JPH10500249A - 遮蔽されたケーブルプラグ及びこのようなケーブルプラグと差込みカードからなる組み合わせ体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 遮蔽されたケーブルプラグ（１０）は接触子支持体（１１）を備え、この接触子支持体の内側範囲に、遮蔽されたケーブル（２３）の個々の線が接続可能であり、接触子支持体の外側範囲は少なくとも一つの差込みコネクタ部分（１３，１４）を形成し、ケーブルプラグは更に、接触子支持体（１１）の内側範囲を取り囲む遮蔽ハウジング（３０）を備え、遮蔽ハウジングのケーブル（２３）側の端部は、ケーブル（２３）の遮蔽部材（２４）に連結するためのケーブル圧着部材（３７）を備えている。これはケーブルプラグの遮蔽接触子に対するケーブルの遮蔽部材の接続を簡単にする。ここで、接触子支持体（１１）寄りの遮蔽ハウジング（３０）の端部は、突出する１個または複数の遮蔽接触子条片（４３，４４）を備え、この遮蔽接触子条片は接触子支持体（１１）の少なくとも一方の差込みコネクタ部分（１３，１４）の範囲に突出している。

Description

【発明の詳細な説明】 遮蔽されたケーブルプラグ及びこのようなケーブルプラグと差込みカードからな る組み合わせ体 本発明は、請求項１の上位概念記載の遮蔽されたケーブルプラグと、遮蔽され たこのようなケーブルプラグと、それに差込み接続可能である電子式データ処理 装置用の差込みカードとからなる、請求項７の上位概念記載の組み合わせ体に関 する。 この種の遮蔽された公知のケーブルプラグの場合には、接触子支持体に遮蔽接 触子が別個に設けられている。この遮蔽接触子は遮蔽されたケーブルプラグの組 み立ての際に遮蔽ハウジングに連結される。遮蔽された公知のケーブルプラグを 電子式データ処理装置用の差込みカードに差込み連結するときには、差込みカー ドはその差込みコネクタ部分に同様に別個の遮蔽接触子を備えている。この遮蔽 接触子は差込みカードの金属ハウジングに連結されている。 そのために、遮蔽されたケーブルプラグと差込みカードには特別な遮蔽接触子 部分が設けられている。ケーブルプラグと差込みカードの製作時のそれぞれの組 み立てコストは、この特別な遮蔽接触子部分を当該の遮蔽ハウジングに連結する ことによって高くつく。この組み立てコストはケーブル敷設時に更に高くつく。 それぞれの遮蔽ハウジングと特別な遮蔽接触子との間の特別な連結は、接触抵抗 を高めることになる付加的な電気的移行部を生じる。 そこで、本発明の課題は、ケーブルプラグの遮蔽接触子に対するケーブルの遮 蔽部材の簡単な接続が達成可能である、冒頭に述べた種類の遮蔽されたケーブル プラグと、同様にできるだけ簡単にかつ実質的に他の付加的な部品を用いないで 、差込みコネクタを介して差込みカードの遮蔽ハウジングに対してケーブルの遮 蔽部材を接続することができる、遮蔽されたケーブルプラグと差込みカードとか らなる冒頭に述べた種類の組み合わせ体を提供することである。 この課題は、冒頭に述べた種類の遮蔽されたケーブルプラグの場合には、請求 項１に記載した特徴によって解決され、このような遮蔽されたケーブルプラグと それに差込み連結可能な差込みカードとからなる組み合わせ体の場合には、請求 項７記載の特徴によって解決される。 遮蔽されたケーブルプラグの場合には、本発明による手段によって、遮蔽ハウ ジングと遮蔽接触子のコストのかかる接続工程が回避される。なぜなら、一つま たは複数の遮蔽接触子条片の形をした遮蔽ハウジングが延長しているからである 。使用されるケーブルの遮蔽部材からケーブルプラグを通る他の部材への遮蔽接 触子の移行は、他の電気的移行部材を用いないで簡単な圧着接続部材によって可 能である。遮蔽されたケーブルプラグと差込みカードとからなる組み合わせ体の 場合には、本発明による手段によって、使用されるケーブルの遮蔽部材から差込 みカードまでの連続した遮蔽が達成され、かつ圧着接続部と差込み接続部の遮蔽 が達成される。そのために必要な部品の数の減少は、製作と接続を低コストにす る。 請求項２記載の特徴によって同時に、ケーブルプラグの遮蔽ハウジングと接触 子支持体との間の機械的な連結が達成される。 請求項３記載の特徴が適用されると、差込み接続部を迅速かつ有利に製作する ことができる。 遮蔽されたケーブルプラグの遮蔽ハウジングの有利な実施形は、請求項４〜６ の個々のまたは複数の特徴によって生じる。その際、一方ではケーブルプラグと 差込みカードとからなる組み合わせ体をできるだけ緊密に遮蔽し、他方では遮蔽 接触作業の確実性を高めるために、できるだけ多くの遮蔽接触子条片が設けられ る。 遮蔽されたケーブルプラグと差込みカードからなる組み立て体の場合には、ケ ーブルプラグの遮蔽接触子条片と当該の差込みコネクタ部分が差込みカードの差 込みコネクタ部分の端板に挿入されるので、遮蔽接触子条片と差込みカードの金 属ハウジングの間の接触連結が行われる。これは例えば、遮蔽接触子条片が内側 から差込みカードの金属ハウジングに当接することによって行われる。しかし、 これはもしかすると、遮蔽接触子条片の接触圧力が大きすぎると、比較的に薄い 差込みカードの金属ハウジングが外側へ湾曲し、差込みコネクタ部分の端板から 突出するという危険を生じる。これはもしかすると負傷の危険がある。これを回 避するために、本発明の好ましい実施形では、請求項８記載の特徴が適用される 。 これにより、遮蔽接触子条片の接触圧力が、差込みカードの金属ハウジングの窪 んだ外面から内側へ与えられるので、差込みカードの金属ハウジングの範囲が差 込みコネクタ部分の外周を越えて突出するという危険がなくなる。 次の記載から、本発明の他の細部が明らかになる。次の記載では、図に示した 実施の形態に基づいて本発明を詳しく説明する。 図１Ａは本発明の好ましい実施の形態による遮蔽されたケーブルプラグの斜視 図、 図１Ｂは、図１Ａの遮蔽されたケーブルプラグに差込み連結可能である、本発 明の実施の形態による電子データ処理装置用の差込みカードの斜視図、 図２は図１Ａの遮蔽されたケーブルプラグの個々の部品を示す分解斜視図、 図３は図１ＡのＩＩＩＡ−ＩＩＩＡ線と図１ＢのＩＩＩＢ−ＩＩＩＢ線に沿っ た部分拡大断面図、 図４は遮蔽されたケーブルプラグと差込みカードの差込み組み立て状態を示す 、図３と同様な断面図である。 本発明の好ましい実施の形態による遮蔽されたケーブルプラグ１０は特に、多 数の極を備え、きわめて小型に形成されたＰＣＭＣＩＡ−ケーブルプラグとして 形成されている。これと同じことが図１Ｂに示した差込みカード５０についても 言える。この差込みカードは特に電子式データ処理装置で使用可能であり、その 厚さが差込み連結可能なケーブルプラグ１０の厚さに一致するよう平らに形成さ れている。 図２の分解図から判るように、遮蔽されたケーブルプラグ１０は枠板１２を有 する接触子支持体１１を備えている。接触子支持体１１の前側範囲は、枠板１２ から一体的に突出し間隔をおいて配置された差込みコネクタ部分１３，１４とし て形成されている。この差込みコネクタ部分は縦長で偏平であり、そして例えば ＩＣ差込みカード５０に取り違えのないよう差し込むための非対称に配置された レール１６，１７を備えている。多数の長穴１８，１９が差込みコネクタ部分１ ３，１４を貫通している。この長穴は枠板１２を貫通している。この長穴１８， １９には図示していない態様で接触子が挿入されている。この接触子のスリーブ 部分は長穴１８，１９に収容され、その接続部分は枠板１２から後方へすなわち 内方へ突出し、ケーブル２３の個々の線２２の絶縁材を取り除いた端部２１を収 容する働きをする。絶縁材を取り除いた個々の線２２の端部は図示していないこ の接触子接続部分に半田付けまたは圧着されている。ケーブル２３は更に、例え ばワイヤメッシュの形をした、示唆的に示した遮蔽部材２４と、この遮蔽部材２ ４を取り巻く絶縁物２５を備えている。 ケーブルプラグ１０は更に遮蔽ハウジング３０を備えている。この遮蔽ハグジ ングは２個のハウジング半割り部材３１，３２からなっている。薄い金属板で形 成された両ハウジング半割り部材３１，３２は大きな面を持つ板３３，３４を備 えている。この板はそれぞれ折り曲げられた側方の狭い縁部３５，３６を備えて いる。両ハウジング半割り部材３１，３２はその前側範囲に、接触子支持体１１ の幅と同じ幅を有し、ケーブル２３寄りのその後側範囲が台形となっている。両 ハウジング半割り部材３１，３２は互いにかぶさるその縁部３５，３６によって 互いに係止可能である。図２において下側のハウジング半割り部材３２は、遮蔽 されたケーブル２３寄りのその後側の端部に、Ｕ字状溝部分２８の形をしたケー ブル圧着部材３７を備えている。このケーブル圧着部材は突出する３個または４ 尾のフィンガー３９を備えている。上側のハウジング半割り部材３１はケーブル 圧着部材３７に対向してウェブ４０を備えている。このウェブとケーブル圧着部 材３７の間には、遮蔽されたケーブル２３の遮蔽部材２４が設けられている。ケ ーブル２３の遮蔽部材２４と両ハウジング半割り部材３１，３２との連結は、ケ ーブル圧着部材３７またはそのフィンガー３９が遮蔽部材２４とウェブ４０の周 りに密着するよう成形されるかまたはかしめられることによって行われる。 両ハウジング半割り部材３１，３２はその前側端部に、その前側エッジ４１， ４２から一体的に突出する遮蔽接触子条片４３，４４を備えている。図示した実 施の形態の場合には、間隔をおいて配置した２個の遮蔽接触子条片４３または４ ４が各々のハウジング半割り部材３１，３２が設けられている。図３，４から判 るように、遮蔽接触子条片４３，４４は、枠板１２のスリット４５，４６を貫通 する範囲に、両ハウジング半割り部材３１，３２の板３３，３４に対して外側へ 曲げた曲げ部を備えている。遮蔽接触子条片４３，４４の前側の自由端部は、例 えば溝状（図１Ａ，２）または点状（図３，４）のプレス窪み４７，４７′を備 えている。 接触子支持体１１の枠板１２はそれぞれの差込みコネクタ１３，１４の上方お よび下方に、スリット４５，４６を備えている。ケーブルプラグ１０の組み立て 時に、ハウジング半割り部材３１，３２の遮蔽接触子条片４３，４４がこの上側 と下側のスリット４５，４６に差し込まれ、これにより両ハウジング半割り部材 ３１，３２は互いに係止され、そして両ケーブル圧着部材３７またはウェブ４０ はケーブル２３の遮蔽部材２４に連結される。絶縁材を取り除いた個々の線２２ の端部２１は前もって、接触子支持体１１に設けた図示していない接触子に接続 され、保護キャップ４９に通されている。図１Ａに示すケーブルプラグ１０の組 み立て状態では、遮蔽接触子条片４３，４４は枠板１２の前側の端面から突出し 、差込みコネクタ部分１３，１４の長さの大部分にわたってこの差込みコネクタ 部分に対して平行にかつその両側で延びている。 図２，１Ａから判るように、接触子支持体１１はロック装置６０を備えている 。このロック装置は枠板１２から内側へ突出するホルダー６１と、枠板１２の前 面から突出する２個の係止舌片６２，６３を備えている。両係止舌片６２，６３ は両差込みコネクタ部分１３，１４の間に設けられている。ホルダー６１と係止 舌片６２，６３は合成樹脂で作られた枠板１２に一体連結されている。ホルダー ６１はロックピン６４を受け入れることができる。このロックピンは両係止舌片 ６２，６３の間においてホルダー６１の図示していない長穴に挿入可能である。 ロックピン６４の一端はスリット状切欠き６５内に達している。このスリット状 切欠きにはスライド要素６８のピン６６，６７が係合している。このスライド要 素はケーブルプラグ１０の組み立て状態で外部から両ハウジング半割り部材３１ ，３２に載っている。スライド要素６８，６９を摺動させることにより、ロック ピン６４は両係止舌片６２，６３の間に達し、この係止舌片を弾性運動させない ようにする。これにより、ケーブルプラグ１０は差込みカード５０に錠止連結可 能である。 図１Ｂにおいて、差込みカード５０は、同様に遮蔽ハウジング５１としての働 きをする金属ハウジングを備えている。この金属ハウジング５１は同様に、２つ のハウジング半部５２，５３からなっている。このハウジング半部は図示してい ない態様で互いに係止連結されている。差込みカード５０は、図１Ｂに示したそ の一方の端部に、差込み接触子支持体５４を備えている。この差込み接触子支持 体は両ハウジング半部５２，５３の間に保持されている。差込み接触子支持体５ ４は差込みコネクタ部分５５，５６として、端板５９から延びる、ケーブルプラ グ１０の両差込みコネクタ部分１３，１４のための２つの収容部を備えている。 差込み接触子支持体５４は図示していない態様で接触子を備えている。この接触 子のプラグピンは収容部５５，５６に挿入される。収容部５５，５６の長手方向 両側に、差込み接触子支持体５４の端板５９はスリット５７，５８を備えている 。このスリットはケーブルプラグ１０の遮蔽接触子条片４３，４４を収容するた めに役立つ。 図１Ｂと、特に図３，４から判るように、プラグカード５０の金属遮蔽ハウジ ング５１の両ハウジング半部５２，５３は、端板５９の収容スリット５７，５８ 寄りの範囲に、凹部７１，７２を備えている。この凹部７１，７２の幅はスリッ ト５７，５８の幅全体にわたって延びている。凹部７１，７２の底７３はスリッ ト５７，５８のそれぞれの内側エッジ７５の端部を幾分越えて延び、その案内斜 面または乗り上げ斜面７４は内側エッジ７５の平面内まで延びている。 それによって、図４に示すように、ケーブルプラグ１０と差込みカード５０の 差込み接触子が連結され、ケーブルプラグ１０のハウジング半割り部材３１，３ ２に一体に連結された遮蔽接触子条片４３，４４が、差込みカード５０の差込み 接触子支持体５４の端板５９のスリット５７，５８を貫通し、凹部７１，７２内 に侵入し、そこで凹部７３の底に載り、それによって差込みカード５０の金属遮 蔽ハウジング５１の互いに連結されたハウジング半部５２，５３に接触する。そ れによって、遮蔽されたケーブル２３の遮蔽部材２４と差込みカード５０の遮蔽 ハウジング５１とが直接電気的に接触連結される。 図１Ｂに示すように、差込みカード５０の差込み接触子支持体５４は更に、ケ ーブルプラグ１０のレール１６，１７と係止舌片６２，６３のための凹部７６， ７７とアンダーカットされた穴７８を備えている。

【手続補正書】特許法第１８４条の８ 【提出日】１９９６年６月１９日 【補正内容】 請求の範囲 １．接触子支持体（１１）を備え、この接触子支持体の内側範囲に、遮蔽された ケーブル（２３）の個々の線が接続可能であり、接触子支持体の外側範囲が少な くとも一つの差込みコネクタ部分（１３，１４）を形成し、更に、接触子支持体 （１１）の内側範囲を取り囲む遮蔽ハウジング（３０）を備え、遮蔽ハウジング のケーブル（２３）側の端部が、ケーブル（２３）の遮蔽部材（２４）に連結す るためのケーブル圧着部材（３７）を備え、接触子支持体（１１）寄りの遮蔽ハ ウジングの端部が、突出する１個または複数の遮蔽接触子条片（４３，４４）を 備え、この遮蔽接触子条片が接触子支持体（１１）の少なくとも一方の差込みコ ネクタ部分（１３，１４）の範囲に突出している、遮蔽されたケーブルプラグ（ １０）において、接触子支持体（１１）がその内側範囲と外側範囲の間に枠板（ １２）を備え、この枠板がスリット（４５，４６）を備え、遮蔽接触子条片（４ ３，４４）がこのスリットに差込み可能であることを特徴とするケーブルプラグ 。 ２．遮蔽接触子条片（４３，４４）が少なくとも一方の差込みコネクタ部分（１ ３，１４）の主要な範囲の上方でこの範囲に対して平行に延びていることを特徴 とする請求項１記載のケーブルプラグ。 ３．遮蔽ハウジング（３０）が上側と下側のハウジング半割り部材（３１，３２ ）によって形成され、各々のハウジング半割り部材（３１，３２）が少なくとも ２個の遮蔽接触子条片（４３，４４）を備えていることを特徴とする請求項１ま たは２記載のケーブルプラグ。 ４．一方のハウジング半割り部材（３２）がケーブル圧着部材（３７）を備え、 他方のハウジング半割り部材（３１）がケーブル圧着部材（３７）に対向する支 持ウェブ（４０）を備えていることを特徴とする請求項３記載のケーブルプラグ 。 ５．両ハウジング部分（３１，３２）が互いに係止可能であることを特徴とする 請求項３または４記載のケーブルプラグ。 ６．請求項１〜６のいずれか一つに記載の遮蔽されたケーブルプラグ（１０）と 、 このケーブルプラグ（１０）に差込み連結可能な電子式データ処理装置用差込み カード（５０）とからなる組み合わせ体であって、幾分細長い長方形の偏平な差 込みカード（５０）が金属性のハウジング（５１）とを備え、差込みカードがそ の横方向の一方の側に、ケーブルプラグ（１０）の差込みコネクタ部分（１３， １４）に嵌まる他の差込みコネクタ部分（５５，５６）を備えている、組み合わ せ体において、他の差込みコネクタ部分（５５，５６）が端板（５９）を備え、 この端板がケーブルプラグ（１０）の差込みコネクタ部分（１３，１４）のため の少なくとも一つの収容部（５５，５６）の範囲に、一つまたは複数のスリット （５７，５８）を備え、ケーブルプラグ（１０）の遮蔽接触子条片（４３，４４ ）がこのスリットに差込み可能であり、かつ差込みカード（５０）の金属ハウジ ング（５１）に接触可能であることを特徴とする組み合わせ体。 ７．差込みカード（５０）の金属ハウジング（５１）が、差込みコネクタ部分（ ５５，５６）のスリット（５７，５８）の範囲において、差込みコネクタ部分の スリット（５７，５８）の内側エッジ（７５）まで変形されていることを特徴と する請求項６記載の組み合わせ体。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ショック、マンフレット ドイツ連邦共和国 デー−70729 シュト ゥットガルト インスブルッカーシュトラ ーセ 28

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．接触子支持体（１１）を備え、この接触子支持体の内側範囲に、遮蔽された ケーブル（２３）の個々の線が接続可能であり、接触子支持体の外側範囲が少な くとも一つの差込みコネクタ部分（１３，１４）を形成し、更に、接触子支持体 （１１）の内側範囲を取り囲む遮蔽ハウジング（３０）を備え、遮蔽ハウジング のケーブル（２３）側の端部が、ケーブル（２３）の遮蔽部材（２４）に連結す るためのケーブル圧着部材（３７）を備えている、遮蔽されたケーブルプラグ（ １０）において、遮蔽ハウジング（３０）が接触子支持体（１１）寄りのその端 部に、突出する１個または複数の遮蔽接触子条片（４３，４４）を備え、この遮 蔽接触子条片が接触子支持体（１１）の少なくとも一方の差込みコネクタ部分（ １３，１４）の範囲に突出していることを特徴とするケーブルプラグ。 ２．接触子支持体（１１）がその内側範囲と外側範囲の間に枠板（１２）を備え 、この枠板がスリット（４５，４６）を備え、遮蔽接触子条片（４３，４４）が このスリットに差込み可能であることを特徴とする請求項１記載のケーブルプラ グ。 ３．遮蔽接触子条片（４３，４４）が少なくとも一方の差込みコネクタ部分（１ ３，１４）の主要な範囲の上方でこの範囲に対して平行に延びていることを特徴 とする請求項１と２に記載のケーブルプラグ。 ４．遮蔽ハウジング（３０）が上側と下側のハウジング半割り部材（３１，３２ ）によって形成され、各々のハウジング半割り部材（３１，３２）が少なくとも ２個の遮蔽接触子条片（４３，４４）を備えていることを特徴とする請求項１〜 ３の少なくとも一つに記載のケーブルプラグ。 ５．一方のハウジング半割り部材（３２）がケーブル圧着部材（３７）を備え、 他方のハウジング半割り部材（３１）がケーブル圧着部材（３７）に対向する支 持ウェブ（４０）を備えていることを特徴とする請求項４記載のケーブルプラグ 。 ６．両ハウジング部分（３１，３２）が互いに係止可能であることを特徴とする 請求項４または５記載のケーブルプラグ。 ７．請求項１〜６のいずれか一つに記載の遮蔽されたケーブルプラグ（１０）と 、このケーブルプラグ（１０）に差込み連結可能な電子式データ処理装置用差込 みカード（５０）とからなる組み合わせ体であって、幾分細長い長方形の偏平な 差込みカード（５０）が金属性のハウジング（５１）とを備え、差込みカードが その横方向の一方の側に、ケーブルプラグ（１０）の差込みコネクタ部分（１３ ，１４）に嵌まる他の差込みコネクタ部分（５５，５６）を備えている、組み合 わせ体において、他の差込みコネクタ部分（５５，５６）が端板（５９）を備え 、この端板がケーブルプラグ（１０）の差込みコネクタ部分（１３，１４）のた めの少なくとも一つの収容部（５５，５６）の範囲に、一つまたは複数のスリッ ト（５７，５８）を備え、ケーブルプラグ（１０）の遮蔽接触子条片（４３，４ ４）がこのスリットに差込み可能であり、かつ差込みカード（５０）の金属ハウ ジング（５１）に接触可能であることを特徴とする組み合わせ体。 ８．差込みカード（５０）の金属ハウジング（５１）が、差込みコネクタ部分（ ５５，５６）のスリット（５７，５８）の範囲において、差込みコネクタ部分の スリット（５７，５８）の内側エッジ（７５）まで変形されていることを特徴と する請求項７記載の組み合わせ体。