JPH1062118A - 2次元位置計測装置及びこれを用いた搬送車 - Google Patents

2次元位置計測装置及びこれを用いた搬送車

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JPH1062118A
JPH1062118A JP8220215A JP22021596A JPH1062118A JP H1062118 A JPH1062118 A JP H1062118A JP 8220215 A JP8220215 A JP 8220215A JP 22021596 A JP22021596 A JP 22021596A JP H1062118 A JPH1062118 A JP H1062118A
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JP
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angle
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measurement
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JP8220215A
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Inventor
Hiroshi Kadota
浩 門田
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常の流通バーコードを用いて2次元位置計
測を行うことができるようにする。 【解決手段】 対象物に貼付または印刷に設けたバーコ
ード11と平行で、かつ走査方向に既知の距離隔離させ
て設置されて上記バーコードを読み取る2個のバーコー
ドスキャナ12a,12bと、両バーコードスキャナに
計測開始命令と測定命令を出力するコントローラ13
と、各バーコードスキャナに設けた走査角度を測定する
角度測定部14a,14b及びこの角度測定部からの出
力を受けて対象物に記入されたバーコードが存在する角
度を出力する角度演算部15a,15bと、この両バー
コードスキャナのそれぞれの角度演算部からの出力を受
けて対象物に対する走査方向の位置と離隔距離を演算す
る位置演算部とからなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーコードとバー
コードスキャナを用いる2次元位置計測装置及びこれを
用いた搬送車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バーコードスキャナのような線形走査器
を用いてバーコードなどのコード線の存在を読み取り、
線形走査器とコード線の相対位置を計測する装置につい
ては、特開平6−123456号公報に示された「位置
決め装置」が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術にあっ
ては、オリジナルのバーコードを用意することが必要で
あり、例えばJIS等のように、コード体系が統一され
ていてハード、ソフトの互換性に優れているバーコード
システムを利用することができない方法となっている。
【0004】近年、バーコード自体の規格化、標準化が
なされており(例えば、JISX0501、X050
2、X0503など。以下このようなバーコードを「流
通バーコード」と呼ぶ)、このような流通バーコードを
用いたシステムが規格化され、流通の上流から下流まで
普及していてそれぞれ安価で入手できるようになってい
る。そして、バーコードスキャナのみならず、流通バー
コードプリンタや流通バーコード検査機、流通バーコー
ドラベル貼り付け機においても上記規格に準拠してい
る。搬送、荷役対象であるところの製品自体も、流通管
理手段として既に流通バーコードが製品やそれを梱包し
ているケースに印刷されている。
【0005】このような環境下、流通バーコードがそれ
ぞれ貼付されている製品の情報のみならず、位置計測の
ターゲットとして利用することができれば、安価にハー
ドやソフトが入手でき、また互換性が得られ、既に設け
られている流通バーコードをそのまま流用できるという
利点を享受することができる。
【0006】ここで、上記従来の技術の「位置決め装
置」(特開平6−124359号公報)を流通バーコー
ドに適用するには、線形走査器とバーコードラベルとの
離隔距離Zの計測に関して以下に説明するような問題点
がある。
【0007】(1)図1において、バーコードラベル1
までの離隔距離Zを線形走査器2にて計測するには、バ
ーコードラベル1の走査方向に離隔する2本のバーa,
bの間隔Lrが既知でなければならない。位置計測専用
に設計されたバーコードを用いるのならば問題ないが、
図1に示すようなバーコードを対象にすると、流通バー
コードは印刷の際に拡大、縮小が許容されているため、
上記2本のバーa,bの間隔Lrが既知という条件を満
足するには、個々の搬送物ごとに、寸法または拡大縮小
率を調べておく必要がある。
【0008】例えば、共通商品用バーコードシンボルの
場合、0.8〜2.0倍の範囲で拡大、縮小が許されて
いる。また、物流商品用バーコードシンボルの場合、
0.625〜1.2倍の範囲で拡大、縮小が許されてい
る(いずれもJISX05025.2.2)。
【0009】図1において、流通バーコードの拡大縮小
率をKとすると、実際のバー間隔Lrを線形走査器2に
て走査するのに要する時間tLr(図1ではtLr=t
5 −t2 である)は予め想定した間隔Lを走査するのに
要する時間をtLとして、 tLr=tL×K よって、計算される全走査線の長さScの計算は全走査
の時間をts(図1においてts=t7 −t1 )、実際
の全走査線の長さをSとすると、 Sc=L×(ts/tLr) =L×(ts/tL)×(1/K) =S×(1/K) となる。一方計算される離隔距離Zcは、全走査角を
α、実際の離隔距離をZとして Zc=Sc/tanα =S/tanα×(1/K) となり、1/K倍の計測誤りを生じる。例えば、K=2
の場合には実施の距離の半分としか計測されず、これで
は、自動制御することは不可能に近い。
【0010】このような問題を解消するには個々のバー
コードの間隔Lを予め知るようにすればよいが、最近、
少量多品種化傾向がさらに強まる中で、スーパーマーケ
ットで取り扱いする製品のアイテム数は数万にも及んで
いる。このアイテムごとに寸法Lの情報を計測または規
格化しなければならないため実用上困難である。
【0011】(2)一方、走査方向の位置Xを求めるに
は先ずバーコードラベル1と線形走査器2との離隔距離
Zが求められていることが前提であることから、上記
(1)の問題点が解消できなければ上記離隔距離Zばか
りでなく、走査方向の位置Xも求めることができない。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用効果】本発明は上
記のことにかんがみなされたもので、通常の流通バーコ
ードを用いて2次元位置計測を行うことができるように
した2次元位置計測装置及びこれを用いた搬送車を提供
しようとするものであり、2次元位置計測装置は、対象
物に貼付または印刷に設けたバーコードと平行で、かつ
走査方向に既知の距離隔離させて設置されて上記バーコ
ードを読み取る2個のバーコードスキャナと、両バーコ
ードスキャナに計測開始命令と測定命令を出力するコン
トローラと、各バーコードスキャナ光線の走査角度を測
定する角度測定部及びこの角度測定部からの出力を受け
て対象物に記入されたバーコードが存在する角度を出力
する角度演算部と、この両バーコードスキャナのそれぞ
れの角度演算部からの出力を受けて対象物に対する走査
方向の位置と離隔距離を演算する位置演算部とから構成
されている。
【0013】この2次元位置計測装置は、2個のバーコ
ードスキャナにて対象物に設けたバーコードを走査し、
バーコード内の特定のコードを両バーコードで読み取
り、それぞれの読み取り角度からバーコードに対する走
査方向の位置と、対象物までの走査方向に対する直角方
向の距離が計測される。そしてこの装置によれば、バー
コードに通常の流通バーコードを用いることができ、既
に設けられている、互換性のあるハードやソフトを利用
できる。またバーコードが規定通りに拡大、縮小された
ものと何ら問題なく用いることができる。
【0014】また上記構成の2次元位置計測装置を誘導
壁面に設けたバーコードに対向させて搬送車に装備し、
上記バーコードを読み取って走行位置を認識しながら自
動走行を行うようにした。
【0015】この構成によれば、搬送車の減速や停止を
指示するための信号を誘導線のほかに用意する必要がな
くなり、またバーコードを誘導壁面に貼付するため、こ
れの車輪による踏み付けや、誘導線埋設用の溝を設ける
ための路面カッティングの問題も回避できる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図2以下に
基づいて説明する。バーコード11は流通バーコードで
あり、2つのバーコードスキャナ12a,12bでこの
バーコード11を走査するようになっている。そしてこ
の両バーコードスキャナ12a,12bに計測開始を指
示するコントローラ13と、両バーコードスキャナ12
a,12bによるそれぞれの走査角度を測定する角度測
定部14a,14bと、この各角度測定部14a,14
bからの出力t1 ,t2 を受けてバーコード11の1つ
のバーから他のバーへの角度を演算する角度演算部15
a,15bと、この両角度演算部15a,15bからの
出力φ1 ,φ2 を受けて走査方向の位置Xaと、離隔距
離Zaを演算する位置演算部16とからなっている。
【0017】バーコードスキャナ12a,12bはレー
ザ光を出力するための投光装置17と、そのレーザ光を
円弧状に走査するポリゴンミラーからなる駆動装置18
と、レーザ光によるバーコード11からの反射光を受光
し、その受光量に応じて所定の電圧を出力する受光装置
19と、その電圧の変化をコードに変換するデコード部
20からなっている。
【0018】図3は本発明に用いるバーコード11の例
であり、このバーコード11はコードの開始を表すスタ
ートコード11aと、コードの終了を表すエンドコード
11bと、スタートコード11aとエンドコード11b
の間にある分割コード11cの3つを持っている。スタ
ートコード11aから分割11cまでの長さをX1 、分
割コード11cからエンドコード11bまでの長さをX
2 としたときに、この長さX1 ,X2 の比率X1 /X2
=Nは既知とする。このようなバーコードとしては、例
えばJANコードのように、左右端にガードバーがあ
り、その中央にセンタバーを持つものが好適である。
【0019】図4に、1つのバーコードスキャナ12a
とバーコード11の配置関係を示す。バーコードスキャ
ナ12aのレーザ走査中心(レーザが走査される扇形の
要の位置)をA、このA点からバーコード11の表面に
沿う線におろした垂線の交点をB、線分A−Bの長さ
(離隔長さ)をZとする。そして線分A−Bと、点Aと
バーコード11の分割コード11cを結んだ線とでなす
角をφ1 、点Aとスタートコード11aを結んだ線と、
点Aと分割コード11cを結んだ線のなす角をθ1 、点
Aと分割コード11cを結んだ線と、点Aとエンドコー
ド11bを結んだ線のなす角をθ2 とする。この時のバ
ーコード11のスタートコード11aと分割コード11
c間の距離X1 と、分割コード11cとエンドコード1
1b間の距離X2 はそれぞれ(1)式で表せる。
【0020】
【数1】
【0021】さらに、上記X1 ,X2 の比Nを用いれ
ば、φ1 は(2)式により角θ1 ,θ2 ,Nで表され
る。
【0022】
【数2】
【0023】コントローラ13からの計測開始命令が入
力されると、バーコードスキャナ12aはレーザを一定
角速度rで走査する。このときのレーザ反射光の受光信
号はバーコードスキャナ12a内の図2で示すデコード
部20に入力され、デコードされる。そしてこのデコー
ド部20にてスタートコード11aが計測されると、バ
ーコードスキャナ12aからスタートコード検出信号が
コントローラ13に入力される。この信号を受けてコン
トローラ13は角度測定部14aのタイマカウンタに対
し計測開始命令を出力し、タイマカウンタは分割コード
11cがバーコードスキャナ12aのデコード部20か
らコントローラ13を介して入力されるまでの時間も、
記録する。続いてタイマカウンタは分割コード11cが
入力されてからエンドコード11bが入力されるまでの
時間t2 を同様な手段で記録し、このt1 ,t2 を角度
演算部15aに出力する。角度演算部15aでは(3)
式により角度θ1 ,θ2 を求め、(2)式を用いて角φ
1 を出力する。
【0024】
【数3】
【0025】上記説明は1つのバーコードスキャナ12
aを用いたときのこのバーコードスキャナ12aとバー
コード11の配置関係であり、図5に示すように2個の
バーコードスキャナ12a,12bを用いることにより
バーコード11の平面内位置が計測される。この2個の
バーコードスキャナ12a,12bの構成は図2に示す
ものと同じであり、この図5では簡略にして示した。
【0026】図5において、第1のバーコードスキャナ
12aのレーザ走査中心をO1 、第2のバーコードスキ
ャナ12bのレーザ走査中心をO2 点、O1 ,O2 のそ
れぞれからバーコード11の表面に沿った線におろした
垂線のそれぞれの交点をB1,B2 とする。2つのバー
コードスキャナ12a,12bは線分O1 −O2 と線分
1 −B2 が平行で、かつ線分O1 −O2 の長さが既知
の値Xbとなるように設置する。また、線分B1 −O1
と、O1 とバーコード11a上の分割コード11cを結
んだ線のなす角度をφ1 、線分B2 −O2 と、O2 とバ
ーコード11上の分割コード11cを結んだ線のなす角
度をφ2 とする。ここで、点O1 を原点とし、線分O1
−O2 に平行な方向をX軸とし、線分O1 −B1 と平行
な方向をZ軸とするXZ座標系を定義する。この座標系
でバーコード11上の分割コード11cの位置を(X
a,Za)とすると、幾何学的条件からXa,Zaは
(4)式で得られる。
【0027】
【数4】
【0028】コントローラ13から2つのバーコードス
キャナ12a,12bのそれぞれに対して計測開始命令
が出力されると、各バーコードスキャナ12a,12b
のそれぞれの角度演算部15a,15bより計測角度φ
1 ,φ2 が位置演算部16へ出力する。位置演算部16
ではφ1 ,φ2 を入力として(4)式によりXa,Za
を演算、出力する。
【0029】以上の処理により2つのバーコードスキャ
ナ12a,12bを用いてバーコードスキャナ12a,
12bに対するバーコード11の相対位置が測定でき
る。なお、図2に示す実施例では角度測定部14a,1
4bにタイマカウンタを用いたがレーザの駆動装置18
にエンコーダやポテンショメータを取り付けることによ
り、その検出値から求めることもできる。またバーコー
ド11は少なくとも2つの領域を持ち、その比が既知で
あればよいので図3に示すように、バーコード11aの
全長X1 ′と部分長X2 ′の比が既知であるものでもよ
い。
【0030】図6は上記実施例で示した2次元位置計測
装置を搬送車21の自動走行に適用した例を示す。搬送
車21は操舵機能と走行機能を持った無人車であり、こ
れの側面に2個のバーコードスキャナからなる上記した
2次元位置計測装置Sが搭載されている。22は搬送車
21が走行する方向を示す誘導壁面であり、その搬送車
21側の側面にバーコード11が貼付されている。
1 ,N2 ,N3 はそれぞれ荷の操作場であり、その側
面にもやはりバーコード11が貼付されている。それぞ
れのバーコード11にはその位置を表す位置コード
1 ,a2 ,...,b1 ,b2 ,...c1
2 ,...が記入されており、この各コードを読むこ
とにより現在の搬送車21の位置が確認できるようにし
てある。そして荷23の操作場N1 ,N2 ,N3 のそ
れぞれの正面には例えばa1 ,b4 ,c5 というバーコ
ードを貼付する。
【0031】今、一例としてN1 にいる搬送車21に対
して、N2 で荷を受け取り、N3 へ荷を置くという作業
を命令すると、この命令を受け搬送車21は、この命令
を以下のように分解する。
【0032】(1)バーコードa1からバーコードa3
へ直進する。 (2)バーコードa3で左方向へ旋回する。 (3)バーコードb1からb4へ直進する。 (4)バーコードb4の正面に停止し、荷を受け取る。 (5)バーコードb4からバーコードb1へ直進する。 (6)バーコードb1で左に旋回する。 (7)バーコードc1からバーコードc5へ直進する。 (8)バーコードc5の正面に停止し、荷をおく。
【0033】作用開始命令を受けた搬送車21は位置計
測Sによりバーコードa1を検出し、バーコードa1す
なわち壁面Lと搬送車21のX,Zの2次元距離を測定
し、壁面22との距離(位置計測装置Sに対してZの方
向距離)を一定に保つように操舵しつつ所定の速度でバ
ーコードa3 まで走行する。バーコードa3 が位置計測
装置sにより計測される位置まで到達したら(X=0で
ある必要は無い)速度を下げ、a3 の正面位置に位置計
測装置Sがくる(X=0の位置)まで低速で走行する。
3 の正面に到達した時点から操舵を行い、搬送車21
を左旋回させる。旋回終了後再び位置計測装置Sで、こ
のSからバーコードb1 の位置を計測、壁面22との距
離を一定に保ちながらb4 まで前進する。b4 を検出す
る位置まで搬送車21が到達したら減速し、低速で走行
しb4 の正面すなわち位置計測装置Sから見てX=0の
位置にバーコードb4 がきたら停車し、荷の受け取り作
業を行う。以下同様な作業でバーコードb1 まで走行、
左旋回し、バーコードc5の正面で停車し荷の受け渡し
作業を行う。以上の操作により与えられた作業を実行で
きる。
【0034】従来、このような無人車の誘導には走行線
に沿って、床面をカッティングし溝を作成、その溝にケ
ーブルを埋め込み、電流を流すことにより発生する磁界
を検出する方法や床面に光反射テープを貼付し、光セン
サを用いることによって走行線からのずれ量を計測する
方法が採られているが、これらの方法では壁面22から
の距離(この例においてはZ方向の値)を計測する事は
可能であるが、操作場までの距離(X方向の値)を計測
することはできない。このため走行誘導用の誘導線とは
別に操作場の手前数カ所に別のケーブルや光反射テープ
を用意して、それらの信号を検出することにより減速、
停止を行っており、多くのケーブルや光反射テープが必
要である。また床面にカッテイングを行う方式では、走
行路の変更の度にカッティング工事をやり直す必要があ
り、その費用が問題となる。一方床面上にテープを貼付
する方式においては車輪による踏みつけでテープが劣化
するため、定期的に貼り替えを行う必要が発生する。
【0035】これに対し、ここで提案しているバーコー
ドによる誘導方法では走行線からのずれ量Zのみでなく
操作場までの距離Xも計測することが可能になるため、
減速や停止を支持するための信号を誘導線のほかに用意
する必要がなくなる。また壁面に貼付するため、車輪の
踏みつけやカッティングの問題も回避できるといった利
点が得られることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例におけるZ方向の位置計測方法を示す説
明図である。
【図2】本発明装置の実施例を示す説明図である。
【図3】バーコードの一例を示す正面図である。
【図4】バーコードスキャナが1個の場合の配置関係を
示す説明図である。
【図5】バーコードスキャナが2個の場合の配置関係を
示す説明図である。
【図6】2次元位置計測装置を用いた搬送車の実施例を
示す説明図である。
【符号の説明】
1,11…バーコード 2,12a,12b…バーコードスキャナ 13…コントローラ 14a,14b…角度測定部 15a,15b…角度演算部 16…位置演算部 17…投光装置 18…駆動装置 19…受光装置 20…デコード部 21…搬送車 22…誘導壁面 23…荷 S…位置計測装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 7/10 G06K 7/10 G

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物に貼付または印刷にして設けたバ
    ーコードと平行で、かつ走査方向に既知の距離隔離させ
    て設置されて上記バーコードを読み取る2個のバーコー
    ドスキャナと、両バーコードスキャナに計測開始命令と
    測定命令を出力するコントローラと、各バーコードスキ
    ャナの光線の走査角度を測定する角度測定部及びこの角
    度測定部からの出力を受けて対象物に記入されたバーコ
    ードが存在する角度を出力する角度演算部と、この両バ
    ーコードスキャナのそれぞれの角度演算部からの出力を
    受けて対象物に対する走査方向の位置と離隔距離を演算
    する位置演算部とからなることを特徴とする2次元位置
    計測装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の2次元位置計測装置を誘
    導壁面に設けたバーコードに対向させて装備し、上記バ
    ーコードを読み取って走行位置を認識しながら自動走行
    を行うようにしたことを特徴とする搬送車。
JP8220215A 1996-08-21 1996-08-21 2次元位置計測装置及びこれを用いた搬送車 Pending JPH1062118A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009289212A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 自律移動体制御システム、自律移動体制御方法、自律移動体制御プログラム、および記録媒体
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