JPH1091329A - 情報処理装置および情報入力方法 - Google Patents

情報処理装置および情報入力方法

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JPH1091329A
JPH1091329A JP24737696A JP24737696A JPH1091329A JP H1091329 A JPH1091329 A JP H1091329A JP 24737696 A JP24737696 A JP 24737696A JP 24737696 A JP24737696 A JP 24737696A JP H1091329 A JPH1091329 A JP H1091329A
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finger
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processing apparatus
pointer
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JP24737696A
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Yasuhiko Sakagami
寧彦 坂上
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置を薄型化し、信頼性を向上する。 【解決手段】 カーソル5を移動するとき操作されるタ
ッチパッド12と同一の基本構造を有するタッチパッド
31,32を設け、クリックの入力を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び情報入力方法に関し、特にポインタを所定の位置に移
動させ、クリックする操作を行う場合に用いて好適な、
情報処理装置および情報入力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のパーソナルコンピュータ
の構成例を表している。このパーソナルコンピュータ1
は、本体2と、本体2に対して開閉自在とされている開
閉部3とにより構成されている。本体2には、アルファ
ベットや数字などを入力するとき操作されるキー11が
配置されている。また、キー11の下方には、タッチパ
ッド12が配置され、開閉部3のLCD4に表示されて
いるポインタ5を移動させるとき操作されるようになさ
れている。タッチパッド12の下方には、押圧操作され
る機械的なスイッチ13とスイッチ14が設けられてい
る。
【0003】また、本体2には、この他、電源をオンし
たとき点灯される電源ランプ15、各種のファンクショ
ンを選択したとき点灯されるファンクションランプ1
6、音声を出力するステレオスピーカ18などが設けら
れている。さらにPCカードスロットカバー17は、P
Cカードを装着するとき取り外されるようになされてい
る。またLCD4の右上には、マイクロホン19が設け
られている。
【0004】図10は、タッチパッド12およびスイッ
チ13,14からの入力を検出する回路の構成例を表し
ている。同図に示すように、タッチパッド12には、水
平方向に配置されたn本の線22と、垂直方向に配置さ
れたm本の線23が、相互に交差するように配置されて
いる。これらの線22と線23は、コントローラ21に
接続されている。また、このコントローラ21には、線
24と線25を介してスイッチ13とスイッチ14が、
それぞれ接続されている。
【0005】次に、その操作について説明する。パーソ
ナルコンピュータ1に対してポインタ5の移動を指令す
るとき、ユーザは、タッチパッド12上の所定の位置を
指で軽く押圧し、その押圧する位置を、ポインタ5を移
動させる方向に移動させる。コントローラ21は、指の
押圧位置の変化を検出する。ポインタ5は、その検出結
果に対応して、移動表示される。
【0006】また、ユーザは、いわゆるクリック操作を
行うとき、主に左側のスイッチ13を押圧し、例えばメ
ニューを表示させる場合などにおいて、スイッチ14を
押圧する。スイッチ13,14は、押圧操作されたとき
オンする。コントローラ21は、スイッチ13,14の
オンオフを検出し、スイッチ13,14がオンされたと
き、それに対応する処理を実行する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のパーソナルコン
ピュータ1においては、このように、クリックを入力す
るための入力装置が、機械的なスイッチ13,14によ
り構成されていた。従って、構成が複雑となり、故障が
多いだけでなく、スイッチ13,14をオンオフさせる
ために、上下方向のストローク長を確保する必要がある
ため、本体2を薄型化することが困難となる課題があっ
た。
【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、構成を簡略化し、より薄型化するととも
に、故障を少なくして、信頼性を向上させることができ
るようにするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、ポインタの移動を指令するとき、指が接触す
る位置を移動する操作が行われる平面形状の第1のタッ
チパッドと、クリックを指令するとき、指で接触する操
作が行われる平面形状の、第1のタッチパッドと同一の
基本構造を有する第2のタッチパッドと、第1のタッチ
パッドにおける指の接触位置の移動を検出するととも
に、第2のタッチパッドにおける指の接触を検出する検
出手段とを備えることを特徴とする。
【0010】請求項8に記載の情報入力方法は、平面形
状の第1のタッチパッド上で、指が接触する位置を移動
する操作を行うことで、ポインタの移動を入力し、第1
のタッチパッドと同一の基本構造を有する第2のタッチ
パッド上で、指で接触する操作を行うことで、クリック
を入力することを特徴とする。
【0011】請求項1に記載の情報処理装置および請求
項8に記載の情報入力方法においては、平面形状の第1
のタッチパッド上で、指が接触する位置を移動する操作
を行うことで、ポインタの移動が入力され、第1のタッ
チパッドと同一の基本構造を有する第2のタッチパッド
上で、指で接触する操作を行うことで、クリックが入力
される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のパーソナルコン
ピュータの外観の構成例を示しており、図9における場
合と対応する部分には同一の符号を付してあり、その説
明は、適宜省略する。
【0013】すなわち、このパーソナルコンピュータ1
は、基本的に、図9に示したパーソナルコンピュータと
同様の構成を有しており、タッチパッド12の下方に、
スイッチ13,14に替えて、左クリックボタンとして
のタッチパッド31と、右クリックボタンとしてのタッ
チパッド32が設けられている点が異なっている。ただ
し、図1においては、図9におけるPCカードスロット
カバー17、ステレオスピーカ18、マイクロホン19
の図示は省略されている。
【0014】図2は、図1のパーソナルコンピュータ1
の内部の構成例を示すブロック図である。CPU81
は、ROM82に記憶されているプログラムに従って各
種の処理を実行する。RAM83には、CPU81が各
種の処理を実行する上において必要なデータ、プログラ
ムなどが、適宜記憶される。検出回路84は、キー11
の操作を検出し、その検出信号をCPU81に出力して
いる。
【0015】ハードディスクドライブ(HDD)85
は、CPU81が処理するプログラム、データなどを、
適宜記憶する。フロッピーディスクドライブ(FD)8
6は、装着されたフロッピーディスク(図示せず)に対
してデータを記録再生する。
【0016】コントローラ51は、タッチパッド12
(第1のタッチパッド)とタッチパッド31,32(第
2のタッチパッド)の操作を検出し、検出信号をCPU
81に出力するようになされている。
【0017】図3と図4に示すように、タッチパッド1
2とタッチパッド31,32は、基板41の上面に取り
付けられており、基板41の下面には、コントローラ5
1が取り付けられている。
【0018】図5は、タッチパッド12とタッチパッド
31,32の基本構造を簡略化して表している。同図に
示すように、タッチパッド12の下面には、水平方向に
配置された電極61−1乃至61−4と、垂直方向に配
置された電極62−1乃至62−5が、相互に交差する
ように配置されている。電極61−1乃至61−4は、
コントローラ51(検出手段)の端子H1乃至H4に接
続されている。また、電極62−1乃至62−5は、コ
ントローラ51の端子V1乃至V5に接続されている。
【0019】タッチパッド12の左下に配置されている
タッチパッド31には、その下方に、水平方向に配置さ
れた電極72−1,72−2と、垂直方向に配置された
電極71−1,71−2が、相互に交差するように配置
されている。電極71−1,71−2は、相互に接続さ
れ、電極71−3として、コントローラ51の端子LV
に接続されている。また、電極72−1,72−2も相
互に接続され、電極72−3として、コントローラ51
の端子LHに接続されている。
【0020】さらに、タッチパッド12の右下のタッチ
パッド32の下面には、垂直方向に電極73−1,73
−2が配置されており、水平方向に電極74−1,74
−2が配置されている。これらの電極73−1,73−
2と電極74−1,74−2は、相互に交差するように
配置されている。電極73−1,73−2は相互に接続
され、電極73−3として、コントローラ51の端子R
Vに接続されている。また、電極74−1,74−2も
相互に接続され、電極73−1としてコントローラ51
の端子RHに接続されている。
【0021】このように、タッチパッド31,32は、
タッチパッド12と同一の基本構造を有し、平面形状の
タッチパッド12またはタッチパッド31,32を指で
操作することにより、所定の入力を行うことができるよ
うになされている。
【0022】次に、その動作について説明する。キー1
1が操作されると、検出回路84は、その操作に対応す
る検出信号をCPU81に出力する。CPU81は、入
力された検出信号に対応して、例えば、所定の文字のデ
ータを発生させ、LCD4に出力し、表示させる。ま
た、同様にして、CPU81は、ROM82に記憶され
ているポインタの図形データを読み出し、LCD4に出
力し、表示させる。これにより、例えば図1に示すよう
に、ポインタ5が表示される。
【0023】次に、図6のフローチャートを参照して、
タッチパッド12,31,32を操作した場合の検出動
作について説明する。ユーザは、ポインタ5を所定の位
置に移動させるとき、タッチパッド12上の所定の位置
を指で接触(押圧)し、その接触位置を、ポインタ5を
移動させる方向に移動させる操作を行う。コントローラ
51は、ステップS1において、この操作を検出する。
すなわち、ユーザがタッチパッド12を指で押圧する
と、その押圧された位置の静電容量が変化する。例え
ば、図5において、タッチパッド12の点Pの位置を指
で押圧すると、水平方向の電極61−3と垂直方向の電
極62−2の間の静電容量が、他の電極との間の静電容
量に比較して大きく変化する。コントローラ51は、ス
テップS1において、この変化を検出する。
【0024】電極61−1乃至61−4と、電極62−
1乃至62−5のそれぞれのピッチを狭くすれば、それ
だけ位置検出の分解能が向上することになる。しかしな
がら、ピッチを短くすると、指で1個所を押圧したとし
ても、静電容量の変化する電極の交差点(座標位置)
は、複数発生することになる。そこで、静電容量の変化
が検出された場合、ステップS4に進み、コントローラ
51は、静電容量の変化が検出された点(座標)で構成
される範囲の重心点を演算する。そして、その重心点
が、ユーザにより指で指定された位置であるとする。
【0025】次に、ステップS5に進み、前回検出され
た重心点と、今回検出された重心点との変化量、すなわ
ち、距離、速度および方向を演算する。そして、コント
ローラ51は、その検出した距離、速度および方向をC
PU81に出力する。CPU81は、コントローラ51
より距離、速度および方向のデータを受け取ると、ステ
ップS6において、その距離、速度および方向(変化
量)に対応する処理を実行する。すなわち、CPU81
は、ポインタ5を、現在位置から、入力された距離に対
応する距離だけ、入力された速度に対応する速度で、入
力された方向に対応する方向に移動させる。
【0026】一方、ステップS1において、タッチパッ
ド12が操作されていないと判定された場合、ステップ
S2に進み、コントローラ51は、端子LHと端子LV
間の静電容量が変化したか否か、すなわちタッチパッド
31が操作されたか否かを判定する。タッチパッド31
は、クリック操作を入力するためのものであるので、タ
ッチパッド31のどの位置が操作されたのかを検出する
必要はなく、タッチパッド31が操作されたか否かだけ
を検出すればよい。そこで、コントローラ51は、端子
Hと端子LVの間の静電容量が変化した場合、タッチパ
ッド31が操作されたものとして、検出信号をCPU8
1に出力する。この検出信号の入力を受けたとき、CP
U81は、ステップS7において、対応する処理を実行
する。すなわち、クリック操作が行われ、ポインタ5の
表示位置に対応する選択が入力されたものとして、その
選択処理を実行する。
【0027】ステップS2において、タッチパッド31
が操作されていないと判定された場合、ステップS3に
進み、コントローラ51は、端子RHと端子RVの間の静
電容量が変化したか否かを判定する。すなわち、タッチ
パッド32が操作されたか否かを判定する。このタッチ
パッド32も、クリック(補助的なクリック)を入力す
るとき操作されるものであるので(その入力の意味は、
コンピュータ、あるいは、アプリケーションソフトウェ
アによって異なる)、タッチパッド32の操作された位
置を検出する必要はなく、タッチパッド32が操作され
たか否かだけを検出すればよい。コントローラ51は、
端子RHと端子RVの間の静電容量が変化したと判定した
場合、その検出信号を、CPU81に出力する。CPU
81は、この検出信号の入力を受けたとき、ステップS
8において、対応する処理を実行する。すなわち、ポイ
ンタ5の表示位置に対応して、ダブルクリックの入力が
行われたものとしての処理を実行する。
【0028】次に、タッチパッド12,31,32を利
用して、ポインタ5を移動して、所定の入力を行う場合
の動作について、図7のフローチャートを参照して説明
する。いま、例えば図1に示すように、LCD4におい
ては、アプリケーションウィンドウ101に、所定のメ
ッセージ、そのメッセージに対応して、そのアプリケー
ションを実行するとき操作される実行ソフトボタン10
2、および、終了を指令するとき操作される終了ソフト
ボタン103が表示されているものとする。
【0029】このときCPU81は、最初にステップS
21において、座標位置変更入力がなされたか否かを判
定する。すなわち、上述したように、タッチパッド12
が操作されたか否かが判定される。タッチパッド12が
操作されたと判定された場合、ステップS22(位置制
御手段)に進み、CPU81は、ポインタ表示位置変更
処理を実行する。すなわち、CPU81は、コントロー
ラ51から、上述したように、距離、速度および方向の
データを受け取ると、その距離、速度および方向に対応
してポインタ5を移動表示させる。ユーザは、これによ
り、ポインタ5を実行ソフトボタン102上、または終
了ソフトボタン103上に移動させることができる。
【0030】一方、ステップS21において、タッチパ
ッド12が操作されていないと判定された場合、ステッ
プS23に進み、実行ソフトボタン102が操作された
か否かが判定される。すなわち、ユーザは、実行ソフト
ボタン102を操作するとき、ポインタ5を実行ソフト
ボタン102上に移動させた後、タッチパッド31(ま
たはタッチパッド32)を操作(クリック)する。この
ときステップS24(処理指令手段)に進み、CPU8
1は、アプリケーションを実行させる。
【0031】これに対して、ステップS23において、
実行ソフトボタン102がクリックされていないと判定
された場合、ステップS24に進み、CPU81は、終
了ソフトボタン103がクリックされたか否かを判定す
る。終了ソフトボタン103がクリックされていないと
判定された場合は、ステップS21に戻り、それ以降の
処理を繰り返し実行する。ステップS24において、終
了ソフトボタン103がクリックされたと判定された場
合、ステップS25(処理指令手段)に進み、CPU8
1は、処理を終了させる。すなわち、ユーザは、アプリ
ケーションを実行しないとき、ポインタ5を終了ソフト
ボタン103上に移動させ、タッチパッド31をクリッ
クする。このときCPU81は、処理を終了させること
になる。
【0032】以上のように、タッチパッド31,32
は、タッチパッド12と実質的に同一の基本構造を有し
ている。すなわち、タッチパッド31,32は、基本的
には接触だけが検出され、図9のスイッチ13,14を
操作する場合のように、スイッチをオンさせるためのス
トローク操作(深い押圧操作)は不要であるので、タッ
チパッド12と同様に、タッチパッド31,32におい
ては、その操作検出のためのストローク分の厚みが不要
となる。このため、タッチパッド12,31,32は、
それ自身、さらに、それを取り付けた本体2を薄型化す
ることが可能となる。
【0033】また、静電容量を検出する方式であるた
め、基本的に可動部がなく、故障のおそれが少なく、信
頼性が向上する。
【0034】以上においては、タッチパッド31,32
をタッチパッド12とは独立に形成するようにしたが、
一体的に形成するようにすることも可能である。図8
は、この場合の実施の形態を表している。すなわち、こ
の実施の形態においては、タッチパッド12に対して、
水平方向に電極61−1乃至61−12が配置され、垂
直方向に電極62−1乃至62−10が配置される。こ
れらは、それぞれコントローラ51の端子H1乃至H1
2または、V1乃至V10に、それぞれ接続されてい
る。
【0035】タッチパッド12は、ポインタの移動を入
力する領域12A、左クリックボタンとして機能する領
域12B、および右クリックボタンとして機能する領域
12Cに区分されている。電極61−1乃至61−9
は、領域12A内に配置されており、電極61−10乃
至61−12は、領域12B,12C内に配置されてい
る。従って、コントローラ51は、電極61−1乃至6
1−9に対応する端子H1乃至H9のいずれかと、端子
V1乃至V10のいずれかとの間で、静電容量の変化が
検出されたとき、座標検出処理を行う。
【0036】これに対して、電極61−10乃至61−
12に対応する端子H10乃至H12のいずれかと、端
子V1乃至V10のいずれかとの間の静電容量の変化が
検出された場合、コントローラ51は、クリック操作と
して入力を検出する。領域12Bには、電極62−1乃
至62−5が対応しており、領域12Cには、電極62
−6乃至62−10が対応している。そこで、コントロ
ーラ51は、電極62−1乃至62−5が接続されてい
る端子V1乃至V5のいずれかと、端子H10乃至H1
2のいずれかとの間で静電容量の変化が検出された場
合、左クリックボタンが操作されたものと判定し、電板
62−6乃至62−10が接続されている端子V6乃至
V10のいずれかと、端子H10乃至H12のいずれか
との間で静電容量の変化が検出された場合、右クリック
ボタンが操作されたものと判定して、それぞれ検出信号
を出力する。
【0037】図8に示すように、クリックボタンのため
の領域と、ポインタ移動のための領域を一体的に形成す
るようにした場合、図5に示すように、独立に形成する
場合に較べて、平面から見た面積をより小さくすること
が可能となる。
【0038】なお、以上においては、静電容量の変化か
らタッチパッド12,31,32の操作を検出するよう
にしたが、この他、圧力を検出する感圧方式、その他方
式で検出するようにすることも可能である。
【0039】また、これらのタッチパッドを操作するこ
とにより、所定の入力を行う情報処理装置としては、パ
ーソナルコンピュータの他、ワードプロセッサ、その他
の装置とすることも可能である。
【0040】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の情報処理
装置および請求項8に記載の情報入力方法によれば、平
面形状の第1のタッチパッド上で、指が接触する位置を
移動する操作を行うことで、ポインタの移動を入力し、
第1のタッチパッドと同一の基本構造を有する第2のタ
ッチパッド上で、指で接触する操作を行うことで、クリ
ックを入力するようにしたので、構成を簡略化し、装置
を薄型化し、信頼性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置を応用したパーソナルコ
ンピュータの外観構成を示す斜視図である。
【図2】図1のパーソナルコンピュータの内部の構成例
を示すブロック図である。
【図3】図1のタッチパッドの取り付け状態を説明する
平面図である。
【図4】図1のタッチパッドの取り付け状態を説明する
側面図である。
【図5】図1のタッチパッドの基本構造を示す図であ
る。
【図6】図5のタッチパッドの入力操作を説明するフロ
ーチャートである。
【図7】図1のパーソナルコンピュータの動作を説明す
るフローチャートである。
【図8】タッチパッドの他の基本構造を示す図である。
【図9】従来のパーソナルコンピュータの外観構成を示
す斜視図である。
【図10】図9のタッチパッドの電気的接続状態を説明
する図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ, 2 本体, 3 開閉
部, 4 LCD,5 ポインタ, 11 キー, 1
2,31,32 タッチパッド, 51 コントロー
ラ, 61−1乃至61−4,62−1乃至62−5,
71−1乃至71−3,72−1乃至72−3,73−
1乃至73−3,74−1乃至74−3電極
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年6月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力に対応する所定の処理を行う情報処
    理装置において、 ポインタの移動を指令するとき、指が接触する位置を移
    動する操作が行われる平面形状の第1のタッチパッド
    と、 クリックを指令するとき、指で接触する操作が行われる
    平面形状の、前記第1のタッチパッドと同一の基本構造
    を有する第2のタッチパッドと、 前記第1のタッチパッドにおける前記指の接触位置の移
    動を検出するとともに、前記第2のタッチパッドにおけ
    る前記指の接触を検出する検出手段とを備えることを特
    徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のタッチパッドと第2のタッチ
    パッドは、その基本構造として、相互に交差する電極を
    有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段による前記第1のタッチパ
    ッドの検出結果に対応して、前記ポインタの位置を制御
    する位置制御手段と、 前記検出手段による前記第2のタッチパッドの検出結果
    に対応して、前記ポインタの位置に応じた処理を指令す
    る処理指令手段とをさらに備えることを特徴とする請求
    項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のタッチパッドと第2のタッチ
    パッドは、独立に形成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のタッチパッドと第2のタッチ
    パッドは、1枚のタッチパッドの領域を区分することで
    形成されていることを特徴とする請求項1に記載の情報
    処理装置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段は、前記第1のタッチパッ
    ドと第2のタッチパッドの操作を、静電容量の変化から
    検出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記検出手段は、前記第1のタッチパッ
    ドと第2のタッチパッドの操作を、圧力の変化から検出
    することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 入力に対応する所定の処理を行う情報処
    理装置の情報入力方法において、 平面形状の第1のタッチパッド上で、指が接触する位置
    を移動する操作を行うことで、ポインタの移動を入力
    し、 前記第1のタッチパッドと同一の基本構造を有する第2
    のタッチパッド上で、指で接触する操作を行うことで、
    クリックを入力することを特徴とする情報入力方法。
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