の画像通信を行う双方向画像通信手段を含み、上記
双方向画像通信手段は、受信された画像データに複数の
処理ステップからなる画像受信処理を行う画像受信処理
手段と、複数の処理ステップからなる画像送信処理によ
り画像データを送信する画像送信処理手段とを備える双
方向画像通信システムであって、上記双方向画像通信手
段は、処理状況を判別する判別手段と、上記判別手段の
結果の情報を相手側の双方向画像通信手段に送信し、上
記画像受信処理手段により相手側からのデータが受信さ
れた際には、その受信データに含まれる相手側の双方向
画像通信手段の判別手段の結果に応じた処理ステップを
上記画像送信処理から省略して動作するように上記画像
送信処理手段を制御する制御手段とを備えることを特徴
とする。また、上記双方向画像通信手段は、マルイチウ
ィンドウ環境を有する表示手段を備え、上記判別手段
は、上記表示手段のマルチウィンドウ環境下において、
画像通信の表示ウィンドウがユーザから可視か否かを判
別することを特徴とする。また、上記判別手段は、上記
表示ウィンドウがアイコン化されているか否かを判別す
ることにより、上記表示ウィンドウがユーザから可視か
否かを判別することを特徴とする。また、上記判別手段
は、上記表示ウィンドウと共存する他のウィンドウによ
り上記表示ウィンドウが完全に覆われているか否かを判
別することにより、上記表示ウィンドウがユーザから可
視か否かを判別することを特徴とする。本発明に係る記
憶媒体は、双方向の画像通信を行う双方向画像通信の処
理ステップをコンピュータにより読出可能に記憶した記
憶媒体であって、処理状況に応じて不必要な画像通信処
理を省略する制御処理ステップを記憶したことを特徴と
する。また、上記制御処理ステップは、処理状況を判別
する判別処理ステップを含み、その判別処理ステップの
結果に応じて不必要な画像通信処理を省略する処理ステ
ップであることを特徴とする。また、上記制御処理ステ
ップは、処理状況を判別する判別処理ステップを含み、
その判別処理ステップの結果を示す情報を相手側に送信
し、受信時には、受信された相手側における判別処理ス
テップの結果を示す情報に応じて不必要な画像通信処理
を省略する処理ステップであることを特徴とする。ま
た、上記判別処理ステップは、マルチウィンドウ環境下
において、画像通信の表示ウィンドウがユーザから可視
か否かを判別する処理ステップを含むことを特徴とす
る。また、上記判別処理ステップは、上記表示ウィンド
ウがアイコン化されているか否かを判別することによ
り、上記表示ウィンドウがユーザから可視か否かを判別
する処理ステップを含むことを特徴とする。また、上記
判別処理ステップは、上記表示ウィンドウと共存する他
のウィンドウにより上記表示ウィンドウが完全に覆われ
ているか否かを判別することにより、上記表示ウィンド
ウがユーザから可視か否かを判別する処理ステップを含
むことを特徴とする。本発明に係る記憶媒体は、受信さ
れた画像データに複数の処理ステップからなる画像受信
処理を行うと共に、複数の処理ステップからなる画像送
信処理により画像データを送信する双方向画像通信の処
理ステップをコンピュータにより読出可能に記憶した記
憶媒体であって、相手側からの画像データを受信した際
に、処理状況を判別する判別処理ステップと、上記判別
処理ステップの結果に応じた処理ステップを上記画像受
信処理から省略する制御処理ステップとを記憶したこと
を特徴とする。また、上記判別処理ステップは、マルチ
ウィンドウ環境下において、画像通信の表示ウィンドウ
がユーザから可視か否かを判別する処理ステップを含む
ことを特徴とする。また、上記判別処理ステップは、上
記表示ウィンドウがアイコン化されているか否かを判別
することにより、上記表示ウィンドウがユーザから可視
か否かを判別する処理ステップを含むことを特徴とす
る。また、上記判別処理ステップは、上記表示ウィンド
ウと共存する他のウィンドウにより上記表示ウィンドウ
が完全に覆われているか否かを判別することにより、上
記表示ウィンドウがユーザから可視か否かを判別する処
理ステップを含むことを特徴とする。本発明に係る記憶
媒体は、受信された画像データに複数の処理ステップか
らなる画像受信処理を行うと共に、複数の処理ステップ
からなる画像送信処理により画像データを送信する双方
向画像通信の処理ステップをコンピュータにより読出可
能に記憶した記憶媒体であって、処理状況を判別する判
別処理ステップと、上記判別処理ステップの結果の情報
を送信し、相手側からのデータを受信した際には、その
受信データに含まれる相手側における判別処理ステップ
の結果に応じた処理ステップを上記画像送信処理から省
略する制御処理ステップとを記憶したことを特徴とす
る。また、上記判別処理ステップは、マルチウィンドウ
環境下において、画像通信の表示ウィンドウがユーザか
ら可視か否かを判別する処理ステップを含むことを特徴
とする。また、上記判別処理ステップは、上記表示ウィ
ンドウがアイコン化されているか否かを判別することに
より、上記表示ウィンドウがユーザから可視か否かを判
別する処理ステップを含むことを特徴とする。また、上
記判別処理ステップは、上記表示ウィンドウと共存する
他のウィンドウにより上記表示ウィンドウが完全に覆わ
れているか否かを判別することにより、上記表示ウィン
ドウがユーザから可視か否かを判別する処理ステップを
含むことを特徴とする。
【0011】
【作用】第1の本発明によれば、通信中の処理状況に応
じて、無駄な画像処理及び通信処理を省略する。第2の
発明によれば、通信中に無駄な画像処理及び通信処理が
あるか否かを常に調査し、無駄な処理であると判別した
場合には、その無駄な処理を省略する。第3の発明によ
れば、相手側に上記無駄な処理の存在を知らせる。一
方、受信時には、受信された情報、すなわち相手側で同
様にして判別して得られた上記無駄な処理があるか否か
を示す情報に応じて、無駄な画像処理及び通信処理を省
略する。第4の発明によれば、相手側からの画像データ
を受信した際には、無駄な画像処理及び通信処理が存在
するか否かを判別し、その判別結果により、無駄な処理
が存在すると判別した場合には、その無駄な処理に対応
した処理ステップを画像受信処理から省略する。第5の
発明によれば、無駄な画像処理及び通信処理があるか否
かを判別し、その判別結果を相手側に送信する。これに
より、上記判別結果が互いに送信されることとなり、相
手側において無駄な処理が存在するか否かを認識するこ
とができる。一方、相手側からのデータを受信した際に
は、その受信データに含まれる上記判別結果の情報によ
り、相手側に無駄な処理が存在した場合、その無駄な処
理に対応する処理ステップを画像送信処理から省略す
る。第6の発明によれば、マルチウィンドウ環境下にお
いて、表示ウィンドウがユーザにとって可視か否かを判
別することにより、上記無駄な処理の存在を認識する。
第7の発明によれば、上記表示ウィンドウがアイコン化
されているか否かを判別して、上記表示ウィンドウがユ
ーザから可視か否かを判別することにより、上記無駄な
処理の存在を認識する。第8の発明によれば、上記表示
ウィンドウと共存する他のウィンドウにより上記表示ウ
ィンドウが完全に覆われているか否かを判別して、上記
表示ウィンドウがユーザから可視か否かを判別すること
により、上記無駄な処理の存在を認識する。第9の本発
明によれば、制御手段は、通信中の処理状況に応じて、
無駄な画像処理及び通信処理を省略するように、装置の
動作制御を行う。第10の発明によれば、上記制御手段
は、判別手段により、通信中に無駄な画像処理及び通信
処理があるか否かを常に調査し、無駄な処理であると判
別した場合には、その無駄な処理を省略するように、装
置の動作制御を行う。第11の発明によれば、上記制御
手段は、上記判別手段の結果を示す情報を相手側に送信
するように、装置の動作制御を行うことにより、相手側
に上記無駄な処理の存在を知らせる。また、上記制御手
段は、受信時には、受信された情報、すなわち相手側の
判別手段で同様にして判別して得られた上記無駄な処理
があるか否かを示す情報に応じて、無駄な画像処理及び
通信処理を省略するように、装置の動作制御を行う。第
12の発明によれば、画像受信処理手段により相手側か
らの画像データが受信された際に、判別手段は、無駄な
画像処理及び通信処理が存在するか否かを判別する。制
御手段は、上記判別手段の結果により、無駄な処理が存
在すると判別した場合には、その無駄な処理に対応した
処理ステップを画像受信処理から省略して動作するよう
に、上記画像受信処理手段を制御する。第13の発明に
よれば、判別手段は、無駄な画像処理及び通信処理があ
るか否かを判別する。制御手段は、上記判別手段の結果
を示す情報を相手側に送信するように、画像送信処理手
段を制御する。これにより、上記判別手段の結果が互い
に送信されることとなり、相手側において無駄な処理が
存在するか否かを認識することができる。また、上記制
御手段は、上記画像受信処理手段で相手側からのデータ
が受信された際に、その受信データに含まれる上記判別
手段の結果の情報により、相手側に無駄な処理が存在し
た場合、その無駄な処理に対応する処理ステップを画像
送信処理から省略して動作するように、上記画像送信処
理手段を制御する。第14の発明によれば、上記判別手
段は、表示手段のマルチウィンドウ環境下において、表
示ウィンドウがユーザにとって可視か否かを判別する。
これにより、上記制御手段は、上記無駄な処理の存在を
認識する。第15の発明によれば、上記判別手段は、上
記表示ウィンドウがアイコン化されているか否かを判別
して、上記表示ウィンドウがユーザから可視か否かを判
別する。これにより、上記制御手段は、上記無駄な処理
の存在を認識する。第16の発明によれば、上記判別手
段は、上記表示ウィンドウと共存する他のウィンドウに
より上記表示ウィンドウが完全に覆われているか否かを
判別して、上記表示ウィンドウがユーザから可視か否か
を判別する。これにより、上記制御手段は、上記無駄な
処理の存在を認識する。第17の本発明によれば、双方
向画像通信手段において、制御手段は、通信中の処理状
況に応じて、無駄な画像処理及び通信処理を省略するよ
うに、上記双方向画像通信手段の動作制御を行う。第1
8の発明によれば、上記制御手段は、判別手段により、
通信中に無駄な画像処理及び通信処理があるか否かを常
に調査し、無駄な処理であると判別した場合には、その
無駄な処理を省略するように、上記双方向画像通信手段
の動作制御を行う。第19の発明によれば、上記制御手
段は、上記判別手段の結果を示す情報を相手側に送信す
るように、上記双方向画像通信手段の動作制御を行うこ
とにより、相手側の双方向画像通信手段に上記無駄な処
理の存在を知らせる。また、上記制御手段は、受信時に
は、受信された情報、すなわち相手側の双方向画像通信
手段の判別手段で同様にして判別して得られた上記無駄
な処理があるか否かを示す情報に応じて、無駄な画像処
理及び通信処理を省略するような動作制御を行う。第2
0の発明によれば、双方向画像通信手段において、画像
受信処理手段により相手側からの画像データが受信され
た際に、判別手段は、無駄な画像処理及び通信処理が存
在するか否かを判別する。制御手段は、上記判別手段の
結果により、無駄な処理が存在すると判別した場合に
は、その無駄な処理に対応した処理ステップを画像受信
処理から省略して動作するように、上記画像受信処理手
段を制御する。第21の発明によれば、双方向画像通信
手段において、判別手段は、無駄な画像処理及び通信処
理があるか否かを判別する。制御手段は、上記判別手段
の結果を示す情報を相手側の双方向画像通信手段に送信
するように、画像送信処理手段を制御する。これによ
り、双方向画像通信手段間で上記判別手段の結果を示す
情報が互いに送信されることとんり、相手側の双方向画
像通信手段において無駄な処理が存在するか否かを認識
することができる。また、上記制御手段は、上記画像受
信処理手段で相手側からのデータが受信された際に、そ
の受信データに含まれる上記判別手段の結果を示す情報
により、相手側の双方向画像通信手段に無駄な処理が存
在した場合、その無駄な処理に対応する処理ステップを
画像送信処理から省略して動作するように上記画像送信
処理手段を制御する。第22の発明によれば、上記判別
手段は、表示手段のマルチウィンドウ環境下において、
表示ウィンドウがユーザにとって可視か否かを判別す
る。これにより、上記制御手段は、上記無駄な処理の存
在を認識する。第23の発明によれば、上記判別手段
は、上記表示ウィンドウがアイコン化されているか否か
を判別して、上記表示ウィンドウがユーザから可視か否
かを判別する。これにより、上記制御手段は、上記無駄
な処理の存在を認識する。第24の発明によれば、上記
判別手段は、上記表示ウィンドウと共存する他のウィン
ドウにより上記表示ウィンドウが完全に覆われているか
否かを判別して、上記表示ウィンドウがユーザから可視
か否かを判別する。これにより、上記制御手段は、上記
無駄な処理の存在を認識する。第25の発明によれば、
コンピュータは、記憶媒体に記憶された処理ステップを
読み出し、読み出した処理ステップに従った動作制御を
行う。これにより、通信中の処理状況に応じて、無駄な
画像処理及び通信処理が省略される。第26の発明によ
れば、上記コンピュータの動作制御により、通信中に無
駄な画像処理及び通信処理があるか否かが常に調査さ
れ、無駄な処理であると判別された場合には、その無駄
な処理が省略される。第27の発明によれば、上記コン
ピュータの動作制御により、相手側に上記無駄な処理の
存在が知らせられる。一方、受信時には、受信された情
報、すなわち相手側で同様にして判別して得られた上記
無駄な処理があるか否かを示す情報に応じて、無駄な画
像処理及び通信処理が省略される。第28の発明によれ
ば、コンピュータは、記憶媒体に記憶された処理ステッ
プを読み出し、読み出した処理ステップに従った動作制
御を行う。これにより、相手側からの画像データが受信
された際には、無駄な画像処理及び通信処理が存在する
か否かが判別され、その判別結果により、無駄な処理が
存在すると判別された場合には、その無駄な処理に対応
した処理ステップが画像受信処理から省略される。第2
9の発明によれば、コンピュータは、記憶媒体に記憶さ
れた処理ステップを読み出し、読み出した処理ステップ
に従った動作制御を行う。これにより、無駄な画像処理
及び通信処理があるか否かが判別され、その判別結果が
相手側に送信される。したがって、上記判別結果が互い
に送信されることとなり、相手側における無駄な処理が
存在するか否かを認識することができる。一方、相手側
からのデータが受信された際には、その受信データに含
まれる上記判別結果の情報により、相手側に無駄な処理
が存在した場合、その無駄な処理に対応する処理ステッ
プが画像送信処理から省略される。第30の発明によれ
ば、上記コンピュータの動作制御により、マルチウィン
ドウ環境下において、表示ウィンドウがユーザにとって
可視か否かが判別される。これにより、上記無駄な処理
の存在が認識される。第31の発明によれば、上記コン
ピュータの動作制御により、上記表示ウィンドウがアイ
コン化されているか否かが判別されることにより、上記
表示ウィンドウがユーザから可視か否かが判別される。
これにより、上記無駄な処理の存在が認識される。第3
2の発明によれば、上記コンピュータの動作制御によ
り、上記表示ウィンドウと共存する他のウィンドウによ
り上記表示ウィンドウが完全に覆われているか否かが判
別されることにより、上記表示ウィンドウがユーザから
可視か否かが判別される。これにより、上記無駄な処理
の存在が認識される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0013】まず、本発明の第1の実施の形態について
説明する。
【0014】本発明に係る双方向画像通信方法は、例え
ば、図1に示すような双方向画像通信装置100に適用
される。
【0015】この双方向画像通信装置100は、例え
ば、通常のウィンドウシステムを用いたオペレーティン
グシステムに搭載されており、上記図1に示すように、
画像復号化処理部110と、画像符号化処理部140
と、画像復号化処理部110及び画像符号化処理部14
0に各々接続された符号化処理制御回路120と、これ
と同様にして画像復号化処理部110及び画像符号化処
理部140に各々接続されたネットワーク制御回路13
0とを備えている。画像復号化処理部110は、ネット
ワーク制御回路130の出力が供給される受信回路11
3と、受信回路113の出力が供給される復号化回路1
12と、復号化回路112の出力が供給される表示器1
11とを備えており、受信回路113及び復号化回路1
12は、符号化処理制御回路120により各々制御され
るようになされている。画像符号化処理部140は、入
力回路141と、入力回路141の出力が供給される符
号化回路142と、符号化回路142の出力が供給され
る送信回路143とを備えており、送信回路143及び
符号化回路142は、符号化処理制御回路120により
各々制御され、送信回路143の出力がネットワーク制
御回路130に供給されるようになされている。
【0016】上述のような双方向画像通信装置100
は、複数の処理を同時に行うマルチタスク処理を採用し
ており、画像復号化処理部110での復号化処理と、画
像符号化処理部140での符号化処理とは、同時に行わ
れるようになされている。
【0017】まず、双方向画像通信装置100の一連の
動作について説明する。
【0018】入力回路141は、相手側に送信すべき画
像を入力する。符号化回路142は、入力回路141で
入力された画像を相手側に送信するために、所定の符号
化処理を行うことにより圧縮する。送信回路143は、
符号化回路142で圧縮して得られた画像データを相手
側が解釈できる所定のデータフォーマットに変換する。
このとき、符号化処理制御回路120は、装置が動作し
ている環境上での双方向画像通信の重要度を見極め、適
切な画像処理が行われるように、符号化回路142及び
送信回路143を制御する。ネットワーク制御回路13
0は、送信回路143で所定のデータフォーマットに変
換された画像データを相手側に送信する。
【0019】また、ネットワーク制御回路130は、相
手側のから送られてくる画像データを受信する。受信回
路113は、ネットワーク制御回路130で受信された
画像データを後段の復号化回路112で伸張できるよう
に、データ変換処理を行う。復号化回路112は、受信
回路113でデータ変換された画像データを、所定の復
号化処理を行うことにより伸張する。このときも、符号
化処理制御回路120は、装置が動作している環境上で
の双方向画像通信の重要度を見極め、適切な画像処理が
行われるように、復号化回路112及び受信回路113
を制御する。表示器111は、復号化回路112で伸張
された画像データに基づいた画像を画面表示する。
【0020】つぎに、符号化処理制御回路120につい
て具体的に説明する。
【0021】この符号化処理制御回路120は、上述し
たように、装置が動作している環境上での双方向画像通
信の重要度を見極め、適切な画像処理が行われるよう
に、画像復号化処理部110及び画像符号化処理部14
0の各動作を制御するものである。
【0022】尚、ここでは、説明の簡単のために、画像
復号化処理部110の動作制御処理についてのみ以下説
明する。
【0023】すなわち、符号化処理制御回路120は、
図2に示すフローチャートに従った動作が行われるよう
に画像復号化処理部110を制御するものである。
【0024】その動作を上記図2を用いて説明すると、
先ず、ネットワーク制御回路130で一画面分の画像デ
ータが受信される。そして、符号化処理制御回路120
の制御により、受信回路113は、受信された一画面分
の画像データに付加されているヘッダ等を除去し、後段
の復号化回路112で実際に復号されるべき画像データ
のみを摘出する(ステップS21)。
【0025】次に、符号化処理制御回路120は、この
装置において双方向画像通信の表示用ウィンドウがアイ
コン化されているか否かを判断する(ステップS2
2)。
【0026】ここで、この双方向画像通信装置100
は、上述したように、通常のウィンドウシステムを用い
たオペレーティングシステムに搭載されており、上記オ
ペレーティングシステムでは、特定のウィンドウがアイ
コン化されているか否かを判断するためのAPIが用意
されている。例えば、「MicrosoftWindo
uws」では、”isiconic()”のようなファンクション
が用意されている。
【0027】したがって、ステップS22では、上述の
ようなAPIにより、双方向画像通信の表示用ウィンド
ウがアイコン化されているか否かが判断される。
【0028】その判断の結果、双方向画像通信の表示用
ウィンドウがアイコン化されていた場合、符号化処理制
御回路120は、ステップS22以降のステップの処理
を省略し、ステップS21に戻って次の画面の画像デー
タへの処理が行われるように、受信回路113を制御す
る。
【0029】これにより、双方向画像通信装置100で
は、双方向画像通信の表示用ウィンドウがアイコン化さ
れている状態中は、相手側からの画像データは受信する
が、ステップS22以降の後述する復号化処理及び表示
処理の処理ステップが一切実行されないこととなる。
【0030】一方、双方向画像通信の表示用ウィンドウ
がアイコン化されていない場合、符号化処理制御回路1
20は、上記表示用ウィンドウがユーザにとって可視か
否かを判断する(ステップS23)。
【0031】この判断処理は、表示器111の表示画面
上に存在する他のウィンドウにより、双方向画像通信の
表示用ウィンドウが完全に覆われてしまい、ユーザから
見えなくなった状態であるか否かを判断することにより
行われる。
【0032】例えば、図3に示すように、表示器111
の表示画面上(マルチウィンドウ環境上W3)におい
て、2つのアプリケーションのウィンドウwとウィンド
ウw’が存在した場合、ウィンドウwの座標(x,y)
=(a’,b’),(c’,d’)と、ウィンドウw’
の座標(x,y)=(a,b),(c,d)を持って、 (a>=a’)&&(b>=b’)&&(c<=c’)&&(d<=d’) ・・・ 条件式(1) なる条件を満たしたとき、ウィンドウwがウィンドウ
w’を完全に覆っている状態であると判断する。
【0033】尚、(a’,b’)は、ウィンドウwの四
隅のうちの一点の座標を示し、(c’,d’)は、
(a’,b’)に対向する位置に存在する上記四隅のう
ちの一点とする。また、(a,b),(c,d)は、ウ
ィンドウw’の四隅の各点のうち、(a’,b’),
(c’,d’)に対応した各点とする。
【0034】そこで、例えば、図4に示すように、双方
向画像通信の表示用ウィンドウrの座標(a,b),
(c,d)が(40,20),(80,40)であり、
他のウィンドウwの座標(a’,b’),(c’,
d’)が(10,30),(60,60)であった場
合、上記条件式(1)に各座標値をあてはめてみると、 b<b’,c>c’ となり、上記条件式(1)を満たさない。したがって、
この場合、双方向画像通信の表示用ウィンドウrは、他
のウィンドウwにより覆われていない状態である、と判
断される。
【0035】一方、他のウィンドウqの座標(a”,
b”),(c”,d”)が(30,10),(90,4
5)であった場合、上記条件式(1)を満たすこととな
り、したがって、双方向画像通信の表示用ウィンドウr
は、他のウィンドウqにより完全に覆われた状態であ
る、と判断される。
【0036】上述のようにして、符号化処理制御回路1
20は、双方向画像通信の表示用ウィンドウよりも上位
に位置しているウィンドウ全てに対して、上記条件式
(1)を満たすか否かの判断処理を行う。これにより、
双方向画像通信の表示用ウィンドウが、他の1つのウィ
ンドウにより、又は他の複数のウィンドウにより、完全
に覆われた状態であるか否かが判断される。
【0037】この判断処理の結果、双方向画像通信の表
示用ウィンドウがユーザから見えていない状態であった
場合、符号化処理制御回路120は、ステップS23以
降のステップの処理を省略し、ステップS21に戻って
次の画面の画像データへの処理が行われるように、受信
回路113を制御する。
【0038】一方、双方向画像通信の表示用ウィンドウ
がユーザから完全に見えている状態であった場合、符号
化処理制御回路120は、受信回路113で得られた画
像データを復号するように復号化回路112を制御する
(ステップS24)。
【0039】そして、ステップS24の処理により、復
号化回路112で復号された画像データは、表示器11
1に供給され、双方向画像通信の表示用ウィンドウを用
いて画面表示される(ステップS25)。
【0040】上述のように、第1の実施の形態における
双方向画像通信装置100は、双方向画像通信の表示用
ウィンドウがユーザから完全に見えていない時には、復
号化処理及び表示処理を行わないことにより、無駄な処
理を省くようになされているため、その分のCPU能力
を他のアプリケーションに分配することができる。すな
わち、双方向画像通信のアプリケーションが他のアプリ
ケーションと共存して動作していた場合に、アプリケー
ションの必要性に応じて処理を変更することにより、常
に適切な動作環境を得ることができる。したがって、双
方向画像通信装置100は、効率的に双方向の画像通信
を行うことができ、装置の性能も向上させることができ
る。
【0041】つぎに、本発明の第2の実施の形態につい
て説明する。
【0042】本発明に係る双方行画像通信方法は、例え
ば、上記図1に示したような双方向画像通信装置100
に適応される。
【0043】この第2の実施の形態での双方向画像通信
装置100は、構成に関しては上述した第1の実施の形
態と同様であるが、符号化処理制御回路120が行う処
理に関しては、上述した第1の実施の形態と異なってい
る。
【0044】すなわち、この形態での双方向画像通信装
置100は、可視フラグと符号化処理フラグの2種類の
フラグを用いており、符号化処理制御回路120の制御
により、可視フラグを相手側に送信して自端末の状態を
相手側に知らせ、また、符号化処理フラグの設定値に基
づいて符号化処理を行うようになされている。
【0045】尚、第2の実施の形態での双方向画像通信
装置100は、上述した第1の実施の形態での双方向画
像通信装置100と同様の構成をしているため、その詳
細な説明は省略し、異なる箇所についてのみ以下説明す
る。また、ここでは、互いに画像通信を行う双方の通信
装置各々が、双方向画像通信装置100と同様の構成を
しているものとする。
【0046】まず、双方向画像通信装置100で用いる
可視フラグと符号化処理フラグについて説明すると、こ
れら2種類の各フラグは、何れもON/OFFのみの2
値フラグである。
【0047】可視フラグは、双方向画像通信の表示用ウ
ィンドウがユーザにとって可視であるか否かを示すもの
である。また、可視フラグは、初期設定はONである
が、ユーザから双方向画像通信の表示用ウィンドウが見
えなくなった時点でOFFに切り換わり、ユーザから双
方向画像通信の表示用ウィンドウが再度見えるようにな
ると、ONに戻るようになされている。このような可視
フラグの変化状態が相手側に送信される。
【0048】一方、符号化処理フラグは、符号化処理部
140において符号化処理が必要であるか否かを判断す
るためのものであり、相手側からの可視フラグによりト
グル状に変化するようになされている。すなわち、符号
化処理フラグは、可視フラグと同様に初期設定はONで
あるが、ON状態で相手側から可視フラグが変化したこ
とを示す情報が送られてくると、OFFに切り換わるよ
うになされている。
【0049】つぎに、符号化処理制御回路120につい
て説明する。
【0050】この符号化処理制御回路120は、上述し
たような可視フラグ及び符号化処理フラグを用いて、図
5に示すフローチャートに従った動作が行われるように
画像復号化処理部110及び画像符号化処理部140を
制御するものである。
【0051】その動作を上記図5を用いて説明すると、
先ず、符号化処理制御回路120は、符号化処理フラグ
がONであるか否かを判断する(ステップS411)。
【0052】この判断処理の結果、符号化処理フラグが
ONであった場合、符号化処理制御回路120は、相手
側に送信すべき画像を入力するように入力回路141を
制御する(ステップS412)。
【0053】次に、ステップS412の処理で入力回路
141で入力された画像は、符号化処理制御回路120
の制御により、符号化回路142で圧縮され(ステップ
S413)、送信回路143を介して、ネットワーク制
御回路130から相手側に送信される(ステップS41
4)。
【0054】そして、ステップS414の処理後、後述
するステップS415の処理に進む。
【0055】また、上述したステップS411の判断処
理の結果、符号化処理フラグがOFFであった場合も、
ステップS415の処理に進む。すなわち、この場合に
は、ステップS412〜S414による符号化処理及び
送信処理は行わず、ステップS415の処理に進む。
【0056】ここで、可視フラグは、画像復号化処理部
110において、後述するステップS409の可視フラ
グ設定処理により、ON又はOFFが設定されるように
なされている。
【0057】そこで、ステップS415において、符号
化処理制御回路120は、可視フラグが以前の状態から
変化したか否かを判断する(ステップS416)。
【0058】この判断処理の結果、可視フラグが以前の
状態から変化していた場合、符号化処理制御回路120
は、可視フラグが変化した旨を知らせるためのデータが
相手側に送信されるように送信回路143を制御する。
これにより、送信回路143は、可視フラグの変化状態
を示す情報を相手側に送信するデータに設定し、ネット
ワーク制御回路130は、そのデータを相手側に送信す
る。
【0059】尚、可視フラグの変化状態を示す情報の送
信処理についての詳細な説明は後述する。
【0060】そして、ステップS416の処理後、符号
化処理制御回路120は、ステップS411に戻り、符
号化処理フラグの判断処理を行う。
【0061】また、上述したステップS416の判断処
理の結果、可視フラグが以前の状態から変化していない
場合、符号化処理制御回路120は、ステップS416
の送信処理は行わずに、ステップS411に戻り、符号
化処理フラグの判断処理を行う。
【0062】上述のように、符号化処理制御回路120
は、符号化処理フラグにより、符号化処理部140で符
号化処理が必要か否かを判断し、符号化処理フラグがO
Nの場合のみ、符号化処理を行うように符号化処理部1
40を制御するようになされている。
【0063】一方、復号化処理部110での復号化処理
については、先ず、ネットワーク制御回路130で一画
面分の画像データが受信される。そして、符号処理制御
回路120の制御により、受信回路113は、受信され
た一画面分の画像データに付加されているヘッダ等を除
去し、後段の復号化回路112で実際に復号されるべき
画像データのみを摘出する(ステップS401)。
【0064】次に、符号処理制御回路120は、受信さ
れたデータに基づいて、符号化処理フラグの設定処理が
必要であるか否かを判断する(ステップS402)。す
なわち、可視フラグの変化有りを示すデータが、受信さ
れたデータに含まれていた場合に、符号化処理フラグの
設定処理が必要であると判断する。
【0065】この判断処理の結果、符号化処理フラグの
設定処理が必要であった場合、符号化処理フラグにON
又はOFFに再設定する(ステップS403)。このよ
うにしてON又はOFFに再設定された符号化処理フラ
グは、上述したステップS411の判断処理で用いられ
ることとなる。
【0066】ステップS403の処理後、符号処理制御
回路120は、受信回路113で得られた画像データを
復号するように復号化回路112を制御する(ステップ
S404)。
【0067】また、上述したステップS402の判断処
理の結果、符号化処理フラグの設定処理が必要でなかっ
た場合、符号処理制御回路120は、ステップS403
の設定処理を行わずに、ステップS404の処理を行
う。
【0068】そして、ステップS404の処理後、復号
化回路112で復号された画像データは、表示器111
に供給され、双方向画像通信の表示用ウィンドウを用い
て画面表示される(ステップS405)。
【0069】次に、符号処理制御回路120は、表示器
111における双方向画像通信の表示用ウィンドウの状
態を確認する。
【0070】すなわち、符号処理制御回路120は、先
ず、上述した第1の実施の形態と同様にして、自端末に
おいて双方向画像通信の表示用ウィンドウがアイコン化
されているか否かを判断する(ステップS406)。
【0071】この判断処理の結果、双方向画像通信の表
示用ウィンドウがアイコン化されていない場合、符号処
理制御回路120は、次に、上述した第1の実施の形態
と同様にして、自端末において双方向画像通信の表示用
ウィンドウがユーザにとって可視状態であるか否かを判
断する(ステップS407)。
【0072】この判断処理の結果、双方向画像通信の表
示用ウィンドウがユーザにとって可視状態でなかった場
合、符号処理制御回路120は、前回処理でのステップ
S406及びステップS407の判断結果と、今回処理
でのステップS406及びステップS407の判断結果
とが異なるか否か、すなわち自端末の状態が以前の状態
と異なるか否かを判断する(ステップS408)。
【0073】また、符号処理制御回路120は、上述し
たステップS406の判断処理の結果、双方向画像通信
の表示用ウィンドウがアイコン化されていた場合、ステ
ップS407の処理は行わずに、このステップS408
の判断処理を行う。
【0074】ステップS408の判断処理の結果、自端
末の状態が以前の状態と異なる場合、符号処理制御回路
120は、可視フラグを再設定する(ステップS40
9)。このステップS409で設定された可視フラグ
は、上述したステップS415の判断処理で用いられ、
この判断処理で可視フラグが変化したと判断された場合
に、次のステップS416により可視フラグが変化した
ことを示すデータが相手側に送信されることとなる。
【0075】そして、ステップS408の処理後、符号
処理制御回路120は、ステップS401に戻って次の
画面の画像データへの処理が行われるように、受信回路
113を制御する。
【0076】また、符号処理制御回路120は、上述し
たステップS407の判断処理の結果、双方向画像通信
の表示用ウィンドウがユーザにとって可視状態であった
場合、あるいは、上述したステップS408の判断処理
の結果、自端末の状態が以前の状態と同じ場合には、ス
テップS407又はS408以降のステップには進まず
に、ステップS401に戻って次の画面の画像データへ
の処理が行われるように、受信回路113を制御する。
【0077】上述のように、符号処理制御回路120
は、自端末において双方向画像通信の表示用ウィンドウ
がユーザにとって可視状態であるか否か、また、その判
断結果により、自端末の状態が以前の状態と異なるか否
かにより、自端末の状態を相手側に知らせるための可視
フラグを設定するようになされている。
【0078】つぎに、上述のようにして設定される可視
フラグの変化状態を相手側に送信するための処理につい
て説明する。
【0079】ここで、双方向画像通信装置100は、例
えば、勧告H.221に従った通信方式を採用している
ものとする。
【0080】この通信方式(勧告H.221)では、F
AS(Frame Algnment SignaL )コードや、BAS(Bi
trate Allocation Signal )コード等を含むデータを伝
送するようになされている。
【0081】BASコードでは、音声符号化モード、映
像符号化モード、転送レート、データレートの選択のた
めの能力符号ならびにコマンド符号が定義されている。
すなわち、BASコードは、最初の3ビット(b0 ,b
1 ,b2 )で属性を表し、残りの5ビット(b3
4 ,b5 ,b6 ,b7 )で属性値を表すようになされ
ている。
【0082】3ビットで表される属性については、図6
に示すように、 (b0 ,b1 ,b2 )=(000)が「オーディオ符号
化コマンド」、 (b0 ,b1 ,b2 )=(001)が「転送レートコマ
ンド」、 (b0 ,b1 ,b2 )=(010)が「ビデオとその他
のコマンド」、 (b0 ,b1 ,b2 )=(011)が「データコマン
ド」、 (b0 ,b1 ,b2 )=(100)が「端末能力1」、 (b0 ,b1 ,b2 )=(101)が「端末能力2」、 (b0 ,b1 ,b2 )=(110)が「未定義」、 (b0 ,b1 ,b2 )=(111)が「エスケープ」、 を各々意味している。
【0083】そこで、双方向画像通信装置100は、上
述のようなBASコードの「ビデオとその他のコマン
ド」(010)のカテゴリの一部として可視フラグの変
化状態を送信するデータに設定するように送信回路14
3を制御する。
【0084】これにより、上記図5に示したフローチャ
トにおいて、ステップS415の判断処理の結果、可視
フラグが以前の状態から変化していた場合、送信回路1
43は、相手側に送信するデータのBASコードに、可
視フラグが変化したことを示す情報を設定することとな
る。そして、ネットワーク制御回路130により、可視
フラグが変化したことを示す情報が設定されたデータが
相手側に送信され、相手側では、送信されてきたデータ
のBASコードの値に基づいて、符号化処理フラグの設
定処理が行われることとなる。
【0085】上述のように、第2の実施の形態における
双方向画像通信装置100は、可視フラグの変化状態を
相手側に送信することにより、自端末の双方向画像通信
の表示用ウィンドウがユーザにとって見える位置に存在
するか否かを相手側に知らせ、一方、相手側から送信さ
れてきた可視フラグの変化状態の情報により、相手側の
端末において、双方向画像通信の表示用ウィンドウがユ
ーザにとって見える位置に存在しない場合に、符号化処
理部140での符号化処理を行わないことにより、無駄
な処理を省くようになされているため、その分のCPU
能力を他のアプリケーションに分配することができる。
また、この場合、データの送信処理も行われないため、
ネットワークのトラフィックも圧迫しなくなる。したが
って、双方向画像通信装置100は、効率的に双方向の
画像通信を行うことができ、装置の性能も向上させるこ
とができる。
【0086】例えば、勧告H.261に従った符号化/
復号化方式では、符号化処理に必要なCPU能力は、復
号化処理に必要なCPU能力と比べて3倍近くの能力を
要する。このような、符号化処理に多くのCPU能力を
要する符号化/復号化方式等を双方向画像通信装置10
0に採用した場合には、上述したような効果は顕著であ
る。
【0087】尚、上述した第2の実施の形態では、可視
フラグの変化状態の情報をBASコードの一部として相
手側に送信することとしたが、例えば、他のプロトコル
を用いた場合、図7(a)に示すように、送信するデー
タSをヘッダ部SH と実データ部SD に分割し、送信す
るデータが画像データである場合には、上記図7(b)
に示すように、ヘッダ部SH に画像データであることを
示す値Xを設定し、送信するデータが可視フラグである
場合には、ヘッダ部SH に可視フラグであることを示す
値Yを設定して、相手側に送信するようにしてもよい。
これにより、送信されてきたデータのヘッダ部SH の値
により、ヘッダ部SHに続く実データ部SD に画像デー
タが設定されているか、又は可視フラグの変化状態を示
す情報であるかを判断することができる。そして、送信
されてきたデータに可視フラグの変化状態を示す情報が
設定されていた場合には、その情報により、可視フラグ
がON(=1:可視)であるかOFF(=0:不可視)
であるかを判別して、相手側における双方向画像通信の
表示用ウィンドウの状態を把握することができる。
【0088】また、上述した第1の実施の形態における
双方向画像通信装置100、及び第2の実施の形態にお
ける双方向画像通信装置100は、各々、本発明に係る
双方向画像通信装置を適用したものである。
【0089】また、第1の実施の形態における双方向画
像通信装置100、又は第2の実施の形態における双方
向画像通信装置100を、ホストコンピュータやインタ
ーフェース機器等、複数の機器から構成されるシステム
に適用してもよい。このようなシステムは、本発明に係
る双方向画像通信システムに含まれることは言うまでも
ない。
【0090】また、各種のデバイスと接続されることに
より、上記各種のデバイスを動作させるようになされた
装置又はシステム内のCPU又はMPU(Microprocess
or Unit )等のコンピュータに、上述したような符号化
処理制御回路120で実行される処理、すなわち上記図
2又図5に示した処理を実現するためのソフトウェアの
プログラムコードを供給するようにしてもよい。この場
合、上記コンピュータは、供給されたプログラムコード
を内部メモリに格納して、そのプログラムコードに従っ
て上記各種デバイスを動作させるようする。このような
システムも、本発明に係る双方向画像通信システムに含
まれるものである。
【0091】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が、上述した機能を実現することとな
る。したがって、そのプログラムコード自体、及びその
プログラムコードをコンピュータに供給する手段であ
る、例えば、上記プログラムコードを格納した上記メモ
リは、本発明に係る記憶媒体に含まれるものである。
【0092】また、上記プログラムコードを格納する記
憶媒体としては、フロッピーディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気
テープ、不揮発性のメモリカード、及びROM等を用い
ることができる。
【0093】また、上記プログラムコードがコンピュー
タにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステ
ム)、又は他のアプリケーションソフト等と共同して上
述した機能を実現するようにしてもよい。この場合も、
上記プログラムコード自体、及び上記プログラムコード
を格納した上記メモリは、本発明に係る記憶媒体に含ま
れることは言うまでもない。
【0094】また、コンピュータに供給されるプログラ
ムコードが、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュ
ータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格
納された後、その格納されたプログラムコードの指示に
基づいて、上記機能拡張ボードや上記機能拡張ユニット
に備わるCPU等が実際の処理の一部又は全ての処理を
行い、その処理によって上述した機能を実現するように
してもよい。このようなシステムも、本発明に係る双方
向画像通信システムに含まれることは言うまでもない。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
信中に無駄な画像処理や通信処理が存在するか否かを常
に調査し、無駄な処理と判断した場合には、その無駄な
処理を省略するように構成したことにより、よりスムー
ズな双方向の画像通信を行うことができる。したがっ
て、効率的に双方向の画像通信を行うことができる。ま
た、上記無駄な処理の存在を認識するために、画像通信
の表示ウィンドウがユーザにとっ可視か否かを判別する
ように構成したことにより、上記無駄な処理をユーザに
とっての必要性を基に判断することができる。これによ
り、自然な状態で上記無駄な処理を省略することができ
る。したがって、さらに効率的に双方向の画像通信を行
うことができる。また、上記無駄な処理の存在を認識す
るために、上記表示ウィンドウがアイコン化されている
か否かを判別するように構成したことにより、ユーザが
双方向画像通信を必要としていない場合には、上記表示
ウィンドウを明示的にアイコン化することにより、双方
向画像通信に必要なCPU能力等の能力やデータ通信量
を節約することができる。したがって、さらに効率的に
双方向の画像通信を行うことができる。また、上記無駄
な処理の存在を認識するために、上記表示ウィンドウと
共存する他のウィンドウにより上記表示ウィンドウが覆
われているか否かを判別するように構成したことによ
り、上記表示ウィンドウがユーザにとって見えなくなっ
た時点で、双方向画像通信に必要なCPU能力等の能力
やデータ通信量を節約することができる。したがって、
さらに効率的に双方向の画像通信を行うことができる。
また、相手側にも上記無駄な処理の存在を伝えるように
構成したことにより、自端末の処理状況を互いに伝える
ことができる。これにより、相手側においても、双方向
画像通信に必要なCPU能力等の能力やデータ通信量を
節約することができる。したがって、さらに効率的に双
方向の画像通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態において、本発明に係る双方
向画像通信装置を適用した双方向画像通信装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】上記双方向画像通信装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】ウィンドウ位置関係の算出処理を説明するため
の図である。
【図4】双方向画像通信の表示用ウィンドウが他のウィ
ンドウにより覆われている場合の一例を説明するための
図である。
【図5】第2の実施の形態において、上記双方向画像通
信装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】勧告H.221を用いた場合において、可視フ
ラグの変化状態の情報を送信する処理を説明するための
図である。
【図7】他のプロトコルを用いた場合において、可視フ
ラグの変化状態の情報を送信する処理を説明するための
図である。
【図8】従来の双方向画像通信システムの表示用ウィン
ドウの状態を説明するための図である。
【符号の説明】
100 双方向画像通信装置 110 復号化処理部 111 表示器 112 復号化回路 113 受信回路 120 符号化処理制御回路 130 ネットワーク制御回路 140 符号化処理部 141 入力回路 142 符号化回路 143 送信回路

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 双方向の画像通信を行う双方向画像通信
    方法であって、 処理状況に応じて不必要な画像通信処理を省略する制御
    処理を行うことを特徴とする双方向画像通信方法。
  2. 【請求項2】 上記制御処理は、処理状況を判別する判
    別処理を行い、その判別処理の結果に応じて不必要な画
    像通信処理を省略する処理であることを特徴とする請求
    項1記載の双方向画像通信方法。
  3. 【請求項3】 上記制御処理は、処理状況を判別する判
    別処理を行い、その判別処理の結果を示す情報を相手側
    に送信し、受信時には、受信された相手側における判別
    処理の結果を示す情報に応じて不必要な画像通信処理を
    省略する処理であることを特徴とする請求項1記載の双
    方向画像通信方法。
  4. 【請求項4】 受信された画像データに複数の処理ステ
    ップからなる画像受信処理を行うと共に、複数の処理ス
    テップからなる画像送信処理により画像データを送信す
    る双方向画像通信方法であって、 相手側からの画像データを受信した際には、処理状況を
    判別する判別処理を行い、その判別処理の結果に応じた
    処理ステップを上記画像受信処理から省略することを特
    徴とする双方向画像通信方法。
  5. 【請求項5】 受信された画像データに複数の処理ステ
    ップからなる画像受信処理を行うと共に、複数の処理ス
    テップからなる画像送信処理により画像データを送信す
    る双方向画像通信方法であって、 処理状況を判別する判別処理を行い、その判別処理の結
    果の情報を送信し、相手側からのデータを受信した際に
    は、その受信データに含まれる相手側における判別処理
    の結果に応じた処理ステップを上記画像送信処理から省
    略することを特徴とする双方向画像通信方法。
  6. 【請求項6】 上記判別処理は、マルチウィンドウ環境
    下において、画像通信の表示ウィンドウがユーザから可
    視か否かを判別する処理であることを特徴とする請求項
    2〜5の何れかに記載の双方向画像通信方法。
  7. 【請求項7】 上記判別処理は、上記表示ウィンドウが
    アイコン化されているか否かを判別することにより、上
    記表示ウィンドウがユーザから可視か否かを判別する処
    理であることを特徴とする請求項6記載の双方向画像通
    信方法。
  8. 【請求項8】 上記判別処理は、上記表示ウィンドウと
    共存する他のウィンドウにより上記表示ウィンドウが完
    全に覆われているか否かを判別することにより、上記表
    示ウィンドウがユーザから可視か否かを判別する処理で
    あることを特徴とする請求項6記載の双方向画像通信方
    法。
  9. 【請求項9】 双方向の画像通信を行う双方向画像通信
    装置であって、 処理状況に応じて不必要な画像通信処理を省略する制御
    手段を備えることを特徴とする双方向画像通信装置。
  10. 【請求項10】 上記制御手段は、処理状況を判別する
    判別手段を含み、その判別手段の結果に応じて不必要な
    画像通信処理を省略することを特徴とする請求項9記載
    の双方向画像通信方法。
  11. 【請求項11】 上記制御手段は、処理状況を判別する
    判別手段を含み、その判別手段の結果を示す情報を相手
    側に送信し、受信時には、受信された相手側における判
    別手段の結果を示す情報に応じて不必要な画像通信処理
    を省略することを特徴とする請求項9記載の双方向画像
    通信装置。
  12. 【請求項12】 受信された画像データに複数の処理ス
    テップからなる画像受信処理を行う画像受信処理手段
    と、複数の処理ステップからなる画像送信処理により画
    像データを送信する画像送信処理手段とを備える双方向
    画像通信装置であって、 上記画像受信処理手段により相手側からの画像データが
    受信された際に、処理状況を判別する判別手段と、 上記判別手段の結果に応じた処理ステップを上記画像受
    信処理から省略して動作するように上記画像受信処理手
    段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする双方
    向画像通信装置。
  13. 【請求項13】 受信された画像データに複数の処理ス
    テップからなる画像受信処理を行う画像受信処理手段
    と、複数の処理ステップからなる画像送信処理により画
    像データを送信する画像送信処理手段とを備える双方向
    画像通信装置であって、 処理状況を判別する判別手段と、 上記判別手段の結果の情報を送信し、上記画像受信処理
    手段により相手側からのデータが受信された際には、そ
    の受信データに含まれる相手側における判別手段の結果
    に応じた処理ステップを上記画像送信処理から省略して
    動作するように上記画像送信処理手段を制御する制御手
    段とを備えることを特徴とする双方向画像通信装置。
  14. 【請求項14】 マルイチウィンドウ環境を有する表示
    手段を備え、 上記判別手段は、上記表示手段のマルチウィンドウ環境
    下において、画像通信の表示ウィンドウがユーザから可
    視か否かを判別することを特徴とする請求項10〜13
    の何れかに記載の双方向画像通信装置。
  15. 【請求項15】 上記判別手段は、上記表示ウィンドウ
    がアイコン化されているか否かを判別することにより、
    上記表示ウィンドウがユーザから可視か否かを判別する
    ことを特徴とする請求項14記載の双方向画像通信装
    置。
  16. 【請求項16】 上記判別手段は、上記表示ウィンドウ
    と共存する他のウィンドウにより上記表示ウィンドウが
    完全に覆われているか否かを判別することにより、上記
    表示ウィンドウがユーザから可視か否かを判別すること
    を特徴とする請求項14記載の双方向画像通信装置。
  17. 【請求項17】 双方向の画像通信を行う双方向画像通
    信手段を含む双方向画像通信システムであって、 上記双方向画像通信手段は、処理状況に応じて不必要な
    画像通信処理を省略する制御手段を備えることを特徴と
    する双方向画像通信システム。
  18. 【請求項18】 上記制御手段は、処理状況を判別する
    判別手段を含み、その判別手段の結果に応じて不必要な
    画像通信処理を省略することを特徴とする請求項17記
    載の双方向画像通信システム。
  19. 【請求項19】 上記制御手段は、処理状況を判別する
    判別手段を含み、その判別手段の結果を示す情報を相手
    側の双方向画像通信手段に送信し、受信時には、受信さ
    れた相手側の判別手段の結果を示す情報に応じて不必要
    な画像通信処理を省略することを特徴とする請求項17
    記載の双方向画像通信システム。
  20. 【請求項20】 双方向の画像通信を行う双方向画像通
    信手段を含み、 上記双方向画像通信手段は、受信された画像データに複
    数の処理ステップからなる画像受信処理を行う画像受信
    処理手段と、複数の処理ステップからなる画像送信処理
    により画像データを送信する画像送信処理手段とを備え
    る双方向画像通信システムであって、 上記双方向画像通信手段は、 相手側からの画像データを受信した際に、処理状況を判
    別する判別手段と、 上記判別手段の結果に応じた処理ステップを上記画像受
    信処理から省略して動作するように上記画像受信処理手
    段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする双方
    向画像通信システム。
  21. 【請求項21】 双方向の画像通信を行う双方向画像通
    信手段を含み、 上記双方向画像通信手段は、受信された画像データに複
    数の処理ステップからなる画像受信処理を行う画像受信
    処理手段と、複数の処理ステップからなる画像送信処理
    により画像データを送信する画像送信処理手段とを備え
    る双方向画像通信システムであって、 上記双方向画像通信手段は、 処理状況を判別する判別手段と、 上記判別手段の結果の情報を相手側の双方向画像通信手
    段に送信し、上記画像受信処理手段により相手側からの
    データが受信された際には、その受信データに含まれる
    相手側の双方向画像通信手段の判別手段の結果に応じた
    処理ステップを上記画像送信処理から省略して動作する
    ように上記画像送信処理手段を制御する制御手段とを備
    えることを特徴とする双方向画像通信システム。
  22. 【請求項22】 上記双方向画像通信手段は、マルイチ
    ウィンドウ環境を有する表示手段を備え、 上記判別手段は、上記表示手段のマルチウィンドウ環境
    下において、画像通信の表示ウィンドウがユーザから可
    視か否かを判別することを特徴とする請求項18〜21
    の何れかに記載の双方向画像通信システム。
  23. 【請求項23】 上記判別手段は、上記表示ウィンドウ
    がアイコン化されているか否かを判別することにより、
    上記表示ウィンドウがユーザから可視か否かを判別する
    ことを特徴とする請求項22記載の双方向画像通信シス
    テム。
  24. 【請求項24】 上記判別手段は、上記表示ウィンドウ
    と共存する他のウィンドウにより上記表示ウィンドウが
    完全に覆われているか否かを判別することにより、上記
    表示ウィンドウがユーザから可視か否かを判別すること
    を特徴とする請求項22記載の双方向画像通信システ
    ム。
  25. 【請求項25】 双方向の画像通信を行う双方向画像通
    信の処理ステップをコンピュータにより読出可能に記憶
    した記憶媒体であって、 処理状況に応じて不必要な画像通信処理を省略する制御
    処理ステップを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
  26. 【請求項26】 上記制御処理ステップは、処理状況を
    判別する判別処理ステップを含み、その判別処理ステッ
    プの結果に応じて不必要な画像通信処理を省略する処理
    ステップであることを特徴とする請求項25記載の記憶
    媒体。
  27. 【請求項27】 上記制御処理ステップは、処理状況を
    判別する判別処理ステップを含み、その判別処理ステッ
    プの結果を示す情報を相手側に送信し、受信時には、受
    信された相手側における判別処理ステップの結果を示す
    情報に応じて不必要な画像通信処理を省略する処理ステ
    ップであることを特徴とする請求項25記載の記憶装
    置。
  28. 【請求項28】 受信された画像データに複数の処理ス
    テップからなる画像受信処理を行うと共に、複数の処理
    ステップからなる画像送信処理により画像データを送信
    する双方向画像通信の処理ステップをコンピュータによ
    り読出可能に記憶した記憶媒体であって、 相手側からの画像データを受信した際に、処理状況を判
    別する判別処理ステップと、 上記判別処理ステップの結果に応じた処理ステップを上
    記画像受信処理から省略する制御処理ステップとを記憶
    したことを特徴とする記憶媒体。
  29. 【請求項29】 受信された画像データに複数の処理ス
    テップからなる画像受信処理を行うと共に、複数の処理
    ステップからなる画像送信処理により画像データを送信
    する双方向画像通信の処理ステップをコンピュータによ
    り読出可能に記憶した記憶媒体であって、 処理状況を判別する判別処理ステップと、 上記判別処理ステップの結果の情報を送信し、相手側か
    らのデータを受信した際には、その受信データに含まれ
    る相手側における判別処理ステップの結果に応じた処理
    ステップを上記画像送信処理から省略する制御処理ステ
    ップとを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
  30. 【請求項30】 上記判別処理ステップは、マルチウィ
    ンドウ環境下において、画像通信の表示ウィンドウがユ
    ーザから可視か否かを判別する処理ステップを含むこと
    を特徴とする請求項26〜29の何れかに記載の記憶媒
    体。
  31. 【請求項31】 上記判別処理ステップは、上記表示ウ
    ィンドウがアイコン化されているか否かを判別すること
    により、上記表示ウィンドウがユーザから可視か否かを
    判別する処理ステップを含むことを特徴とする請求項3
    0記載の記憶媒体。
  32. 【請求項32】 上記判別処理ステップは、上記表示ウ
    ィンドウと共存する他のウィンドウにより上記表示ウィ
    ンドウが完全に覆われているか否かを判別することによ
    り、上記表示ウィンドウがユーザから可視か否かを判別
    する処理ステップを含むことを特徴とする請求項30記
    載の記憶媒体。
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