JPH1080384A - 電気掃除機用集塵袋および電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機用集塵袋および電気掃除機

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JPH1080384A
JPH1080384A JP23914396A JP23914396A JPH1080384A JP H1080384 A JPH1080384 A JP H1080384A JP 23914396 A JP23914396 A JP 23914396A JP 23914396 A JP23914396 A JP 23914396A JP H1080384 A JPH1080384 A JP H1080384A
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JP
Japan
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bag
dust
paper bag
dust collecting
vacuum cleaner
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Application number
JP23914396A
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English (en)
Inventor
Takeshi Sato
毅 佐藤
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、低い吸込み圧力であっても紙袋を素
早くかつ確実に所定の形態に膨らますことができる電気
掃除機用集塵袋を得ることにある。 【解決手段】中央部に塵埃吸込み口81a を有した口枠81
の裏面に紙袋83の開口縁部83a を接着してなる電気掃除
機用集塵袋80を前提とする。紙袋80の相対向する2面は
谷折り部84b,84c 、85b,85c およびこれに連続する山折
り部84a,84b 、85a,85b を有し、前記2面の第2谷折り
部84c,85c 同志を互いに対向させて設ける。紙袋83を各
折り部84a 〜84d 、85a 〜85d に沿って折り畳む。それ
により、塵埃吸込み口81a と紙袋83の底面部83b との間
に紙袋83の中心軸線Cを横切る袋部分が存在することを
なくして、使用を開始する時点において紙袋83の軸方向
に沿って吸込み気流が通り易くしたことを特徴としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、掃除機本体の集塵
室に出し入れ可能に収容される使い捨て形の集塵袋、お
よびこの集塵袋を使用する電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】電気掃除機の中には、その集塵室に使い
捨て形の集塵袋を出し入れ可能に収容して使用されるも
のがあり、この種の集塵袋は、中央部に塵埃吸込み口を
有した口枠の裏面に紙袋の開口縁部を接着して形成され
ている。
【0003】こうした集塵袋の従来例が図9および図1
0に示されており、図9は従来の電気掃除機用集塵袋の
構成を示す斜視図、図10(A)(B)は同集塵袋の断
面図である。これらの図中1は集塵袋、2は厚紙製の口
枠、3は紙袋である。口枠2は集塵室内に設けられた集
塵袋支持用の枠体に着脱自在に可能に取付けられるもの
であって、その中央部には、塵埃吸込み口4が開口され
ているとともに、この吸込み口4内に突出する薄いゴム
膜製のシール弁5が取付けられている。シール弁5の中
心孔5aには前記集塵室内に挿入される図示しない集塵
ホースの接続管が差し込まれる。シール弁5は、前記接
続管との間を気密にシールするとともに、集塵室から集
塵袋1を取外して持ち運ぶ際に紙袋3内に集塵された塵
埃が塵埃吸込み口4から外部に漏れるのを防止するため
に設けられている。
【0004】この集塵袋1の紙袋3は、その使用に備え
て保管される状態では図10(A)に示されるように折
畳まれて保管される。また、集塵袋1は、図9および図
10(A)に示した上下の関係を保持したままで前記集
塵室にその上端開口を通して差し込まれ、前記枠体に取
付けられて使用される。この使用状態では、掃除機本体
内において集塵袋1の後方に位置された電動送風機が引
き起こす吸込み気流により、紙袋3の底面部3aが前記
集塵室内のフィルタ支持枠等に動き止めされた後に、図
10(B)の状態を経てさらに膨らむようになってい
る。
【0005】前記紙袋3を折り畳みを可能とするために
従来の集塵袋1は、その紙袋3の相対向する上面と下面
とに図9および図10(A)に示される山折り部と谷折
り部とを夫々設けている。すなわち、紙袋3の上面に
は、口枠2に接着される開口上縁部3bに連なる第1山
折り部6aと、この折り部6aに連なる第1谷折り部6
bと、この折り部6bに連なる第2谷折り部6cと、こ
の折り部6cに連なる第2山折り部6dとが設けられて
いる。また、紙袋3の下面にも、口枠2に接着される開
口した縁部3cに連なる第1山折り部7aと、この折り
部7aに連なる第1谷折り部7bと、この折り部7bに
連なる第2谷折り部7cと、この折り部7cに連なる第
2山折り部7dとが設けられている。
【0006】そして、紙袋3上面の第1、第2の谷折り
部6b、6c間の袋部分3dは、これに対応する下面の
第1、第2谷折り部7b、7c間の袋部分3eよりも長
く形成されているとともに、紙袋3上面の第2谷折り部
6cと第2山折り部6d間の袋部分3fと、紙袋3の底
面部3aとは略同じ長さに形成されている。
【0007】したがって、図9(A)に示されるように
従来の集塵袋1は、その上下の袋部分3d、3eの内面
同志が接して重ねられるとともに、袋部分3eと底面部
3aの内面同志が接して重ねられ、かつ、袋部分3d、
3fの外面同志が接して重ねられる状態に折り畳まれて
保管されるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記構成の集塵袋1
は、それを掃除機本体の集塵室に取付けて吸塵を開始す
るに伴って生起される吸込み気流により膨らむが、既述
のような折り畳み構造では、集塵袋1の後方から作用す
る吸込み気流によって紙袋3が後方に引き延ばされて
も、前面の塵埃吸込み口4と紙袋3の底面部3aの間に
は、袋部分3d、3fが紙袋3の中心軸線を横切って位
置される通風抵抗として存在する。
【0009】それにより袋部分3d、3fと紙袋3の底
面部3aとが合わせて3層の通風抵抗を形成するから、
紙袋3に吸込み気流が通りずらい。そのため、紙袋3を
素早く膨らますことができず、特に、弱運転等吸込み圧
力が低い程その傾向が著しい。また、こうした膨らみが
遅い理由として、紙袋3の下部側の第2山折り部7dに
重なる紙袋3の上部側の第2谷折り部6cの折り曲げ深
さが深く、その部分が上側への膨らみを妨げ易いことも
挙げられる。また、前記両理由により紙袋3が完全に膨
らまない恐れもあり、その場合には集塵袋1を効率よく
使用できないという問題がある。
【0010】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、低い吸込み圧力であっても紙袋を素早くかつ確実
に所定の形態に膨らますことができる電気掃除機用集塵
袋および電気掃除機を得ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明に係る電気掃除機用集塵袋は、中央
部に塵埃吸込み口を有した口枠の裏面に紙袋の開口縁部
を接着してなる電気掃除機用集塵袋において、前記紙袋
の相対向する2面は谷折り部およびこれに連続する山折
り部を少なくとも一つ有し、前記2面の谷折り部同志を
互いに対向させて設けるとともに、前記各折り部に沿っ
て前記紙袋を折り畳んだことを特徴とするものである。
【0012】この請求項1の発明に係る集塵袋は、電気
掃除機の集塵室に収容してから、折り畳まれた紙袋が吸
込み気流によって引き延ばされた状態では、この引き延
ばしに伴って相対向する谷折り部が互いに離れて、口枠
の塵埃吸込み口と紙袋の底面部との間に紙袋の中心軸線
を横切る袋部分が存在することがなくなり、塵埃吸込み
口と紙袋の底面部とを直接対向させることができる。し
かも、紙袋の対向する2面に設けた谷折り部を互いに対
向させた構成によれば、これら谷折り部の折り曲げ深さ
をいずれも浅くできるので、紙袋の膨らみを妨げる深い
折り曲げ箇所をなくすことができる。したがって、掃除
機本体の集塵室に取付けて使用を開始する時点におい
て、紙袋の軸方向に沿って吸込み気流が通り易くなる。
【0013】同様の課題を解決するために、請求項2の
発明に係る電気掃除機用集塵袋は、前記折畳み状態にお
いて前記2面に形成された前記谷折り部間にこれらを非
接触とする隙間を設けて、この隙間を通して前記塵埃吸
込み口と前記紙袋の底面部とを対向させたことを特徴と
するものである。
【0014】この請求項2の発明においては、谷折り部
間に設けた隙間により、紙袋の折り畳み状態で予め谷折
り部が紙袋の中心軸線を横切る袋部分となって位置され
ることがなく、前記隙間を通して口枠の塵埃吸込み口と
紙袋の底面部とを対向させて、紙袋の両面間にこの紙袋
の軸方向に沿う吸込み気流の通路を予め確保できる。し
たがって、掃除機本体の集塵室に取付けて使用を開始す
る時点において、折畳まれた紙袋の軸方向に沿って吸込
み気流をより一層通り易くできる。
【0015】また、同様の課題を解決するために、請求
項3の発明に係る電気掃除機は、掃除機本体の集塵室に
前記請求項1または2に記載の集塵袋を収容したことを
特徴とするものである。
【0016】この請求項3の発明においては、掃除機本
体の集塵室に請求項1または2の発明に係る集塵袋を内
蔵しているから、前記請求項1または2の発明について
前記した作用によって、集塵室に取付けて使用を開始す
る時点において、紙袋の軸方向に沿って吸込み気流を通
り易くできる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を参照して本発
明の第1の実施の形態を説明する。図1は電気掃除機全
体の構成を分解して示す斜視図であって、この図1に示
される二分割タイプの電気掃除機25は、本体ケース1
0と、この本体ケース10の例えば前面側に着脱可能に
取付けられる集塵ケース30と、この集塵ケース30に
着脱可能に収納される集塵装置50とを備えて構成され
ている。本体ケース10と集塵ケース30とは掃除機本
体26を形成している。
【0018】本体ケース10について説明する。この本
体ケース10は、その後部両側壁に移動用の車輪11が
取付けられるとともに、上部に把手12が一体的に設け
られている。この本体ケース10の前側つまり集塵ケー
ス30側には、複数のスリット孔からなる通気孔13が
形成された前壁板14が、複数の取付ねじ14b(図2
に2個のみ図示)によって取付けられている。前壁板1
4の上部には係止爪15aを有する固定クランプ15が
設けられ、これは把手12の前端部近傍に位置されてい
る。この固定クランプ15の下方に対応位置して前壁板
14の下端部には、図2に示すように係合孔16aを有
する固定係合部16が設けられている。
【0019】本体ケース10には図2に示すように内部
に送風機室17が形成され、この送風機室17内には電
動送風機18が収納されている。この電動機18は、そ
の前部を緩衝体としての機能と気密性を保持するシール
部材としての機能を有する弾性ゴム等からなる支持体1
9によって、後部を同様の機能を有する図示しない支持
体によって支持されて、送風機室17に収納されてい
る。
【0020】本体ケース10の前側の端縁外周部には、
図1に示すように段部により形成された結合部14aが
設けられている。本体ケース10の後壁には電動送風機
18からの排気を外部に排出する図示しない排気孔が設
けられ、また、この後壁の上部には一対の支持脚20
(図1では一方のみ図示)が設けられている。この支持
脚20と前記車輪11によって電気掃除機25を前記後
壁を下にして床面に立てた状態に載置できるようになっ
ている。なお、21は電動送風機18に電力を供給する
電源コード、S1は電源投入用のスイッチ、S2は電源
切断用のスイッチである。
【0021】集塵ケース30について説明する。
【0022】この集塵ケース30には集塵室31が設け
られている。集塵室31は、図2、図3に示すように本
体ケース10側に開口31aを有し、後に詳述する集塵
装置50を収納する収納室として使用される。この集塵
室31は、図において上部は集塵ケース30の内周壁に
形成した仕切壁32によって、左右は集塵ケース30の
左右側壁によって、底部は底壁30eによって囲まれて
形成されるとともに、その断面は略方形状に形成されて
いる。仕切壁32の上部には集塵ケース30の上部周壁
30dによって囲まれた空間部33が設けられ、この空
間部33には後述する可動クランプ41が設けられてい
る。集塵ケース30の底壁30eには前記固定係合部1
6の係合孔16aに係合する係合突起42が形成されて
いる。
【0023】集塵ケース30の本体ケース10側の開口
30aの開口端縁30bは、前記集塵室31の開口31
aの開口端縁31cよりも所定量つまり所定寸法(以下
落ち込み代という)L1だけ突出して形成されており、
この開口端縁30bは集塵ケース30を床面等の載置面
に立てて置く際の載置部を構成している。また、開口3
0aの内周面30cの本体ケース10側の部分は、前記
結合部14aに嵌合する嵌合部つまり被結合部となって
おり、集塵ケース30はこの被結合部を本体ケース10
の結合部14aに嵌合させるとともに、後に詳述する可
動クランプ41の係合片41aおよび係合突起42の夫
々を本体ケース10の固定クランプ15の係合爪15a
および固定係合部16の係合孔16aに係脱することに
より本体ケース10に着脱できるようになっている。集
塵ケース30の開口30aの内周面30cの集塵室31
の開口31aを囲む領域は、この開口31aより大きく
形成されていて、後述するパッキング63の舌片64は
圧接しないようになっている。
【0024】集塵室31の仕切壁32および底壁30e
には複数のリブ35、35が形成され、これらリブ35
の本体ケース10側の端部35aは、開口31aの開口
端縁31cより所定寸法L2だけ内側つまり集塵室31
の内側に位置するように形成されている。集塵室31の
開口31aの開口縁近傍の内周壁31bは、後述する集
塵装置50に設けられた被装着部としてのパッキング6
3を装着する装着部を構成しており、前記所定寸法L2
は装着代となるものである(以下所定寸法L2を装着代
L2という)。リブ35の端部35aはパッキング63
を所定位置に位置決めするようになっている。
【0025】集塵ケース30の開口30aに形成した前
記落ち込み代L1は、集塵室31に設けられた前記装着
代L2より大きく設定されている。このことによって、
集塵ケース30を開口端縁30bを下にして床面に置
き、後述する集塵装置50を集塵室31から離脱させた
際に集塵装置50は自重により床面に落下するものであ
る。
【0026】集塵ケース30の前側つまり2図において
左側には図示しない吸込ホースの接続管が接続される吸
入口36が形成されており、この吸入口36の集塵室3
1側には、弾性ゴムからなり、逆止弁37aとシール部
37bが設けられたパッキング37が取付けられてい
る。逆止弁37aの基部は前記図示しない接続管が挿入
された際に接続管の外周に密着して気密性を保持するよ
うになっている。集塵ケース30の前側上部には、外側
壁を内方に向けて凹ませて手の掌の先端側を挿入する凹
部38を設けることにより把手39が形成されている。
凹部38の下側の壁38aの内側面は、後述する集塵袋
80の口枠81の上方への抜け止めをするストッパ機能
としても使用されるようになっている。
【0027】集塵ケース30の空間部33には支軸40
によって回動自在に軸支された合成樹脂からなる可動ク
ランプ41が設けられている。この可動クランプ41の
一端側には前記固定クランプ15の係止爪15aに係合
する係合片41aが形成され、また、他端側には可動ク
ランプ41と一体形成されたばね片41bが形成されて
いる。この可動クランプ41はばね片41bによって支
軸40を中心として図2中時計方向に回動するように付
勢され、係合片41aは常時係合爪15aと係合するよ
うになっている。
【0028】したがって、前述したように集塵ケース3
0は、上部に設けた可動クランプ41の係合片41aお
よび下部に設けた係合突起42を夫々本体ケース10の
前壁板14に設けた固定クランプ15の係止爪15aお
よび固定係合部16の係合孔16aに夫々係合させるこ
とにより取付けられ、また、可動クランプ41の係合片
41aを係合爪15aから外すことにより取外すことが
できるものである。
【0029】集塵ケース30の前側下部には、図2に示
すように配設部45が設けられている。この配設部45
は集塵ケース30の前面壁を内側に窪ませた凹部で形成
されている。この配設部45には取外し手段46が配設
されている。この取外し手段46は、操作部47、押圧
体48a、この押圧体48aに一体に設けられた連結杆
48bとから構成されている。操作部47は、配設部4
5に出没するように集塵ケース30の外側壁の外側に位
置させるとともに押圧体48aを後に詳述する集塵装置
50の被押圧部77に対向させ、そして、連結杆48b
を配設部45の底壁に設けた図示しない貫通孔にスライ
ド可能に貫通させて、配設部45に配設されている。ま
た、操作部47と配設部45の底壁との間には連結杆4
8bに遊嵌状態に嵌合したコイルスプリング49が配設
され、このコイルスプリング49によって取外し手段4
6はその操作部47の先端部が配設部45から常時突出
するように付勢されている。押圧体48aには図2にお
いて上方に向かって拡がる方向に傾斜させた傾斜面から
なる押圧部48cが形成され、その下部には先端部を延
出して形成したガイド片48dが形成されている。この
ガイド片48dは後述する集塵装置50の保持枠70の
底部に沿って摺動するようになっている。
【0030】また、図2に示すように集塵ケース30の
底壁30eの外部に設けた軸39aには旋回輪39が設
けられている。
【0031】つぎに、集塵室31に収納される集塵装置
50について説明する。図2〜図4に示されるように集
塵装置50は、フィルター支持枠60、このフィルター
支持体60が取付けられる保持枠70およびこの保持枠
70に着脱可能に取付けられる集塵袋80を備えて構成
されている。
【0032】フィルター支持枠60は方形状に形成さ
れ、その外周には本体ケース10側に位置する側の端縁
に鍔部61が形成され、この鍔部61には集塵室31側
に突出した複数の突起62が形成されている。鍔部61
にはこの鍔部61の外周に嵌合するとともに突起62に
よって係止されて取付けられた被装着部としてのパッキ
ング63が取付けられている。このパッキング63に
は、その外周に集塵室31の開口31aの内周面31b
に圧接して気密性を保持する環状の舌片64が形成さ
れ、また、本体ケース10側には前記前壁板14に圧接
して気密性を保持する環状の舌片65が形成されてい
る。
【0033】フィルター支持枠60の集塵室31側の外
周縁には複数の突起66が形成されこの突起66を後に
詳述する保持枠70に形成した係合孔73aに係合させ
ることにより、フィルター支持枠60は保持枠70に取
付けられるものである。フィルター支持枠60には格子
状枠67aとこの格子状枠67aと離間対向して形成さ
れたリブ67bとが形成され、この格子状枠67aとリ
ブ67bとに挾持されて通気性を有する多孔質部材から
なるスポンジ状のフィルター68が取付けられている。
【0034】保持枠70は、図4に示すように上方に後
に詳述する集塵袋80を出し入れする開口を設けた集塵
袋収納部71が設けられた合成樹脂製の保形性を有する
ケース体72を備える。このケース体72の一端側(後
端側)にはフィルター支持枠60の外周に嵌合する嵌合
壁73が形成されており、この嵌合壁73にはフィルタ
ー支持枠60の前記突起66に係合する係合孔73a
(図3参照)が設けられている。
【0035】ケース体72は集塵袋80を着脱可能に支
持するための枠体となっている。つまり、ケース体72
の他端側(前端側)には口枠取付け部74が設けられて
いる。この口枠取付部74は前記他端側の前壁74aの
上方を開放したコの字状の切欠を形成し、この切欠の切
欠縁に、後縁壁74cとこの後縁壁74cと離間対向し
て形成した前縁壁74dとで構成される取付溝75が形
成されている。
【0036】保持枠70の先端下部の略中央部つまり取
付溝75の下方の部位には、図2、図4に示すように上
方に向かって拡がる傾斜面からなり前記取外し手段46
の押圧部48cによって押圧される被押圧部77が設け
られている。取外し手段46の連結杆48bの移動寸法
C(図2参照)は集塵室31の装着代L2より大きく設
定されている。このことにより、取付け手段46の操作
部47を配設部45内に没入させるように押し込んだと
きは、この押し込み動作に伴って保持枠70の被押圧部
77が押圧部48cによって押圧されて、集塵室31の
開口31a側に装着代L2を超えて移動し、フィルター
支持枠60のパッキング63の舌片64が集塵室31の
内周面31bから押し出されて内周壁31bから離脱す
るものである。こうして離脱した状態では、パッキング
63の舌片64は集塵ケース30の開口30aの内周面
30cに圧接することがなく略自由状態となり、前記落
ち込み代L2だけ落下し載置面である床面に落下する。
【0037】また、被押圧部77と取外し手段46の押
圧部48cの非当接状態、つまり取付手段46がコイル
スプリング49によって付勢され操作部47が配設部4
5の開口45dから外方に突出した状態での、取外し手
段46の非動作状態における被押圧部77と押圧部48
cとの離間寸法は、配設部45からの操作部47の外方
に突出している突出量つまり突出寸法Aよりも大きく設
定されている。こうした設定により、例えば掃除中に操
作部47が家具等に当たって押し込まれたとしても、操
作部47の先端部(前方に突出した端部)が配設部45
内に完全に没入するまで押し込まれて、押圧部48cが
被押圧部77を押圧することがない。そのため、集塵装
置50は集塵室31内で動くことなく所定の装着位置に
維持されるものである。
【0038】なお、図4において76は集塵袋80の装
着忘れを防止するためのストッパー手段である。このス
トッパー76は、集塵袋80が装着されないときは図4
に示す位置にあり、この状態で集塵ケース30の収納室
31に挿入しようとしたときは、集塵ケース31に設け
た図示しない突起に当接して挿入を阻止するようになっ
ているものである。
【0039】つぎに、集塵袋80について説明する。図
4〜図6に示されるように集塵袋80は、口枠81と、
シール弁82と、紙袋83とを備えて形成されている。
口枠81は左右方向に長い略長方形状をなす厚紙からな
り、その中央部に前記吸込口36に差し込まれた図示し
ない吸込ホースの接続管が挿入される円形孔からなる塵
埃吸込み口81aが形成されている。シール弁82は、
軟質ゴム等の弾性変形が自在な薄膜からなり、塵埃吸込
み口81aより小径な中心孔82aを有している。この
シール弁82は、その中心孔82a側の部分を塵埃吸込
み口81aに露出させて口枠81の裏面(後面)に接着
されている。
【0040】前記接続管が吸入口36に挿入して取付け
られたときは、この接続管の先端はシール弁82の中心
孔82aを押し広げて挿入されて、シール弁82により
前記接続管との間が気密にシールされるようになってい
る。また、塵埃吸込み口81aの実質開口面積を狭める
シール弁82は、前記集塵室31から集塵袋80を取外
して持ち運ぶ際に紙袋83内に集塵された塵埃が塵埃吸
込み口81aから外部に漏れるのを防止するようになっ
ている。
【0041】通気性を有した紙袋83は、正面(前面)
側から見た形状において図7に示されるように口枠81
よりも大形であって、その開口縁部83aを口枠81の
裏面(後面)に接着して取付けられており、シール弁8
2をその裏面(後面)側から覆い隠している。この紙袋
83は、その使用に備えて保管される状態では図6
(A)に示されるように折畳まれて保管され、また、使
用においては集塵室31内に取付けられて、前記電動送
風機18が引き起こす吸込み気流により膨脹されて使用
されるようになっている。
【0042】この紙袋83は前記折り畳みを可能とする
ために次の構成を有している。すなわち、紙袋83の相
対向する2面、例えば、第1の実施の形態では上面と下
面とには図6(A)(B)に示される山折り部と谷折り
部とを連続して夫々設けている。
【0043】詳しくは、紙袋83の上面には、口枠81
に接着される開口縁部83aの上縁部(なお、識別を容
易にするために図6において符号83auで示す。)に
連なる第1山折り部84aと、この折り部84aに連な
る第1谷折り部84bと、この折り部84bに連なる第
2谷折り部84cと、この折り部84cに連なる第2山
折り部84dとが設けられている。同様に、紙袋83の
下面にも、口枠81に接着される開口縁部83aの下縁
部(なお、識別を容易にするために図6において符号8
3adで示す。)に連なる第1山折り部85aと、この
折り部85aに連なる第1谷折り部85bと、この折り
部85bに連なる第2谷折り部85cと、この折り部8
5cに連なる第2山折り部85dとが設けられている。
上下の第2山折り部84d、85bは紙袋83の底面部
83bを介して一体につながっている。
【0044】この紙袋83は、各折り部84a〜84
d、85a〜85dに沿って折り畳まれて保管される。
折り畳まれた状態は図6(A)に示される。この折り畳
み姿勢において、その上下の第2谷折り部84c、85
c同志が互いに対向されるとともに、上部の第1山折り
部84aは、第2谷折り部84cの外側に位置して第1
谷折り部84bと第2山折り部84dとの間に折り込ま
れ、同様に、下部の第1山折り部85aは、第2谷折り
部85cの外側に位置して第1谷折り部85bと第2山
折り部85dとの間に折り込まれる。
【0045】こうした折り畳みの実現にあたり、この第
1の実施に形態においては、各折り部84a〜84dと
85a〜85dとを、紙袋83の中心軸線Cを中心とし
て線対称に設けているとともに、折り畳んだ状態で相対
向する一対の第2谷折り部84c、85cの先端は近接
ないしは軽く接触するようにしてある。
【0046】なお、本発明において、一対の第2谷折り
部84c、85cは非対称であってもよい。しかし、こ
の第1の実施の形態のように対称とした構成にあって
は、紙袋83を自動的に折り畳む折り畳み機械の機構上
のバランスがよいとともに、一対の第2谷折り部84
c、85cを折り畳みむに当たって加えられる力のバラ
ンスがよく容易かつ適正に折り畳むことができる点で有
利であり、しかも、集塵室31への取付けにおいて上下
の向きの方向性がなくなるとともに、吸込み気流によっ
て紙袋83が膨らむときに上下両方向にバランスよく広
がり易い点でも優れている。なお、図9、図10に示し
た従来のものでは、膨脹する際にアンバランスを生じ易
い。
【0047】つぎに、集塵装置50の組み立て方につい
て説明する。まず、フィルター支持枠60にパッキング
63を取付けた後、このフィルター支持枠60と保持枠
70との両者を、保持枠70の嵌合壁73に設けた係合
孔73aにフィルター支持体60の突起66を係合させ
ることにより一体的に結合する。この結合後に、図4に
示すように保持枠70の口枠取付部74の取付溝75に
集塵袋80の口枠81を挿入して、集塵袋80を保持枠
70に取付ける。それにより、集塵装置50が組み立て
られる。なお、保持枠70の口枠取付部74に集塵袋8
0を所定の状態に取付けた状態では、ストッパー手段7
6は図4の矢印方向に回動して所定位置に位置決めさ
れ、この状態で集塵室31に挿入するときは正常状態に
装着されるものである。
【0048】この集塵装置50の集塵ケース30への装
着について説明する。組み立てられた集塵装置50の集
塵ケース30への装着は、集塵装置50を集塵ケース3
0の集塵室31の開口31aから挿入することによりな
される。この装着状態においては、フィルター支持体6
0のパッキング63の舌片64が開口31aの内周面3
1bに圧接されるとともに、パッキング63が集塵室3
1に形成したリブ35の端部35aに位置決めされ、集
塵装置50は集塵ケース30内に装着される。
【0049】この装着により、集塵装置50の集塵袋8
0の口枠81の塵埃吸込み口81aは吸入口36と対向
する位置に配置される。しかも、集塵室31に装着され
た集塵装置50の集塵袋80の塵埃吸込み口81aは、
集塵ケース30の載置部である開口30aの開口端縁3
0bが設けられた側と反対側に配置される。したがっ
て、集塵ケース30の開口端縁30bを下側にして床面
等の載置面に載置したときは、集塵袋80の塵埃吸込み
口81aは、常に上方を向くようになっているものであ
る。
【0050】そして、集塵装置50が取付けられた集塵
ケース30を本体ケース10に取付けるには、前述した
ように集塵ケース30の下部に設けた係合突起42を本
体ケース10に設けた固定係合部16の係合孔16aに
係合させた後、この係合孔16aに係合した係合突起4
2を支点として集塵ケース30を時計方向に回動させ可
動クランプ41の係合片41aを本体ケース10の固定
クランプ15の係合爪15aに係合させることにより行
う。
【0051】また、掃除を行って集塵装置50の集塵袋
80に次第に塵埃が集塵され、集塵された塵埃が所定量
になったときは、塵捨てつまり集塵袋80を塵埃と共に
捨て、新たな集塵袋80と交換される。
【0052】この集塵袋80の交換をするには、まず、
集塵ケース30を可動クランプ41を操作して本体ケー
ス10から取外した後、集塵ケース30の開口30aの
開口端縁30bつまり載置部を下側にして床面等の載置
面に置く。この時前記集塵袋80の口枠81の塵埃吸込
み口81aおよび取外し手段46の操作部47は上側に
位置していて、塵埃吸込み口81aは上方を向いてい
る。そして、取外し手段46の操作部47を指等によっ
て押圧して有底凹部45a内に没入するまで押し込むよ
うに操作する。
【0053】すると、この操作に伴って連結杆48bを
介して押圧部48cが被押圧部77を押圧するから、被
装着部としてのパッキング63つまり舌片64が、集塵
室31の装着部の一部である開口31の内周壁31bか
ら押し出されるので、集塵装置50の装着が解除され集
塵室31から離脱して、自重により落下し、パッキング
63の舌片65により床面に支持されて塵埃吸込み口8
1aを上方にしたままの状態で床面に載置される。
【0054】ついで、集塵ケース30を上方に持ち上げ
ると集塵装置50のみが床面に取り残される。この取り
残された集塵装置50の保持枠70の取付溝75から集
塵袋80をその口枠81を摘んで引き抜いて、この集塵
袋80を所定の場所に捨てることにより塵捨て作業は完
了する。
【0055】前記のような集塵袋80の交換した後には
じめて電気掃除機25を使用する場合には、その電動送
風機18の駆動により生起される吸込み気流によって集
塵袋80の紙袋83は膨らんで使用され、その内部に吸
込み気流により導かれた塵埃を捕捉して収容する。
【0056】このようにして使用される集塵袋80の紙
袋83は、はじめに吸込み気流が通るまでは、その相対
向する上下2面に夫々設けた第2谷折り部84c、85
c同志を互いに対向させて折り畳まれている。そのた
め、折り畳まれた紙袋83にその後側から吸込み気流が
作用すると、この気流によって図6(A)の状態から同
図(B)の膨らみ状態を経て、紙袋83の底面部83b
がフィルター支持枠60の前面に当たって支持されるま
で引き延ばされるに伴って、相対向する第2谷折り部8
4c、85cは互いに上下方向に離される。
【0057】それにより、紙袋83の引き延ばしが開始
されると直ぐに、口枠81の塵埃吸込み口81aと紙袋
83の底面部83bとの間に集塵袋80の中心軸線Cを
横切る袋部分が存在することがなくなって、塵埃吸込み
口81aと紙袋83の底面部83bとが直接対向され
る。
【0058】つまり、折り畳み状態において仮に紙袋8
3の中心軸線Cに先端部が交差するように第2谷折り部
84c、85cが折られていたとしても、これらが上下
方向に退避することで、第2谷折り部84c、85cが
紙袋83の軸方向に沿う吸込み気流に対する通路抵抗と
なることはなく、紙袋83の軸方向に沿う吸込み気流に
対する主たる通路抵抗としては、底面部83bのみとな
る。その上、紙袋83の対向する2面に設けられた第2
谷折り部84c、85cは既述のように互いに対向して
いるから、これら谷折り部84c、85cの折り曲げ深
さはいずれも浅い。しかも、相対向する一対の第2谷折
り部84c、85cは、この第1の実施の形態では上下
対称であるので、夫々の折り曲げ深さは同じでかつ短い
ものであり、一対の第2谷折り部84c、85cのいず
れか一方が紙袋83の膨らみを妨げるような深い折り曲
げ箇所を形成するものではない。
【0059】そのため、掃除機本体26の集塵室31に
新たな集塵袋80取付けて使用を開始する時点におい
て、その紙袋83の軸方向に沿って吸込み気流が通り易
くなる。したがって、弱運転等吸込み圧力が低い場合で
あっても、その時の吸込み気流によって紙袋83を素早
く引き延ばすことができ所定の形態にまで完全に膨らま
せて集塵に供することができる。それにより、集塵袋8
0を効率よく使用できる。
【0060】図7および図8は本発明の第2の実施の形
態に係る集塵袋を示している。この第2の実施の形態
は、紙袋が有する相対向する一対の第2谷折り部の構成
のみが前記第1の実施の形態とは異なり、それ以外の構
成は図7および図8に示されない部分を含めて図1〜図
6に示された前記第1の実施の形態に係る電気掃除機用
集塵袋および電気掃除機と同一ないしは同様な構成であ
る。そのため、図示されない構成については図1〜図6
をもって代用するとともに、図示される同一ないしは同
様な構成部分には第1の実施の形態と同一の符号を付し
て、それらの構成の説明およびそれに基づく作用効果の
説明については省略するが、これら同一ないしは同様な
構成部分についても第2の実施の形態に係る電気掃除機
用集塵袋および電気掃除機の構成の一部をなすものであ
る。
【0061】図7および図8(A)に示されるように第
2の実施の形態において、その紙袋83の相対向する上
下2面に夫々設けられた第2谷折り部84c、85cの
先端部間に、これらを非接触とする隙間Gを設けてい
る。それにより、紙袋83が折り畳まれた状態で、隙間
Gを通して口枠81の塵埃吸込み口81aと紙袋83の
底面部83bとが予め対向されている。なお、この点以
外の構成は前記第1の実施の形態と同じである。
【0062】こうした構成の第2の実施の形態において
は、上下に対向する一対の第2谷折り部84c、85c
間の隙間Gにより、紙袋83の折り畳み状態で予め第2
谷折り部84c、85cが紙袋82の中心軸線Cを横切
る袋部分となって位置されないようにできるとともに、
この隙間Gを通して塵埃吸込み口81aと紙袋83の底
面部83bとを対向させて、紙袋83の上下両面間にこ
の紙袋83の軸方向に沿う吸込み気流の通路を確保でき
る。
【0063】したがって、この集塵袋80を掃除機本体
の集塵室に取付けて使用を開始する時点において、折畳
まれた紙袋83の軸方向に沿って吸込み気流をより一層
通り易くできる。そのため、この気流によって紙袋83
を素早く引き延ばすことができるとともに所定の形態に
まで膨らませて集塵に供することができ、本発明の課題
を解決できる。
【0064】なお、前記各実施の形態は夫々以上のよう
に構成したが、これらの形態に本発明は制約されない。
例えば山折り部と谷折り部とを設ける紙袋の2面は、上
下両面に代えて左右両側面としてもよい。また、折り畳
んだ状態で相対向する谷折り部を複数設けることによっ
て、紙袋を蛇腹状に折り畳むようにしてもよい。
【0065】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0066】請求項1〜3の発明に係る電気掃除機用集
塵袋および電気掃除機によれば、未使用の集塵袋を集塵
室に取付けて使用を開始する時点において、相対向して
折り込まれた谷折り部が紙袋の軸方向に沿う吸込み気流
に対する通路抵抗となることがなく、紙袋の軸方向に沿
って吸込み気流を通り易くできるため、低い吸込み圧力
であっても紙袋を素早くかつ確実に所定の形態に膨らま
せて集塵に供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電気掃除機全
体の構成を分解して示す斜視図。
【図2】第1の実施の形態に係る電気掃除機の集塵ケー
ス回りの構成を示す断面図。
【図3】第1の実施の形態に係る電気掃除機の集塵室回
りの構成を示す断面図。
【図4】第1の実施の形態に係る電気掃除機の集塵装置
の保持枠に集塵袋を取付ける状態を示す斜視図。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る集塵袋の構成
を示す正面図。
【図6】(A)は図5に示された集塵袋が折り畳まれた
状態を示す断面図。(B)は図5に示された集塵袋が膨
らんだ状態を示す断面図。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る集塵袋の構成
を示す正面図。
【図8】(A)は図7に示された集塵袋が折り畳まれた
状態を示す断面図。(B)は図7に示された集塵袋が膨
らんだ状態を示す断面図。
【図9】従来例に係る集塵袋の構成を示す正面図。
【図10】(A)は図9に示された集塵袋が折り畳まれ
た状態を示す断面図。(B)は図9に示された集塵袋が
膨らんだ状態を示す断面図。
【符号の説明】
18…電動送風機、 25…電気掃除機、 26…掃除機本体、 31…集塵室 80…集塵袋 81…集塵袋の口枠、 81a…口枠の塵埃吸込み口、 83…集塵袋の紙袋、 83a…紙袋の開口縁部、 83b…紙袋の底面部、 84a…紙袋上面の第1山折り部、 84b…紙袋上面の第1谷折り部、 84c…紙袋上面の第2谷折り部、 84d…紙袋上面の第2山折り部、 85a…紙袋下面の第1山折り部、 85b…紙袋下面の第1谷折り部、 85c…紙袋下面の第2谷折り部、 85d…紙袋下面の第2山折り部、 C…集塵袋の中心軸線、 G…隙間。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部に塵埃吸込み口を有した口枠の裏面
    に紙袋の開口縁部を取り付けてなる電気掃除機用集塵袋
    において、前記紙袋の相対向する2面は谷折り部および
    これに連続する山折り部を少なくとも一つ有し、前記2
    面の谷折り部同志を互いに対向させて設けるとともに、
    前記各折り部に沿って前記紙袋を折り畳んだことを特徴
    とする電気掃除機用集塵袋。
  2. 【請求項2】前記折畳み状態において前記2面に形成さ
    れた前記谷折り部間にこれらを非接触とする隙間を設け
    て、この隙間を通して前記塵埃吸込み口と前記紙袋の底
    面部とを対向させたことを特徴とする前記請求項1記載
    の電気掃除機用集塵袋。
  3. 【請求項3】掃除機本体の集塵室に前記請求項1または
    2に記載の集塵袋を収容したことを特徴とする電気掃除
    機。
JP23914396A 1996-09-10 1996-09-10 電気掃除機用集塵袋および電気掃除機 Pending JPH1080384A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005211436A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Hitachi Home & Life Solutions Inc 電気掃除機
WO2012060194A1 (ja) * 2010-11-04 2012-05-10 株式会社 マキタ 集塵袋
CN105996904A (zh) * 2016-07-21 2016-10-12 天佑电器(苏州)有限公司 一种吸尘器过滤袋支撑架

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005211436A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Hitachi Home & Life Solutions Inc 電気掃除機
WO2012060194A1 (ja) * 2010-11-04 2012-05-10 株式会社 マキタ 集塵袋
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