JPH10336007A - レベルコンバータ、出力回路及び入出力回路 - Google Patents

レベルコンバータ、出力回路及び入出力回路

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JPH10336007A
JPH10336007A JP9139739A JP13973997A JPH10336007A JP H10336007 A JPH10336007 A JP H10336007A JP 9139739 A JP9139739 A JP 9139739A JP 13973997 A JP13973997 A JP 13973997A JP H10336007 A JPH10336007 A JP H10336007A
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signal
level
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JP9139739A
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Tsutomu Kato
勉 加藤
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/0175Coupling arrangements; Interface arrangements
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/0175Coupling arrangements; Interface arrangements
    • H03K19/0185Coupling arrangements; Interface arrangements using field effect transistors only

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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の電源電圧で動作する半導体装置に使用さ
れるレベルコンバータにおいて、複数の電源電圧の投入
時期に時間差がある場合にも安定して動作するレベルコ
ンバータを提供する。 【解決手段】レベルコンバータは入力バッファ回路10
0と、出力保持回路102を備えたレベル変換部101
を備える。入力バッファ回路100は低電圧電源に基づ
く振幅を備えた2値入力信号Aに基づいて、一対のバッ
ファ信号X1,X2をレベル変換部101に出力する。
レベル変換部101はバッファ信号X1,X2に基づい
て、2値入力信号Aを高電圧電源に基づく振幅の2値出
力信号Yに変換して出力する。出力保持回路102はバ
ッファ信号X1,X2が不定状態となったとき、バッフ
ァ信号X1,X2の電位差に基づいて2値出力信号Yを
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の電源電圧で
動作する半導体装置に使用されるレベルコンバータに関
するものである。
【0002】近年の半導体装置では、低消費電力化を図
るために異なる電源電圧で動作する回路を備え、その回
路毎に必要に応じた電源電圧を供給する構成としたもの
がある。電源電圧の異なる回路間のインターフェイスと
してレベルコンバータが使用され、その動作に高い信頼
性が要求されている。
【0003】
【従来の技術】図10は、2種類の電源電圧で動作する
半導体装置の出力部を示す。3vの電源電圧で動作する
内部回路50から出力される信号Aは、レベルコンバー
タ51に入力されるとともに、インバータ52にて反転
されて信号Aバーとしてレベルコンバータ51に入力さ
れる。従って、信号A,Aバーは一方がグランドGN
D、他方が3vとなる信号である。
【0004】レベルコンバータ51に前記信号A及び反
転された信号Aバーが入力されると、信号Aはその振幅
がグランドレベルから5vとなる信号Bに変換されて出
力される。この信号Bは、PチャネルMOSトランジス
タTr1と、NチャネルMOSトランジスタTr2とで構成
され5vの電源電圧で動作するCMOSインバータ53
でバッファリングされて出力端子54から出力される。
【0005】図11は、従来のレベルコンバータ51を
示す。PチャネルMOSトランジスタTr3,Tr5のソー
スには5vの電源電圧が供給される。トランジスタTr3
のドレインは、NチャネルMOSトランジスタTr4のド
レインに接続され、前記トランジスタTr5のドレイン
は、NチャネルMOSトランジスタTr6のドレインに接
続されている。前記トランジスタTr4,Tr6のソースは
グランドGNDに接続されている。
【0006】前記トランジスタTr3,Tr4のドレイン、
即ちノードN1は前記トランジスタTr5のゲートに接続
され、前記トランジスタTr5,Tr6のドレイン、即ちノ
ードN2は前記トランジスタTr3のゲートに接続されて
いる。また、前記ノードN2はPチャネルMOSトラン
ジスタTr7と、NチャネルMOSトランジスタTr8とで
構成され5vの電源電圧で動作するCMOSインバータ
55のゲートに接続されている。
【0007】前記トランジスタTr6のゲートには前記信
号Aが入力され、前記トランジスタTr4のゲートには前
記信号Aバーが入力される。そして、CMOSインバー
タ55のドレインから前記信号Bが出力される。尚、前
記トランジスタTr4,Tr6は前記トランジスタTr3,T
r5より大きな電流駆動能力を備える。
【0008】このように構成されたレベルコンバータ5
1では、信号AがHレベル(3v)、信号AバーがLレ
ベル(グランドレベル)となれば、トランジスタTr6が
オンされるとともに、トランジスタTr4がオフされる。
そして、トランジスタTr3がオンされるとともに、トラ
ンジスタTr5がオフされる。このとき、ノードN2はL
レベル(グランドレベル)であり、CMOSインバータ
55からはHレベル(5v)の信号Bが出力される。
【0009】信号AがLレベル(グランドレベル)、信
号AバーがHレベル(3v)となれば、トランジスタT
r6がオフされるとともに、トランジスタTr4がオンされ
る。そして、トランジスタTr5がオンされるとともに、
トランジスタTr3がオフされる。このとき、ノードN2
はHレベル(5v)であり、CMOSインバータ55か
らはLレベル(グランドレベル)の信号Bが出力され
る。
【0010】従って、このレベルコンバータ51は、そ
の振幅がグランドレベルから3vとなる信号A,Aバー
を、その振幅がグランドレベルから5vとなる信号Bに
変換して出力する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数の電源
電圧で動作する半導体装置において、複数の電圧値の電
源電圧が回路内部に供給される場合、電源装置では一般
的に高電圧から低電圧を生成するため、回路内部には高
い電圧値の電源電圧が先に供給される。
【0012】3vの電源電圧と、5vの電源電圧が回路
内部に供給される場合、例えば、図12に示すように、
5vの電源電圧が供給されてから、数μS(マイクロセ
コンド)後に3vの電源電圧が供給される。5vの電源
電圧が供給されていて、3vの電源電圧が供給されてい
ない数μSの間は、3vの電源電圧で動作する回路内の
全ての信号がLレベルになっている状態とみなすことが
できる。
【0013】そして、3vの電源電圧で動作する回路か
らの信号である前記信号A及び信号Aバーが共にLレベ
ルのときでも、レベルコンバータ51に5vの電源電圧
が供給される状態が生じる。
【0014】すると、トランジスタTr4,Tr6は共にオ
フされた状態で前記トランジスタTr3,Tr5のドレイン
に5vの電源電圧が供給されているため、ノードN1,
N2が中間電位となることがある。
【0015】従って、CMOSインバータ55の入力が
中間電位となり、トランジスタTr7,Tr8が共にオンさ
れ、電源からグランドGNDに貫通電流が流れてしまう
という問題がある。
【0016】又、レベルコンバータ51の出力信号Bも
中間電位となり、トランジスタTr1,Tr2が共にオンさ
れ、電源からグランドGNDに貫通電流が流れることと
なる。このトランジスタTr1,Tr2は負荷駆動能力の大
きいトランジスタが用いられている。従って、トランジ
スタTr1,Tr2を介して流れる貫通電流は、数10〜数
100ミリアンペアとかなり大きい電流値となる。よっ
て、消費電力が増大してしまうという問題がある。ま
た、ラッチアップによる誤動作を引起こす原因となる。
【0017】この発明の目的は、複数の電源電圧で動作
する半導体装置に使用されるレベルコンバータにおい
て、複数の電源電圧の投入時期に時間差がある場合にも
安定して動作するレベルコンバータを提供することにあ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は請求項1に記載し
た発明の原理説明図である。すなわち、レベルコンバー
タは入力バッファ回路100と、出力保持回路102を
備えたレベル変換部101を備える。入力バッファ回路
100は低電圧電源に基づく振幅を備えた2値入力信号
Aに基づいて、一対のバッファ信号X1,X2をレベル
変換部101に出力する。レベル変換部101は前記バ
ッファ信号X1,X2に基づいて、2値入力信号Aを高
電圧電源に基づく振幅の2値出力信号Yに変換して出力
する。出力保持回路102はバッファ信号X1,X2が
不定状態となったとき、該バッファ信号X1,X2の電
位差に基づいて2値出力信号Yを出力する。
【0019】請求項2では、請求項1に記載のレベルコ
ンバータにおいて、前記出力保持回路及びレベル変換部
は高電圧電源で動作する第1及び第2のCMOSインバ
ータの入力端子と出力端子とが互いに接続されて構成さ
れる。
【0020】前記入力バッファ回路は、前記第1のCM
OSインバータの出力端子と低電位側電源との間に第1
の入力トランジスタが直列に接続されるとともに、前記
第2のCMOSインバータの出力端子と低電位側電源と
の間に第2の入力トランジスタが直列に接続されて構成
され、前記2値入力信号に基づいて前記第1及び第2の
入力トランジスタのいずれか一方をオンさせることによ
り、前記バッファ信号が出力される。
【0021】請求項3では、前記出力保持回路には、高
電圧電源の投入時の前記2値出力信号の初期値を設定す
る初期値設定回路が備えられる。請求項4では、前記初
期値設定回路は、前記第1及び第2のCMOSインバー
タのいずれかの出力端子が容量を介して高電位側電源と
低電位側電源とのいずれかに接続される。
【0022】請求項5では、前記初期値設定回路は、前
記第1及び第2のCMOSインバータのいずれかの出力
端子と、高電位側電源及び低電位側電源のいずれかとの
間に介在される初期値設定用トランジスタと、高電圧電
源の投入に基づいて、前記初期値設定用トランジスタを
所定時間オンさせるリセット信号出力回路とから構成さ
れる。
【0023】請求項6では、前記初期値設定回路は、前
記第1及び第2のCMOSインバータのスレッショルド
電圧が異なる値とされて構成される。請求項7では、前
記初期値設定回路は、前記容量と、スレッショルド電圧
が異なる値の前記第1及び第2のCMOSインバータと
から構成される。
【0024】請求項8では、請求項1乃至7のいずれか
1項に記載のレベルコンバータの2値出力信号に基づい
て出力バッファ回路が駆動される出力回路を要旨として
いる。
【0025】請求項9では、請求項3乃至7のいずれか
1項に記載のレベルコンバータの2値出力信号に基づい
て、抵抗を介して高電位側電源に接続されたプルアップ
制御用トランジスタが開閉される出力回路を要旨として
いる。
【0026】請求項10では、請求項3乃至7のいずれ
か1項に記載のレベルコンバータの2値出力信号に基づ
いて、出力バッファ回路から出力信号を出力する出力モ
ードと、出力バッファ回路の出力信号を不定状態とする
入力モードとが切り換えられる入出力回路を要旨として
いる。
【0027】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
出力保持回路102は、バッファ信号X1,X2が不定
状態となったときにはバッファ信号X1,X2の電位差
に基づいて2値出力信号Yを出力する。従って、バッフ
ァ信号X1,X2が不定状態となっても、回路が正常に
動作する。
【0028】請求項2に記載の発明によれば、2値入力
信号に基づいて前記第1及び第2の入力トランジスタの
いずれか一方がオンされることにより、第1及び第2の
CMOSインバータから前記2値出力信号が出力され
る。第1及び第2のCMOSインバータは、その出力端
子に僅かな電位差が存在すれば、その電位差を拡大する
ように動作するため、バッファ信号が不定状態となった
ときには、その出力端子のいずれか一方はHレベル、他
方はLレベルとなる。従って、2値出力信号が確実に出
力される。
【0029】請求項3に記載の発明によれば、初期値設
定回路は、高電圧電源の投入時の前記2値出力信号の初
期値を設定する。従って、高電圧電源が投入されると、
出力保持回路からは設定された初期値の2値出力信号が
出力される。
【0030】請求項4に記載の発明によれば、高電位側
電源に接続された容量は、高電圧電源が投入されると、
接続された出力端子の電位を引き上げるように働く。
又、低電位側電源に接続された容量は、高電圧電源が投
入されると、接続された出力端子の電位を引き下げるよ
うに働く。従って、前記バッファ信号が不定状態で高電
圧電源が投入されたときに出力される2値出力信号の初
期値が、2値出力信号のいずれかに決定される。
【0031】請求項5に記載の発明によれば、リセット
信号出力回路は高電圧電源が投入されると、所定時間リ
セット信号を出力する。高電位側電源に接続された初期
値設定用トランジスタは、高電圧電源が投入されると、
前記リセット信号に基づいてオンされて、CMOSイン
バータの出力端子の電位を引き上げるように働く。又、
低電位側電源に接続された初期値設定用トランジスタ
は、高電圧電源が投入されると、前記リセット信号に基
づいてオンされて、CMOSインバータの出力端子の電
位を引き下げるように働く。従って、前記バッファ信号
が不定状態で高電圧電源が投入されたときに出力される
2値出力信号の初期値が、2値出力信号のいずれかに決
定される。
【0032】請求項6に記載の発明によれば、スレッシ
ョルド電圧が低いCMOSインバータとスレッショルド
電圧が高いCMOSインバータに高電圧電源が投入され
ると、スレッショルド電圧が低いCMOSインバータの
方が先にHレベルを出力するため、前記バッファ信号が
不定状態で高電圧電源が投入されたときに出力する2値
出力信号の初期値が、2値出力信号のいずれかに決定さ
れる。
【0033】請求項7に記載の発明によれば、スレッシ
ョルド電圧が低いCMOSインバータとスレッショルド
電圧が高いCMOSインバータに高電圧電源が投入され
ると、スレッショルド電圧が低いCMOSインバータの
方が先にHレベルを出力するため、前記容量の働きに加
勢して確実に前記初期値が決定される。
【0034】請求項8に記載の発明によれば、請求項1
乃至7のいずれか1項に記載のレベルコンバータの2値
出力信号に基づいて出力バッファ回路が駆動するため、
出力回路が正常に動作する。
【0035】請求項9に記載の発明によれば、請求項3
乃至7のいずれか1項に記載のレベルコンバータの2値
出力信号に基づいて、抵抗を介して高電位側電源に接続
されたプルアップ制御用トランジスタが開閉するため、
バッファ信号が不定状態で高電圧電源が投入されたとき
のプルアップ初期状態が設定される。
【0036】請求項10に記載の発明によれば、請求項
3乃至7のいずれか1項に記載のレベルコンバータの2
値出力信号に基づいて、出力バッファ回路から出力信号
を出力する出力モードと、出力バッファ回路の出力信号
を不定状態とする入力モードとが切り換わるため、高電
圧電源が投入されたときのモードの初期状態が設定され
る。
【0037】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図2は、本発明を具体化したレベ
ルコンバータの第1の実施の形態を示す。
【0038】PチャネルMOSトランジスタTr11 とN
チャネルMOSトランジスタTr12とで構成される第1
のCMOSインバータ2の出力端子は、PチャネルMO
SトランジスタTr13 とNチャネルMOSトランジスタ
Tr14 とで構成される第2のCMOSインバータ3の入
力端子に接続されている。又、第2のCMOSインバー
タ3の出力端子は第1のCMOSインバータ2の入力端
子に接続されている。本実施の形態では、第1及び第2
のCMOSインバータ2,3が出力保持回路及びレベル
変換部を構成している。
【0039】第1のCMOSインバータ2の出力端子
は、NチャネルMOSトランジスタで構成される第1の
入力トランジスタTr15 のドレインに接続され、第2の
CMOSインバータ3の出力端子は、NチャネルMOS
トランジスタで構成される第2の入力トランジスタTr1
6 のドレインに接続されている。前記第1及び第2の入
力トランジスタTr15 ,Tr16 のソースはグランドGN
Dに接続されている。本実施の形態では、第1及び第2
の入力トランジスタTr15 ,Tr16 が入力バッファ回路
を構成している。
【0040】前記第2のCMOSインバータ3の出力端
子、即ちノードN3は、PチャネルMOSトランジスタ
Tr17 とNチャネルMOSトランジスタTr18 とで構成
される第3のCMOSインバータ4の入力端子に接続さ
れている。尚、本実施の形態では、第1〜第3のCMO
Sインバータ2,3,4には高電圧電源である5vの電
源が供給されている。又、前記トランジスタTr15 ,T
r16 の電流駆動能力は前記トランジスタTr11 ,Tr13
の電流駆動能力より大きくなるように設定されている。
【0041】前記トランジスタTr16 のゲートには、2
値入力信号としての入力信号Aが入力され、前記トラン
ジスタTr15 のゲートには前記入力信号Aの反転信号A
バーが入力される。前記入力信号A,Aバーは低電圧電
源である3vの電源で動作する内部回路から出力され、
その振幅はグランドレベルから3vまでの範囲である。
【0042】このように構成されたレベルコンバータ1
では、入力信号AがHレベル(3v)、入力信号Aバー
がLレベル(グランドレベル)となれば、トランジスタ
Tr16 がオンされるとともに、トランジスタTr15 がオ
フされる。すると、トランジスタTr11 がオン、トラン
ジスタTr12がオフされるとともに、トランジスタTr1
4 がオン、トランジスタTr13 がオフされる。このと
き、ノードN3はLレベル(グランドレベル)であり、
第3のCMOSインバータ4に2値出力信号としてのL
レベル(グランドレベル)が入力され、第3のCMOS
インバータ4からはHレベル(5v)の出力信号Bが出
力される。
【0043】入力信号AがLレベル(グランドレベ
ル)、入力信号AバーがHレベル(3v)となれば、ト
ランジスタTr16 がオフされるとともに、トランジスタ
Tr15 がオンされる。すると、トランジスタTr13 がオ
ン、トランジスタTr14 がオフされるとともに、トラン
ジスタがTr12がオン、トランジスタTr11 がオフされ
る。このとき、ノードN3はHレベル(5v)であり、
第3のCMOSインバータ4に2値出力信号としてのH
レベル(5v)が入力され、第3のCMOSインバータ
4からはLレベル(グランドレベル)の出力信号Bが出
力される。
【0044】従って、このレベルコンバータ1では、そ
の振幅がグランドレベルから3vとなる入力信号A,A
バーが、グランドレベルから5vの振幅となる出力信号
Bに変換される。
【0045】このレベルコンバータ1を備えた半導体装
置への電源供給時に3vの電源供給に先立って5vの電
源が供給されると、前記入力信号A,Aバーは共にLレ
ベルであるが、レベルコンバータ1には5vの電源が供
給される。
【0046】すると、トランジスタTr15 ,Tr16 が共
にオフされているが、レベルコンバータ1への5vの電
源供給に基づいて、第1及び第2のCMOSインバータ
2,3は、その出力端子電圧に僅かな電位差が存在すれ
ば、その電位差を拡大するように動作するため、その出
力端子電圧は一方がHレベル、他方がLレベルとなる。
従って、ノードN3はLレベル(グランドレベル)か、
Hレベル(5v)のどちらかとなり、第3のCMOSイ
ンバータ4からはHレベル(5v)か、Lレベル(グラ
ンドレベル)の出力信号Bが出力される。
【0047】次に、上記のような第1の実施の形態にお
ける特徴的な作用効果を以下に記載する。 (1)本実施の形態のレベルコンバータ1では、入力信
号A,Aバーが共にLレベルのときに5vの電源電圧が
投入されると、第1及び第2のCMOSインバータ2,
3で構成される出力保持回路によりノードN3がLレベ
ル(グランドレベル)か、Hレベル(5v)のいずれか
となるようにした。従って、レベルコンバータ1におい
て電源からグランドGNDに貫通電流が流れることはな
く、出力信号Bが中間電位となることもない。その結
果、半導体装置の低消費電力化を図りながら、回路の正
常動作が保証される。
【0048】(第2の実施の形態)図3は、第2の実施
の形態を示す。この第2の実施の形態のレベルコンバー
タ10は、第1の実施の形態のレベルコンバータ1に第
1及び第2の容量C1,C2を加えたものであり、第1
の実施の形態と同一構成部分については同一符号を付し
てその説明を省略する。
【0049】前記第1のCMOSインバータ2の出力端
子、即ちノードN4は、第1の容量C1を介して5vの
電源に接続されている。前記ノードN3は第2の容量C
2を介してグランドGNDに接続されている。本実施の
形態では、このように接続された第1及び第2の容量C
1,C2が初期値設定回路を構成している。
【0050】このように構成されたレベルコンバータ1
0では、第1の実施の形態のレベルコンバータ1と同様
の動作で、その振幅がグランドレベルから3vとなる入
力信号Aが、グランドレベルから5vの振幅となる出力
信号Bに変換される。
【0051】このレベルコンバータ10を備えた半導体
装置への電源供給時に3vの電源供給に先立って5vの
電源が供給されると、前記入力信号A,Aバーは共にL
レベルであるが、レベルコンバータ10には5vの電源
が供給される。
【0052】トランジスタTr15 ,Tr16 が共にオフさ
れているとき、レベルコンバータ10に5vの電源電圧
が投入されると、第1及び第2の容量C1,C2はカッ
プリング現象を起こす。このカップリング現象は前記ノ
ードN4のレベルをHレベルに向かって持ち上げるよう
に、かつ、前記ノードN3のレベルをLレベルに向かっ
て引き下げるように働く。
【0053】この状態で、第1及び第2のCMOSイン
バータ2,3が動作することにより、ノードN3はLレ
ベル(グランドレベル)となり、第3のCMOSインバ
ータ4からはHレベル(5v)の出力信号Bが出力され
る。即ち、電源が投入されて、トランジスタTr15 ,T
r16 が共にオフされているときのレベルコンバータ10
の初期値は1となる。
【0054】上記のような第2の実施の形態における特
徴的な作用効果を以下に記載する。 (1)本実施の形態のレベルコンバータ10では、入力
信号A,Aバーが共にLレベルのときに5vの電源電圧
が投入されると、前記第1の実施の形態と同様の作用に
加え、第1及び第2の容量C1,C2が起こすカップリ
ング現象により、保持回路に保持される信号が一定値と
なり、出力信号BはHレベル(5v)となる。従って、
第1の実施の形態の効果に加え、トランジスタTr15 ,
Tr16 が共にオフされているときのレベルコンバータ1
0の初期値を1とすることができる。その結果、次段の
回路の動作を確実に制御することができる。
【0055】上記第2の実施の形態は以下のように変更
して実施してもよい。○図4に示すように、ノードN4
を第1の容量C1を介してグランドGNDに接続し、ノ
ードN3を第2の容量C2を介して5vの電源に接続し
てもよい。
【0056】このように接続したレベルコンバータ15
では、第2の実施の形態のレベルコンバータ10と同様
に、保持回路に保持される信号が一定値となり、出力信
号BはLレベル(グランドレベル)となる。従って、第
1の実施の形態の効果に加え、電源投入時のレベルコン
バータ15の初期値を0とすることができる。その結
果、次段の回路の動作を確実に制御することができる。
【0057】(第3の実施の形態)図5は、第3の実施
の形態を示す。この第3の実施の形態のレベルコンバー
タ20では、第1の実施の形態のレベルコンバータ1に
NチャネルMOSトランジスタで構成される初期値設定
用トランジスタTr20 及びリセット信号出力回路21を
加えたものであり、第1の実施の形態と同一構成部分に
ついては同一符号を付してその説明を省略する。
【0058】前記第1のCMOSインバータ2の出力端
子、即ち、ノードN4は、NチャネルMOSトランジス
タTr20 のドレインに接続されている。前記トランジス
タTr20 のソースはグランドGNDに接続されている。
前記トランジスタTr20 のゲートはリセット信号出力回
路21に接続されている。本実施の形態では、このよう
に接続されたトランジスタTr20 及びリセット信号出力
回路21が初期値設定回路を構成している。
【0059】リセット信号出力回路21は、5vの電源
電圧で動作し、電源が投入されたとき所定時間Hレベル
となるパルス信号をリセット信号として出力する回路で
ある。尚、前記リセット信号のパルス幅は、電源が投入
されてからトランジスタTr20 のオン動作に基づいてノ
ードN4の電位をノードN3より確実に低レベルとする
ために十分な時間に設定されている。
【0060】このように構成されたレベルコンバータ2
0では、第1の実施の形態のレベルコンバータ1と同様
の動作で、その振幅がグランドレベルから3vとなる入
力信号Aが、グランドレベルから5vの振幅となる出力
信号Bに変換される。
【0061】このレベルコンバータ20を備えた半導体
装置への電源供給時に3vの電源供給に先立って5vの
電源が供給されると、前記入力信号A,Aバーは共にL
レベルであるが、レベルコンバータ20には5vの電源
が供給される。
【0062】トランジスタTr15 ,Tr16 が共にオフさ
れているとき、レベルコンバータ20に5vの電源電圧
が投入されると、リセット信号出力回路21からはリセ
ット信号が出力され、前記トランジスタTr20 はオンさ
れる。すると、ノードN4がノードN3より低電位とな
る。
【0063】この状態で、第1及び第2のCMOSイン
バータ2,3が動作することによりノードN4がLレベ
ル(グランドレベル)、ノードN3がHレベル(5v)
となり、第3のCMOSインバータ4からはLレベル
(グランドレベル)の出力信号Bが出力される。即ち、
電源が投入されて、トランジスタTr15 ,Tr16 が共に
オフされているときのレベルコンバータ20の初期値は
0となる。
【0064】上記のような第3の実施の形態における特
徴的な作用効果を以下に記載する。 (1)本実施の形態のレベルコンバータ20では、入力
信号A,Aバーが共にLレベルのときに5vの電源電圧
が投入されると、そのトランジスタTr20 がオンされて
ノードN4がノードN3より引き下げられるため、保持
回路の動作によりノードN4がLレベル(グランドレベ
ル)、ノードN3がHレベル(5v)となり、出力信号
BはLレベル(グランドレベル)となる。
【0065】従って、第1の実施の形態の効果に加え、
トランジスタTr15 ,Tr16 が共にオフされているとき
のレベルコンバータ20の初期値を0とすることができ
る。その結果、次段の回路の動作を確実に制御すること
ができる。
【0066】(2)本実施の形態のレベルコンバータ2
0では、前記第2の実施の形態の第1及び第2の容量C
1,C2を必要とせず、トランジスタTr20 及びリセッ
ト信号出力回路21を設けた構成で初期値を設定でき
る。また、一般的な半導体装置にはパワーオンリセット
回路が内蔵される場合が多いため、リセット信号出力回
路21は特に設ける必要はない。従って、半導体装置の
レイアウト面積におけるレベルコンバータ20の占める
面積を小さくすることができる。
【0067】上記第3の実施の形態は以下のように変更
して実施してもよい。 ○図6に示すように、前記トランジスタTr20 のドレイ
ンを前記ノードN3に接続してもよい。
【0068】このように接続したレベルコンバータ25
では、第3の実施の形態のレベルコンバータ20と同様
の動作で、トランジスタTr20 がオンされてノードN3
がノードN4より引き下げられるため、出力信号BはH
レベル(5v)となる。従って、第1の実施の形態の効
果に加え、電源投入時のレベルコンバータ25の初期値
を1とすることができる。その結果、次段の回路の動作
を確実に制御することができる。又、第2の実施の形態
の効果の(2)と同様の効果を得ることができる。
【0069】(第4の実施の形態)図7は、本発明をプ
ルアップ抵抗制御の出力回路に具体化した第4の実施の
形態を示す。尚、このプルアップ抵抗制御の出力回路で
は、第2の実施の形態のレベルコンバータ10を使用し
ているため、レベルコンバータ10の作用についての説
明は省略する。
【0070】3vの電源電圧で動作する内部回路50か
らの制御信号Pはレベルコンバータ10に入力されると
ともに、3vの電源電圧で動作するインバータ31にて
反転されて信号Pバーとしてレベルコンバータ10に入
力される。
【0071】レベルコンバータ10では、その振幅がグ
ランドレベルから3vとなる信号P,Pバーが、グラン
ドレベルから5vの振幅となる信号Qに変換される。レ
ベルコンバータ10から出力される信号QはPチャネル
MOSトランジスタで構成されるプルアップ制御用トラ
ンジスタTr30 のゲートに入力される。トランジスタT
r30 のソースは抵抗Rを介して5vの電源に接続され、
トランジスタTr30 のドレインは外部端子32に接続さ
れている。尚、本実施の形態では、レベルコンバータ1
0、抵抗R、及び、トランジスタTr30 にてプルアップ
抵抗制御の出力回路が構成されている。
【0072】このように構成されたプルアップ抵抗制御
の出力回路では、制御信号PがLレベル(グランドレベ
ル)、信号PバーがHレベル(3v)となれば、信号Q
がLレベル(グランドレベル)となり、トランジスタT
r30 がオンされ、外部端子32から出力される出力電圧
は5vとなる。
【0073】また、制御信号PがHレベル(3v)、信
号PバーがLレベル(グランドレベル)となれば、信号
QがHレベル(5v)となり、トランジスタTr30 がオ
フされ、外部端子32はハイインピーダンス状態とな
る。
【0074】前述したように、前記レベルコンバータ1
0における電源投入時の信号Qの初期値はHレベル(5
v)である。従って、外部端子32の電源投入時の初期
状態はハイインピーダンス状態となる。
【0075】上記のような第4の実施の形態における特
徴的な作用効果を以下に記載する。 (1)本実施の形態のプルアップ抵抗制御の出力回路で
は、入力される信号P,Pバーが共にLレベルのときに
5vの電源電圧が投入されると、レベルコンバータ10
にてHレベル(5v)の信号Qが出力され、外部端子3
2はハイインピーダンス状態となる。
【0076】従って、その振幅がグランドレベルから3
vとなる制御信号Pにてプルアップ抵抗制御の出力回路
を制御可能としながら、即ち、低消費電力化を図りなが
ら、プルアップ抵抗制御の出力回路の正常動作が保証さ
れる。又、信号P,Pバーが共にLレベルのときのプル
アップ抵抗制御の出力回路の動作初期状態をハイインピ
ーダンス状態とすることができる。
【0077】(第5の実施の形態)図8は、本発明を入
出力回路40に具体化した第5の実施の形態を示す。
尚、この入出力回路40では、第2の実施の形態のレベ
ルコンバータ10(初期値1)及び別例のレベルコンバ
ータ15(初期値0)を使用しているため、レベルコン
バータ10,15の作用についての説明は省略する。
【0078】内部回路から出力される入出力制御信号C
は、端子41を出力端子として使用するときHレベルと
なる信号である。又、内部回路から出力されるデータD
は端子41を出力端子として使用するとき、端子41か
ら出力される。尚、この信号C,Dの振幅はグランドレ
ベルから3vである。
【0079】この入出力回路40において、入出力制御
信号Cはナンド回路42に入力されるとともに、インバ
ータ43を介してノア回路44に入力される。データD
はナンド回路42に入力されるとともに、ノア回路44
に入力される。
【0080】ナンド回路42の出力信号Eは、前記レベ
ルコンバータ10に入力されるとともに、インバータ4
5にて反転されて信号Eバーとしてレベルコンバータ1
0に入力される。
【0081】ノア回路44の出力信号Fは前記レベルコ
ンバータ15に入力されるとともに、インバータ46に
て反転されて信号Fバーとしてレベルコンバータ15に
入力される。尚、前記各論理回路42〜46は3vの電
源で動作する。
【0082】レベルコンバータ10から出力される信号
GはPチャネルMOSトランジスタで構成される第1の
入出力トランジスタTr40 のゲートに入力される。トラ
ンジスタTr40 のソースは5vの電源に接続されてい
る。レベルコンバータ15から出力される信号HはNチ
ャネルMOSトランジスタで構成される第2の入出力ト
ランジスタTr41 のゲートに入力される。トランジスタ
Tr41 のソースはグランドGNDに接続されている。
【0083】前記トランジスタTr40 ,Tr41 のドレイ
ンは互いに接続されてノードN5を構成し、そのノード
N5は端子41に接続されるとともに、入力バッファ4
7を介して半導体装置の内部回路に接続されている。
【0084】このように構成された入出力回路40で
は、入出力制御信号CがLレベル(グランドレベル)と
なれば、信号EがHレベル(3v)で固定され、信号F
がLレベル(グランドレベル)で固定される。
【0085】すると、前述したようにレベルコンバータ
10,15にてその振幅がグランドレベルから3vとな
る信号E,Fがグランドレベルから5vの振幅となる信
号G,Hに変換される。従って、前記トランジスタTr4
0 ,Tr41 は共にオフされて、入力モードとなる。この
状態で、端子41に信号が入力されると、その信号が入
力バッファ47を介して入力信号Inとなり内部回路に
供給される。
【0086】入出力制御信号CがHレベル(3v)とな
れば、信号E,FがデータDの反転信号となる。する
と、前述したようにレベルコンバータ10,15にてそ
の振幅がグランドレベルから3vとなる信号E,Fが、
グランドレベルから5vの振幅となる信号G,Hに変換
される。従って、データDがHレベル(3v)となれ
ば、前記トランジスタTr40 がオンされるとともに、前
記トランジスタTr41 がオフされる。又、データDがL
レベル(グランドレベル)となれば、前記トランジスタ
Tr40がオフされるとともに、前記トランジスタTr41
がオンされる。即ち、データDに基づいてトランジスタ
Tr40 ,Tr41 のいずれかがオンする出力モードとな
る。そして、端子41からはその振幅がグランドレベル
から5vとなるデータDが出力される。
【0087】このレベルコンバータ10,15を備えた
半導体装置への電源供給時に3vの電源供給に先立って
5vの電源が供給されると、前記信号E,Eバー,F,
Fバーは全てLレベルであるが、レベルコンバータ1
0,15には5vの電源が供給される。
【0088】前述したように、前記レベルコンバータ1
0における電源投入時の信号Gの初期値はHレベル(5
v)である。又、前記レベルコンバータ15における電
源投入時の信号Hの初期値はLレベル(グランドレベ
ル)である。
【0089】従って、トランジスタTr40 ,Tr41 がオ
フされる。その結果、この入出力回路40の電源投入時
の初期状態は入力モードとなる。上記のような第5の実
施の形態における特徴的な作用効果を以下に記載する。
【0090】(1)本実施の形態の入出力回路40で
は、電源投入時にレベルコンバータ10,15に入力さ
れる信号E,Eバー,F,Fバーが全てLレベルとなっ
た状態で5vの電源電圧が投入されても、レベルコンバ
ータ10からHレベル(5v)の信号Gが出力され、レ
ベルコンバータ15からLレベル(グランドレベル)の
信号Hが出力される。従って、トランジスタTr40 ,T
r41 が確実にオフされ、端子41から外部に不要な電流
を流すことはないとともに、電源からグランドGNDに
貫通電流が流れることはない。又、外部からの電流をグ
ランドGNDに流してしまうこともない。
【0091】上記第5の実施の形態は以下のように変更
して実施してもよい。 ○図9に示すように、レベルコンバータ10,15を前
記第3の実施の形態の別例のレベルコンバータ25(初
期値1)と前記第3の実施の形態のレベルコンバータ2
0(初期値0)に変更してもよい。このとき、レベルコ
ンバータ25,20にリセット信号出力回路21を接続
する必要がある。
【0092】このような入出力回路48では、第5の実
施の形態の効果と同様の効果に加え、第3の実施の形態
の効果の(2)と同様の効果を得ることができる。又、
上記各実施の形態は以下のように変更して実施してもよ
い。
【0093】○上記第1の実施の形態では、第1及び第
2のCMOSインバータ2,3のスレッショルド電圧が
同じ値として説明したが、例えば、第1のCMOSイン
バータ2のスレッショルド電圧を第2のCMOSインバ
ータ3のスレッショルド電圧より高い値に設定してもよ
い。この別例では、第1及び第2のCMOSインバータ
2,3が初期値設定回路を構成している。
【0094】このようにすると、入力信号A,Aバーが
共にLレベルのときに5vの電源電圧が投入されると、
第2のCMOSインバータ3の方が先にHレベルを出力
し、その状態が保持される。従って、ノードN3はHレ
ベル(5v)となり、第3のCMOSインバータ4から
はLレベル(グランドレベル)の出力信号Bが出力され
る。即ち、この初期値は0となる。又、第2のCMOS
インバータ3のスレッショルド電圧を第1のCMOSイ
ンバータ2のスレッショルド電圧より高い値に設定して
もよい。このようにすると、入力信号A,Aバーが共に
Lレベルのときに5vの電源電圧が投入されると、ノー
ドN3はLレベル(グランドレベル)となり、第3のC
MOSインバータ4からはHレベル(5v)の出力信号
Bが出力される。即ち、この初期値は1となる。
【0095】従って、トランジスタの数を増加させるこ
となく初期値を設定することができる。 ○上記第2の実施の形態のレベルコンバータ10におい
て、第2のCMOSインバータ3のスレッショルド電圧
を第1のCMOSインバータ2のスレッショルド電圧よ
り高い値に設定してもよい。又、別例のレベルコンバー
タ15において、第1のCMOSインバータ2のスレッ
ショルド電圧を第2のCMOSインバータ3のスレッシ
ョルド電圧より高い値に設定してもよい。この別例で
は、第1及び第2のCMOSインバータ2,3と、第1
及び第2の容量C1,C2が初期値設定回路を構成して
いる。
【0096】このようにすると、第1及び第2の容量C
1,C2のカップリング現象の働きが補われ、確実に初
期値を設定することができる。 ○上記第2の実施の形態のレベルコンバータ10におい
て、第1及び第2の容量C1,C2の内いずれか一方を
省略してもよい。例えば、第1の容量C1を省略した場
合でも、第2の容量C2は前記ノードN3のレベルをL
レベルに向かって引き下げるように働くため、ノードN
3はLレベルで保持される。又、例えば、第2の容量C
2を省略した場合でも、第1の容量C1は前記ノードN
4のレベルをHレベルに向かって引き上げるように働く
ため、ノードN3はLレベルで保持される。従って、こ
の初期値は1となる。その結果、容量の個数を少なくし
て初期値「1」を設定することができる。尚、別例のレ
ベルコンバータ15において、第1及び第2の容量C
1,C2の内いずれか一方を省略してもよい。このよう
にすると、容量の個数を少なくして初期値「0」を設定
することができる。
【0097】○上記各実施の形態及び別例のレベルコン
バータ1,10,15,20,25を図10のレベルコ
ンバータ51に換えて接続してもよい。このようにする
と、レベルコンバータ1,10,15,20,25と、
CMOSインバータで構成される出力バッファ回路53
とからなる出力回路において、内部回路50に3vの電
源電圧が供給されていないときに、即ち、入力信号A,
Aバーが共にLレベルのときに5vの電源電圧が投入さ
れると、レベルコンバータ1,10,15,20,25
から出力される出力信号BはLレベル(グランドレベ
ル)か、Hレベル(5v)のいずれかとなる。従って、
出力バッファ回路53の前記トランジスタTr1,Tr2が
共にオンされることはなく、電源からグランドGNDに
貫通電流が流れることはない。その結果、半導体装置の
低消費電力化を図りながら、出力回路の正常動作が保証
される。又、初期値が設定されたレベルコンバータ1
0,15,20,25を用いた場合、出力回路の初期値
も決まるため、前記出力端子54に接続される回路の動
作を確実に制御することができる。
【0098】○上記第4の実施の形態では、レベルコン
バータ10を使用したが、レベルコンバータ10に換え
てレベルコンバータ25を使用してもよい。このように
しても、第4の実施の形態の効果と同様の効果を得るこ
とができる。又、半導体装置のレイアウト面積における
レベルコンバータ25の占める面積を小さくすることが
できる。
【0099】又、レベルコンバータ10に換えてレベル
コンバータ15,20を使用してもよい。このようにす
ると、入力される信号P,Pバーが共にLレベルのとき
に5vの電源電圧が投入されると、外部端子32はハイ
インピーダンス状態となる。従って、次段の回路の動作
を確実に制御することができる。
【0100】○上記各実施の形態及び別例の3v及び5
vの電源を他の電圧値の電源として実施してもよい。 ○上記第3の実施の形態及び別例のレベルコンバータ2
0,25では、前記トランジスタTr20 のソースはグラ
ンドGNDに接続されているとしたが、5vの電源に接
続してもよい。このようにすると、初期値が反転され
る。
【0101】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、バッファ信号が不定状態となっても、回路
が正常に動作する。
【0102】請求項2に記載の発明によれば、2値出力
信号が確実に出力される。請求項3に記載の発明によれ
ば、高電圧電源が投入されると、出力保持回路からは設
定された初期値の2値出力信号が出力される。
【0103】請求項4〜7に記載の発明によれば、前記
バッファ信号が不定状態で高電圧電源が投入されたとき
に出力する2値出力信号の初期値が、2値出力信号のい
ずれかに決定される。
【0104】請求項8に記載の発明によれば、出力回路
が正常に動作する。請求項9に記載の発明によれば、バ
ッファ信号が不定状態で高電圧電源が投入されたときの
プルアップ初期状態が設定される。
【0105】請求項10に記載の発明によれば、バッフ
ァ信号が不定状態で高電圧電源が投入されたときのモー
ドの初期状態が設定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図。
【図2】第1の実施の形態のレベルコンバータを示す回
路図。
【図3】第2の実施の形態のレベルコンバータ(初期値
1)を示す回路図。
【図4】第2の実施の形態の別例のレベルコンバータ
(初期値0)を示す回路図。
【図5】第3の実施の形態のレベルコンバータ(初期値
0)を示す回路図。
【図6】第3の実施の形態の別例のレベルコンバータ
(初期値1)を示す回路図。
【図7】第4の実施の形態のプルアップ抵抗制御の出力
回路を示す回路図。
【図8】第5の実施の形態の入出力回路を示す回路図。
【図9】第5の実施の形態の入出力回路の別例を示す回
路図。
【図10】出力部を示す回路図。
【図11】従来のレベルコンバータを示す回路図。
【図12】電源電圧の投入時間の差を示す波形図。
【符号の説明】
100 入力バッファ回路 101 レベル変換部 102 出力保持回路 A 2値入力信号 X1,X2 バッファ信号 Y 2値出力信号

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低電圧電源に基づく振幅を備えた2値入
    力信号が入力される入力バッファ回路と、 前記入力バッファ回路から出力される一対のバッファ信
    号に基づいて、前記2値入力信号を高電圧電源に基づく
    振幅の2値出力信号に変換して出力するレベル変換部と
    を備えたレベルコンバータであって、 前記レベル変換部には、前記バッファ信号が不定状態と
    なったとき、該バッファ信号の電位差に基づいて前記2
    値出力信号を出力する出力保持回路を備えたことを特徴
    とするレベルコンバータ。
  2. 【請求項2】 前記出力保持回路及びレベル変換部は高
    電圧電源で動作する第1及び第2のCMOSインバータ
    の入力端子と出力端子とを互いに接続して構成し、 前記入力バッファ回路は、前記第1のCMOSインバー
    タの出力端子と低電位側電源との間に第1の入力トラン
    ジスタを直列に接続するとともに、前記第2のCMOS
    インバータの出力端子と低電位側電源との間に第2の入
    力トランジスタを直列に接続して構成し、前記2値入力
    信号に基づいて前記第1及び第2の入力トランジスタの
    いずれか一方をオンさせることにより、前記バッファ信
    号を出力することを特徴とする請求項1に記載のレベル
    コンバータ。
  3. 【請求項3】 前記出力保持回路には、高電圧電源の投
    入時の前記2値出力信号の初期値を設定する初期値設定
    回路を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の
    レベルコンバータ。
  4. 【請求項4】 前記初期値設定回路は、前記第1及び第
    2のCMOSインバータのいずれかの出力端子を容量を
    介して高電位側電源と低電位側電源とのいずれかに接続
    したことを特徴とする請求項3に記載のレベルコンバー
    タ。
  5. 【請求項5】 前記初期値設定回路は、前記第1及び第
    2のCMOSインバータのいずれかの出力端子と、高電
    位側電源及び低電位側電源のいずれかとの間に介在され
    る初期値設定用トランジスタと、 高電圧電源の投入に基づいて、前記初期値設定用トラン
    ジスタを所定時間オンさせるリセット信号出力回路とか
    ら構成することを特徴とする請求項3に記載のレベルコ
    ンバータ。
  6. 【請求項6】 前記初期値設定回路は、前記第1及び第
    2のCMOSインバータのスレッショルド電圧を異なる
    値として構成することを特徴とする請求項3に記載のレ
    ベルコンバータ。
  7. 【請求項7】 前記初期値設定回路は、前記容量と、ス
    レッショルド電圧が異なる値の前記第1及び第2のCM
    OSインバータとから構成することを特徴とする請求項
    4に記載のレベルコンバータ。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の
    レベルコンバータの2値出力信号に基づいて出力バッフ
    ァ回路を駆動することを特徴とする出力回路。
  9. 【請求項9】 請求項3乃至7のいずれか1項に記載の
    レベルコンバータの2値出力信号に基づいて、抵抗を介
    して高電位側電源に接続されたプルアップ制御用トラン
    ジスタを開閉することを特徴とする出力回路。
  10. 【請求項10】 請求項3乃至7のいずれか1項に記載
    のレベルコンバータの2値出力信号に基づいて、出力バ
    ッファ回路から出力信号を出力する出力モードと、出力
    バッファ回路の出力信号を不定状態とする入力モードと
    を切り換えることを特徴とする入出力回路。
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