JPH103561A - 紙葉類の真偽判定方法 - Google Patents

紙葉類の真偽判定方法

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JPH103561A
JPH103561A JP8155307A JP15530796A JPH103561A JP H103561 A JPH103561 A JP H103561A JP 8155307 A JP8155307 A JP 8155307A JP 15530796 A JP15530796 A JP 15530796A JP H103561 A JPH103561 A JP H103561A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙葉類に照射する紫外線の波長が異なれば蛍
光発光色の波長領域が異なる性質を利用し、且つ蛍光発
光の有無だけでなくカラー情報も検出して紙幣の真偽判
定能力を一層高めた紙葉類の真偽判定方法を提供するこ
とにある。 【解決手段】 特定部に異なる波長の紫外線を照射する
と異なる蛍光発光色を生じる紙葉類の真偽判定方法にお
いて、前記紙葉類の特定部に波長の異なる2つの紫外線
をそれぞれ照射する第1の紫外線照射手段及び第2の紫
外線照射手段と、前記第1及び第2の紫外線照射手段に
基づく前記特定部からの各励起光をそれぞれ受光する第
1の受光手段及び第2の受光手段とを具備し、前記第1
及び第2の受光手段により3原色の色分布を認識すると
共に、予め登録してある基準色分布と比較することによ
り前記紙葉類の真偽を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なる波長の紫外
線を照射することによって、それぞれ異なった励起波長
の蛍光を発する蛍光インクで印刷がなされた紙葉類の真
偽判定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙幣、小切手、切手等の紙葉類の
真偽判定には様々な方式が提案されており、特に紙幣の
場合、特定分布されている磁気特性を検出するものがあ
る。しかし、この磁気特性を検出する方法は、磁気コピ
ーによってシステムを誤認させることが多いため、近時
は光センサを使用して得られた光学波形等のデータと予
め登録してある真正紙葉類データとの比較による真偽判
定も開発されている。
【0003】光センサとして可視光や赤外線を光源とし
て紙葉類に照射し、その反射光や透過光をCCDセンサ
或いはフォトトランジスタアレイで読み取るというもの
が一般的である。又、偽造券紙幣対策として部分的に蛍
光特性のあるインクで印刷された紙幣も発行されてお
り、特にヨーロッパでは紫外線を当てて真偽のチェック
をすることが金融機関の窓口や商店で行われている。
【0004】この真偽チェックに紫外線センサを使用す
る場合、紙幣においては一般的に印刷パターンの蛍光を
含む部分を検出するため、検出領域として365nmの
波長をもつ紫外線センサを一個設置するものとされてい
る。しかしながら、365nmの波長領域のみを検出す
る紫外線センサでは、現在有効に流通している紙幣の印
刷方法が経時的に変移していることから、新札及び古札
の全てに十分に対応することができず、真正な紙幣でも
偽造紙幣として誤認してしまう事態が発生してしまう。
【0005】そこで、光センサにより紙幣データを採取
し、そのデータを予め登録してある真正データと比較す
ることで紙幣の真偽判定を行う場合、新札及び古札の全
てに十分対応することができるように、波長の異なる2
つの紫外線を同時に紙幣に当てて、1つの波長帯のみで
はリジェクトされる紙幣も正常紙幣として判別するよう
にした方法が特開平6−236473号公報に開示され
ている。又、赤外線を吸収する性質をもつインクで印刷
された紙幣の判定の場合、紙幣パターンの可視光情報及
び可視光以外の情報を電気信号として読取る読取手段
と、この読取手段によって読取られた可視光の読取信号
及び可視光以外の読取信号を比較する比較手段とを有
し、検出すべき可視光以外の特定マークを読取った際、
可視光以外の読取情報の信号レベルを可視光の読取情報
の信号レベルと比較することにより、その可視光以外の
情報が特定マークのものであるか否かを判別する装置が
特開平6−217123号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】最近では、異なる波長
の紫外線を照射すると、異なった励起波長の蛍光を発す
るインクで印刷がなされた紙幣、例えばフランス国の5
0フラン紙幣が登場してきている。このような発光特性
を有する紙葉類の真偽の判定時に、上記各公報に記載さ
れた従来方法を用いた場合、例えば紙葉類の判定領域に
破れ等の異常があると、得られたデータの対応部分が欠
落しているために判定にエラーを生じるといった問題が
ある。又、上記特開平6−236473号公報に記載の
方法では、蛍光印刷の有無のみを検出することができる
が、例えば紙葉類に手垢等が付いていた場合には、色を
見ていないためその部分を蛍光発光部と判定してしまう
不都合がある。
【0007】本発明は上述のような事情よりなされたも
のであり、本発明の目的は、紙葉類に照射する紫外線の
波長が異なれば蛍光発光色の波長領域が異なる性質を利
用し、且つ蛍光発光の有無だけでなくカラー情報も検出
して紙幣の真偽判定能力を一層高めた紙葉類の真偽判定
方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、特定部に異な
る波長の紫外線を照射すると異なる蛍光発光色を生じる
紙葉類の真偽判定方法において、前記紙葉類の特定部に
波長の異なる2つの紫外線をそれぞれ照射する第1の紫
外線照射手段及び第2の紫外線照射手段と、前記第1及
び第2の紫外線照射手段に基づく前記特定部からの各励
起光をそれぞれ受光する第1の受光手段及び第2の受光
手段とを具備し、前記第1及び第2の受光手段により3
原色の色分布を認識すると共に、予め登録してある基準
色分布と比較することにより前記紙葉類の真偽を判定す
ることを特徴とする紙葉類の真偽判定方法によって達成
される。
【0009】更に、特定部に異なる波長の紫外線を照射
すると異なる蛍光発光色を生じる紙葉類の真偽判定方法
において、前記紙葉類の特定部に波長の異なる2つの紫
外線を照射する紫外線照射手段と、前記紫外線照射手段
に基づく前記特定部からの各励起光をそれぞれ受光する
第1の受光手段及び第2の受光手段とを設け、前記第1
及び第2の受光手段により前記各励起光を受光してメモ
リにそれぞれカラー画像データとして格納し、前記カラ
ー画像データの前記特定部に対応するデータと比較して
前記紙葉類の真偽を判定するようにしたことを特徴とす
る紙葉類の真偽判定方法によっても達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】最近では例えばフランス紙幣の5
0フランのように、特定部(蛍光発光部)に波長の異な
る2種類の紫外線を照射させると、紫外線の波長によっ
て特定部の蛍光発光色が異なる新型の紙幣100が登場
してきている。図7の図形21は、目視では確認するこ
とのできない紙幣の特定部20に波長λ1=254nm
及びλ2=365nmの紫外線を照射したときの画像を
示しており、波長λ1=254nmの紫外線を照射した
とき図形21は燈に発光し、λ2=365nmの紫外線
を照射したとき図形21は青緑に発光する。
【0011】以下、本発明の形態例を図面を参照して説
明する。図1は紙幣100の真偽判定に用いるセンサ入
力部の構成を示しており、搬送路を搬送される紙幣10
0に対して、蛍光ランプ、キセノンランプ等の光源13
からフィルタ14を介して所定波長の紫外線が照射され
ると共に、紙幣100の特定部20(図7参照)で発光
された光がRGBセンサ等の受光手段15で受光される
ようになっている。又、上記センサ入力部を図2(A)
或いは(B)のように配置することができる。図2
(A)の例では、2個のセンサ入力部A及びBが紙幣1
00に対して独立して配置されており、紙幣100の特
定部20に対して光源13A及び13Bから波長の異な
る紫外線をそれぞれ独立に照射し、発光された光を受光
手段15A及び15Bで独立して受光するようになって
いる。図2(B)の例では、紙幣100の特定部20に
対して2つの光源13A及び13Bから同時に波長の異
なる紫外線を照射し、特定部20で発光された光をRG
Bセンサを一体とした受光手段15Cで受光するように
なっている。本発明では上述のごときセンサ入力部を使
用することができる。
【0012】図3は本発明の一形態例をブロック構成で
示しており、受光手段が図2(B)のRGBセンサ15
Cの場合、RGBセンサ15Cで受光された光は3原色
RGBに分解され、増幅部1の各チャンネル毎の増幅器
1a、1b、1cで増幅されてマルチプレクサ2に入力
され、マルチプレクサ2で選択された信号が順次A/D
コンバータ3でディジタル値に変換され、ディジタル値
がメモリ4に記憶される。
【0013】メモリ4に記憶されたRGBの各ディジタ
ル値は演算処理部5に送られる。演算処理部5には濃度
補正手段5a、波長比較手段5b、真偽判定手段5cが
設けられていると共に、波長比較手段5bに必要な基準
テーブルメモリ5dも設けられている。基準テーブルメ
モリ5dには異なる波長の紫外線を照射したときのRG
B成分の濃度値ヒストグラムがそれぞれ金種別に格納さ
れており、例えばフランスの50フランの特定部では、
励起波長λ1=254nmの場合のRGB成分の濃度値
ヒストグラムは、図4の(A)、(B)、(C)の様に
なり、励起波長λ2=365nmの場合のRGB成分の
濃度値ヒストグラムは図5の(A)、(B)、(C)の
様になり、これら濃度値ヒストグラムがテーブルデータ
として格納されている。ここで濃度値ヒストグラムの横
軸は明度を表わし、縦軸は該当明度を持つ特定部の画素
数を示している。
【0014】このような構成において、その動作を図6
のフローチャートを参照して説明する。紙幣を1枚ずつ
分離して搬送する紙葉類搬送手段により搬送されてくる
紙幣100の端を、図示しないセンサが検出すると(ス
テップS1)、図2(B)で示す光源13A及び13B
をそれぞれ発光させることにより、紙幣100の画像を
RGBセンサ15Cで受光でき、その画像信号を増幅部
1、マルチプレクサ2及びA/Dコンバータ3を経てR
GB信号の各ディジタル値をメモリ4に記憶することが
できる。そして、図7に示すように、紙幣100の端か
ら特定部20までの長さLを検出する。この長さLは金
種により決められており、予め登録されている金種情報
に含まれている場合にはメモリへ画像データを取り込む
(ステップS2)。又、この時、紙幣100全体の画像
を取り込むことも可能であり、或いは特定部20だけを
取り込むことも可能である。
【0015】上記取り込んだ画像から、RGBセンサ1
5CのR成分により画像の濃度を蛍光発光部分の図形2
1と、背景を分離した2値画像として上記蛍光発光部分
の図形21だけを抽出する(ステップS3)。記憶され
たRGB信号の各ディジタル値は演算処理部5に送ら
れ、判別しやすくするため濃度補正手段5aにより濃度
補正が行なわれ、各信号の濃度値ヒストグラムとして表
す。この濃度値ヒストグラムを、RGB各成分の濃度値
ヒストグラムが金種別に、且つ波長毎に格納されている
基準テーブルメモリ5dと比較する(ステップS4)。
そして、基準テーブルメモリ5d内の濃度値ヒストグラ
ムが、取り込んだ各波長毎のRGBの濃度値ヒストグラ
ムと同一(もしくは所定許容範囲内)であれば真券とし
て判定し、異なればリジェクトされる(ステップS
5)。
【0016】又、この時、もし紙幣100を蛍光ペン等
で偽造した場合、波長λ1=254nmの紫外線を使用
した場合のRGB各成分の濃度値ヒストグラムは図8
(A)の様になり、波長λ2=365nmの場合のRG
B各成分の濃度値ヒストグラムは同図(B)の様にな
り、両者はほとんど同じ濃度値ヒストグラムとなるの
で、この偽造紙幣はリジェクトされる。
【0017】次に、受光部15がCCDセンサの場合を
図面を参照して説明する。図9は受光部15がCCDセ
ンサの場合のブロック構成を示しており、CCDセンサ
を用いた場合、輝度信号、色信号そして同期信号が重ね
合わさったコンポジット信号であるため、信号処理は一
度コンポーネント信号に変換した後に行う。センサ入力
部6はCCDセンサ6aとY(輝度)/C(色差)分離
ユニット6b、色信号分離ユニット6cが設けられてい
る。CCDセンサ6aに入力された画像信号(コンポジ
ット信号)はY/C分離ユニット6bで輝度信号と色信
号に分離され、色信号分離ユニット6cでカラーデコー
ダ回路により信号処理されてY信号、R−Y信号、B−
Y信号に変換して出力させる。
【0018】これらの3つの信号は、それぞれA/D変
換用の折り返し歪みを防ぐため内蔵されているローパス
フィルタで高周波分を除去した後、アナログのマルチプ
レクサ7に入力される。マルチプレクサ7によってシリ
アルに変換され順次選択されたY信号、R−Y信号、B
−Y信号はA/Dコンバータ8でディジタル値に変換さ
れた後、シリアル/パラレル変換ユニット9によりY信
号、R−Y信号、B−Y信号を並列に変換する。そし
て、水平/垂直フィルタ回路10に入力され、垂直走査
線の間引きが行われると同時に、折り返し雑音が発生し
ないように帯域制限も行われる。この様に間引かれた信
号は最後にメモリ11に記憶される。
【0019】メモリ11に記憶された各ディジタル信号
は演算処理部12に送られる。演算処理部12にはRG
B分離手段12a、濃度補正手段12b、波長比較手段
12c、濃度値ヒストグラムパターンマッチング手段1
2d、真偽判定手段12eが設けられ、又、波長比較手
段12cに必要な濃度値ヒストグラム計算手段12c
1、総和計算手段12c2、平均値計算手段12c3、
ピーク値計算手段12c4も設けられている。更に、波
長比較手段12c及び濃度値ヒストグラムパターンマッ
チング手段12dに必要な基準テーブルメモリ12fも
設けられている。
【0020】上記演算処理部12に送られた各ディジタ
ル信号は、先ずRGB分離手段12aによりコンポーネ
ント信号に変換される。ここで、RGB分離手段12a
によるRGB分離について説明する。例えばセンサ入力
部6のCCDセンサ6aにテレビカメラ用のCCDセン
サを使用した場合、RGB信号及び各色差信号のR−Y
信号、G−Y信号、B−Y信号と輝度信号Yとの関係は
数1のように示すことができる。
【数1】 E=0.3×E+0.59×E+0.11×ER−Y=0.7×E−0.59×E−0.11×
G−Y=−0.3×E+0.41×E−0.11
×EB−Y=−0.3×E+0.59×E+0.89
×E (Eは各信号の電圧値)
【0021】G−Y信号をR−Y信号及びB−Y信号か
ら取り出すには、数1よりEG−Y=−0.51×E
R−Y−0.19×EB−Yとなり、RGB各信号を得
ることができる。
【0022】このような構成において、その動作を図1
0のフローチャートを参照して説明する。搬送されてく
る紙幣100の端を、図示しないセンサが検出すると
(ステップS11)、光源13を発光させ、CCDセン
サ6aにより画像データを取り込み(ステップS1
2)、特定部20の抽出処理を行った後(ステップS1
3)、各信号を上述のようにY/C分離ユニット6bを
経て、色信号分離ユニット6cでY信号、R−Y信号、
B−Y信号に変換する。更に、マルチプレクサ7、A/
Dコンバータ8、シリアル/パラレル変換ユニット9、
水平/垂直フィルタ回路10で上述したような信号処理
が行われ、各信号はメモリ11に記憶される。
【0023】メモリに記憶された各信号は適宜演算処理
部12に送られ、RGB分離手段12aによりRGB各
信号に分離され(ステップS14)、判読しやすくする
ため濃度補正手段12bによる濃度補正後、濃度値ヒス
トグラム計算手段12c1、総和計算手段12c2、平
均値計算手段12c3、ピーク値計算手段12c4によ
り各波長のRGB各信号の総和値、平均値及びピーク値
をそれぞれ計算するか、または/及び濃度値ヒストグラ
ムを求める(ステップS15)。そして、上記計算した
各値、または/及び濃度値ヒストグラムを波長比較手段
12cにより基準テーブルメモリ12fに予め記憶され
ている上記各値、または/及び濃度値ヒストグラムと比
較することによって真券であるかどうかを判断する(ス
テップS16)。
【0024】図11(A)、(B)及び(C)は上記ス
テップS16における判定処理の動作例を示すフローチ
ャートであり、同図(A)では上記ステップS15の信
号処理で求めた濃度値ヒストグラムのみを基準テーブル
メモリ12f内の値とパターンマッチングを行い(ステ
ップS161)、許容範囲内であるか範囲外であるかを
判定する(ステップS162)。許容範囲内のときは真
券と判断し、範囲外のときはリジェクトする。又、同図
(B)では上記ステップS15で求めた総和値、平均値
及びピーク値の各値を、予め金種毎に格納されている総
和値、平均値及びピーク値と比較判定を行い(ステップ
S163)、各値全てに対して格納されている金種と適
合したときは真券と判定し、1つでも適合しないものが
あればリジェクトする。
【0025】更に、図11(C)に示すように、先ず上
記ステップS15で求めた総和値、平均値及びピーク値
の各値を、予め金種毎に格納されている総和値、平均値
及びピーク値と比較判定を行い(ステップS163)、
各値全てに対して格納されている金種と適合したときは
同図(A)のように、次に濃度値ヒストグラムパターン
マッチングを行い(ステップS161)、許容範囲内で
あるか範囲外であるかを判定する(ステップS16
2)。許容範囲内であるときは真券と判断し、範囲外で
あるときはリジェクトする。この様に総和値、平均値及
びピーク値の各値を始めに比較しておき、その後濃度値
ヒストグラムパターンマッチングを行うと真偽判定能力
を更に高めることができる。
【0026】図12は抽出した特定部20の画素とデー
タとの関係を示しており、この図を参照して上記ステッ
プS15における信号処理を説明する。抽出した特定部
20を図のように分割し、縦軸j、横軸iにあたる部
分、つまり図12における斜線部分の各波長毎のRGB
各信号をR1ij、G1ij、B1ij及びR2ij、
G2ij、B2ijとする。又、添字1は励起波長λ1
=254nmであることを表し、添字2は励起波長λ2
=365nmであることを表している。
【0027】上記各信号を用いてRGBの各信号毎の総
和値S、平均値Mの求め方をそれぞれ次の数2、数3に
示す。
【数2】
【数3】MR1=SR1/hg,MR2=SR2/hg MG1=SG1/hg,MG2=SG2/hg MB1=SB1/hg,MB2=SB2/hg ここで、h:横方向の画素列数 g:縦方向の画素行数
【0028】又、上記数3でMR1、MG1、MB1
λ1=254nmのときのR、G、Bのそれぞれの平均
値であり、MR2、MG2、MB2はλ2=365nm
のときのR、G、Bのそれぞれの平均値を示している。
又、ピーク値Pだけはノイズの影響を取り除くため3×
3の画像を平滑処理(9画素平均)した値を用い、ピー
ク値の検出を行う。そして、それぞれをPR1及びP
R2、PG1及びPG2、PB1及びPB2と表す。
【0029】図13は、上記ステップS15における信
号処理及びステップS16の判定処理の動作例を示す詳
細フローチャートである。始めに2つの波長における総
和値S、平均値M及びピーク値Pを比較する。つまり、
RGB各信号毎に差を求め、次の数4を全て満たしてい
るかどうかを判断する(ステップS151)。
【数4】 SR1−SR2>0,MR1−MR2>0,PR1−PR2>0 SG1−SG2>0,MG1−MG2>0,PG1−PG2>0 SB1−SB2>0,MB1−MB2>0,PB1−PB2>0
【0030】もし1つでも満たさないものがあればリジ
ェクトする。又、上記数4で0を用いずに各金種毎によ
る許容範囲を示す具体的数値を用いても良い。そして、
上記数4を全て満たすとき、次にRGB各信号の総和値
S、平均値M及びピーク値Pの中から基準となる信号を
決め、各値と基準信号の値とを比較する。例えば基準と
なる信号をG信号としてRGB各信号毎に差を求め、次
の数5を全て満たしているかどうかを判断する(ステッ
プS152)。
【数5】SR1−SG1>0,SR2−SG2>0 SB1−SG1>0,SB2−SG2>0 MR1−MG1>0,MR2−MG2>0 MB1−MG1>0,MB2−MG2>0 PR1−PG1>0,PB2−PG2>0
【0031】上記基準にする信号はG信号に限らず、勿
論R信号、B信号どれを基準にとっても良い。そしてこ
の式全てを満たしているかどうかを判断し、もし1つで
も満たさないものがあればリジェクトする。更に、上記
数5全てを満たすとき、再び2つの波長における総和値
S、平均値M及びピーク値Pの各値をRGB各信号毎に
比較する(ステップS153)。ただし、このときは差
を取るのではなく次式の数6に示すように比を求め、次
式の数6を全て満たしているかどうかを判断する(ステ
ップS153)。
【数6】 SR1/SR2>1,SG1/SG2>1,SB1/SB2>1 MR1/MR2>1,MG1/MG2>1,MB1/MB2>1 PR1/PR2>1,PG1/PG2>1,PB1/PB2>1
【0032】そして、数6全てを満たしたとき初めて真
券であると判定する。1つでも満たさないものがあれば
リジェクトする。
【0033】次に、上記ステップS16における各波長
毎のRGB各信号を画素数に応じて正規化させ、濃度値
ヒストグラムを求めた後の動作例を示す詳細フローチャ
ートを図14に示す。又、図15(A)及び(B)は信
号Rについての各波長毎の濃度値ヒストグラムを示して
おり、同図(C)は上記(A)及び(B)の濃度値ヒス
トグラムの差をとったものを表す。そして、信号Rだけ
でなく信号G及び信号Bも互いの差をとり、次の数7に
示すようにR3、G3、B3を求める(ステップS15
5)。
【数7】R3=R1−R2,G3=G1−G2,B3=
B1−B2
【0034】又、数7をR1−B2,B1−G2,R1
−G2の差をとり、濃度値ヒストグラムを求めても良
い。そして、上記数7で求めた差の濃度値ヒストグラム
を金種毎に予め登録されている基準テーブルメモリ12
f内の濃度値ヒストグラムとパターンマッチングを行い
(ステップS156)、互いに許容範囲内であるかどう
かを判定し(ステップS157)、互いに許容範囲内で
あれば真券として判定し、異なればリジェクトする。更
に、上記濃度値ヒストグラムのパターンマッチング時に
おいて、紙幣の蛍光発光部分内の特定点におけるR3、
G3、B3の数値を求め、各金種毎による許容範囲を示
す具体的数値を用いて比較しても良い。このように上記
の各条件式は紙幣の同一箇所における比較のため、破れ
等の影響が相殺されることとなる。上述では紙幣につい
て説明したが、紙葉類一般にも同様に適用可能である。
【0035】このように本発明の方法によれば、特定部
に異なる波長の紫外線を照射すると異なる蛍光発光色を
生じる紙葉類の真偽を判定することが可能であるが、更
に真偽判定能力を高めるために、上記RGB分離時に特
定部20から蛍光発光部分の図形21と背景を分離する
のに上記数1から得られる輝度信号に変換して白黒画像
とし、予め金種別に格納してある上記基準テーブルメモ
リ内の図形21と同一画像であるかどうかを判断するこ
とにより、蛍光発光部分の有無も正確、且つ容易に検出
することが可能となる。
【0036】詳しくは図16に示すように図形21の蛍
光発光部分を1、それ以外の部分である背景を0とする
ように2値化して抽出した上記蛍光発光部分の図形21
の画素数がQ個得られたとする。又、ここで上記図形2
1の蛍光発光部分を1、それ以外の部分である背景を0
とした重みをWijとする。このときの上記数2に対応
する式は次の数8のようになる。
【数8】
【0037】ここで、SR1、SG1、SB1はλ1=
254nmのときのR、G、Bの和であり、SR2、S
G2、SB2はλ2=365nmのときのR、G、Bの
和を示している。又、この図形21は図16に示す形に
限定されるものではなく、矩形や楕円形或いは任意の形
であっても良い。
【0038】又、平均値Mを求める式である上記数3に
対応する式は次の数9のようになる。
【数9】MR1=SR1/Q,MR2=SR2/Q MG1=SG1/Q,MG2=SG2/Q MB1=SB1/Q,MB2=SB2/Q Q:蛍光発光部分の抽出画素数
【0039】このように輪郭のはっきりした蛍光発光部
分である図形が得られる場合には、周囲の下地の色の影
響をうけないようにすることができ、より確実な判定が
可能となる。
【0040】
【実施例】ここで紙幣100としてフランス紙幣の50
フランの場合の上記各条件式がどの様に表されるかを説
明する。50フランのフランス紙幣の蛍光発光部分内の
特定点におけるRGB各信号は、λ1=254nmのと
きR1=241、G1=201、B1=173となり、
λ2=365nmのときR2=187、G2=253、
B2=187となる。ここで、各波長毎のRGB各信号
の差は上式数7により次の数10のように表される。
【数10】R3=R1−R2=54>20 G3=G1−G2=−52<−20 B3=B1−B2=−14<−10
【0041】又、上記各条件式における各値−20、2
0、10は上述した許容範囲であり、金種毎に異なって
おり、それぞれは上記基準テーブルメモリ12fに格納
されている。
【0042】次に、紙幣100が偽券又は上記特定部2
0の蛍光発光部分の図形21を蛍光ペンで偽造した場
合、上記各信号はR1≒R2、G1≒G2、B1≒B2
となってしまい、上記それぞれの条件式を満たさなくな
り、又、R1−G1<0となりリジェクトされる。
【0043】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
方法では蛍光センサによる真偽判定においてエラーにな
る確率が低くなり、紙葉類に破れ等の欠落部分を有して
も互いの波長におけるパターンマッチングにおいて影響
はないため、真偽判定能力が更に高まることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】紙葉類に対するセンサ入力部の構成例を示す図
である。
【図2】センサ入力部の紙葉類に対する他の構成例を示
す図である。
【図3】本発明の一実施例を示す機能ブロック図であ
る。
【図4】励起波長が254nmのときの蛍光発光部分に
おけるRGB各信号の濃度値ヒストグラム例を示す図で
ある。
【図5】励起波長が365nmのときの蛍光発光部分に
おけるRGB各信号の濃度値ヒストグラム例を示す図で
ある。
【図6】本発明による紙幣の真偽判定の動作例を示すフ
ローチャートである。
【図7】紙幣の蛍光発光部分を含む特定部を示す図であ
る。
【図8】蛍光ペンで偽造したときの蛍光発光部分におけ
るRGB各信号の濃度値ヒストグラム例を示す図であ
る。
【図9】本発明の他の実施例を示す機能ブロック図であ
る。
【図10】本発明による紙幣の真偽判定の動作例を示す
フローチャートである。
【図11】図9における信号処理での詳細動作例を示す
フローチャートである。
【図12】特定部における画素とデータとの関係を示す
図である。
【図13】図10における判定処理での詳細動作例を示
すフローチャートである。
【図14】図10における信号処理での詳細動作例を示
すフローチャートである。
【図15】2つの波長におけるRの濃度値ヒストグラム
とその差を示す図である。
【図16】蛍光発光部分とそれ以外の部分である背景を
2値化した特定部を示す図である。
【符号の説明】
1 増幅部 2、7 マルチプレクサ 3、8 A/Dコンバータ 4、11 メモリ 5、12 演算処理部 6 センサ入力部 9 シリアル/パラレル変換ユニット 10 水平/垂直フィルタ回路 13 光源 15 受光部 20 特定部 100 紙幣

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定部に異なる波長の紫外線を照射する
    と異なる蛍光発光色を生じる紙葉類の真偽判定方法にお
    いて、前記紙葉類の特定部に波長の異なる2つの紫外線
    をそれぞれ照射する第1の紫外線照射手段及び第2の紫
    外線照射手段と、前記第1及び第2の紫外線照射手段に
    基づく前記特定部からの各励起光をそれぞれ受光する第
    1の受光手段及び第2の受光手段とを具備し、前記第1
    及び第2の受光手段により3原色の色分布を認識すると
    共に、予め登録してある基準色分布と比較することによ
    り前記紙葉類の真偽を判定することを特徴とする紙葉類
    の真偽判定方法。
  2. 【請求項2】 特定部に異なる波長の紫外線を照射する
    と異なる蛍光発光色を生じる紙葉類の真偽判定方法にお
    いて、前記紙葉類の特定部に波長の異なる2つの紫外線
    を照射する紫外線照射手段と、前記紫外線照射手段に基
    づく前記特定部からの各励起光をそれぞれ受光する第1
    の受光手段及び第2の受光手段とを設け、前記第1及び
    第2の受光手段により前記各励起光を受光してメモリに
    それぞれカラー画像データとして格納し、前記カラー画
    像データの前記特定部に対応するデータと比較して前記
    紙葉類の真偽を判定するようにしたことを特徴とする紙
    葉類の真偽判定方法。
  3. 【請求項3】 前記紙葉類の特定部から励起された各励
    起光を1つの受光手段により受光するようにした請求項
    1又は2に記載の紙葉類の真偽判定方法。
  4. 【請求項4】 前記データ比較に蛍光発光部の形状判定
    を加えた請求項2又は3に記載の紙葉類の真偽判定方
    法。
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