JPH1051999A - 内接噛合遊星歯車構造を採用したギヤドモータ - Google Patents

内接噛合遊星歯車構造を採用したギヤドモータ

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JPH1051999A
JPH1051999A JP20682796A JP20682796A JPH1051999A JP H1051999 A JPH1051999 A JP H1051999A JP 20682796 A JP20682796 A JP 20682796A JP 20682796 A JP20682796 A JP 20682796A JP H1051999 A JPH1051999 A JP H1051999A
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shaft
external gear
gear
balance weight
motor
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Kazuyoshi Umeda
和良 梅田
Hiroyuki Shinoda
博行 篠田
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内接噛合遊星歯車構造を採用したギヤドモー
タの軸方向寸法を短縮する。 【解決手段】 入力軸101と、該入力軸101に設け
た偏心体103と、該偏心体103を介して入力軸10
1に対して偏心回転可能な状態で取付けられた外歯歯車
105と、該外歯歯車105が内接噛合する内歯歯車1
10と、外歯歯車105に外歯歯車105の自転成分の
みを伝達する手段を介して伝達された出力軸102とを
備えた減速機構部120を有するギヤドモータにおい
て、前記外歯歯車105が揺動する際の荷重バランスを
調整するためのバランスウエイト130をモータ122
内の空きスペースに設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内接噛合遊星歯車
構造を採用したギヤドモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、第1軸と、該第1軸に設けた偏心
体と、該偏心体を介してこの第1軸に対して偏心回転可
能な状態で取付けられた外歯歯車と、該外歯歯車が内接
噛合する内歯歯車と前記外歯歯車に該外歯歯車の自転成
分のみを伝達する手段を介して連結された第2軸とを有
する内接噛合遊星歯車構造が広く知られている。
【0003】この構造の従来例を図10及び図11に示
す。この従来例は、前記第1軸を入力軸、第2軸を出力
軸とすると共に、内歯歯車を固定することによって上記
構造を「減速機」に適用したものである。
【0004】更にこの「減速機」をモータと組合わせ
て、ギヤドモータとしたものである。
【0005】入力軸1には偏心体3が嵌合されている。
偏心体3には軸受4を介して外歯歯車5が取付けられて
いる。この外歯歯車5には内ローラ孔6が複数個設けら
れ、内ピン7及び内ローラ8が嵌合されている。
【0006】前記外歯歯車5の外周にはトロコイド歯形
や円弧歯形等の外歯9が設けられている。この外歯9は
ケーシング12に固定された内歯歯車10と内接噛合し
ている。内歯歯車10の内歯は具体的には外ピン11が
外ピン孔13に遊嵌され、回転し易く保持された構造と
されている。
【0007】前記外歯歯車5を貫通する内ピン7は、出
力軸2のフランジ部14に固着又は嵌入されている。
【0008】入力軸1が1回転すると偏心体3が1回転
する。この偏心体3の1回転により、外歯歯車5も入力
軸1の回りで揺動回転を行おうとするが、内歯歯車10
によってその自転が拘束されるため、外歯歯車5は、こ
の内歯歯車10に内接しながらほとんど揺動のみを行う
ことになる。
【0009】今、例えば外歯歯車5の歯数をN、内歯歯
車10の歯数をN+1とした場合、その歯数差は1であ
る。そのため、入力軸1の1回転毎に外歯歯車5はケー
シング12に固定された内歯歯車10に対して1歯分だ
けずれる(自転する)ことになる。これは入力軸1の1
回転が外歯歯車の−1/Nの回転に減速されたことを意
味する。
【0010】この外歯歯車5の回転は内ローラ孔6及び
内ピン7の隙間によってその揺動成分が吸収され、自転
成分のみが該内ピン7を介して出力軸2へと伝達され
る。
【0011】ここにおいて、内ローラ孔6及び内ピン7
(内ローラ8)は「等速度内歯車機構」を形成してい
る。
【0012】この結果、結局減速比−Nの減速が達成さ
れる。
【0013】従って、この内接噛合遊星歯車構造を採用
した減速機構部20とモータ22とを組合せることによ
り、僅か1段の減速機構で大きな減速比の1段型ギヤド
モータを得ることができる。
【0014】即ち、モータ軸24と前記入力軸1を一体
化して、モータ22の回転を減速機構部20によって大
きく減速して出力軸2より取出す。
【0015】一体化された入力軸1及びモータ軸24
は、3つの軸受26、27、28によって保持される。
このとき、入力軸1、モータ軸24には、偏心体3の偏
心回転による遠心力や、外歯歯車5の揺動による荷重が
かかる。この荷重を前記軸受26、27、28で受けて
いるが、この荷重により入力軸1、モータ軸24は、撓
み、振動する。
【0016】荷重バランスを調整し、この振動(軸振
れ)を抑制するために、バランスウエイト30が設けら
れている。
【0017】従来は、図10に示すようにバランスウエ
イト30は、減速機構部20内で偏心体3のすぐ横の入
力軸1に、該偏心体3と所定位相差(例えば180°)
をもって取付けられていた。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上に述べたように従来
は、バランスウエイトを減速機構部内に配置していたた
め、ギヤドモータの軸方向の長さがバランスウエイトの
幅分だけ長くなっていた。
【0019】本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされ
たものであり、軸方向寸法の長さを短縮した内接噛合遊
星歯車構造を採用したギヤドモータを提供することを課
題とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1軸と、該
第1軸に設けた偏心体と、該偏心体を介してこの第1軸
に対して偏心回転可能な状態で取付けられた外歯歯車
と、該外歯歯車が内接噛合する内歯歯車と、前記外歯歯
車に該外歯歯車の自転成分のみを伝達する手段を介して
連結された第2軸と、を有する内接噛合遊星歯車構造を
備えた減速機構部を、モータと組合わせた内接噛合遊星
歯車構造を採用したギヤドモータにおいて、前記外歯歯
車が揺動する際の荷重バランスを調整するためのバラン
スウエイトを、前記モータ内の空きスペースに設けたこ
とにより前記課題を解決したものである。
【0021】以下、図を用いて偏心体及びバランスウエ
イトが軸受に及ぼす荷重及び軸の撓みについて説明す
る。
【0022】図5(a)には、2つの軸受BR1、BR2
(図10、図11の例では軸受27、28に相当)によ
って保持される軸A(同モータ軸24)偏心歯車E(同
偏心体4と外歯歯車5)のみが設置されている場合に作
用する力の様子が表わされており、図5(b)には、そ
のときの軸Aの撓みの様子が表わされている。偏心歯車
Eには遠心力feが働き、これに対する抗力が軸受BR1
には下向きにf1が、軸受BR2には上向きにf2′が働
く。このとき軸Aは図5(b)に示すように下に凸とな
るように撓む。
【0023】図6(a)には、2つの軸受BR1、BR2の
間の軸Aの部分にバランスウエイトBWのみを図5(a)
の偏心体Eと丁度位相が180°異なるように設置した
様子が表わされており、図6(b)にはこのときの軸の
撓む様子が表わされている。図6(a)に示すような位
置にバランスウエイトBWがあるときには、バランスウエ
イトBWに遠心力fwが下向きに働く。これに対して2つ
の軸受BR1、BR2にはそれぞれ抗力f1′、f2′が上
向きに働く。又このとき図6(b)に示すように軸Aは
下に凸となるように撓む。
【0024】図7(a)には、2つの軸受BR1、BR2の
間の軸Aの部分にバランスウエイトBWのみが図5(a)
の偏心歯車Eと同位相となるように設置されている様子
が表わされており、図7(b)にはこのときの軸Aの撓
む様子が表わされている。図7(a)に示すような位置
にバランスウエイトBWがあるときには、バランスウエイ
トBWには遠心力fw′が上向きに働く。これに対して2
つの軸受BR1、BR2にはそれぞれ抗力f1、f2が下向
きに働く。又このとき、軸Aは図7(b)に示すように
上に凸となるように撓む。
【0025】図8(a)には、図5(a)の偏心歯車E
と図6(a)のバランスウエイトBWとを組合わせた様子
が表わされており、図8(b)にはこのときの軸Aの撓
む様子が表わされている。図8(a)に示すように偏心
歯車EとバランスウエイトBWを180°の位相差をもっ
て設置した場合には、図5(a)の抗力f1と図6
(a)の抗力f1′とが丁度釣合い軸受BR1には荷重が
かからない。一方軸受BR2には、図5(a)の抗力f
2′と図6(a)抗力f2′との合力f3が働く。又軸
Aは図8(b)に示すように大きく下に凸となるように
撓む。このときは図8(a)に示すように軸受BR1には
荷重がかからないが、もう一つの軸受BR2には大きな荷
重がかかっている。
【0026】図9(a)には、図5(a)の偏心歯車E
と図7(a)のバランスウエイトBWを組合わせた様子が
表わされており、図9(b)にはこのときの軸Aの撓む
様子が表わされている。図9(a)に示すように偏心歯
車EとバランスウエイトBWが同位相の場合には、軸受BR
1には図5(a)の抗力f1と図7(a)の抗力f1と
の合力f4が働き、もう一つの軸受BR2には、図5
(a)の抗力f2′と図7(a)の抗力f2とが打消し
合い、荷重がかからない。又このとき軸Aの撓みは、図
4(b)と図7(b)の2つの撓みが合成され図9
(b)1に示すように軸Aは撓まず、軸振動が抑制され
る。又このとき図9(a)に示すように軸受BR1には大
きな荷重f4がかかり一方軸受BR2には荷重がかからな
い。
【0027】このように、バランスウエイトBWの取付け
方によって各軸受BR1、BR2にかかる荷重の大きさや軸
Aの撓みの様子が異なるため、ギヤドモータの取付け位
置や使用目的等に応じてバランスウエイトBWの取付け方
を変える。
【0028】例えば図9(a)の場合には、軸受BR2の
荷重が小さいため軸受BR2を小さくすることが可能なる
と共に、軸Aの振れ回りを抑えることが可能となる。
【0029】従って軸の振動を抑制するというバランス
ウエイト本来の目的からは図9(a)のように取付ける
のが良いと考えられる。
【0030】一方、図8(a)の場合には軸受BR1にか
かる荷重が小さいため、軸受BR1を小さくすることがで
きる。従って、軸Aの剛性が比較的大きい場合で軸の振
動をそれほど考えなくて良い場合で、軸受BR1の荷重増
加を避けたいときには図8(a)のように取付けるのが
良い。このとき軸受BR2の荷重は増えるが、本来荷重が
かかったとき、偏心歯車Eから軸Aにかかる荷重に関し
ては、軸受BR2のほうが少ないので増加分はそれほど影
響しないと考えられる。
【0031】なおバランスウエイトBWを取付けるにあた
っては、その位置だけでなく、バランスウエイトBWの偏
心度、重さ等が考慮されるのは言うまでもない。
【0032】本発明によれば、バランスウエイトBWをモ
ータ内の空きスペース、即ち2つの軸受BR1、BR2の間
に取付けることにより従来よりバランスウエイトBWの分
だけ軸方向寸法を短縮することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0034】図1は、本発明の第1実施形態にかかる内
接噛合遊星歯車構造を採用したギヤドモータの断面図で
ある。
【0035】以下の説明においては、図10に示す従来
公知例の構成と同一又は類似の部分については下2桁を
同一の番号を付し、明らかな重複説明は省略することと
する。
【0036】入力軸101には偏心体103が嵌合され
ている。この偏心体103には軸受104を介して外歯
歯車105が取付けられている。外歯歯車105はケー
シング112に固定された内歯歯車110と内接噛合し
ている。
【0037】入力軸101はモータ122のモータ軸1
24と一体化されており、モータ122の回転が直接入
力軸101に伝えられる。
【0038】本第1実施形態においては、バランスウエ
イト130は、モータ122内の空きスペースにおいて
モータ軸124の軸受128に近い位置に偏心体103
と180°の位相差をもって設置されている。即ち図8
(a)に示すような取付け方法である。
【0039】以下、本実施形態の作用を説明する。
【0040】モータ軸124の回転はそのまま減速機構
部120の入力軸101の回転となり、外歯歯車105
が該入力軸101の回転と共に揺動回転する。この結
果、内歯歯車110の内歯に相当する外ピン111と外
歯歯車105との噛合によって外歯歯車105が振動し
ながらゆっくりと自転する。この基本的な外歯歯車の動
きは従来の公知例と全く同様である。
【0041】この外歯歯車105の動きは、内ローラ孔
106と内ピン107との隙間によりその揺動成分が吸
収され、自転成分のみが該内ピン107を介して出力軸
102のフランジ部114に伝達される。
【0042】偏心体103の偏心回転及び外歯歯車10
5の揺動回転により、図5(a)に示すような荷重が作
用し、軸(入力軸101、モータ軸124)が図5
(b)に示すように、撓み、振動する。このとき、バラ
ンスウェイト130を設置することにより、荷重バラン
スが調整される。そして図8(a)に示すように、軸受
127にかかる荷重をほとんど解消できる。又、図8
(b)に示すような軸の撓みや振動はこの実施形態では
もともと軸の剛性が比較的大きいとして無視している。
【0043】本実施形態によれば、減速機構部120内
の入力軸101の長さが、バランスウエイト130の分
だけ短くなりギヤドモータの軸方向寸法が短縮される。
【0044】又このとき前に述べたように軸受127に
かかる荷重が少ないため軸受127を小さくすることが
でき、より一層軸方向寸法を小さくすることができる。
【0045】一方、軸の剛性を大きくすることなく、軸
の撓みを抑制しようとする場合には、図9(a)に示す
ように、バランスウェイト130を偏心体103と同位
相となるように設置するとよい。
【0046】図2には、バランスウエイト130のモー
タ軸124における取付け位置はそのままで、図9
(a)と同様に偏心体103と同位相としたものが示さ
れている。この場合には、図9(b)に示すように、軸
(入力軸101、モータ軸124)の撓みや振動をほと
んど抑制することができる。更に、軸受127にかかる
荷重は大きいが、軸受128にはほとんど荷重がかから
ないため軸受128は小さくすることができる。
【0047】次に本発明の第2実施形態について説明す
る。
【0048】図3は、本発明の第2実施形態にかかる内
接噛合遊星歯車構造を採用したギヤドモータの断面図で
ある。
【0049】本第2実施形態においては、バランスウエ
イト230はモータ222内において、モータ軸224
の軸受227側に設置されている。図3においてはバラ
ンスウエイト230は偏心体203と180°の位相差
をもって設置されているが、偏心体203と同位相とな
るように取付けても良い。
【0050】いずれにしても、バランスウエイト230
をモータ222内に設置したために、減速機構部220
内における入力軸201の軸方向寸法を短縮することが
できる。
【0051】本実施形態の作用も前述した第1実施形態
と同様であり説明は省略する。
【0052】次に本発明の第3実施形態について説明す
る。
【0053】図4は本発明の第3実施形態にかかる内接
遊星歯車構造を採用したギヤドモータの断面図である。
【0054】本第3実施形態は前述した第2実施形態に
おいて軸受226を取外したものである。即ち、図4に
示すように入力軸301がバランスウエイト330の幅
分だけ短くなるため、入力軸の振れが小さくなり、軸受
126や226をなくすことが可能となる。これにより
ギヤドモータの軸方向寸法をより一層短縮することが可
能となる。
【0055】以上、述べた実施形態はいずれも外歯歯車
が1枚の場合であったが、外歯歯車が2枚(複列)の場
合に本発明を適用してもよいことは明らかである。外歯
歯車を2枚にすることで、伝達容量の増大、強度の維持
と共に回転バランスの保持を図ることが可能となるが、
厳密には、両者の軸方向取付位置には一定の距離が不可
避的に存在するため、振れは必ずしも零とはならないた
めである。この場合、更にバランスウェイトを付加する
ことでより一層荷重バランスの調整、軸振動の抑制を達
成することができる。又、バラスンウェイトの取付け位
置によって、各軸受の荷重を減少させ、軸受を小型化す
ることが可能となる。この効果は図4のように特に軸受
126、226を省略したときに顕著となる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、ギ
ヤドモータの軸方向寸法を短縮化することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる内接噛合遊星歯
車構造を採用したギヤドモータの断面図
【図2】同じく第1実施形態の変形例を示す内接噛合遊
星歯車構造を採用したギヤドモータの断面図
【図3】本発明の第2実施形態にかかる内接噛合遊星歯
車構造を採用したギヤドモータの断面図
【図4】本発明の第3実施形態にかかる内接噛合遊星歯
車構造を採用したギヤドモータの断面図
【図5】軸に偏心体のみを取付けた場合に作用する力と
軸の撓みを示す説明図
【図6】軸にバランスウエイトのみを取付けた場合に作
用する力と軸の撓みを示す説明図
【図7】同じく軸にバランスウエイトのみを取付け場合
に働く力と軸の撓みを示す説明図
【図8】軸に偏心体とバランスウエイトを180°の位
相差をもって取付けた場合に働く力と軸の撓みを示す説
明図
【図9】軸に偏心体とバランスウエイトを同位相で取付
けた場合に働く力と軸の撓みを示す説明図
【図10】従来の内接噛合遊星歯車構造を採用したギヤ
ドモータを示す断面図
【図11】図10のXI−XI線に沿った断面図
【符号の説明】
1、101、201、301…入力軸 2、102、202、302…出力軸 3、103、203、303…偏心体 5、105、205、305…外歯歯車 7、107、207、307…内ピン 10、110、210、310…内歯歯車 12、112、212、312…ケーシング 14、114、214、314…フランジ部 20、120、220、320…減速機構部 22、122、222、322…モータ 24、124、224、324…モータ軸 4、104、204、304、26、126、226、
27、127、227、327、28、128、22
8、328…軸受

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1軸と、該第1軸に設けた偏心体と、該
    偏心体を介してこの第1軸に対して偏心回転可能な状態
    で取付けられた外歯歯車と、該外歯歯車が内接噛合する
    内歯歯車と、前記外歯歯車に該外歯歯車の自転成分のみ
    を伝達する手段を介して連結された第2軸と、を有する
    内接噛合遊星歯車構造を備えた減速機構部を、モータと
    組合わせた内接噛合遊星歯車構造を採用したギヤドモー
    タにおいて、 前記外歯歯車が揺動する際の荷重バランスを調整するた
    めのバランスウエイトを、前記モータ内の空きスペース
    に設けたことを特徴とする内接噛合遊星歯車構造を採用
    したギヤドモータ。
JP20682796A 1996-08-06 1996-08-06 内接噛合遊星歯車構造を採用したギヤドモータ Pending JPH1051999A (ja)

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