JPH1086761A - 車両用情報提供装置 - Google Patents

車両用情報提供装置

Info

Publication number
JPH1086761A
JPH1086761A JP8241635A JP24163596A JPH1086761A JP H1086761 A JPH1086761 A JP H1086761A JP 8241635 A JP8241635 A JP 8241635A JP 24163596 A JP24163596 A JP 24163596A JP H1086761 A JPH1086761 A JP H1086761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
information
place
detecting
detecting means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8241635A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yanagisawa
崇 柳澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP8241635A priority Critical patent/JPH1086761A/ja
Publication of JPH1086761A publication Critical patent/JPH1086761A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)
  • Navigation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 待機場所を案内する。 【解決手段】 ナビゲーションECU10は、地図デー
タベース14の地図データや、光ビーコン通信装置1
6、車々間通信装置22などのデータから、進行方向に
おける道幅の狭い場所を検出するとともに、他車が反対
側から来るかを検出したり、緊急車両の接近を検出す
る。そして、すれ違いができないと判断した場合や、停
止が必要と判断した場合には、地図データベース14の
データに基づき、待機場所を検出し、そこでの待機を指
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、待機場所の案内を
行う車両用情報提供装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、経路案内を行うナビゲーショ
ン装置が知られており、これを搭載する車両も増えてき
ている。このナビゲーション装置では、目的地を設定す
ることによって、現在地から目的地までの最適経路を探
索し、これを走行経路として記憶する。そして、現在位
置を検出しながら、現在位置を含む地図上に、現在地お
よび走行経路を表示して、走行経路を案内する。また、
右左折する交差点では、交差点での進行方向を拡大表示
すると共に、音声による案内も行う。このようなナビゲ
ーション装置によって、目的地までの走行における進行
方向の選択が容易になる。
【0003】また、路側に光ビーコンや、電波ビーコン
を設置しておき、ここから進行方向の道路における渋滞
情報等を流したり、FM多重放送で渋滞情報等を提供す
るシステムも実用化が始まっている。これらの情報を利
用すれば、ナビゲーション装置により、より好適な経路
案内が行える。
【0004】さらに、通信装置を各車が搭載すれば、車
々間通信も行え、他車の動向についての情報を通信で
得、これを自車の走行に利用することも考えられる。例
えば、特開平7−121800号公報では、これから進
入するコーナーの所定距離手前位置に達すると、当該コ
ーナーを通過する他車との間で車速や進行方向などの情
報を通信する。そして、他車の存在をドライバーに知ら
せ、コーナーにおけるすれ違いを確実に行えるようにし
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際の道路の
走行においては、コーナーに限らず、すれ違いなどに問
題が生じる場合がある。例えば、元々道路幅が非常に狭
かったり、工事中のためにすれ違いが行えない場所や、
故障車や駐車中の車両の存在により、すれ違いができな
い場合もある。
【0006】このような場合、ドライバーに単に注意を
喚起するだけでは、問題が解消されない場合が多い。す
なわち、他車が向こうから来るのに、すれ違いができな
い場所に進入してしまうと、すれ違える場所にまで一方
がバックしなければならないという事態が発生してしま
う。さらに、このような事態の発生は、後続する車両の
通行にも支障をきたすことになる。
【0007】さらに、事故の発生により通行止めになっ
ていたり、緊急車両が接近してきている場合には、適当
な場所で対比する必要があり、このような事態の発生を
早めに知りたいという要求がある。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、待機場所に関する情報を適宜提供することができ
る車両用情報提供装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、自車に相対的
に接近する事象に関する情報を提供する車両用情報提供
装置であって、少なくとも道路の幅方向の広さを含む道
路構成についての情報を記憶する地図情報記憶手段と、
自車位置を検出する自車位置検出手段と、自車に相対的
に接近する事象に関する情報を検出する情報検出手段
と、前記地図情報記憶手段、自車位置検出手段及び情報
検出手段に基づき、自車が待機すべき場所を検出する待
機場所検出手段と、この待機場所検出手段により検出し
た待機場所についての情報を出力する情報出力手段と、
を具備したことを特徴とする。
【0010】このように、本発明では、情報検出手段に
より、自車に接近してくる事象についての情報を得る。
そして、必要な場合には、待機場所検出手段が、自車の
待機場所を検出し、これをドライバーに示す。従って、
進入してはならない場所へ、進入してしまい、バックし
なければならないというような状況の発生を未然に防止
できる。また、これによって後続の通行に支障をきたす
事態の発生を未然に防止できる。
【0011】また、本発明は、自車に相対的に接近する
事象に関する情報を提供する車両用情報提供装置であっ
て、少なくとも道路の幅方向の広さを含む道路構成につ
いての情報を記憶する地図情報記憶手段と、自車位置を
検出する自車位置検出手段と、自車に相対的に接近する
他車に関する情報を検出する他車情報検出手段と、前記
地図情報記憶手段、自車位置検出手段及び他車情報検出
手段に基づき、自車がこのまま進行を続けた場合に、い
ずれか一方の進行が妨げられることになるかを判定する
進行可否判断手段と、この進行可否判断手段により、進
行が妨げられると判断された場合に、自車が待機すべき
場所を検出する待機場所検出手段と、この待機場所検出
手段により検出した待機場所についての情報を出力する
情報出力手段と、を具備したことを特徴とする。
【0012】このように、本発明では、進行可否判断手
段により、他車(対向車)とのすれ違いができるかどう
か等を判断する。そして、すれ違いが不可能と判断され
た場合には、自車の待機場所をドライバーに提供する。
そこで、すれ違えない場所へ進入してしまい、バックし
なければならなかったりする事態の発生を未然に防ぐこ
とができる。また、これによって後続の通行に支障をき
たす事態の発生を防止することができる。
【0013】また、このような構成によって、土砂崩れ
や、踏切の先に車両が詰まっている場合などにも、好適
な待機案内が行える。
【0014】また、本発明は、自車に相対的に接近する
事象に関する情報を提供する車両用情報提供装置であっ
て、少なくとも道路の幅方向の広さを含む道路構成につ
いての情報を記憶する地図情報記憶手段と、自車位置を
検出する自車位置検出手段と、自車に相対的に接近する
他車に関する情報を検出する他車情報検出手段と、前記
地図情報記憶手段、自車位置検出手段及び他車情報検出
手段に基づき、自車に相対的に接近する他車が自車より
優先される車両か否かを判断する優先判断手段と、この
優先判断手段により、他車が優先されると判断された場
合に、自車が待機すべき場所を検出する待機場所検出手
段と、この待機場所検出手段により検出した待機場所に
ついての情報を出力する情報出力手段と、を具備したこ
とを特徴とする。
【0015】このように、本発明では、優先判断手段
が、他車の優先度を判定する。従って、救急車などの緊
急車両が接近してきたときに、これを検出できる。そし
て、待機場所検出手段が、待機場所を検出し、これに基
づいて、待機の案内が行える。このため、緊急車両の通
行を妨げることがなく、従って後続車両の通行に支障を
きたす可能性も低減できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に好適な実施の形態
(以下、実施形態という)について、図面に基づいて説
明する。
【0017】「第1実施形態」図1は、第1実施形態の
装置の全体構成を示すブロック図であり、ナビゲーショ
ンECU10には、DGPS装置12、地図データベー
ス14が接続されている。DGPS(デファレンシャル
・グローバル・ポジショニング・システム)装置12
は、人工衛星からの信号を利用して現在地を検出するG
PS装置からの位置情報に、FM多重放送などから供給
されるGPS装置における誤差情報を合わせ、正確な現
在位置検出を行う。また、地図データベース14には、
全国の道路情報などを含む地図情報が記憶されている。
特に、この地図データベース14には、道路の幅につい
ての情報、すなわち道路の幅員、車線数路肩の広さ等の
道路構成についてのデータが記憶されている。
【0018】また、ナビゲーションECU10には、通
信装置として、路側(通常一般道の路側)に設けられた
光ビーコンと通信を行う光ビーコン通信装置16、路側
(通常高速道路の路側)に設けられた電波ビーコンと通
信を行う電波ビーコン通信装置18と、FM多重放送を
受信するFM多重受信装置20と、他の車両との通信を
行う車々間通信装置22が接続されている。
【0019】従って、ナビゲーションECU10は、こ
れらの通信装置より、他車の動向や、交通規制や、道路
工事等の情報を取得することができる。
【0020】さらに、ナビゲーションECU10には、
出力装置として、ディスプレイ24、スピーカ26が接
続されている。
【0021】ナビゲーションECU10は、所定の入力
手段(図示せず)を利用した目的地の設定に伴い、地図
データベース14の地図情報を用い、目的地までの最適
経路を探索、設定する。また、車両の走行時には、ディ
スプレイ24に現在地周辺の地図を表示すると共に、そ
の地図に現在地マークを表示する。さらに、設定された
目的地までの経路は、他の道路と区別できるように、色
を変えるなどして表示する。そして、右左折などを行う
交差点に進入するときには、ディスプレイ24に交差点
での右左折を示す拡大ガイダンス表示を行うと共に、ス
ピーカ26から右左折の指示を発し、経路案内を行う。
【0022】ここで、本実施形態においては、ナビゲー
ションECU10が自車の進行方向において、道路幅が
狭いことを認識した場合、これについての案内を行うほ
か待機場所についての案内も行う。そこで、この処理に
ついて、図2に基づいて説明する。なお、この進行方向
は、単に自車が進行している方向から推定してもよい
が、目的地までの経路が設定されている場合には、これ
から通行する道路とすることができる。
【0023】まず、現在位置とその進行方向から、自車
のこれから走行しようとしているこの先の道路につい
て、道幅の判定を行う(S11)。
【0024】ここで、このS11の判定は、図3に示す
ようにして行う。すなわち、進行方向のこの先数分以内
における最も狭い幅員Wを算出する(S101)。ここ
で、この先数分は、車速によって、変更することが好ま
しいが、例えば2リンクや、200mという範囲として
もよい。ここで、リンクとは、所定の交差点間などで区
切った道路の単位であり、道路についてのデータはこの
リンク毎に記憶されている。
【0025】次に、余裕幅w=最も狭い幅員W−(自車
幅)を算出する(S102)。この余裕幅wは、自車が
通行するに当たっての幅員との差であり、自車がそこを
通過したときに、道路の反対側との間に形成される空間
の最大幅になる。
【0026】そして、この余裕幅wが0以上かを判定す
る(S103)。この判定で0以上でなければ、通り抜
けができない。そこで、この場合には、通り抜け不能で
あると判定する(S104)。
【0027】次に、S103において、0以上であれ
ば、通行は可能である。そこで、余裕幅が2.4m以下
かを判定する(S105)。そして、この判定でYE
S、すなわち余裕幅wが2.4m以下であれば、狭い箇
所があると判断する(S106)。また、S105にお
いて、余裕幅wが2.4m以上であれば、通常の車両と
のすれ違いに問題はなく、狭い場所はないと判断する
(S107)。
【0028】このように、狭い場所の判定は、地図デー
タベース14に記憶されている道路データと、予め記憶
している自車の幅に基づいて行う。
【0029】このようにして、S11の道幅の判定を行
い、通行不能であると判定された場合には、別ルートを
探索し、この案内を行う(S12)。一方、S11にお
いて狭い場所がなければ、何等問題を生じないため、処
理を終了する。
【0030】また、この先の道路に狭い場所があれば、
これについての案内を行う(S13)。この案内は、例
えば、「この先○○mで、道幅が狭くなります。注意し
て通行して下さい。」というスピーカ26からの出力に
よる。また、ディスプレイ24において、図4に示すよ
うに、道幅が狭くなる場所を点滅表示することも好適で
ある。
【0031】次に、この先に、対向車や駐車車両がある
かを判定する(S14)。対象となる範囲は、上述のS
11と同様の範囲とする。そして、この判定は、通常光
ビーコン通信装置16または車々間通信装置22からの
情報に基づいて行う。なお、電波ビーコンは通常高速道
路などに設置されており、事故などが発生したとき以外
に幅員が狭いという状況はあまり発生しない。
【0032】また、路側に設置された光ビーコンは、そ
の地域を管理する交通情報センター等に接続されてお
り、ここが路側ビーコンで得た情報に基づき、必要な情
報を他のビーコンからそこを通過する車両に提供でき
る。また、車々間通信によれば、対向車から直接、その
車両が接近していることを知ることができる。さらに、
駐車についての情報は、そこを通過した車両から直接車
々間通信で情報を得る場合や、その他車が光ビーコンに
駐車についての情報を送信することによって、交通情報
センターを介し、知ることもできる。
【0033】対向車や駐車がない場合には、問題がない
ため、S11に戻る。一方、対向車などがあった場合に
は、次に、対向車とのすれ違い、または駐車車両の横の
すり抜けができない場所があるかを判定する(S1
5)。この判定は、図5に示すようにして行う。
【0034】まず、相手車幅Xについての情報があるか
を判定する(S201)。車幅情報があった場合には、
余裕幅w−相手車幅Xが0.15m以下かを判定する
(S202)。そして、S202の判定で、YES
(0.15m以下の場所あり)の場合には、すれ違いで
きない場所ありと判断する(S203)。一方、S20
2の判定で、NO(0.15m以下の場所なし)の場合
には、すれ違いできない場所なしと判断する(S20
4)。
【0035】S201において、相手車幅Xについての
情報がなかった場合には、余裕幅wが2.25m以下か
を判定する(S205)。そして、余裕幅wが2.25
m以下であった場合には、すれ違いできない場所ありと
判断し(S206)、余裕幅wが2.25m以下でなか
った場合には、すれ違いできない場所なしと判断する
(S207)。
【0036】このように、すれ違いができないか否かを
含む進行方向の情報は、光ビーコン通信装置16、車々
間通信装置22、および地図データベース14からのデ
ータに基づいて行う。
【0037】このようにして、S15の判定で、すれ違
いができない場所なしと判定された場合には、「この
際、対向車または駐車車両があります。スピードを落と
して注意して走行して下さい。」という音声案内をする
(S16)。なお、対向車か駐車車両かを判定できてい
れば、その別に応じて、案内を行う。また、対向車があ
る場合であれば、図6に示すように、道路幅が狭い場所
を所定の色で表示すると共に、対向車を点滅表示して、
ドライバーに注意を喚起する。
【0038】また、S15において、YES(すれ違い
できない場所がある)と判断された場合には、S14に
おける対象車両が対向車か、または駐車車両かを判定す
る(S17)。そして、駐車車両であった場合には、
「駐車車両があり、通過できません。別のルートを案内
します。」という案内をすると共に、別ルートを探索し
て案内を行う(S18)。
【0039】一方、S17において、NO(駐車車両で
ない)であった場合には、待機案内を行う(S19)。
すなわち、この場合には、対向車が接近しており、所定
の場所に待機することが必要である。そこで、「対向車
が接近しています。この先すれ違いのできない場所があ
りますので、画面表示に従い待機して下さい。」という
音声案内をスピーカ26から出力すると共に、地図デー
タベース14から得たデータによって、十分すれ違える
場所を検出し、その場所を待機場所として、ディスプレ
イ24に表示する。
【0040】この画面表示は、例えば図7に示すような
ものとする。すなわち、待機場所を指定して明示すると
共に、対向車両および道路幅の狭い領域についてもこれ
を示す。
【0041】このようにして、本実施形態によれば、道
路幅が狭い場所があればこれを警告することができる。
また、道路幅が狭く、他車や駐車中の車両がある場合に
は、これについての警告をする。また、通行できない場
合には、その警告および別ルートの案内を行う。そし
て、狭い場所があり、対向車が接近してきている場合に
は、待機場所を案内する。従って、ドライバーは、指示
された待機場所に待機し、対向車をやり過ごした後、狭
い場所を通過することができる。
【0042】「第2実施形態」第2実施形態の装置の構
成は、第1実施形態の装置と同一である。そして、この
第2実施形態の装置では、車々間通信装置22におい
て、救急車、パトカー等の緊急車両からの通信を受け
る。そして、このような緊急車両の進行についての情報
を受信した場合には、ナビゲーションECU10が、自
車への接近を検出、待機の必要性を判断し、所定の待機
場所へ待避するための案内を行う。なお、緊急車両接近
の情報は、情報センターを介し、光ビーコン通信装置1
6や、電波ビーコン通信装置18で受信する場合もあ
る。
【0043】緊急車両接近の場合のナビゲーションEC
U10における処理動作について、図8及び図9のフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0044】まず、情報センタまたは緊急車両からの緊
急車両走行に伴う指示があるかを判定する(S30
1)。指示があった場合に、その指示をディスプレイ2
4に表示すると共にスピーカ26より出力して、ドライ
バに知らせる(S302)。例えば、直ぐに車両を路肩
に寄せ停止せよとの指示があれば、この指示をドライバ
ーに伝える。
【0045】S301において、指示がなかった場合に
は、自車の半径500m以内に緊急車両があるかを判定
する(S303)。そして、緊急車両があった場合に
は、自車と緊急車両の進行予定リンクの一致があるかを
判定する(S304)。このS303、S304におい
て、NOであった場合には、緊急車両が接近することに
基づく処理は不要であるため、この処理を終了する。
【0046】一方、S304において、一致するリンク
があった場合には、一致するリンク群の内、混雑度≧1
あるいは平均速度≦30km/hの混雑リンクがあるか
を判定する(S305)。なお、混雑度は、走行車両が
多く、30km/h以下程度でしか走行できないような
状態を示している。例えば混雑度2はさらに混雑の度合
いが大きいことを示している。
【0047】そして、混雑リンクが存在した場合には、
自車の走行経路において、混雑リンクを含まない代替経
路があるかを探索し、これが存在するかを判定する(S
306)。そして、代替経路があった場合には、この代
替経路への誘導案内を行う(S307)。これによっ
て、待避の動作が行えるため、処理を終了する。
【0048】S305及びS306においてNOの場合
は、次に緊急車両は200m以内に存在しているかを判
定する(S308)。200m以内でなければ、まだ待
避の必要はないため、処理を終了する。
【0049】一方、S308において、YESであった
場合には、待避のための処理を行う。すなわち、ディス
プレイ24及びスピーカ26を利用して、画面及び音声
で、緊急車両接近の案内をすると共に、徐行のアドバイ
スを行う(S309)。そして、道路幅員−(自車幅+
駐車両幅+対向車幅+分離帯幅)≧2.6mか否かを判
定する(S310)。すなわち、自車が停止して、緊急
車両が通過できるかを判定する。S310でNOの場
合、その場所に停車すると緊急車両が通過できなくなっ
てしまうため、そのまま走行を続け、現在地の更新と共
に、この判定を継続する。
【0050】そして、S310において、YESとなっ
た場合には、画面及び音声で停止待機の指示を行う(S
311)。そして、緊急車両とすれ違いあるいは追い越
されたかを判定し(S312)、S312においてYE
Sとなった場合には、音声画面により走行再開の指示を
行う(S313)。これによって、通常の走行に戻り、
緊急車両の接近に伴う処理を終了する。
【0051】このように、本実施形態によれば、緊急車
両が接近したときに、各種通信装置により、この情報を
入手し、待避の必要性がある場合には、待機場所の案内
を行う。従って、緊急車両の走行を妨げることを防止で
き、また後続車両の通行にも支障をきたす可能性を低減
できる。なお、このような処理は、暴走車両等の接近時
の待避の案内にも利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成を示すブロック図である。
【図2】 案内の全体動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】 狭い場所があるかを検出する動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】 狭い場所を示す画面例の説明図である。
【図5】 すれ違いが可能かを判定する動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】 狭い道路での他車接近を示す画面例の説明図
である。
【図7】 待機場所を示す画面例の説明図である。
【図8】 緊急車両接近時の処理動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】 緊急車両接近時の処理動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10 ナビゲーションECU、12 DGPS、14
地図データベース、16 光ビーコン通信装置、18
電波ビーコン通信装置、20 FM多重受信装置、22
車々間通信装置、24 ディスプレイ、26 スピー
カ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自車に相対的に接近する事象に関する情
    報を提供する車両用情報提供装置であって、 少なくとも道路の幅方向の広さを含む道路構成について
    の情報を記憶する地図情報記憶手段と、 自車位置を検出する自車位置検出手段と、 自車に相対的に接近する事象に関する情報を検出する情
    報検出手段と、 前記地図情報記憶手段、自車位置検出手段及び情報検出
    手段に基づき、自車が待機すべき場所を検出する待機場
    所検出手段と、 この待機場所検出手段により検出した待機場所について
    の情報を出力する情報出力手段と、 を具備したことを特徴とする車両用情報提供装置。
  2. 【請求項2】 自車に相対的に接近する事象に関する情
    報を提供する車両用情報提供装置であって、 少なくとも道路の幅方向の広さを含む道路構成について
    の情報を記憶する地図情報記憶手段と、 自車位置を検出する自車位置検出手段と、 自車に相対的に接近する他車に関する情報を検出する他
    車情報検出手段と、 前記地図情報記憶手段、自車位置検出手段及び他車情報
    検出手段に基づき、自車がこのまま進行を続けた場合
    に、いずれか一方の進行が妨げられることになるかを判
    定する進行可否判断手段と、 この進行可否判断手段により、進行が妨げられると判断
    された場合に、自車が待機すべき場所を検出する待機場
    所検出手段と、 この待機場所検出手段により検出した待機場所について
    の情報を出力する情報出力手段と、 を具備したことを特徴とする車両用情報提供装置。
  3. 【請求項3】 自車に相対的に接近する事象に関する情
    報を提供する車両用情報提供装置であって、 少なくとも道路の幅方向の広さを含む道路構成について
    の情報を記憶する地図情報記憶手段と、 自車位置を検出する自車位置検出手段と、 自車に相対的に接近する他車に関する情報を検出する他
    車情報検出手段と、 前記地図情報記憶手段、自車位置検出手段及び他車情報
    検出手段に基づき、自車に相対的に接近する他車が自車
    より優先される車両か否かを判断する優先判断手段と、 この優先判断手段により、他車が優先されると判断され
    た場合に、自車が待機すべき場所を検出する待機場所検
    出手段と、 この待機場所検出手段により検出した待機場所について
    の情報を出力する情報出力手段と、 を具備したことを特徴とする車両用情報提供装置。
JP8241635A 1996-09-12 1996-09-12 車両用情報提供装置 Pending JPH1086761A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8241635A JPH1086761A (ja) 1996-09-12 1996-09-12 車両用情報提供装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8241635A JPH1086761A (ja) 1996-09-12 1996-09-12 車両用情報提供装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1086761A true JPH1086761A (ja) 1998-04-07

Family

ID=17077257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8241635A Pending JPH1086761A (ja) 1996-09-12 1996-09-12 車両用情報提供装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1086761A (ja)

Cited By (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1183508A (ja) * 1997-09-03 1999-03-26 Mazda Motor Corp 車両用ナビゲーション装置
JPH11110693A (ja) * 1997-10-03 1999-04-23 Fujitsu Ltd 交通制御システムおよび方法
JP2000132798A (ja) * 1998-10-28 2000-05-12 Equos Research Co Ltd ナビゲーションセンタ装置,ナビゲーション装置,ナビゲーションシステム及び方法
JP2000310537A (ja) * 1999-04-28 2000-11-07 Honda Motor Co Ltd 車載経路案内装置
JP2002342899A (ja) * 2001-05-14 2002-11-29 Denso Corp 運転支援装置及びプログラム
JP2003256986A (ja) * 2002-03-05 2003-09-12 Honda Motor Co Ltd 車両の危険情報提供装置及び方法並びにプログラム
WO2004064007A1 (ja) * 2003-01-14 2004-07-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. ナビゲーション装置および接近情報表示方法
JP2004287983A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Denso Corp 交互通行信号制御システム
JP2004301606A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Denso Corp 車両用障害物情報提供システム
JP2005054487A (ja) * 2003-08-06 2005-03-03 Alpine Electronics Inc キーレスエントリー装置及びシステム
JP2005214938A (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Denso Corp 退避場所自動案内装置及び退避場所自動案内システム
JP2006178707A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Nippon Seiki Co Ltd 車両用表示装置
JP2006176027A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Nippon Seiki Co Ltd 車両用表示装置
JP2006293615A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Denso Corp 車両の追い越し支援装置
JP2007272276A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Toyota Mapmaster:Kk 駐車支援システム
JP2009037408A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Toyota Motor Corp 駐停車判定装置
JP2010237763A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Aisin Aw Co Ltd 運転支援装置、運転支援方法、及び運転支援プログラム
JP2017123072A (ja) * 2016-01-07 2017-07-13 住友電気工業株式会社 運転支援装置及びコンピュータプログラム
JP2018055535A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 パイオニア株式会社 情報処理装置、情報処理方法、地図表示装置、地図表示方法、及び、プログラム
JP2018132896A (ja) * 2017-02-14 2018-08-23 クラリオン株式会社 車両用通信装置、路側機、情報送信方法および情報受信方法
JP2018195202A (ja) * 2017-05-19 2018-12-06 トヨタ自動車株式会社 退避走行支援装置
JP2019034648A (ja) * 2017-08-15 2019-03-07 本田技研工業株式会社 走行制御装置、走行制御方法およびプログラム
JP2019053646A (ja) * 2017-09-19 2019-04-04 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP2019067241A (ja) * 2017-10-03 2019-04-25 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP2019100763A (ja) * 2017-11-29 2019-06-24 クラリオン株式会社 すれ違い困難区間回避システム、サーバ装置、情報表示装置およびすれ違い困難区間回避方法
CN109987103A (zh) * 2017-12-29 2019-07-09 奥迪股份公司 辅助驾驶方法、装置、存储介质、***及交通工具
WO2019239747A1 (ja) * 2018-06-13 2019-12-19 日立オートモティブシステムズ株式会社 車両制御装置
JP2019219796A (ja) * 2018-06-18 2019-12-26 株式会社デンソーテン 車両走行制御サーバ、車両走行制御方法、および車両制御装置
JP2020077127A (ja) * 2018-11-06 2020-05-21 三菱自動車工業株式会社 運転支援装置
JP2020077126A (ja) * 2018-11-06 2020-05-21 三菱自動車工業株式会社 運転支援装置
CN111526498A (zh) * 2019-02-05 2020-08-11 株式会社电装 站和车载装置
WO2020166664A1 (ja) * 2019-02-15 2020-08-20 京セラ株式会社 通行支援装置、基地局、車両、及び通行支援方法
JPWO2021199579A1 (ja) * 2020-03-30 2021-10-07
CN113706914A (zh) * 2021-07-08 2021-11-26 云度新能源汽车有限公司 一种基于v2x的狭窄路段调度通行方法和***

Cited By (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1183508A (ja) * 1997-09-03 1999-03-26 Mazda Motor Corp 車両用ナビゲーション装置
JPH11110693A (ja) * 1997-10-03 1999-04-23 Fujitsu Ltd 交通制御システムおよび方法
JP2000132798A (ja) * 1998-10-28 2000-05-12 Equos Research Co Ltd ナビゲーションセンタ装置,ナビゲーション装置,ナビゲーションシステム及び方法
JP2000310537A (ja) * 1999-04-28 2000-11-07 Honda Motor Co Ltd 車載経路案内装置
JP2002342899A (ja) * 2001-05-14 2002-11-29 Denso Corp 運転支援装置及びプログラム
JP2003256986A (ja) * 2002-03-05 2003-09-12 Honda Motor Co Ltd 車両の危険情報提供装置及び方法並びにプログラム
WO2004064007A1 (ja) * 2003-01-14 2004-07-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. ナビゲーション装置および接近情報表示方法
JP2004287983A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Denso Corp 交互通行信号制御システム
JP2004301606A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Denso Corp 車両用障害物情報提供システム
JP2005054487A (ja) * 2003-08-06 2005-03-03 Alpine Electronics Inc キーレスエントリー装置及びシステム
JP2005214938A (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Denso Corp 退避場所自動案内装置及び退避場所自動案内システム
JP2006178707A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Nippon Seiki Co Ltd 車両用表示装置
JP2006176027A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Nippon Seiki Co Ltd 車両用表示装置
JP4596245B2 (ja) * 2004-12-24 2010-12-08 日本精機株式会社 車両用表示装置
JP2006293615A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Denso Corp 車両の追い越し支援装置
JP2007272276A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Toyota Mapmaster:Kk 駐車支援システム
JP4741394B2 (ja) * 2006-03-30 2011-08-03 株式会社トヨタマップマスター 駐車支援システム
JP2009037408A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Toyota Motor Corp 駐停車判定装置
JP2010237763A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Aisin Aw Co Ltd 運転支援装置、運転支援方法、及び運転支援プログラム
JP2017123072A (ja) * 2016-01-07 2017-07-13 住友電気工業株式会社 運転支援装置及びコンピュータプログラム
JP2018055535A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 パイオニア株式会社 情報処理装置、情報処理方法、地図表示装置、地図表示方法、及び、プログラム
JP2018132896A (ja) * 2017-02-14 2018-08-23 クラリオン株式会社 車両用通信装置、路側機、情報送信方法および情報受信方法
JP2018195202A (ja) * 2017-05-19 2018-12-06 トヨタ自動車株式会社 退避走行支援装置
US10766481B2 (en) 2017-05-19 2020-09-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Yeilding action assistance system
US11027722B2 (en) 2017-05-19 2021-06-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Yeilding action assistance system
JP2019034648A (ja) * 2017-08-15 2019-03-07 本田技研工業株式会社 走行制御装置、走行制御方法およびプログラム
JP2019053646A (ja) * 2017-09-19 2019-04-04 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP2019067241A (ja) * 2017-10-03 2019-04-25 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP2019100763A (ja) * 2017-11-29 2019-06-24 クラリオン株式会社 すれ違い困難区間回避システム、サーバ装置、情報表示装置およびすれ違い困難区間回避方法
CN109987103A (zh) * 2017-12-29 2019-07-09 奥迪股份公司 辅助驾驶方法、装置、存储介质、***及交通工具
CN109987103B (zh) * 2017-12-29 2022-11-29 奥迪股份公司 辅助驾驶方法、装置、存储介质、***及交通工具
WO2019239747A1 (ja) * 2018-06-13 2019-12-19 日立オートモティブシステムズ株式会社 車両制御装置
CN112262065A (zh) * 2018-06-13 2021-01-22 日立汽车***株式会社 车辆控制装置
JPWO2019239747A1 (ja) * 2018-06-13 2021-05-13 日立Astemo株式会社 車両制御装置
JP2019219796A (ja) * 2018-06-18 2019-12-26 株式会社デンソーテン 車両走行制御サーバ、車両走行制御方法、および車両制御装置
JP2020077126A (ja) * 2018-11-06 2020-05-21 三菱自動車工業株式会社 運転支援装置
JP2020077127A (ja) * 2018-11-06 2020-05-21 三菱自動車工業株式会社 運転支援装置
CN111526498A (zh) * 2019-02-05 2020-08-11 株式会社电装 站和车载装置
JP2020126474A (ja) * 2019-02-05 2020-08-20 株式会社デンソー 基地局及び車載装置
CN111526498B (zh) * 2019-02-05 2024-03-12 株式会社电装 站和车载装置
WO2020166664A1 (ja) * 2019-02-15 2020-08-20 京セラ株式会社 通行支援装置、基地局、車両、及び通行支援方法
JPWO2020166664A1 (ja) * 2019-02-15 2021-12-09 京セラ株式会社 通行支援装置、基地局、車両、及び通行支援方法
JPWO2021199579A1 (ja) * 2020-03-30 2021-10-07
CN113706914A (zh) * 2021-07-08 2021-11-26 云度新能源汽车有限公司 一种基于v2x的狭窄路段调度通行方法和***

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1086761A (ja) 車両用情報提供装置
US7099776B2 (en) GPS-based vehicle warning and location system and method
US6895332B2 (en) GPS-based vehicle warning and location system and method
EP1862989B1 (en) Image forming system
JP3233017B2 (ja) 車両用経路案内装置
US6185503B1 (en) Navigation system
JP3620093B2 (ja) 車載用ナビゲーションシステム
JP2008037218A (ja) 車両制御装置
JPH07121800A (ja) 車両の相互通信装置
JP3161280B2 (ja) 車載用ナビゲーション装置
JPH1183521A (ja) 車両用経路誘導装置
JP2011095929A (ja) 車両用運転支援装置
KR20060064372A (ko) 차량간 통신장치 및 그 방법
JP2001307291A (ja) 路車間通信システム及び車載用通信装置
JP2973967B2 (ja) 経路探索処理方法
WO2017169265A1 (ja) 逆走防止システム
JPH1125391A (ja) 交通信号警告システム
JPH102751A (ja) 音声案内ナビゲーション装置
JP3899562B2 (ja) ナビゲーション装置
JPH10221094A (ja) 車両用機器操作制御装置
JPH11223531A (ja) 経路誘導装置
JPH06247243A (ja) 車両の緊急通報システム
JP2001216599A (ja) 追突防止装置
JP4221707B2 (ja) 車両用情報提供装置
JP2020166609A (ja) 車両用運転支援装置