JPH1088945A - 電動シャッタ−用開閉機の手動操作装置 - Google Patents

電動シャッタ−用開閉機の手動操作装置

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JPH1088945A
JPH1088945A JP26534596A JP26534596A JPH1088945A JP H1088945 A JPH1088945 A JP H1088945A JP 26534596 A JP26534596 A JP 26534596A JP 26534596 A JP26534596 A JP 26534596A JP H1088945 A JPH1088945 A JP H1088945A
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亙 中塚
Takanobu Kuribayashi
孝信 栗林
Hiroshi Miyanokoshi
浩 宮ノ腰
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成でつれ回りを防止できるものであり
ながら、手動操作の際の操作力が軽くて済む電動シャッ
タ−開閉機の手動操作装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】ブレ−キ軸7の一端側にはラチェットブレ
−キ部材8を、他端側にはセルフロック機構14、1
5、16、17を設けることで、従来一体化されていた
ラチェットブレ−キ8とつれ回り防止機構とを分離する
と共に、ブレ−キ機構6、7、8と手動巻上機構13と
を該セルフロック機構を介して連動させ、セルフロック
機構は、ロックスプリング16を用いることでブレ−キ
軸7の回転が手動巻上部13に伝達されるのを規制する
一方、手動巻上部13の軸部の回転がブレ−キ軸7に伝
達されるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動シャッタ−の開
閉機の手動操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電動シャッタ−の開閉機において、火災
時や停電時等の緊急時に対応するべく、手動でもシャッ
タ−の開閉をできるようにしたものが知られている。こ
のような開閉機の制動機構の構成について説明すると、
電動機軸に固着したブレ−キシュ−と、ブレ−キシャフ
トに固着したブレ−キドラムを接離可能に対向させて配
設し、常時はブレ−キドラムの背面に設けた制動スプリ
ングによってブレ−キドラムをブレ−キシュ−に圧接す
るようにしている。
【0003】そして、電動機に通電すると、電磁クラッ
チが励磁されてブレ−キドラムを引き付けることで、ブ
レ−キドラムとブレ−キシュ−との間に隙間が生じて電
動機軸が回転可能となる。シャッタ−カ−テンを巻き上
げた時には、電動機軸を回転させて上限リミットを感知
することで電動機の通電が遮断され、電磁クラッチの励
磁も停止してブレ−キドラムがブレ−キシュ−に圧接さ
れる。ブレ−キドラムはラチェット機構により下降側へ
の回転は規制されているが、上昇側への回転はフリ−で
あるため、この時、電動機軸の慣性による回転がブレ−
キドラムに伝達され、ブレ−キドラムが電動機軸の慣性
で回転することとなる。
【0004】ところが、通常ブレ−キドラムには手動で
シャッタ−カ−テンを巻き上げるためのチェ−ンが懸装
されており、ブレ−キドラムが電動機軸の慣性で回転す
るとチェ−ンが巻き上げられてしまう(このことを、手
動操作装置のつれ回りと言う)という不具合があった。
かかる不具合を防止する手段としては、チェ−ン挟み板
でチェ−ンを抑えつける手段、あるいはコマを用いてブ
レ−キディスクをロックする手段等が採用されていた。
しかしながら、いずれの手段においても、手動操作を行
なう際に、抑えつけられている板やコマを外すための力
が必要となるため、操作力が重くなっていた。しかも、
このような従来のつれ回り防止機構はブレ−キドラムと
一体化されていると共に手動巻上部もブレ−キドラムに
近接して配設されており、ブレ−キドラムの構造が複雑
となり、また、ソレノイドによって機構部品が磁化さ
れ、各機構がくっついたまま動作する畏れもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる不具
合を解消するべく創案されたものであって、簡単な構成
でつれ回りを防止できるものでありながら、手動操作の
際の操作力が軽くて済む電動シャッタ−開閉機の手動操
作装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が採用した技術手段は、電動機により駆動され
る駆動軸に固着したブレ−キ部材と、ブレ−キ軸の一端
側に固着したラチェットブレ−キ部材とを接離可能に対
設し、常時はラチェットブレ−キ部材をブレ−キ部材に
圧接することで駆動軸の回転を規制し、ラチェットブレ
−キ部材を強制的にブレ−キ部材から離隔させて駆動軸
の制動を解除するようにし、ブレ−キ軸の他端側にはセ
ルフロック機構を介装させて手動巻上部を設け、該セル
フロック機構はブレ−キ軸の他端に設けた第1部材と、
手動巻上部の回転に連動して回転する第2部材と、コイ
ル状に形成され両端に突子を有するロックスプリング
と、これらを内装するケ−シングとからなり、第1部材
が回転するとロックスプリングが拡径してケ−シングの
内周面に圧接して回転を規制し、第2部材が回転すると
ロックスプリングが縮径してケ−シングの内周面から離
隔して第1部材と第2部材とが一体となって回転するよ
うにしたものである。
【0007】本願発明の特徴は、ブレ−キ軸の一端側に
はラチェットブレ−キ部材を、他端側にはセルフロック
機構を設けることで、従来一体化されていたラチェット
ブレ−キとつれ回り防止機構とを分離すると共に、ブレ
−キ機構と手動巻上機構とを該セルフロック機構を介し
て連動させた点にあり、セルフロック機構は、ロックス
プリングを用いることでブレ−キ軸の回転が手動巻上部
に伝達されるのを規制する一方、手動巻上部の軸部の回
転がブレ−キ軸に伝達されるように構成されている。
【0008】好ましくは、第1部材は円形プレ−ト状の
本体と、該本体の周縁の所望部位を本体面部と鉛直方向
に延出形成した延出片とからなり、第2部材は一端側に
面部を有し、他端側を開口状とした短筒状の本体と、該
面部より面部と鉛直方向に延出する軸部と、本体の周面
の所望部位を軸部の延出方向に切欠形成した切欠部とか
らなる。第1部材の延出片の幅は第2部材の切欠部の幅
よりも小さい寸法を有し、両者を対向させて組み合わせ
ると、第1部材の延出片が第2部材の切欠部に周方向
(回転方向)に遊びを持って位置するようになってお
り、ロックスプリングを両者の外周に設け、その両端部
の突子を前記遊びの部分に位置させる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は電動シャッタ−の開閉機の
内観を示す側面図であって、ケ−ス1に内装された駆動
軸2の一端側は減速部3を介して出力軸4に伝動連結さ
れ、出力軸4の回転は出力軸4の端部に設けたスプロケ
ット5を介して図示しないシャッタ−の巻取軸に伝達さ
れるようになっている。
【0010】駆動軸2の他端にはブレ−キシュ−6aを
有するブレ−キ部材6が固着されており、駆動軸2とブ
レ−キ部材6とは一体として回転するようになってい
る。駆動軸2の他端側には駆動軸2と同一軸線上に位置
してブレ−キ軸7が回転可能に配設してあり、ブレ−キ
軸7の一端にはブレ−キ部材6に対向してラチェットブ
レ−キ部材8が固着されている。ブレ−キ軸7は長さ方
向に移動可能であり、ブレ−キ部材6とラチェットブレ
−キ部材8とは接離可能に配設されている。
【0011】ブレ−キ軸7は制動スプリング9によって
駆動軸側へ付勢されており、ラチェットブレ−キ部材8
は常時はブレ−キ部材6に圧接されている。ラチェット
ブレ−キ部材8はケ−ス側に着脱自在に設けたラチェッ
ト爪8aの係合によってシャッタ−カ−テンを下降させ
る側の回転が規制されており、かかるラチェットブレ−
キ部材8をブレ−キ部材6に圧接することで駆動軸2の
回転が規制されている。ラチェットブレ−キ部材8はい
ずれの回転方向にも対応できるような形状を有してお
り、ラチェット爪8aをケ−ス1から取外してその向き
を変えるだけで左右の勝手を変更することができ、右型
・左型に対応できる。
【0012】ラチェットブレ−キ部材8の背面側には電
磁コイル10がラチェットブレ−キ部材8に近接して配
設してあり、電動機11に通電すると電磁コイル10が
励磁されてラチェットブレ−キ部材8がブレ−キ部材6
から離隔し、駆動軸2の制動が解除される。駆動軸2の
回転によってシャッタ−カ−テンが降下すると、所定の
下限位置で図示しないリミットスイッチによって通電が
遮断され、電磁コイル10が非励磁されて、ラチェット
ブレ−キ部材8がブレ−キ部材6に圧接される。次に、
開口部を開放するには、電動機11に通電すると電磁コ
イル10が励磁されてラチェットブレ−キ部材8がブレ
−キ部材6から離隔し、駆動軸2の回転によってシャッ
タ−カ−テンが巻き上げられ、所定の上限位置で図示し
ないリミットスイッチによって通電が遮断され、電磁コ
イル10が非励磁されてラチェットブレ−キ部材8がブ
レ−キ部材6に圧接される。尚、ラチェットブレ−キ部
材8はシャッタ−カ−テンを巻き上げる方向の回転は規
制されていないので、ラチェットブレ−キ部材8がシャ
ッタ−カ−テンの巻取りを妨げることはない。
【0013】ブレ−キ軸7はブレ−キ解除レバ−12に
挿通されており、自動閉鎖装置あるいは手動によっても
制動を解除することができるようになっている。解除レ
バ−12が揺動すると解除レバ−12の凸部12aがブ
レ−キ軸7に設けられた後述するワッシャ18に当接し
てブレ−キ軸7を強制的に軸方向に移動させ、ラチェッ
トブレ−キ部材8をブレ−キ部材6から離隔するようし
ている。尚、ブレ−キ軸7は軸方向に移動可能である必
要があるが、ブレ−キ軸7は1mm前後移動できれば十
分である。解除レバ−12の先端部12bは図示しない
自動閉鎖装置のケ−ス内にまで延出しており、火災等の
検知信号によって作動する作動杆が強制的に解除レバ−
12を揺動させ、シャッタ−カ−テンを自重で降下させ
るようにしている。また、解除レバ−12には図示しな
い穿孔が設けてあり、図示しないワイヤを該穿孔に連結
することで手動でも解除レバ−12を揺動できるように
なっている。
【0014】停電時等においては、手動でシャッタ−カ
−テンを巻き上げる必要があるが、本発明では、チェ−
ンホイ−ル13に懸装した図示しないチェ−ンを用いて
チェ−ンホイ−ル13を回転させ、チェ−ンホイ−ル1
3の回転をシャッタ−カ−テンの巻取軸に伝動させるこ
とでシャッタ−カ−テンを巻き上げるようにしている。
チェ−ンホイ−ル13とブレ−キ軸7とはセルフロック
機構を介して連動するようになっており、以下その構成
について説明する。
【0015】セルフロック機構は第1部材14と、第2
部材15と、ロックスプリング16と、前記部材を内装
するケ−シング17とからなる。第1部材14は円形プ
レ−ト状の本体14aと、該本体14aの周縁の所望部
位を本体14aと鉛直方向(ブレ−キ軸7の軸方向)に
延出形成した延出片14bとからなり、本体中央部には
ブレ−キ軸7を挿通させる挿通孔14cが設けてある。
ブレ−キ軸7の他端の周面には螺子が刻設してあり、ブ
レ−キ軸7はワッシャ18、第1部材14に挿通される
と共に、その端部に止め具20を螺合することで第1部
材14に固着されている。符号19はケ−ス1に設けた
図示しない凹部に装着されるガイドプレ−トであり、ガ
イドプレ−ト19には挿通孔19aが形成されており、
ワッシャ18や第1部材14の一部を挿通させるように
なっている。
【0016】第2部材15は一端側に面部を有し、他端
側を開口状とした短筒状の本体15aからなり、該面部
の中央部位には面部と鉛直方向に延出する軸部15bが
形成されていると共に、本体15aの周面の所望部位を
軸部15bの延出方向に切欠いて切欠部15cが形成さ
れている。第1部材14と第2部材15は略同じ径を有
すると共に、第1部材14の延出片14bの幅は第2部
材15の切欠部15cの幅よりも小さい寸法を有し、両
者を対向させて組み合わせると、第1部材14の延出片
14bが第2部材15の切欠部15cに周方向(回転方
向)に遊びを持って位置するようになっている。
【0017】ケ−シング17は一端側に面部を有し、他
端側を開口状とした短筒状の部材からなり、ブレ−キ部
のケ−シング1に装着されている。面部には第2部材1
5の軸部15bを挿通させる挿通孔17aが設けてあ
り、挿通孔17aにブッシュ21を設けて軸部15bを
回転自在に受け入れるようにしている。ケ−シング17
より突出する軸部15bにはチェ−ンホイ−ル13が固
着してあり、チェ−ンホイ−ル13を回転させることで
第2部材15が回転するようになっている。
【0018】ロックスプリング16は、線状部材を渦巻
状に形成したコイルスプリングであり、両端には内向き
の径方向に突出する突子16a、16aが形成されてい
る。ロックスプリング16は、第1部材14と第2部材
15を組み合わせたその外周面に巻装してあり、端部の
突子16aが第1部材14の延出片14bと第2部材1
5の切欠部15cの端縁15dとの間に位置するように
してある。
【0019】この状態で、第1部材14が回転すると第
1部材14の延出片14bがスプリング16の突子16
aに当接しながら回転してスプリング16が径方向に拡
開してケ−シング17の内周面に圧接して回転が規制さ
れる。スプリング16は常時ケ−シング17の内周面に
軽く接する状態となっており、スプリング16が少し拡
開しただけでもスプリング16がケ−シング17の内周
面に圧接して制動が働くようになっている。第2部材1
5が回転すると第2部材15の切欠縁15dがスプリン
グ16の突子16aに当接しながら回転し、スプリング
16は径方向に縮小して第2部材15の本体15aの外
周面に密着するので、スプリング16がケ−シング17
の内周面に摺接することがない。よって、第2部材15
の切欠縁15dが第1部材14の延出片14bに当接し
ながら一体として回転することで、第2部材15の回転
が第1部材14に伝達される。
【0020】このように構成された開閉機において、シ
ャッタ−カ−テンを降下させて開口部を閉鎖するには、
電動機11に通電して電磁コイル10を励磁させてラチ
ェットブレ−キ部材8を引き付けることで制動を解除し
て駆動軸2を回転させてシャッタ−カ−テンを降下させ
る。あるいは、自動閉鎖装置ないし手動にてブレ−キ解
除レバ−12を揺動させて駆動軸2の制動を解除させ、
自重でシャッタ−カ−テンを降下させる。自重でシャッ
タ−カ−テンが降下する際には図示しないガバナ機構に
よって制動を受けながら降下するようになっている。そ
して、下降するシャッタ−カ−テンは図示しない下限リ
ミット機構、あるいは下限位置調整機構によって所定の
位置で停止するようになっている。
【0021】次に、シャッタ−カ−テンを巻き上げて開
口部を開放するには、電動機11に通電して電磁コイル
10を励磁させてラチェットブレ−キ部材8を引き付け
ることで制動を解除して駆動軸2を回転させてシャッタ
−カ−テンを巻き上げる。シャッタ−カ−テンが所定位
置まで上昇すると上限リミット機構によって電動機11
への通電が遮断され、電磁コイル10の励磁も解除され
てラチェットブレ−キ部材8がブレ−キ部材6に圧接さ
れる。この時、電動機11の慣性力によって駆動軸2が
少し回転し、その回転がラチェットブレ−キ部材8に伝
達されるが、ブレ−キ軸7が回転すると、それに伴って
第1部材14が回転してロックスプリング16が拡径し
てケ−シング17の内周面に摺接することで回転が規制
される。
【0022】また、停電時等において、手動でシャッタ
−カ−テンを巻き上げる場合には、チェ−ンホイ−ル1
3に設けた図示しないチェ−ンによって第2部材15を
回転させると、第2部材15の回転に伴い、スプリング
16が縮径して第2部材15の本体15aの外周に密着
し、第2部材15の切欠部15cの端縁15dが第1部
材14の延出片14bに当接することで、第1部材14
と第2部材15とが一体として回転するようになってい
る。この時、ラチェットブレ−キ部材8はブレ−キ部材
6に圧接されているので、チェ−ンホイ−ル13の回転
に連動して駆動軸2が回転し、シャッタ−カ−テンの巻
取軸を回転させてシャッタ−カ−テンを巻き取るように
なっている。このように、手動巻取時の操作は、つれ回
り防止の機構の影響を受けることがないので、より軽い
操作力でシャッタ−カ−テンを巻き取ることができる。
【0023】
【発明の効果】本発明は上述したように構成されので以
下のような有利な効果を奏するものである。 (1)手動巻取時の操作は、つれ回り防止の機構の影響
を受けることがないので、従来のようにつれ回り防止機
構に抗して操作を行なう必要がなく、より軽い操作力で
シャッタ−カ−テンを巻き取ることができる。 (2)セルフロック機構とラチェットブレ−キ部材とを
分離したので、ラチェットブレ−キ部材を構成する部品
点数が少なくなり、製造・組立が容易になると共にコス
トダウンを図ることができる。また、セルフロック機構
とラチェットブレ−キ部材とは電磁コイルを挟んでその
前後に配設されるので、セルフロック機構がソレノイド
の影響を受けることがない。 (3)従来のつれ回り防止機構が一体化されたラチェッ
トブレ−キ部材に対して、本発明のラチェットブレ−キ
部材は単板から構成されるので、ラチェットブレ−キ部
材を引き付けるソレノイドを小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動シャッタ−の開閉機の内観を示す側面図で
ある。
【図2】図1における駆動軸の制動機構を示す分解側面
図である。
【図3】図1におけるセルフロック機構を示す分解側面
図である。
【図4】ケ−シングを省略したセルフロック機構の分解
斜視図である。
【符号の説明】
2 駆動軸 6 ブレ−キ部材 7 ブレ−キ軸 8 ラチェットブレ−キ部材 11 電動機 13 チェ−ンホイ−ル 14 第1部材 15 第2部材 16 ロックスプリング 17 ケ−シング
フロントページの続き (72)発明者 宮ノ腰 浩 愛知県海部郡十四山村鮫ヶ地三丁目62番地 株式会社ハア−モニ−内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機により駆動される駆動軸に固着した
    ブレ−キ部材と、ブレ−キ軸の一端側に固着したラチェ
    ットブレ−キ部材とを接離可能に対設し、常時はラチェ
    ットブレ−キ部材をブレ−キ部材に圧接することで駆動
    軸の回転を規制し、ラチェットブレ−キ部材を強制的に
    ブレ−キ部材から離隔させて駆動軸の制動を解除するよ
    うにし、ブレ−キ軸の他端側にはセルフロック機構を介
    装させて手動巻上部を設け、該セルフロック機構はブレ
    −キ軸の他端に設けた第1部材と、手動巻上部の回転に
    連動して回転する第2部材と、コイル状に形成され両端
    に突子を有するロックスプリングと、これらを内装する
    ケ−シングとからなり、第1部材が回転するとロックス
    プリングが拡径してケ−シングの内周面に圧接して回転
    を規制し、第2部材が回転するとロックスプリングが縮
    径してケ−シングの内周面から離隔して第1部材と第2
    部材とが一体となって回転するようにしたことを特徴と
    する電動シャッタ−用開閉機の手動操作装置。
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