JPH1036851A - 電気抵抗式乾留減容炉 - Google Patents

電気抵抗式乾留減容炉

Info

Publication number
JPH1036851A
JPH1036851A JP8196691A JP19669196A JPH1036851A JP H1036851 A JPH1036851 A JP H1036851A JP 8196691 A JP8196691 A JP 8196691A JP 19669196 A JP19669196 A JP 19669196A JP H1036851 A JPH1036851 A JP H1036851A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbonization
heat
carbon material
chamber
particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8196691A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Shimizu
健二 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichi KK
Original Assignee
Daiichi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiichi KK filed Critical Daiichi KK
Priority to JP8196691A priority Critical patent/JPH1036851A/ja
Publication of JPH1036851A publication Critical patent/JPH1036851A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel

Landscapes

  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Coke Industry (AREA)
  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾留減容を効率よく行わせることができる電
気抵抗式乾留減容炉を提供する。 【解決手段】 耐熱性絶縁容器1の対向面に電極板2
a,2bをそれぞれ配置して乾留室3とし、該乾留室3
の底面にカーボン物質の粒子5を敷き詰める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、厨房等から発生す
る生ごみや医療用廃棄物等を乾留して減容する電気抵抗
式乾留減容炉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気抵抗式乾留減容炉は、一般
に、炉内又は炉外にカンタル線やその他発熱体が装着さ
れた構成となっており、この発熱体に通電することによ
り、炉内の温度を上昇させ、その温度と発熱体から発生
するジュール熱を炉内の被減容物が輻射熱として受け取
ることによって熱分解をおこして減容するようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電気抵抗式
乾留減容炉によれば、炉内に発熱体がある場合、被減容
物や被減容物の乾留に伴い発生する乾留ガスが発熱体に
接触することにより、発熱体が劣化する。一般に発熱体
は特殊金属でできているため高価であり、発熱体の取替
費用が高価となる。
【0004】また、炉外に発熱体のある場合、炉壁が輻
射熱を一旦遮るため被減容物への伝熱容量が小さくなり
乾留減容の効率が低下する。
【0005】本発明の目的は乾留減容を効率よく行わせ
ることができる電気抵抗式乾留減容炉を提供することに
ある。
【0006】本発明の他の目的は、被減容物の乾留に伴
い発生した乾留ガスを燃焼させることができる電気抵抗
式乾留減容炉を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電気抵抗
式乾留減容炉は、耐熱性絶縁容器の対向面に電極板をそ
れぞれ配置して乾留室とし、該乾留室の底面にカーボン
物質の粒子を敷き詰めたことを特徴とする。
【0008】このような構造の電気抵抗式乾留減容炉で
は、乾留室に生ごみ等の被減容物を投入し、両電極間に
電圧をかけると、電流は一方の電極板からカーボン物質
の粒子層間を通り、他方の電極板に流れることになる。
カーボン物質の粒子層に電流が流れると、カーボン物質
の粒子同志の接触点で、ある部分ではスパーク放電が発
生し、またある部分では高い接触抵抗によってその部分
に高いジュール熱が発生する。またカーボン物質の粒子
自身も電流と固有抵抗によるジュール熱が発生し、これ
らが相加わってカーボン物質の粒子の層は高温となり、
又高い発熱を生じる。
【0009】従って、カーボン物質の粒子の上部に投入
された被減容物は、この高温と発熱により輻射熱を受け
てそれ自身昇温され、先ず水分が蒸発し、次に乾燥部の
温度が上昇し、熱分解温度に達してガス化分解をおこ
す。この作用が被減容物の内部で次々と進行し、ガス化
物質が消滅し、最後に炭素分であるチャーが残る。この
チャーが敷き詰められているカーボン物質の粒子間を埋
め、これも電流の媒体となり発熱が続けられ、これによ
り、チャーの内部に含まれている尚残余のピッチ状物質
も高い温度に上昇されて微細カーボン状ヒュームとなり
ガス化し、最後の僅少のカーボン物質が残存する。
【0010】請求項2記載の電気抵抗式乾留減容炉は、
耐熱性絶縁容器の対向面に外側電極板をそれぞれ配置
し、該耐熱性絶縁容器内を、前記外側電極板間に位置し
て対向する2枚の内側電極板で仕切り、該2枚の内部電
極板の間に形成される空間を乾留室とし、該乾留室の底
面にカーボン物質の粒子を敷き詰め、また、前記耐熱性
絶縁容器に配置された外側電極板と内側電極板との間に
形成された空間にカーボン物質の粒子を充填した。
【0011】このような構造の電気抵抗式乾留減容炉で
は、乾留室に生ごみ等の被減容物を投入し、外側両電極
板間に電圧をかけると、電流は一方の外側電極板から、
該外側電極板と対向する乾留室をなす一方の内側電極板
との間のカーボン物質の粒子層を通り、該一方の内側電
極板を通り、乾留室内のカーボン物質の粒子層を通り、
乾留室をなす他方の内側電極板を通り、該他方の内側電
極板と他方の外側電極板との間のカーボン物質の粒子層
を通り、該他方の外側電極板に流れる。前記各カーボン
物質の粒子層に電流が流れると、カーボン物質の粒子同
志の接触点で、ある部分ではスパーク放電が発生し、ま
たある部分では高い接触抵抗によってその部分に高いジ
ュール熱が発生する。またカーボン物質の粒子自身も電
流と固有抵抗によるジュール熱が発生し、これらが相加
わってカーボン物質の粒子の層は高温となる、又高い発
熱を生じる。
【0012】従って、乾留室に投入された被減容物は、
下部にあるカーボン物質の粒子層の高温と発熱により輻
射熱を受けてそれ自身昇温される。同時に、外側電極板
と内側電極板との間のカーボン物質の粒子層の高温と発
熱により内側電極板間で構成される乾留室が加熱される
ことになり、乾留室内に投入された被減容物はその昇温
が促進され、より効率良く乾留される。
【0013】また、乾留室に投入された被減容物内に導
電性物質が混入され、これにより内側電極板が短絡して
も、内側電極板と外側電極板間に充填されているカーボ
ン物質の粒子によって適度の抵抗が保持されて過度の電
流が流れることがなく、電流回路は保護される。
【0014】請求項3記載の電気抵抗式乾留減容炉は、
前記乾留室の上部に、耐熱性絶縁容器の対向面に電極板
をそれぞれ配置して形成される乾留ガス燃焼室を設け、
該乾留ガス燃焼室の底部に乾留室と連通する連通穴を形
成するとともに、乾留ガス燃焼室内にカーボン物質の粒
子を充填したことを特徴とする。
【0015】このような構造の電気抵抗式乾留減容炉で
は、乾留ガス燃焼室となる耐熱性絶縁容器の両電極板間
に電圧をかけると、電流は一方の電極板からカーボン物
質の粒子層間を通り、他方の電極板に流れることにな
り、カーボン物質の粒子層に電流が流れると、カーボン
物質の粒子同志の接触点で、ある部分ではスパーク放電
が発生し、またある部分では高い接触抵抗によってその
部分に高いジュール熱が発生する。またカーボン物質の
粒子自身も電流と固有抵抗によるジュール熱が発生し、
これらが相加わってカーボン物質の粒子の層は高温とな
り、又高い発熱を生じる。
【0016】乾留ガス燃焼室の下位にある乾留室で被減
容物の乾留により発生した乾留ガスは、前記乾留ガス燃
焼室の底部に形成した連通穴を通って乾留ガス燃焼室に
入る。乾留ガス燃焼室に入った乾留ガスは前記高温とな
っているカーボン物質の粒子層を通過して上部空間に流
れるが、乾留ガスは高温のカーボン物質の粒子層を通過
する過程で加熱されて高温となって上部空間に流れ、こ
こで空気と接触することにより燃焼をおこし、燃焼排ガ
スとして排出される。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る電気抵抗式
乾留減容炉における実施の形態の一例を示すものであ
る。本例では、セラミック製の耐熱性絶縁容器1の対向
面にカーボン製の正負の電極板2a,2bをそれぞれ配
置して乾留室3を形成している。前記電極板2a,2b
の外面には通電導体4a,4bが接続されている。
【0018】前記の乾留室3の底面には、カーボン物質
の粒子5が所定の厚さで層状に敷き詰められている。カ
ーボン物質としては、木炭、石炭、活性炭、、コークス
等の加工炭が使用されるが、本例では木炭が使用されて
いる。カーボン物質の粒子5の大きさは5〜20mm程
度である。
【0019】前記乾留室3の上部には耐熱性絶縁材より
なる蓋6が覆せてある。この蓋6の上面に、セラミック
製の耐熱性絶縁容器7の対向面にカーボン製の正負の電
極板8a,8bをそれぞれ配置して形成される乾留ガス
燃焼室9が設けてある。本例では、耐熱性絶縁容器7に
より形成される乾留ガス燃焼室9の底部10として前記
蓋6の上面を利用している。電極板8a,8bの外面に
は通電導体11a,11bが接続されている。この乾留
ガス燃焼室9の底部10には、前記乾留室3と連通する
連通穴12が形成されている。また乾留ガス燃焼室9内
にはカーボン物質の粒子13が充填されている。
【0020】このように構成したので、乾留室3を形成
する耐熱性絶縁容器1の対向する両電極板2a,2b間
に電圧をかけると、電流は一方の電極板2aからカーボ
ン物質の粒子5層間を通り、他方の電極板2bに流れる
ことになる。カーボン物質の粒子5層に電流が流れる
と、カーボン物質の粒子5同志の接触点で、ある部分で
はスパーク放電が発生し、またある部分では高い接触抵
抗によってその部分に高いジュール熱が発生する。また
カーボン物質の粒子5自身も電流と固有抵抗によるジュ
ール熱が発生し、これらが相加わってカーボン物質の粒
子5の層は高温となる、又高い発熱を生じる。
【0021】同様に、乾留ガス燃焼室9を形成する耐熱
性絶縁容器7の対向する両電極板8a,8b間に電圧を
かけると、電流が一方の電極板8a、カーボン物質の粒
子13、他方の電極板8bへと流れ、前記と同じ作用に
よってカーボン物質の粒子13の層は高温となりまた高
い発熱を生じる。
【0022】そこで、前記乾留室3に生ごみ等の被減容
物Aを投入し、前記電極板2a,2b間及び電極板8
a,8b間に電圧をかけると、カーボン物質の粒子5の
上部に投入された被減容物Aは、この高温と発熱により
輻射熱を受けてそれ自身昇温され、先ず水分が蒸発し、
次に乾燥部の温度が上昇し、熱分解温度に達してガス化
分解をおこす。この作用が被減容物Aの内部で次々と進
行し、ガス化物質が消滅し、最後に炭素分であるチャー
が残る。このチャーが敷き詰められているカーボン物質
の粒子5間を埋め、これも電流の媒体となり発熱が続け
られ、これにより、チャーの内部に含まれている尚残余
のピッチ状物質も高い温度に上昇されて微細カーボン状
ヒュームとなりガス化し、最後の僅少のカーボン物質が
残存する。
【0023】そして、前記乾留室3で被減容物Aの乾留
により発生した乾留ガスは上位にある前記乾留ガス燃焼
室9の底部10に形成した連通穴12を通って乾留ガス
燃焼室9に入る。乾留ガス燃焼室9に入った乾留ガスは
前記高温となっているカーボン物質の粒子13層を通過
して上部空間に流れるが、乾留ガスは高温のカーボン物
質の粒子13層を通過する過程で加熱されて高温となっ
て上部空間に流れ、ここで空気と接触することにより燃
焼をおこし、燃焼排ガスとして排出される。
【0024】図2は本発明に係る電気抵抗式乾留減容炉
における実施の形態の他例を示すものである。本例で
は、セラミック製の耐熱性絶縁容器14の対向面にカー
ボン製の正負の外側電極板15a,15bをそれぞれ配
置し、該耐熱性絶縁容器14内を、前記外側電極板15
a,15b間に位置して対向する2枚のカーボン製の内
側電極板16a,16bで仕切り、該2枚の内側電極板
16a,16b間に形成される空間を乾留室17として
いる。
【0025】本例では、2枚の内側電極板16a,16
bによる耐熱性絶縁容器14の仕切りとして、該耐熱性
絶縁容器14内に、対向面に内側電極板16a,16b
を配置したセラミック製の耐熱性絶縁容器18をセット
した構成となっている。
【0026】前記外側電極板15a,15bの外面には
通電導体19a,19bが接続されている。
【0027】前記乾留室17の底面にはカーボン物質の
粒子20が所定の厚さで層状に敷き詰められ、また前記
外側電極板15a,15bと内側電極板16a,16b
の間に形成された空間にもカーボン物質の粒子21が充
填されている。
【0028】前記耐熱性絶縁容器14及び乾留室17の
上部には、耐熱性絶縁材よりなる蓋22が覆せてある。
この蓋22の上面に、セラミック製の耐熱性絶縁容器2
3の対向面にカーボン製の正負の電極板24a,24b
をそれぞれ配置して形成される乾留ガス燃焼室25が設
けてある。本例では、耐熱性絶縁容器23により形成さ
れる乾留ガス燃焼室25の底部26として前記蓋22の
上面を利用している。電極板24a,24bの外面には
通電導体27a,27bが接続されている。この乾留ガ
ス燃焼室25の底部26には、前記乾留室17と連通す
る連通穴28が形成されている。また乾留ガス燃焼室2
5内にはカーボン物質の粒子29が充填されている。
【0029】このような構成にしたので、外側両電極板
15a,15b間に電圧をかけると、電流は一方の外側
電極板15aから、該外側電極板15aと対向する乾留
室17をなす一方の内側電極板16aとの間のカーボン
物質の粒子21層を通り、該一方の内側電極板16aを
通り、乾留室17内のカーボン物質の粒子20層を通
り、乾留室17をなす他方の内側電極板16bを通り、
該他方の内側電極板16bと他方の外側電極板15bと
の間のカーボン物質の粒子21層を通り、該他方の外側
電極板15bに流れる。前記各カーボン物質の粒子2
0,21層に電流が流れると、カーボン物質の粒子2
0,21同志の接触点で、ある部分ではスパーク放電が
発生し、またある部分では高い接触抵抗によってその部
分に高いジュール熱が発生する。またカーボン物質の粒
子20,21自身も電流と固有抵抗によるジュール熱が
発生し、これらが相加わってカーボン物質の粒子20,
21の層は高温となり、又高い発熱を生じる。
【0030】同様に、乾留ガス燃焼室25を形成する耐
熱性絶縁容器23の対向する両電極板24a,24b間
に電圧をかけると、電流が一方の電極板24a、カーボ
ン物質の粒子29、他方の電極板24bへと流れ、前記
と同じ作用によってカーボン物質の粒子29の層は高温
となり、また高い発熱を生じる。
【0031】そこで、前記乾留室17に生ごみ等の被減
容物Aを投入し、前記耐熱性絶縁容器14の外側電極板
15a,15b間及び耐熱性絶縁容器23の電極板24
a,24b間に電圧をかけると、乾留室17に投入され
た被減容物Aは、下部にあるカーボン物質の粒子20層
の高温と発熱により輻射熱を受けてそれ自身昇温され
る。同時に、外側電極板15a,15bと内側電極板1
6a,16bとの間のカーボン物質の粒子21層の高温
と発熱により内側電極板16a,16b間で構成される
乾留室17が加熱されることになり、乾留室17内に投
入された被減容物Aはその昇温が促進され、より効率良
く乾留される。
【0032】また、乾留室17に投入された被減容物A
内に導電性物質が混入され、これにより内側電極板16
a,16bが短絡しても、内側電極板16a,16bと
外側電極板15a,15b間に充填されているカーボン
物質の粒子21によって適度の抵抗が保持されて過度の
電流が流れることがなく、電流回路は保護される。
【0033】そして、前記乾留室17で被減容物Aの乾
留により発生した乾留ガスは上位にある乾留ガス燃焼室
25の底部26に形成した連通穴28を通って乾留ガス
燃焼室25に入る。乾留ガス燃焼室25に入った乾留ガ
スは前記高温となっているカーボン物質の粒子29層を
通過して上部空間に流れるが、乾留ガスは高温のカーボ
ン物質の粒子29層を通過する過程で加熱されて高温と
なって上部空間に流れ、ここで空気と接触することによ
り燃焼をおこし、燃焼排ガスとして排出される。
【0034】なお、上記例では、電源に直流電源を使用
しているが、単相交流電源を使用してもよい。
【0035】
【実施例】図3、図4は本発明に係る電気抵抗式乾留減
容炉の一実施例を示すもので、30は乾留減容炉の外面
を覆う鉄皮、31は乾留減容炉ケーシング、32は乾留
室17内のカーボン物質の粒子20の取替えのために乾
留室17の側壁に設けられた取替口、33は取替口32
を開閉する扉、34は乾留室17内に被減容物を投入す
るために蓋22に設けられた投入口、35は投入口34
を開閉する扉、36は乾留ガス燃焼室25内のカーボン
物質の粒子29の取替えのためにケーシング31に設け
られた取替口、37は取替口36を開閉する扉、38は
燃焼排ガス排気筒である。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明に係る電気抵抗式乾
留減容炉によれば、生ごみ等の被減容物の乾留減容を効
率良く行うことができ、また被減容物の乾留により発生
した乾留ガスを容易に燃焼処理することができ、更にま
た被減容物内に金属物が混在していても電流回路に影響
を与えないので、被減容物中の金属物を予め選別除去す
るといった作業の必要が無くなるとともに特別の電流保
護回路を付設する必要がないといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気抵抗式乾留減容炉における実
施の形態の一例を示す縦断面斜視図。
【図2】本発明に係る電気抵抗式乾留減容炉の実施の形
態の他例を示す一部断面斜視図。
【図3】本発明に係る電気抵抗式乾留減容炉の一実施例
を示す縦断正面図。
【図4】図3の縦断側面図。
【符号の説明】
1 耐熱性絶縁容器 2a,2b 電極板 3 乾留室 4a,4b 通電導体 5 カーボン物質の粒子 6 蓋 7 耐熱性絶縁容器 8a,8b 電極板 9 乾留ガス燃焼室 10 底部 11a,11b 通電導体 12 連通穴 13 カーボン物質の粒子 14 耐熱性絶縁容器 15a,15b 外側電極板 16a,16b 内側電極板 17 乾留室 18 耐熱性絶縁容器 19a,19b 通電導体 20 カーボン物質の粒子 21 カーボン物質の粒子 22 蓋 23 耐熱性絶縁容器 24a,24b 電極板 25 乾留ガス燃焼室 26 底部 27a,27b 通電導体 28 連通穴 29 カーボン物質の粒子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐熱性絶縁容器の対向面に電極板をそれ
    ぞれ配置して乾留室とし、該乾留室の底面にカーボン物
    質の粒子を敷き詰めたことを特徴とする電気抵抗式乾留
    減容炉。
  2. 【請求項2】 耐熱性絶縁容器の対向面に外側電極板を
    それぞれ配置し、該容器内を、前記外側電極板間に位置
    して対向する2枚の内側電極板で仕切り、該2枚の内部
    電極板の間に形成される空間を乾留室とし、該乾留室の
    底面にカーボン物質の粒子を敷き詰め、また、前記耐熱
    性絶縁容器に配置された外側電極板と内側電極板との間
    に形成された空間にカーボン物質の粒子を充填したこと
    を特徴とする電気抵抗式乾留減容炉。
  3. 【請求項3】 前記乾留室の上部に、耐熱性絶縁容器の
    対向面に電極板をそれぞれ配置して形成される乾留ガス
    燃焼室を設け、該乾留ガス燃焼室の底部に乾留室と連通
    する連通穴を形成するとともに、乾留ガス燃焼室内にカ
    ーボン物質の粒子を充填したことを特徴とする請求項1
    又は2記載の電気抵抗式乾留減容炉。
JP8196691A 1996-07-25 1996-07-25 電気抵抗式乾留減容炉 Pending JPH1036851A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8196691A JPH1036851A (ja) 1996-07-25 1996-07-25 電気抵抗式乾留減容炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8196691A JPH1036851A (ja) 1996-07-25 1996-07-25 電気抵抗式乾留減容炉

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1036851A true JPH1036851A (ja) 1998-02-10

Family

ID=16361996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8196691A Pending JPH1036851A (ja) 1996-07-25 1996-07-25 電気抵抗式乾留減容炉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1036851A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000048753A1 (en) * 1999-02-18 2000-08-24 Kyowa Co., Ltd. Thermal decomposer for waste
EP1118372A1 (en) * 1998-09-03 2001-07-25 Kyowa Co., Ltd. Thermal decomposition furnace for exhaust gas
JP2002089814A (ja) * 2000-07-11 2002-03-27 Hidehito Aoki 焼却炉
KR20020053206A (ko) * 2000-12-27 2002-07-05 윤기섭 탄소 소성 발열체를 이용한 폐기물 탄화장치
WO2002093078A1 (fr) * 2001-05-11 2002-11-21 Donlafa Technology Co., Ltd. Procede de decomposition thermique a haute temperature et son dispositif
CN105928367A (zh) * 2016-06-13 2016-09-07 北京神雾环境能源科技集团股份有限公司 一种带炉盖自动升降***的干馏装置及其干馏方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1118372A1 (en) * 1998-09-03 2001-07-25 Kyowa Co., Ltd. Thermal decomposition furnace for exhaust gas
EP1118372A4 (en) * 1998-09-03 2002-05-08 Kyowa Co Ltd THERMAL DECOMPOSITION OVEN FOR EMISSION GAS
US6645440B1 (en) 1998-09-03 2003-11-11 Kyowa Co., Ltd. Thermal decomposition furnace for exhaust gas
WO2000048753A1 (en) * 1999-02-18 2000-08-24 Kyowa Co., Ltd. Thermal decomposer for waste
AU741958B2 (en) * 1999-02-18 2001-12-13 Kyowa Co., Ltd. Thermal decomposer for waste
US7005112B1 (en) 1999-02-18 2006-02-28 Kyowa Co., Ltd. Thermal decomposer for waste
JP2002089814A (ja) * 2000-07-11 2002-03-27 Hidehito Aoki 焼却炉
KR20020053206A (ko) * 2000-12-27 2002-07-05 윤기섭 탄소 소성 발열체를 이용한 폐기물 탄화장치
WO2002093078A1 (fr) * 2001-05-11 2002-11-21 Donlafa Technology Co., Ltd. Procede de decomposition thermique a haute temperature et son dispositif
CN105928367A (zh) * 2016-06-13 2016-09-07 北京神雾环境能源科技集团股份有限公司 一种带炉盖自动升降***的干馏装置及其干馏方法
CN105928367B (zh) * 2016-06-13 2018-04-20 神雾科技集团股份有限公司 一种带炉盖自动升降***的干馏装置及其干馏方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4472245A (en) Process for continuous thermal treatment of carbonizable material
JPH1036851A (ja) 電気抵抗式乾留減容炉
WO2022077550A1 (zh) 锂离子电池负极材料炭化处理方法及其炭化炉
CN111707097A (zh) 一种用于生产电池负极材料的提纯快冷冶炼炉
JPH1114022A (ja) 電気抵抗式乾留減容炉
JPH11101426A (ja) 可燃成分を含んだガスの燃焼装置
US1177680A (en) Electric furnace.
JP3390648B2 (ja) 電気溶融炉の炉壁構造及び炉体冷却方法
GB1483121A (en) Electrical resistance furnaces
JPH10310774A (ja) 炭化炉および炭化装置
CN106423115A (zh) 一种饱和活性炭电加热再生方法及装置
KR101269240B1 (ko) 전기아크를 이용한 탄소용융 반응장치 및 이를 포함하는 열처리 장치
JP3049385U (ja) 電気抵抗熱による焼却灰等の高機能溶融炉
SU1651062A1 (ru) Печь дл графитации углеродных изделий
CN211041795U (zh) 一种高产型针状焦罐式煅烧炉
JP3830417B2 (ja) 誘導加熱炉
JPS6294716A (ja) 厨芥処理機
JPH09280750A (ja) 電気抵抗式溶融炉
CN210635933U (zh) 一种活性焦生产用内热式回旋炭化炉
JP3393002B2 (ja) 電気溶融炉
CN216114068U (zh) 一种危险废物熔融、二燃室一体化炉
RU2091425C1 (ru) Углевыжигательная печь
KR200233564Y1 (ko) 숯 제조 및 목초액 회수장치
JP2006169327A (ja) 炭化装置、およびカーボンヒータ
RU2291351C1 (ru) Установка пиролиза