JPH1076854A - 発熱部品の取付け構造 - Google Patents

発熱部品の取付け構造

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Publication number
JPH1076854A
JPH1076854A JP8233137A JP23313796A JPH1076854A JP H1076854 A JPH1076854 A JP H1076854A JP 8233137 A JP8233137 A JP 8233137A JP 23313796 A JP23313796 A JP 23313796A JP H1076854 A JPH1076854 A JP H1076854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ventilation hole
mounting base
heat
heat generation
generating component
Prior art date
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Pending
Application number
JP8233137A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Araya
幸治 新家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP8233137A priority Critical patent/JPH1076854A/ja
Publication of JPH1076854A publication Critical patent/JPH1076854A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリー式のフォークリフトにおいて、充
電用トランス等の発熱部品を狭いスペースであっても、
効率よく冷却されてその過熱が確実に防止される発熱部
品の取付け構造を提供する。 【解決手段】 バッテリー式フォークリフトのバッテリ
ー格納室8の底面に外気を導入するための通気孔12を
設け、該通気孔12の内側に、取付け台座13を、該通
気孔12に対して間隔をおいて覆い被せ状に設け、該取
付け台座13に充電用トランス14を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばバッテリ
ー式フォークリフトにおける充電用トランス等の発熱部
品の取付け構造に関する。なお、以下の説明において、
過熱を防止するために積極的に冷却する必要のある部品
を「発熱部品」という。
【0002】
【従来の技術およびその解決課題】一般に、充電用のト
ランスは充電時に発熱を伴うため、狭いスペースに取り
付けておくと過熱しやすい。ところが、例えば小型のバ
ッテリー式フォークリフトでは、これを取付けるための
スペースも狭い場所に限られる。このため、従来の小型
のバッテリー式フォークリフトにおいては、この種の発
熱部品の過熱を確実に防止しつつ限られたスペースに取
付けることが困難であった。従って、小型のバッテリー
式フォークリフトでは、充電装置を機台外に設置する構
成を採用していた。
【0003】そこで、本発明は、限られたスペースにこ
の種の発熱部品を、過熱を確実に防止しつつ取付けるこ
とができる発熱部品の取付け構造を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の取付け構造は、発熱部品収納室の底面に外気を導入す
るための通気孔を設け、該通気孔の内側に、取付け台座
を、該通気孔に対して間隔をおいて覆い被せ状に設け、
該取付け台座に発熱部品を取り付けたことを特徴とす
る。
【0005】この取付け構造によれば、通気孔に対して
取付け台座が覆い被さるように設けられているので、発
熱部品収納室内への水の侵入が防止され、仮に侵入した
場合であってもこの通気孔が底面に設けられているので
容易に排水される。一方、取付け台座は通気孔に対して
間隔をおいて設けられているので、この通気孔を経て発
熱部品収納室内へ外気が容易に導入され、これにより発
熱部品収納室が狭いスペースであっても、同収納室の換
気がスムーズになされ、従って発熱部品の過熱を効率よ
く防止できる。
【0006】請求項2記載の取付け構造は、バッテリー
式フォークリフトのバッテリー格納室の底面に外気を導
入するための通気孔を設け、該通気孔の内側に、取付け
台座を、該通気孔に対して間隔をおいて覆い被せ状に設
け、該取付け台座に発熱部品を取り付けたことを特徴と
する。
【0007】この取付け構造によれば、通気孔に対して
取付け台座が覆い被さるように設けられているので、バ
ッテリー格納室内への水の侵入が防止され、仮に侵入し
た場合であってもこの通気孔が底面に設けられているの
で容易に排水される。一方、取付け台座は通気孔に対し
て間隔をおいて設けられているので、この通気孔を経て
バッテリー格納室内へ外気が容易に導入され、これによ
り同格納室の換気がスムーズになされるので、発熱部品
がバッテリー格納室内の狭いスペースに取付けられても
その過熱を効率よく防止できる。
【0008】請求項1,2記載の両取付け構造におい
て、発熱部品としては、前記した充電用トランス等の電
気部品の他、オイルクーラー等の油圧機器等が含まれ、
過熱を防止するために積極的に冷却する必要のある部品
の全てが対象となる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図1〜
図4に基づいて説明する。図1は、バッテリー式フォー
クリフト1の全体を示している。図中2はハンドル、3
はキャビン、4はフォーク、5はこれを昇降動可能に支
持するマスト、6はボディフレーム、7はその後部に配
置されたウエイトを示している。ボディフレーム6の中
央であって、両サイドフレーム6a,6a間にバッテリ
ー格納室8が設けられ、これには2個のバッテリーケー
スB,Bが格納され、両バッテリーケースB,Bにそれ
ぞれ複数のバッテリー(図示省略)が収容されている。
【0010】バッテリー格納室8は、その前側をフロン
トクロスプレート10によって、後ろ側をリヤクロスプ
レート11によって、左右側部をサイドメンバー6a,
6aによってそれぞれ区画されている。また、図3に示
すようにこのバッテリー格納室8の上方は、キャビン3
の床面をなすトーボード9により通常は閉塞され、充電
時にはこのトーボード9が開けられる。
【0011】両クロスプレート10,11の上縁中央に
はそれぞれ凹部10a,11aが切込み状に形成されて
おり、図示は省略したがこの両凹部10a,11aを経
て、ステアリング系を構成するチェーンあるいは各種の
電気配線や油圧配管等がバッテリー格納室8を通過して
いる。
【0012】また、この両凹部10a,11aを経て、
バッテリー格納室8の上部が外部に連通されている。
【0013】次に、バッテリー格納室8の底面のほぼ中
央には、通気孔12が切欠き状に形成され、この通気孔
12を経てバッテリー格納室8が下方(地面側)に開放
されている。
【0014】この通気孔12の内側(上側)には、取付
け台座13がこの通気孔12の全体に覆い被さるように
して取付けられている。この取付け台座13の両端部は
下方へ折り曲げられて脚部13a,13aとされ、この
両脚部13a,13aが通気孔12の左右側部に沿って
溶接されて、当該取付け台座13が通気孔12の内側へ
一定の間隔をおいて取付けられている。
【0015】このように取付けられた取付け台座13の
上面に、発熱部品としての充電用トランス14が取付け
られている。
【0016】このように構成された取付け構造によれ
ば、通気孔12に対して取付け台座13が覆い被さるよ
うに設けられているので、バッテリー格納室8内への水
の侵入が防止され、仮に侵入した場合であってもこの通
気孔12が底面に設けられているので容易に排水され
る。
【0017】一方、取付け台座13は通気孔12に対し
て一定の間隔をおいて設けられている(通気孔12が取
付け台座13によって閉塞されていない)ので、この通
気孔12を経てバッテリー格納室8内へ外気が容易に導
入される。このことから、充電用トランス14が両バッ
テリーケースB,B間の狭いスペースに設置されていて
も、バッテリー格納室8の換気がスムーズになされるの
で、充電用トランス14の過熱を効率よく防止できる。
【0018】通気孔12を経てバッテリー格納室8内へ
導入された外気は、図4において矢印で示すように前記
凹部10a,11aを経てバッテリー格納室8の外部へ
放出され、バッテリー格納室8の底部から上部へ向けた
外気の流れが確保される。
【0019】以上説明した実施形態には種々変更を加え
ることが可能である。例えば、発熱部品として充電用ト
ランス14を例示したが、モータ等の他の電気部品ある
いはオイルクーラー等の油圧機器等、使用時に発熱する
ため積極的に冷却する必要のある部品に広く適用可能で
ある。
【0020】また、通気孔12は略矩形に開口した例で
説明したが、円形孔等他の形状であってもよく、さらに
この通気孔に異物の侵入をより確実に防止するためのネ
ットあるいは鎧戸等を取り付けておいてもよく、要は外
気が容易に導入される形態であればよい。
【0021】さらに、取付け台座13についても例示し
た形態のものに限定されるものではなく、例えばバッテ
リーケースBの側部からこの取付け台座を張出し状に設
けて、通気孔の上方へ一定の間隔をおいて覆い被さるよ
うに設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】バッテリー式フォークリフトの全体の側面図で
ある。
【図2】バッテリー格納室の横断面図である。
【図3】バッテリー格納室の縦断面図である。
【図4】バッテリー格納室の斜視図である。本図におい
て、外気の流れが矢印で示されている。
【符号の説明】
1…バッテリー式フォークリフト 6…ボディフレーム、6a…サイドフレーム 8…バッテリー格納室 9…トーボード 10…フロントクロスプレート 11…リヤクロスプレート 12…通気孔 13…取付け台座 14…充電用トランス(発熱部品)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱部品収納室の底面に外気を導入する
    ための通気孔を設け、該通気孔の内側に、取付け台座
    を、該通気孔に対して間隔をおいて覆い被せ状に設け、
    該取付け台座に発熱部品を取り付けたことを特徴とする
    発熱部品の取付け構造。
  2. 【請求項2】 バッテリー式フォークリフトのバッテリ
    ー格納室の底面に外気を導入するための通気孔を設け、
    該通気孔の内側に、取付け台座を、該通気孔に対して間
    隔をおいて覆い被せ状に設け、該取付け台座に発熱部品
    を取り付けたことを特徴とする発熱部品の取付け構造。
JP8233137A 1996-09-03 1996-09-03 発熱部品の取付け構造 Pending JPH1076854A (ja)

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JP8233137A JPH1076854A (ja) 1996-09-03 1996-09-03 発熱部品の取付け構造

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JPH1076854A true JPH1076854A (ja) 1998-03-24

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