JP3063626B2 - ポインティング入力装置 - Google Patents

ポインティング入力装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパーソナルコンピュ
ータやワークステーション等の情報処理装置に備えられ
た表示装置における表示画面上での位置座標を入力する
ための入力装置に関し、特に指操作により位置座標を入
力することが可能なポインティング入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやワークステー
ション等の情報処理装置では、表示装置の表示画面にお
ける位置座標を示すためにカーソル表示が行われている
が、このカーソルは通常キーボードやマウスによって移
動させる構成がとられている。一方、カーソルを指やペ
ン等により位置設定させるためのポインティング入力装
置も提案されている。例えば、特開昭60−21743
0号公報では、抵抗体シートを利用し、マウスで抵抗体
シートの一部を押圧することでその押圧部位の座標位置
を検出し、この検出位置に対応する表示画面の座標位置
にカーソルを移動させる座標位置検出装置が提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この座
標位置検出装置では、座標位置検出装置を表示画面に対
応した寸法に設定すると、座標位置検出装置が大型化さ
れ、机上で使用することが難しくなる。また、カーソル
を大きく移動させる際には座標位置検出装置上でマウス
を大きく移動させ、あるいはマウスを繰り返して移動さ
せる必要があり、操作性が悪くなる。一方、座標位置検
出装置を表示画面に対して小型化したときには、座標位
置検出装置上での僅かなマウスの移動によりカーソルが
表示画面上で大きく移動されるため、カーソルを微細に
移動させて座標位置を高精度にかつ容易に位置設定する
ことが困難になる。
【0004】本発明の目的は、表示画面上におけるカー
ソルの座標位置を高精度にしかも容易に位置設定するこ
とを可能にしたポインティング入力装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のポインティング
入力装置は、その表面に指等を接触させながら移動で
き、この指等の移動量を座標信号として出力し、この出
力に基づいて表示画面上のカーソル等の表示マークを対
応する量だけ移動し得るように構成されており、かつ指
等が接触される領域の周囲に枠部を設け、前記指等がこ
の枠部に接触されたときには前記座標信号として表示マ
ークを連続的に移動させる信号を出力することを特徴と
する。この枠部は指等が接触される表面の周囲に枠状の
凸部または凹部を形成した構成とする。すなわち、指等
が接触されて移動される量を検出するポインティングシ
ートと、このポインティングシートの表面に一体に設け
られたタッチングシートとを備えており、タッチングシ
ートを枠部位置において曲げ形成して枠部を構成する。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明のポインティング入力
装置を含む情報処理装置の一実施形態の斜視図である。
この情報処理装置は、パーソナルコンピュータ本体1、
CRT等の表示装置2、キーボード3、およびポインテ
ィング入力装置4とで構成される。そして、表示装置2
の表示画面に表示される表示マークとしてのカーソル5
は、キーボード3におけるキー操作や、ポインティング
入力装置4の表面上で指やペン等を接触させながら移動
させることでX方向、Y方向に任意に移動させてその位
置設定を行うことができるように構成される。
【0007】図2は前記ポインティング入力装置4の斜
視図であり、図3はそのAA線縦断面図である。前記ポ
インティング入力装置4は、矩形の回路基板11上にポ
インティングシート12が一体的に形成されており、こ
のポインティングシート12上にタッチングシート13
が積層されている。前記ポインティングシート12は3
層構造とされ、下側の下部電極121と、上側の上部電
極122とが中間のスペーサ123を介して微小間隔で
対向するように積層されている。前記上部電極122は
銅等で構成される平面電極として構成され、121下部
電極は抵抗シートで構成されている。また、スペーサ1
23は絶縁シートで構成され、比較的に大きな多数個の
穴が開設されている。ここでは穴を形成するという構成
よりも、格子状の絶縁シートを用いることで結果として
枡目状の穴が形成されている。
【0008】そして、前記上部電極122と下部電極1
21は前記回路基板11に電気接続されており、下部電
極121としての抵抗シートに生じる電気的抵抗値に対
応するXY座標位置が回路基板11に構築された演算回
路によって算出され、対応する電気信号として出力され
るように構成される。また、タッチングシート13は前
記上部電極122の保護膜として構成されており、薄い
樹脂膜等により形成される。そして、このタッチングシ
ート13は、前記ポインティングシート12の周辺部の
近傍部位においてその表面が断面凸状に曲げ形成されて
おり、この凸状部分によって表面方向に突出される矩形
の枠部6が形成されている。
【0009】このように構成されたポインティング入力
装置では、図4に要部を拡大して示すように、タッチン
グシート13の表面を指で触れると、タッチングシート
13と共に上部電極122が下方に弾性変形される。こ
れにより、上部電極122はスペーサ123を介して対
向されている下部電極121に接触され、この箇所にお
いて上下の各電極が電気接続される。下部電極121は
前記したように抵抗シートで構成されており、上部電極
122とともに回路基板11に対して電気接続されてい
るため、前記したように指を接触させながら移動させる
と、この上部電極122が接触された領域における下部
電極121のX方向およびY方向の抵抗値が検出され
る。これにより、回路基板11ではポインティング入力
装置4における指の接触長さとそのXY方向から座標移
動量が検出でき、この座標移動量に対応する信号を情報
処理装置の表示装置2に出力し、表示画面上のカーソル
5を移動させることができる。
【0010】さらに、このポインティング入力装置4で
は、前記タッチングシート13の枠部6が形成されてい
る領域に指が接触されたときには、回路基板11の回路
からはポインティングシート12のその時の抵抗値に対
応してX方向、Y方向のいずれかまたは両方のそれぞれ
に向けてカーソル5を連続的に移動させる信号を出力す
るように構成される。このため、タッチングシート13
上で指を移動させながら表示画面上のカーソル5を移動
させる操作を行う場合に、指が枠部6にまで移動された
ときには、以後指を移動させなくとも、指が枠部6に触
れた状態を保持するだけでカーソル5を表示画面上で継
続して移動させることが可能となる。指を枠部6から離
せば、カーソルはその位置で停止されることになる。
【0011】図5は回路基板に構築された回路による前
記した動作を説明するためのフローチャートである。回
路基板11の回路はタッチングシート13に指が接触さ
れているか否かをポインティングシート12の電極接触
状態から判定する(S11)。接触されているときには
上下電極が接触された位置の抵抗値と、指の移動に伴っ
て変化される抵抗値とから指の移動量とXY方向を検出
する。そして、検出された移動量とXY方向に対応して
カーソルの新たなX座標、Y座標の各位置を演算し、そ
のX,Y座標位置の信号を表示装置に対して出力する
(S12)。これにより、表示装置では入力されたXY
座標信号に対応してカーソルをX方向、Y方向に移動さ
せる(S13)。そして、指が枠部に接触されているか
否かを判定し(S14)、接触しているとき、すなわち
検出された抵抗値が所定の値のときには、X方向、Y方
向のそれぞれ連続移動信号を表示装置に対して出力し、
前記したカーソル移動を継続する(S13)。そして、
指が枠部に接触されていないときには、カーソルを新た
なX座標、Y座標の各位置に設定し(S15)、その後
ステップS11に戻る。
【0012】したがって、このポインティング入力装置
では、枠部6で囲まれた領域で指をタッチングシート1
3に接触させた状態で移動すれば、この枠部6の領域内
でのX方向、Y方向の指の移動量に対応してカーソル5
を表示画面上で移動させることができる。このとき、回
路基板11の回路の演算係数を適切に設定しておくこと
で、指の移動量と表示画面上のカーソルの移動量とを任
意に設定することができ、例えば1:1に設定すること
で、指の移動量に等しい量だけカーソルを移動させるこ
とができ、カーソル移動の操作性を高めることができ
る。一方、指が枠部6に接触されたときには、以降はカ
ーソルを連続して移動させることができるため、ポイン
ティング入力装置のXY寸法にかかわらず、カーソル5
を表示画面上で大きく移動させることができる。これに
より、ポインティング入力装置を小型化した場合でも、
カーソルをその寸法内の領域では高精度に位置設定する
ことができ、かつ表示画面上の全体にわたってカーソル
を移動させることが可能となる。また、カーソルを連続
的に移動させるときには、指が枠部6に接触されるた
め、操作者はその状態を指の接触感覚で認識することが
できる。
【0013】なお、前記実施形態では、ポインティング
シートとして上下電極の一方を抵抗シートで構成した例
を説明したが、上下電極をそれぞれ異なる方向に多数本
構造に構成し、両電極の接触により得られるマトリクス
座標に基づいて座標信号を出力するような構成、さらに
はその他の位置検出構成を採用してもよい。また、前記
実施形態では枠部としてタッチングシートの一部を凸状
に曲げ形成しているが、溝状に凹ませるようにしてもよ
く、指の感覚で枠部を認識することができるものであれ
ば、これらの構成に限られるものではない。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ポインテ
ィング入力装置の表面に指等を接触させながら移動した
ときに表示画面上のカーソル等の表示マークを対応する
量だけ移動し得るように構成するとともに、その周囲に
設けた枠部に前記指等が接触されたときに前記表示マー
クを連続的に移動させる座標信号としての信号を出力す
るように構成しているので、ポインティング入力装置を
小型に構成しても、現在のカーソルが位置する近傍領域
でのカーソルの位置設定を高精度に行うことができると
ともに、カーソルを大きく移動させることも可能であ
り、ポインティング入力装置の小型化、およびカーソル
移動操作の高精度化と容易化が実現できる。また、枠部
は、ポインティング入力装置の一部を構成するタッチン
グシートの一部を凸状あるいは凹状に曲げ形成して形成
しているため、別部材で枠部を形成する場合に比較して
部品点数の増加を防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポインティング入力装置を備えた情報
処理装置の全体構成を示す概略斜視図である。
【図2】本発明のポインティング入力装置の一実施形態
の斜視図である。
【図3】図2のAA線に沿う断面図である。
【図4】動作を説明するための要部の拡大断面図であ
る。
【図5】ポインティング入力装置の動作を説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ本体 2 表示装置 3 キーボード 4 ポインティング入力装置 5 カーソル 6 枠部 11 回路基板 12 ポインティングシート 13 タッチングシート 121 下部電極 122 上部電極 123 スペーサ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に指等を接触させながら移動でき、
    この指等の移動量を座標信号として出力し、この出力に
    基づいて表示画面上のカーソル等の表示マークを対応す
    る量だけ移動し得るように構成したポインティング入力
    装置において、前記指等が接触されて移動される量を検
    出するポインティングシートと、このポインティングシ
    ートの表面に一体に設けられたタッチングシートとを備
    え、前記指等が接触される領域の周囲に枠部を設け、前
    記指等がこの枠部に接触されたときには前記座標信号と
    して前記表示マークを連続的に移動させる信号を出力す
    構成とし、前記枠部は前記タッチングシートを枠部位
    置において曲げ形成し、前記表面の周囲に枠状の凸部又
    は凹部として形成したことを特徴とするポインティング
    入力装置。
  2. 【請求項2】 前記ポインティングシートは、スペーサ
    を介して積層された上部電極と下部電極とで構成され、
    指等を接触したときに上部電極が弾性変形して下部電極
    に接触され、この接触位置の変動に対応する電気信号を
    出力するように構成される請求項1に記載のポインティ
    ング入力装置。
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