JPH108429A - コンクリート防護柵の構造および施工方法 - Google Patents

コンクリート防護柵の構造および施工方法

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JPH108429A
JPH108429A JP17988896A JP17988896A JPH108429A JP H108429 A JPH108429 A JP H108429A JP 17988896 A JP17988896 A JP 17988896A JP 17988896 A JP17988896 A JP 17988896A JP H108429 A JPH108429 A JP H108429A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現場での施工作業が容易かつ短期間で行え、
少々の天候不良でも現場作業でき、さらに既設のガード
レールやボックスビーム等を撤去することなく施工でき
るコンクリート防護柵の構造を提供する。 【解決手段】 裏側から配筋材22の一部が突出するプ
レキャストコンクリート版21を、その裏側同士が対向
するようにして所要数を道路の防護柵設置ライン62に
並べて配置し、前記対向するプレキャストコンクリート
版の裏側空間に充填したコンクリート25内に、前記プ
レキャストコンクリート版裏側から突出する配筋材を埋
設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンクリート防
護柵の構造および施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高速道路や幹線道路等において
は、従来のガードレールやガードケーブル、ボックスビ
ーム等に代わってコンクリート製の防護柵が設けられる
ようになった。これは、高速走行する車両あるいは大型
車両がガードレール等を突き破って反対車線の車両を巻
き添えにする事故が問題化していることによる。
【0003】従来、前記コンクリート防護柵の施工方法
として、現場で直接コンクリートを打設するスリップフ
ォーム工法および型枠工法と、工場であらかじめ防護柵
用のコンクリートブロックを形成するプレキャスト工法
とがある。
【0004】スリップフォーム工法は、道路の防護柵設
置ライン(以下本明細書においては、防護柵の設置幅を
有した長さ方向をいう)に沿って配筋材を配置した後、
この配筋材に沿ってスライドする型枠間にコンクリート
を打設して防護柵を形成する工法であり、また型枠工法
は、道路の防護柵設置ラインに固定した型枠間にコンク
リートを打設し、コンクリート硬化後に型枠を外して防
護柵を形成する工法である。一方、プレキャスト工法
は、工場で所定長に形成した防護柵用のコンクリートブ
ロックを現場に所要数運んで道路の防護柵設置ラインに
所要数連結して固定する工法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記スリップ
フォーム工法や型枠工法においては、施工現場での基礎
工事、鉄筋工事、コンクリートの打設および養生等が必
要であり、施工作業が煩わしいのみならず、工事のため
に長期間に渡って道路車線を制限しなければならない問
題がある。加えて、スリップフォーム工法においては、
コンクリートの打設直後から型枠が存在しないため、特
殊材質からなる硬化の速いコンクリート材等を要すると
共に、わずかな天候不良によっても施工が困難な場合が
あり、また型枠工法においては、型枠の設置、撤去作業
が余分に必要となる問題がある。
【0006】一方、プレキャスト工法においては、一つ
の防護柵用コンクリートブロックが3〜5mの長さから
なって重いため、現場への輸送、現場での施工に手間が
掛かり、費用が嵩む問題がある。
【0007】さらに、プレキャスト工法では、既にガー
ドレールやボックスビーム等が設けられている路面にコ
ンクリート防護柵を設ける場合には、最初にガードレー
ルやボックスビーム等を路面から撤去せねばならず、そ
の撤去作業に費やす費用や期間が余分に必要となる問題
がある。
【0008】この発明は前記の点に鑑みなされたもの
で、施工作業が容易で、少々の天候不良でも現場で作業
でき、加えて現場における施工期間を短縮でき、さらに
既設のガードレールやボックスビーム等が存在してもそ
れらを撤去することなく施工できるコンクリート防護柵
の構造および施工方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、裏側
から配筋材の一部が突出するプレキャストコンクリート
版を、その裏側同士が対向するようにして所要数を道路
の防護柵設置ラインに並べて配置し、前記対向するプレ
キャストコンクリート版の裏側空間に充填したコンクリ
ート内に、前記プレキャストコンクリート版裏側から突
出する配筋材を埋設してなることを特徴とするコンクリ
ート防護柵の構造に係る。
【0010】この請求項1に記載された発明の構造にお
いては、コンクリート防護柵の両外側を構成するプレキ
ャストコンクリート版をあらかじめ工場で製作して施工
現場に運び、施工現場で防護柵設置ラインに配置した
後、プレキャストコンクリート版の裏側空間にコンクリ
ートを充填(打設)することによりコンクリート防護柵
を形成できるため、現場におけるコンクリートの充填作
業が簡略になり、その作業時間や養生時間が短くなるの
みならず、プレキャストコンクリート版が型枠の作用を
するため、特別の型枠を必要とせず、少々の天候不良で
も現場施工が可能になる。しかも、ここで用いるプレキ
ャストコンクリート版は、コンクリート防護柵の外面側
部分であって、コンクリート防護柵の両外面間を三分割
(三等分に限られない)した一つに相当するため、従来
のプレキャスト工法で用いるコンクリートブロックと比
べ、軽量で、現場への輸送や現場での取り扱いが容易で
ある。
【0011】請求項2の発明は、請求項1において、道
路の防護柵設置ラインに立設されているガードレールや
ボックスビーム等の道路付帯設備を、プレキャストコン
クリート版の裏側から突出する配筋材と共に防護柵の配
筋材として構成させることを特徴とする。この請求項2
の発明の構造においては、既設のボックスビームやガー
ドケーブル等を撤去することなくコンクリート防護柵を
設けることができるため、その施工作業が容易簡単とな
ると共に、配筋材の費用節減にも奏効する。
【0012】一方、請求項3の発明は、裏側から配筋材
の一部が突出するプレキャストコンクリート版を、その
裏側同士が対向するように所要数を道路の防護柵設置ラ
インに並べて配置し、連結部材で連結した後、前記対向
するプレキャストコンクリート版の裏側空間にコンクリ
ートを充填して、前記プレキャストコンクリート版を外
面とするコンクリート防護柵を形成することを特徴とす
るコンクリート防護柵の施工方法に係る。この請求項3
の発明の施工方法においては、請求項2と同様に、現場
におけるコンクリートの充填作業が簡略になり、その作
業時間や養生時間が短くなるとともに、少々の天候不良
でも現場施工を行うことができる。さらに、用いるプレ
キャストコンクリート版は、従来のプレキャスト工法で
用いられるコンクリートブロックと比べ軽量で、運搬や
現場での取り扱いが容易である。
【0013】また、請求項4の発明は、請求項3におけ
るプレキャストコンクリート版の一組を、あらかじめ裏
側同士が対向するように適宜間隔をおいて前記配筋材部
分で連結し、該連結されたプレキャストコンクリート版
の所要数を道路の防護柵設置ラインに並べて配置し、前
記対向するプレキャストコンクリート版の裏側空間にコ
ンクリートを充填することを特徴とする。この請求項4
の発明においては、一組のプレキャストコンクリート版
をあらかじめ裏側同士が対向するように連結した状態
で、道路の防護柵設置ラインに並べて配置するため、そ
の設置作業が簡略となり、作業時間がより短くなる。
【0014】さらに請求項5の発明は、請求項3または
4において、道路の防護柵設置ラインに立設されている
ガードレールやボックスビーム等の道路付帯設備を挟ん
でプレキャストコンクリート版を位置させて、該プレキ
ャストコンクリート版の裏側空間にコンクリートを充填
することを特徴とする。この請求項5の発明において
は、既設のガードレールやボックスビーム等を撤去しな
くてもよいため、作業がさらに簡略となり、施工期間が
短くなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例からなる
コンクリート防護柵の斜視図、図2は同実施例の拡大断
面図、図3は他の例のコンクリート防護柵の断面図、図
4はこの発明のコンクリート防護柵の施工方法の一例を
示す斜視図、図5は同実施例におけるコンクリート充填
時を示す断面図、図6はコンクリート防護柵の施工方法
の他の例を示す断面図、図7はさらに他の例の施工方法
を示す断面図である。
【0016】この発明のコンクリート防護柵の構造は、
図1および図2に示すように、裏側から配筋材22の一
部が突出するプレキャストコンクリート版(以下PC版
という)21, 21を、その裏側同士が対向するように
して道路61の防護柵設置ライン62に並べて配置し、
その対向するPC版21,21間に充填したコンクリー
ト25内に、前記PC版21, 21の裏側から突出する
配筋材22, 22を埋設し、両PC版21,21と充填
したコンクリート25が一体化した構造からなる。
【0017】PC版21は、目的とするコンクリート防
護柵10の外側を構成するもので、コンクリート防護柵
10の外面形状を有する。このPC版21の各々の寸法
は、厚みがコンクリート防護柵10の厚みの半分より薄
く、高さがコンクリート防護柵10の高さと略等しくさ
れる。また長さについては、PC版21自体の扱い易
さ、施工作業性等を考慮して決められる。一例として、
高さが1100mm、長さが5000mmのものを挙げ
る。このPC版21には、所要形状の配筋材22がその
一部をPC版21の裏側から突出させて埋設されてい
る。
【0018】前記配筋材22は、PC版21を補強する
とともに、該PC版21, 21間に充填されたコンクリ
ート25とPC版21, 21との結合を強固にして、得
られるコンクリート防護柵10の強度を高めるものであ
る。
【0019】また、図2に示すように、対向するPC版
21,21の裏側には、前記コンクリート25の充填時
にPC版21,21の間隔が狂わないようにするための
連結部材27, 28が、対向する配筋材22, 22の上
下に取り付けられている。この連結部材27,28とし
ては、適宜のものが用いられるが、例えば金属棒の両端
にフックを設けたもの、あるいは先端にフックを有する
ボルト部材をターンバックルの両端に螺着して該ターン
バックルの回転によりフック間隔が変化するものなどが
ある。
【0020】また、既にガードレールやボックスビーム
などの道路付帯設備が設けれらている路面にこの発明の
構造を適用する場合には、図3に示すように、ガードレ
ール等の道路付帯設備65を挟んでPC版21B,21
Bを位置させ、そのPC版21B, 21Bの裏側空間に
充填したコンクリート25B内に道路付帯設備65を埋
設した構造とする。それによって、わざわざ道路付帯設
備65を道路61Bの防護柵設置ライン62Bから撤去
する必要がなくなると共に、道路付帯設備65を、防護
柵を補強構成する配筋材の一部として活用できるので、
配筋材の費用節減にも役立つ。符号22Bは配筋材、2
7B,28Bは連結部材である。
【0021】次に、前記図1および図2に示した構造の
コンクリート防護柵に対する施工方法の例について説明
する。なお、図1および図2における部材と同じものは
同一の符号で示す。
【0022】まず、図4に示すように、道路61の防護
柵設置ライン62に、前記構造のPC版21,21を、
その裏側を対向させ、かつ裏側間に所定の隙間を残して
所要数並べて配置する。このPC版21,21は、あら
かじめ工場で製作されたものが現場に運ばれて用いられ
る。その際、PC版21, 21の各々は、コンクリート
防護柵の片側の外面部分であるため、従来のプレキャス
ト工法におけるコンクリートブロックより極めて軽量で
扱い易く、施工作業が容易となる。なお、前記対向して
配置されたPC版21,21の裏側から突出する配筋材
22,22の上下には、PC版21, 21の長さ方向に
沿う所定間隔で前記連結部材27,28(図5に示す)
が取り付けられる。
【0023】次いで、図5に示すように、PC版21,
21の裏側にコンクリート25を充填し、その後養生硬
化させれば所望のコンクリート防護柵が得られる。その
際の作業は、PC版21,21の裏側間の狭い空間にコ
ンクリート25を充填するものであるため、コンクリー
ト防護柵全体を施工現場でのコンクリートの打設によっ
て形成するスリップフォーム工法あるいは型枠工法と異
なり、コンクリートの充填量(打設量)が少なくて済
み、その充填作業や養生が簡単かつ短時間で済む。しか
も、前記PC版21が型枠の作用もするため、少々の天
候不良でも作業が可能となる。また型枠の解体作業も不
要なため、それによっても施工作業が簡略となる。
【0024】このようにして形成されたコンクリート防
護柵は、前記PC版21,21と一体化している前記コ
ンクリート25内に、前記PC版21,21の裏側から
突出する配筋材22, 22が埋設されているため、PC
版21,21とコンクリート25との接合が強固であ
り、防護柵の強度は高いものとなる。
【0025】なお、前記PC版21,21を、あらかじ
め工場等で、図6のように、裏側が対向するように連結
部材27,28で連結しておき、その連結したPC版2
1,21をクレーン等で吊り下げ、道路61の防護柵設
置ライン62に並べて配置してもよい。そうすれば、現
場での施工がより単純になり、施工時間を短縮でき、特
に施工が急がれる場合には好適である。この場合でも、
あらかじめ連結されたPC版21,21は、その裏側間
が空間となっていて従来のプレキャスト工法におけるコ
ンクリートブロックより極めて軽量なため、従来の工法
に比べ施工作業が容易である。
【0026】また、図3に示した如く、コンクリート防
護柵設置ライン62Bに既設のガードレールやボックス
ビーム等の道路付帯設備65が存在する場合には、前記
PC版21Bを防護柵設置ライン62Bに配置する際
に、図7に示すように、ガードレール等の道路付帯設備
65を挟んでPC版21B,21Bを位置させ、そのP
C版21B, 21B間にコンクリートを充填すればよ
い。そうすれば、わざわざ道路付帯設備65を撤去する
必要がなくなる。
【0027】
【発明の効果】以上図示し説明したように、請求項1の
発明に係るコンクリート防護柵の構造にあっては、あら
かじめ工場で製作したプレキャストコンクリート版を用
いることができ、しかもそのプレキャストコンクリート
版の各々は、コンクリート防護柵の片側の外面部分を構
成するものであるため、従来のプレキャスト工法で用い
るコンクリートブロックと異なり極めて軽量である。し
たがっって、プレキャストコンクリート版を現場へ搬送
する作業や、現場での取り扱いが容易となる。さらに、
現場でのコンクリート充填(打設)作業も、対向するプ
レキャストコンクリート版の裏側空間への充填で済むた
め、現場作業が簡略となってコンクリートの養生時間も
短くなり、現場作業の期間を短縮できるとともに、多少
の悪天候でも現場作業が可能となる。
【0028】さらに、請求項2の発明に係るコンクリー
ト防護柵の構造にあっては、前記請求項1の発明によっ
て得られる効果に加え、既に防護柵設置ラインにガード
レール等の付帯設備が存在する場合でも、その付帯設備
を撤去する必要がなくなり、配筋材の節減と共に現場で
の施工作業をきわめて簡略にし、施工期間を短縮する効
果がある。
【0029】一方、請求項3の発明に係るコンクリート
防護柵の施工方法にあっては、請求項1の発明が奏する
効果と同様、現場での施工が、簡単かつ容易に、しかも
短期間で行え、多少の悪天候であっても施工できる効果
がある。また、請求項4の発明に係るコンクリート防護
柵の施工方法にあっては、あらかじめプレキャストコン
クリート版を対向させて連結した状態で取り扱うため、
現場での施工がより簡単となる効果がある。さらに請求
項5の発明に係るコンクリート防護柵の施工方法にあっ
ては、請求項3の発明あるいは請求項4の発明が奏する
効果に加え、既に防護柵設置ラインにガードレール等の
付帯設備が存在する場合でも、その付帯設備を撤去する
必要がないため、現場での施工作業をきわめて簡略に行
え、施工期間が短くなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例からなるコンクリート防護
柵の斜視図である。
【図2】同実施例の拡大断面図である。
【図3】他の例のコンクリート防護柵の断面図である。
【図4】この発明のコンクリート防護柵の施工方法の一
例を示す斜視図である。
【図5】同実施例におけるコンクリート充填時を示す断
面図である。
【図6】コンクリート防護柵の施工方法の他の例を示す
断面図である。
【図7】さらに他の例の施工方法を示す断面図である。
【符号の説明】
21, 21B:プレキャストコンクリート版 22,22B:配筋材 25,25B:コンクリート 27,28:連結部材 62, 62B:防護柵設置ライン 65:道路付帯設備

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏側から配筋材の一部が突出するプレキ
    ャストコンクリート版を、その裏側同士が対向するよう
    にして所要数を道路の防護柵設置ラインに並べて配置
    し、前記対向するプレキャストコンクリート版の裏側空
    間に充填したコンクリート内に、前記プレキャストコン
    クリート版裏側から突出する配筋材を埋設してなること
    を特徴とするコンクリート防護柵の構造。
  2. 【請求項2】 道路の防護柵設置ラインに立設されてい
    るガードレールやボックスビーム等の道路付帯設備を、
    プレキャストコンクリート版の裏側から突出する配筋材
    と共に防護柵の配筋材として構成させることを特徴とす
    る、請求項1に記載されたコンクリート防護柵の構造。
  3. 【請求項3】 裏側から配筋材の一部が突出するプレキ
    ャストコンクリート版を、その裏側同士が対向するよう
    に所要数を道路の防護柵設置ラインに並べて配置し、連
    結部材で連結した後、前記対向するプレキャストコンク
    リート版の裏側空間にコンクリートを充填して、前記プ
    レキャストコンクリート版を外面とするコンクリート防
    護柵を形成することを特徴とするコンクリート防護柵の
    施工方法。
  4. 【請求項4】 裏側から配筋材の一部が突出するプレキ
    ャストコンクリート版の一組を、あらかじめ裏側同士が
    対向するように適宜間隔をおいて前記配筋材部分で連結
    し、該連結されたプレキャストコンクリート版の所要数
    を道路の防護柵設置ラインに並べて配置し、前記対向す
    るプレキャストコンクリート版の裏側空間にコンクリー
    トを充填して、前記プレキャストコンクリート版を外面
    とするコンクリート防護柵を形成することを特徴とする
    コンクリート防護柵の施工方法。
  5. 【請求項5】 道路の防護柵設置ラインに立設されてい
    るガードレールやボックスビーム等の道路付帯設備を挟
    んでプレキャストコンクリート版を位置させて、該プレ
    キャストコンクリート版の裏側空間にコンクリートを充
    填することを特徴とする、請求項3または4に記載され
    たコンクリート防護柵の施工方法。
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