JPH1092535A - サービスプラグのレバー保持機構 - Google Patents

サービスプラグのレバー保持機構

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JPH1092535A
JPH1092535A JP8240682A JP24068296A JPH1092535A JP H1092535 A JPH1092535 A JP H1092535A JP 8240682 A JP8240682 A JP 8240682A JP 24068296 A JP24068296 A JP 24068296A JP H1092535 A JPH1092535 A JP H1092535A
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久晴 加藤
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瑞子 松村
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62933Comprising exclusively pivoting lever
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/10Adaptation for built-in fuses
    • H01H2009/108Building a sliding and/or a removable bridging connector for batteries

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Distribution Board (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回動による折り畳み収納式のレバーを備え、
回路収容体から分離可能としたサービスプラグにおい
て、良好な操作性を実現することのできるレバー保持機
構を得る。 【解決手段】 サービスプラグ21のレバー保持機構に
おいて、短絡端子57、57を有したプラグ本体55
と、短絡端子57、57の端子嵌合方向に直交する方向
の回動軸69を介してプラグ本体55に回動自在に連結
したレバー51と、このレバー51とプラグ本体55と
に亘って設けてあり少なくともレバー51を端子嵌合方
向で起立させた時レバー51とプラグ本体55との相対
回動を一定の力で規制する回動規制手段71、73とを
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気回路を開き回
路電流を遮断する回路開閉装置(サービスプラグ)のレ
バー保持機構に関し、更に詳しくは、回動による折り畳
み収納式のレバーを起立状態に保持可能として操作性を
高めるものである。
【0002】
【従来の技術】高電圧回路の配電盤等では、配電盤の蓋
を開けた時、配電盤に設けた差し込み器具(プラグ)を
配電盤本体に固設した端子から抜脱し、回路電流を遮断
することで作業者の感電を防止するように配慮した回路
開閉装置がある。ところで、近年、排気ガスを出さない
無公害の車両として電気自動車が注目されている。この
電気自動車においてもモーター駆動のための高電圧回路
を有することから、点検整備(サービス)に際し上述同
様の理由で回路電流を遮断する必要がある。このような
要望から、従来の電気自動車では、高電圧回路を配電盤
の内部に格納し、配電盤の蓋を開けると自動的に高電圧
回路を開く回路開閉装置(コネクタ装置)が提案され
た。
【0003】図9は従来のコネクタ装置を示す斜視図、
図10は従来のコネクタ装置の蓋閉鎖過程の断面図であ
る。上面の開口した箱状のハウジング1の内部には雌コ
ネクタ3を固設してあり、雌コネクタ3は外部の高圧電
線5a、5bとコネクタ端子6を介して接続可能となっ
ている。ハウジング1には開口部を開閉する蓋7を設け
てあり、蓋7は回動軸9を中心に回動する。蓋7にはガ
イド11を設けてあり、ガイド11は雄コネクタ13及
び案内部材15を回動軸9と直交する方向に移動自在に
保持している。また、ガイド11の内壁と雄コネクタ1
3との間にはバネ17(図10参照)を配設してあり、
バネ17は雄コネクタ13及び案内部材15を回動軸9
に対して接近方向に付勢している。
【0004】このように構成したコネクタ装置19にお
いて、蓋7を閉めると、雄コネクタ13は回動軸9を中
心に円弧状の軌跡を描いて雌コネクタ3に接近する。従
って、雄コネクタ13は、雌コネクタ3との嵌合の過程
において、案内部材15が案内穴20の内壁20aに当
接することで、バネ17の付勢力に抗して回動軸9から
離反方向に移動し、再びバネ17の付勢力によって回動
軸9に接近方向に移動し、嵌合過程における円弧状の軌
跡による位置ズレを吸収して雌コネクタ3と嵌合し、高
圧電線5a、5bを導通させる。一方、蓋7を開くと、
雄コネクタ13は、再び回動軸9に対して接近離反方向
に移動しながら雌コネクタ3から抜け、高圧電線5a、
5bの間で高電圧回路を開き、回路電流を自動的に遮断
することができた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の回路開閉装置では、蓋7に雄コネクタ13を設
け、蓋7の開閉により雄コネクタ13と雌コネクタ3と
を離脱・嵌合させ、高電圧回路を自動的に開閉していた
ので、点検整備中に誤って蓋7を閉める恐れがある。こ
のような理由から、回路開閉装置は、短絡端子を内設す
るプラグ本体等を、回路収容体から完全に分離できるも
のとすることが好ましい。また、上述の回路開閉装置で
は、蓋7にレバー等の把手を設けていなかったため、開
閉操作がしずらいものとなっていた。これに対し、蓋7
に単にレバーを突設しても搭載スペースに限りのある電
気自動車等では邪魔となる。また、回動による折り畳み
収納式のレバーを設けたとしても、レバーが回動してし
まうため、押し込み力或いは引っ張り力を端子の嵌合離
脱方向と一致させ難く、操作性が悪い問題があった。本
発明は上記状況に鑑みてなされたもので、回動による折
り畳み収納式のレバーを備え、回路収容体からプラグ本
体を分離可能とした回路開閉装置(サービスプラグ)に
おいて、プラグ本体の良好な着脱操作性を実現すること
のできるレバー保持機構の提供を目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るサービスプラグのレバー保持機構は、短
絡端子を有したプラグ本体と、前記短絡端子の端子嵌合
方向に直交する方向の回動軸を介して該プラグ本体に回
動自在に連結したレバーと、該レバーと前記プラグ本体
とに亘って設けてあり少なくとも該レバーを前記端子嵌
合方向で起立させた時該レバーと前記プラグ本体との相
対回動を一定の力で規制する回動規制手段とを具備した
ことを特徴とするものである。そして、前記回動規制手
段は、前記レバー又は前記プラグ本体のいずれか一方に
形成された凹部と、前記レバー又は前記プラグ本体のい
ずれか他方に形成され該凹部に嵌合するとともに前記一
定の力以上で該嵌合を解除する突起とで構成することが
できる。また、前記回動軸を前記プラグ本体に固定し、
前記回動規制手段は、外周に凹溝を有し前記回動軸に同
心状に固定された溝付軸と、前記レバーに固定され該溝
付軸の前記凹溝に嵌合するとともに前記一定の力以上で
該嵌合を解除する弾性圧接部材とで構成してもよい。
【0007】このように構成したサービスプラグのレバ
ー保持機構では、回動規制手段がレバーとプラグ本体と
の相対回動を規制することで、レバーがプラグ本体に対
して起立状態に保持され、レバーの押し込み力或いは引
っ張り力が短絡端子の挿入離脱方向と一致する。また、
脱着されたプラグ本体は、レバーと短絡端子とが直線状
に保持され、短絡端子挿入前のレバーとプラグ本体との
不安定な相対回動が規制される。そして、回動規制手段
を凹部と、この凹部に嵌合する突起とで構成したレバー
保持機構では、レバー保持機構が比較的簡素な構造とな
る。また、回動規制手段を回動軸に固定した溝付軸と、
この溝付軸の凹溝に嵌合する弾性圧接部材とで構成した
レバー保持機構では、弾性圧接部材の弾性力を調整する
ことにより、レバーの保持力が任意に設定可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るレバー保持機
構の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明に係るレバー保持機構の第一実施形態
を示す分解斜視図、図2は図1に示したレバー保持機構
を有したサービスプラグの着脱プラグ嵌合開始時の断面
図、図3は図2に示したサービスプラグのレバーを倒し
た状態の平面図、図4は図2に示したサービスプラグの
着脱プラグ嵌合前の斜視図、図5は本発明によるレバー
保持機構のレバー位置と凹部及び突起との関係を示す要
部側面図である。
【0009】図2に示すように、回路開閉装置であるサ
ービスプラグ21は、回路収容体23と、この回路収容
体23に対して着脱自在な着脱プラグ25とからなる。
回路収容体23は、上部の開口したボックス部27と、
このボックス部27の開口を塞ぐカバー29とからな
る。ボックス部27には筒状の回路端子である雌端子3
1、31を複数(本例では二つ)並べて立設してあり、
雌端子31、31は上下方向(図2の上下方向)を端子
嵌合方向としている。雌端子31、31には端子33又
はバスバー35を介して高圧電線37a、37bを電気
的に接続してあり、高圧電線37a、37bはゴム栓3
9によってボックス部27との間を防水シールして外部
へ導出してある。
【0010】ボックス部27の上部開口には、カバー2
9をネジ40によって取り付けてある。カバー29には
雌端子31、31に対応させて端子挿入穴41(図4参
照)を穿設してあり、端子挿入穴41の中心は雌端子3
1、31の端子嵌合中心と一致している。カバー29の
上面には、端子挿入穴41の並設方向両側に一対の平行
な案内壁43、43を立設してある。図4に示すよう
に、案内壁43、43のそれぞれの対向面には、上端が
案内壁43、43の上端面で開口し、上下方向に長いガ
イド溝45を形成してある。また、ガイド溝45の下部
には円弧状の退避穴47を連設してある。なお、退避穴
47は、案内壁43、43を貫通しない円弧状の溝であ
ってもよい。
【0011】図3に示すように、カバー29にはレバー
ロック49を設けてあり、レバーロック49は着脱プラ
グ25の後述するレバー51を把持し、レバー51を折
り畳んだ状態でカバー29に保持する。カバー29には
リミットスイッチ53を設けてあり、リミットスイッチ
53は磁力によりスイッチ接点を開閉するようになって
いる。
【0012】一方、着脱プラグ25は、図1に示すよう
に、例えば矩形枠状に形成した上述のレバー51と、こ
のレバー51に回動自在に連結したプラグ本体55と、
このプラグ本体55から突出する短絡端子である雄端子
57、57とからなる。矩形枠状のレバー51は一辺が
連結杆59となっており、連結杆59には両側面に貫通
する回動軸貫通穴61を穿設してある。連結杆59の中
央には回動軸貫通穴61を分断して切り欠いた連結凹部
63を形成してある。プラグ本体55にはこの連結凹部
63に嵌合する連結凸部65を突設してあり、連結凸部
65には両側面に貫通する回動軸貫通穴67を穿設して
ある。レバー51とプラグ本体55は、連結凹部63に
連結凸部65を嵌合し、回動軸貫通穴61、67に回動
軸69を挿通することで、回動自在に連結してある。
【0013】連結杆59には、連結凹部63に面する内
面に回動規制手段である凹部71を形成してある。ま
た、連結凸部65の外面には、凹部71に嵌合する回動
規制手段である突起73を突設してある。凹部71と突
起73は、レバー51がプラグ本体55に対して起立し
た状態(図1、図2、図4の状態)で嵌合するようにな
っている。凹部71と突起73は、一定以上の力が加え
られると嵌合を解除する所謂セミロック構造となってい
る。従って、折り畳まれたレバー51は、プラグ本体5
5から起こされることで、凹部71と突起73が嵌合
し、一定の回動阻止力で起立状態に保持されるととも
に、一定以上の力で回動されることで、凹部71と突起
73の嵌合が解除され、回動軸69を中心に回動して折
り畳まれるようになっている。
【0014】プラグ本体55には連結凸部65の反対面
に上述した複数(本例では二つ)の雄端子57、57を
突設してあり、雄端子57、57の並設間隔は端子挿入
穴41の間隔と同一に設定してある。プラグ本体55の
内部にはバスバー75(図2参照)を内設してあり、バ
スバー75は二つの雄端子57、57を導通させてい
る。つまり、着脱プラグ25は、雄端子57、57を端
子挿入穴41に挿入することで、雌端子31、31に嵌
合し、雌端子31、31を短絡できるようになってい
る。
【0015】レバー51の連結杆59の側面には、ボス
77、77を回動軸69と同一方向で突設してある。ボ
ス77、77は、回動軸69より雄端子57、57の突
出側に配設してある。このボス77、77は、上述した
案内壁43、43のガイド溝45に嵌入するように直
径、突出長を設定してある。また、ボス77、77と雄
端子57、57とは、ボス77、77をガイド溝45へ
挿入した直後に、雄端子57、57の先端が端子挿入穴
41に進入する相対位置関係で寸法を設定してある。
【0016】レバー51にはマグネット79(図2参
照)を内設してあり、マグネット79はレバー51を折
り畳み、レバーロック49に保持させた状態で、リミッ
トスイッチ53に対向するよう配設してある。
【0017】このように構成したサービスプラグ21の
作用を説明する。サービスプラグ21は、着脱プラグ2
5を回路収容体23に挿着してある状態で、雄端子5
7、57が雌端子31、31を短絡し、高圧電流回路を
閉じている。着脱プラグ挿着状態では、回動軸69を中
心にレバー51を折り畳んであり(図3、図5(A)参
照)、レバー51はレバーロック49によってカバー2
9の上面に保持されている。この状態で、カバー29に
設けたリミットスイッチ53は、レバー51のマグネッ
ト79と対向することとなり、マグネット79の磁力に
より接点を動作させ、レバー51が保持状態となってい
ることを検出する。
【0018】着脱プラグ25を脱着するには、レバーロ
ック49を解除して、レバー51を起立させる。起立し
たレバー51は、図5(B)に示すように、凹部71が
突起73に嵌合し、回動が規制されることで、起立姿勢
を保持することとなる。これにより、レバー51のマグ
ネット79がリミットスイッチ53から離れ、リミット
スイッチ53はレバー51の保持状態が解除されたこと
を検出する。次いで、レバー51を握り、回路収容体2
3から離反方向に引き抜くことにより、雄端子57、5
7を雌端子31、31から抜き、高電圧回路を雌端子3
1、31との間で開き、高電圧電流を遮断する。
【0019】回路収容体23から脱着した着脱プラグ2
5は、凹部71と突起73を嵌合させていることで、レ
バー51とプラグ本体55との相対回動を規制し、レバ
ー51の起立方向と雄端子57、57の突出方向とを直
線状に保持する。即ち、脱着した着脱プラグ25は、レ
バー51を把持した時に、プラグ本体55が回動軸69
を中心に不安定に回動することがない。
【0020】一方、着脱プラグ25を回路収容体23に
挿着するにはレバー51を握り、レバー両側面のボス7
7、77を案内壁43、43のガイド溝45に挿入す
る。着脱プラグ25は、ボス77、77がガイド溝45
に進入した直後に、雄端子57、57の先端が端子挿入
穴41に進入する。この時、着脱プラグ25は、レバー
51と雄端子57、57とが直線状に一体化しているの
で、レバー51とプラグ本体55との不安定な相対回動
が規制され、レバー51の操作による雄端子57、57
の位置合わせが容易に行え、良好な挿入操作性が得られ
る。
【0021】その後、着脱プラグ25は、ボス77、7
7がガイド溝45に係合し、且つ雄端子57、57の先
端が端子挿入穴41に進入することで、更に回路収容体
23に対してもボス77、77を中心とした相対回動が
規制され、起立状態の姿勢を保持することとなる。な
お、ボス77、77がガイド溝45に係合し且つ雄端子
57、57が端子挿入穴41に進入した状態では、ボス
77、77と回動軸69がズレているため、凹部71と
突起73によらなくとも、レバー51とプラグ本体55
との回動は不能となる。
【0022】次いで、レバー51を回路収容体方向に押
し込むと、雄端子57、57が雌端子31、31に嵌合
し、同時に、ボス77、77が退避穴47に到達する。
レバー51は、ボス77、77が退避穴47に到達する
ことで、ガイド溝45による相対回動の規制が解除さ
れ、回動軸69を中心に回動可能となる。この後、レバ
ー51を一定以上の力により回動することで、凹部71
と突起73とのセミロックを解除して、ボス77、77
を退避穴47に進入させ、レバー51を折り畳む。折り
畳まれたレバー51をレバーロック49に保持させるこ
とで、リミットスイッチ53がマグネット79により作
動し、リミットスイッチ53が再びレバーロック49の
保持状態を検出することとなる。
【0023】このように、上述のサービスプラグ21に
よれば、回路収容体23とプラグ本体55とを別体で構
成し、プラグ本体55をプラグ本体55から完全に分離
できるようにしたので、開閉蓋に短絡端子を設けた従来
の回路開閉装置のように、点検整備中に誤って蓋を閉め
ることによる感電の危険を防止することができる。
【0024】そして、サービスプラグ21のレバー保持
機構によれば、凹部71と突起73を嵌合させること
で、レバー51とプラグ本体55との相対回動を規制し
て、レバー51をプラグ本体55に対して起立状態に保
持できるようにしたので、レバー51の押し込み力或い
は引っ張り力を雄端子57、57の挿入離脱方向と一致
させることができ、着脱プラグ25の着脱操作性を良好
にすることができる。また、回動規制手段を凹部71と
突起73のみで構成できるので、レバー保持機構を比較
的簡素な構造で安価に製作することができる。
【0025】更に、脱着された着脱プラグ25は、レバ
ー51と雄端子57、57とを直線状に保持しているの
で、雄端子57、57を端子挿入穴41へ挿入する前の
レバー51とプラグ本体55との不安定な相対回動を規
制することができ、雄端子57、57の端子挿入穴41
への挿入性を良好なものにすることができる。
【0026】次に、本発明に係るサービスプラグの他の
実施形態を図6〜図8に基づき説明する。図6は本発明
に係るレバー保持機構の第二実施形態を示す断面図、図
7は図6に示したレバー保持機構の要部側面図、図8は
図6に示したレバー保持機構のレバー回動過程を(A)
(B)で示した要部側面図である。なお、図1〜図5に
示した部材と同一の部材には同一の符号を付し、重複す
る説明は省略することとする。この実施形態によるサー
ビスプラグ81は、上述のサービスプラグ21における
凹部71と、突起73とを有していない一方、回動規制
手段である溝付軸(フィーリングロック)83と、回動
規制手段である一対の弾性圧接部材(フィーリングプレ
ート)85、85とを有し、回動軸69をプラグ本体5
5の連結凸部65に回動不能に固定してある。
【0027】フィーリングロック83は、筒状に形成し
てあり、回動軸69の両端に同心状で固定してある。フ
ィーリングロック83の外周には、回動軸69の長手方
向に延びる凹溝87を中心角90度毎に合計4つ形成し
てある。
【0028】一方、フィーリングプレート85、85
は、バネ性を有する例えば金属板からなり、中央部に山
形に突出したロック突起89を形成してある。フィーリ
ングプレート85、85は、レバー51の回動軸貫通穴
61の内部に、フィーリングロック83を挟み平行に対
向させて固定してある。対向したフィーリングプレート
85は、ロック突起89をフィーリングロック83の外
周に圧接している。回動軸貫通穴61にはロック突起8
9の裏側に退避部91を形成してあり、退避部91はフ
ィーリングロック83から離反方向に撓んだフィーリン
グプレート85、85の中央部を収容する。フィーリン
グロック83とフィーリングプレート85、85とは、
レバー51を起立した時に、ロック突起89が一方の対
向する凹溝87に嵌入し、レバー51を折り畳んだ時
に、ロック突起89が他方の対向する凹溝87に嵌入す
る相対位置で配設してある。なお、フィーリングプレー
ト85は、単体で設けるものであってもよい。
【0029】このように構成したサービスプラグ81の
レバー保持機構では、レバー51を起立させると、フィ
ーリングプレート85、85のロック突起89が、フィ
ーリングロック83の一方の対向する凹溝87に嵌入
し、フィーリングロック83に対するレバー51の回動
を一定の力で規制する。即ち、レバー51は、図7に示
すように、起立状態でプラグ本体55に保持されること
となる。一方、一定以上の力でレバー51を回動する
と、図8(A)に示すように、ロック突起89が凹溝8
7から抜け出て、フィーリングロック83から離反方向
に撓みながら、フィーリングロック83の外周を摺動す
る。
【0030】レバー51が折り畳み収納位置まで回動す
ると、ロック突起89が、フィーリングロック83の他
方の対向する凹溝87に嵌入し、レバー51の回動が再
び規制され、レバー51が収納状態で保持されることと
なる。
【0031】このように、上述の第二実施形態によるサ
ービスプラグ81のレバー保持機構によれば、回動軸6
9をプラグ本体55に固定し、凹溝87を有するフィー
リングロック83を回動軸69の端部に固設し、ロック
突起89を有するフィーリングプレート85、85をレ
バー51の回動軸貫通穴61に固設したので、ロック突
起89を凹溝87に嵌入させ、回動軸69とレバー51
との相対回転を規制することで、レバー51を起立位置
及び収納位置に保持することができる。この結果、上述
のサービスプラグ21と同様、レバー51の押し込み力
或いは引っ張り力を雄端子57、57の挿入離脱方向と
一致させることができ、またレバー51とプラグ本体5
5との不安定な相対回動を規制することができ、着脱プ
ラグ25の着脱操作性を良好にすることができる
【0032】更に、このレバー保持機構によれば、フィ
ーリングプレート85、85のバネ力でレバー51を保
持するため、フィーリングプレート85、85のバネ力
を調整することにより、レバー51の保持力を任意に設
定することができる。
【0033】なお、上述のサービスプラグ81では、弾
性圧接部材としてフィーリングプレート85、85を用
いたが、弾性圧接部材としては、この他、ピン、ボール
等をコイルバネによりフィーリングロック83の外周に
圧接し、レバー51とフィーリングロック83との回動
を規制するものであってもよい。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るサービスプラグのレバー保持機構によれば、レバーを
端子嵌合方向で起立させた時レバーとプラグ本体との相
対回動を一定の力で規制する回動規制手段を、レバーと
プラグ本体とに亘って設けたので、レバーをプラグ本体
に対して起立状態に保持でき、レバーの押し込み力或い
は引っ張り力を短絡端子の挿入離脱方向と一致させるこ
とができ、レバーによるプラグ本体の着脱操作性を良好
にすることができる。また、脱着されたプラグ本体は、
レバーと短絡端子とを直線状に保持しているので、短絡
端子挿入前のレバーとプラグ本体との不安定な相対回動
を規制することができ、短絡端子の端子挿入穴への挿入
性を良好にすることができる。そして、回動規制手段
を、凹部と突起とで構成したレバー保持機構によれば、
比較的簡素な構造で安価に保持機構を構成することがで
きる。また、回動規制手段を、回動軸に固定した溝付軸
とこの溝付軸の凹溝に嵌合する弾性圧接部材とで構成し
たレバー保持機構によれば、弾性圧接部材の弾性力を調
整することにより、レバーの保持力を任意に設定するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレバー保持機構の第一実施形態を
示す分解斜視図である。
【図2】図1に示したレバー保持機構を有したサービス
プラグの着脱プラグ嵌合開始時の断面図である。
【図3】図2に示したサービスプラグのレバーを倒した
状態の平面図である。
【図4】図2に示したサービスプラグの着脱プラグ嵌合
前の斜視図である。
【図5】本発明によるレバー保持機構のレバー位置と凹
部及び突起との関係を示す要部側面図である。
【図6】本発明に係るレバー保持機構の第二実施形態を
示す断面図である。
【図7】図6に示したレバー保持機構の要部側面図であ
る。
【図8】図6に示したレバー保持機構のレバー回動過程
を(A)(B)で示した要部側面図である。
【図9】従来のコネクタ装置を示す斜視図である。
【図10】従来のコネクタ装置の蓋閉鎖過程の断面図で
ある。
【符号の説明】
21、81 サービスプラグ 51 レバー 55 プラグ本体 57 雄端子(短絡端子) 69 回動軸 71 凹部(回動規制手段) 73 突起(回動規制手段) 83 溝付軸(回動規制手段) 85 弾性圧接部材(回動規制手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短絡端子を有したプラグ本体と、前記短
    絡端子の端子嵌合方向に直交する方向の回動軸を介して
    該プラグ本体に回動自在に連結したレバーと、該レバー
    と前記プラグ本体とに亘って設けてあり少なくとも該レ
    バーを前記端子嵌合方向で起立させた時該レバーと前記
    プラグ本体との相対回動を一定の力で規制する回動規制
    手段とを具備したことを特徴とするサービスプラグのレ
    バー保持機構。
  2. 【請求項2】 前記回動規制手段は、前記レバー又は前
    記プラグ本体のいずれか一方に形成された凹部と、前記
    レバー又は前記プラグ本体のいずれか他方に形成され該
    凹部に嵌合するとともに前記一定の力以上で該嵌合を解
    除する突起とで構成したことを特徴とする請求項1記載
    のサービスプラグのレバー保持機構。
  3. 【請求項3】 前記回動軸を前記プラグ本体に固定し、
    前記回動規制手段は、外周に凹溝を有し前記回動軸に同
    心状に固定された溝付軸と、前記レバーに固定され該溝
    付軸の前記凹溝に嵌合するとともに前記一定の力以上で
    該嵌合を解除する弾性圧接部材とで構成したことを特徴
    とする請求項1記載のサービスプラグのレバー保持機
    構。
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