JPH0314107B2 - - Google Patents

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JPH0314107B2
JPH0314107B2 JP60201237A JP20123785A JPH0314107B2 JP H0314107 B2 JPH0314107 B2 JP H0314107B2 JP 60201237 A JP60201237 A JP 60201237A JP 20123785 A JP20123785 A JP 20123785A JP H0314107 B2 JPH0314107 B2 JP H0314107B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
valve
output shaft
spring
motor
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60201237A
Other languages
English (en)
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JPS6263280A (ja
Inventor
Michio Fukamachi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawaden Co Ltd
Original Assignee
Kawaden Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kawaden Co Ltd filed Critical Kawaden Co Ltd
Priority to JP20123785A priority Critical patent/JPS6263280A/ja
Publication of JPS6263280A publication Critical patent/JPS6263280A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、バルブの弁体を可塑回転モータの駆
動により回転させてバルブを開、閉させるように
した電動バルブに於いて、停電等により通電制御
が不可能となつたときに自動的にバルブを開放乃
至閉鎖させる機構を内蔵した電動バルブに関する
ものである。
(従来技術及びその問題点) 従来から、停電等により通電制御が不可能とな
つたときに自動的にバルブの弁体を閉鎖方向に回
転させ、オーバーフロー等の危険性を回避するフ
エールセーフな電動バルブとして特公昭53−
34005号に記載されるような「電気的に操作され
る弁操作装置」なるものがあるが、この装置はモ
ータの駆動によりバルブの弁体を開放方向に回転
させる際に同時にばねを巻いて蓄圧状態に保持し
ておき、停電等の際にその保持を解除してばねの
復元力により逆方向に回転させるようにしたもの
で、モータには弁体を回転させる負荷とばねを巻
く負荷が同時にかゝるため、大きなトルクを有す
る大型のモータを必要として高価となるだけでな
く、バルブを閉鎖するためには必ずばねの復元力
を利用しなければならないので、バルブの開閉作
動の都度ばねが巻かれ、巻き戻されるという動作
が反覆され、ばねの寿命が短かくなるという欠点
を有していた。
(発明の目的) 本発明は、上記従来技術の問題点を解決すため
に、電動バルブに於いて、弁体を回転させる動作
とばねを巻く動作を一つのモータによつて独立し
て行うようにした機構を内蔵させた電動バルブを
提供することを目的とするものである。
(発明の開示) 本発明に係る電動バルブは、バルブ1の弁体の
回転軸に連結される出力軸2を可塑回転モータ3
の駆動により正、逆90度回転させてバルブ1を
開、閉するようにした電動バルブに於いて、モー
タ3の回転により出力軸2とは無関係に回転する
インターナルギヤ4を同出力軸2に枢支し、同イ
ンターナルギヤ4の内周歯41…41に噛合する歯
車5と、前記出力軸2に枢支されて出力軸とは無
関係に回転する歯車6に噛合する歯車7を両端に
固着した軸8を、出力軸2に一体固着されたクラ
ンク9の一部に穿設された孔91に回転可能に挿
通するとともに、前記歯車6の一方向の回転によ
り巻かれるゼンマイバネ10を設け、同ゼンマイ
バネの逆回転を阻止するラチエツト機構11並び
に同ラチエツト機構の係止作用を解除するソレノ
イド12を設けたことを特徴とするものである。
並、ゼンマイバネ10は、歯車6に噛合する歯
車101と一体の軸102に穿たれたスリツト中に
内端片が嵌合され、外端片がバルブ1のフランジ
部に固着され、装置全体をカバーするケーシング
Aの一部に固定されており、歯車6の回転により
巻かれるもので、復元力を大きくするために必要
に応じて複数個設けるものである。
また、ラチエツト機構11は、前記歯車6に噛
合する歯車111と一体のラチエツト歯車112
これに噛合するラチエツト爪113及びこれを常
時ラチエツト歯車112に係合させる方向に付勢
するスプリング114とから構成され、ソレノイ
ド12のプランジヤー121の延長端の後退によ
りラチエツト爪113を回転軸13を介して係合
解除方向へ回転させるように構成してある。ま
た、出力軸2の下端はバルブ1の弁体の回転軸
(図示せず)の上端の孔に嵌合し、出力軸2の回
転により弁体の回転軸が一体に回転するように構
成され、出力軸2下端近傍に固着されたカム14
とケーシングAの下端外側から内方へ臨ませたス
トツパー15により90度の範囲内で正、逆回転可
能となるように構成されている。図中、16は出
力軸2の回転を検知してバルブ1が開或いは閉と
なつているかを電気信号として送信するリミツト
スイツチで、出力軸2に一体固着のカム板17に
よつてリミツトスイツチ16の接点がON−OFF
されるようにしてある。また、31はモータ3の
回転軸と一体の歯車で前記インターナルギヤ4の
外周歯42…42に噛合し、モータ3の駆動により
インターナルギヤ4を回転させるもので、減速機
構を構成している。
(発明の作用) 次に、本発明の上記構成に従い、図示する実施
例について本発明電動バルブの具体的用法並びに
作用、効果を、バルブを停電時に閉鎖させる場合
について説明する。
即ち、モータ3によつてバルブ1が制御できる
通電状態に於いてソレノイド12の励磁コイルは
常時通電され、そのプランジヤー121の延長端
が突出しているため、ラチエツト爪113がラチ
エツト歯車112に係合し、ラチエツト歯車112
即ち歯車6は一方向への回転して許容されていな
い状態にある。この状態に於いて、モータ3にバ
ルブ1の弁体が閉鎖する方向に回転するようにし
てモータ3を駆動させると、同回転軸と一体の歯
車31の回転によりインターナル歯車4が矢印方
向に回転し、この内周歯41…41に噛合する歯車
5及び軸8を介して一体の歯車7が矢印方向に回
転するから、歯車7に噛合する歯車6及び歯車1
1も一体的に回転し、ゼンマイバネ10が巻か
れ始めるが、巻かれることによつてゼンマイバネ
10の復元力が増大して歯車101のトルク即ち
歯車6のトルクが増大してくると、これに噛合す
る歯車7は歯車6の周りを自転しながら公転する
所謂遊星運動をすることになるので、歯車7と一
体の軸8に押されてクランク9が矢印方向に旋回
し、これと一体の出力軸2が回転するから、バル
ブ1の弁体は閉鎖方向に回転することになる。こ
の回転により弁体が閉鎖すると、ストツパー15
の作用によりこれ以上の回転が阻止されると同時
にリミツトスイツチ16の作用によりモータ3へ
の通電が断たれ、モータ3が一旦停止するが、こ
のリミツトスイツチ16に並列に接続された別の
リミツトスイツチの接点が閉路して更にモータ3
へ通電すると、出力軸2はこれ以上閉鎖方向へは
回転できない固定状態となつているので、モータ
3の歯車31の回転即ちインターナルギヤ4の回
転により再び歯車5即ち歯車7が回転し、歯車6
を回転させるため、ゼンマイバネ10は更に巻か
れる。ゼンマイバネ10が充分巻かれるとトルク
の増大によつて自動的にモータ3への通電を断
ち、モータ3を停止させるが、ゼンマイバネ10
の復元力による巻き戻しはラチエツト機構11に
よつて阻止されているので、ゼンマイバネ10は
蓄圧状態のまま保持される。
この蓄圧状態に於いては歯車6は固定状態にな
つているので、モータ3に前記とは逆の方向に通
電し、歯車3を逆回転させると、インターナルギ
ヤ4並びに歯車5,7が逆回転し、歯車7は前述
の方向とは逆方向に遊星運動してクランク9を逆
方向に旋回させるので、出力軸2は90度回転して
バルブ1の弁体を開放させる。弁体の開放と同時
にリミツトスイツチ16の作用によりモータ3へ
の通電が断たれ、モータ3が停止する。爾後、モ
ータ3の駆動により前述の作動を反覆してバルブ
1を開、閉制御するものである。
而して、バルブ1の開放状態に於いて、モータ
3への通電制御ができない停電等の事故が生じた
場合、当然ソレノイド12への通電も断たれるこ
とになるので、励磁コイルに吸着されていたプラ
ンジヤー121の延長端はソレノイド内部に設け
られた強力なスプリングの復元力により後退し、
ラチエツト爪113を矢印方向に回転させてラチ
エツト歯車112との係合状態を解除させるため、
歯車6はフリーの状態になる。歯車6がフリーに
なると、歯車6はゼンマイバネ10の復元力即ち
巻き戻し力によりゼンマイバネを巻いた方向とは
逆方向即ち点線矢印方向に回転するから、これに
噛合する歯車7及び歯車5も点線矢印方向に回転
するが、モータ3が停止した状態のときは前述の
通りモータ3の回転軸即ち歯車31が固定状態と
なつており、インターナルギヤ4も固定状態にな
つているので、歯車5は内周歯41…41は噛合し
ながら転動することになり、軸8に押されてクラ
ンク9即ち出力軸2が実線矢印方向即ち前述のバ
ルブ1の閉鎖方向に回転し、自動的に弁体は閉鎖
される。ゼンマイバネ10を巻く軸102が巻き
戻し方向に回転したときこれを検知して信号を発
するようにしておけば、この信号により通電再開
後にゼンマイバネを巻く操作を必要とすることを
表示したり、通電再開後自動的にモータ3によつ
てゼンマイバネを巻く操作を行うようにすること
ができる。
(発明の効果) 以上述べた如く、本発明に係る電動バルブによ
れば、インターナルギヤ及び平歯車の組合わせに
よる遊星歯車装置を利用してモータによるゼンマ
イバネを巻く動作をバルブの弁体を回転させる動
作とは独立して行うようにしたものであるから、
モータはゼンマイバネを巻くのに充分なトルクを
有しておればよく、従来技術のようにばねを巻く
ためのトルク以外に弁体を回転させるためのトル
クを必要とする大型のモータを必要とせず、小型
で安価なモータを使用することができるとともに
ゼンマイバネを蓄圧状態で保持しておいても弁体
の開、閉動作は通常の電動バルブのようにモータ
の正、逆回転によつて行うことができるので、従
来技術のようにバルブの開、閉の都度ゼンマイバ
ネが巻かれ、巻き戻されるという動作が反覆され
ることがなく、ゼンマイバネの寿命が長く、長期
間に亘つてゼンマイバネを交換する必要がないも
のである。
尚、本実施例にあつてはバルブを停電時等緊急
時に閉鎖する場合について説明したが、スプリン
クラー用のバルブに使用する場合等停電時等通電
制御不能の場合にバルブを開放しなければならな
い場合にはバルブの開放時にゼンマイバネを巻く
ようにストツパーのカムの取付位置を変えればよ
いものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施態様を例示するもので、第
1図は本発明電動バルブの側面図、第2図は同電
動バルブの駆動部の縦断側面図、第3図は同駆動
部の機構を表わす斜視図である。 1……バルブ、2……出力軸、3……可逆回転
モータ、4……インターナルギヤ、5,6,7…
…歯車、8……軸、9……クランク、10……ゼ
ンマイバネ、11……ラチエツト機構、12……
ソレノイド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 バルブ1の弁体の回転軸に連結される出力軸
    2を可逆回転モータ3の駆動により正、逆90度回
    転させてバルブ1を開、閉するようにした電動バ
    ルブに於いて、モータ3の回転により出力軸2と
    は無関係に回転するインターナルギヤ4を同出力
    軸2に枢支し、同インターナルギヤ4の内周歯4
    …41に噛合する歯車5と、前記出力軸2に枢支
    されて出力軸とは無関係に回転する歯車6に噛合
    する歯車7を両端に固着した軸8を、出力軸2に
    一体固着されたクランク9の一部に穿設された孔
    1に回転可能に挿通するとともに、前記歯車6
    の一方向の回転により巻かれるゼンマイバネ10
    を設け、同ゼンマイバネの逆回転を阻止するラチ
    エツト機構11並びに同ラチエツト機構の係止作
    用を解除するソレノイド12を設けたことを特徴
    とする電動バルブ。
JP20123785A 1985-09-11 1985-09-11 電動バルブ Granted JPS6263280A (ja)

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JP20123785A JPS6263280A (ja) 1985-09-11 1985-09-11 電動バルブ

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JP20123785A JPS6263280A (ja) 1985-09-11 1985-09-11 電動バルブ

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Publication Number Publication Date
JPS6263280A JPS6263280A (ja) 1987-03-19
JPH0314107B2 true JPH0314107B2 (ja) 1991-02-26

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02132862U (ja) * 1989-04-07 1990-11-05
JP5043773B2 (ja) * 2008-08-05 2012-10-10 株式会社カワデン バルブ用アクチュエータ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5334005A (en) * 1976-06-30 1978-03-30 Ethyl Corp Spark ignition internal combustion engine
JPS5538554A (en) * 1978-09-12 1980-03-18 Copyer Co Ltd Method and apparatus for prevention of entangling of cleaning blade

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