JP3320200B2 - 遠距離通信システム用通信端末装置 - Google Patents

遠距離通信システム用通信端末装置

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JP3320200B2
JP3320200B2 JP11416094A JP11416094A JP3320200B2 JP 3320200 B2 JP3320200 B2 JP 3320200B2 JP 11416094 A JP11416094 A JP 11416094A JP 11416094 A JP11416094 A JP 11416094A JP 3320200 B2 JP3320200 B2 JP 3320200B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠距離通信システム用
通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ会議システムに代表される
遠距離通信システムを構成する主要なハードウェアとし
てコンピュータが使用されている。かかる通信システム
では、ホスト側の端末が他のどの地点の端末と接続され
ているかを知ることができるように、接続されている地
点の端末がホスト側の端末上でアイコン表示されるよう
に構成されている。このアイコン表示の方法は、他の端
末と接続されている接続ポート毎にアイコンを登録して
おき、テレビ会議システムのアプリケーションプログラ
ムが起動されたときに、その接続ポートに応じたアイコ
ンを表示するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
テレビ会議システムでは、ホスト側の接続ポート毎にア
イコンが登録されるので、ホスト側で用意できるアイコ
ンが画一的なものとなり、接続されているテレビ会議シ
ステム用端末の数が多いときには、アイコンによって各
端末を区別することが困難になるという問題があった。
【0004】また、複数地点の端末と接続している回線
をホスト側でつなぎ変えた場合等に、接続されている地
点の端末と接続ポートとの対応関係について混乱が生じ
るという問題もあった。
【0005】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、接続されている各地点のテレビ会議システム用端末
毎にユニークなアイコンを形成表示を行うとともに、ホ
スト側で接続回線を変更した場合でもアイコンは接続ポ
ート毎に設けられるものでなく相手端末から送られてく
るデータに応じて形成されるものであるため、接続地点
の端末と接続ポートとの対応関係を明確に把握すること
が可能な遠距離通信システム用通信端末装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、相手端末識別用のアイコン表示用データを
回線を介して接続されている他端末から受信する受信手
段と、前記受信手段によって受信されたアイコン表示用
データに基づき、前記端末毎にアイコンを作成するアイ
コン作成手段と、前記アイコン作成手段によって作成さ
れたアイコンを表示する表示手段とを有し、前記アイコ
ン作成手段は、前記アイコン表示用データに含まれてい
るビットマップデータを用いてアイコンを作成すること
を特徴とする。
【0007】好ましくは、前記アイコン画像は、前記表
示手段上に表示されるウィンドウ画面を閉じた時、前記
表示手段上に作成されることを特徴とする。
【0008】また、好ましくは、前記アイコン表示用デ
ータにビットマップデータが含まれていない場合であっ
て、テキストデータが含まれている場合には、前記アイ
コン作成手段は、受信した前記テキストデータと、あら
かじめ記憶しているビットマップデータとを用いてアイ
コンを作成することを特徴とする。さらに、好ましく
は、前記アイコン表示用データは、少なくともヘッダと
テキストデータとから成ることを特徴とする。また、好
ましくは、前記アイコン表示用データにビットマップデ
ータが含まれていない場合には、前記アイコン作成手段
は、あらかじめ記憶しているデータを用いてアイコンを
作成することを特徴とする。
【0009】さらに、好ましくは、前記ヘッダは、少な
くとも端末を認識する認識番号と前記アイコン表示用デ
ータの種類を示すフラグとから成ることを特徴とする。
上記目的を達成するため本発明は、相手端末識別用のア
イコン表示用データを、回線を介して接続されている他
端末から受信する受信手段と、前記受信手段によって受
信されたアイコン表示用データに基き、前記端末毎にア
イコンを作成するアイコン作成手段と、前記アイコン作
成手段によって作成されたアイコンを表示する表示手段
とを有し、前記アイコン表示用データにビットマップデ
ータが含まれていない場合であって、テキストデータが
含まれている場合には、前記アイコン作成手段は、受信
した前記テキストデータと、あらかじめ記憶しているビ
ットマップデータとを用いてアイコンを作成することを
特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例に係るテレビ会
議システムを構成するテレビ会議システム用端末の概略
構成を示すブロック図であり、本実施例のテレビ会議シ
ステム用端末は、公衆回線11を介して他のテレビ会議
システム用端末と接続され、全体としてテレビ会議シス
テムを構成している。
【0012】図1において、1は、ウィンドウ環境で動
作するテレビ会議システム処理部であり、該テレビ会議
システム処理部1は、例えば、各構成要素における処理
間の同期を取り、または、エラー処理を行う等のテレビ
会議システム処理部1の全体の制御を司るシステムコン
トローラ2と、相手側のテレビ会議システム用端末と公
衆回線11を介してのデータの転送・取得処理やエラー
処理等、テレビ会議を行うための通信を制御する通信制
御部3と、ホスト側カメラ13からの映像信号を符号化
するとともに、相手側テレビ会議システム用端末からの
映像信号を復号化する映像処理部4と、ホスト側マイク
ロフォン14からの音声信号を符号化するとともに、相
手側のテレビ会議システム用端末からの音声信号を復号
化し、その音声信号を映像信号に同期させるための遅延
処理を行う音声処理部5と、前記映像処理部4からの映
像信号に対して枠付け処理を行い、ディスプレイ10画
面上に表示されるウィンドウの制御を行うウィンドウ処
理部6とにより構成されている。
【0013】システムコントローラ2は、コンピュータ
等の情報処理システムと同様の構成を成し、制御プログ
ラムの命令の実行を行うCPU21と、記憶装置として
制御プログラムや各種データ等を一時的に書き込むRA
M22と、補助記憶装置として制御プログラムや各種デ
ータ等を書き込み、テレビ会議システム用端末の電源が
切断された際にも記憶内容を保存しておくハードディス
ク(HD)23とにより構成されている。そして、各構
成要素21〜23は、それぞれシステムコントローラ2の
内部のバス24に接続され、相互にデータのやりとりが
なされる。
【0014】テレビ会議システム処理部1を制御する制
御プログラムは、アプリケーションとしてハードディス
ク23に保存され、該アプリケーションは、テレビ会議
システム処理部1の起動時にハードディスク23からR
AM22に読み込まれ、さらにRAM22から順次CPU
1に読み込まれることで実行される。
【0015】さらに、システムコントローラ2は、通信
制御部3、映像処理部4、音声処理部5、および、ウィ
ンドウ処理部6と相互に接続されるとともに、操作入力
を行うためのマウス12も接続されている。
【0016】通信制御部3は、公衆回線11を介して転
送されてきたデータを一時的に保管する通信バッファ3
1を有し、映像処理部4および音声処理部5と相互に接
続されている。
【0017】また、映像処理部4の入力側はカメラ13
の出力側に接続されるとともに、その出力側はウィンド
ウ処理部6の入力側に接続されている。そして、映像処
理部4は、前述のように、相手側のテレビ会議システム
用端末からの映像信号を復号化するとともに、カメラ1
3からの映像信号を符号化し、その複合化されたデータ
を相手方のテレビ会議システム用端末に転送するために
通信制御部3に出力する。
【0018】前記音声処理部5には、ホスト側のユーザ
の音声を入力するためのマイクロフォン14および音声
処理部5から出力された音声信号を音声に変換するため
のスピーカ15が接続され、マイクロフォン14から入
力された音声信号は、音声処理部5により符号化され、
通信制御部3を介して相手方のテレビ会議システム用端
末に送出される。
【0019】さらに、ウィンドウ処理部6には、相手側
の映像出力等のテレビ会議システム用端末の画面が出力
されるディスプレイ10が接続されている。
【0020】相手側のテレビ会議システム用端末から出
力された信号データは、まず、通信制御部3に入力さ
れ、映像信号と音声信号に分離されて、映像信号は映像
処理部4に、音声信号は音声処理部に入力される。映像
処理部4では映像信号の復号化等の処理が行われ、その
処理結果はウィンドウ処理部6に出力される。ウィンド
ウ処理部6では入力された映像信号に枠付け処理等が施
され、その処理結果がディスプレイ10に出力される。
一方、音声信号が入力された音声処理部ではその音声信
号の復号化処理と複合化された音声信号を映像信号に同
期させるための遅延処理等が行われ、その処理結果がス
ピーカ15に出力される。
【0021】図2は、図1のウィンドウ処理部6の詳細
な構成を示すブロック図であり、同図には、説明の都合
上、ウィンドウ処理部6以外の構成要素も図示されてい
る。なお、図2において、図1と同一の構成要素には図
1と同一符号を付し、その説明を省略する。
【0022】ウィンドウ処理部6は、映像処理部4から
の映像信号に、前記ディスプレイ10上で表示されるウ
ィンドウサイズ(例えば、600ドット×400ドッ
ト)に合うように信号処理を行うとともに、その信号処
理された映像信号にウィンドウの外側枠を付与する枠付
け処理部61と、複数のウィンドウがディスプレイ10
上で重なり合って表示されている場合に、一番上のウィ
ンドウから映像が表示されるように処理を行うウィンド
ウ管理部62と、該ウィンドウ管理部62が管理するウィ
ンドウについての情報を書き込むウィンドウデータベー
ス63とにより構成されている。
【0023】枠付け処理部61およびウィンドウ管理部
2は相互に接続され、ウィンドウ管理部62およびウィ
ンドウデータベース63も相互に接続され、さらに、ウ
ィンドウ管理部62は、システムコントローラ2と相互
に接続されて、それぞれ、相互にデータのやりとりが行
われる。また、枠付け処理部61には、その入力側に映
像処理部4の出力側が接続され、その出力側にディスプ
レイ10の入力側が接続されており、映像処理部4から
供給された映像信号は、前述のように枠付け処理部61
により信号処理され、その処理結果がディスプレイ10
に出力される。
【0024】ウィンドウ管理部62は、枠付け処理部61
において新たなウィンドウが作成されると、ウィンドウ
毎にそのウィンドウの大きさ、どこのテレビ会議システ
ム用端末が出力した信号であるかを識別するための識別
信号(請求項7の識別信号に相当する。)、ウィンドウ
を閉じたときに表示されるアイコンのためのビットマッ
プ等の管理を行う。
【0025】また、ウィンドウデータベース63は、ウ
ィンドウ管理部62を介して、その内容の書き換えおよ
び読み出しが可能である。ユーザが、ウィンドウの移動
や大きさの変更、アイコン化表示などの操作を行うと、
その操作入力はシステムコントローラ2に入力され、シ
ステムコントローラ2からの制御信号がウィンドウ管理
部62に入力される。ウィンドウ管理部62は枠付け処理
部61にその大きさの変更などを指示すると共にウィン
ドウデータベース63の内容を書き換える。
【0026】図3は、ウィンドウデータベース63に格
納された各ウィンドウ情報の一例を示す図であり、ウィ
ンドウデータベース63には、ウィンドウ毎に、「ウィ
ンドウID」、「ウィンドウ描画位置」等の情報が格納
され、上述のように、各情報はウィンドウ管理部62
介して書き換えられ、また、読み出される。
【0027】以上のように構成されたテレビ会議システ
ムにおいて、テレビ会議システム処理部1が実行する制
御処理を、図4および図5のフローチャートに基づいて
説明する。
【0028】まず、ユーザによりマウス12やキーボー
ド(図示せず)等の入力装置が操作され、その操作状態
に応じた制御信号がシステムコントローラ2に入力さ
れ、システムコントローラ2に対してアイコンの取得お
よび作成の指示がなされると(ステップS1)、この指
示入力によりシステムコントローラ2内のCPU21
は割り込み要求が発生される。この割り込み要求に応じ
て、CPU21は、アイコン描画用データ転送要求コマ
ンドを相手側のテレビ会議システム用端末に出力するた
めに、通信制御部3に出力する(ステップS2)。CP
U21から出力されたアイコン描画用データ転送要求コ
マンドは、システムコントローラ2の内部のバス24
通って通信制御部3に入力される。
【0029】次に、通信制御部3に入力されたアイコン
描画用データ転送要求コマンドは、周知のデータ通信手
順により、公衆回線11を介して相手側のテレビ会議シ
ステム用端末に出力され、その相手側のテレビ会議シス
テム用端末に対してアイコン描画用のデータ転送要求を
行う(ステップS3)。
【0030】このデータ転送要求に応じて、相手側のテ
レビ会議システム用端末は、公衆回線11を介して、ア
イコン描画用データをホスト側のテレビ会議システム用
端末、即ち、テレビ会議システム処理部1に出力し、こ
の出力データ(アイコン描画用データ)は通信制御部3
内の通信バッファ31に格納される(ステップS4)。
ここで、相手側のテレビ会議システム用端末から転送さ
れて来るアイコン描画用データは、本実施例では、図6
に示す3種類のデータであり、具体的には、2バイト
のヘッダとビットマップデータ(図6(a))、2バ
イトのヘッダとテキストデータ(図6(b))、およ
び、2バイトのヘッダのみを有するもの(図6
(c))の3種類である。
【0031】前述のように、アイコン描画用データがホ
スト側のテレビ会議システム用端末に送られて、通信バ
ッファ31に蓄積されると、そのアイコン描画用データ
のヘッダが、CPU21からの命令により、通信制御部
3からシステムコントローラ2内のRAM22に書き込
まれる。
【0032】次に、RAM22に書き込まれたヘッダ
(転送されてきたヘッダ)を解析し、転送されてきたア
イコン描画用データが前記3種類のデータの内、どのデ
ータであるか、即ち、ビットマップデータであるか、
テキストデータであるか、ヘッダのみであるかを判
定する(ステップS5)。ここで、アイコン描画用デー
タとして、3種類のデータが存在するのは、相手側のテ
レビ会議システム用端末の状態によるためである。即
ち、相手側のテレビ会議システム用端末が、アイコン描
画用データとしてビットマップデータを用意している場
合には、相手側のテレビ会議システム用端末は、ホスト
側のテレビ会議システム用端末のアイコン描画用データ
の転送要求に対して前記図6(a)の2バイトのヘッ
ダとビットマップデータを転送し、テキストデータのみ
しか用意していない場合には、前記図6(b)の2バ
イトのヘッダとビットマップデータを転送し、両データ
とも用意していない場合には、前記図6(c)の2バ
イトのヘッダのみを転送する。
【0033】図7は、図6の各アイコン描画用データの
ヘッダのビット割り当てを示す図であり、2バイトのヘ
ッダの内、1バイト目は、テレビ会議システム用端末の
「識別番号」を示し、2バイト目は、ヘッダの後に続く
データの種類を示している。具体的には、2バイト目の
ヘッダが、“01h”(図7(a)),“02h”(図
7(b))または“04h”(図7(c))のときに、
その後のデータは、それぞれ、「ビットマップデー
タ」、「テキストデータ」または「データなし」である
ことを示している。ここで、“h”は、その前の値が
「16進数」であることを示し、また、ヘッダの値は、
各データが区別できるように構成されていればよく、上
記値に限定されるものではないことは云うまでもない。
このようにヘッダが構成されているので、前記ステップ
S5で、転送されてきたデータの種別を判定することが
できる。
【0034】ステップS5の判定で、転送されてきたア
イコン描画用データがビットマップデータであるときに
は、CPU21は、ウィンドウ管理部62に対して、選択
されているウィンドウに対応するアイコン表示用ビット
マップデータが保存されるべきRAM22内のビットマ
ップ領域を検索する指示を行う。この指示に応じて、ウ
ィンドウ管理部62は、ビットマップ領域を検索し、そ
のビットマップ領域に通信制御部3の通信バッファ31
に蓄積されているビットマップデータをバス24を介し
て転送する(ステップS6)。
【0035】次に、CPU21は、RAM22内の前記ビ
ットマップデータをファイル化し、相手側の識別番号
(請求項7の識別信号し相当する。)を付して前記ハー
ドディスク23内のビットマップデータベースに蓄積し
た(ステップS7)(請求項7のアイコン作成手段に相
当する。)後に、本制御処理を終了する。
【0036】図8は、ハードディスク23内に構築され
たビットマップデータベースの一例を示す図であり、同
図に示されるように、ビットマップデータベースには、
前記「識別番号」と「ビットマップファイル」とが一対
として記憶されている(請求項7のアイコン作成手段に
よって作成されたアイコンの記憶状態を示す例であ
る。)
【0037】前記ステップS5の判定で、転送されてき
たアイコン描画用データがテキストデータであるときに
は、まず、CPU21は、ウィンドウ管理部62に対し
て、通信バッファ31に蓄積されているテキストデータ
をRAM22のテキストデータ領域に転送する指示を行
う。この指示に応じて、ウィンドウ管理部62は、その
テキストデータをRAM22の当該領域にバス24を介し
て転送する(ステップS8)。
【0038】次に、CPU21は、テキストデータが転
送されてきたときに使用するためにハードディスク23
内に予め記憶された共通ビットマップを前記RAM22
にバス24を介して読み込み、相手側テレビ会議システ
ム用端末から転送されてきたテキストデータと共通ビッ
トマップデータとを合成し、新たなビットマップデータ
を作成する(ステップS9)。
【0039】次に、CPU21は、ウィンドウ管理部62
に対して、選択されているウィンドウに対応するアイコ
ン表示用ビットマップデータがRAM22内で保存され
るべきビットマップ領域を検索する指示を行う。この指
示に応じて、ウィンドウ管理部62は、保存されるべき
ビットマップ領域を検索し、その領域に前記作成された
新たなビットマップデータを転送する(ステップS1
0)。
【0040】さらに、前記ステップS7と同様にして、
CPU21は、RAM22の前記ビットマップ領域内に書
き込まれたビットマップデータをファイル化し、相手側
の識別番号を付して前記ハードディスク23に蓄積した
(ステップS11)後に、本制御処理を終了する。
【0041】前記ステップS5の判定で、転送されてき
たアイコン描画用データが、相手側テレビ会議システム
用端末を他の地点のテレビ会議システム用端末と区別す
るための識別番号のみであるときには、まず、CPU2
1は、転送されてきた識別番号をハードディスク23内の
ビットマップデータベースから検索する(図5のステッ
プS12)。
【0042】ステップS12の検索で、転送されてきた
識別番号がビットマップデータベースに存在しない場合
には、その識別番号をビットマップデータベースに新た
に登録し(ステップS13)、一方、転送されてきた識
別番号がビットマップデータベースに存在する場合に
は、ステップS13をスキップしてステップS14に進
む。
【0043】ステップS14では、CPU21は、ビッ
トマップデータベースから前記識別番号と対応するビッ
トマップファイルを検索する。このとき、対応するビッ
トマップファイルが存在する場合には、CPU21は、
ハードディスク23内の前記識別番号に対応するビット
マップファイルをRAM22内のビットマップ領域に転
送した(ステップS15)後に、本制御処理を終了す
る。
【0044】一方、ステップS14の検索で、対応する
ビットマップファイルが存在しない場合には、CPU2
1は、ウィンドウ管理部62を介してRAM22内のビッ
トマップ領域を検索し、ハードディスク23内の前記共
通ビットマップをRAM22内の当該ビットマップ領域
に転送した(ステップS16)後に、本制御処理を終了
する。
【0045】以上説明したように、本実施例に依れば、
相手側のテレビ会議システム用端末から公衆回線を介し
て取得されたアイコン描画用データがビットマップデー
タの場合には、そのビットマップデータをそのままアイ
コンとして表示し、また、アイコン描画用データがテキ
ストデータの場合には、そのテキストデータとホスト側
で予め用意した共通ビットマップとを合成してアイコン
として表示するので、相手側のテレビ会議システム用端
末毎にユニークなアイコンを表示できるとともに、相手
側のテレビ会議システム用端末の回線をホスト側のテレ
ビ会議システム用端末で変更した場合にも相手側の端末
と接続ポートとの対応関係が明確に把握できる。そし
て、アイコンを登録し直すことにより、画面上で表示さ
れているアイコンと接続ポートに接続された端末との対
応関係の混乱が防止される。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に依れば、
接続されている複数の端末毎にアイコン画像を形成する
ので、端末毎にユニークなアイコン表示が可能となり、
更に例えばホスト側で接続回線を変更した場合でも、ア
イコンは接続ポート毎に設けられるものではなく、相手
端末から受信したデータに応じて形成されるものである
ため、接続地点の端末と接続ポートとの対応関係を明確
に把握することが可能となる。
【0047】さらに、好ましくは、前記ヘッダは、少な
くとも前記接続地点のテレビ会議システム用端末を認識
する認識番号と前記アイコン表示用データの種類を示す
フラグとから成るので、接続地点の端末から取得される
アイコン表示用データに応じて最適なアイコンを表示す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るテレビ会議システムを
構成するテレビ会議システム用端末の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図1のウィンドウ処理部の詳細な構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図2のウィンドウデータベースの一例を示す図
である。
【図4】図1のシステムコントローラが実行する制御処
理の手順を示すフローチャートである。
【図5】図1のシステムコントローラが実行する制御処
理の手順を示すフローチャートである。
【図6】本実施例のテレビ会議システム用端末が受信す
るアイコン描画用データの種類を示す図である。
【図7】図6の各アイコン描画用データのヘッダのビッ
ト割り当てを示す図である。
【図8】図1のハードディスクに構築されたビットマッ
プファイルデータベースの一例を示す図である。
【符号の説明】
2 システムコントローラ(取得手段) 6 ウィンドウ処理部(表示手段)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手端末識別用のアイコン表示用データ
    回線を介して接続されている他端末から受信する受
    信手段と、 前記受信手段によって受信されたアイコン表示用データ
    に基づき、前記端末毎にアイコンを作成するアイコン作
    成手段と、 前記アイコン作成手段によって作成されたアイコンを表
    示する表示手段とを有し、 前記アイコン作成手段は、前記アイコン表示用データに
    含まれているビットマップデータを用いてアイコンを作
    することを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記アイコン画像は、前記表示手段上に
    表示されるウィンドウ画面を閉じた時、前記表示手段上
    に作成されることを特徴とする請求項1記載の通信端末
    装置。
  3. 【請求項3】 前記アイコン表示用データにビットマッ
    プデータが含まれていない場合であって、テキストデー
    タが含まれている場合には、前記アイコン作成手段は、
    受信した前記テキストデータと、あらかじめ記憶してい
    るビットマップデータとを用いてアイコンを作成する
    とを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 前記アイコン表示用データは、少なくと
    もヘッダとテキストデータとから成ることを特徴とする
    請求項1記載の通信端末装置。
  5. 【請求項5】 前記アイコン表示用データにビットマッ
    プデータが含まれていない場合には、前記アイコン作成
    手段は、あらかじめ記憶しているデータを用いてアイコ
    ンを作成することを特徴とする請求項1記載の通信端末
    装置。
  6. 【請求項6】 前記ヘッダは、少なくとも前記端末を認
    識する認識番号と前記アイコン表示用データの種類を示
    すフラグとから成ることを特徴とする請求項3乃至5の
    いずれか1項に記載の通信端末装置。
  7. 【請求項7】 相手端末識別用のアイコン表示用データ
    を、回線を介して接続されている他端末から受信する受
    信手段と、 前記受信手段によって受信されたアイコン表示用データ
    に基き、前記端末毎に イコンを作成するアイコン作成
    手段と、 前記アイコン作成手段によって作成されたアイコンを表
    示する表示手段とを有し、 前記アイコン表示用データにビットマップデータが含ま
    れていない場合であって、テキストデータが含まれてい
    る場合には、前記アイコン作成手段は、受信した前記テ
    キストデータと、あらかじめ記憶しているビットマップ
    データとを用いてアイコンを作成 することを特徴とする
    通信端末装置。
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