JPH08215113A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH08215113A
JPH08215113A JP3039395A JP3039395A JPH08215113A JP H08215113 A JPH08215113 A JP H08215113A JP 3039395 A JP3039395 A JP 3039395A JP 3039395 A JP3039395 A JP 3039395A JP H08215113 A JPH08215113 A JP H08215113A
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JP
Japan
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case
lid
holding rib
outer peripheral
dust
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Pending
Application number
JP3039395A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Odawara
博志 小田原
Koichi Sagawa
好市 佐川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】蓋体閉成時に、シタケース上部の外周壁が、前
記蓋体外周と気密保持リブとの間の空間に突出し、か
つ、前記溝の外周壁の上端が前記気密保持リブの下端よ
りも上方に位置するように構成した。 【効果】掃除機を運転したときの内外圧差による蓋体お
よびシタケースの変形が生じても、集塵室の気密が得や
すくなり、高い吸込性能を得ることができる。また、蓋
体閉成時のガタツキが防止され、運転時においても、蓋
体およびシタケースが一体となって変形するため、変形
による部品間のズレがなくなり外観品質が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気掃除機に係り、特に
掃除機本体の構造を改良した電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】シタケースと,前記シタケース上部を覆
い集塵室を形成する蓋体と,シタケースと蓋体との気密
を保持するために、シタケース上部に取り付けられた集
塵室パッキンを有する従来の電気掃除機では、例えば、
図5に示すように、集塵室パッキンがシタケース上端の
外周部を覆うように取り付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電気掃除機の運転をは
じめると、集塵室の内圧が下がり、蓋体およびシタケー
スに圧力差による変形が生ずる。そのため従来、図5に
示すように、蓋体およびシタケース601の内側に補強
リブ501を設けて、強度を持たせている。また、シタ
ケース上端の外周部を覆うように取り付けられた集塵室
パッキン502に凸部503を設けて、蓋体外周部を当
接させ、蓋体およびシタケースが内側に変形するのを防
止していた。
【0004】しかし、強い吸込力を得ようとすると、弾
性のある材料で成形された集塵室パッキンでは、蓋体お
よびシタケースの変形を抑え切れなくなり、図8に示す
ように集塵室パッキンから蓋体外周部が外れて、空気漏
れが発生しやすくなる問題があった。
【0005】また、変形による部品の位置ズレが発生
し、外観品質が低下する問題があった。蓋体およびシタ
ケースの変形を抑えるには前述のように補強リブを設け
たり、部品の肉厚を増したりすることが考えられるが、
いずれも本体の重量が増して、製造コストが高くなり、
取扱性も低下するという問題があった。本発明の目的
は、上記課題を解決し、軽量で取扱性に優れ、強い吸込
力が得られる電気掃除機を低いコストで提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、シタケース
と,前記シタケース上部を覆い集塵室を形成する蓋体
と,前記蓋体の内側に蓋体外周と略平行に突設された気
密保持リブと,蓋体閉成時に前記気密保持リブと圧接さ
れ、シタケースと蓋体との気密を保持するために、シタ
ケース上部に取り付けられた集塵室パッキンとを有し、
蓋体閉成時には、シタケース上部外周壁が、前記蓋体外
周と気密保持リブとの間の空間に突出し、かつ、前記シ
タケース上部外周壁の上端が前記気密保持リブの下端よ
りも上方に位置するように構成することで解決できる。
【0007】
【作用】上記手段によれば、従来、弾性のある材料で成
形された集塵室パッキンに蓋体外周部を当接させること
で抑えていた蓋体およびシタケースの変形を、蓋体およ
びシタケースを直接当接させることにより、一方の部品
の変形に対する他方の部品の追随性が良くなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を添付の図面を参
照し説明する。
【0009】図7に本発明の一実施例に係る電気掃除機
の外観の斜視図を示す。
【0010】同図において、701は、制御回路や電動
送風機等が内蔵された掃除機本体、702は掃除機本体
701の吸込口に接続されたホース、703は曲がり継
手、704は曲がり継手703の先端に接続された延長
管、705は延長管704に接続された吸口である。
【0011】図6に本発明の一実施例に係る電気掃除機
の縦断面図を示す。
【0012】掃除機本体701は、下部を覆うシタケー
ス601とその前面に設けられた吸込口602,シタケ
ース601の上部を覆い、集塵袋603を収納する集塵
室604を形成する蓋体605を有している。集塵室6
04の下部を形成しているシタケース601の壁面上部
には集塵室パッキン606が配設され、蓋体605を閉
じた時に、集塵室604の上部を形成している蓋体60
5から突設されている気密保持リブ607が圧接される
ことにより、集塵室604の気密を保持するようになっ
ている。集塵室604内の集塵袋603はロ紙603a
がクランプ608の爪に係止されることで、吸込口60
2とシタケース601との間に挾持された吸込口パッキ
ン609に圧接保持されている。
【0013】また、掃除機本体701は、その後部にシ
タケース601とウエケース610とで形成された、電
動送風機室611を有している。電動送風機室611は
集塵室604と連通し、かつ、電動送風機612の吸気
側が集塵室604にフィルター613を介して臨むよう
に、電動送風機612を収納保持している。また、電動
送風機612の排気側は、排気フィルター618及び排
気口619を介して外部と連通している。
【0014】ウエケース610の上部には、回動可能な
ように軸支持されたハンドル614が設けられている。
また、バイパスバルブ615,電源スイッチ616、お
よびスイッチばね622が配設され、ウエケース610
に回動可能なように軸支持されたウエカバー617で覆
われている。
【0015】つぎに掃除機本体701の運転時の各部の
作用について説明する。
【0016】電動送風機612が作動して吸気側に吸引
力が発生すると、吸込口602に接続されたホース70
2,曲がり継手703,延長管704を介して、吸口7
05からごみを含んだ空気流が集塵室604に導かれ
る。ごみを含んだ空気流は、紙等の濾材でできた集塵袋
603を通って濾過され、集塵袋603内にごみが捕集
される。
【0017】一方、濾過された空気は電動送風機室61
1へ流れ込み、電動送風機612を冷却しながら、排気
フィルター618,排気口619を通って本体外に排気
される。
【0018】ここで、集塵袋603にごみがたまり集塵
袋603を構成している濾材の目がつまってくると、電
動送風機612に流れる空気流が少なくなり、電動送風
機612の冷却が十分でなくなってくる。そのため、集
塵袋603にごみがたまり、濾材の目がつまって電動送
風機612の吸気側の真空度が高くなってくると、本体
の内外圧力差によって作動するバイパスバルブ615を
設け、バイパスバルブ615からの空気流をバイパス路
620から電動送風機室611に導いて冷却を確保する
ようにしている。また、使用者は、確認窓621からバ
イパスバルブ615の作動状態を確認することにより、
集塵袋603の交換時期を知ることができる。
【0019】つぎに、図1,図2,図3を用いて、本発
明に係る電気掃除機の構造について説明する。
【0020】図1は、本体ケース正面一部断面図であ
る。図2は、気密保持部の断面拡大図である。
【0021】シタケース601と,前記シタケース上部
を覆い集塵室604を形成する蓋体605と,前記蓋体
の内側に蓋体外周201と略平行に突設された気密保持
リブ607aと,蓋体閉成時に気密保持リブ607aに
圧接され、シタケース601と蓋体605との気密を保
持するために、シタケース601の上部に集塵室パッキ
ン606が取り付けられている。蓋体閉成時には、シタ
ケース上部外周壁202が、蓋体外周201と気密保持リ
ブ607aとの間の空間に突出し、かつ、シタケース上
部外周壁202の上端が、前記気密保持リブ607aの
下端よりも上方に位置している。
【0022】ここで、電気掃除機の運転をはじめると、
集塵室604の内圧が下がり、蓋体605およびシタケ
ース601は集塵室内側に向かって変形する。特に、シ
タケース601をポリプロピレン、蓋体605をABS
樹脂で成形しているような場合は、シタケース601の
変形量が蓋体605よりも大きくなりやすい。
【0023】本実施例によれば、シタケース上部外周壁
202の上端が、気密保持リブ607aの下端よりも上方に
位置しているため、たとえ変形量の差が大きくなって
も、シタケース上部外周壁202の上端が、前記気密保
持リブ607aに当接し、集塵室パッキン606ととも
に一体となって変形するため、空気漏れを起こすことな
く集塵室604の気密が保持されるものである。また、
蓋体閉成時に、圧力がかからない状態で、気密保持リブ
607aとシタケース上部外周壁202とが当接するよ
うに構成すれば、蓋体605のガタツキが規制されて外
観品質および、使用感が向上する。
【0024】また、従来、集塵室パッキン606は、塩
化ビニルで形成され、しかも図5に示すように、気密を
保持するために掃除機本体の外周まで配設されていた
が、本実施例によれば、この塩化ビニルの使用料を削減
することができるので、掃除機本体のリサイクル性を向
上することができる。
【0025】本実施例では、従来の補強リブ501と併
用している例を示したが、補強リブ501なしで適用す
ることももちろん可能である。この場合、シタケース6
01の内側、すなわち集塵室604に突起がなくなるた
め、突起による集塵袋603の破損を防止でき、また、
集塵袋603から漏れて集塵室604内に溜った塵埃の
掃除がしやすくなるといった効果があり、より使い勝手
の良い掃除機とすることができる。
【0026】また、図3に示すように、蓋体外周201
の内側に当接リブ301を設けることもできる。蓋体6
05の剛性がシタケース601よりも低い場合、蓋体6
05の変形量が、シタケース601の変形量よりも大き
くなるが、内側に引き込まれた蓋体605の当接リブ3
01がシタケース上部外周壁202に当接して、集塵室
パッキン606とともに一体となって変形するため、空
気漏れを起こすことなく集塵室604の気密が保持され
る。この場合、蓋体外周201と気密保持リブ607a
との間の空間が狭くなるように構成すれば、当接リブ3
01なしでもシタケース上部外周壁202と蓋体外周2
01を当接させて、前述したのと同様の効果が得られ
る。同様にして、気密保持リブ607aの外側に当接リ
ブ302を設けて、気密保持リブ607aとシタケース
上部外周壁202に当接させても良い。またこれらの構
造は、図4に示すように、特に変形量が大きな側面中央
部401に部分的に配設することで、より軽量で、吸込
性能の高いものとすることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、掃
除機を運転したときの内外圧差による蓋体およびシタケ
ースの変形が生じても、集塵室の気密が得やすくなり、
高い吸込性能を得ることができる。
【0028】また、蓋体閉成時のガタツキが防止され、
運転時においても、蓋体およびシタケースが一体となっ
て変形するため、変形による部品間のズレがなくなり外
観品質が向上する。
【0029】また、気密面の変形に対する余裕があるた
め、部品の剛性を上げるために厚肉にしたり、多数のリ
ブを設けたりする必要がなくなり、軽量で取扱性に優れ
た電気掃除機を低いコストで提供できる。
【0030】また、蓋体およびシタケース内部の補強リ
ブを取り去ることも可能となり、集塵袋の破れを防止す
ることもできる。
【0031】さらに、従来、気密パッキンは、塩化ビニ
ルで作られているが、その使用量を削減することがで
き、リサイクル性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気掃除機の本体ケース正
面一部断面図である。
【図2】本発明の一実施例の電気掃除機の気密保持部の
断面図である。
【図3】本発明の他の実施例の電気掃除機の気密保持部
の断面図である。
【図4】本発明の他の実施例の電気掃除機の気密保持部
の外観斜視図である。
【図5】従来例の電気掃除機の気密保持部の断面図であ
る。
【図6】本発明の一実施例の電気掃除機の縦断面図であ
る。
【図7】本発明の一実施例の電気掃除機の外観斜視図で
ある。
【図8】従来例の電気掃除機の気密保持部の断面図であ
る。
【符号の説明】
201…蓋体外周、202…シタケース上部外周壁、3
01,302…当接リブ、401…側面中央部、501
…補強リブ、502,606…集塵室パッキン、503
…凸部、601…シタケース、602…吸込口、603
…集塵袋、603a…ロ紙、604…集塵室、605…蓋
体、607,607a…気密保持リブ、608…クラン
プ、609…吸込口パッキン、610…ウエケース、6
11…電動送風機室、612…電動送風機、613…フ
ィルター、614…ハンドル、615…バイパスバル
ブ、616…電源スイッチ、617…ウエカバー、61
8…排気フィルター、619…排気口、620…バイパ
ス路、621…確認窓、622…スイッチばね、701
…掃除機本体、702…ホース、703…曲がり継手、
704…延長管、705…吸口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動送風機,集塵部とを有する掃除機本体
    と,該掃除機本体に接続されるホースと,該ホースに接
    続される延長管と,該延長管に接続される吸口とを有す
    る電気掃除機であって、 前記掃除機本体は、その外郭を形成するシタケースと,
    該シタケースに形成される前記集塵部の上部を覆う蓋体
    と,該蓋体の内側であって該蓋体外周と略平行に突設さ
    れた気密保持リブと,前記蓋体閉成時に前記気密保持リ
    ブと圧接されるとともに前記シタケースと蓋体との気密
    を保持するためにシタケース上部に取り付けられた集塵
    室パッキンとを有し、 前記蓋体閉成時には、前記シタケース上部外周壁の少な
    くとも一部が、前記蓋体外周と前記気密保持リブとの間
    の空間に突出し、かつ、前記シタケース上部外周壁の少
    なくとも一部上端が前記気密保持リブの下端よりも上方
    に位置することを特徴とする電気掃除機。
JP3039395A 1995-02-20 1995-02-20 電気掃除機 Pending JPH08215113A (ja)

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JP3039395A JPH08215113A (ja) 1995-02-20 1995-02-20 電気掃除機

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JP3039395A Pending JPH08215113A (ja) 1995-02-20 1995-02-20 電気掃除機

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JP (1) JPH08215113A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009017903A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Hitachi Appliances Inc 電気掃除機
JP2014144166A (ja) * 2013-01-30 2014-08-14 Mitsubishi Electric Corp 電気掃除機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009017903A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Hitachi Appliances Inc 電気掃除機
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