JPH1040049A - データ表示装置およびデータ表示方法 - Google Patents

データ表示装置およびデータ表示方法

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JPH1040049A
JPH1040049A JP8212183A JP21218396A JPH1040049A JP H1040049 A JPH1040049 A JP H1040049A JP 8212183 A JP8212183 A JP 8212183A JP 21218396 A JP21218396 A JP 21218396A JP H1040049 A JPH1040049 A JP H1040049A
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克 松村
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和泰 原口
Mari Kono
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示画面に縦長ウインドウあるいは横長ウイ
ンドウを表示させる場合に、ウインドウの形状や表示フ
ォーマットを意識しなくても縦長ウインドウあるいは横
長ウインドウの形状特性を効果的に生かしたデータ表示
を実現する。 【解決手段】 表示フォーマットメモリ2−2は縦型表
示フォーマットおよび横型表示フォーマットを各伝票に
対応付けて記憶する。ウインドウが縦長/横長に指定さ
れると、CPU1は指定されたウインドウが縦長である
か横長であるかを判別し、それに応じて縦型表示フォー
マットあるいは横型表示フォーマットを選択し、伝票デ
ータを表示フォーマットに従って表示出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パーソナルコン
ピュータやオフィスコンピュータ等において選択された
表示フォーマットに従ってデータを表示するデータ表示
装置およびデータ表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オフィスコンピュータ等のように
事務処理を行うデータ処理装置においては、個々の表の
入力処理に対応させて個別の表フォーマットが設定され
ており、この表フォーマットにしたがって表データを入
力するようにしている。ところで、近年、縦横比が異な
る表示画面を縦長状態に設置した縦長画面あるいは横長
状態に設置した横長画面として使用可能なデータ処理装
置が知られている。この種のデータ処理装置において、
伝票データを入力したり、あるいは入力されている伝票
データを呼び出して表示出力させる際に、ユーザは予め
定義されている伝票フォームが縦型形式か横型形式かを
意識し、表示画面を縦長画面あるいは横長画面に切り換
えるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、表フォ
ーマットがどのような形式かを確認するためには表フォ
ーマットを一旦表示させる必要があるが、その都度、表
フォーマットを表示させることは極めて不合理であり、
ユーザに大きな負担をかけるという欠点があった。とこ
ろで、表全体を1画面内に収めて表示することができな
いような場合に、画面スクロールや画面切り替えによっ
て残りのデータを表示させることもできるが、このよう
な方法では一覧性が悪くなり、入力ミスや視読ミスの要
因ともなる。この発明の課題は、ウインドウの形状や表
示フォーマットを意識することなく、縦長ウインドウあ
るいは横長ウインドウの形状特性を活かした表示フォー
マットでデータを表示できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明(請求項1記
載の発明)の手段は次の通りである。表示画面上に縦長
ウインドウあるいは横長ウインドウを表示するデータ表
示装置であって、縦長ウインドウに適した表示形式とし
て横長ウインドウよりも縦方向に多くのデータを表示可
能な縦型表示フォーマットと、横長ウインドウに適した
表示形式として縦長ウインドウよりも横方向に多くのデ
ータを表示可能な横型表示フォーマットとを夫々記憶す
る表示フォーマット記憶手段と、縦長ウインドウあるい
は横長ウインドウのいずれか一方が指定されると、指定
されたウインドウに応じて前記縦型表示フォーマットあ
るいは横型表示フォーマットのいずれか一方を選択し、
選択された表示フォーマットに従ってデータを表示する
表示手段とを具備したことを特徴とする。なお、前記縦
型表示フォーマットおよび横型表示フォーマットは、複
数項目からなるレコードを複数レコード分表示する表示
フォーマットであり、かつ前記縦型表示フォーマットあ
るいは横型表示フォーマットのいずれか一方の表示フォ
ーマットは他方の表示フォーマットよりもレコード数が
多く、また、当該他方の表示フォーマットは前記一方の
表示フォーマットよりも項目数が多い表示フォーマット
であってもよい。また、前記表示画面上にウインドウが
表示されている状態で、このウインドウ上に縦長サブウ
インドウあるいは横長サブウインドウを表示できるよう
にすると共に、このサブウインドウ用として縦型表示フ
ォーマットおよび横型表示フォーマットを夫々記憶し、
縦長サブウインドウあるいは横長サブウインドウのいず
れか一方が指定されると、指定されたサブウインドウに
応じて前記サブウインドウ用の縦型表示フォーマットあ
るいは横型表示フォーマットのいずれか一方を選択し、
選択されたサブウインドウ用の表示フォーマットに従っ
てデータを表示するようにしてもよい。さらに、前記縦
長ウインドウおよび横長ウインドウに共用され、且つヘ
ッダ部、明細部、フッタ部の各ブロックに分割されてな
る共用フォーマットを記憶し、縦長ウインドウあるいは
横長ウインドウのいずれか一方が指定されると、指定さ
れたウインドウの向きに応じて前記共用表示フォーマッ
トを構成するヘッダ部およびフッタ部の表示位置を変更
することにより明細部が占める表示領域を増減させるよ
うにしてもよい。また、前記表示画面上に割り当てられ
ているガイダンス表示領域にガイダンスデータを出力す
る場合に、縦長ウインドウあるいは横長ウインドウのい
ずれか一方が指定されると、指定されたウインドウの方
が他方のウインドウよりもガイダンス表示領域が大きく
なるようにガイダンス表示領域を拡張し、拡張されたガ
イダンス表示領域にその大きさに応じたデータ量分のガ
イダンス表示を行なうようにしてもよい。さらに、デー
タを処理する処理プログラムが起動された際に、この起
動された処理プログラムに対応づけて予め定義された表
示フォーマットが前記縦型表示フォーマットであるか横
型表示フォーマットであるかを判別する判別手段を具備
し、この判別手段の判別結果に応じて縦型表示フォーマ
ットあるいは横型表示フォーマットが選択されるように
してもよい。従って、縦長ウインドウあるいは横長ウイ
ンドウのいずれか一方が指定されると、指定されたウイ
ンドウに応じて縦型表示フォーマットあるいは横型表示
フォーマットのいずれか一方が自動的に選択され、選択
された表示フォーマットに従ってデータが表示されるの
で、ウインドウの形状や表示フォーマットを意識するこ
となく、縦長ウインドウあるいは横長ウインドウの形状
特性を活かした表示フォーマットでデータを表示するこ
とができる。
【0005】第2の発明(請求項2記載の発明)の手段
は次の通りである。表示画面上に縦長ウインドウあるい
は横長ウインドウを表示するデータ表示装置であって、
データを記憶するデータ記憶手段と、縦長ウインドウに
適した表示形式として横長ウインドウよりも縦方向に多
くのデータを表示可能な縦型表示フォーマットと、横長
ウインドウに適した表示形式として縦長ウインドウより
も横方向に多くのデータを表示可能な横型表示フォーマ
ットとを夫々記憶する表示フォーマット記憶手段と、こ
の表示フォーマット記憶手段に記憶された前記縦型表示
フォーマットおよび横型表示フォーマットに対応して、
各表示フォーマットに応じたデータを取り込むための取
込情報を夫々記憶する取込情報記憶手段と、前記縦長ウ
インドウあるいは横長ウインドウのいずれか一方が指定
されると、指定されたウインドウに応じて前記縦型表示
フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいずれか
一方を選択し、選択された表示フォーマットに対応する
前記取込情報に基づいて前記データ記憶手段からデータ
を取り込み、この取り込んだデータを前記選択された表
示フォーマットに従って表示する表示手段とを具備した
ことを特徴とする。なお、前記縦型表示フォーマットお
よび横型表示フォーマットは、複数項目からなるレコー
ドを複数レコード分表示する表示フォーマットであり、
かつ前記縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォー
マットのいずれか一方の表示フォーマットは他方の表示
フォーマットよりもレコード数が多く、また、当該他方
の表示フォーマットは前記一方の表示フォーマットより
も項目数が多い表示フォーマットであってもよい。ま
た、前記取込情報記憶手段に記憶する取込情報は、前記
縦型表示フォーマットおよび横型表示フォーマットに対
応して、各表示フォーマットに応じてレコードを取り込
むための項目情報およびレコード数情報からなるように
してもよい。また、前記表示画面にウインドウが表示さ
れている状態で、このウインドウ上に縦長サブウインド
ウあるいは横長サブウインドウを表示できるようにする
と共に、このサブウインドウ用として縦型表示フォーマ
ットおよび横型表示フォーマットを夫々記憶し、縦長サ
ブウインドウあるいは横長サブウインドウのいずれか一
方が指定されると、指定されたサブウインドウに応じて
前記サブウインドウ用の縦型表示フォーマットあるいは
横型表示フォーマットのいずれか一方を選択し、選択さ
れたサブウインドウ用の表示フォーマットに従ってデー
タを表示するようにしてもよい。さらに、前記縦長ウイ
ンドウおよび横長ウインドウに共用され、且つヘッダ
部、明細部、フッタ部の各ブロックに分割されてなる共
用表示フォーマットを記憶し、縦長ウインドウあるいは
横長ウインドウのいずれか一方が指定されると、指定さ
れたウインドウの向きに応じて前記共用表示フォーマッ
トを構成するヘッダ部およびフッタ部の表示位置を変更
することにより明細部が占める表示領域を増減させるよ
うにしてもよい。また、前記表示画面上に割り当てられ
ているガイダンス表示領域にガイダンスデータを出力す
る場合に、縦長ウインドウあるいは横長ウインドウのい
ずれか一方が指定されると、指定されたウインドウの方
が他方のウインドウよりもガイダンス表示領域が大きく
なるようにガイダンス表示領域を拡張し、拡張されたガ
イダンス表示領域にその大きさに応じたデータ量分のガ
イダンス表示を行なうようにしてもよい。さらに、デー
タを処理する処理プログラムが起動された際に、この起
動された処理プログラムに対応づけて予め定義された表
示フォーマットが前記縦型表示フォーマットであるか横
型表示フォーマットであるかを判別する判別手段を具備
し、この判別手段の判別結果に応じて縦型表示フォーマ
ットあるいは横型表示フォーマットが選択されるように
してもよい。従って、縦長ウインドウあるいは横長ウイ
ンドウのいずれか一方が指定されると、指定されたウイ
ンドウに応じて縦型表示フォーマットあるいは横型表示
フォーマットのいずれか一方が自動的に選択され、選択
された表示フォーマットに対応する取込情報に基づいて
データが取り込まれ、この取り込まれたデータが、選択
された表示フォーマットに従って表示されるので、ウイ
ンドウの形状や表示フォーマットを意識することなく、
選択された表示フォーマットに応じて必要なデータを自
動的に取り込み、この取り込んだデータを縦長ウインド
ウあるいは横長ウインドウの形状特性を活かした表示フ
ォーマットで表示することができる。
【0006】第3の発明(請求項3記載の発明)の手段
は次の通りである。縦横比が異なる表示画面を縦長状態
に設置した縦長画面あるいは横長状態に設置した横長画
面として使用可能なデータ表示装置において、縦長画面
に適した表示形式として横長画面よりも縦方向に多くの
データを表示可能な縦型表示フォーマットと、横長画面
に適した表示形式として縦長画面よりも横方向に多くの
データを表示可能な横型表示フォーマットとを夫々記憶
する表示フォーマット記憶手段と、縦長画面あるいは横
長画面のいずれか一方が指定されると、指定された画面
の向きに応じて前記縦型表示フォーマットあるいは横型
表示フォーマットのいずれか一方を選択し、選択された
表示フォーマットに従ってデータを表示する表示手段と
を具備したことを特徴とする。なお、前記縦型表示フォ
ーマットおよび横型表示フォーマットは、複数項目から
なるレコードを複数レコード分表示する表示フォーマッ
トであり、かつ前記縦型表示フォーマットあるいは横型
表示フォーマットのいずれか一方の表示フォーマットは
他方の表示フォーマットよりもレコード数が多く、ま
た、当該他方の表示フォーマットは前記一方の表示フォ
ーマットよりも項目数が多い表示フォーマットであって
もよい。また、前記表示画面が縦長に設置されているか
横長に設置されているか前記表示画面の設置状態を判別
する判別手段を具備し、この判別手段の判別結果に応じ
て縦長画面あるいは横長画面のいずれか一方が指定され
るようにしてもよい。この場合、前記判別手段は、デー
タを処理する処理プログラムの起動時に、前記表示画面
の設置状態を判別するようにしてもよい。さらに、前記
縦長画面および横長画面に共用され、且つヘッダ部、明
細部、フッタ部の各ブロックに分割されてなる共用フォ
ーマットを記憶し、縦長画面あるいは横長画面のいずれ
か一方が指定されると、指定された画面の向きに応じて
前記共用表示フォーマットを構成するヘッダ部およびフ
ッタ部の表示位置を変更することにより明細部が占める
表示領域を増減させるようにしてもよい。また、前記表
示画面上に割り当てられているガイダンス表示領域にガ
イダンスデータを出力する場合に、縦長画面あるいは横
長画面のいずれか一方が指定されると、指定された画面
の方が他方の画面よりもガイダンス表示領域が大きくな
るようにガイダンス表示領域を拡張し、拡張されたガイ
ダンス表示領域にその大きさに応じたデータ量分のガイ
ダンス表示を行なうようにしてもよい。さらに、データ
を処理する処理プログラムが起動された際に、この起動
された処理プログラムに対応づけて予め定義された表示
フォーマットが前記縦型表示フォーマットであるか横型
表示フォーマットであるかを判別する判別手段を具備
し、この判別手段の判別結果に応じて縦型表示フォーマ
ットあるいは横型表示フォーマットが選択されるように
してもよい。また、前記表示画面を回転駆動させて、前
記表示画面を縦長画面あるいは横長画面に切り換える回
転機構を具備し、選択された表示フォーマットの向きと
前記表示画面の向きとが一致するかを判別し、両者が一
致しない場合は前記回転機構を回転駆動させて前記表示
画面の向きを表示フォーマットに一致させるようにして
もよい。従って、縦長画面あるいは横長画面のいずれか
一方が指定されると、指定された画面の向きに応じて縦
型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのい
ずれか一方が自動的に選択され、選択された表示フォー
マットに従ってデータが表示されるので、表示画面の向
きや表示フォーマットを意識することなく、縦長画面あ
るいは横長画面の形状特性を活かした表示フォーマット
でデータを表示することができる。
【0007】第4の発明(請求項15記載の発明)の手
段は次の通りである。表示画面上に縦長ウインドウある
いは横長ウインドウを表示可能なデータ処理装置におい
て、縦長ウインドウに適した表示形式として横長ウイン
ドウよりも縦方向に多くのデータを表示可能な縦型表示
フォーマットと、横長ウインドウに適した表示形式とし
て縦長ウインドウよりも横方向に多くのデータを表示可
能な横型表示フォーマットとが夫々定義されている場合
に、縦長ウインドウあるいは横長ウインドウのいずれか
一方が指定されると、指定されたウインドウに応じて前
記縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマット
のいずれか一方を選択し、選択された表示フォーマット
に従ってデータを表示するようにしたことを特徴とす
る。なお、前記縦型表示フォーマットおよび横型表示フ
ォーマットは、複数項目からなるレコードを複数レコー
ド分表示する表示フォーマットであり、かつ前記縦型表
示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいずれ
か一方の表示フォーマットは他方の表示フォーマットよ
りもレコード数が多く、また、当該他方の表示フォーマ
ットは前記一方の表示フォーマットよりも項目数が多い
表示フォーマットであってもよい。従って、縦長ウイン
ドウあるいは横長ウインドウのいずれか一方が指定され
ると、指定されたウインドウに応じて縦型表示フォーマ
ットあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方が自
動的に選択され、選択された表示フォーマットに従って
データが表示されるので、ウインドウの形状や表示フォ
ーマットを意識することなく、縦長ウインドウあるいは
横長ウインドウの形状特性を活かした表示フォーマット
でデータを表示することができる。
【0008】第5の発明(請求項16記載の発明)の手
段は次の通りである。表示画面上に縦長ウインドウある
いは横長ウインドウを表示可能なデータ処理装置におい
て、縦長ウインドウに適した表示形式として横長ウイン
ドウよりも縦方向に多くのデータを表示可能な縦型表示
フォーマットと、横型表示フォーマットに適した表示形
式として縦長ウインドウよりも横方向に多くのデータを
表示可能な横型表示フォーマットとを夫々定義され、且
つ前記縦型表示フォーマットおよび横型表示フォーマッ
トに対応して、データを取り込むための取込情報が夫々
定義されている場合に、前記縦長ウインドウあるいは横
長ウインドウのいずれか一方が指定されると、指定され
たウインドウに応じて前記縦型表示フォーマットあるい
は横型表示フォーマットのいずれか一方を選択すると共
に、この選択された表示フォーマットに対応する前記取
込情報に基づいてデータを取り込み、この取り込んだデ
ータを前記選択された表示フォーマットに従って表示す
るようにしたことを特徴とする。なお、前記縦型表示フ
ォーマットおよび横型表示フォーマットは、複数項目か
らなるレコードを複数レコード分表示する表示フォーマ
ットであり、かつ前記縦型表示フォーマットあるいは横
型表示フォーマットのいずれか一方の表示フォーマット
は他方の表示フォーマットよりもレコード数が多く、ま
た、当該他方の表示フォーマットは前記一方の表示フォ
ーマットよりも項目数が多い表示フォーマットであって
もよい。また、前記取込情報は、前記縦型表示フォーマ
ットおよび横型表示フォーマットに対応して、各表示フ
ォーマットに応じてレコードを取り込むための項目情報
およびレコード数情報からなるようにしてもよい。従っ
て、縦長ウインドウあるいは横長ウインドウのいずれか
一方が指定されると、指定されたウインドウに応じて縦
型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのい
ずれか一方が自動的に選択され、選択された表示フォー
マットに対応する取込情報に基づいてデータが取り込ま
れ、この取り込まれたデータが、選択された表示フォー
マットに従って表示されるので、ウインドウの形状や表
示フォーマットを意識することなく、選択された表示フ
ォーマットに応じて必要なデータを自動的に取り込み、
この取り込んだデータを縦長ウインドウあるいは横長ウ
インドウの形状特性を活かした表示フォーマットで表示
することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下、図1〜図5を参照してこの発明
の第1実施形態を説明する。図1はパーソナルコンピュ
ータやオフィスコンピュータ等のデータ処理装置を示し
たブロック構成図である。この図1において、データ処
理装置は、CPU1、RAM2、入力部3、表示部4、
印字部5、記憶装置6、記憶媒体制御部7、記憶媒体8
により構成されている。CPU(Central Processing Un
it)1は、記憶装置6に記憶されているプログラムにし
たがってこのデータ処理装置の全体動作を制御する中央
演算処理装置である。
【0010】記憶装置6は、プログラムやデータ等が予
め記憶されている記憶媒体を有しており、この記憶媒体
は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構
成されている。この記憶媒体は記憶装置6に固定的に設
けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、こ
の記憶媒体にはウインドウシステムプログラム及び当該
ウインドウシステムに対応する各種アプリケーションプ
ログラム、メニュー表示プログラム、印刷処理プログラ
ム及び各処理プログラムで処理されたデータ等を記憶す
る。また、この記憶媒体に記憶するプログラム、データ
等は、通信回線等を介して接続された他の機器から受信
して記憶する構成にしてもよく、更に、通信回線等を介
して接続された他の機器側に上記記憶媒体を備えた記憶
装置を設け、この記憶媒体に記憶されているプログラ
ム、データを通信回線を介して使用する構成にしてもよ
い。記憶媒体制御部7は、図中に示す記憶媒体8(例え
ば、フロッピーディスク)を駆動制御する記憶媒体駆動
装置としての機能を有し、CPU1からの指示により記
憶媒体8を駆動して、書き込み指示が入力された場合は
指定されたデータを記憶媒体8内の指定された記憶領域
に書き込み、読み出し指示が入力された場合は指定され
たデータを記憶媒体8から読み出し、RAM2あるいは
記憶装置6内の指定された記憶領域に書き込む。
【0011】入力部3は伝票データを入力したり、各種
コマンドを入力するキー入力装置やマウス等のポインテ
ィングデバイスを有し、入力部3から入力された表デー
タはCPU1に取り込まれて表示部4に表示出力された
り、RAM2内の伝票データメモリ2−1に格納され
る。表示部4は液晶表示装置やCRT表示装置等で、縦
横比が異なる表示画面を有している。ここで、表示画面
の有効表示域内において、その横方向に表示可能な最大
ドット数と、縦方向に表示可能な最大ドット数とを相違
させることにより縦横比を異ならしめている。
【0012】RAM2はデータメモリ2−1、表示フォ
ーマットメモリ2−2、ワークメモリ2−3、縦横切換
情報テーブル2−4等を有し、データメモリ2−1は入
力作成されたデータを記憶する。表示フォーマットメモ
リ2−2はデータを表示出力させる際の複数の表示フォ
ーマットを記憶するもので、表示画面が縦長状態に設置
されている際に、この縦長画面に適した縦型表示フォー
マットと、表示画面が横長状態に設置されている際に、
この横長画面に適した横型表示フォーマットとが個々の
伝票に対応付けられて記憶されている。すなわち、図2
はこの表示フォーマットメモリ2−2の内容を示したも
ので、表示フォーマットメモリ2−2は各名称に対応付
けて縦型表示フォーマット情報と、横型表示フォーマッ
ト情報とを複数記憶する。つまり、1つの伝票(同一の
伝票名で示される伝票)に対応して縦型および横型の表
示フォーマットがそれぞれ記憶されている。ここで、表
示画面が縦長画面に設置されている場合には縦型表示フ
ォーマットが呼び出されて表示され、また、横長画面に
設置されている場合には横型表示フォーマットが呼び出
されて表示出力される。なお、表示フォーマットメモリ
2−2の内容は表示用のフォーマットであり、データメ
モリ2−1の内容を印字部5に印字出力させる際には印
刷用のフォーマットが使用されるが、表示フォーマット
メモリ2−2内の縦型/横型表示フォーマットに応じて
印字を行うようにしてもよい。なお、表示フォーマット
メモリ2−2は1つの伝票名称に対して縦型表示フォー
マットと横型表示フォーマットの両方を記憶するものに
限らず、1つの伝票名称に対して、どちらか一方の表示
フォーマットだけを記憶してもよい。また、表示フォー
マットメモリ2−2は、縦型表示フォーマットおよび横
型表示フォーマットについて、表示領域の大きさが異な
る複数の表示フォーマットを記憶するようにしてもよ
い。
【0013】図3は縦型表示フォーマット、横型表示フ
ォーマットの一例を例示したもので、各表示フォーマッ
トは複数項目から成るレコードを複数レコード分表示可
能な表示フォーマットであり、図3(A)は縦型表示フ
ォーマット、また図3(B)は横型表示フォーマットを
示している。ここで、縦型表示フォーマットは横型表示
フォーマットよりもレコード数を多く表示可能であり、
また、横型表示フォーマットは縦型表示フォーマットよ
りも項目数を多く表示可能な構成となっている。つま
り、表示画面の横方向を列、縦方向を行とすると、縦型
表示フォーマットは行数が多く、横型表示フォーマット
よりも多くのレコードを表示することができ、横型表示
フォーマットは列数が多く、縦型表示フォーマットより
も多くの項目を表示することができる。この場合、横型
表示フォーマットでは表示されるが、縦型表示フォーマ
ットでは表示されない項目としては、「行No」、「単
価」であり、これらの項目データはキー入力によってデ
ータを入力する入力項目ではなく、自動生成される生成
項目であるため、伝票入力時において縦型表示フォーマ
ットにこれらの項目が表示されなくても特に問題となる
ことはない。なお、縦型表示フォーマット、横型表示フ
ォーマットはユーザが自己の業務内容に応じて予め任意
に設定したものである。
【0014】図4は、表示フォーマットに応じたレコー
ドデータを取り込むための取込情報を記憶した縦横切換
情報テーブル2−4の内容を示したものである。この縦
横切換情報テーブル2−4は、縦横切り換え用項目情報
と縦横切り換え用レコード情報とを有する。この縦横切
り換え用項目情報は、図4(A)に示すように、横型表
示フォーマットにおいてのみ表示される項目を示す横固
有項目情報、縦横いずれの表示フォーマットにおいても
表示される項目を示す共通項目情報、および、縦型表示
フォーマットにおいてのみ表示される項目を示す縦固有
項目情報とから構成される。また、縦横切り換え用レコ
ード情報は、図4(B)に示すように、横型表示フォー
マットにおけるレコード数を示す横表示レコード数と、
縦型表示フォーマットにおけるレコード数を示す縦表示
レコード数とから構成される。
【0015】次に、伝票入力処理時の表示動作を図5な
いし図7に示すフローチャートを参照して説明する。な
お、このフローチャートに記述されている各機能を実現
するためのプログラムは、CPU1が読み取り可能なプ
ログラムコードの形態で、記憶装置6に固定的に記憶さ
れているか、記憶媒体制御部7の制御により記憶媒体8
から記憶装置6にロードされている。先ず、入力対象の
伝票名を入力指定してその伝票の入力処理を起動させる
と、CPU1はRAM2のワークメモリ2−3からウイ
ンドウ指定情報を取り込み(ステップA1)、縦長ウイ
ンドウが指定されているか横長ウインドウが指定されて
いるかを判別する(ステップA2)。そして、この判別
結果と入力指定された伝票名とに基づいてCPU1は表
示フォーマットメモリ2−2を検索する。つまり横長ウ
インドウが指定されていれば、当該伝票名に対応する横
型表示フォーマットを選択的に読み出し(ステップA
3)、縦長ウインドウが指定されていれば、当該名称に
対応する縦型表示フォーマットを選択的に読み出す(ス
テップA5)。そして、現在のウインドウ選択状態を示
す状態を記憶保持するために、ワークメモリ2−3にウ
インドウ選択状態を示すフラグをセットすると共に(ス
テップA4、A6)、選択された表示フォーマットを表
示画面上に表示出力させる(ステップA7)。
【0016】このようにして指定された縦長あるいは横
長ウインドウに応じて横型表示フォーマットあるいは縦
型表示フォーマットが表示出力されている状態におい
て、入力部3から伝票データが入力されると、図6のス
テップA8に進み、伝票データ入力処理が実行され、入
力された伝票データはデータメモリ2−1に書き込まれ
る。そして、CPU1は入力部3において指定ウインド
ウを変更する指示操作がなされたかどうかを調べる(ス
テップA9)。ここで、指定ウインドウが伝票データ入
力処理の途中で変更された場合には後述する処理で表示
フォーマットもそれに応じて変更されるが、指定ウイン
ドウが変更されなければ、現在の表示フォーマットがそ
のまま継続表示され、当該表示フォーマット内の対応す
る項目位置に伝票データが配置表示される(ステップA
10)。このステップA10の詳細な動作を図7を参照
して説明する。ステップA10は、選択された表示フォ
ーマットに対応する取込情報として項目情報およびレコ
ード数情報を縦横切換情報テーブル2−4から参照し、
表示フォーマットに対応する項目情報およびレコード数
情報に基づいてデータメモリ2−1からデータを取り込
み、この取り込んだデータを選択された表示フォーマッ
トに従って表示するものである。まず、選択された表示
フォーマットが縦型表示フォーマットであるか横型表示
フォーマットであるかを判別する(ステップA10
1)。縦型表示フォーマットが選択されている場合は、
ステップA102に進み、縦横切換情報テーブル2−4
に記憶された縦表示レコード数情報を参照して、縦表示
レコード数に応じたレコード数のレコードデータをデー
タメモリ2−1から読み込む。次のステップA103で
は、縦横切換情報テーブル2−4から縦固有項目情報お
よび共通項目情報を参照し、ステップA101で読み込
んだレコードデータから縦固有項目および共通項目に対
応するレコードデータを抽出する。この場合、縦固有項
目情報は何も設定されていないので、共通項目情報「日
付」「伝票No」「商品名」「数量」「金額」に対応する
レコードデータが抽出される。続くステップA104で
は、この抽出されたレコードデータを縦型表示フォーマ
ットに従って配置して表示する。ステップA104の処
理が終ると、図6のステップA8に戻る。また、縦型表
示フォーマットが選択されている場合は、ステップA1
01からステップA105に進む。ステップA105で
は、縦横切換情報テーブル2−4に記憶された横表示レ
コード数情報を参照して、縦表示レコード数に応じたレ
コード数のレコードデータをデータメモリ2−1から読
み込む。次のステップA106では、縦横切換情報テー
ブル2−4から横固有項目情報および共通項目情報を参
照し、ステップA105で読み込んだレコードデータか
ら横固有項目および共通項目に対応するレコードデータ
を抽出する。この場合、横固有項目情報に対応する「行
No」「単価」に対応するレコードデータと、共通項目情
報「日付」「伝票No」「商品名」「数量」「金額」に対
応するレコードデータとが抽出される。続くステップA
107では、この抽出されたレコードデータを横型表示
フォーマットに従って配置して表示する。ステップA1
07の処理が終ると、図6のステップA8に戻る。以
下、伝票データ入力が終了するまでステップA8〜A1
0が繰り返される。
【0017】ここで、伝票データ入力処理の途中におい
て、指定ウインドウが入力部3の指定操作に応じて縦長
ウインドウから横長ウインドウに、あるいは横長ウイン
ドウから縦長ウインドウに変更されたものとすると、変
更された指定ウインドウが縦長であるか横長であるかを
調べ(ステップA11)、横長ウインドウに変更された
場合には横型表示フォーマットを選択し(ステップA1
2)、縦長ウインドウに変更された場合には縦型表示フ
ォーマットを選択する(ステップA14)。そして、表
示画面が縦長、横長のいずれに設置されているかを示す
ためにワークメモリ2−3にウインドウ選択状態を示す
フラグをセットすると共に(ステップA13、A1
5)、選択された表示フォーマットに合致するように伝
票データを再配置する(ステップA16)。このステッ
プA16の詳細な動作を図8を参照して説明する。ま
ず、指定ウインドウが横長ウインドウから縦長ウインド
ウに変更されたのか、縦長ウインドウから横長ウインド
ウに変更されたのかを判別する(ステップA18)。指
定ウインドウが横長ウインドウから縦長ウインドウに変
更された場合は、ステップA19に進み、縦横切換情報
テーブル2−4に記憶された縦横切り換え用レコード情
報を参照して、横表示レコード数と縦表示レコード数と
を比較する。ここで、横表示レコード数が縦表示レコー
ド数よりも大きい場合はステップA20に進んで、横型
表示フォーマットでデータ表示する際に余分なレコード
に対応するレコードデータを表示されたレコードデータ
から削除して、ステップA22に進む。横表示レコード
数と縦表示レコード数とが等しい場合は、そのままステ
ップA22に進む。
【0018】また、縦表示レコード数が横表示レコード
数よりも大きい場合は、ステップA21に進み、縦型表
示フォーマットでデータ表示する際に不足するレコード
に対応するレコードデータをデータメモリをデータメモ
リ2−1から新たに読み込んで、ステップA22に進
む。ステップA22では、縦横切換情報テーブル2−4
に記憶された縦横切り換え用項目情報を参照して、横固
有項目に対応する項目のデータをレコードデータから削
除する。この場合、図4(A)に示すように横固有項目
は「行No」および「単価」という項目であるから、「行
No」および「単価」に対応する項目のデータを表示され
たレコードデータから削除する。次に、ステップA23
に進み、縦横切換情報テーブル2−4に記憶された縦横
切り換え用項目情報を参照し、縦固有項目情報に対応す
る項目のレコードデータをデータメモリ2−1から新た
に読み込む。この場合、縦固有項目情報は何も設定記憶
されていないので読み込む項目はない。もし縦固有項目
情報が設定されている場合はそれに対応する項目のデー
タを読み込む。そして、ステップA23からはステップ
A24に進む。ステップA24においては、元のレコー
ドデータから不要なデータが削除されたり、あるいは新
たなレコードデータが読み込まれたりして増減されたレ
コードデータが縦型表示フォーマットに従って再配置さ
れる。このステップA24が終了すると、ステップA1
6の処理をすべて終了してステップA8に戻る。次に、
指定ウインドウが縦長ウインドウから横長ウインドウに
変更された場合は、ステップA18からステップA25
に進み、ステップA19と同様に、縦横切換情報テーブ
ル2−4に記憶された縦横切り換え用レコード情報を参
照して、横表示レコード数と縦表示レコード数とを比較
する。ここで、横表示レコード数が縦表示レコード数よ
りも大きい場合はステップA26に進んで、横型表示フ
ォーマットでデータ表示する際に不足するレコードに対
応するレコードデータをデータメモリ2−1から新たに
読み込んで、ステップA28に進む。横表示レコード数
と縦表示レコード数とが等しい場合は、そのままステッ
プA28に進む。また、縦表示レコード数が横表示レコ
ード数よりも大きい場合は、ステップA27に進み、横
型表示フォーマットでデータ表示する際にに余分なレコ
ードに対応するレコードデータを表示されたレコードデ
ータから削除して、ステップA28に進む。
【0019】ステップA28では、縦横切換情報テーブ
ル2−4に記憶された縦横切り換え用項目情報を参照し
て、縦固有項目に対応する項目データを削除する。この
場合、図4(A)に示す例では縦固有項目情報は何も記
憶されていないので、削除される項目のデータはない。
次に、ステップA29に進み、縦横切換情報テーブル2
−4に記憶された縦横切り換え用項目情報を参照し、横
固有項目情報に対応する項目のレコードデータをデータ
メモリ2−1から新たに読み込む。この場合、図4
(A)に示すように横固有項目は「行No」および「単
価」という項目であるから、「行No」および「単価」に
対応する項目のレコードデータをデータメモリ2−1か
らあらたに読み込んでステップA30に進む。ステップ
A30においては、元のレコードデータから不要なデー
タが削除されたり、あるいは新たなレコードデータが読
み込まれたりして増減されたレコードデータが横型表示
フォーマットに従って再配置される。このステップA3
0が終了すると、ステップA16の処理をすべて終了し
てステップSA17に進む。そして、選択された表示フ
ォーマットと共に伝票データを表示出力させたのち(ス
テップA17)、伝票データ入力処理(ステップA8)
に戻り、以下、同様の動作が伝票入力の終了まで繰り返
される。なお、図5、図6は伝票データ入力処理時の表
示動作を説明したが、既に入力済みのデータを任意に呼
び出して表示出力させる場合においても、基本的には図
5、図6のフローチャートと同様の処理によって伝票表
示が行われる。
【0020】以上のように伝票データを表示出力させる
際に、表示画面が現在、縦長画面に設置されているのか
横長画面に設置されているのかに応じて縦型表示フォー
マットあるいは横型表示フォーマットが自動的に選択さ
れると共に選択された表示フォーマットにしたがってデ
ータを表示出力させることができる。つまり、表示画面
の設置状態に適した表示フォーマットに自動的に切り換
えられるので、ユーザは単に表示画面の向きを変更する
だけでよく、表示フォーマットの選択を意識することな
く、データを縦長画面、横長画面の形状特性を生かした
表示フォーマットで表示出力させることが可能となる。
この場合、縦型表示フォーマットは横型表示フォーマッ
トよりも行数が多く、横型表示フォーマットでは表示さ
れない多くのレコードを表示することができ、また横型
表示フォーマットは縦型表示フォーマットよりも項目数
が多く、縦型表示フォーマットでは表示されない多くの
項目を表示することができる。したがって、一覧性を重
視する場合には縦長画面に設置し、詳細データまで確認
したいときには横長画面に設置すればよく、表示画面の
向きを単に変更するだけで一覧性を重視した概要表示か
詳細表示かを切り換えることができ、表示されるデータ
内容を目的に応じて簡単に変更することが可能となる。
【0021】また、データ入力処理の起動時に表示画面
の設置状態に応じて縦型表示フォーマットあるいは横型
表示フォーマットを選択することができる他に、データ
入力処理の実行中においても、データが入力される毎に
表示画面の設置状態を検出し、設置状態がデータ入力処
理の途中で変更された場合には縦型表示フォーマットか
ら横型表示フォーマットへ、あるいは横型表示フォーマ
ットから縦型表示フォーマットへ自動的に切り換えるこ
とができる。この際、既に入力されたデータは新たに切
り換えられた表示フォーマットにしたがって再配置表示
される。このようにデータ入力処理の実行時において
も、必要に応じて縦型表示フォーマットあるいは横型表
示フォーマットに切り換えることができるので、例え
ば、縦長画面から横長画面に切り換えれば、縦長画面で
は表示されない項目内容を確認することが可能となる。
このことはデータ入力処理に限らず、データを任意に呼
び出して表示出力させるデータ呼び出し処理の実行中に
おいても同様である。なお、上述した第1実施形態にお
いては伝票Noや商品名を表示するための表示フォーマッ
トを例に挙げたが、表示形式は、住所録やスケジュール
表等の表示フォーマットであってもよい。また、表示回
転検出部9によって表示画面の設置状態を自動的に検出
するようにしたが、表示画面の切り換えをキー操作によ
って指示するようにしてもよい。
【0022】(第2実施形態)以下、図9を参照してこ
の発明の第2実施形態を説明する。なお、第1実施形態
においては1つの階層で表示される表示フォーマットを
例に挙げたが、第2実施形態は表示フォーマット上に更
に表示されるサブウインドウ用の表示ウォーマットに適
用したものである。すなわち、商品テーブルや得意先テ
ーブル等の各索引テーブルの内容を一覧表示する各サブ
ウインドウに対応付けて縦型サブウインドウフォーマッ
ト、横型サブウインドウフォーマットがそれぞれ定義さ
れている。この縦型/横型のサブウインドウフォーマッ
トは、上述の縦型表示フォーマット、横型表示フォーマ
ットと同様に、縦型サブウインドウフォーマットは横型
サブウインドウフォーマットよりも縦方向に多くのデー
タを表示可能であり、また横型サブウインドウフォーマ
ットは縦型サブウインドウフォーマットよりも横方向に
多くの項目を表示可能な構成となっている。
【0023】いま、横長ウインドウに横型表示フォーマ
ットが表示されている状態において(図8(1)参
照)、商品テーブルの内容をサブウインドウ表示すべき
ことが指示されると、CPU1は指定ウインドウが縦長
であるか横長であるかを判別する。この場合、横長ウイ
ンドウが指定されているので、CPU1は横型サブウイ
ンドウフォーマットを選択し、このサブウインドウフォ
ーマットにしたがって商品テーブルの内容を一覧表示さ
せる(図8(2)参照)。この場合、横型サブウインド
ウは表示項目は多いが、表示件数が少ないため、表示件
数を増やしたい場合、ユーザは入力部3でウインドウ切
換の指示操作を行なって縦長ウインドウに変更する。す
ると、図8(3)に示すように縦長ウインドウが表示さ
れると共に、さらに縦型サブウインドウフォーマットが
選択されるため、このサブウインドウフォーマットにし
たがって商品テーブルの内容が縦長ウインドウ上に一覧
表示される。この場合、表示項目数は少ないが、一度に
多くの件数(レコード)が表示される。
【0024】このようにメインウインドウの変更に応じ
てサブウインドウ用の表示フォーマットが変更されるの
で、ウインドウ内容を確認する際に、一覧性を重視する
場合には縦長ウインドウに切り換え、詳細な内容を知り
たいときには横長ウインドウに切り換えればよく、ウイ
ンドウ表示される内容を目的に応じて簡単に変更するこ
とができる。
【0025】(第3実施形態)以下、図10および図1
1を参照してこの発明の第3実施形態を説明する。な
お、上述した第1および第2実施形態は縦型表示フォー
マット、横型表示フォーマットをそれぞれ定義するよう
にしたが、この第3実施形態においては、縦長ウインド
ウ、横長ウインドウに共用される共用表示フォーマット
を各伝票に1:1に対応付けて定義しておき、表示画面
から横長から縦長に切り換えられた場合に、この共用表
示フォーマットを縦長画面に適した表示形式に加工する
ようにしたものである。ここで、共用表示フォーマット
は図10に示すように、ヘッダー部、明細部、フッタ部
の3ブロックに分割された構成となっている。
【0026】図11はフォーマット表示処理を示したフ
ローチャートである。なお、このフォーム表示処理は、
伝票データ入力処理の起動時および伝票データ入力処理
の実行途中において行われることは上述した第1実施形
態と同様である。先ず、伝票データ入力処理の起動時に
指定された伝票名に基づいて当該伝票に対応する表示フ
ォーマット(共用表示フォーマット)を読み出す(ステ
ップB1)。そして、CPU1は入力部3の指示操作に
より指定されているウインドウが縦長であるか横長であ
るかを判別する(ステップB2)。ここで、横長ウイン
ドウが指定されていれば、共用表示フォーマットをその
まま横型表示フォーマットとして表示出力させるが(ス
テップB3)、縦長ウインドウが指定されていれば、共
用表示フォーマットを加工して縦型表示フォーマットを
生成表示する(ステップB4〜B7)。すなわち、共用
表示フォーマットからヘッダー部を抽出し、縦長ウイン
ドウの上端を基準とし、その位置からヘッダー部を同一
サイズで配置すると共に(ステップB4)、共用表示フ
ォーマットからフッタ部を抽出し、縦長ウインドウの下
端を基準としてフッタ部を同一サイズで配置する(ステ
ップB5)。そして、ヘッダー部とフッタ部との間に明
細部を生成配置する(ステップB6)。このようにして
加工生成したフォーマットを縦型表示フォーマットとし
て表示する(ステップB7)。
【0027】図10は指定されたウインドウに応じた横
型表示フォーマット、縦型表示フォーマットを示してい
る。ここで、横長ウインドウの場合には共用表示フォー
マットがそのまま横型表示フォーマットとして表示され
るが、縦長ウインドウの場合には横型表示フォーマット
よりも明細部が拡張されたフォーマットが縦型表示フォ
ーマットとして表示されることになり、それだけ多くの
レコードを一覧表示することができる。なお、図10、
図11においては共用表示フォーマットをそのまま横型
表示フォーマットとして表示するようにしたが、横長ウ
インドウに設置された場合、共用表示フォーマットのヘ
ッダー部、フッタ部および明細部をそれぞれ横方向に拡
張するようにしてもよい。また、逆に共用表示フォーマ
ットを縦長ウインドウに対応させておき、横長ウインド
ウに設置された場合に共用表示フォーマットの明細部を
縮小するようにしてもよい。
【0028】(第4実施形態)以下、図12を参照して
この発明の第4実施形態を説明する。この第4実施形態
は、予め個々の処理プログラムに1:1に対応させて定
義されている表示フォーマットが縦型か横型かによって
定義されている表示フォーマットを読み出すと共に、表
示画面の向きをそれに合うように自動的に変更するよう
にしたものである。ここで、表示部4は回転可能に構成
されると共に、この表示部4を回転駆動させるモータ等
の回転機構が備えられており、この回転機構の駆動によ
って表示画面の設置状態を切り換え、縦長画面から横長
画面あるいは横長画面から縦長画面への切り換えを自動
的に行うことができるように構成されている。また、表
示部4の設置状態を検出する回転検出部を具備してい
る。
【0029】図12は伝票データ入力処理時の動作を示
したフローチャートである。先ず、伝票データ入力処理
が起動されると、その伝票に対応する表示フォーマット
を解析し、縦型か横型かを判別する(ステップC1)。
この場合の判断基準としては表示フォーマットの縦横比
をチェックしてもよいし、表示フォーマットの設定時に
予め縦型か横型かを示す識別子を設定し、この識別子を
参照することによって判断するようにしてもよい。次
に、表示回転検出部からの検出信号にしたがって表示画
面の設置状態を検出する(ステップC2、C3)。ここ
で、横長画面で、表示フォーマットが横型の場合には
(ステップC4でYESと判別)、横型表示フォーマッ
トを読み出して横長画面に表示させるが(ステップC
9)、横長画面で表示フォーマットが縦型の場合には
(ステップC4でNOと判別)、回転機構を駆動させて
表示部4を回転させ、その表示画面を縦長状態に切り換
える(ステップC5)。同様に、縦長画面で、表示フォ
ーマットが縦型の場合には(ステップC7でYESと判
別)、縦型表示フォーマットを読み出して縦長画面に表
示させるが(ステップC6)、縦長画面で表示フォーマ
ットが横型の場合には(ステップC7でNOと判別)、
回転機構を駆動させて表示画面を横長状態に切り換える
(ステップC8)。このようにして表示フォーマットが
横型か縦型かに応じて表示画面の向きを切り換えた状態
において、伝票データ入力処理が行われる(ステップC
10)。以上のように、この第4実施形態においては処
理プログラムに対して予め定義されている表示フォーマ
ットが縦型表示フォーマットか横型表示フォーマットか
に応じて定義された表示フォーマットを読み出すと共
に、表示部を回転駆動させるので、表示画面の向きや表
示フォーマットを意識することなく表示画面の向きと表
示フォーマットとを常に対応させることができる。
【0030】(第5実施形態)以下、図13、図14を
参照して第5実施形態を説明する。なお、この第5実施
形態においては、表示画面の向きに応じてガイダンス表
示域の大きさを制御するようにしたものである。図12
はデータ入力処理時の動作を示したフローチャートであ
る。また図13は表示画面の向きに応じてガイダンス表
示域がどのように制御されるかを説明するための図であ
る。ここで、操作説明ガイダンスファイルは図14に示
すようにその各レコードは、レコードキーに対応付けて
操作説明ガイダンスを記憶する構成となっている。な
お、レコードキーとしては縦長画面/横長画面を区分す
る“縦横区分”と、“処理ID”、“項目No”等を有
し、“縦横区分”として横長がセットされている場合に
は当該レコードに必要最低限のガイダンスデータが格納
されているが、縦長がセットされている場合には情報量
が多い詳細なガイダンスデータが格納されている。
【0031】先ず、伝票データ入力処理の起動時に、表
示画面の設置状態を検出し(ステップD1)、横長画面
であれば、その画面下部に1〜2行分のガイダンス表示
域を確保し、これを除く領域を入力表示域として決定し
て表示させる(ステップD2)。この場合、入力表示域
には表示フォーマットが表示される。一方、縦長画面に
設置されていれば、入力表示域を決定して表示させる
(ステップD4)。この場合、横長画面の入力表示域に
基づいて縦長画面の入力表示域を決定する。つまり、縦
長画面の横方向の長さ÷横長画面の横方向の長さで求め
た比率で横長画面の入力表示域を圧縮したものを縦長画
面の入力表示域として決定し表示出力させる。このよう
にして縦長画面の入力表示域が決定されると、残りの画
面下部全体をガイダンス表示域として確保し、表示出力
させる(ステップD5)。この場合においても入力表示
域には表示フォーマットが表示される。したがって、図
13に示すように横長画面のガイダンス表示域は1〜2
行程度であるが、縦長画面のガイダンス表示域は大幅に
拡張されたものとなる。
【0032】このようにして入力表示域およびガイダン
ス表示域を求めて表示出力されている状態において、横
長画面に設置されている場合には、入力項目に対応する
横用ガイダンスデータを操作説明ガイダンスファイルか
ら索引し(ステップD3)、これを横長画面のガイダン
ス表示域に出力させる(ステップD7)。また、縦長画
面に設置されている場合には、入力項目に対応する縦用
ガイダンスデータを操作説明ガイダンスファイルから索
引し(ステップD6)、これを縦長画面のガイダンス表
示域に出力させる(ステップD7)。そして、入力項目
に対するデータ入力を受け付ける入力可能状態となる
(ステップD8)。ここで項目データが入力されたかを
チェックすると共に(ステップD9)、画面が横長から
縦長あるいは横長から縦長に切り換えられたかをチェッ
クし(ステップD10)、項目データが入力されるまで
あるいは画面の切り換えが行われるまでステップD8に
戻る待機状態となる。
【0033】ここで、横長画面の場合、ガイダンス表示
域は1〜2行程度であり、その操作説明ガイダンスから
では操作手順を十分理解することができない場合、オペ
レータは横長画面から縦長画面に切り換える。すると、
ステップD1に戻り、以下、ステップD4〜D7が実行
されるので、縦長画面には横長画面よりも多くのガイダ
ンス情報が表示されることになる。ここで、この操作説
明にしたがって項目データを入力すると(ステップD
9)、伝票データ入力処理が行われると共に(ステップ
D11)、次の入力項目が指定される(ステップD1
2)。そして、伝票データ入力の終了が指示されなけれ
ば(ステップD13)、現在のスピントップ状態を検出
し(ステップD14)、横長画面であればステップD3
に戻り、縦長画面であればステップD6に戻り、以下、
同様の動作が伝票データ入力の終了まで繰り返される。
【0034】以上のように縦長画面ではガイダンス表示
域を横長画面よりも広くとることができるので、より詳
細な操作説明ガイダンスを表示することができる。した
がって、操作に慣れないうちは、縦長画面で詳細なガイ
ダンスを見ながら入力操作を行い、操作に慣れてきたら
横長画面で操作するという使い分けが可能となる。ま
た、詳細なガイダンス表示を可能とするため、マニュア
ル書の記述を簡素化することができる。なお、縦長画面
の場合にガイダンス表示域を広くするようにしたが、表
示画面上のデータ入力域が縦型の場合には、表示画面が
横長のときにガイダンス表示域が広くなるようにしても
よい。なお、この発明は、上述した実施の形態に示すよ
うに表示画面に縦長ウインドウあるいは横長ウインドウ
を表示する実施形態と、縦横比が異なる表示画面を縦長
状態に設置した縦長画面あるいは横長状態に設置した横
長画面として使用する実施形態のどちらの実施形態にも
適用できるものである。また、上述した実施の形態では
伝票データを入力して表示するものとしたが、これに限
らず、文書データ、表データ、図形データ等を表示する
データ表示装置にも適用できるものである。さらに、表
示フォーマットは実施の形態に示すような伝票データ入
力の際に表示される表示フォーマットに限定されるもの
ではなく、文書データ、表データ等に用いられる表示フ
ォーマットを含むものである。
【0035】
【発明の効果】この発明によれば、縦長ウインドウある
いは横長ウインドウのいずれか一方が指定されると、指
定されたウインドウに応じて縦型表示フォーマットある
いは横型表示フォーマットのいずれか一方が自動的に選
択され、選択された表示フォーマットに従ってデータが
表示されるので、ウインドウの形状や表示フォーマット
を意識することなく、縦長ウインドウあるいは横長ウイ
ンドウの形状特性を活かした表示フォーマットでデータ
を表示することができる。また、縦長ウインドウあるい
は横長ウインドウのいずれか一方が指定されると、指定
されたウインドウに応じて縦型表示フォーマットあるい
は横型表示フォーマットのいずれか一方が自動的に選択
され、選択された表示フォーマットに対応する取込情報
に基づいてデータが取り込まれ、この取り込まれたデー
タが、選択された表示フォーマットに従って表示される
ので、ウインドウの形状や表示フォーマットを意識する
ことなく、選択された表示フォーマットに応じて必要な
データを自動的に取り込み、この取り込んだデータを縦
長ウインドウあるいは横長ウインドウの形状特性を活か
した表示フォーマットで表示することができる。更に、
縦長画面あるいは横長画面のいずれか一方が指定される
と、指定された画面の向きに応じて縦型表示フォーマッ
トあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方が自動
的に選択され、選択された表示フォーマットに従ってデ
ータが表示されるので、表示画面の向きや表示フォーマ
ットを意識することなく、縦長画面あるいは横長画面の
形状特性を活かした表示フォーマットで表示することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】データ処理装置を示したブロック構成図。
【図2】表示フォーマットメモリ2−2の内容を説明す
るための図。
【図3】(A)は縦型表示フォーマットを例示した図、
(B)は横型表示フォーマットを例示した図。
【図4】縦横切換情報テーブル2−4の内容を説明する
ための図。
【図5】表データ入力処理時の表示動作を示したフロー
チャート。
【図6】図5に続く表示動作を示したフローチャート。
【図7】図6におけるデータの配置表示処理を示したフ
ローチャート。
【図8】図6におけるデータの再配置処理を示したフロ
ーチャート。
【図9】第2実施形態を説明するための図で、表示画面
を縦長/横長に切り換えることによってサブウインドウ
もそれに応じたフォーマットに変更されることを示した
図。
【図10】第3実施形態を説明するための図で、表示画
面を縦長/横長に切り換えることにより表示フォーマッ
トの主要部(明細部)が増減されることを示した図。
【図11】第3実施形態の動作を示したフローチャー
ト。
【図12】第4実施形態を説明するための図で、表示フ
ォーマットが横型か縦型かに応じて表示部を自動回転さ
せて縦長画面、横長画面に切り換える場合の動作を示し
たフローチャート。
【図13】第5実施形態を説明するための図で、表示画
面が縦長/横長に切り換えられることによりガイダンス
表示域の大きさを変更する場合の動作を示したフローチ
ャート。
【図14】第5実施形態を具体的に説明するための図。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 2−1 データメモリ 2−2 表示フォーマット 2−3 ワークメモリ 2−4 縦横切換情報テーブル 3 入力部 4 表示部 5 印字部 6 記憶装置 7 記憶媒体制御部 8 記憶媒体

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示画面上に縦長ウインドウあるいは横長
    ウインドウを表示するデータ表示装置であって、 縦長ウインドウに適した表示形式として横長ウインドウ
    よりも縦方向に多くのデータを表示可能な縦型表示フォ
    ーマットと、横長ウインドウに適した表示形式として縦
    長ウインドウよりも横方向に多くのデータを表示可能な
    横型表示フォーマットとを夫々記憶する表示フォーマッ
    ト記憶手段と、 縦長ウインドウあるいは横長ウインドウのいずれか一方
    が指定されると、指定されたウインドウに応じて前記縦
    型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのい
    ずれか一方を選択し、選択された表示フォーマットに従
    ってデータを表示する表示手段とを具備したことを特徴
    とするデータ表示装置。
  2. 【請求項2】表示画面上に縦長ウインドウあるいは横長
    ウインドウを表示するデータ表示装置であって、 データを記憶するデータ記憶手段と、 縦長ウインドウに適した表示形式として横長ウインドウ
    よりも縦方向に多くのデータを表示可能な縦型表示フォ
    ーマットと、横長ウインドウに適した表示形式として縦
    長ウインドウよりも横方向に多くのデータを表示可能な
    横型表示フォーマットとを夫々記憶する表示フォーマッ
    ト記憶手段と、 この表示フォーマット記憶手段に記憶された前記縦型表
    示フォーマットおよび横型表示フォーマットに対応し
    て、各表示フォーマットに応じたデータを取り込むため
    の取込情報を夫々記憶する取込情報記憶手段と、 前記縦長ウインドウあるいは横長ウインドウのいずれか
    一方が指定されると、指定されたウインドウに応じて前
    記縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマット
    のいずれか一方を選択し、選択された表示フォーマット
    に対応する前記取込情報に基づいて前記データ記憶手段
    からデータを取り込み、この取り込んだデータを前記選
    択された表示フォーマットに従って表示する表示手段と
    を具備したことを特徴とするデータ表示装置。
  3. 【請求項3】縦横比が異なる表示画面を縦長状態に設置
    した縦長画面あるいは横長状態に設置した横長画面とし
    て使用可能なデータ表示装置において、 縦長画面に適した表示形式として横長画面よりも縦方向
    に多くのデータを表示可能な縦型表示フォーマットと、
    横長画面に適した表示形式として縦長画面よりも横方向
    に多くのデータを表示可能な横型表示フォーマットとを
    夫々記憶する表示フォーマット記憶手段と、 縦長画面あるいは横長画面のいずれか一方が指定される
    と、指定された画面の向きに応じて前記縦型表示フォー
    マットあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方を
    選択し、選択された表示フォーマットに従ってデータを
    表示する表示手段とを具備したことを特徴とするデータ
    表示装置。
  4. 【請求項4】前記縦型表示フォーマットおよび横型表示
    フォーマットは、複数項目からなるレコードを複数レコ
    ード分表示する表示フォーマットであり、かつ前記縦型
    表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいず
    れか一方の表示フォーマットは他方の表示フォーマット
    よりもレコード数が多く、また、当該他方の表示フォー
    マットは前記一方の表示フォーマットよりも項目数が多
    い表示フォーマットであることを特徴とする請求項1な
    いし請求項3のいずれかに記載のデータ表示装置。
  5. 【請求項5】前記取込情報記憶手段に記憶する取込情報
    は、前記縦型表示フォーマットおよび横型表示フォーマ
    ットに対応して、各表示フォーマットに応じてレコード
    を取り込むための項目情報およびレコード数情報からな
    ることを特徴とする請求項2記載のデータ表示装置。
  6. 【請求項6】前記表示画面が縦長に設置されているか横
    長に設置されているか前記表示画面の設置状態を判別す
    る判別手段を具備し、この判別手段の判別結果に応じて
    縦長画面あるいは横長画面のいずれか一方が指定される
    ようにしたことを特徴とする請求項3記載のデータ表示
    装置。
  7. 【請求項7】前記判別手段は、データを処理する処理プ
    ログラムの起動時に、前記表示画面の設置状態を判別す
    るようにしたことを特徴とする請求項6記載のデータ表
    示装置。
  8. 【請求項8】前記表示画面上にウインドウが表示されて
    いる状態で、このウインドウ上に縦長サブウインドウあ
    るいは横長サブウインドウを表示できるようにすると共
    に、このサブウインドウ用として縦型表示フォーマット
    および横型表示フォーマットを夫々記憶し、縦長サブウ
    インドウあるいは横長サブウインドウのいずれか一方が
    指定されると、指定されたサブウインドウに応じて前記
    サブウインドウ用の縦型表示フォーマットあるいは横型
    表示フォーマットのいずれか一方を選択し、選択された
    サブウインドウ用の表示フォーマットに従ってデータを
    表示するようにしたことを特徴とする請求項1または請
    求項2のいずれかに記載のデータ表示装置。
  9. 【請求項9】前記縦長ウインドウおよび横長ウインドウ
    に共用され、且つヘッダ部、明細部、フッタ部の各ブロ
    ックに分割されてなる共用表示フォーマットを記憶し、
    縦長ウインドウあるいは横長ウインドウのいずれか一方
    が指定されると、指定されたウインドウの向きに応じて
    前記共用表示フォーマットを構成するヘッダ部およびフ
    ッタ部の表示位置を変更することにより明細部が占める
    表示領域を増減させるようにしたことを特徴とする請求
    項1または請求項2のいずれかに記載のデータ表示装
    置。
  10. 【請求項10】前記縦長画面および横長画面に共用さ
    れ、且つヘッダ部、明細部、フッタ部の各ブロックに分
    割されてなる共用表示フォーマットを記憶し、縦長画面
    あるいは横長画面のいずれか一方が指定されると、指定
    された画面の向きに応じて前記共用表示フォーマットを
    構成するヘッダ部およびフッタ部の表示位置を変更する
    ことにより明細部が占める表示領域を増減させるように
    したことを特徴とする請求項3記載のデータ表示装置。
  11. 【請求項11】前記表示画面上に割り当てられているガ
    イダンス表示領域にガイダンスデータを出力する場合
    に、縦長ウインドウあるいは横長ウインドウのいずれか
    一方が指定されると、指定されたウインドウの方が他方
    のウインドウよりもガイダンス表示領域が大きくなるよ
    うにガイダンス表示領域を拡張し、拡張されたガイダン
    ス表示領域にその大きさに応じたデータ量分のガイダン
    ス表示を行なうようにしたことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2のいずれかに記載のデータ表示装置。
  12. 【請求項12】前記表示画面上に割り当てられているガ
    イダンス表示領域にガイダンスデータを出力する場合
    に、縦長画面あるいは横長画面のいずれか一方が指定さ
    れると、指定された画面の方が他方の画面よりもガイダ
    ンス表示領域が大きくなるようにガイダンス表示領域を
    拡張し、拡張されたガイダンス表示領域にその大きさに
    応じたデータ量分のガイダンス表示を行なうようにした
    ことを特徴とする請求項3記載のデータ表示装置。
  13. 【請求項13】データを処理する処理プログラムが起動
    された際に、この起動された処理プログラムに対応づけ
    て予め定義された表示フォーマットが前記縦型表示フォ
    ーマットであるか横型表示フォーマットであるかを判別
    する判別手段を具備し、この判別手段の判別結果に応じ
    て縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマット
    が選択されることを特徴とする請求項1ないし請求項3
    のいずれかに記載のデータ表示装置。
  14. 【請求項14】前記表示画面を回転駆動させて、前記表
    示画面を縦長画面あるいは横長画面に切り換える回転機
    構を具備し、選択された表示フォーマットの向きと前記
    表示画面の向きとが一致するかを判別し、両者が一致し
    ない場合は前記回転機構を回転駆動させて前記表示画面
    の向きを表示フォーマットに一致させるようにしたこと
    を特徴とする請求項3記載のデータ表示装置。
  15. 【請求項15】表示画面上に縦長ウインドウあるいは横
    長ウインドウを表示可能なデータ処理装置において、 縦長ウインドウに適した表示形式として横長ウインドウ
    よりも縦方向に多くのデータを表示可能な縦型表示フォ
    ーマットと、横長ウインドウに適した表示形式として縦
    長ウインドウよりも横方向に多くのデータを表示可能な
    横型表示フォーマットとが夫々定義されている場合に、 縦長ウインドウあるいは横長ウインドウのいずれか一方
    が指定されると、指定されたウインドウに応じて前記縦
    型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのい
    ずれか一方を選択し、選択された表示フォーマットに従
    ってデータを表示するようにしたことを特徴とするデー
    タ表示方法。
  16. 【請求項16】表示画面上に縦長ウインドウあるいは横
    長ウインドウを表示可能なデータ処理装置において、 縦長ウインドウに適した表示形式として横長ウインドウ
    よりも縦方向に多くのデータを表示可能な縦型表示フォ
    ーマットと、横長ウインドウに適した表示形式として縦
    長ウインドウよりも横方向に多くのデータを表示可能な
    横型表示フォーマットとを夫々定義され、且つ前記縦型
    表示フォーマットおよび横型表示フォーマットに対応し
    て、データを取り込むための取込情報が夫々定義されて
    いる場合に、 前記縦長ウインドウあるいは横長ウインドウのいずれか
    一方が指定されると、指定されたウインドウに応じて前
    記縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマット
    のいずれか一方を選択すると共に、この選択された表示
    フォーマットに対応する前記取込情報に基づいてデータ
    を取り込み、この取り込んだデータを前記選択された表
    示フォーマットに従って表示するようにしたことを特徴
    とするデータ表示方法。
  17. 【請求項17】前記縦型表示フォーマットおよび横型表
    示フォーマットは、複数項目からなるレコードを複数レ
    コード分表示する表示フォーマットであり、かつ前記縦
    型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのい
    ずれか一方の表示フォーマットは他方の表示フォーマッ
    トよりもレコード数が多く、また、当該他方の表示フォ
    ーマットは前記一方の表示フォーマットよりも項目数が
    多い表示フォーマットであることを特徴とする請求項1
    5または請求項16のいずれかに記載のデータ表示方
    法。
  18. 【請求項18】前記取込情報は、前記縦型表示フォーマ
    ットおよび横型表示フォーマットに対応して、各表示フ
    ォーマットに応じてレコードを取り込むための項目情報
    およびレコード数情報からなることを特徴とする請求項
    16記載のデータ表示方法。
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