JP2000164292A - 防水コネクタ及びその製造方法 - Google Patents

防水コネクタ及びその製造方法

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JP2000164292A
JP2000164292A JP10332909A JP33290998A JP2000164292A JP 2000164292 A JP2000164292 A JP 2000164292A JP 10332909 A JP10332909 A JP 10332909A JP 33290998 A JP33290998 A JP 33290998A JP 2000164292 A JP2000164292 A JP 2000164292A
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cavity
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housing
hole
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Tetsuya Shinozaki
哲也 篠崎
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール材の不要な侵入を防止する。 【解決手段】 ハウジング1の後面に形成された拡幅部
12内には収容凹部13が形成されている。収容凹部1
3の奥側には、電線8を密着状に貫通する貫通孔16の
設けられた弾性材料からなる流れ止め板15が嵌着さ
れ、その後面側が充填空間20とされる。雌側端子金具
3は電線8を貫通孔16の内周面に密着させた状態でキ
ャビティ2内に収容される。ハウジング1は充填空間2
0が上を向いた縦向きの姿勢でセットされ、ノズル21
によって充填空間20内にホットメルトが充填される。
流れ止め板15により電線8の回りを含めてキャビティ
2の入り口側が完全に塞がれ、ホットメルトがキャビテ
ィ2側に侵入することが防がれる。経時後に充填空間2
0内のホットメルトHが固化して、ハウジング1の後面
側のシールが取られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆる一括型の
防水手段を施した防水コネクタ及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、防水手段を施したコネクタとして
は、端子金具の後方に防水栓を設け、端子金具をハウジ
ングのキャビティに収容することに伴い、防水栓でキャ
ビティの入り口を個々にシールするものが知られてい
る。この方法は、特に多極のコネクタとなると、組み付
け作業に手間が掛かるという問題がある。そこで一括し
て防水が施せるように、ハウジングの後面に各キャビテ
ィに連通したシール材の充填空間を設け、端子金具を例
えば電線を圧着したバレル部で入り口を塞いだ状態でキ
ャビティ内に収容し、そののち充填空間にホットメルト
等のシール材を注入して固化させるものが一部で行われ
るようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの方法
は、バレル部でキャビティの入り口を塞いでいるとはい
えども隙間ができる可能性があり、注入されたシール材
が隙間からキャビティ内に侵入して端子金具内に入り込
んだり外面に付着し、相手の端子金具との間で接触不良
等を起こすおそれがあって、今一つ信頼性に欠ける嫌い
があった。本発明は上記のような事情に基づいて完成さ
れたものであって、その目的は、シール材の不要な侵入
を防止し得る一括型の防水コネクタを提供するところに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明に係る防水コネクタ
は、複数のキャビティを列設したコネクタハウジングの
後面には収容凹部が形成され、この収容凹部の奥側に、
電線を密着状に貫通させる貫通孔を各キャビティと対応
した位置ごとに設けた弾性材料からなる流れ止め板が装
着され、前記電線の端末に接続された端子金具が前記流
れ止め板を貫通して対応するキャビティに収容されると
ともに、前記流れ止め板の手前側にシール材が充填され
ている構成としたところに特徴を有する。
【0005】請求項2の発明に係る防水コネクタは、電
線の端末に接続された端子金具が挿入されるキャビティ
を複数列設したコネクタハウジングの後面には収容凹部
が形成され、この収容凹部の奥側に、前記電線を密着状
に貫通させる貫通孔を各キャビティと対応した位置ごと
に設けた弾性材料からなる流れ止め板が装着されるとと
もに、この流れ止め板の手前側に、常温では固化し常温
より高い温度で溶融する特性を持つシール材を素材とし
て形成され、かつ前記端子金具と電線の挿通を許容する
挿通孔の開口されたシール板が装着され、このシール板
が溶融後に固化することで前記流れ止め板の手前側にシ
ール材が充填されているところに特徴を有する。請求項
3の発明は、請求項2の記載において、前記コネクタハ
ウジングの後端部には、前記シール板の外れ止め用のカ
バーが装着されているところに特徴を有する。
【0006】また、請求項4の発明に係る防水コネクタ
の製造方法は、電線の端末に接続された端子金具が挿入
されるキャビティを複数列設したコネクタハウジングの
後面に設けられた収容凹部内に、前記電線を密着状に貫
通させる貫通孔を各キャビティと対応した位置ごとに設
けた弾性材料からなる流れ止め板と、常温では固化し常
温より高い温度で溶融可能な特性を持つシール材を素材
として形成され、かつ前記端子金具と電線の挿通を許容
する挿通孔の開口されたシール板とを順次に装着し、前
記端子金具をシール板の挿通孔から流れ止め板の貫通孔
を貫通してキャビティ内に挿入したのち、前記シール板
の回りを加熱するところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>端子金具
は、収容凹部の奥側に装着された流れ止め板の貫通孔を
弾性変形させつつ対応するキャビティ内に挿入され、端
子金具に接続された電線に貫通孔の内周面が密着する。
そののち流れ止め板の手前側にシール材が充填されて固
化される。キャビティの手前側に電線の外周に密着した
状態で流れ止め板が配され、その手前側にシール材を充
填するようにしたから、シール材がキャビティ内に侵入
することを確実に防止できる。
【0008】<請求項2及び請求項4の発明>コネクタ
ハウジングの収容凹部には、流れ止め板に続いてシール
板が予め装着される。端子金具はシール板の挿通孔を通
り、流れ止め板の貫通孔を弾性変形させつつ対応するキ
ャビティ内に挿入され、端子金具に接続された電線に貫
通孔の内周面が密着する。そののち収容凹部の回りを加
熱すると、シール板を構成するシール材が溶融して流れ
止め板の手前側の一面に充填された状態となり、常温に
復帰したところでシール材が固化する。流れ止め板によ
り溶融したシール材がキャビティ内に侵入することが防
がれることに加え、予めシール板が装着されていて、端
子金具をキャビティに挿入したのち加熱するだけでシー
ル材の充填が行え、シール材の流入工程が不要にでき
て、製造工程の簡略化を図ることができる。
【0009】<請求項3の発明>シール板の外れ止め用
のカバーを設けたから、端子金具の挿入前には、流れ止
め板とシール板とをアッセンブリ化した状態でコネクタ
ハウジングを扱え、取り扱い等に便利となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>本発明の第1実施形態を図1ないし図
6によって説明する。この実施形態のコネクタは雌側の
防水コネクタであって、図1及び図2に示すように、外
形がほぼ直方体をなす合成樹脂製のコネクタハウジング
1(以下、単にハウジングという)を備えている。ハウ
ジング1内には、前後方向を向いた図示6個のキャビテ
ィ2が上下2段に分かれて並んで形成され、後端側(図
1の右側)が入り口となっており、各キャビティ2内に
後方から雌側端子金具3が挿入されるようになってい
る。
【0011】雌側端子金具3は、図4に示すように、弾
性接触片を内蔵した箱形の接続部4を有し、その後方に
設けられたバレル5により電線8の端末に圧着されてい
る。雌側端子金具3は、キャビティ2内に正規に挿入さ
れると、キャビティ2の底面に設けられたランス9によ
り抜け止め状態に係止される。
【0012】ハウジング1の後端には、全周にわたって
拡幅された方形状の拡幅部12が形成され、この拡幅部
12内の中心に、前面側が各キャビティ2の入り口に連
通し、後面が開口された収容凹部13が形成されてい
る。収容凹部13の領域は、図2に示すように、6個の
キャビティ2の入り口の配設領域よりも一回り大きく形
成されている。
【0013】収容凹部13の奥側には、流れ止め板15
が嵌着されるようになっている。この流れ止め板15は
ゴム製であって、図3にも示すように、収容凹部13内
に緊密に嵌合される方形状に形成されているとともに、
各キャビティ2と対応する位置に、雌側端子金具3が圧
着された電線8を貫通する円形の貫通孔16が形成され
ている。貫通孔16の内周面には、2条のリップ17が
形成され、リップ17が電線8の外周面に弾性的に密着
し得るようになっている。なお、流れ止め板15の外周
面にも、収容凹部13の内周面に弾性的に密着する2条
のリップ18が形成されている。また、収容凹部13内
における流れ止め板15の手前側が、ホットメルトH
(シール材)が充填される充填空間20となっている。
【0014】続いて、第1実施形態の組み付け手順を説
明する。まず、図4に示すように、ハウジング1の収容
凹部13の奥側に流れ止め板15が嵌着される。次に同
図の矢線に示すように、雌側端子金具3を後方から対応
するキャビティ2内に挿入する。雌側端子金具3は、流
れ止め板15の貫通孔16を押し広げつつ押し込まれ、
キャビティ2内に正規位置まで押し込まれると、図5に
示すように、ランス9により抜け止め状態に係止され
る。一方、流れ止め板15の貫通孔16には、雌側端子
金具3を圧着した電線8が挿通された状態となり、貫通
孔16の内周面のリップ17が電線8の外周面に押し付
けられた状態となる。
【0015】すべての雌側端子金具3が収容されたら、
図5に示すように、ハウジング1を充填空間20が上を
向いた縦向きの姿勢にセットし、ノズル21によって充
填空間20に向けて溶融状態のホットメルトHを注入し
て充填する。ホットメルトHが充填される間、流れ止め
板15により電線8の回りを含めてキャビティ2の入り
口側が完全に塞がれ、ホットメルトHがキャビティ2側
に侵入することはない。経時後、図6に示すように、充
填空間20内のホットメルトHが固化して、ハウジング
1の後面側のシールが取られた状態となる。
【0016】すなわち第1実施形態によれば、収容凹部
13の奥側に流れ止め板15を配してキャビティ2の入
り口を完全に塞ぐようにしたから、その後に充填空間2
0にホットメルトHを充填した場合に、ホットメルトH
がキャビティ2内に侵入することが確実に防止される。
【0017】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態を図7ないし図13によって説明する。この第2実
施形態では、ホットメルトHにより予めシール板32が
形成されている点と、このシール板32の外れ止め用の
カバー35が備えられている点で前記第1実施形態と相
違しており、以下には相違点を中心に説明し、第1実施
形態と同一機能を有する部位については同一符号を付す
ことで、説明を簡略化または省略する。図7及び図8に
示すように、ハウジング31の後端には同様に拡幅部1
2が形成されて、その中の中心に収容凹部13が形成さ
れている。収容凹部13の奥側には、同様の流れ止め板
15が嵌着されるようになっている。
【0018】流れ止め板15の後面には、シール板32
が装着されるようになっている。このシール板32はホ
ットメルトHを素材として形成されており、このホット
メルトHは、常温では固化し、ハウジング31、流れ止
め板15、電線8及びカバー35と比べて、比較的低温
度で溶融し得るようになっている。シール板32は、図
9にも示すように、収容凹部13内に嵌まる方形状で、
厚肉の板状に形成されているとともに、キャビティ2と
対応する位置ごとに、雌側端子金具3の挿通を許容する
円形の挿通孔33が開口されている。
【0019】ハウジング31の後面には、シール板32
の外れ防止に機能するカバー35が取り付けられるよう
になっている。このカバー35は合成樹脂製であって、
拡幅部12における後面から外周面に亘ってすっぽりと
覆うことができる形状に形成されている。このカバー3
5には、図10にも示すように、雌側端子金具3の挿入
を許容する6個の窓孔36が、キャビティ2と対応して
格子状に形成されている。拡幅部12の上下の面には係
止突起38が突設されているとともに、カバー35の上
下の面には、各係止突起38が嵌まる係止孔39が形成
されている。
【0020】続いて、第2実施形態の組み付け手順を説
明する。まず、ハウジング31の収容凹部13の奥側に
流れ止め板15が嵌着され、流れ止め板15はその外周
面がリップ18を潰しつつ収容凹部13の内周面に密着
される。次に、流れ止め板15の後面にシール板32が
当接される。続いて、ハウジング31の拡幅部12の回
りにカバー35が嵌められる。カバー35が正規位置ま
で押し込まれると、図11に示すように、係止突起38
が係止孔39に嵌まってカバー35が固定される。以上
により、ハウジング31の組み付けが完了し、雌側端子
金具3の収容作業現場へと搬送される。この間、シール
板32がカバー35により外れ止めされていて、ハウジ
ング31をアッセンブリ化された一部品として扱えるの
で、取り扱いに便利である。
【0021】雌側端子金具3を収容する場合は、図11
の矢線に示すように、雌側端子金具3をカバー35に開
口された所定の窓孔36に差し込む。雌側端子金具3
は、カバー35の窓孔36と、シール板32の挿通孔3
3に通された後、流れ止め板15の貫通孔16を押し広
げてキャビティ2内に押し込まれる。キャビティ2内の
正規位置まで挿入されると、図12に示すように、ラン
ス9により抜け止め状態に係止される。一方、流れ止め
板15の貫通孔16には、雌側端子金具3を圧着した電
線8が挿通された状態となり、貫通孔16の内周面のリ
ップ17が電線8の外周面に押し付けられた状態とな
る。
【0022】すべての雌側端子金具3が収容されたら、
ハウジング31を後端側が上を向いた縦向きの姿勢にし
て、図示しない加熱装置にセットし、拡幅部12の回り
を加熱する。そうすると、シール板32を構成していた
ホットメルトHが溶融して流れ止め板15の上面に充填
された状態となる。この間、流れ止め板15により電線
8の回りを含めてキャビティ2の入り口側が完全に塞が
れているから、ホットメルトHがキャビティ2側に侵入
することはない。加熱が停止して拡幅部12の回りが常
温に復帰したところで、ホットメルトHが固化し、図1
3に示すように、ハウジング31の後面側のシールが取
られた状態となる。
【0023】このようにこの第2実施形態では、ハウジ
ング31の収容凹部13内の流れ止め板15の後面側
に、ホットメルトHを素材としたシール板32が予め装
着されており、雌側端子金具3をキャビティ2に挿入し
たのち加熱するだけでホットメルトHの充填が行えるか
ら、ホットメルトHの流入工程を設けることが不要にで
きて、製造工程の簡略化を図ることができる。
【0024】もちろん、シール板32が加熱されて溶融
する際、流れ止め板15により溶融したホットメルトH
がキャビティ2内に侵入することが防がれる。また、シ
ール板32の外れ止め用のカバー35を設けたから、雌
側端子金具3の挿入前には、流れ止め板15とシール板
32とをアッセンブリ化した状態でハウジング31を扱
え、取り扱い等に便利となる。
【0025】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記の第2実施形態では、流れ止め板の後面に改
めてシール板を嵌める構造としたが、流れ止め板の後面
に嵌合凹部を穿設しておき、流れ止め板の弾力を利用し
て嵌合凹部にシール板を予め嵌め付けておくようにして
もよい。流れ止め板とシール板とが一部品として扱え、
取り扱いにより優れたものとなる。
【0026】(2)第2実施形態において、シール板を
雌側端子金具の挿入作業の直前に装着するようにしても
よく、そうすればカバーを除去することも可能であっ
て、そのようなものも本発明に含まれる。 (3)本発明は、雄側の防水コネクタにも同様に適用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の分解断面図
【図2】ハウジングの背面図
【図3】流れ止め板の背面図
【図4】雌側端子金具の挿入動作を示す断面図
【図5】ホットメルトの注入動作を示す断面図
【図6】ホットメルトの充填完了時の断面図
【図7】本発明の第2実施形態の分解断面図
【図8】ハウジングの背面図
【図9】シール板の背面図
【図10】カバーの背面図
【図11】雌側端子金具の挿入動作を示す断面図
【図12】雌側端子金具の挿入完了時の断面図
【図13】ホットメルトの充填完了時の断面図
【符号の説明】
1…コネクタハウジング 2…キャビティ 3…雌側端子金具 8…電線 12…拡幅部 13…収容凹部 15…流れ止め板 16…貫通孔 17…リップ 18…リップ 20…充填空間 21…ノズル H…ホットメルト(シール材) 31…ハウジング 32…シール板 33…挿通孔 35…カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のキャビティを列設したコネクタハ
    ウジングの後面には収容凹部が形成され、この収容凹部
    の奥側に、電線を密着状に貫通させる貫通孔を各キャビ
    ティと対応した位置ごとに設けた弾性材料からなる流れ
    止め板が装着され、前記電線の端末に接続された端子金
    具が前記流れ止め板を貫通して対応するキャビティに収
    容されるとともに、前記流れ止め板の手前側にシール材
    が充填されていることを特徴とする防水コネクタ。
  2. 【請求項2】 電線の端末に接続された端子金具が挿入
    されるキャビティを複数列設したコネクタハウジングの
    後面には収容凹部が形成され、この収容凹部の奥側に、
    前記電線を密着状に貫通させる貫通孔を各キャビティと
    対応した位置ごとに設けた弾性材料からなる流れ止め板
    が装着されるとともに、この流れ止め板の手前側に、常
    温では固化し常温より高い温度で溶融する特性を持つシ
    ール材を素材として形成され、かつ前記端子金具と電線
    の挿通を許容する挿通孔の開口されたシール板が装着さ
    れ、このシール板が溶融後に固化することで前記流れ止
    め板の手前側にシール材が充填されていることを特徴と
    する防水コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記コネクタハウジングの後端部には、
    前記シール板の外れ止め用のカバーが装着されているこ
    とを特徴とする請求項2記載の防水コネクタ。
  4. 【請求項4】 電線の端末に接続された端子金具が挿入
    されるキャビティを複数列設したコネクタハウジングの
    後面に設けられた収容凹部内に、前記電線を密着状に貫
    通させる貫通孔を各キャビティと対応した位置ごとに設
    けた弾性材料からなる流れ止め板と、常温では固化し常
    温より高い温度で溶融可能な特性を持つシール材を素材
    として形成され、かつ前記端子金具と電線の挿通を許容
    する挿通孔の開口されたシール板とを順次に装着し、前
    記端子金具をシール板の挿通孔から流れ止め板の貫通孔
    を貫通してキャビティ内に挿入したのち、前記シール板
    の回りを加熱することを特徴とする防水コネクタの製造
    方法。
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