JPH1037358A - カーテンウォール - Google Patents
カーテンウォールInfo
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- JPH1037358A JPH1037358A JP19897196A JP19897196A JPH1037358A JP H1037358 A JPH1037358 A JP H1037358A JP 19897196 A JP19897196 A JP 19897196A JP 19897196 A JP19897196 A JP 19897196A JP H1037358 A JPH1037358 A JP H1037358A
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- wall
- arm
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- mounting
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 壁体を建物躯体に取付ける取付金具のアーム
を細くしてカーテンウォールの内観を見栄え良くする。 【解決手段】 建物躯体に取付けた取付金具１１の４つ
のアーム２１に固着部材１３を連結し、この各固着部材
１３を４つの壁体の互いに隣接する隅部に固着して壁体
を取付けたカーテンウォールにおいて、前記４つのアー
ム２１における上下に隣接する２つのアーム２１を連結
材２２で連結して一方のアーム２１に作用した壁体重量
が連結材２２を介して他方のアーム２１に作用するよう
にする。これによって、アーム２１を細くして取付金具
１１が目立たなくなってカーテンウォールの内観が見栄
え良くなる。
を細くしてカーテンウォールの内観を見栄え良くする。 【解決手段】 建物躯体に取付けた取付金具１１の４つ
のアーム２１に固着部材１３を連結し、この各固着部材
１３を４つの壁体の互いに隣接する隅部に固着して壁体
を取付けたカーテンウォールにおいて、前記４つのアー
ム２１における上下に隣接する２つのアーム２１を連結
材２２で連結して一方のアーム２１に作用した壁体重量
が連結材２２を介して他方のアーム２１に作用するよう
にする。これによって、アーム２１を細くして取付金具
１１が目立たなくなってカーテンウォールの内観が見栄
え良くなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物躯体に取付金
具を設け、ガラスパネルや金属パネルあるいは石板等の
壁体の四隅に固着部材を設け、この固着部材を取付金具
に固着することで壁体を建物躯体に取付けたカーテンウ
ォールに関する。
具を設け、ガラスパネルや金属パネルあるいは石板等の
壁体の四隅に固着部材を設け、この固着部材を取付金具
に固着することで壁体を建物躯体に取付けたカーテンウ
ォールに関する。
【０００２】
【従来の技術】建物躯体に壁体を取付けたカーテンウォ
ールとしては、例えば特開平６−３４１２０９号公報に
示すものが知られている。このカーテンウォールは、図
１に示すように建物躯体に取付金具１を設け、壁体２の
四隅に固着部材３を設け、その固着部材３を取付金具１
に固着して壁体２を建物躯体に取付けたものである。
ールとしては、例えば特開平６−３４１２０９号公報に
示すものが知られている。このカーテンウォールは、図
１に示すように建物躯体に取付金具１を設け、壁体２の
四隅に固着部材３を設け、その固着部材３を取付金具１
に固着して壁体２を建物躯体に取付けたものである。
【０００３】具体的には、前述の取付金具１は図２に示
すように、躯体取付部４に４本のアーム５を９０度間隔
で放射状に一体的に設け、その各アーム５の先端部に孔
６を形成したものである。前記固着部材３は図３に示す
ように、壁体２の四隅に形成した透孔７に挿通したボル
ト８をアーム５の孔６に貫通してナット９を螺合してア
ーム５に固着するものである。
すように、躯体取付部４に４本のアーム５を９０度間隔
で放射状に一体的に設け、その各アーム５の先端部に孔
６を形成したものである。前記固着部材３は図３に示す
ように、壁体２の四隅に形成した透孔７に挿通したボル
ト８をアーム５の孔６に貫通してナット９を螺合してア
ーム５に固着するものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述のカーテンウォー
ルの壁体２は上縁の左右２個所と下縁の左右２個所が固
着部材３、取付金具１によって建物躯体に取付けてある
が、壁体２の重量は上縁の左右２個所の固着部材３又は
下縁の左右２個所の固着部材３のどちらかで支持され
る。
ルの壁体２は上縁の左右２個所と下縁の左右２個所が固
着部材３、取付金具１によって建物躯体に取付けてある
が、壁体２の重量は上縁の左右２個所の固着部材３又は
下縁の左右２個所の固着部材３のどちらかで支持され
る。
【０００５】これにより、壁体２の重量を左右の取付金
具１の上下２本のアーム５における一方のアーム５でそ
れぞれ支持するので、取付金具１の上下２本のアーム５
における一方のアーム５には壁体２の半分の重量が作用
し、上下２本のアーム５における他方のアーム５には壁
体２の重量が作用せずに、その他方のアーム５は壁体２
を面外方向に動かないように支持するのみである。
具１の上下２本のアーム５における一方のアーム５でそ
れぞれ支持するので、取付金具１の上下２本のアーム５
における一方のアーム５には壁体２の半分の重量が作用
し、上下２本のアーム５における他方のアーム５には壁
体２の重量が作用せずに、その他方のアーム５は壁体２
を面外方向に動かないように支持するのみである。
【０００６】このようであるから、取付金具１の１本の
アーム５の断面積は壁体２の半分の重量を支持できる剛
性が得られる大きさとなるので、そのアーム５は太いも
のとなる。躯体取付部４はアーム５の太さに見合う大き
さとなる。結局取付金具１のアーム５、躯体取付部４は
壁体２の半分の重量を支持するのに見合う大きさとなる
ので、取付金具１が大きくなる。
アーム５の断面積は壁体２の半分の重量を支持できる剛
性が得られる大きさとなるので、そのアーム５は太いも
のとなる。躯体取付部４はアーム５の太さに見合う大き
さとなる。結局取付金具１のアーム５、躯体取付部４は
壁体２の半分の重量を支持するのに見合う大きさとなる
ので、取付金具１が大きくなる。
【０００７】したがって、カーテンウォールを室内から
見た時に大きな取付金具１が見えて見栄えが悪いものと
なる。
見た時に大きな取付金具１が見えて見栄えが悪いものと
なる。
【０００８】また、取付金具１の４本のアーム５は９０
度間隔で同一長さであるので図４に示すように、正方形
状の壁体２の場合には左右方向の支点間距離Ｌ1 （透孔
７間の距離）が短かく壁体重量による上下方向たわみ量
δ1 が小さい。
度間隔で同一長さであるので図４に示すように、正方形
状の壁体２の場合には左右方向の支点間距離Ｌ1 （透孔
７間の距離）が短かく壁体重量による上下方向たわみ量
δ1 が小さい。
【０００９】しかしながら、図５に示すように長方形状
の壁体２の場合には左右方向の支点間距離Ｌ1 が長くな
り、壁体重量による上下方向たわみ量δ1 が大きくな
る。
の壁体２の場合には左右方向の支点間距離Ｌ1 が長くな
り、壁体重量による上下方向たわみ量δ1 が大きくな
る。
【００１０】このために、長方形状の壁体２の場合に壁
体重量による上下方向たわみ量δ1が許容値を超えるこ
とがあり、大変危険である。
体重量による上下方向たわみ量δ1が許容値を超えるこ
とがあり、大変危険である。
【００１１】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたカーテンウォールを提供するとを目的とす
る。
ようにしたカーテンウォールを提供するとを目的とす
る。
【００１２】
【課題を解決するための手段】第１の発明は、躯体取付
部と、この躯体取付部に設けた４つのアームと、その上
下に隣接するアームを連結する連結材とで取付金具と
し、この取付金具を建物躯体に取付け、４つの壁体の互
いに隣接する隅部に固着部材を取付け、この各固着部材
を前記取付金具のアームにそれぞれ連結したカーテンウ
ォールである。
部と、この躯体取付部に設けた４つのアームと、その上
下に隣接するアームを連結する連結材とで取付金具と
し、この取付金具を建物躯体に取付け、４つの壁体の互
いに隣接する隅部に固着部材を取付け、この各固着部材
を前記取付金具のアームにそれぞれ連結したカーテンウ
ォールである。
【００１３】第２の発明は、躯体取付部と、この躯体取
付部に設けた４つのアームとを備え、その左右に隣接す
るアーム間の角度が上下に隣接するアーム間の角度より
も大きい取付金具とし、この取付金具を建物躯体に取付
け、４つの壁体の互いに隣接する隅部に固着部材を取付
け、この各固着部材を前記取付金具の４つのアームの先
端部にそれぞれ連結したカーテンウォールである。
付部に設けた４つのアームとを備え、その左右に隣接す
るアーム間の角度が上下に隣接するアーム間の角度より
も大きい取付金具とし、この取付金具を建物躯体に取付
け、４つの壁体の互いに隣接する隅部に固着部材を取付
け、この各固着部材を前記取付金具の４つのアームの先
端部にそれぞれ連結したカーテンウォールである。
【００１４】第３の発明は、躯体取付部と、この躯体取
付部に設けた４つのアームと、その上下に隣接するアー
ムを連結する連結材とを備え、その左右に隣接するアー
ム間の角度が上下に隣接するアーム間の角度よりも大き
い取付金具とし、この取付金具を建物躯体に取付け、４
つの壁体の互いに隣接する隅部に固着部材を取付け、こ
の各固着部材を前記取付金具の４つのアームの先端部に
それぞれ連結したカーテンウォール。
付部に設けた４つのアームと、その上下に隣接するアー
ムを連結する連結材とを備え、その左右に隣接するアー
ム間の角度が上下に隣接するアーム間の角度よりも大き
い取付金具とし、この取付金具を建物躯体に取付け、４
つの壁体の互いに隣接する隅部に固着部材を取付け、こ
の各固着部材を前記取付金具の４つのアームの先端部に
それぞれ連結したカーテンウォール。
【００１５】
【作 用】第１の発明によれば、取付金具の上下に隣
接する一方のアームに作用する壁体重量が連結材を介し
て他方のアームに作用するので、１つの取付金具の２つ
のアームで壁体の半分の重量を分散支持することにな
る。
接する一方のアームに作用する壁体重量が連結材を介し
て他方のアームに作用するので、１つの取付金具の２つ
のアームで壁体の半分の重量を分散支持することにな
る。
【００１６】これにより、取付金具のアーム断面積は壁
体の１／４の重量を支持できる大きさで良いから、アー
ムが小さくなるし、アームが小さくなることで躯体取付
部も小さくなる。
体の１／４の重量を支持できる大きさで良いから、アー
ムが小さくなるし、アームが小さくなることで躯体取付
部も小さくなる。
【００１７】第２の発明によれば、取付金具の４つのア
ームの先端部は壁体の上下縁に近く、左右縦縁から遠く
なり、壁体の固着部材の取付け位置は上下縁に近く、左
右縦縁から遠くなる。
ームの先端部は壁体の上下縁に近く、左右縦縁から遠く
なり、壁体の固着部材の取付け位置は上下縁に近く、左
右縦縁から遠くなる。
【００１８】これにより、壁体の左右方向支点間距離が
左右方向全長に比べて小さくなるので、壁体重量による
上下方向たわみ量が小さくなる。
左右方向全長に比べて小さくなるので、壁体重量による
上下方向たわみ量が小さくなる。
【００１９】第３の発明によれば、取付金具の上下に隣
接する一方のアームに作用する壁体重量が連結材を介し
て他方のアームに作用するので、１つの取付金具の２つ
のアームで壁体の半分の重量を分散支持することにな
る。また、取付金具の４つのアームの先端部は壁体の上
下縁に近く、左右縦縁から遠くなり、壁体の固着部材の
取付け位置は上下縁に近く、左右縦縁から遠くなる。
接する一方のアームに作用する壁体重量が連結材を介し
て他方のアームに作用するので、１つの取付金具の２つ
のアームで壁体の半分の重量を分散支持することにな
る。また、取付金具の４つのアームの先端部は壁体の上
下縁に近く、左右縦縁から遠くなり、壁体の固着部材の
取付け位置は上下縁に近く、左右縦縁から遠くなる。
【００２０】これにより、取付金具のアーム断面積は壁
体の１／４の重量を支持できる大きさで良いから、アー
ムが小さくなるし、アームが小さくなることで躯体取付
部も小さくなる。また、壁体の左右方向支点間距離が左
右方向全長に比べて小さくなるので、壁体重量による上
下方向たわみ量が小さくなる。
体の１／４の重量を支持できる大きさで良いから、アー
ムが小さくなるし、アームが小さくなることで躯体取付
部も小さくなる。また、壁体の左右方向支点間距離が左
右方向全長に比べて小さくなるので、壁体重量による上
下方向たわみ量が小さくなる。
【００２１】
【発明の実施の形態】図６に示すように、建物躯体、例
えば左右方向に間隔を置いた縦の鉄骨１０の室外面に取
付金具１１が上下方向に間隔を置いてそれぞれ固着して
ある。壁体、例えばガラス板１２の四隅には固着部材１
３がそれぞれ設けてあり、上下・左右に隣接する４つの
ガラス板１２の１つの隅に設けた４つの固着部材１３が
前記１つの取付金具１１に固着してある。
えば左右方向に間隔を置いた縦の鉄骨１０の室外面に取
付金具１１が上下方向に間隔を置いてそれぞれ固着して
ある。壁体、例えばガラス板１２の四隅には固着部材１
３がそれぞれ設けてあり、上下・左右に隣接する４つの
ガラス板１２の１つの隅に設けた４つの固着部材１３が
前記１つの取付金具１１に固着してある。
【００２２】前記取付金具１１は図７、図８、図９に示
すように、躯体取付部２０と、４本のアーム２１と、上
下に隣接する２本のアーム２１を連結する連結材２２よ
り成る。前記躯体取付部２０は筒状でボルト穴２３が有
している。このボルト穴２３が縦の鉄筋１０に固着した
ボルト２４に螺合して取付金具１１が縦の鉄筋１０に固
着してある。
すように、躯体取付部２０と、４本のアーム２１と、上
下に隣接する２本のアーム２１を連結する連結材２２よ
り成る。前記躯体取付部２０は筒状でボルト穴２３が有
している。このボルト穴２３が縦の鉄筋１０に固着した
ボルト２４に螺合して取付金具１１が縦の鉄筋１０に固
着してある。
【００２３】前記４本のアーム２１の長さは同一で、先
端部に貫通孔２５が形成してあり、左右に隣接する２つ
のアーム２１間の角度θ1 が上下に隣接する２つのアー
ム２１間の角度θ2 よりも大きくなっている。
端部に貫通孔２５が形成してあり、左右に隣接する２つ
のアーム２１間の角度θ1 が上下に隣接する２つのアー
ム２１間の角度θ2 よりも大きくなっている。
【００２４】前記固着部材１３はホルダー３０とボルト
３１を備え、そのホルダー３０をガラス板１２の透孔３
２に室外側から挿入し、そのホルダー３０にナット３３
を螺合してホルダー３０をガラス板１２に固着してあ
る。ボルト３１はアーム２１の貫通孔２５に挿入して一
対のナット３４を螺合してアーム２１の挾持することで
ボルト３１をアーム２１に固定してある。
３１を備え、そのホルダー３０をガラス板１２の透孔３
２に室外側から挿入し、そのホルダー３０にナット３３
を螺合してホルダー３０をガラス板１２に固着してあ
る。ボルト３１はアーム２１の貫通孔２５に挿入して一
対のナット３４を螺合してアーム２１の挾持することで
ボルト３１をアーム２１に固定してある。
【００２５】このようであるから、取付金具１１の上下
に隣接する一方のアーム２１に作用するガラス板重量は
連結材２２を介して他方のアーム２１にも作用し、ガラ
ス板１２の半分の重量を２本のアーム２１で支持するこ
とになる。結局ガラス１２の半分の重量を１つの取付金
具１１の一方側のアーム２１で分散して支持する。
に隣接する一方のアーム２１に作用するガラス板重量は
連結材２２を介して他方のアーム２１にも作用し、ガラ
ス板１２の半分の重量を２本のアーム２１で支持するこ
とになる。結局ガラス１２の半分の重量を１つの取付金
具１１の一方側のアーム２１で分散して支持する。
【００２６】例えば、図７においてガラス板１２の上縁
に固着した固着部材１３でガラス板１２を吊り下げるよ
うにして重量を支持する場合に、上下に隣接する下のア
ーム２１にガラス板１２の半分の重量が作用し、その下
のアーム２１に作用する半分の重量が連結材２２を介し
て上のアーム２１に作用する。
に固着した固着部材１３でガラス板１２を吊り下げるよ
うにして重量を支持する場合に、上下に隣接する下のア
ーム２１にガラス板１２の半分の重量が作用し、その下
のアーム２１に作用する半分の重量が連結材２２を介し
て上のアーム２１に作用する。
【００２７】このようであるから、アーム２１の断面積
はガラス板１２の半分の重量よりも軽い重量（ほぼ１／
４の重量）を支持できる剛性が得られる大きさで良く、
アーム２１を細くできる。アーム２１が細くなれば躯体
取付部２０も小さくできる。
はガラス板１２の半分の重量よりも軽い重量（ほぼ１／
４の重量）を支持できる剛性が得られる大きさで良く、
アーム２１を細くできる。アーム２１が細くなれば躯体
取付部２０も小さくできる。
【００２８】したがって、取付金具１１が小さくなるの
で、カーテンウォールを室内から見た時に取付金具１１
が目立つことがなく見栄えがない。
で、カーテンウォールを室内から見た時に取付金具１１
が目立つことがなく見栄えがない。
【００２９】また、左右に隣接するアーム２１間の角度
θ1 が上下に隣接するアーム２１間の角度θ2 よりも大
きいことにより、アーム２１の先端部はガラス板１２の
上下縁に近く、左右縦縁より遠くなるので、固着部材１
３でガラス板１２を固着する位置（ガラス板１２の透孔
３２の位置）はガラス板１２の上下縁に近く、左右縦縁
より遠くなる。
θ1 が上下に隣接するアーム２１間の角度θ2 よりも大
きいことにより、アーム２１の先端部はガラス板１２の
上下縁に近く、左右縦縁より遠くなるので、固着部材１
３でガラス板１２を固着する位置（ガラス板１２の透孔
３２の位置）はガラス板１２の上下縁に近く、左右縦縁
より遠くなる。
【００３０】これにより、図１０に示すようにガラス板
１２の左右方向支点間距離Ｌ1 が左右方向全長に比べて
小さくなる。例えば図５に示す従来の場合よりも小さく
なり、上下方向支点間距離Ｌ2 は図５に示す従来の場合
と同一となる。
１２の左右方向支点間距離Ｌ1 が左右方向全長に比べて
小さくなる。例えば図５に示す従来の場合よりも小さく
なり、上下方向支点間距離Ｌ2 は図５に示す従来の場合
と同一となる。
【００３１】したがって、長方形状のガラス板１２の場
合に壁体重量による上下方向たわみ量δ1 が図５に示す
従来の場合よりも小さくなり、許容値を超えないように
できる。
合に壁体重量による上下方向たわみ量δ1 が図５に示す
従来の場合よりも小さくなり、許容値を超えないように
できる。
【００３２】
【発明の効果】第１の発明によれば、取付金具の上下に
隣接する一方のアームに作用する壁体重量が連結材を介
して他方のアームに作用するので、１つの取付金具の２
つのアームで壁体の半分の重量を分散支持することにな
る。
隣接する一方のアームに作用する壁体重量が連結材を介
して他方のアームに作用するので、１つの取付金具の２
つのアームで壁体の半分の重量を分散支持することにな
る。
【００３３】これにより、取付金具のアーム断面積は壁
体の１／４の重量を支持できる大きさで良いから、アー
ムが小さくなるし、アームが小さくなることで躯体取付
部も小さくなる。
体の１／４の重量を支持できる大きさで良いから、アー
ムが小さくなるし、アームが小さくなることで躯体取付
部も小さくなる。
【００３４】したがって、取付金具が小さくなるので、
カーテンウォールを室内から見た時に取付金具が目立つ
ことがなく、見栄えが良くなる。
カーテンウォールを室内から見た時に取付金具が目立つ
ことがなく、見栄えが良くなる。
【００３５】第２の発明によれば、取付金具の４つのア
ームの先端部は壁体の上下縁に近く、左右縦縁から遠く
なり、壁体の固着部材の取付け位置は上下縁に近く、左
右縦縁から遠くなる。
ームの先端部は壁体の上下縁に近く、左右縦縁から遠く
なり、壁体の固着部材の取付け位置は上下縁に近く、左
右縦縁から遠くなる。
【００３６】これにより、壁体の左右方向支点間距離が
左右方向全長に比べて小さくなるので、壁体重量による
上下方向たわみ量が小さくなる。
左右方向全長に比べて小さくなるので、壁体重量による
上下方向たわみ量が小さくなる。
【００３７】したがって、長方形状の壁体の場合に壁体
重量による上下方向たわみ量が許容値を超えることがな
く安全である。
重量による上下方向たわみ量が許容値を超えることがな
く安全である。
【００３８】第３の発明によれば、取付金具の上下に隣
接する一方のアームに作用する壁体重量が連結材を介し
て他方のアームに作用するので、１つの取付金具の２つ
のアームで壁体の半分の重量を分散支持することにな
る。また、取付金具の４つのアームの先端部は壁体の上
下縁に近く、左右縦縁から遠くなり、壁体の固着部材の
取付け位置は上下縁に近く、左右縦縁から遠くなる。
接する一方のアームに作用する壁体重量が連結材を介し
て他方のアームに作用するので、１つの取付金具の２つ
のアームで壁体の半分の重量を分散支持することにな
る。また、取付金具の４つのアームの先端部は壁体の上
下縁に近く、左右縦縁から遠くなり、壁体の固着部材の
取付け位置は上下縁に近く、左右縦縁から遠くなる。
【００３９】これにより、取付金具のアーム断面積は壁
体の１／４の重量を支持できる大きさで良いから、アー
ムが小さくなるし、アームが小さくなることで躯体取付
部も小さくなり、取付金具が小さくなるので、カーテン
ウォールを室内から見た時に取付金具が目立つことがな
く、見栄えが良くなる。また、壁体の左右方向支点間距
離が左右方向全長に比べて小さくなるので、壁体重量に
よる上下方向たわみ量が小さくなり、長方形状の壁体の
場合に壁体重量による上下方向たわみ量が許容値を超え
ることがなく安全である。
体の１／４の重量を支持できる大きさで良いから、アー
ムが小さくなるし、アームが小さくなることで躯体取付
部も小さくなり、取付金具が小さくなるので、カーテン
ウォールを室内から見た時に取付金具が目立つことがな
く、見栄えが良くなる。また、壁体の左右方向支点間距
離が左右方向全長に比べて小さくなるので、壁体重量に
よる上下方向たわみ量が小さくなり、長方形状の壁体の
場合に壁体重量による上下方向たわみ量が許容値を超え
ることがなく安全である。
【図１】従来のカーテンウォールの一部正面図である。
【図２】従来の取付金具の正面図である。
【図３】従来の固着部材の断面図である。
【図４】正方形状の壁体の支点間距離と上下方向たわみ
量を示す説明図である。
量を示す説明図である。
【図５】長方形状の壁体の支点間距離と上下方向たわみ
量を示す説明図である。
量を示す説明図である。
【図６】本発明の実施の形態を示すカーテンウォールの
一部正面図である。
一部正面図である。
【図７】取付金具によるガラス板の取付部の正面図であ
る。
る。
【図８】図７の縦断面図である。
【図９】図７の横断面図である。
【図１０】長方形状の壁体の支点間距離と上下方向たわ
み量を示す説明図である。
み量を示す説明図である。
１１…取付金具、１２…ガラス板、１３…固着部材、２
０…躯体取付部、２１…アーム、２２…連結材。
０…躯体取付部、２１…アーム、２２…連結材。
Claims (3)
- 【請求項１】 躯体取付部と、この躯体取付部に設けた
４つのアームと、その上下に隣接するアームを連結する
連結材とで取付金具とし、 この取付金具を建物躯体に取付け、４つの壁体の互いに
隣接する隅部に固着部材を取付け、この各固着部材を前
記取付金具のアームにそれぞれ連結したカーテンウォー
ル。 - 【請求項２】 躯体取付部と、この躯体取付部に設けた
４つのアームとを備え、その左右に隣接するアーム間の
角度が上下に隣接するアーム間の角度よりも大きい取付
金具とし、 この取付金具を建物躯体に取付け、４つの壁体の互いに
隣接する隅部に固着部材を取付け、この各固着部材を前
記取付金具の４つのアームの先端部にそれぞれ連結した
カーテンウォール。 - 【請求項３】 躯体取付部と、この躯体取付部に設けた
４つのアームと、その上下に隣接するアームを連結する
連結材とを備え、その左右に隣接するアーム間の角度が
上下に隣接するアーム間の角度よりも大きい取付金具と
し、 この取付金具を建物躯体に取付け、４つの壁体の互いに
隣接する隅部に固着部材を取付け、この各固着部材を前
記取付金具の４つのアームの先端部にそれぞれ連結した
カーテンウォール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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