JPH08131376A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH08131376A
JPH08131376A JP27647594A JP27647594A JPH08131376A JP H08131376 A JPH08131376 A JP H08131376A JP 27647594 A JP27647594 A JP 27647594A JP 27647594 A JP27647594 A JP 27647594A JP H08131376 A JPH08131376 A JP H08131376A
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dust collecting
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stopper
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Atsushi Morishita
篤至 森下
Tadao Fujinami
忠雄 藤波
Ritsuo Takemoto
律雄 竹本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、集塵袋の装着忘れ防止をした電気掃
除機の提供を目的とする。 【構成】電動送風機を収納した本体2と、集塵室3と外
側に開口した係合凹部23を有する集塵ケース4と、前
記集塵ケースに取り付けられる取付部32と挿入溝45
(挿入部)を有する口枠取付部44を設けた保持体と挿
入溝45に挿入される口枠50aを有する集塵袋50と
からなり集塵室3に配設される集塵装置5と、前記係合
凹部23に係合する係合突起64(被係合手段)を有す
る吸込手段60と、前記案内溝45に出没可能に設けら
れ前記口枠50aに押圧されて没入する作用部46cと
この作用部46cに設けられ作用部の突出状態では係合
凹部23の周壁と対向し没入状態では対向位置から退避
するストッパー部46bとからなり前記口枠取付部44
の近傍に設けられたストッパー体46と、前記作用部4
6cを前記挿入溝に突出させるバネ48とを備えた電気
掃除機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気掃除機に係り、
特に集塵袋の未装着状態での使用を防止するものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機に使用されている集塵
装置として、埃捨が簡単で衛生的であるという観点から
使い捨てのできる紙製の集塵袋が使用されているが、こ
のような使い捨てのできる集塵袋を使用するタイプの電
気掃除機においては、前記集塵袋が装着されない状態で
あっても電動送風機は動作するようになっているため、
例えば、埃捨作業後誤って集塵袋を装着するのを忘れ、
その後そのまま掃除作業を行ってしまうような事態が生
じることがある。このような誤使用がされると微細塵が
補足されずに排気風とともに部屋に吐き出されてしまう
という衛生上の問題が生じ、また、電動送風機にも悪影
響をもたらすばかりか場合によっては電動送風機を損傷
してしまうという問題もある。
【0003】そこで、このような問題を解消するため
に、集塵ケースの集塵室内に集塵袋の取付部を設けこの
取付部に集塵袋の口枠を挿入する案内溝を設け、前記口
枠がこの案内溝に配置される動作に連動して動作する突
起状のストッパーを設け、一方このストッパーと互いに
干渉して動作する突起を設け、集塵袋が正常位置に配設
されないときは、前記ストッパーによって前記突起が例
えば集塵ケースの開口を閉蓋する蓋体の閉蓋を阻止する
ようにしたものがある。また、別の方法としては、例え
ば実公昭64−2680号公報に記載されているよう
に、集塵袋の取付部を設けた集塵袋の取付枠を前記集塵
室に挿脱するようにしたものがあるが、このものは正常
状態に集塵袋が取り付けられていない状態を防止する機
構は設けられていない。このものに前述と同様に取付部
に集塵袋の口枠を挿入する案内溝を設け口枠がこの案内
溝に配置する動作に連動して動作する突起状のストッパ
ーを設け、このストッパーと互いに対向して干渉する専
用の突起を集塵ケースの内壁に突設し、集塵袋が正常位
置に配設されないときは、ストッパーが突起に当接して
前記取付枠が装着できない構成とすることも考えられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の電
気掃除機においては、集塵袋の取付部への配設動作に連
動したストッパーと干渉して、集塵袋の未装着を防止す
るための専用の突起を集塵ケース内に設けなければなら
ず、あるいは集塵袋の取付枠の装着を阻止する専用の突
起を設けるようにしなければならず、集塵ケースの構造
が複雑となる等の問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記従来の
問題を解決するものであり、電動送風機を収納した本体
と、本体側を開口した集塵室とこの集塵室に連通する吸
込口を有するとともに外壁を内方に向けて没入させ外側
に開口した係合凹部が形成され前記本体に取り付けられ
る集塵ケースと、この集塵ケースに取り付けられる取付
部と挿入部を有する口枠取付部を設けた保持体と前記挿
入部に挿入される口枠を有しこの口枠を介して前記口枠
取付部に取り付けられる集塵袋とからなり前記集塵室に
配設される集塵装置と、前記吸込口に連通接続されると
ともに前記係合凹部に係合する被係合手段を有する吸込
手段と、前記挿入部に出没可能に設けられ前記挿入部に
挿入される前記口枠によって押圧されて没入する作用部
とこの作用部の挿入部への突出状態で前記係合凹部の周
壁と対向して集塵装置の配設を阻止し没入状態では対向
位置から退避するストッパー部とからなり前記保持体の
口枠取付部の近傍に設けられたストッパー体と、このス
トッパー体の作用部を前記挿入部に突出させるよう付勢
する弾性体とを備えた電気掃除機としたものである。
【0006】
【作用】この発明は上記のように構成したので、集塵袋
を取り付ける保持体に設けた挿入部に集塵袋の口枠が挿
入されることによって動作するすように設けたストッパ
ー体を吸込手段の被係合手段を係合させる係合凹部の周
壁と干渉させるようにして、この係合凹部に集塵袋が未
装着状態の保持体の装着を阻止する機能をもたせるよう
にしたため集塵ケースの構造簡単できる。
【0007】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を図1ないし図8
に基づいて説明する。図に示すように電気掃除機1は、
図示しない電動送風機を収納した本体2、内部に集塵室
3が設けられた集塵室ケース4および前記集塵ケース4
の集塵室3に着脱可能に取り付けられる集塵装置5とか
ら構成されている。そして、前記本体2にはその側壁に
移動用の車輪6が取り付けられるとともに上部には把手
7が一体的に設けられている。そして、前記本体2の集
塵ケース側(以下前側という)で前記把手7の先端部近
傍に凹状の係止溝8aを有する固定クランプ8が設けら
れている。そして、この固定クランプ8の下方に位置し
た本体ケース2の前側には図2において2点鎖線て示す
ように係止孔22aを有する固定係止部22が設けられ
ている。また、本体2の後壁には図示しないが電動送風
機からの排気を外部に排出する排気孔が設けられ、ま
た、この後壁の上部には一対支持脚9(図1では一方の
み図示)が設けられ、この支持脚9と前記車輪6によっ
て電気掃除機1を前記後壁側を下にして床面に立てた状
態に載置して収納できるようになっている。10は前記
電動送風機に電力を供給する電源コードである。なお、
S1は電源投入用のスイッチであり、S2は電源切断用
のスイッチである。
【0008】つぎに、集塵ケース4は図2に示すように
本体側に開口11を有した集塵室3が設けられている。
そして、図2において左側(以下前側という)には、吸
込口12が形成され、この吸込口12の集塵室3側の口
縁部にはパッキング13が取り付けられており、このパ
ッキング13の内周に設けた環状リブ13aは前記吸込
口12に差し込まれた後述する吸込ホースの一端側に接
続された2点鎖線で示した接続管14の周壁に圧接し
て、接続管14の周壁と吸込口12の内壁とを気密的に
保持している。また、パッキング13の集塵室3側の先
端部13bは後述する集塵袋50の口枠50bに圧接し
て両者を気密的に保持するようになっている。また、前
記集塵室3の内周壁の上側壁3aには凸状のリブ15が
複数条形成されており、このリブ15は図において略中
間部から前側にいくにしたがって下方に傾斜させて形成
した傾斜部15aが設けられている。また、集塵室3の
内周壁の下側壁3bにも凸状のリブ16が複数条形成さ
れてる。そして、前記リブ15および16の開口11側
の端縁はこの開口11の端縁から所定距離だけ内側に位
置するように形成され、このリブ15および16の端縁
は前記集塵装置5を前記開口11に取り付けるつまり装
着する際の位置決めをするよう機能するようになってい
る。また、前記集塵ケース4の前側上部には外側壁を内
方に向けて凹ませて指を挿入する凹部17を形成した把
手18が形成され、この凹部17の下側の壁17aの内
側面は前記リブ15の傾斜部15aと連続し、この下側
の壁17aの内側面は集塵袋50の口枠50bの抜け止
めをするよう機能するようになっている。
【0009】また、前記集塵ケース4の上部には両側に
突出形成された軸19を図示しない集塵ケース4に設け
た軸受穴に回動自在に軸支して取り付けられた可動クラ
ンプ20が設けられ、また、集塵ケース4の下側の前記
開口11の近傍外側壁には下方に突出した係止突起21
が設けられている。この係止突起21を図2において2
点鎖線で示した本体2の前側下部に設けた前記固定係止
部22の係止孔22aに嵌合させた後、係止孔22aに
嵌合した係止突起21を回動支点として前記集塵ケース
4を時計方向に回動させ、前記可動クランプ20をその
先端部に形成した係止片20aを2点鎖線で示した前記
固定クランプの凹状の係止溝8aに係止させることによ
り、集塵ケース4は本体2に結合されて取り付けられる
ようになっている。
【0010】また、前記集塵ケース4の前側の前記吸込
口12の斜め下方つまり図1に示すように前側右下隅部
に集塵ケース4の外壁を内方に凹ませてつまり集塵室3
内に突出した周壁23aに囲まれた係合凹部23が設け
られており、この係合凹部23の底壁23bはストッパ
ーとして機能するようになっている。そして、前記係合
凹部23は集塵ケース4の外側つまり前側に開口してお
り、この開口は前記後壁に形成した支持脚9と移動車輪
6とにより電気掃除機1を立てた状態として床面に載置
したとき上方を向くようになっている。また、前記集塵
ケース4の底壁外部に設けた軸24には図示しない旋回
輪が設けられている。
【0011】つぎに、前記集塵装置5について説明す
る。
【0012】この集塵装置5は、フィルター支持体3
0、保持枠40および前記接続管14が挿入される孔5
0aを設けた厚紙等からなる口枠50bとこの口枠50
bに取り付けられた紙袋からなる袋体50cからなる集
塵袋50とから構成さられている。なお、前記孔50a
にはこの孔50aに挿入された接続管14の周囲を気密
的に保持する軟質ゴムシートからなるパッキング50d
が設けられている。そして、前記フィルター支持体30
は、枠体31、取付部としてのパッキング32およびフ
ィルター33とから構成されている。前記枠体31は方
形状に形成され外周部に角筒状の周壁34を有し、この
周壁34の一端側つまり本体2側に位置する側の端縁に
は周壁34と直交する方向に突出した鍔部35が形成さ
れており、この鍔部35の集塵室3側の面には複数の突
起35aが形成されている。また、前記周壁34の他方
の端縁には突起34aが形成されている。前記枠体31
の周壁34には互いに交差する縦リブ34bと横リブ3
4cとが形成され、また、このリブ34b、34cと離
間対向して押部材34dが設けられている。そして、こ
のリブ34b、34cと押部材34dとの間に通気性を
有するスポンジ状部材等からなる前記フィルター33が
配設されている。また、前記パッキング32は断面コ字
状に形成され、内側に開口した取付溝32aが設けられ
た基部32bとこの基部32bの外周部に設けられ、前
記集塵ケース4の開口11の内周面に圧接して気密性を
保持するリップ部32cおよび基部32bの本体2側に
設けられ本体2の前側の壁面2aに圧接して気密性を保
持するリップ部32dとからなっている。そして、前記
取付溝32aによって前記鍔部35を包囲して嵌合する
ことにより、パッキング32は前記枠体31の外周に取
り付けられている。
【0013】つぎに、保持枠40について説明する。こ
の保持枠40は上方に前記集塵袋50を出し入れする開
口を設けた集塵袋収納部41が設けられたケース体42
からなり、このケース体42の一端側には前記枠体31
の周壁34に嵌合する嵌合壁43が形成されており、こ
の嵌合壁43には前記周壁31に設けられた突起34a
に係合する係合孔43aが設けられている。また、ケー
ス体42の他端側には口枠取付部44が設けられてい
る。この口枠取付部44は前記他端側の前壁44aの上
方を解放したコ状の切欠44bを形成し、この切欠44
bの切欠縁には後縁壁44cとこの後縁壁44cと離間
対向して形成した前縁壁44dとで構成される挿入部と
しての取付溝45が形成されている。そして、前記フィ
ルター支持体30と前記保持枠40とは両者で保持体を
構成している。
【0014】また、前記前壁44aの図(3)において
右下隅部に前記集塵袋50の装着忘れを防止するための
ストッパー体としてのストッパー46が設けられてい
る。このストッパー46は図5に示すように略L字状の
作動杆46aとこ作動杆46aの先端部に前方に突出さ
せて設けられたストッパー部としてのストッパー突起4
6bから構成されており、そして前記作動杆46aの基
端部は軸孔47が形成されこの軸孔47を前記前壁44
aに設けた軸47aに嵌合させることにより、前壁44
aに回動自在に設けられ、このことにより前記切欠44
bの切欠縁の内側つまり挿入溝45内に前記作動杆46
aの作用部としてのL字状の角部46cが出没可能とな
っている。そして、この作動杆46aは前記角部46c
が挿入溝45内に突出するよう弾性体としてのバネ48
によって付勢されており、前記挿入溝45に挿入される
集塵袋50の口枠50bと干渉し、口枠50bが挿入さ
れるにつれて口枠50の角部によって押圧されることに
より、前記バネ48の付勢力に抗して挿入溝45内から
退避するようになっている。
【0015】そして、前記角部46cが挿入溝45内に
突出している状態で、集塵装置5を集塵ケース4内装着
した場合は図6(A)に示すようにストッパー突起46
bは前記集塵ケース3内に突出させて設けた嵌合凹部2
3の底壁23bと対向するようになっている。また、上
述したように前記集塵袋50の口枠50bが前記取付溝
45に挿入されるとこの口枠50bの角部に作動杆46
のL字状の角部46cが押圧されて図(3)に矢印で示
す方向に回動し前記ストッパー突起46bは2点鎖線で
示す位置に移動する。この状態で集塵装置5を集塵ケー
ス4内装着した場合は図6(B)に示すようにストッパ
ー突起46bは前記集塵ケース3内に突出させて設けた
嵌合凹部23の底壁23bと対向する位置から退避した
位置に位置するようになっている。
【0016】つぎに、集塵装置5の組み立て方について
説明する。まず、前記保持枠40とフィルター支持体3
0とを保持枠40の嵌合壁43に設けた係合孔43aに
フィルター支持体30の枠体31に設けた突起34aに
係合させることにより両者を一体的に結合する。そし
て、保持枠40とフィルター支持体30とを一体的に結
合した後、図4に示すようにこの保持枠40の口枠取付
部44の取付溝45に集塵袋50の口枠50bを挿入し
て集塵袋50を保持枠40に取付ることにより集塵装置
5は組み立てられる。なお、保持枠40の口枠取付部4
4に集塵袋50を所定の状態に取り付けた状態では、前
記ストッパー46は図(3)の矢印方向に回動しストッ
パー突起46bは2点鎖線で示す位置に位置に位置決め
されている。
【0017】つぎに、前記集塵ケース4の吸入口12に
連通接続される吸込手段60について説明する。この吸
込手段60は一端側は前記吸入口12に接続される前記
接続管14が接続された吸込ホース61、この吸込ホー
ス61に着脱可能に接続される延長管62およびこの延
長管62に同様に着脱可能に接続される床ブラシ等の吸
込口体63から構成されている。また、前記延長管62
には前記係合凹部23に係合する被係合部としての係合
突起64が形成れている。そして、図7に示すように電
気掃除機2を後壁側を下にして床面に立てた状態で収納
するときに、図8に示すように前記係合突起64を前記
係合凹部23に係合させ、電気掃除機2に吸込手段60
を結合させて収納するものである。
【0018】つぎに、前記集塵装置5の集塵ケース4へ
の装着の仕方について説明する。
【0019】上記のようにフィルター支持体30と保持
枠40とを一体的に結合した後集塵袋50をその口枠5
0bを挿入溝45に挿入して保持枠40に取り付けるこ
とにより集塵装置5は組み立てられる。そして、この集
塵装置5の集塵ケース4への装着は、集塵装置5を集塵
ケース4の開口11から挿入することによりなされる。
この装着状態においてはフィルター支持体30のパッキ
ング32のリップ32cが前記開口11の内周壁に圧接
されるとともにパッキング32が集塵ケース4のリブ1
5および16の端縁に位置決めされて集塵装置5は集塵
ケース4内に装着されている。そして、このとき前記ス
トッパー突起46bは図5(B)に示すように前記集塵
ケース3内に突出させて設けた係合凹部23の底壁23
bと対向する位置から退避した位置に位置しているた
め、ストッパー突起46bは前記係合凹部23の底壁2
3bによって集塵装置5の集塵ケース4内への挿入を阻
止されることがなく正常に装着されるのである。
【0020】しかし、前記保持枠40の口枠取付部44
に集塵袋50が装置されてない状態では、挿入溝45内
に口枠50bが挿入されないため前記ストッパー46の
ストッパー突起46cは図(3)の実線で示す位置に位
置している。したがって、図5(A)に示すようにスト
ッパー突起46bと係合凹部23の底壁23aとは対向
しており、この状態で集塵装置5を集塵ケース4内に挿
入していくとストッパー突起46bが前記係合凹部23
の底壁23bに当たりそれ以上の内方への移動が阻止さ
れ集塵装置5は集塵ケース4内に正常な状態では装着さ
れない。したがって、誤って集塵袋50を装着し忘れた
としてもその状態では集塵ケース4に集塵装置5は装着
できず、集塵袋50を装着し忘れた状態で電気掃除機が
使用されることはない。
【0021】上記のように集塵装置5に集塵袋50を正
常に装着した状態では、保持体つまり保持枠40に設け
たストッパー体46のストッパー部46cは集塵ケース
4内に突出させて形成した係合凹部23の底壁23aと
干渉することがないため、集塵装置5は集塵室3内に正
常な状態で装着されが、集塵装置5に集塵袋50が装着
されていない状態で、集塵装置5に集塵ケース4に装着
しようとすると、集塵室3内に集塵装置5を挿入してい
くと前記ストッパー部46cが前記係合凹部23の底壁
23aと干渉つまり当接してそれ以上挿入ができないた
め、集塵袋50が装着されていない場合、集塵装置5は
集塵ケース4に装着されることはない。したがって、集
塵袋50の未装着状態での電気掃除機2の使用を確実に
防止できる。
【0022】また、ストッパー体46は電気掃除機1に
吸込手段60を結合して収納するために集塵ケース4に
必ず設けなければならない係合凹部23と共用したこと
から従来のように集塵袋が未装着の集塵装置の配設を阻
止するための専用の突起を別に設ける場合に比べ集塵ケ
ースの構成を簡単にできるものである。
【0023】なお、上記実施例ではフィルター支持体3
0と保持枠40を別体に設けているが、これは両者を一
体としてもよく、また、フィルター支持体30は省略す
ることもてきる。フィルター支持体30は省略した場合
は取付部としてのパッキング32は保持枠40に設けれ
ばよい。
【0024】また、取付部としては必ずしもパッキング
である必要はなく、要は集塵ケース4の開口に取り付け
られる機能を有するものであればよい。また、集塵装置
5の集塵ケース4への装着は開口11である必要はなく
集塵室3内に装着できればいずれの場所でもよい。
【0025】また、上記実施例では係合凹部23は集塵
ケース4の前側から後方に向けて形成したが、これは、
上方から下方に向けて没入させた凹部とすることもで
き、この場合は底壁ではなく側壁をストッパー体46の
ストッパー部46bと干渉させるようにすればよく、ま
た、この場合は吸込手段60は電気掃除機1を通常の状
態としたまま吸込手段60をその係合突起64を前記凹
部に係合させればよい。また、上記実施例では吸込手段
60の延長管62に係合突起64を設けるようにした
が、これに限定されることなく例えば吸込口体としての
床ブラシ63の基部に形成するようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】この発明は上記のように構成したので、
集塵袋を取り付ける保持体に設けた挿入部に集塵袋の口
枠が挿入されることによって動作するすように設けたス
トッパー体を吸込手段の被係合手段を係合させる係合凹
部の周壁と干渉させるようにして、この係合凹部に集塵
袋が未装着状態の保持体の装着を阻止する機能を持たせ
るようにしたため集塵ケースの構造簡単でき、しかも、
係合凹部は構造が簡単のうえ周囲を壁で囲まれた中空状
に形成されているため強度的に丈夫で破損しにくい等の
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の全体を示す分解斜視図。
【図2】上記電気掃除機の集塵ケースに集塵装置を装着
した状態の断面図。
【図3】上記電気掃除機の集塵装置の保持体の斜視図。
【図4】上記電気掃除機の保持体への集塵袋の装着を示
す分解斜視図。
【図5】上記電気掃除機のストッパー体の取付状態を示
す図。
【図6】上記電気掃除機の係合凹部とストッパー体との
関係を示す図。
【図7】上記電気掃除機に吸込手段を取り付た状態を示
す斜視図。
【図8】上記電気掃除機に吸込手段を取り付る状態を示
す要部斜視図。
【符号の説明】
1 電気掃除機 2 本体 3 集塵室 4 集塵ケース 5 集塵装置 11 開口 12 吸込口 23 係合凹部 30 フィルター支持体(保持体) 31 枠体 32 パッキング(取付部) 40 保持枠(保持体) 44 口枠取付部 45 挿入溝(挿入部) 50 集塵袋 51b 口枠

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動送風機を収納した本体と、本体側を開
    口した集塵室とこの集塵室に連通する吸込口を有すると
    ともに外壁を内方に向けて没入させ外側に開口した係合
    凹部が形成され前記本体に取り付けられる集塵ケース
    と、この集塵ケースに取り付けられる取付部と挿入部を
    有する口枠取付部を設けた保持体と前記挿入部に挿入さ
    れる口枠を有しこの口枠を介して前記口枠取付部に取り
    付けられる集塵袋とからなり前記集塵室に配設される集
    塵装置と、前記吸込口に連通接続されるとともに前記係
    合凹部に係合する被係合手段を有する吸込手段と、前記
    挿入部に出没可能に設けられ前記挿入部に挿入される前
    記口枠によって押圧されて没入する作用部とこの作用部
    の挿入部への突出状態で前記係合凹部の周壁と対向して
    集塵装置の配設を阻止し没入状態では対向位置から退避
    するストッパー部とからなり前記保持体の口枠取付部の
    近傍に設けられたストッパー体と、このストッパー体の
    作用部を前記挿入部に突出させるよう付勢する弾性体と
    を備えたことを特徴とする電気掃除機。
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