JPH1064618A - オートマチックトランスミッション用コネクタ及びその組立方法 - Google Patents
オートマチックトランスミッション用コネクタ及びその組立方法Info
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- JPH1064618A JPH1064618A JP8223737A JP22373796A JPH1064618A JP H1064618 A JPH1064618 A JP H1064618A JP 8223737 A JP8223737 A JP 8223737A JP 22373796 A JP22373796 A JP 22373796A JP H1064618 A JPH1064618 A JP H1064618A
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 各キャビティにポッティング樹脂を確実かつ
容易に充填させることができ、シール性の向上を図るこ
とができるようにする。 【解決手段】 オートマチックトランスミッションの内
外の回路を接続するためのオートマチックトランスミッ
ション用コネクタにおいて、複数の端子,これら端子を
収容するハウジング10,ハウジングと係合可能なリヤ
ホルダ20を備え、ハウジングには、部分的に切り欠い
た壁部11a,11bによって互いに連通するように区
画され、端子を個別に収容する複数のキャビティ11
と、各キャビティ11にそれぞれ連通し、端子が圧入さ
れる端子導出口12とを設け、リヤホルダには、ハウジ
ングとの係合時において、キャビティの壁部の切り欠き
に対応して各キャビティを仕切るとともに、端子をキャ
ビティ内に保持する壁片21a,22aを設けた構成と
してある。
容易に充填させることができ、シール性の向上を図るこ
とができるようにする。 【解決手段】 オートマチックトランスミッションの内
外の回路を接続するためのオートマチックトランスミッ
ション用コネクタにおいて、複数の端子,これら端子を
収容するハウジング10,ハウジングと係合可能なリヤ
ホルダ20を備え、ハウジングには、部分的に切り欠い
た壁部11a,11bによって互いに連通するように区
画され、端子を個別に収容する複数のキャビティ11
と、各キャビティ11にそれぞれ連通し、端子が圧入さ
れる端子導出口12とを設け、リヤホルダには、ハウジ
ングとの係合時において、キャビティの壁部の切り欠き
に対応して各キャビティを仕切るとともに、端子をキャ
ビティ内に保持する壁片21a,22aを設けた構成と
してある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オートマチックト
ランスミッションの内外の回路を接続するためのオート
マチックトランスミッション用コネクタ及びその組立方
法に関し、特に、各キャビティに封止樹脂材を確実かつ
容易に充填させることができ、シール性の向上を図るこ
とができるオートマチックトランスミッション用コネク
タ及びその組立方法に関する。
ランスミッションの内外の回路を接続するためのオート
マチックトランスミッション用コネクタ及びその組立方
法に関し、特に、各キャビティに封止樹脂材を確実かつ
容易に充填させることができ、シール性の向上を図るこ
とができるオートマチックトランスミッション用コネク
タ及びその組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】オートマチックトランスミッションのミ
ッションケース内には、ミッションオイルとともにソレ
ノイドなどの電気的回路が内蔵されており、該回路は、
ミッションケース側壁に取り付けたオートマチックトラ
ンスミッション用コネクタを介して、ミッションケース
外に設けたコントロールユニット等の制御機器に接続さ
れていた。
ッションケース内には、ミッションオイルとともにソレ
ノイドなどの電気的回路が内蔵されており、該回路は、
ミッションケース側壁に取り付けたオートマチックトラ
ンスミッション用コネクタを介して、ミッションケース
外に設けたコントロールユニット等の制御機器に接続さ
れていた。
【0003】このようなオートマチックトランスミッシ
ョン用コネクタは、ミッションケース内のオイルが回路
接続用の電線を伝わって外部に漏れないように、また、
外部からの水が該電線を伝わってミッションケース内に
流入しないように、コネクタハウジングの内部を封止樹
脂材によって封止した構成となっていた。
ョン用コネクタは、ミッションケース内のオイルが回路
接続用の電線を伝わって外部に漏れないように、また、
外部からの水が該電線を伝わってミッションケース内に
流入しないように、コネクタハウジングの内部を封止樹
脂材によって封止した構成となっていた。
【0004】図6は従来のオートマチックトランスミッ
ション用コネクタを示すものであり、同図(a)は側面
断面図、同図(b)は同図(a)の矢視R正面図であ
る。
ション用コネクタを示すものであり、同図(a)は側面
断面図、同図(b)は同図(a)の矢視R正面図であ
る。
【0005】同図(a),(b)において、従来のオー
トマチックトランスミッション用コネクタ100は、複
数の端子101,これら端子101を収容するハウジン
グ110,該ハウジング110内に嵌入されたゴム栓1
20及び該ハウジング110の胴部に取り付けられたO
リング130からなっていた。
トマチックトランスミッション用コネクタ100は、複
数の端子101,これら端子101を収容するハウジン
グ110,該ハウジング110内に嵌入されたゴム栓1
20及び該ハウジング110の胴部に取り付けられたO
リング130からなっていた。
【0006】ハウジング110には、壁部111aによ
って互いに仕切られた複数のキャビティ111と、各キ
ャビティ111にそれぞれ連通し、端子101が外部に
導出される端子導出口112と、キャビティ111内に
端子101を保持するランス113と、封止樹脂材40
の注入口114と、該注入口114に連続する前記封止
樹脂材40の充填スペース115とが設けてあった。
って互いに仕切られた複数のキャビティ111と、各キ
ャビティ111にそれぞれ連通し、端子101が外部に
導出される端子導出口112と、キャビティ111内に
端子101を保持するランス113と、封止樹脂材40
の注入口114と、該注入口114に連続する前記封止
樹脂材40の充填スペース115とが設けてあった。
【0007】次に、上述した従来のオートマチックトラ
ンスミッション用コネクタの組立方法について図7
(a),(b)及び図8(a),(b)を参照しつつ説
明する。図7(a),(b)及び図8(a)は従来のオ
ートマチックトランスミッション用コネクタの組立方法
の各工程を示す説明図であり、図8(b)は上記組立方
法における封止樹脂材の流入状態を示す概念図である。
ンスミッション用コネクタの組立方法について図7
(a),(b)及び図8(a),(b)を参照しつつ説
明する。図7(a),(b)及び図8(a)は従来のオ
ートマチックトランスミッション用コネクタの組立方法
の各工程を示す説明図であり、図8(b)は上記組立方
法における封止樹脂材の流入状態を示す概念図である。
【0008】まず、図7(a)に示すように、ハウジン
グ110の各キャビティ111にそれぞれ端子101を
挿入する。すると、キャビティ111内のランス113
が挿入された端子101を係止し、各端子101がキャ
ビティ111内に固定される。そして、ハウジング10
0にゴム栓120を嵌入することにより、封止樹脂材4
0の充填スペース115が形成される。
グ110の各キャビティ111にそれぞれ端子101を
挿入する。すると、キャビティ111内のランス113
が挿入された端子101を係止し、各端子101がキャ
ビティ111内に固定される。そして、ハウジング10
0にゴム栓120を嵌入することにより、封止樹脂材4
0の充填スペース115が形成される。
【0009】次いで、図7(b)に示すように、端子1
01が上方に位置するようにハウジング110を縦置き
にして、ハウジング110の注入口114から充填スペ
ース115に封止樹脂材40を充填する。すると、図8
(b)に示すように、封止樹脂材40が注入口114か
ら充填スペース115に回り込むように流入し、各キャ
ビティ111に到達する。
01が上方に位置するようにハウジング110を縦置き
にして、ハウジング110の注入口114から充填スペ
ース115に封止樹脂材40を充填する。すると、図8
(b)に示すように、封止樹脂材40が注入口114か
ら充填スペース115に回り込むように流入し、各キャ
ビティ111に到達する。
【0010】その後、熱を加えて、ハウジング110内
に注入された封止樹脂材40を硬化させることにより、
ハウジング110内の樹脂封止が完了する(図8
(a))。これによりコネクタの組立てが終了する。
に注入された封止樹脂材40を硬化させることにより、
ハウジング110内の樹脂封止が完了する(図8
(a))。これによりコネクタの組立てが終了する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のオートマチックトランスミッション用コネクタで
は、各キャビティ111を壁部111aによって完全に
仕切っており、また、各キャビティ111内にランス1
13を設けた複雑な構成となっていたので、高粘性の封
止樹脂材40が各キャビティ111内に流れ込みにく
く、各端子101間の確実な樹脂封止が困難であるとい
う問題があった。
来のオートマチックトランスミッション用コネクタで
は、各キャビティ111を壁部111aによって完全に
仕切っており、また、各キャビティ111内にランス1
13を設けた複雑な構成となっていたので、高粘性の封
止樹脂材40が各キャビティ111内に流れ込みにく
く、各端子101間の確実な樹脂封止が困難であるとい
う問題があった。
【0012】また、従来のオートマチックトランスミッ
ション用コネクタの組立方法は、図8(b)に示すよう
に、下側に位置する充填スペース115から上側の各キ
ャビティ111に封止樹脂材40を回り込ませる方法、
すなわち、重力に逆らって下方から上方へ封止樹脂材4
0を各キャビティ111に回り込ませる方法としてあっ
たので、封止樹脂材40が各キャビティ111内に充填
しにくく、これによっても、各端子101間のシール性
を担保できないという問題があった。
ション用コネクタの組立方法は、図8(b)に示すよう
に、下側に位置する充填スペース115から上側の各キ
ャビティ111に封止樹脂材40を回り込ませる方法、
すなわち、重力に逆らって下方から上方へ封止樹脂材4
0を各キャビティ111に回り込ませる方法としてあっ
たので、封止樹脂材40が各キャビティ111内に充填
しにくく、これによっても、各端子101間のシール性
を担保できないという問題があった。
【0013】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、各キャビティに封止樹脂材を確実かつ容易に
充填させることができ、シール性の向上を図ることがで
きるオートマチックトランスミッション用コネクタ及び
その組立方法の提供を目的とする。
のであり、各キャビティに封止樹脂材を確実かつ容易に
充填させることができ、シール性の向上を図ることがで
きるオートマチックトランスミッション用コネクタ及び
その組立方法の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のオートマチックトランスミッション
用コネクタは、オートマチックトランスミッションの内
外の回路を接続するためのオートマチックトランスミッ
ション用コネクタにおいて、複数の端子,これら端子を
収容するハウジング,該ハウジングと係合可能なリヤホ
ルダを備え、前記ハウジングには、部分的に切り欠いた
壁部によって互いに連通するように区画され、前記端子
を個別に収容する複数のキャビティと、各キャビティに
それぞれ連通し、前記端子が圧入される端子導出口とを
設け、前記リヤホルダには、前記ハウジングとの係合時
において、前記キャビティの壁部の切り欠きに対応して
各キャビティを仕切るとともに、前記端子を前記キャビ
ティ内に保持する壁片を設けた構成としてある。
に、請求項1記載のオートマチックトランスミッション
用コネクタは、オートマチックトランスミッションの内
外の回路を接続するためのオートマチックトランスミッ
ション用コネクタにおいて、複数の端子,これら端子を
収容するハウジング,該ハウジングと係合可能なリヤホ
ルダを備え、前記ハウジングには、部分的に切り欠いた
壁部によって互いに連通するように区画され、前記端子
を個別に収容する複数のキャビティと、各キャビティに
それぞれ連通し、前記端子が圧入される端子導出口とを
設け、前記リヤホルダには、前記ハウジングとの係合時
において、前記キャビティの壁部の切り欠きに対応して
各キャビティを仕切るとともに、前記端子を前記キャビ
ティ内に保持する壁片を設けた構成としてある。
【0015】このような構成によれば、各キャビティを
区画する壁部を切り欠いて、各キャビティを互いに連通
させたことにより、各キャビティ内に封止樹脂材が流れ
やすくなる。また、切り欠いた壁部は、リヤホルダに設
けた壁片によって塞がれるので、各キャビティは、ハウ
ジングとリヤホルダの係合時に完全に仕切られる。
区画する壁部を切り欠いて、各キャビティを互いに連通
させたことにより、各キャビティ内に封止樹脂材が流れ
やすくなる。また、切り欠いた壁部は、リヤホルダに設
けた壁片によって塞がれるので、各キャビティは、ハウ
ジングとリヤホルダの係合時に完全に仕切られる。
【0016】さらに、端子は、該端子が圧入される端子
導出口と、前記リヤホルダの壁片とによって各キャビテ
ィ内に保持されるので、従来のようなランスを各キャビ
ティにそれぞれ設ける必要がなくなる。これにより、キ
ャビティ内の構成が極めて簡単となり、各キャビティ内
に封止樹脂材を流れやすくすることができる。
導出口と、前記リヤホルダの壁片とによって各キャビテ
ィ内に保持されるので、従来のようなランスを各キャビ
ティにそれぞれ設ける必要がなくなる。これにより、キ
ャビティ内の構成が極めて簡単となり、各キャビティ内
に封止樹脂材を流れやすくすることができる。
【0017】好ましくは、請求項2記載のように、前記
ハウジングの側壁内面と前記リヤホルダの側壁外面のい
ずれか一方にガイド溝を設けるとともに、他方に該ガイ
ド溝に案内されるガイドレールを設けた構成とし、ま
た、請求項3記載のように、前記ガイド溝上に係合孔を
形成するとともに、該係合孔に係合する係合爪を前記ガ
イドレール上に設けた構成とする。
ハウジングの側壁内面と前記リヤホルダの側壁外面のい
ずれか一方にガイド溝を設けるとともに、他方に該ガイ
ド溝に案内されるガイドレールを設けた構成とし、ま
た、請求項3記載のように、前記ガイド溝上に係合孔を
形成するとともに、該係合孔に係合する係合爪を前記ガ
イドレール上に設けた構成とする。
【0018】このような構成とした場合、封止樹脂材
(一般的に黒色)をハウジング内部に充填した後、該ハ
ウジング内部が視認できなくとも、ハウジングとリヤホ
ルダをガイド溝及びガイドレールによって互いに位置決
めして、これらハウジングとリヤホルダを容易に係合さ
せることができる。
(一般的に黒色)をハウジング内部に充填した後、該ハ
ウジング内部が視認できなくとも、ハウジングとリヤホ
ルダをガイド溝及びガイドレールによって互いに位置決
めして、これらハウジングとリヤホルダを容易に係合さ
せることができる。
【0019】請求項4記載のオートマチックトランスミ
ッション用コネクタの組立方法は、請求項1〜3いずれ
か記載のオートマチックトランスミッション用コネクタ
の組立方法であって、前記ハウジングの各端子導出口に
それぞれ端子を圧入して各端子を各キャビティ内に収容
し、次いで、該端子側が下方に位置するように前記ハウ
ジングを縦にして各キャビティ内に封止樹脂材を充填
し、その後、該封止樹脂材が硬化する前に前記リヤホル
ダを前記ハウジングに係合させるようにしてある。
ッション用コネクタの組立方法は、請求項1〜3いずれ
か記載のオートマチックトランスミッション用コネクタ
の組立方法であって、前記ハウジングの各端子導出口に
それぞれ端子を圧入して各端子を各キャビティ内に収容
し、次いで、該端子側が下方に位置するように前記ハウ
ジングを縦にして各キャビティ内に封止樹脂材を充填
し、その後、該封止樹脂材が硬化する前に前記リヤホル
ダを前記ハウジングに係合させるようにしてある。
【0020】このような組立方法によれば、封止樹脂材
を直接、各キャビティ内に注入することができ、重力に
よって封止樹脂材を各キャビティ内にスムーズに流入さ
せることができる。また、封止樹脂材の注入後にリヤホ
ルダをハウジングに挿入することとしてあるので、リヤ
ホルダが封止樹脂材の注入、及び、注入した封止樹脂材
の流動を阻害しない。
を直接、各キャビティ内に注入することができ、重力に
よって封止樹脂材を各キャビティ内にスムーズに流入さ
せることができる。また、封止樹脂材の注入後にリヤホ
ルダをハウジングに挿入することとしてあるので、リヤ
ホルダが封止樹脂材の注入、及び、注入した封止樹脂材
の流動を阻害しない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明のオートマチックト
ランスミッション用コネクタ及びその組立方法の実施形
態について、図面を参照しつつ説明する。
ランスミッション用コネクタ及びその組立方法の実施形
態について、図面を参照しつつ説明する。
【0022】まず、本発明のオートマチックトランスミ
ッション用コネクタの一実施形態について、図1及び図
2(a),(b)を参照しつつ説明する。図1は本発明
の実施形態に係るオートマチックトランスミッション用
コネクタのハウジング及びリヤホルダを示す側面断面図
である。また、図2(a)は図1の矢視P平面図、図2
(b)は図1の矢視Q平面図である。
ッション用コネクタの一実施形態について、図1及び図
2(a),(b)を参照しつつ説明する。図1は本発明
の実施形態に係るオートマチックトランスミッション用
コネクタのハウジング及びリヤホルダを示す側面断面図
である。また、図2(a)は図1の矢視P平面図、図2
(b)は図1の矢視Q平面図である。
【0023】図1において、オートマチックトランスミ
ッション用コネクタ1を構成するハウジング10は、図
示しない相手側コネクタの受部10Aと、端子収容部1
0Bと、リヤホルダ収容部10Cとからなっている。
ッション用コネクタ1を構成するハウジング10は、図
示しない相手側コネクタの受部10Aと、端子収容部1
0Bと、リヤホルダ収容部10Cとからなっている。
【0024】図2(a)において、端子収容部10Bに
は、複数のキャビティ11が設けてあり、各キャビティ
11は、部分的に切り欠いた略L字状の第一壁部11a
及び第二壁部11bによって互いに連通するように区画
してある。具体的に、第一壁部11aには切欠11
a1,11a2が設けてあり、第二壁部11bには切欠1
1b1が設けてある。
は、複数のキャビティ11が設けてあり、各キャビティ
11は、部分的に切り欠いた略L字状の第一壁部11a
及び第二壁部11bによって互いに連通するように区画
してある。具体的に、第一壁部11aには切欠11
a1,11a2が設けてあり、第二壁部11bには切欠1
1b1が設けてある。
【0025】また、図1及び図2(a)に示すように、
各キャビティ11には、該キャビティ11と受部10A
を連通させる端子導出口12がそれぞれ形成してあり、
該端子導出口12には、図3に示す端子30の電気接触
部30aが圧入される。これにより、各キャビティ11
に複数の端子30が個別に収容される。端子導出口12
に圧入された端子30の電気接触部30aは、受部10
Aのフード10A1内に突出する。
各キャビティ11には、該キャビティ11と受部10A
を連通させる端子導出口12がそれぞれ形成してあり、
該端子導出口12には、図3に示す端子30の電気接触
部30aが圧入される。これにより、各キャビティ11
に複数の端子30が個別に収容される。端子導出口12
に圧入された端子30の電気接触部30aは、受部10
Aのフード10A1内に突出する。
【0026】リヤホルダ収納部10Cの側壁内面には、
キャビティ11側に延びる二本のガイド溝13,13が
設けてあり、リヤホルダ収容部10Cの側壁には、該ガ
イド溝13,13に連通する二つの係合孔13a,13
aが形成してある。
キャビティ11側に延びる二本のガイド溝13,13が
設けてあり、リヤホルダ収容部10Cの側壁には、該ガ
イド溝13,13に連通する二つの係合孔13a,13
aが形成してある。
【0027】また、リヤホルダ収納部10Cの胴部に
は、溝10aが形成してあり、該溝10aには、ミッシ
ョンケース側壁50とのシール性を確保するためのOリ
ング14が取り付けてある。
は、溝10aが形成してあり、該溝10aには、ミッシ
ョンケース側壁50とのシール性を確保するためのOリ
ング14が取り付けてある。
【0028】さらに、リヤホルダ収納部10Cと端子収
容部10Bの境界の壁部には、二つの突出片15a,1
5aが立設してある。該突出片15a,15aは、リヤ
ホルダ20の内側壁20a,20aに当接して該リヤホ
ルダ20の変形を矯正する。すなわち、図4(b)に示
すように、各キャビティ11から導出された電線31を
リヤホルダ20に挿通させるため、リヤホルダ20に
は、図2(b)に示すような切欠部20bが形成してあ
る。このため、リヤホルダ20は、熱等により内側に変
形しやすくなっている。このようなリヤホルダ20の変
形を矯正すべく、リヤホルダ20をリヤホルダ収納部1
0Cへ挿入するとき、突出片15a,15aが、変形し
たリヤホルダ20の内側壁20a,20aを外側に押し
広げ、かかる変形を矯正している。
容部10Bの境界の壁部には、二つの突出片15a,1
5aが立設してある。該突出片15a,15aは、リヤ
ホルダ20の内側壁20a,20aに当接して該リヤホ
ルダ20の変形を矯正する。すなわち、図4(b)に示
すように、各キャビティ11から導出された電線31を
リヤホルダ20に挿通させるため、リヤホルダ20に
は、図2(b)に示すような切欠部20bが形成してあ
る。このため、リヤホルダ20は、熱等により内側に変
形しやすくなっている。このようなリヤホルダ20の変
形を矯正すべく、リヤホルダ20をリヤホルダ収納部1
0Cへ挿入するとき、突出片15a,15aが、変形し
たリヤホルダ20の内側壁20a,20aを外側に押し
広げ、かかる変形を矯正している。
【0029】一方、図1及び図2(b)において、オー
トマチックトランスミッション用コネクタ1を構成する
リヤホルダ20には、ハウジング10との係合時におい
て、各キャビティ11の第一及び第二壁部11a,11
bの切欠11a1,11a2,11b1に対応して、各キ
ャビティ11を仕切る第一及び第二壁片21,22が突
設してある。
トマチックトランスミッション用コネクタ1を構成する
リヤホルダ20には、ハウジング10との係合時におい
て、各キャビティ11の第一及び第二壁部11a,11
bの切欠11a1,11a2,11b1に対応して、各キ
ャビティ11を仕切る第一及び第二壁片21,22が突
設してある。
【0030】第一壁片21は、リヤホルダ20をハウジ
ング10に係合させたとき、第一壁部11aの切欠11
a1に入り込み、該切欠11a1を塞ぐとともに、該第一
壁部11aによって形成されたキャビティ11内の各端
子30をその先端部でロックする。このような第一壁片
21には、第一壁部11aとの密着性を確保するため、
第一壁部11aの垂直壁11a’端にそれぞれ当接する
三本の溝21aが形成してある。
ング10に係合させたとき、第一壁部11aの切欠11
a1に入り込み、該切欠11a1を塞ぐとともに、該第一
壁部11aによって形成されたキャビティ11内の各端
子30をその先端部でロックする。このような第一壁片
21には、第一壁部11aとの密着性を確保するため、
第一壁部11aの垂直壁11a’端にそれぞれ当接する
三本の溝21aが形成してある。
【0031】第二壁片22は、リヤホルダ20をハウジ
ング10に係合させたとき、第二壁部11bの切欠11
b1に入り込み、該切欠11b1と、第一壁部11aの切
欠11a2とを塞ぐ。また、このとき、該第二壁部11
bによって形成されたキャビティ11内の各端子30を
その先端部でロックする。このような第二壁片22に
は、第二壁部11bとの密着性を確保するため、第二壁
部11bの垂直壁11b’端にそれぞれ当接する二本の
溝22aが形成してある。
ング10に係合させたとき、第二壁部11bの切欠11
b1に入り込み、該切欠11b1と、第一壁部11aの切
欠11a2とを塞ぐ。また、このとき、該第二壁部11
bによって形成されたキャビティ11内の各端子30を
その先端部でロックする。このような第二壁片22に
は、第二壁部11bとの密着性を確保するため、第二壁
部11bの垂直壁11b’端にそれぞれ当接する二本の
溝22aが形成してある。
【0032】さらに、リヤホルダ20の外壁面には、ハ
ウジング10に設けたガイド溝13,13に対応する二
本のガイドレール23,23が設けてあり、該ガイドレ
ール23,23上には、前記係合孔13a,13aに係
合する係合爪23a,23aが連続的に形成してある。
ウジング10に設けたガイド溝13,13に対応する二
本のガイドレール23,23が設けてあり、該ガイドレ
ール23,23上には、前記係合孔13a,13aに係
合する係合爪23a,23aが連続的に形成してある。
【0033】なお、本実施形態では、ハウジング10側
にガイド溝13,13を、リヤホルダ20にガイドレー
ル23,23を設けたが、これと逆に、ハウジング10
側にガイドレール23,23を、リヤホルダ20にガイ
ド溝を設けた構成としてもよい。
にガイド溝13,13を、リヤホルダ20にガイドレー
ル23,23を設けたが、これと逆に、ハウジング10
側にガイドレール23,23を、リヤホルダ20にガイ
ド溝を設けた構成としてもよい。
【0034】次に、本発明のオートマチックトランスミ
ッション用コネクタの組立方法の一実施形態について、
図3、図4(a),(b)及び図5(a),(b)を参
照しつつ説明する。図3、図4(a),(b)及び図5
(a)は本実施形態のオートマチックトランスミッショ
ン用コネクタの組立方法の各工程を示す説明図であり、
図5(b)は上記組立方法における封止樹脂材の流入状
態を示す概念図である。
ッション用コネクタの組立方法の一実施形態について、
図3、図4(a),(b)及び図5(a),(b)を参
照しつつ説明する。図3、図4(a),(b)及び図5
(a)は本実施形態のオートマチックトランスミッショ
ン用コネクタの組立方法の各工程を示す説明図であり、
図5(b)は上記組立方法における封止樹脂材の流入状
態を示す概念図である。
【0035】まず、図3に示すように、ハウジング10
の各キャビティ11にそれぞれ端子30を挿入し、端子
30の先端を端子導出口12に圧入することにより、各
キャビティ11にそれぞれ端子30を収容させる。端子
導出口12は、圧入された端子30によって密閉され
る。
の各キャビティ11にそれぞれ端子30を挿入し、端子
30の先端を端子導出口12に圧入することにより、各
キャビティ11にそれぞれ端子30を収容させる。端子
導出口12は、圧入された端子30によって密閉され
る。
【0036】次いで、図4(a)に示すように、端子3
0が下方に位置するようにハウジング10を縦置きに
し、各キャビティ11内を満たすのに十分な量の封止樹
脂材40を、リヤホルダ収納部10C側から充填する。
すると、封止樹脂材40が重力によって上方から下方
(リヤホルダ収納部10C側から端子収容部10B側)
へ流れ、切欠11a1,11a2,11b1(図2(a)
参照)を介して各キャビティ11内に封止樹脂材40が
スムーズに流入する。
0が下方に位置するようにハウジング10を縦置きに
し、各キャビティ11内を満たすのに十分な量の封止樹
脂材40を、リヤホルダ収納部10C側から充填する。
すると、封止樹脂材40が重力によって上方から下方
(リヤホルダ収納部10C側から端子収容部10B側)
へ流れ、切欠11a1,11a2,11b1(図2(a)
参照)を介して各キャビティ11内に封止樹脂材40が
スムーズに流入する。
【0037】次いで、図4(b)に示すように、該封止
樹脂材40が硬化する前に、ガイド溝13,13にガイ
ドレール23,23を沿わせて、リヤホルダ20をハウ
ジング10のリヤホルダ収納部10Cに挿入する。する
と、リヤホルダ20の第一及び第二壁片21,22が、
各キャビティ11の、第一壁部11aの切欠11a1及
び第二壁部11bの切欠11b1にそれぞれ入り込み、
各切欠11a1,11a 2,11b1(図2(a)参照)
を塞ぐ。
樹脂材40が硬化する前に、ガイド溝13,13にガイ
ドレール23,23を沿わせて、リヤホルダ20をハウ
ジング10のリヤホルダ収納部10Cに挿入する。する
と、リヤホルダ20の第一及び第二壁片21,22が、
各キャビティ11の、第一壁部11aの切欠11a1及
び第二壁部11bの切欠11b1にそれぞれ入り込み、
各切欠11a1,11a 2,11b1(図2(a)参照)
を塞ぐ。
【0038】このように、第一壁部11aの切欠11a
1及び第二壁部11bの切欠11b1に、第一及び第二壁
片21,22が入り込むことにより、各キャビティ11
内に封止樹脂材40が積極的に押し込まれる。
1及び第二壁部11bの切欠11b1に、第一及び第二壁
片21,22が入り込むことにより、各キャビティ11
内に封止樹脂材40が積極的に押し込まれる。
【0039】また、リヤホルダ20が、ハウジング10
のリヤホルダ収納部10Cに完全に挿入されると、リヤ
ホルダ20の係合爪23a,23aが、ハウジング10
の係合孔13a,13aに係合する。このとき、リヤホ
ルダ20の第一及び第二壁片21,22の先端が、キャ
ビティ11内の各端子30に当接して、各端子30がキ
ャビティ11内に保持される。
のリヤホルダ収納部10Cに完全に挿入されると、リヤ
ホルダ20の係合爪23a,23aが、ハウジング10
の係合孔13a,13aに係合する。このとき、リヤホ
ルダ20の第一及び第二壁片21,22の先端が、キャ
ビティ11内の各端子30に当接して、各端子30がキ
ャビティ11内に保持される。
【0040】その後、熱を加えて、ハウジング10内に
注入された封止樹脂材40を硬化させることにより、ハ
ウジング10内の樹脂封止が完了する(図5(a))。
これによりコネクタの組立てが終了する。
注入された封止樹脂材40を硬化させることにより、ハ
ウジング10内の樹脂封止が完了する(図5(a))。
これによりコネクタの組立てが終了する。
【0041】上述した本実施形態のオートマチックトラ
ンスミッション用コネクタ1によれば、各キャビティ1
1を区画する第一及び第二壁部11a,11bを切り欠
いて、各キャビティ11を互いに連通させたことによ
り、各キャビティ11内に封止樹脂材40が流れやすく
なる。
ンスミッション用コネクタ1によれば、各キャビティ1
1を区画する第一及び第二壁部11a,11bを切り欠
いて、各キャビティ11を互いに連通させたことによ
り、各キャビティ11内に封止樹脂材40が流れやすく
なる。
【0042】また、切り欠いた第一及び第二壁部11
a,11bは、リヤホルダ20に設けた第一及び第二壁
片21,22によって補われるので、各キャビティ11
は、ハウジング10とリヤホルダ20の係合時に完全に
仕切られる。
a,11bは、リヤホルダ20に設けた第一及び第二壁
片21,22によって補われるので、各キャビティ11
は、ハウジング10とリヤホルダ20の係合時に完全に
仕切られる。
【0043】さらに、端子30は、該端子30が圧入さ
れる端子導出口12と、リヤホルダ20の第一及び第二
壁片21,22とによって各キャビティ11内に保持さ
れるので、従来のようなランス113(図6(a)参
照)を各キャビティ11にそれぞれ設ける必要がなくな
る。これにより、キャビティ11内の構成が極めて簡単
となり、各キャビティ11内に封止樹脂材40を流れや
すくすることができる。
れる端子導出口12と、リヤホルダ20の第一及び第二
壁片21,22とによって各キャビティ11内に保持さ
れるので、従来のようなランス113(図6(a)参
照)を各キャビティ11にそれぞれ設ける必要がなくな
る。これにより、キャビティ11内の構成が極めて簡単
となり、各キャビティ11内に封止樹脂材40を流れや
すくすることができる。
【0044】これに加えて、ガイド溝13,13とガイ
ドレール23,23のはたらきにより、封止樹脂材40
(一般的に黒色)をハウジング10内部に充填した後、
該ハウジング10内部が視認できなくとも、ハウジング
10とリヤホルダ20を正確に位置決めすることができ
る。
ドレール23,23のはたらきにより、封止樹脂材40
(一般的に黒色)をハウジング10内部に充填した後、
該ハウジング10内部が視認できなくとも、ハウジング
10とリヤホルダ20を正確に位置決めすることができ
る。
【0045】一方、本実施形態のオートマチックトラン
スミッション用コネクタの組立方法によれば、封止樹脂
材40を直接、各キャビティ11内に注入することがで
き、重力によって封止樹脂材40を各キャビティ内にス
ムーズに流入させることができる。また、封止樹脂材4
0の注入後にリヤホルダ20をハウジング10に挿入す
ることとしてあるので、リヤホルダ20が封止樹脂材4
0の注入、及び、注入した封止樹脂材40の流動を阻害
しない。
スミッション用コネクタの組立方法によれば、封止樹脂
材40を直接、各キャビティ11内に注入することがで
き、重力によって封止樹脂材40を各キャビティ内にス
ムーズに流入させることができる。また、封止樹脂材4
0の注入後にリヤホルダ20をハウジング10に挿入す
ることとしてあるので、リヤホルダ20が封止樹脂材4
0の注入、及び、注入した封止樹脂材40の流動を阻害
しない。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明のオートマチック
トランスミッション用コネクタ及びその組立方法によれ
ば、各キャビティに封止樹脂材を確実かつ容易に充填さ
せることができ、シール性の向上を図ることができる。
トランスミッション用コネクタ及びその組立方法によれ
ば、各キャビティに封止樹脂材を確実かつ容易に充填さ
せることができ、シール性の向上を図ることができる。
【図1】本発明の実施形態に係るオートマチックトラン
スミッション用コネクタのハウジング及びリヤホルダを
示す側面断面図である。
スミッション用コネクタのハウジング及びリヤホルダを
示す側面断面図である。
【図2】同図(a)は図1の矢視P平面図、同図(b)
は図1の矢視Q平面図である。
は図1の矢視Q平面図である。
【図3】本実施形態に係るオートマチックトランスミッ
ション用コネクタの組立方法の端子挿入工程を示す説明
図である。
ション用コネクタの組立方法の端子挿入工程を示す説明
図である。
【図4】同図(a)は本実施形態のオートマチックトラ
ンスミッション用コネクタの組立方法の封止樹脂材注入
工程を示す説明図であり、同図(b)は同じくリヤホル
ダの装着工程を示す説明図である。
ンスミッション用コネクタの組立方法の封止樹脂材注入
工程を示す説明図であり、同図(b)は同じくリヤホル
ダの装着工程を示す説明図である。
【図5】同図(a)は本実施形態のオートマチックトラ
ンスミッション用コネクタの組立方法の最終工程を示す
説明図であり、また、同図(b)は上記組立方法におけ
る封止樹脂材の流入状態を示す概念図である。
ンスミッション用コネクタの組立方法の最終工程を示す
説明図であり、また、同図(b)は上記組立方法におけ
る封止樹脂材の流入状態を示す概念図である。
【図6】従来のオートマチックトランスミッション用コ
ネクタを示すものであり、同図(a)は側面断面図、同
図(b)は同図(a)の矢視R正面図である。
ネクタを示すものであり、同図(a)は側面断面図、同
図(b)は同図(a)の矢視R正面図である。
【図7】同図(a),(b)は従来のオートマチックト
ランスミッション用コネクタの組立方法の各工程を示す
説明図である。
ランスミッション用コネクタの組立方法の各工程を示す
説明図である。
【図8】同図(a)は図7(b)に続く従来のオートマ
チックトランスミッション用コネクタの組立方法の最終
工程を示す説明図であり、また、同図(b)は上記組立
方法における封止樹脂材の流入状態を示す概念図であ
る。
チックトランスミッション用コネクタの組立方法の最終
工程を示す説明図であり、また、同図(b)は上記組立
方法における封止樹脂材の流入状態を示す概念図であ
る。
1 オートマチックトランス
ミッション用コネクタ 10 ハウジング 10A 受部 10B 端子収容部 10C リヤホルダ収納部 11 キャビティ 11a 第一壁部 11b 第二壁部 11a1,11a2,11b1 切欠 12 端子導出口 13 ガイド溝 13a 係合孔 14 Oリング 20 リヤホルダ 21 第一壁片 22 第二壁片 21a,22a 溝 23 ガイドレール 23a 係合爪 30 端子 31 電線 40 封止樹脂材
ミッション用コネクタ 10 ハウジング 10A 受部 10B 端子収容部 10C リヤホルダ収納部 11 キャビティ 11a 第一壁部 11b 第二壁部 11a1,11a2,11b1 切欠 12 端子導出口 13 ガイド溝 13a 係合孔 14 Oリング 20 リヤホルダ 21 第一壁片 22 第二壁片 21a,22a 溝 23 ガイドレール 23a 係合爪 30 端子 31 電線 40 封止樹脂材
Claims (4)
- 【請求項1】 オートマチックトランスミッションの内
外の回路を接続するためのオートマチックトランスミッ
ション用コネクタにおいて、 複数の端子,これら端子を収容するハウジング,該ハウ
ジングと係合可能なリヤホルダを備え、 前記ハウジングには、部分的に切り欠いた壁部によって
互いに連通するように区画され、前記端子を個別に収容
する複数のキャビティと、各キャビティにそれぞれ連通
し、前記端子が圧入される端子導出口とを設け、 前記リヤホルダには、前記ハウジングとの係合時におい
て、前記キャビティの壁部の切り欠きに対応して各キャ
ビティを仕切るとともに、前記端子を前記キャビティ内
に保持する壁片を設けたことを特徴とするオートマチッ
クトランスミッション用コネクタ。 - 【請求項2】 前記ハウジングの側壁内面と前記リヤホ
ルダの側壁外面のいずれか一方にガイド溝を設けるとと
もに、他方に該ガイド溝に案内されるガイドレールを設
けた請求項1記載のオートマチックトランスミッション
用コネクタ。 - 【請求項3】 前記ガイド溝上に係合孔を形成するとと
もに、該係合孔に係合する係合爪を前記ガイドレール上
に設けた請求項2記載のオートマチックトランスミッシ
ョン用コネクタ1。 - 【請求項4】 請求項1〜3いずれか記載のオートマチ
ックトランスミッション用コネクタの組立方法であっ
て、 前記ハウジングの各端子導出口にそれぞれ端子を圧入し
て各端子を各キャビティ内に収容し、次いで、該端子側
が下方に位置するように前記ハウジングを縦にして各キ
ャビティ内に封止樹脂材を充填し、その後、該封止樹脂
材が硬化する前に前記リヤホルダを前記ハウジングに係
合させることを特徴とするオートマチックトランスミッ
ション用コネクタの組立方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22373796A JP3440711B2 (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | オートマチックトランスミッション用コネクタ及びその組立方法 |
US08/917,143 US5885114A (en) | 1996-08-26 | 1997-08-25 | Connector for automatic transmission and method of assembling the same |
US09/224,352 US6094813A (en) | 1996-08-26 | 1999-01-04 | Connector for automatic transmission and method of assembling the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22373796A JP3440711B2 (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | オートマチックトランスミッション用コネクタ及びその組立方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1064618A true JPH1064618A (ja) | 1998-03-06 |
JP3440711B2 JP3440711B2 (ja) | 2003-08-25 |
Family
ID=16802910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22373796A Expired - Fee Related JP3440711B2 (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | オートマチックトランスミッション用コネクタ及びその組立方法 |
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Country | Link |
---|---|
US (2) | US5885114A (ja) |
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JP2010027317A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | Yazaki Corp | コネクタ構造 |
JP2011014396A (ja) * | 2009-07-02 | 2011-01-20 | Yazaki Corp | ハーネスの取付構造 |
JP2014124047A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Panasonic Corp | 電動送風機及びそれを用いた電気掃除機 |
JP2018006231A (ja) * | 2016-07-06 | 2018-01-11 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
JP2020205154A (ja) * | 2019-06-14 | 2020-12-24 | 矢崎総業株式会社 | 防水コネクタ |
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FR2895840B1 (fr) * | 2006-01-05 | 2008-04-18 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Procede et dispositif pour transformer une connectique standard en connectique a phase isolee |
US7722362B2 (en) * | 2006-06-22 | 2010-05-25 | Watlow Electric Manufacturing Company | Sensor adaptor circuit housing incapsulating connection of an input connector with a wire |
JP5579490B2 (ja) | 2010-04-20 | 2014-08-27 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
US8840413B2 (en) * | 2012-02-03 | 2014-09-23 | Megaphase, Llc | Hermetic cable adapter |
DE102012206035A1 (de) | 2012-04-13 | 2013-10-17 | Tyco Electronics Amp Gmbh | Elektrischer Kontakt mit Dichtsteg |
JP6919806B2 (ja) * | 2017-07-10 | 2021-08-18 | 住友電装株式会社 | 端子金具及びコネクタ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5292261A (en) * | 1988-08-30 | 1994-03-08 | Yazaki Corporation | Terminal retainer for connector |
US5439397A (en) * | 1990-10-01 | 1995-08-08 | Yazaki Corporation | Connector |
US5286944A (en) * | 1992-03-25 | 1994-02-15 | Panasonic Technologies, Inc. | Method of manufacturing a multiple microelectrode assembly |
US5535512A (en) * | 1994-10-12 | 1996-07-16 | Armogan; Lloyd | Method of making a hermetically sealed electrical connector |
JP3060363B2 (ja) * | 1994-10-26 | 2000-07-10 | 矢崎総業株式会社 | 樹脂充填コネクタの電線保護構造 |
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- 1996-08-26 JP JP22373796A patent/JP3440711B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-08-25 US US08/917,143 patent/US5885114A/en not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-01-04 US US09/224,352 patent/US6094813A/en not_active Expired - Lifetime
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