JPH1065307A - 電子部品、回路基板及び実装方法 - Google Patents

電子部品、回路基板及び実装方法

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JPH1065307A
JPH1065307A JP24126796A JP24126796A JPH1065307A JP H1065307 A JPH1065307 A JP H1065307A JP 24126796 A JP24126796 A JP 24126796A JP 24126796 A JP24126796 A JP 24126796A JP H1065307 A JPH1065307 A JP H1065307A
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electrode
wiring board
substrate
lead
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JP24126796A
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Katsuhiro Yoneyama
勝廣 米山
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Sony Corp
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
    • H05K1/182Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with components mounted in the printed circuit board, e.g. insert mounted components [IMC]
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
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    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/46Manufacturing multilayer circuits
    • H05K3/4611Manufacturing multilayer circuits by laminating two or more circuit boards
    • H05K3/4623Manufacturing multilayer circuits by laminating two or more circuit boards the circuit boards having internal via connections between two or more circuit layers before lamination, e.g. double-sided circuit boards

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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は電子部品、回路基板及び実装方法に関
し、プリント配線板に取り付け及び取り外しが容易で、
かつ低コストな実装を実現する。 【解決手段】実装時、配線基板(23)の基板電極
(3、28)に当接すると同時に所定の弾性力によつて
該基板電極(3、28)に抗して伸縮するばね構造を有
する電極(17、32、36、41)を備えたことによ
つて、電極(17、32、36、41)を所定の弾性力
によつて基板電極(3、28)に抗させることによつ
て、はんだ付けによることなく取り付け及び取り外しが
容易な状態で配線基板(23)に実装できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術(図7及び図8) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態(図1〜図6) (1)第1実施例(図1及び図2) (2)第2実施例(図3) (3)第3実施例(図4及び図5) (4)第4実施例(図6) (5)他の実施例 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は電子部品、回路基板
及び実装方法に関し、特に配線基板上に実装することに
よつて電子回路を形成する電子部品、回路基板及び実装
方法に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、回路素子の一部を構成する電子部
品は、はんだ付けによつてプリント配線板上に実装され
ている。すなわち溶融はんだ槽に電子部品及びプリント
配線板を漬けることによつてはんだ付けするはんだデイ
ツプ法や電子部品とプリント配線板の接合箇所に予め塗
布しておいたクリームはんだを加熱溶融させ固化させる
ことによつてはんだ付けするようなリフローはんだ付法
等が行われていた。
【0004】図7はリフローはんだ付工程によりプリン
ト配線板1上に実装された電子部品2を示し、プリント
配線板1の両面に設けられた部品取付用の基板電極(ラ
ンド)3に対して電子部品2である抵抗2A及びケミカ
ルコンデンサ2Bそれぞれに設けられた部品電極(リー
ド)4A及び4Bをはんだ5によつて接合している。例
えばケミカルコンデンサ2Bのパツケージより突出した
リード4Bは、部品の戴置された側の面、すなわちリフ
ローはんだ付面1Aよりその裏側の面、デイツプ面1B
にスルーホール6を通して貫通され、ランド3に接合さ
れる。
【0005】プリント配線板1上に設けられるランド3
は、一般に厚み12〔μm〕〜35〔μm〕程度の銅泊が用
いられており、プリント配線板1上の配線として設けら
れる配線パターン8と同時にエツチングにより形成され
る。また耐熱被覆材料でなるソルダレジスト膜9は、ラ
ンド3及び配線パターン8を形成した後、印刷又は写真
法により形成され、後工程のはんだ付け作業で被覆部分
にはんだをつけないようにする他、導体表面を外部環境
から保護する役割をもつている。
【0006】図7との対応部分に同一符号を付した図8
において、プリント配線板1に電子部品2として半導体
集積回路装置(IC,Integrated Circuit) 2Cを実装した
状態を示す。すなわちIC2Cはプリント配線板1上の
ランド3にリード4Cをはんだ5を介して接続される。
因みにこのIC2Cのパツケージはワイヤーボンデイン
グ等によつてリードフレーム上に集積回路の形成された
半導体チツプを接続し、リードフレーム上のチツプ表面
をエポキシ樹脂やセラミツク等によつて覆うことによつ
て形成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述したよう
にはんだデイツプ法やリフローはんだ付法等によつてプ
リント配線板1上に電子部品2を実装する場合、何方の
場合も電子部品2及びプリント配線板1を一旦はんだ溶
融温度まで加熱する必要がある。ここでプリント配線板
1上に配設されたランド3と電子部品2のリード4A、
4B及び4Cとを高精度に位置合わせして実装する場
合、高い耐熱性を有するプリント配線板1を高精度に成
形する必要がある。このためプリント配線板1の基板材
料を選定するのに余計なコストがかかるという問題があ
つた。またはんだ付け工程において、ランド3及びリー
ド4A、4B及び4Cを均一な状態で接合するためには
加熱温度等の処理条件の設定やフラツクス量及びはんだ
量等のパラメータを設定する必要がある。あるいは高精
度にランド3とリード4A、4B及び4Cとを位置合わ
せするのに時間を要すため、処理工程を煩雑にしていた
という問題があつた。
【0008】またはんだ付け工程では、はんだ付け時の
位置ずれを検査するはんだ付け位置ずれ検査装置やはん
だ付け後のフラツクスを洗浄するためのフラツクス洗浄
装置等の周辺処理装置を設置する必要がある。さらには
んだ付けの前工程には、はんだ供給工程及び接着剤の供
給工程があり、はんだ及び接着剤を供給する装置を設け
る必要もある。またはんだ付けに失敗した場合、はんだ
を加熱して溶融し、はんだ付けされた電子部品をプリン
ト配線板から取り外すことができるが、この場合、加熱
用のはんだごてや溶融したはんだを吸引するはんだ吸い
取り装置を新たに必要とする。このようにはんだ付け工
程には前後の工程を合わせると多くの処理工程があり、
処理工程の複雑化による処理時間の延長及び処理設備の
コスト高の招来が問題になつている。
【0009】さらに最近でははんだの主成分である鉛の
毒性が自然環境を汚染することが問題となつており、こ
のためはんだの主成分から鉛を無くそうという考えがあ
る。しかしながら、現在迄のところ鉛に代わり得る有効
なはんだ材料は見つかつていない。本発明は以上の点を
考慮してなされたもので、プリント配線板に取り付け及
び取り外しが容易に、かつ低コストで実装することので
きる電子部品、回路基板及び実装方法を提案しようとす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、配線基板の所定位置に実装される
ことによつて所定の電子回路を形成する電子部品におい
て、実装時、配線基板の基板電極に当接すると同時に所
定の弾性力によつて該基板電極に抗して伸縮するばね構
造を有する電極を備える。これによりはんだ付けによら
ず、電極を所定の弾性力によつて基板電極に抗させるこ
とによつて配線基板に実装し得る。
【0011】さらに本発明においては、配線基板の所定
位置に電子部品が実装されてなる回路基板において、電
子部品は、実装時、配線基板の基板電極に当接すると同
時に所定の弾性力によつて該基板電極に抗して伸縮する
ばね構造を有する電極を有し、配線基板の所定位置に実
装されてなる。これによりはんだ付けによらず、電極を
所定の弾性力によつて基板電極に抗させることによつて
配線基板に実装して回路基板を形成し得る。
【0012】さらに本発明においては、所定の弾性力に
よつて配線基板の基板電極に当接すると同時に該基板電
極に抗して伸縮するばね構造を有する電極を電子部品に
配設する第1ステツプと、配線基板に所定の凹凸形状の
基板電極を配設して該基板電極に電極を当接させると同
時に基板電極に抗して伸長させて配線基板に実装する第
2ステツプとを備える。これによりはんだ付けによら
ず、電極を所定の弾性力によつて配線基板に配設された
所定の凹凸形状の基板電極に抗させることによつて配線
基板に実装し得る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0014】(1)第1実施例 図1において15は、全体として電子部品を示し、パツ
ケージ本体16からR形状のばね部材でなるリード17
を外部に突出するようにして設けている。リード17
は、所定の弾性を有するステンレス合金を材料とするリ
ードフレームの端子部分をR状に成形してばね構造をも
たせると共に、はんだめつき等を施して導電性をもたせ
るようにしている。図2に示すように回路基板20は、
プリント配線板23上に電子部品15を実装する場合、
電子部品15のリード17を押し縮め、弾性によつて伸
長するばねによる弾性力を利用する。すなわち電子部品
15は、プリント配線板23上の所定位置で対向する基
板電極に対してリード17の弾性力によつて抗する力を
与え、これによつて生じる摩擦力によつて所定位置に保
持されると共に、電気的に接続されることによつて回路
基板を形成する。
【0015】プリント配線板23は、電子部品15を実
装するソケツト基板部23A、回路パターンの形成され
たパターン配線基板部23B並びにソケツト基板部23
A及びパターン配線基板部23Bを接続する接続部23
Cとから形成されている。ソケツト基板部23Aの配線
パターン24は、導電性の金属によつてめつきしたスル
ーホール25によつてソケツト基板部23A及び接続部
23Cを貫通することによつて多層配線構造のパターン
配線基板部23Bの各層の配線パターン26に電気的に
接続している。
【0016】ソケツト基板部23Aは、電子部品15の
形状に応じてくり抜かれたソケツト27を有している。
ソケツト27内部の側面には実装する電子部品15のリ
ード17の配設位置に対応する所定位置に基板電極28
が設けられている。この基板電極28はソケツト基板部
23A上に配設された所定の配線パターン24に電気的
に接続されている。因みに基板電極28は、樹脂に金属
粉等を混ぜて導電性をもたせるようにした所定の弾性を
有する導電性樹脂によつて形成されている。
【0017】電子部品15は、リード17を含めたパツ
ケージ周囲の大きさをソケツト27の開口部27Aの拡
がりに対してリード17による所定の収縮分だけ拡がつ
た大きさに設定されている。すなわち電子部品15はソ
ケツト27内に実装される場合、リード17をソケツト
27の開口部27Aの大きさに応じて押し縮められる。
この状態で電子部品15がソケツト27内に挿入される
と、ソケツト27内の基板電極28がリード17に対向
して当接する。この状態でリード17の伸長する力によ
つてリード17と基板電極28との間で生じる摩擦力に
よつて電子部品15はソケツト27内に実装される。こ
れにより、電子部品15はソケツト27内にリード17
により基板電極28に抗することのみにより、取り付け
及び取り外しが容易な状態で実装される。
【0018】以上の構成において、電子部品15をプリ
ント配線板23に実装する場合、電子部品15は所定の
配線パターン24の形成されたソケツト基板部23Aの
所定の実装位置に設けられたソケツト27内にリード1
7を押し縮めた状態で挿入される。この挿入時、押し縮
められた電子部品15のリード17は、ソケツト27の
内側においてそれぞれ対向する基板電極28に対して弾
性によつて抗して伸長する。この結果、電子部品15が
リード17が基板電極28に抗することによつて生じる
摩擦力によつてソケツト27に実装される。
【0019】このようにして電子部品15は、ばね部材
でなるリード17を押し縮めてソケツト27内に嵌め込
むだけの操作によつてプリント配線板23上の所定の実
装位置に位置決めして実装することができる。この場
合、電子部品15は、リード17のもつ弾性によつて伸
長する力が基板電極28との間に生じさせる摩擦力のみ
を利用してソケツト27内に固定されるので、リード1
7を伸縮させるだけの操作によつて容易に取り付け又は
取り外しができる。
【0020】以上の構成によれば、はんだ付けによるこ
となく、プリント配線板23上の所定の実装位置に電子
部品15を取り付け取り外しが容易な状態で実装し得
る。これにより一旦実装した電子部品15を損傷させる
ことなく容易に交換し得るので、リサイクルして使用す
ることができる。さらに上述の実施例によれば、はんだ
付け工程におけるはんだ供給工程やリフロー工程等を必
要としなくなるので、工程数の削減及び工程設備の縮小
がなし得る。
【0021】さらに上述の実施例によれば、リフロー工
程や取り外し時の加熱処理工程等が不要となつたことに
よつて電子部品15に対して熱ストレスが加えられるこ
とがなくなり、プリント配線板23に実装する電子部品
15の信頼性を向上し得る。この場合、電子部品15の
取り付け及び取り外し時に熱ストレスが加えられないの
で、電子部品15の耐熱補償値を下げるようにしても良
く、これによつて電子部品15のコストを削減し得る。
【0022】さらに上述の実施例によれば、主成分に鉛
を含むはんだを用いることなくプリント配線板23に電
子部品15を取り付けるようにしたことにより、鉛によ
る害毒によつて自然環境を汚染するのを防ぐことができ
る。かくしてリード17として所定の弾性を有するばね
を用いた簡易な構成により、はんだ付けによらずプリン
ト配線板23上に取り付け取り外しが容易な状態で実装
して回路基板20を形成し得る電子部品15を実現でき
る。
【0023】(2)第2実施例 図2との対応部分に同一符号を付して示す図3におい
て、30は第2実施例による回路基板を示し、電子部品
31は半導体集積回路装置でなる。この場合、電子部品
31はリード32に所定の弾性を有するステンレス合金
を用いることによつてソケツト基板部23Aのソケツト
27にリード32を押し縮めた状態で実装される。この
場合、リード32はソケツト27内にてリード32のも
つ弾性によつて伸長して基板電極28に当接すると同時
に電極間に摩擦力を生じさせ、これにより上述した第1
の実施例と同様の効果が得られる。
【0024】(3)第3実施例 図2との対応部分に同一符号を付して示す図4におい
て、35は第3実施例による回路基板を示し、電子部品
36はプリント配線板23上に設けられる電極として用
いられる。図5に示すように、電子部品36は弾性を有
するパイプ状の導電性部材でなり、パイプの側面36A
に沿つてパイプの上端から下端にかけてスリツト37を
設けることにより曲面形状の板ばねを形成している。
【0025】図4に示すように、電子部品36は、曲面
形状の板ばねを押し縮めた状態にてプリント配線板23
のランド3に設けられた取付け電極孔38より貫入され
る。このとき電子部品36は、内側から取付け電極孔3
8に当接させると同時に内側より外側に向かつて取付け
電極孔38を押しつけ、その摩擦力によつてプリント配
線板23に保持される。これにより電子部品36をパイ
プ状の本体に設けたスリツト37による簡易な構成のば
ねによつて取り付け及び取り外しが容易な状態でプリン
ト配線板23に実装することができる。
【0026】(4)第4実施例 図6において、40は第4実施例による電子部品を示
し、電子部品40はR状の曲線部を二箇所有する部品電
極41を設けている。この場合、部品電極41は凸部4
1A及び凹部41Bを有するので、プリント配線板23
(図1)のソケツト27に凸部41A及び凹部41Bの
形状に対応する凹凸形状の基板電極(図示せず)を設け
ることによつて電極間の摩擦力を増し電子部品40実装
時の保持強度を向上し得る。この場合、R状の凹凸形状
を2か所以上に亘つて複数設けるようにしても良く、さ
らに凹凸形状についてはR状以外にも種々の形状を設定
し得、その凹凸形状に応じて実装時の電子部品の保持強
度をより一層向上させることができる。
【0027】(5)他の実施例 なお上述の実施例においては、プリント配線板23のソ
ケツト基板部23Aに電子部品15、31、36及び4
0の外形状に応じてくり抜かれたソケツト27を設け
て、該ソケツト27内に電子部品15、31、36及び
40を実装した場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、例えばプリント配線板23上に設けられた部品
取付け孔の内側にめつきを施して部品取付け電極を設
け、所定の強度と弾性をもつようにした電子部品(図示
せず)のリードを押し縮めて挿入することによつて電子
部品を実装するようにしても良い。
【0028】この場合、部品取付け電極の設置間隔は電
子部品のリード間隔に比してリードの収縮する分だけ短
く設定しておく。これにより通常のプリント配線板の部
品取付け孔にめつきを施した部品取付け電極にリードを
押し縮めて挿入することによつて、ソケツト基板部23
Aのような特別な基板を設ける手間を省いてめつきを施
した部品取付け電極を設けただけの簡易な構成のプリン
ト配線板に電子部品を取り付け及び取り外しが容易な状
態で実装することができる。
【0029】さらに上述の実施例においては、ソケツト
27内に挿入された電子部品15、31、36及び40
を部品電極17、32、36及び41の弾性を利用して
凹形状のソケツト27に設けられた基板電極28及び3
7並びに孔でなるランド3に抗して伸長させ、その摩擦
力によつてソケツト27内に実装した場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、ソケツト内に凸形状の基
板電極(図示せず)を形成して、電子部品の部品電極が
有する弾性を収縮する方向に働かせて基板電極を両外側
の対抗方向から挟み込むようにしてその摩擦力によつて
部品電極を基板電極に当接させ、電子部品を実装するよ
うにしても良い。
【0030】要はプリント配線板以外にも配線パターン
の形成された基板上において実装する電子部品の部品電
極に対向する位置に部品電極の形状に応じた所定の凹凸
形状の基板電極を配設し、部品電極を基板電極に抗させ
ることによつて部品電極のもつ弾性によつて基板電極に
抗する摩擦力を生じさせれば良く、これによつて部品電
極を容易に基板電極に接続し得、かくして上述した実施
例と同様の効果が得られる。
【0031】さらに上述の実施例においては、所定の弾
性を有する電子部品の電極によつてソケツト27に抗す
る摩擦力を生じさせるようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、ソケツト27の基板電極側
にも所定の弾性をもたせて電子部品の部品電極に抗する
方向に力を生じさせるようにしても良く、これにより電
子部品の電極のもつ弾性力と、対向する基板電極の弾性
力との相乗効果によつてより一層確実に電子部品をソケ
ツト27内に固定し得る。
【0032】さらに上述の実施例においては、電子部品
15のリード部材としてステンレス合金を基材としては
んだめつきしたものを用いた場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、リン青銅を基材としてAuめつき
したものを用いても良い。
【0033】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、実装時、
配線基板の基板電極に当接すると同時に所定の弾性力に
よつて該基板電極に抗して伸縮するばね構造を有する電
極を備えたことにより、電極を所定の弾性力によつて基
板電極に抗させることによつて、はんだ付けによること
なく取り付け及び取り外しが容易な状態で配線基板に実
装できる電子部品を実現し得る。
【0034】さらに本発明によれば、配線基板の基板電
極に当接すると同時に所定の弾性力によつて該基板電極
に抗して伸縮するばね構造を有する電極を有する電子部
品を配線基板の所定位置に実装することにより、電極を
所定の弾性力によつて基板電極に抗させることによつ
て、はんだ付けによることなく取り付け及び取り外しが
容易な状態で配線基板に実装できる回路基板を実現し得
る。
【0035】さらに本発明によれば、所定の弾性力によ
つて配線基板の基板電極に当接すると同時に該基板電極
に抗して伸縮するばね構造を有する電極を電子部品に配
設する第1ステツプと、配線基板に所定の凹凸形状の基
板電極を配設して該基板電極に電極を当接させると同時
に基板電極に抗して伸長させて配線基板に実装する第2
ステツプとを備えたことによつて、電極をはんだ付けに
よることなく取り付け及び取り外しが容易な状態で配線
基板に実装できる実装方法を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例による電子部品の構成を示す略線的
断面図である。
【図2】第1実施例による回路基板を示す略線的断面図
である。
【図3】第2実施例による回路基板を示す略線的断面図
である。
【図4】第3実施例による回路基板を示す略線的断面図
である。
【図5】第3実施例の電極を示す上面図(図5(A))
及び側面図(図5(B))である。
【図6】第4実施例による電子部品の構成を示す略線的
断面図である。
【図7】従来のはんだ付けの説明に供する略線的断面図
である。
【図8】従来のはんだ付けの説明に供する略線的断面図
である。
【符号の説明】
1、23……プリント配線板、2、15、31、36、
40……電子部品、3、28、38……基板電極、4
A、4B、4C、17、32、41……部品電極、5…
…はんだ、6、24……スルーホール、8、24、26
……配線パターン、9……ソルダレジスト膜、20、3
0、35……回路基板、27……ソケツト、27A……
開口部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配線基板の所定位置に実装されることによ
    つて所定の電子回路を形成する電子部品において、 実装時、上記配線基板の基板電極に当接すると同時に所
    定の弾性力によつて当該基板電極に抗して伸縮するばね
    構造を有する電極を具えることを特徴とする電子部品。
  2. 【請求項2】配線基板の所定位置に電子部品が実装され
    てなる回路基板において、 上記電子部品は、 実装時、上記配線基板の基板電極に当接すると同時に所
    定の弾性力によつて当該基板電極に抗して伸縮するばね
    構造を有する電極を有し、上記配線基板の上記所定位置
    に実装されてなることを特徴とする回路基板。
  3. 【請求項3】所定の弾性力によつて配線基板の基板電極
    に当接すると同時に当該基板電極に抗して伸縮するばね
    構造を有する電極を電子部品に配設する第1ステツプ
    と、 配線基板に所定の凹凸形状の基板電極を配設して当該基
    板電極に上記電極を当接させると同時に上記基板電極に
    抗して伸長させて上記配線基板に実装する第2ステツプ
    とを具えることを特徴とする実装方法。
  4. 【請求項4】上記電極は、はんだめつきされたステンレ
    ス合金でなることを特徴とする請求項1に記載の電子部
    品。
  5. 【請求項5】上記電極は、Auめつきされたリン青銅で
    なることを特徴とする請求項1に記載の電子部品。
  6. 【請求項6】上記電極は、R形状でなることを特徴とす
    る請求項1に記載の電子部品。
  7. 【請求項7】上記電子部品は、角型チツプ部品でなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電子部品。
  8. 【請求項8】上記電子部品は、半導体集積回路装置でな
    ることを特徴とする請求項1に記載の電子部品。
  9. 【請求項9】上記電子部品は、円筒側面に沿つて上端か
    ら下端にかけてスリツトを設けた電極でなることを特徴
    とする請求項1に記載の電子部品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7869441B2 (en) 1998-12-09 2011-01-11 Hitachi, Ltd. Variable length packet communication device
CN104254202A (zh) * 2013-06-28 2014-12-31 富葵精密组件(深圳)有限公司 具有内埋电子元件的电路板及其制作方法

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US7869441B2 (en) 1998-12-09 2011-01-11 Hitachi, Ltd. Variable length packet communication device
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