JP2000193128A - バルブ用アクチュエ―タ - Google Patents

バルブ用アクチュエ―タ

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JP2000193128A
JP2000193128A JP10376407A JP37640798A JP2000193128A JP 2000193128 A JP2000193128 A JP 2000193128A JP 10376407 A JP10376407 A JP 10376407A JP 37640798 A JP37640798 A JP 37640798A JP 2000193128 A JP2000193128 A JP 2000193128A
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valve
output shaft
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opening
casing
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Makoto Uchiyama
眞 内山
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TECHNO BATSUGU KK
Kawaden Co Ltd
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TECHNO BATSUGU KK
Kawaden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルブを開放状態に保持するときには手動で
出力軸をロックするようにして停電等の電気系統の事故
が発生しても安全で且つ経済的なバルブ用アクチュエ−
タを提供すること。 【解決手段】 ケーシング内にバルブの駆動に関わる出
力軸並びに同出力軸をバルブが開放する方向に回転させ
るモ−タを設け、バルブの開放動作時に巻かれ、復元力
が蓄えられるゼンマイバネを設けたバルブ用アクチュエ
ータにおいて、ケーシングから突出する前記出力軸の端
部にスプリングを介して出力軸に沿って摺動し得るバル
ブの開閉表示板を設け、同開閉表示板のケーシングに対
向する面側に突起を形成すると共に、ケーシングの一部
に前記突起が嵌合する突起の径よりも僅かに大きい径の
凹部を形成し、バルブの開放時に前記開閉表示板をケー
シング側に押して開閉表示板の突起をケーシングの前記
凹部に嵌合させて出力軸のバルブ閉鎖方向への回転を阻
止するようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モ−タの駆動によ
り出力軸を回転させてバルブを開放するときに、ゼンマ
イバネを巻き、モ−タへの通電を断ったときにゼンマイ
バネの復元力で出力軸をバルブ閉鎖方向に回転させてバ
ルブを開閉させるようにしたバルブ用アクチュエ−タに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ケーシング内にバルブの駆動
に関わる出力軸並びに同出力軸をバルブが開放する方向
に回転させるモ−タを設け、バルブの開放動作時に巻か
れ、復元力が蓄えられるゼンマイバネを設けたクラッチ
を使用しない簡易型のバルブ用アクチュエータなるもの
はあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種の簡易型
のバルブ用アクチュエータにあっては、バルブを開放す
るときにはモータの駆動力を利用し、バルブを閉鎖する
ときにはゼンマイバネの復元力を利用するようにしたも
のであったが、バルブを開放状態に保持するためつまり
出力軸をロックしておくためには、モ−タの励磁コイル
に常時通電しておかなければならなかった。
【0004】この種のバルブ用アクチュエータに使用さ
れるモータは、ロ−タの回転が停止している状態で通電
されていても励磁コイルが焼損するようなことのないイ
ンピ−ダンス型のモ−タであるから、電気系統が正常に
作動している限り何ら問題はないが、バルブを開放状態
に保持しておかなければならないときに停電等の事故が
発生したときは、モータによる出力軸のロックが解除さ
れ、自動的にバルブが閉鎖してしまい、不測の事故を招
く虞があり、また、バルブを開放状態に保持している間
は常時励磁コイルに通電しておく必要があるため、不必
要な電力を消費するという問題点があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記従来技術の問題点を解消
するために、バルブを開放状態に保持するときには手動
で出力軸をロックするようにして停電等の電気系統の事
故が発生しても安全で且つ経済的なバルブ用アクチュエ
−タを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るバルブ用ア
クチュエ−タは、ケーシング内にバルブの駆動に関わる
出力軸並びに同出力軸をバルブが開放する方向に回転さ
せるモ−タを設け、バルブの開放動作時に巻かれ、復元
力が蓄えられるゼンマイバネを設けたバルブ用アクチュ
エータにおいて、ケーシングから突出する前記出力軸の
端部にスプリングを介して出力軸に沿って摺動し得るバ
ルブの開閉表示板を設け、同開閉表示板のケーシングに
対向する面側に突起を形成すると共に、ケーシングの一
部に前記突起が嵌合する突起の径よりも僅かに大きい径
の凹部を形成し、バルブの開放時に前記開閉表示板をケ
ーシング側に押して開閉表示板の突起をケーシングの前
記凹部に嵌合させて出力軸のバルブ閉鎖方向への回転を
阻止するようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の作用】開閉表示板の突起をケ−シングの凹部の
側壁に係合させて出力軸のバルブ閉鎖方向への回転を阻
止する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明アクチュエ−タの実施の形
態を図面について具体的に説明する。図1は、本発明ア
クチュエ−タの平面図、図2は、図1のA−A線におけ
る縦断側面図、図3は、出力軸ロック状態の同縦断側面
図、図4は、出力軸の駆動機構を表す概略平面図であ
る。
【0009】1は、ケーシング、2は、同ケーシング1
内にバルブVの弁体の回転軸に連結される出力軸、3
は、同出力軸2を減速用ギヤ31、32を介して一定方
向に回転させてバルブAを開放するためのモ−タ、4
は、モ−タ3のバルブ開放方向への回転により巻かれ、
復元力で出力軸2を逆回転させてバルブAを閉鎖させる
出力軸2に巻かれたゼンマイバネであって、これら部材
によりアクチュエータが構成されている。
【0010】尚、出力軸2に固着の減速ギヤ32は図4
のように扇形をしており、ケ−シング1の一部に固着さ
れるストッパ−3a、3bによって90°の範囲で回転
できるようになっている。
【0011】5は、ケ−シング1から上方に突出してい
る前記出力軸2の上端からスプリング6を介して上下摺
動自在となるように中央の孔51が嵌合される開閉表示
板で、出力軸2の上端から抜け落ちないようにリテイナ
−で止められ、且つ,手で押し下げたときに出力軸2の
上端で手を傷めないように保護キャップ51が一体的に
被せられている。
【0012】開閉表示板5の下面には下向きの突起5
2、52が埋め込まれており、開閉表示板5をスプリン
グ6に抗して押し下げたときに、この突起52、52の
下端がケ−シング1上面の肉厚部に形成された凹部1
1、11に嵌合するようになっている。
【0013】前記凹部11、11は、開閉表示板5の突
起52、52の径よりもやや大きい径に形成され、バル
ブVが全開放したときの突起52、52の中心とその凹
部11、11の中心が一致する位置に形成されている。
【0014】次に、本発明の上記構成に従い、図示する
実施例について本発明アクチェ−タの作動を説明する。
【0015】図2のバルブVの閉鎖状態において、モ−
タ3に通電してモ−タ3を駆動させると、減速用ギヤ3
1、32を介して出力軸2が回転してバルブVの弁体が
開放し始めると同時にゼンマイバネ4が巻かれ始める。
【0016】減速ギヤ32が90°回転したところでス
トッパ−3aに当接して回転が停止し、バルブVは全開
放状態となる。
【0017】このときは未だモ−タ3には通電されてい
るので、この全開放状態は保持されている。
【0018】この状態でモ−タ3への通電を断つと、モ
−タによるロックが解除されて出力軸2は蓄圧されたゼ
ンマイバネ4の復元力で減速用ギヤ32がストッパ−3
bに当接する位置迄逆回転し、バルブVが閉鎖する。
【0019】モ−タ3への通電、遮断を繰り返す毎に上
記作動を反復するものであるが、バルブVが全開放した
状態において、モ−タ3への通電状態で開閉表示板5を
スプリング6の復元力に抗して押し、突起52、52を
ケ−シング1の凹部11、11に嵌合させ、その状態の
儘モ−タ3への通電を断つと、出力軸2はバルブ閉鎖方
向に回転し、開閉表示板5も一体に回転して突起52、
52がケ−シング1の凹部11、11の側壁に係合して
出力軸2の回転が停止する。
【0020】突起52の凹部側壁に対する当接力は極め
て大きく、摩擦抵抗がスプリング6の復元力よりも極め
て大きいため、突起52、52は凹部11、11から外
れることができず、開閉表示板5から手を離してもこの
回転停止状態が保持され、図3のバルブ開放状態にロッ
クされる。
【0021】バルブ開放状態にロックされた状態におい
て、モ−タ3へ再び通電してやると、出力軸2はバルブ
開放方向に回転し、開閉表示板5がバルブ全開放位置に
戻って突起53、52と凹部側壁との摩擦係合が解除さ
れるので、開閉表示板5かスプリング6の復元力で元の
位置に戻り、突起53、52が凹部11、11から外れ
る。
【0022】この状態でモ−タ3への通電を断つと、上
述と同じくモ−タによるロックが解除されてバルブVは
閉鎖する。
【0023】
【発明の効果】本発明に係るバルブ用アクチュエ−タに
よれば、バルブを開放するときにはモータの駆動力を利
用し、バルブを閉鎖するときにはゼンマイバネの復元力
を利用するようにしたバルブ用アクチュエータにおい
て、バルブが開放乃至閉鎖したことを表示する開閉表示
板を出力軸のロック部材として使用するようにしたもの
であるから、モ−タへ常時通電しておかなくてもバルブ
を開放状態に保持しておくことができ、停電等の事故が
発生してもバルブが自動的に閉鎖して不測の事故を招く
ようなことを防ぐことができ、また、バルブ開放中はモ
−タへの電力供給はしなくてもよいので、不必要な電力
を消費するということがなく、経済的且つ省エネルギ−
に役立つものである。
【0024】尚、本実施例にあっては、開閉表示板は円
盤状のものを使用したが、停電時手動でバルブを開放で
きるようにレバ−ハンドル式のものを使用してもよいも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明アクチュエ−タの平面図である。
【図2】図1のA−A線における縦断側面図である。
【図3】出力軸ロック状態の同縦断側面図である。
【図4】出力軸の駆動機構を表す概略平面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 11 凹部 2 出力軸 3 モ−タ 31 減速用ギヤ 32 減速用ギヤ 4 ゼンマイバネ 5 開閉表示板 52 突起 6 スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H062 BB04 BB33 CC01 CC29 DD11 FF05 FF10 FF30 3H063 BB43 BB50 DA14 DB39 DB50 EE12 3H065 BA01 BB02 BC03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内にバルブの駆動に関わる出
    力軸並びに同出力軸をバルブが開放する方向に回転させ
    るモ−タを設け、バルブの開放動作時に巻かれ、復元力
    が蓄えられるゼンマイバネを設けたバルブ用アクチュエ
    ータにおいて、ケーシングから突出する前記出力軸の端
    部にスプリングを介して出力軸に沿って摺動し得るバル
    ブの開閉表示板を設け、同開閉表示板のケーシングに対
    向する面側に突起を形成すると共に、ケーシングの一部
    に前記突起が嵌合する突起の径よりも僅かに大きい径の
    凹部を形成し、バルブの開放時に前記開閉表示板をケー
    シング側に押して開閉表示板の突起をケーシングの前記
    凹部に嵌合させて出力軸のバルブ閉鎖方向への回転を阻
    止するようにしたことを特徴とするバルブ用アクチュエ
    −タ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005233383A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Keihin Corp 電動弁における全開保持装置
JP2009250313A (ja) * 2008-04-03 2009-10-29 Yazaki Corp ガス遮断弁
KR101318100B1 (ko) * 2011-05-02 2013-10-15 유선진 태엽스프링이 내장된 전자식 가스타이머장치
KR101779654B1 (ko) * 2015-01-08 2017-09-19 (주)와이케이티 진공 게이트밸브
KR20200110974A (ko) * 2019-03-18 2020-09-28 주식회사 아이토크콘트롤즈 밸브 개폐용 액추에이터

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KR102602257B1 (ko) 2019-03-18 2023-11-16 주식회사 아이토크콘트롤즈 밸브 개폐용 액추에이터

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