JPH109067A - エンジンの制御装置 - Google Patents

エンジンの制御装置

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JPH109067A
JPH109067A JP8160024A JP16002496A JPH109067A JP H109067 A JPH109067 A JP H109067A JP 8160024 A JP8160024 A JP 8160024A JP 16002496 A JP16002496 A JP 16002496A JP H109067 A JPH109067 A JP H109067A
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JP
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time
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purge
control
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JP8160024A
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Hideki Kusunoki
秀樹 楠
Hideki Kobayashi
英樹 小林
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/0025Controlling engines characterised by use of non-liquid fuels, pluralities of fuels, or non-fuel substances added to the combustible mixtures
    • F02D41/003Adding fuel vapours, e.g. drawn from engine fuel reservoir
    • F02D41/0042Controlling the combustible mixture as a function of the canister purging, e.g. control of injected fuel to compensate for deviation of air fuel ratio when purging
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D31/00Use of speed-sensing governors to control combustion engines, not otherwise provided for
    • F02D31/001Electric control of rotation speed
    • F02D31/002Electric control of rotation speed controlling air supply
    • F02D31/003Electric control of rotation speed controlling air supply for idle speed control
    • F02D31/005Electric control of rotation speed controlling air supply for idle speed control by controlling a throttle by-pass
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M25/00Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture
    • F02M25/08Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture adding fuel vapours drawn from engine fuel reservoir
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アイドル時に、目標アイドル回転数となるよう
にフィ−ドバック制御および学習制御すると共に、蒸発
燃料のパ−ジを行う場合、パ−ジ期間を十分確保しつ
つ、学習値の決定が行えるようにする。 【解決手段】スロットル弁7をバイパスするバイパス通
路8の開度が、ISCバルブ9によって調整される。ア
イドル時、エンジン回転数が目標アイドル回転数となる
ように、ISCバルブ9がフィ−ドバック制御および学
習制御される。学習値は、フィ−ドバック補正量にもと
づいて決定される。アイドル判定されてから所定時間
は、パ−ジバルブ36が開かれて、燃料タンク31から
の蒸発燃料が吸気通路2にパ−ジされ、このとき学習値
の決定は行われない。上記所定時間経過すると、学習値
の決定が行われ、このとき蒸発燃料のパ−ジは行われな
い。学習値の決定が終了すると、例えば自動変速機がD
レンジ位置になるまでの間、再び蒸発燃料のパ−ジが行
われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンのアイド
ル時に、エンジン回転数が所定の目標アイドル回転数と
なるようにアイドル回転数制御すると共に、燃料タンク
からの蒸発燃料をエンジン吸気系にパージするようにし
たエンジンの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジン、特に自動車等の車両用エンジ
ンでは、アイドル時に、エンジン回転数が所定の目標ア
イドル回転数となるようにフィ−ドバック制御すること
が行われており、このフィ−ドバック制御に加えて、学
習制御することも行われている。この学習制御は、フィ
−ドバック補正量にもとづいて決定された学習値を補正
量として用いた回転数制御となる。すなわち、例えばス
ロットル弁をバイパスするバイパスエア量を、上記フィ
−ドバック補正量および学習値によって補正することに
より、アイドル回転数制御が行われることになる。
【0003】一方、燃料タンクからの蒸発燃料をエンジ
ンの吸気系にパージすることも行われている。この蒸発
燃料は、通常はキャニスタに吸着されており、所定のパ
ージ実行条件が満たされると、キャニスタとエンジン吸
気通路との間のパージ経路に設けられたパ−ジバルブが
開通されて、キャニスタに吸着されていた蒸発燃料が当
該キャニスタの大気開放口からの空気と共に、吸気通路
へパージされることになる。
【0004】蒸発燃料のパージをアイドル時に行うこと
もあるが、蒸発燃料のパージはエンジン回転数の変化を
生じさせる要因となり、このため蒸発燃料のパージ中
は、前記学習値の決定(学習)を禁止することが提案さ
れれいる(例えば特開平5ー202815号公報参
照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、キャニスタ
に多量の蒸発燃料が吸着されて飽和状態になると、蒸発
燃料がキャニスタの大気開放口から大気中へ漏れ出るこ
とになる。最近では、蒸発燃料の大気への漏れを極力低
減あるいは防止することが強く望まれるようになってお
り、このため、キャニスタに吸着されている蒸発燃料を
エンジン吸気系へパージする機会を増大させて、キャニ
スタの吸着余力を十分に確保しておくことが望まれるよ
うになっている。このような観点から、アイドル時にお
いても、蒸発燃料のパージを行う期間を十分長くするこ
とが要求されるようになっている。
【0006】しかしながら、アイドル時にむやみに蒸発
燃料のパージを行うことは、アイドル回転数制御におけ
る学習値の決定を行う機会が確保できないものとなり、
この点において何等かの対策が望まれることになる。
【0007】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、アイドル時において、アイドル回転数制御
のための学習値を決定する機会と、蒸発燃料のパージを
行う機会とを適切に設定できるようにしたエンジンの制
御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明にあっては、次のような手法を採択してあ
る。すなわち、アイドル時に、エンジン回転数が所定の
目標アイドル回転数となるように、回転数調整手段をフ
ィ−ドバック制御すると共にフィ−ドバック補正量に基
いて決定される学習値を用いた学習制御を行うようにし
たエンジンの制御装置において、アイドル時に、アイド
ル判定後所定時間経過した後に前記学習値の演算を行う
と共に、該所定時間経過するまでの間、燃料タンクから
の蒸発燃料をエンジンの吸気系へパージするパージ制御
を行うようにされている、ようにしてある。
【0009】本発明によれば、アイドル時の初期時にお
いて、所定時間だけ蒸発燃料のパージが行われ、この後
学習値の決定が行われることになる。すなわち、信号待
ちと発進との繰り返し等で、頻繁にアイドルとオフアイ
ドルとが繰り返されるようなときでも、まず蒸発燃料の
パージが行われて、キャニスタに吸着されている蒸発燃
料がエンジン吸気系にパージされる機会が十分に確保さ
れることになる。
【0010】学習値の決定は、アイドル判定から所定時
間経過した後となるが、学習値は、固体差や経年変化を
補償するものであって、急激に大きく変化するものでは
なく、やや長いアイドルの機会を利用して決定すること
ができる。なお、本発明の好ましい態様は、特許請求の
範囲における請求項2以下に記載のとおりである。
【0011】
【発明の効果】請求項1に記載された発明によれば、ア
イドル時において、蒸発燃料のパージを行う機会を十分
確保しつつ、学習値の決定を行うことができる。また、
学習値の決定の際には、蒸発燃料のパージを行わないこ
とになるので、得られる学習値も精度のよいものとな
り、アイドル回転数を目標アイドル回転数にすみやかに
収束させる上で好ましいものとなる。
【0012】請求項2に記載したような構成とすること
により、蒸発燃料のパージを行う機会をより増大させる
ことができる。
【0013】請求項3あるいは請求項4に記載したよう
な構成とすることにより、車両の走行が開始されると予
測される運転者の操作を的確に判断することができる。
【0014】請求項5に記載したような構成とすること
により、学習値の決定を1回のアイドル時においては最
小限の1回のみとして、蒸発燃料のパージ時間をより長
く確保する上で好ましいものとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1において、1はエンジンで、
実施例ではV型エンジン(V型6気筒エンジン)とされ
ている。エンジン1の吸気通路2は、サ−ジタンク3を
有し、サ−ジタンク3に連なる共通吸気通路4には、そ
の上流側から下流側へ順次、エアクリ−ナ5、エアフロ
−メ−タ6、スロットル弁7が配設されている。また、
共通吸気通路4には、スロットル弁7をバイパスするバ
イパス通路8が設けられ、このバイパス通路8には、開
度が連続可変式のISCバルブ(回転数調整手段)9が
接続されている。
【0016】サ−ジタンク3とエンジン1の左バンク1
Lの各気筒とが、気筒毎に個々独立した独立吸気通路1
1Lを介して接続され、各独立吸気通路11Lにはそれ
ぞれ燃料噴射弁(燃料供給手段)12Lが接続されてい
る。同様に、サ−ジタンク3とエンジン1の右バンク1
Rの各気筒とが、気筒毎に個々独立した独立吸気通路1
1Rを介して接続され、各独立吸気通路11Rにはそれ
ぞれ燃料噴射弁12Rが接続されている。
【0017】エンジン1の排気通路21は、左バンク1
1L用の左分岐排気通路22Lと、右バンク11R用の
分岐排気通路22Rと、該22Lと22Rとが集合され
た集合排気通路23とを有する。集合排気通路23に
は、その上流側から下流側へ順次、上流側酸素センサ
(O2 センサ)24、排気ガス浄化触媒(三元触媒)2
5、下流側酸素センサ26が配設されている。また、上
記分岐排気通路22L、22Rには、各気筒からの排気
集合部分よりも下流位置において、酸素センサ27Lあ
るいは27Rが配設されている。
【0018】31は燃料タンクであり、この燃料タンク
31とサ−ジタンク3とが、パ−ジ経路32によって接
続されている。このパ−ジ経路32は、キャニスタ3
3、キャニスタ33と燃料タンクク3とを接続する上流
側パ−ジ通路34、キャニスタ33とサ−ジタンク3と
を接続する下流側パ−ジ通路35、および下流側パ−ジ
通路35に接続されたパ−ジバルブ36を有する。な
お、符号33aは、キャニスタ33の大気開放口であ
る。
【0019】前記各酸素センサ24、26、27L、2
7Rはそれぞれ、理論空燃比よりもリッチであるかリタ
−ンであるかによって出力信号が反転する(出力電圧が
大きく変化する)ものである。そして、酸素センサ24
と26とは、排気ガス浄化触媒25の劣化判定(診断)
のために設けられている。より具体的には、空燃比を理
論空燃比とするための空燃比フィ−ドバック制御時にお
ける一時期において、所定時間における酸素センサ24
の出力信号の反転回数(H1)と、酸素センサ26の出
力信号の反転回数(H2)とを比較することにより、触
媒25が劣化しているか否かの判定が行われる(例えば
H1/H2で示される反転比が、所定の基準値以上であ
るときは正常で、基準値未満のときに劣化と判定)。
【0020】また、酸素センサ27Lは、燃料噴射弁1
2Lからの燃料噴射量をフィ−ドバック制御するための
ものであり、酸素センサ27Rは、燃料噴射弁12Rか
らの燃料噴射量をフィ−ドバック制御するためのもので
ある(それぞれ空燃比を理論空燃比とするための空燃比
フィ−ドバック制御)。なお、触媒25の劣化判定と、
空燃比のフィ−ドバック制御とは、本発明とは直接関係
ないので、これ以上詳細な説明は省略する。なお、前述
した触媒25の劣化判定時には、酸素センサ24の出力
に基づいて燃料噴射弁12L、12Rの空燃比フィ−ド
バック制御が行われる(酸素センサ27L、27Rは、
空燃比フィ−ドバック制御のために用いない)。
【0021】アイドル時において、ISCバルブ9をフ
ィ−ドバック制御することにより、エンジン回転数が所
定の目標アイドル回転数となるようにフィ−ドバック制
御され、合わせて学習制御も行われる。また、アイドル
時には、パージ制御が行われて、パ−ジバルブ36を適
宜開通させることにより、キャニスタ33に吸着されて
いる蒸発燃料が、大気開放口33aからの空気と共に、
吸気系の一部を構成するサ−ジタンク3へパージされ
る。
【0022】上記アイドル回転数のフィ−ドバック制
御、学習制御、およびパージ制御のための制御系統が簡
略的に図2に示される。この図2において、Uはマイク
ロコンピュ−タを利用して構成された制御ユニットで、
この制御ユニットUからは、ISCバルブ9およびパ−
ジバルブ36に制御信号が出力される。また、制御ユニ
ットUには、エアフロ−メ−タ6からの出力信号の他、
適宜のセンサあるいはスイッチ(検出手段)S1〜S
3、SGからの信号が入力される。センサS1は、エン
ジン回転数を検出するものである。スイッチS2は、ア
クセルがOFFであることを検出するものである(アイ
ドルスイッチ)。センサS3は、図示を略す自動変速機
のレンジ位置を検出するものである。センサ群SGは、
S1〜S3以外で、後述する制御のために必要な各種デ
ータを検出するためのものである。
【0023】制御ユニットUは、アイドル時において、
図3に示すように、蒸発燃料のパージ実行時期と、学習
値決定とを行う時期とを設定する。すなわち、t1にお
いて、アイドル時であると判定されると(例えばアイド
ルスイッチがONで、エンジン回転数が所定回転数以下
のとき)、まずパ−ジバルブ36が開かれて、蒸発燃料
のパージがt2までの所定時間だけ実行される。t1か
ら所定時間(例えば25秒)経過したt2時点になる
と、パ−ジバルブ36が閉じられてパージが中止され、
この後直ちに、アイドル回転数の学習制御のための学習
値の演算が行われる。この学習値の演算は、所定回数
(実施例では1回のみで、学習値決定の時間は20〜3
0秒程度)とされる。
【0024】、学習値の決定が終了したt3以後は、再
度蒸発燃料のパージが実行される。そして、自動変速機
のレンジ位置が走行レンジ(例えばDレンジ)になった
ことが検出されると、蒸発燃料のパージが中止される
(アイドル時でのパージの中止で、この後は、アイドル
時以外での蒸発燃料のパージ条件に従うパージ制御とな
る)。
【0025】次に、図4、図5のフロ−チャ−トを参照
しつつ、アイドル時の制御の詳細について説明するが、
以下の説明でQはステップを示す。
【0026】図4は、アイドル時であると判定されたこ
とを条件としてスタ−トするもので、まずQ1におい
て、アイドル回転数のフィ−ドバック補正量IFBが、
実際のエンジン回転数(実際のアイドル回転数)と目標
アイドル回転数との偏差に基いて決定される。次いで、
Q2において、現在走行レンジ位置であるか否かが判別
される。このQ2の判別でYESのときは、Q3におい
て、タイマが所定時間(図3のt1〜t2の間の時間)
にセットされた後、Q4において学習フラグが0にリセ
ットされる。Q4の後あるいはQ2の判別でNOのとき
は、それぞれQ5においてタイマがカウントダウンされ
る。
【0027】Q6では、タイマのカウント値が0である
か否かが判別される。アイドル判定された直後は、この
Q6の判別でNOとなり、このときはQ7において蒸発
燃料のパージが実行される、この後、Q8において、後
述するように決定されたパージ流量(の変化量)△PG
が読み込まれた後、Q9に移行する。
【0028】Q9では、ISCバルブ9の開度補正量
が、フィ−ドバック補正量IFBと、後述する学習値G
LNと、変化量△PGとから決定される。なお、変化量
△PGは、スロットル弁7を漏れる空気の変化量に相当
するものとみることができ、バイパス通路8を通過する
空気量に相当するISCバルブ9の開度は、△PGの分
だけ小さくなるように、Q9でのISC補正量の決定が
行われる。
【0029】前記Q6の判別でYESのときは、Q10
において、学習フラグが1であるか否かが判別される。
当初は、Q10の判別でNOとなり、Q11に移行し
て、IFBが記憶された後、Q12において、IFBが
所定回数(複数回)記憶されたか否かが判別される。当
初はQ12の判別でNOとなってQ9へ移行し、Q12
の判別でYESのときに、Q13に移行して、記憶され
ている所定回数分のIFBの平均値が算出される。
【0030】Q13の後、Q14において、学習値GL
Nの決定が行われる。この学習値GLNは、学習値の前
回値である前回GLNと、最新時点から複数回前までの
フィ−ドバック補正量IFBとによって決定される。よ
り具体的には、現時点から所定回数前までの補正量IF
Bの平均値(所定回数のサンプリング回数分のIFBの
積算値を、当該サンプリング回数で除した値)に対し
て、1よりも小さい所定の反映係数(実施例では1/
2)を乗算した値を、前回GLNに加算することによ
り、今回の学習値GLNが算出される。
【0031】Q14の後は、Q15において、学習値G
LNが決定済みであることを示すべく、学習フラグが1
にセットされる、この後、Q16において、今回決定さ
れた学習値GLNが、次の学習値決定のときに用いる前
回GLNとして更新、記憶される(記憶手段が、制御ユ
ニットUのRAM)。さらに、Q17において、変化量
△PGが0とされた後、Q9に移行する(Q11〜Q1
3を経るときは、蒸発燃料のパージが実行されないた
め)。
【0032】図5は、パージ流量つまり、パージ流量に
対応したパ−ジバルブ36の開度(駆動時間)を決定す
るためのものである。先ず、Q21において、目標パー
ジ率が決定されるが、これは、パージガスを大気とみた
ときに、エアフロ−メ−タ6により検出される吸入空気
量に対するパージガスの質量割合として決定される(単
位%)。この目標パージ率は、当所は0にイニシャライ
ズされているが、空燃比フィ−ドバック制御におけるフ
ィ−ドバック補正量(理論空燃比からのずれ量)に応じ
て、適宜増減される。
【0033】極力多量のパージ行われるような設定とす
べく、空燃比フィ−ドバック補正量がリッチ側に大きく
ずれない範囲において、目標パージ率は大きく設定され
る。すなわち、目標パージ率は、空燃比フィ−ドバック
補正量が10%以上ずれているときに漸減され、空燃比
フィ−ドバック補正量が5〜10%の範囲ならばホ−ル
ドされ、空燃比フィ−ドバック補正量が5%未満ならば
漸増される。なお、目標パージ率は、ISCバルブ9の
開度が、そのダイナミックレンジ下限値を下回るときも
漸減される。
【0034】Q22では、パ−ジバルブ36の前後の差
圧が決定(推定)される。すなわち、エンジン運転状態
(例えばエンジン回転数とエアフロ−メ−タ6で検出さ
れる吸入空気量)をパラメ−タとして設定されたマップ
値を吸気温度に応じて補正することにより吸気圧が決定
され、この決定された吸気圧と検出される大気圧との差
圧が、パ−ジバルブ36前後での差圧とされる。
【0035】Q23では、パ−ジガスの上限値設定が行
われる。この上限値設定は、パ−ジバルブ36を全開と
したとき、その前後差圧で決定される最大体積流量に相
当する(単位は毎分あたりのリットル)。次いで、Q2
4において、上述した上限値の質量変換がなされる(単
位は毎秒あたり質量)。
【0036】Q25では、Q21での目標パージ率とエ
アフロ−メ−タ6で検出された吸入空気量の質量流量と
から、Q24で決定された上限値の範囲において、目標
パージ質量(単位は毎秒あたりの質量)が決定される
(パージガスは大気と同等とみる)。
【0037】Q26では、Q25での質量流量を、体積
流量に変換して、目標パージ体積流量が決定される(単
位は毎分あたりのリットル)。Q27では、Q26の目
標体積流量に相当するパ−ジバルブ36の駆動時間(単
位周期あたりの開時間つまりデュ−ティ比で、Q22で
決定された前後差圧を考慮して決定される)。
【0038】Q28では、Q27での駆動時間が、バッ
テリ電圧、無効デュ−ティ(駆動初期時の無効時間)に
よって補正され、この補正後の駆動時間(デュ−ティ
比)、パ−ジバルブ36が開かれる。
【0039】ここで、前述した図4での変化量△PG
は、図5のQ26での目標体積流量の変化量に相当する
値とされる。なお、パージ量は、あらかじめ作成、記憶
されたマップ値を利用して目標設定するようにしてもよ
い。
【0040】以上実施例について説明したが、本発明は
これに限らず、例えば次のような場合をも含むものであ
る。駆動系に介在される変速機が手動変速機のときは、
図4のQ2の内容として、当該手動変速機とエンジンと
の間に介在されるクラッチが接続され、かつ手動変速機
がニュ−トラルでないとき(例えば1速とか後退変速段
が選択されたとき)というように、判別条件を変更すれ
ばよい。
【0041】本発明は、制御方法としても把握すること
が可能であり、また、フロ−チャ−トに示す各ステッ
プ、センサや弁等の各種吸気類は、その機能内容(の上
位概念)に手段の名称を付して表現することもできる。
さらに、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実
質的に利点としてあるいは好ましいとして記載された内
容に相当するものを提供することをも暗黙的に含むもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体系統図。
【図2】制御系統例を示す簡略図。
【図3】本発明の制御例を図式的に示すタイムチャ−
ト。
【図4】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図5】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【符号の説明】
1:エンジン 2:吸気通路 8:バイパス通路 9:ISCバルブ 31:燃料タンク 33:キャニスタ 36:パ−ジバルブ U:制御ユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アイドル時に、エンジン回転数が所定の目
    標アイドル回転数となるように、回転数調整手段をフィ
    −ドバック制御すると共にフィ−ドバック補正量に基い
    て決定される学習値を用いた学習制御を行うようにした
    エンジンの制御装置において、 アイドル時に、アイドル判定後所定時間経過した後に前
    記学習値の演算を行うと共に、該所定時間経過するまで
    の間、燃料タンクからの蒸発燃料をエンジンの吸気系へ
    パージするパージ制御を行うようにされている、ことを
    特徴とするエンジンの制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 アイドル時における前記学習値の演算を行って学習値の
    決定後、車両の走行が行われるような所定の操作状態が
    確認されるまでの間、前記パージ制御によって蒸発燃料
    のパージが行われる、ことを特徴とするエンジンの制御
    装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 車両が自動変速機を備えており、 前記所定の操作状態が、前記自動変速機が走行レンジ位
    置にあるときとして設定されている、ことを特徴とする
    エンジンの制御装置。
  4. 【請求項4】請求項2において、 車両の駆動系にクラッチと手動変速機とが介在され、 前記所定の操作状態が、前記クラッチが接続されかつ前
    記手動変速機が任意の変速段選択状態とされたときとし
    て設定されている、ことを特徴とするエンジンの制御装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれか1項に
    おいて、 アイドル時における学習値の決定が1回のみ行われるよ
    うにされている、ことを特徴とするエンジンの制御装
    置。
JP8160024A 1996-06-20 1996-06-20 エンジンの制御装置 Pending JPH109067A (ja)

Priority Applications (3)

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