JP3393002B2 - 電気溶融炉 - Google Patents

電気溶融炉

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JP3393002B2 JP03530496A JP3530496A JP3393002B2 JP 3393002 B2 JP3393002 B2 JP 3393002B2 JP 03530496 A JP03530496 A JP 03530496A JP 3530496 A JP3530496 A JP 3530496A JP 3393002 B2 JP3393002 B2 JP 3393002B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】都市ごみや産業廃棄物は、焼
却処理によって無害化及び減容化した上、その焼却残滓
を埋立投棄することにより処理されているが、焼却残滓
や燃焼排ガスから集塵,除去された煤塵等には、重金属
やダイオキシン等の有害物質が含まれているため、埋立
投棄後に環境汚染を生じる虞れがある上、埋立地の確保
も困難になりつつあり、実務上様々な問題を生じてい
る。そこで、近時においては、焼却残滓や煤塵等を溶融
固化することにより、その無害化と一層の減容化を図る
方策が取られている。本発明は、このような焼却残滓や
煤塵等を溶融処理するためのアーク炉等の電気溶融炉に
関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のこの種の電気溶融炉においては、
一般に、図3又は図4に示す如く、炉の天井壁21に貫
通支持させた主電極23と炉の底壁22a,22bに設
けた炉底電極25a,25bとの間で溶湯24を介して
アークを発生させることによって、焼却残滓や燃焼排ガ
スから集塵,除去された煤塵等の被溶融物を溶融処理す
るように構成されている。 【0003】而して、図3に示す第1従来炉では、炉底
電極25aが非導電性耐火材で構成される底壁22aに
貫通保持させた金属製のピンや丸棒等で構成されてお
り、図4に示す第2従来炉では、炉底電極25bが底壁
22bで構成されている。すなわち、図4に示す如く、
底壁22bを集電板26と導電性耐火材層27と耐食性
耐火材層28とからなる3層構造となすと共に、耐食性
耐火材層28にこれを貫通して導電性耐火材層27に接
触する多数の導電部材(金属製のピンや丸棒等からな
る)29…を埋設して、これらが全体として炉底電極2
5bを構成するように工夫してある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、廃棄灰を溶
融して得られる溶湯24は、SiO2 ,Al2 3 ,C
aO,Fe2 3 等のスラグ成分を含む他、Na,K,
Ca,Cl,SO4 ,CO3 等の塩成分やPb,Zn,
Cd,Hg等の重金属等を含んでおり、極めて強い侵食
性を有する。 【0005】したがって、第1従来炉では、炉底電極2
5aが、溶湯24に接触する耐火材層22aに、その表
面に露出する状態で貫通されているため、両者22a,
25a間の隙間から溶湯24(特に、溶湯24に含まれ
るPb等の低粘性低融点金属)が滲入する虞れがあり、
電極25a及び耐火材層22aを侵食,損傷させたり、
極端な場合には、炉底22aからの脱湯や電極25aの
脱落を生じる虞れがある。さらに、非導電性耐火材層2
2aにひびがはいると、これに溶湯24中の導電性金属
が侵入して、電極25aとの間に絶縁不良を生じる等、
炉運転上からも種々の問題が生じる。 【0006】一方、第2従来炉では、溶湯24に直接接
触する底壁上面部分28を耐食性耐火材で構成している
ことから、溶湯24による底壁侵食を防止でき、底壁全
体を電極25bに構成していることとも相俟って、上記
した問題を生じない。しかし、導電性に優れた耐火材は
同時に熱伝導率の高いものでもあることから、底壁22
bを熱伝導率の高い導電性耐火材層27を含む積層構造
としている以上、どうしても底壁22bからの放熱量が
多くなり、炉の熱効率が頗る悪くなる。また、底壁22
b上に沈降する溶融金属が、底壁22bからの放熱によ
る冷却効果により、固化する虞れがある。勿論、第1従
来炉と同様に、耐火材以外の異物である導電部材29…
が、溶湯24が接触する耐火材層28に、その表面に露
出した状態で埋設されているから、溶湯24が滲入して
炉材28や導電部材29…を損傷させる虞れがある。 【0007】本発明は、上記した問題をすべて解決し
て、長期に亘って良好な溶融処理を行いうる電気溶融炉
を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本願発明は、炉の底壁全
体を、最下部に位置する集電板と、集電板上に形成した
断熱材層と、断熱材層上に形成した導電性及び溶湯に対
する耐侵食性に優れたカーボン系耐火材からなる導電性
耐火材層と、複数個の断面がI型又はコ型を呈し且つ前
記断熱材層の厚さよりも大きな高さ寸法を有する鋼製部
材を相互に接触させた状態で並列状に配列して前記断熱
材層の内部に埋設され、前記各鋼製部材の上片により形
成された一連の上面部を前記導電性耐火材層へ、また、
各鋼製部材の下片により形成された一連の下面部を前記
集電板へ接当させることにより、導電性耐火材層と集電
板とを通電可能に接続する鋼製導電体と、から成る炉底
電極に構成したことを発明の基本構成とするものであ
る。 【0009】而して、炉底電極の上面部分は、侵食性の
強い高温の溶湯と接触するものの、耐侵食性に優れた導
電性耐火材層で構成されており、しかも導電性耐火材層
には第1及び第2従来炉における如き耐火材以外の異物
やこれを保持しておくための穴が全く存在しないことか
ら、溶湯中の低粘性で低融点の溶融金属が滲入するよう
なことがなく、炉底電極ないし底壁が溶湯滲入により侵
食,損傷される等の問題は生じない。 【0010】しかも、炉底電極を構成する底壁が上下2
層構造をなし、その上層部分は熱伝導性の高い導電性耐
火材層で構成されているものの、その下層部分は断熱材
層で構成されていることから、底壁全体としての放熱
は、これを必要以上に厚くせずとも、効果的に抑制され
ることなる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
及び図2に基づいて具体的に説明する。 【0012】図1に示す電気溶融炉である直流アーク炉
1において、2は炉壁、3は主電極、4はスタート電
極、5は炉底電極である。 【0013】炉壁2は、図1に示す如く、円筒状の周壁
6と天井壁7と後述する如く炉底電極に構成された底壁
5とからなる。周壁6には、焼却残滓等の被溶融物8a
の供給口9と、炉1の直径方向において被溶融物供給口
9と直対向する位置に位置する溶湯8の排出口10と、
底壁5の上面近傍位に位置するタップホール11と、が
穿設されている。供給口9は被溶融物8aの供給源(図
示せず)に接続されていて、被溶融物8aを適宜の定量
供給装置12により炉1内に定量的に連続供給させうる
ようになっている。排出口10は、炉1内の溶湯8を溢
流排出させると共に炉1内の排ガス8bを排出させるた
めのもので、水砕スラグ生成用冷却水槽等のスラグ処理
系13a及び二次燃焼室等の排ガス処理系13bに接続
されている。タップホール11は、必要に応じて、底壁
5上に沈降する溶融金属を取り出すべく開口できるよう
になっている。すなわち、炉1内での溶融処理の進行に
伴い溶湯8は比重差により上下2層に分離される(比重
の軽いスラグ層と比重の重い溶融金属層とに分離され
る)が、タップホール11を開口させることにより、溶
融金属のみを取り出しうるようになっている。なお、周
壁6及び天井壁7は、溶湯8に対する耐食性,耐熱性,
断熱性に優れた非導電性の耐火材で構成されている。 【0014】主電極3は、図1に示す如く、炉1の中心
部に配して天井壁7に貫通支持されている。この主電極
3は、従来炉におけると同様に、炉1内の液位(溶湯8
の液面位置)に応じて昇降操作されるようになってい
る。なお、主電極3は、直流電源(図示せず)の陰極に
接続されている。 【0015】スタート電極4は、図1に示す如く、天井
壁7に傾斜状に貫通支持されており、先端部を炉1内に
突出させない待機位置(図1実線位置)と先端部を主電
極3の先端部に近接させた状態で炉1内に垂下突出する
スタート位置(図1鎖線位置)とに亘って昇降操作され
るようになっている。なお、スタート電極4は、前記直
流電源の陽極に接続されている。また、主電極3及びス
タート電極4は中空軸状のものとされていて、その中空
部から窒素ガスを供給して、炉1内を還元雰囲気に保持
するように工夫されている。 【0016】炉底電極5は、図1に示す如く、炉1の底
壁全体で構成されており、集電板15上に形成した断熱
材層16と、断熱材層16上に形成された導電性耐火材
17と、断熱材層16に埋設された導電体18とからな
る。 【0017】集電板15は、図1に示す如く、炉壁2の
下面部に設けられた金属円板であり、前記直流電源の陽
極に接続されている。 【0018】断熱材層16は、断熱性に優れた耐火材で
構成されている。一般には、例えばハイアルミナ系の耐
火材で構成しておくことが好ましい。 【0019】導電性耐火材層17は、導電性及び溶湯8
に対する耐侵食性に優れた耐火材で構成されている。特
に、耐侵食性については、溶湯8つまり被溶融物8aの
性状を考慮することが必要である。導電性耐火材層17
の構成材としては、このような導電性及び耐侵食性に優
れたものであれば、これを任意に選定することができる
が、一般には、カーボン系耐火材(カーボン煉瓦,カー
ボンペースト)を使用することが好ましい。 【0020】導電体18は、図1に示す如く、断熱材層
16に埋設されていて、集電板15と導電性耐火材層1
7とを通電可能に接続する金属体である。具体的には、
導電体18は、図1及び図2(A)に示す如く、複数の
金属製(例えば鉄製)のコ字形部材181 …を並列状に
連結してなり、該部材181 …の上下片で構成される一
連の上下面部18a,18bが導電性耐火材層17の下
面及び集電板15の上面に全面的ないし略全面的に接触
されている。なお、導電体18の構成は任意であり、上
記したものの他、図2(B)〜(D)に例示するものが
考えられる。すなわち、図2(B)に示す導電体18
は、金属製のI字形部材182 …を並列状に連結して、
該部材182 …の上下片で構成される一連の上下面部1
8a,18bが導電性耐火材層17の下面及び集電板1
5の上面に全面的ないし略全面的に接触するようになっ
ている。また、図2(C)に示す導電材18は、金属製
のL字形部材183 …を並列状に連結して、部材183
…の下片で構成される一連の下面部18bが集電板15
の上面に全面的ないし略全面的に接触すると共に、部材
183 …の下端部が導電性耐火材層17の下面に部分的
に接触するようになっている。また、図2(D)に示す
導電材18は、図2(C)に示すものを上下逆にして使
用したもので、金属製の倒立L字形部材184 …の上片
で構成される一連の上面部18aが導電性耐火材層17
の下面に全面的ないし略全面的に接触すると共に、部材
183 …の下端部が集電板15の上面に部分的に接触す
るようになっている。このように、導電体18の上下部
は、導電性耐火材層17ないし集電板15に全面的ない
し略全面的に接触させておいても(図2(A)(B)参
照)、部分的に接触させておいても(図2(C)(D)
参照)、何れでもよく、要は、導電体18により集電板
15と導電性耐火材層17とが電気的に接続されればよ
いのである。したがって、両者15,17間を電気的に
接続できる限りにおいて、導電体18ないしその構成部
材181 ,182 ,183 ,184 の形状は任意であ
り、上記以外にも種々のものを使用することができる。
特に、導電体18は、同一形状の部材181 ,182
183 ,184 を連結したものとせず、異形部材を組み
合わせて構成したものでもよい。但し、導電体18を、
導電性耐火材層17ないし集電板15に全面的ないし略
全面的に接触する一連の上下面部18a,18bを有す
るものとしておけば、導電性耐火材層17ないし集電板
15との間に一部隙間が生じている場合にも、両者1
5,17間の通電性が充分に確保されることになる。換
言すれば、炉底電極5としての機能上、導電体18と導
電性耐火材層17ないし集電板15との間に部分的な隙
間があっても何らの支障がなく、それだけ底壁5の施工
を容易に行いうることになる。 【0021】以上のように構成された直流アーク炉1に
あっては、溶融処理を開始するに当たっては、まず、主
電極3とスタート位置に下降させたスタート電極4とに
通電させて両電極3,4間にアークを発生させ、これに
より炉1内の被溶融物8aを溶融させる(図1鎖線参
照)。これは、主電極3と炉底電極5との間に導電性の
溶湯8が介在せず、非導電性の被溶融物8aが介在する
にすぎない運転開始状態においては、両電極3,5間に
アークを発生させ得ないからである。 【0022】しかる後、炉1内に溶湯8が生じると、ス
タート電極4を待機位置に上昇させた上、主電極3と炉
底電極5とに所定の電圧を印加させて両電極3,5間に
アーク(プラズマ放電)を発生させた状態で、被溶融物
8aを定量供給装置12により炉1内に連続供給させつ
つ、被溶融物8aの溶融処理を開始する(図1実線参
照)。 【0023】そして、主電極3と炉底電極5との間に発
生するアークによる加熱により被溶融物8aが溶融され
るに従って、溶湯8が排出口10からスラグ処理系13
aへと順次溢流排出されていくと共に、炉1内の排ガス
8bも排出口10から排ガス処理系13bへと排出され
ていく。 【0024】このとき、炉1の底壁5の上面部分が全面
的に導電性耐火材層17で構成されており、この導電性
耐火材層17が導電体18を介して集電板15に電気的
に接続されていることから、底壁をなす炉底電極5と主
電極3との間には良好にアークが発生されることにな
り、被溶融物8aの溶融処理が効果的に行われることに
なる。なお、被溶融物8aの溶融は、一般に、直流電源
から600〜1000KW(被溶融物1トン当たり)を
供給して、これによるアーク熱により被溶融物8aを1
400〜1800℃に加熱することによって行なわれ
る。 【0025】そして、炉底電極5の上面部分は、侵食性
の強い高温の溶湯8と接触するものの、耐侵食性に優れ
た導電性耐火材層17で構成されており、しかも導電性
耐火材層17には第1及び第2従来炉における如き耐火
材以外の異物やこれを保持しておくための穴が全く存在
しないことから、溶湯8中の低粘性で低融点の溶融金属
が滲入するようなことがなく、炉底電極5ないし底壁が
溶湯滲入により侵食,損傷される等の問題は生じない。
したがって、炉底電極5ないし炉底(底壁)を含めた炉
1の耐久性を大幅に向上させることができる。 【0026】しかも、炉底電極5を構成する底壁が上下
2層構造をなし、その上層部分は熱伝導性の高い導電性
耐火材層17で構成されているものの、その下層部分は
断熱材層16で構成されていることから、底壁全体とし
ての放熱は、これを必要以上に厚くせずとも、効果的に
抑制されることなる。したがって、第2従来炉とは炉1
の底壁全体を炉底電極5に構成している点で共通するに
も拘わらず、第2従来炉における問題(放熱による熱効
率低下,溶融金属の冷却固化等)は全く生じない。勿
論、底壁5を必要以上に厚くしておく必要がないことか
ら、炉1全体の重量化も可及的に回避することができ
る。 【0027】なお、本発明は上記した形態に限定される
ものではなく、本発明の基本原理を逸脱しない範囲にお
いて適宜に改良,変更することができる。例えば、炉壁
2は一般に1600〜1800℃の高温に耐え得る耐火
材で構成されており、且つその外周面は適宜の断熱材カ
バーで被覆されているが、必要に応じて、その断熱材カ
バーを更に水冷ジャケットで囲繞するようにしてもよ
い。また、炉底電極5を冷却ファン等により空冷させる
ようにすることも可能であるが、炉底電極5が上述した
如く放熱抑制構造とされているため、かかる空冷手段を
設けることは必ずしも必要ない。 【0028】 【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の電気溶融炉にあっては、炉底電極ないし炉底が溶湯
により侵食されたり損傷されたりすることなく、その耐
久性を大幅に向上させることができる。しかも、炉底か
らの脱湯を生じず、炉底からの放熱を可及的に抑制,防
止し得て、溶融金属の固化等の問題を生じることなく、
炉の熱効率を大幅に向上させることができる。したがっ
て、本発明によれば、冒頭で述べた如き従来炉における
問題をすべて解決することができ、焼却残滓等の被溶融
物の溶融処理を、長期に亘って効率良く効果的に行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る電気溶融炉の一例を示す縦断側面
図である。 【図2】導電体を示す要部の斜視図である。 【図3】第1従来炉を示す縦断側面図である。 【図4】第2従来炉を示す縦断側面図である。 【符号の説明】 1…直流アーク炉(電気溶融炉)、2…炉壁、3…主電
極、5…炉底電極(炉の底壁)、8…溶湯、8a…被溶
融物、15…集電板、16…断熱材層、17…導電性耐
火材層、18…導電体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // B09B 3/00 B09B 3/00 303L (72)発明者 麻生 知宣 兵庫県尼崎市金楽寺町2丁目2番33号 株式会社タクマ内 (56)参考文献 特開 平6−207788(JP,A) 特開 平8−29061(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F27B 3/02 F27B 3/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 炉の底壁全体を、最下部に位置する集電
    板と、集電板上に形成した断熱材層と、断熱材層上に形
    成した導電性及び溶湯に対する耐侵食性に優れたカーボ
    ン系耐火材からなる導電性耐火材層と、複数個の断面が
    I型又はコ型を呈し且つ前記断熱材層の厚さよりも大き
    な高さ寸法を有する鋼製部材を相互に接触させた状態で
    並列状に配列して前記断熱材層の内部に埋設され、前記
    各鋼製部材の上片により形成された一連の上面部を前記
    導電性耐火材層へ、また、各鋼製部材の下片により形成
    された一連の下面部を前記集電板へ接当させることによ
    り、導電性耐火材層と集電板とを通電可能に接続する鋼
    製導電体と、から成る炉底電極に構成したことを特徴と
    する電気溶融炉。
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