JPH10335344A - 自己整合型ダブルポリシリコンバイポーラトランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

自己整合型ダブルポリシリコンバイポーラトランジスタ及びその製造方法

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JPH10335344A
JPH10335344A JP10123647A JP12364798A JPH10335344A JP H10335344 A JPH10335344 A JP H10335344A JP 10123647 A JP10123647 A JP 10123647A JP 12364798 A JP12364798 A JP 12364798A JP H10335344 A JPH10335344 A JP H10335344A
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bipolar transistor
self
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JP10123647A
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Kishaku Den
喜 錫 田
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真性ベース領域に影響を与えず、独立的にリ
ンクアップ領域を形成し得る自己整合型ダブルポリシリ
コンバイポーラトランジスタ及びその製造方法を提供す
ること。 【解決手段】 ベース引き出し部としての第1ポリシリ
コンパターン102の内側壁にポリシリコンでなる
“L" 字形の第1スペーサ103を形成し、前記第1ポ
リシリコンパターン102内の不純物を第1スペーサ1
03を介して側方拡散させることによりエピタキシャル
層100内にリンクアップ領域112を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバイポーラトランジ
スタに係るもので、特に真性ベース領域とベースリンク
アップ領域を独立的に形成し得る自己整合型ダブルポリ
シリコンバイポーラトランジスタ及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】自己整合型ダブルポリシリコンバイポー
ラトランジスタは高速バイポーラトランジスタの通常の
構造であって、IEDM誌(international electron
devices meeting 、pp.8-pp.11,1986 )に発表され
た"SUBMICRON BIPOLAR TECHNOLOGY NEW CHANCES F
OR HIGH SPEED APPLICATIONS"に提示されるように、
コレクタ領域と、該コレクタ領域から所定間隔だけ離隔
されたベース領域と、該ベース領域に自己整合されたエ
ミッタ領域とが半導体基板の同一面に形成される。
【0003】前記ベース領域及びエミッタ領域の製造方
法を説明すると、p+型の第1ポリシリコンの間にベー
ス領域を形成し、該第1ポリシリコンの間にn+型の第
2ポリシリコンを自己整合させてエミッタ領域を形成
し、前記第1ポリシリコンの不純物を外方拡散させる方
法によりイオン注入を行って外部ベース領域を形成す
る。ここで、前記外部ベース領域と真性ベース領域を連
結する部分をリンクアップ(link up)領域またはグラフ
トベース(graft-base)領域と言い、酸化膜のスペーサの
厚さ及び前記第1ポリシリコンからの側方拡散によりそ
れら2つのベース領域が重畳される程度を決定する。こ
の領域はトランジスタの特性を決定する重要な要素であ
って、リンクアップ領域に前記外部ベース領域と真性ベ
ース領域とが重なる部分が広いことに起因してリンクア
ップ領域が狭くなると、エミッタ- ベース接合破壊電圧
(BVebo) 、電流利得( β) 、及び単一利得周波数(unit
cutoff frequency:ff) が減少し、二つのベース領域
が離れていれば、ベース抵抗(Rb)が増加すると共に周辺
パンチスルー電圧が減少する。
【0004】図14ないし図17は、このような従来の
自己整合型ダブルポリシリコンバイポーラトランジスタ
の製造過程を示す断面図であって、ベース領域と該ベー
ス領域に自己整合されるエミッタ領域だけを図示し、半
導体基板と埋め込み層は図示しない。即ち、図14に示
すように、p型の半導体基板上に埋め込み層を形成した
後、該埋め込み層上にn型のエピタキシャル層10を成
長させ、該エピタキシャル層10に一連の工程を施して
トランジスタ間を分離するための素子分離領域11を形
成する。次いで、該素子分離領域11の形成されたエピ
タキシャル層10上に第1ポリシリコン層12を形成し
た後、この第1ポリシリコン層12に高濃度p型不純物
をイオン注入し、その上に第1酸化膜13を積層する。
【0005】次いで、図15に示すように、前記第1酸
化膜13及び第1ポリシリコン層12を同一食刻マスク
を用いて前記エピタキシャル層10の表面が露出するま
で食刻した後、それら結果物の表面に薄膜の第2酸化膜
14を形成すると同時に、前記第1ポリシリコン層12
内の不純物を前記エピタキシャル層10内に外方拡散さ
せて外部ベース領域15を形成する。その後、それら結
果物に対してp型不純物イオンのBF2 またはBイオン
を低いエネルギで浅く注入して低濃度にドーピングされ
たリンクアップ領域16を形成する。
【0006】次いで、図16に示すように、前記食刻さ
れた第1ポリシリコン層12及び第1酸化膜13の内側
壁に酸化膜のスペーサ17を形成した後、該酸化膜のス
ペーサ17の間のエピタキシャル層10にイオン注入を
施して真性ベース領域18を形成する。
【0007】次いで、図17に示すように、それら結果
物の表面に第2ポリシリコン層19を形成し、n型不純
物イオンのAsをイオン注入した後、前記第2ポリシリ
コン層19を写真食刻マスクを用いて食刻し、アニーリ
ングを施して前記第2ポリシリコン層19内の不純物を
下部の真性ベース領域18内に外方拡散させてエミッタ領
域20を形成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、このような
従来の自己整合型ダブルポリシリコンバイポーラトラン
ジスタの製造方法では、エミッタ−ベース接合破壊電
圧、電流利得、単一利得周波数、ベース抵抗及び周辺パ
ンチスルー電圧値等の多くの特性の調和を図るように酸
化膜スペーサ17の厚さを適切に調節することが厳し
く、工程マージンも小さいという問題点があった。ま
た、真性ベース領域18の不純物濃度がリンクアップ領
域16を形成するためのイオン注入及び酸化膜スペーサ
17形成後に実施されるイオン注入の全体のドーズ量に
より決定されるから、リンクアップ領域16よりも真性
ベース領域18の不純物濃度が高く形成されてリンクア
ップ領域16によりベース抵抗が増加するという問題点
があった。さらに、リンクアップ領域16を形成するた
めのイオン注入時に真性ベース領域18にもイオンが注
入されるため、真性ベース領域18の独立的な特性を確
保することが難しいという問題点があった。
【0009】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的は、ベース引き出し用のポリシリコン膜の側壁
にスペーサを形成して、該スペーサを通した側方拡散に
よりリンクアップ領域を形成することにより、真性ベー
ス領域に影響を与えず、独立的にリンクアップ領域を形
成し得る自己整合型ダブルポリシリコンバイポーラトラ
ンジスタ及びその製造方法を提供しようとするものであ
る。本発明の他の目的は、上記のような自己整合型ダブ
ルポリシリコンバイポーラトランジスタを効率的に製造
し得る製造方法を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し上記目
的を達成するため本発明に係る自己整合型ダブルポリシ
リコンバイポーラトランジスタは、半導体層上に所定間
隔だけ離隔されて形成された一対の第1ポリシリコンパ
ターンと、該第1ポリシリコンパターンの間の前記半導
体層上に形成された第2ポリシリコンパターンと、前記
第1ポリシリコンパターンの内側壁に形成された第1ス
ペーサと、該第1スペーサの内側部と前記第2ポリシリ
コンパターン間に形成された第2スペーサと、それら第
1、第2スペーサがなす内側壁と前記第2ポリシリコン
パターン間に形成された第3スペーサと、前記第1ポリ
シリコンパターン内の不純物が前記第1スペーサを介し
て拡散されて前記半導体層内に形成された不純物領域と
を具備することを特徴とする。このような自己整合型ダ
ブルポリシリコンバイポーラトランジスタにおいて、前
記第1ポリシリコンパターンと前記半導体層間に第1絶
縁膜パターンを介在させることもできる。
【0011】また、上記課題を解決し上記目的を達成す
るため本発明に係る自己整合型ダブルポリシリコンバイ
ポーラトランジスタの製造方法は、半導体層上に第1導
電型のポリシリコンを堆積させた後写真食刻工程により
パターニングして一対の第1ポリシリコンパターンを形
成すると共に、該第1ポリシリコンパターンの間に開口
部を形成する工程と、それら結果物の表面にポリシリコ
ンと非酸化物質を順次堆積させた後食刻して前記第1ポ
リシリコンパターンの内側壁に第1、第2スペーサを形
成する工程と、それら結果物を熱処理して前記第1ポリ
シリコンパターン内の不純物を前記第1スペーサを介し
て前記半導体層内に拡散させる工程と、それら結果物に
対して第1導電型不純物をイオン注入した後、前記第
1、第2スペーサの内側壁に第3スペーサを形成する工
程と、それら結果物の表面に第2導電型のポリシリコン
を堆積させた後写真食刻工程によりパターニングして前
記第3スペーサの内側で前記開口部部分に第2ポリシリ
コンパターンを形成する工程と、それら結果物を熱処理
して前記第2ポリシリコンパターン内の不純物を下部の
前記半導体層内に拡散させる工程とを具備することを特
徴とする。このような自己整合型ダブルポリシリコンバ
イポーラトランジスタの製造方法において、前記第1ポ
リシリコンパターンとなる第1導電型のポリシリコンを
堆積させる前に、前記半導体層上に絶縁膜を形成する工
程を更に有することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る自己整合
型ダブルポリシリコンバイポーラトランジスタの第1実
施形態を示す断面図である。この第1実施形態において
は、図示しない半導体基板内の埋め込み層上にエピタキ
シャル層100が形成され、このエピタキシャル層10
0の周辺部分に素子分離領域101が形成される。さら
に、この素子分離領域101の内側のエピタキシャル層
部分に真性ベース領域111、リンクアップ領域11
2、外部ベース領域113が形成され、真性ベース領域
111内にはエミッタ領域114が形成される。
【0013】前記エピタキシャル層100上には、所定
間隔だけ離間されて一対の第1ポリシリコンパターン1
02が形成され、この第1ポリシリコンパターン102
の間の前記エピタキシャル層100上には第2ポリシリ
コンパターン107が形成される。また、前記第1ポリ
シリコンパターン102の内側壁から第2ポリシリコン
パターン107の間には、第1、第2、第3スペーサ1
03,104,106が順次配列される。第1スペーサ
103は、前記第1ポリシリコンパターン102の内側
壁にポリシリコンでL字状に形成される。この第1スペ
ーサ103を介して第1ポリシリコンパターン102内
の不純物が側方拡散されてエピタキシャル層100内に
拡散されることにより前記リンクアップ領域112が形
成されている。他方、外部ベース領域113は、第1ポ
リシリコンパターン102からの直接的な不純物拡散に
よってエピタキシャル層100内に形成される。一方、
真性ベース領域111は、別途のイオン注入により形成
され、その真性ベース領域111内に第2ポリシリコン
パターン107からの不純物拡散によってエミッタ領域
114が形成される。
【0014】第2スペーサ104は、シリコン窒化物か
らなり、第1スペーサ103の内側部と第2ポリシリコ
ンパターン107の間に介在されて設けられる。第3ス
ペーサ106は、第1スペーサ103及び第2スペーサ
104がなす内側壁と第2ポリシリコンパターン107
間に介在されて設けられる。これら第2、第3スペーサ
104,106は、第1スペーサ103及び第1ポリシ
リコンパターン102と第2ポリシリコンパターン10
7とを絶縁するために設けられる。第2ポリシリコンパ
ターン107の側端部は第2、第3スペーサ104,1
06上に位置する。第1ポリシリコンパターン102の
上面には、コンタクト抵抗を減らすためにシリサイド膜
110が形成されている。そして、以上の構造体の全表
面は層間絶縁膜108で覆われており、この層間絶縁膜
108を貫通して金属配線層109が第1、第2ポリシ
リコンパターン102,107に接続される。
【0015】上記のような自己整合型ダブルポリシリコ
ンバイポーラトランジスタは、ベース引き出し部として
の第1ポリシリコン膜パターン102の側壁にポリシリ
コンで“L" 字形の第1スペーサ103を形成し、該
“L" 字形の第1スペーサ103を通した第1ポリシリ
コン膜パターン102からの不純物の側方拡散によりリ
ンクアップ領域112を形成しているので、真性ベース
領域111に影響を与えず、独立的にリンクアップ領域
112を形成し得る。したがって、真性ベース領域11
1の独立的な特性を確保することができるとともに、真
性ベース領域111よりリンクアップ領域112の不純
物濃度を高めてベース抵抗を下げることができ、高性能
の素子を得ることができる。
【0016】図2は、本発明に係る自己整合型ダブルポ
リシリコンバイポーラトランジスタの第2実施形態を示
す断面図で、第1ポリシリコンパターン102の下部に
第1絶縁膜パターン202が形成される。換言すれば、
エピタキシャル層100上に所定間隔で一対の第1絶縁
膜パターン202が形成され、この第1絶縁膜パターン
202上に第1ポリシリコンパターン102が形成され
る。したがって、エピタキシャル層100と第1ポリシ
リコンパターン102とが接触せず、第1スペーサ10
3のみを通じて前記第1ポリシリコンパターン102内
の不純物が前記エピタキシャル層100に拡散されてリ
ンクアップ領域112と外部ベース領域113が狭く形
成されるので、ベース- コレクタ間の寄生容量を大きく
減らすことができ、高速動作が可能となる。また、この
第2実施形態においては、シリサイド膜110上に第2
絶縁膜パターン204が形成されており、さらに、第3
スペーサ106は、それ自身のシリコン窒化物の下に薄
膜酸化膜207を有する。したがって、第3スペーサは
2層構造ということができる。第2実施形態のその他の
構造は図1の第1実施形態と同一であり、同一部分には
図1と同一番号を付す。
【0017】図3ないし図7は本発明の製造方法の第1
実施形態を示す断面図で、図1のバイポーラトランジス
タを製造する方法である。この第1実施形態では、ま
ず、第1導電型例えばP型の半導体基板内に第2導電型
例えばN型(第1導電型をN型、第2導電型をP型とす
ることもできる)の埋め込み層を形成した後、前記埋め
込み層の上部にN型の第2導電型エピタキシャル層を成
長させるが、このような工程は通常のバイポーラトラン
ジスタの製造工程であるから、図面による説明は省略
し、以後の工程は次のようである。
【0018】まず、図3に示すように、エピタキシャル
層100に第1導電型の不純物を局部的にイオン注入し
てトランジスタの間を分離するための素子分離領域10
1を形成する。次に、該素子分離領域101の形成され
たエピタキシャル層100上に第1ポリシリコン層を形
成した後、高濃度の第1導電型不純物を第1ポリシリコ
ン層にイオン注入し、さらに第1ポリシリコン層を写真
食刻工程により食刻することにより、一対の第1ポリシ
リコンパターン102と、その間の開口部をそれぞれ形
成する。なお、第1ポリシリコン層(第1ポリシリコン
パターン102)の上面にはコンタクト抵抗を減らすた
めにシリサイド膜を形成できるが、ここではその工程は
省略した。
【0019】次いで、それら結果物の表面の全てに20
0〜1000Å程度の厚さで第2ポリシリコン層を堆積
させる。ここで、第2ポリシリコン層としては、不純物
のドーピングされないものをそのまま使用するか、また
は堆積後に第1導電型の不純物がE14イオン/cm2以下
のドーズ量に40keV 以下のエネルギでイオン注入され
る。次いで、前記第2ポリシリコン層上に2000〜4
000Å程度の厚さにシリコン窒化物(Si3N4)のような
非酸化物質を蒸着させて絶縁膜を形成する。その後、絶
縁膜をエッチバックして図4に示すように開口部部分の
第2ポリシリコン層の内側壁に第2スペーサ104を形
成する。その後、再び該第2スペーサ104をマスクと
して前記第2ポリシリコン層を食刻することにより、
“L" 字状の第1スペーサ103を形成する。
【0020】次いで、それら結果物に対してアニーリン
グを施す。このアニーリングにより、図5に示すよう
に、50〜200Å程度の薄膜の酸化膜105が第1ポ
リシリコンパターン102の上面に形成されると同時
に、第1ポリシリコンパターン102内の不純物が直接
エピタキシャル層100内に拡散されてエピタキシャル
層100内に外部ベース領域113が形成されるととも
に、前記第1スペーサ103を通して前記第1ポリシリ
コンパターン102内の不純物がエピタキシャル層10
0内に拡散されてリンクアップ領域112が形成され
る。その後、第1導電型の不純物をイオン注入して、エ
ピタキシャル層100内に真性ベース領域111を形成
する。
【0021】次いで、図6に示すように、薄膜の酸化膜
105を除去した後、それら結果物の表面に前記開口部
が十分に充填されるように非酸化物を堆積する。その後
その非酸化物を全面エッチバックすることにより、前記
第2スペーサ104及び第1スペーサ103の側壁に第
3スペーサ106を形成する。
【0022】次いで、それら結果物の表面に第3ポリシ
リコン層を堆積させ、高濃度の第2導電型不純物イオン
を注入してからそれを写真食刻工程により食刻してパタ
ーニングすることにより、図7に示すように、第3スペ
ーサ106の内側で開口部部分に第2ポリシリコンパタ
ーン107を形成する。このとき、第2ポリシリコンパ
ターン107の側端部は第3スペーサ106上または第
2スペーサ104上に留まるようにし、第2ポリシリコ
ンパターン107が第1スペーサ103及び第1ポリシ
リコンパターン102と絶縁されるようにする。その
後、それら結果物をアニーリングして前記第2ポリシリ
コンパターン107より不純物を拡散させることによ
り、真性ベース領域111内にエミッタ領域114を形
成する。
【0023】次いで、それら結果物の表面に層間絶縁膜
108を形成した後、層間絶縁膜108を選択的に食刻
して前記第1、第2ポリシリコンパターン102及び1
07上にコンタクトホールを形成し、該コンタクトホー
ルを通してそれら第1、第2ポリシリコンパターン10
2,107にそれぞれ連結されるように金属配線層10
9を形成する。
【0024】図8ないし図12は本発明の製造方法の第
2実施形態を示す断面図で、図2のバイポーラトランジ
スタを製造する方法である。この第2実施形態では、ま
ず図8に示すように、第2導電型のエピタキシャル層1
00に第1導電型の不純物を局部的にイオン注入してト
ランジスタの間を分離するための素子分離領域101を
形成する。次に、該素子分離領域101の形成されたエ
ピタキシャル層100上に第1絶縁膜202と第1ポリ
シリコン層を順次積層した後、該第1ポリシリコン層に
高濃度に第1導電型の不純物をイオン注入する。その
後、前記第1ポリシリコン層の上部にコンタクト抵抗を
減らすためにシリサイド膜を形成するが、ここではその
工程は省略した。
【0025】次いで、前記第1ポリシリコン層上に20
00〜4000Å程度の厚さに第2絶縁膜を形成した
後、同一食刻マスクにより写真食刻工程を施して前記第
2絶縁膜、第1ポリシリコン層及び第1絶縁膜をパター
ニングすることにより、一対の第1絶縁膜パターン20
2、第1ポリシリコンパターン102、第2絶縁膜パタ
ーン204と、その一対の間の開口部を形成する。ここ
で、第2絶縁膜パターン204は形成しない構造とする
こともできる。
【0026】次いで、それら結果物の全面に200〜1
000Å程度の厚さで第2ポリシリコン層を堆積させ
る。ここで、第2ポリシリコン層としては、第1実施形
態と同様に不純物のドーピングされないものをそのまま
使用するか、または堆積後に第1導電型の不純物がE1
4イオン/cm2以下のドーズ量に40keV 以下のエネルギ
でイオン注入される。次いで、前記第2ポリシリコン層
上に2000〜4000Å程度の厚さにシリコン窒化物
(Si3N4) のような非酸化物質を蒸着させて絶縁膜を形成
する。その後、絶縁膜をエッチバックして図9に示すよ
うに開口部部分の第2ポリシリコン層の内側壁に第2ス
ペーサ104を形成し、その後再び前記第2スペーサ1
04をマスクとして第2ポリシリコン層を食刻すること
により、“L" 字状の第1スペーサ103を形成する。
【0027】次いで、それら結果物に対してアニーリン
グする。このアニーリングにより、図10に示すよう
に、第1スペーサ103の上縁に50〜200Å程度の
薄膜の酸化膜207が形成される。同時に、第1ポリシ
リコンパターン102内の不純物が前記第1スペーサ1
03を通して前記エピタキシャル層100内に拡散され
て該エピタキシャル層100内にリンクアップ領域11
2と外部ベース領域113が形成される。その後、第1
導電型の不純物をイオン注入してエピタキシャル層10
0内に真性ベース領域111を形成する。なお、前記薄
膜の酸化膜207は実際には前記第1スペーサ103の
上縁と第1、第2スペーサ103,104間のエピタキ
シャル層100表面に形成される。
【0028】次いで、それら結果物の表面に開口部部分
を十分に充填させるようにシリコン窒化物のような非酸
化物質を堆積してから全面エッチバックすることによ
り、図11に示すように、第2スペーサ104及び第1
スペーサ103の側壁に第3スペーサ106を形成す
る。このとき、薄膜酸化膜207は、第3スペーサ10
6下を除いて除去される。第3スペーサ106は下部の
薄膜酸化膜207を包含する。
【0029】次いで、それら結果物の表面に第3ポリシ
リコン層を形成した後、高濃度の第2導電型不純物をイ
オン注入してから第3ポリシリコン層を写真食刻工程に
より食刻することにより、図12に示すように、第3ス
ペーサ106の内側で開口部部分に第2ポリシリコンパ
ターン107を形成する。このとき、第2ポリシリコン
パターン107の側端部は必ず前記第3スペーサ106
上または前記第2スペーサ104上に留まるようにし
て、第2ポリシリコンパターン107が第1スペーサ1
03と絶縁されるようにする。次いで、それら結果物を
アニーリングして第2ポリシリコンパターン107より
下部に不純物を拡散させることにより、真性ベース領域
111内にエミッタ領域114を形成する。
【0030】次いで、それら結果物の表面に層間絶縁膜
108を形成した後、この層間絶縁膜108及び第2絶
縁膜パターン204を選択的に食刻して前記第1、第2
ポリシリコンパターン102及び107上にコンタクト
ホールを形成し、該コンタクトホールを通してそれら第
1、第2ポリシリコンパターン102,107にそれぞ
れ連結されるように金属配線層109を形成する。
【0031】図13は、このような工程に基づき製造さ
れた図12のバイポーラトランジスタの平面図であり、
前記図12は図13のX−X’線断面図である。図13
を参照すると、上記のようにして製造されたバイポーラ
トランジスタは、第1ポリシリコンパターン102の内
側壁と第2ポリシリコンパターン107間にポリシリコ
ン材質の第1スペーサ103が形成され、さらに第1ス
ペーサ103と第2ポリシリコンパターン107間に、
これらを絶縁させるためのシリコン窒化物材質の第2、
第3スペーサ104,106が形成され、第1、第2ポ
リシリコンパターン102,107はコンタクトホール
を通じて金属配線層109と直接接触する構造を有する
ように形成されていることが確認される。ここで、符号
Iはコンタクトホール形成部を示す。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、リンクア
ップ領域を形成するためのイオン注入を行う代わりに、
ベース引き出し部をなす第1ポリシリコンパターンの側
壁に第1スペーサを形成して、この第1スペーサを通し
て第1ポリシリコンパターン内の不純物を側方拡散させ
ることによりリンクアップ領域を形成するようにしたか
ら、以後に形成される真性ベース領域に影響を与えず、
独立的にリンクアップ領域を形成し得る。したがって、
真性ベース領域の独立的な特性を確保することができる
とともに、真性ベース領域よりリンクアップ領域の不純
物濃度を高めてベース抵抗を下げることができ、高性能
の素子を得ることができる。また、本発明の製造方法に
よれば、上記のような高性能の素子を効率的に製造でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自己整合型ダブルポリシリコンバイポ
ーラトランジスタの第1実施形態を示す断面図。
【図2】本発明の自己整合型ダブルポリシリコンバイポ
ーラトランジスタの第2実施形態を示す断面図。
【図3】本発明の自己整合型ダブルポリシリコンバイポ
ーラトランジスタの製造方法の第1実施形態を示す断面
図。
【図4】本発明の自己整合型ダブルポリシリコンバイポ
ーラトランジスタの製造方法の第1実施形態を示す断面
図。
【図5】本発明の自己整合型ダブルポリシリコンバイポ
ーラトランジスタの製造方法の第1実施形態を示す断面
図。
【図6】本発明の自己整合型ダブルポリシリコンバイポ
ーラトランジスタの製造方法の第1実施形態を示す断面
図。
【図7】本発明の自己整合型ダブルポリシリコンバイポ
ーラトランジスタの製造方法の第1実施形態を示す断面
図。
【図8】本発明の自己整合型ダブルポリシリコンバイポ
ーラトランジスタの製造方法の第2実施形態を示す断面
図。
【図9】本発明の自己整合型ダブルポリシリコンバイポ
ーラトランジスタの製造方法の第2実施形態を示す断面
図。
【図10】本発明の自己整合型ダブルポリシリコンバイ
ポーラトランジスタの製造方法の第2実施形態を示す断
面図。
【図11】本発明の自己整合型ダブルポリシリコンバイ
ポーラトランジスタの製造方法の第2実施形態を示す断
面図。
【図12】本発明の自己整合型ダブルポリシリコンバイ
ポーラトランジスタの製造方法の第2実施形態を示す断
面図。
【図13】図12のバイポーラトランジスタの平面図。
【図14】従来の自己整合型ダブルポリシリコンバイポ
ーラトランジスタの製造方法を示す断面図。
【図15】従来の自己整合型ダブルポリシリコンバイポ
ーラトランジスタの製造方法を示す断面図。
【図16】従来の自己整合型ダブルポリシリコンバイポ
ーラトランジスタの製造方法を示す断面図。
【図17】従来の自己整合型ダブルポリシリコンバイポ
ーラトランジスタの製造方法を示す断面図。
【符号の説明】
100 エピタキシャル層 102 第1ポリシリコンパターン 103 第1スペーサ 104 第2スペーサ 106 第3スペーサ 107 第2ポリシリコンパターン 111 真性ベース領域 112 リンクアップ領域 113 外部ベース領域

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体層上に所定間隔だけ離隔されて形
    成された一対の第1ポリシリコンパターンと、該第1ポ
    リシリコンパターンの間の前記半導体層上に形成された
    第2ポリシリコンパターンと、前記第1ポリシリコンパ
    ターンの内側壁に形成された第1スペーサと、該第1ス
    ペーサの内側部と前記第2ポリシリコンパターン間に形
    成された第2スペーサと、それら第1、第2スペーサが
    なす内側壁と前記第2ポリシリコンパターン間に形成さ
    れた第3スペーサと、前記第1ポリシリコンパターン内
    の不純物が前記第1スペーサを介して拡散されて前記半
    導体層内に形成された不純物領域とを具備することを特
    徴とする自己整合型ダブルポリシリコンバイポーラトラ
    ンジスタ。
  2. 【請求項2】 前記半導体層は、半導体基板内の埋め込
    み層の上部に形成されたエピタキシャル層であることを
    特徴とする請求項1記載の自己整合型ダブルポリシリコ
    ンバイポーラトランジスタ。
  3. 【請求項3】 前記第1ポリシリコンパターンと前記半
    導体層間に第1絶縁膜パターンが介在されることを特徴
    とする請求項1記載の自己整合型ダブルポリシリコンバ
    イポーラトランジスタ。
  4. 【請求項4】 前記第1ポリシリコンパターンの上にシ
    リサイド膜が形成されることを特徴とする請求項1記載
    の自己整合型ダブルポリシリコンバイポーラトランジス
    タ。
  5. 【請求項5】 前記第1スペーサは“L" 字状に形成さ
    れることを特徴とする請求項1記載の自己整合型ダブル
    ポリシリコンバイポーラトランジスタ。
  6. 【請求項6】 前記第1スペーサはポリシリコンにより
    形成されることを特徴とする請求項1記載の自己整合型
    ダブルポリシリコンバイポーラトランジスタ。
  7. 【請求項7】 前記第2スペーサは非酸化物により形成
    されることを特徴とする請求項1記載の自己整合型ダブ
    ルポリシリコンバイポーラトランジスタ。
  8. 【請求項8】 前記非酸化物はシリコン窒化物であるこ
    とを特徴とする請求項7記載の自己整合型ダブルポリシ
    リコンバイポーラトランジスタ。
  9. 【請求項9】 前記第3スペーサは多層構造であること
    を特徴とする請求項1記載の自己整合型ダブルポリシリ
    コンバイポーラトランジスタ。
  10. 【請求項10】 前記多層構造は、下部の薄膜酸化膜と
    上部のシリコン窒化物から構成されることを特徴とする
    請求項9記載の自己整合型ダブルポリシリコンバイポー
    ラトランジスタ。
  11. 【請求項11】 半導体層上に所定間隔だけ離隔されて
    形成された一対の第1導電型の第1ポリシリコンパター
    ンと、該第1ポリシリコンパターンの間の前記半導体層
    の上に形成された第2導電型の第2ポリシリコンパター
    ンと、前記第1ポリシリコンパターンの内側壁に形成さ
    れ、ポリシリコンからなる第1スペーサと、該第1スペ
    ーサの内側部と前記第2ポリシリコンパターン間に形成
    された第2スペーサと、それら第1、第2スペーサがな
    す内側壁と前記第2ポリシリコンパターン間に形成され
    た第3スペーサと、前記第1ポリシリコンパターン内の
    不純物が前記第1スペーサを介して拡散されて前記半導
    体層内に形成された不純物領域と、全表面を覆う層間絶
    縁膜と、該層間絶縁膜を貫通して前記第1ポリシリコン
    パターン及び第2ポリシリコンパターンに接触する複数
    個の金属配線層とを具備することを特徴とする自己整合
    型ダブルポリシリコンバイポーラトランジスタ。
  12. 【請求項12】 半導体層上に所定間隔だけ離隔されて
    形成された一対の第1絶縁膜パターンと、該第1絶縁膜
    パターン上に形成された第1ポリシリコンパターンと、
    前記第1絶縁膜パターンの間の前記半導体層上に形成さ
    れた第2ポリシリコンパターンと、前記第1ポリシリコ
    ンパターンの内側壁に形成された第1スペーサと、該第
    1スペーサの内側部と前記第2ポリシリコンパターン間
    に形成された第2スペーサと、それら第1、第2スペー
    サがなす内側壁と前記第2ポリシリコンパターン間に形
    成された第3スペーサと、前記第1ポリシリコンパター
    ン内の不純物が前記第1スペーサを介して拡散されて前
    記半導体層内に形成された不純物領域と、全表面を覆う
    層間絶縁膜と、該層間絶縁膜を貫通して前記第1ポリシ
    リコンパターン及び第2ポリシリコンパターンに接触す
    る複数個の金属配線層とを具備することを特徴とする自
    己整合型ダブルポリシリコンバイポーラトランジスタ。
  13. 【請求項13】 半導体層上に第1導電型のポリシリコ
    ンを堆積させた後写真食刻工程によりパターニングして
    一対の第1ポリシリコンパターンを形成すると共に、該
    第1ポリシリコンパターンの間に開口部を形成する工程
    と、それら結果物の表面にポリシリコンと非酸化物質を
    順次堆積させた後食刻して前記第1ポリシリコンパター
    ンの内側壁に第1、第2スペーサを形成する工程と、そ
    れら結果物を熱処理して前記第1ポリシリコンパターン
    内の不純物を前記第1スペーサを介して前記半導体層内
    に拡散させる工程と、それら結果物に対して第1導電型
    不純物をイオン注入した後、前記第1、第2スペーサの
    内側壁に第3スペーサを形成する工程と、それら結果物
    の表面に第2導電型のポリシリコンを堆積させた後写真
    食刻工程によりパターニングして前記第3スペーサの内
    側で前記開口部部分に第2ポリシリコンパターンを形成
    する工程と、それら結果物を熱処理して前記第2ポリシ
    リコンパターン内の不純物を下部の前記半導体層内に拡
    散させる工程とを具備することを特徴とする自己整合型
    ダブルポリシリコンバイポーラトランジスタの製造方
    法。
  14. 【請求項14】 前記第1ポリシリコンパターンとなる
    第1導電型のポリシリコンを堆積させる前に、前記半導
    体層上に絶縁膜を形成する工程を更に有することを特徴
    とする請求項13記載の自己整合型ダブルポリシリコン
    バイポーラトランジスタの製造方法。
  15. 【請求項15】 前記第1ポリシリコンパターンとなる
    第1導電型のポリシリコンを堆積させた後、該堆積され
    たポリシリコン上にシリサイド膜を形成する工程を更に
    具備することを特徴とする自己整合型ダブルポリシリコ
    ンバイポーラトランジスタの製造方法。
  16. 【請求項16】 前記第1、第2スペーサを形成する工
    程は、前記開口部を形成した後それら結果物の表面に薄
    膜の厚さでポリシリコンを堆積させる工程と、該堆積さ
    れたポリシリコンの上に前記開口部を充填するほどの厚
    さで非酸化物を堆積させる工程と、該堆積された非酸化
    物の全面をエッチバックして前記開口部部分のポリシリ
    コンの内側壁に第2スペーサを形成する工程と、該第2
    スペーサをマスクとして前記ポリシリコンを食刻して第
    1スペーサを形成する工程とからなることを特徴とする
    請求項13記載の自己整合型ダブルポリシリコンバイポ
    ーラトランジスタの製造方法。
  17. 【請求項17】 前記第1スペーサを形成するためのポ
    リシリコンは、不純物がドーピングされないことを特徴
    とする請求項13または16記載の自己整合型ダブルポ
    リシリコンバイポーラトランジスタの製造方法。
  18. 【請求項18】 前記第1スペーサを形成するためのポ
    リシリコンは、第1導電型の不純物がE14イオン/cm
    2 以下のドーズ量に、40keV 以下のエネルギでイオン注
    入されることを特徴とする請求項13または16記載の
    自己整合型ダブルポリシリコンバイポーラトランジスタ
    の製造方法。
  19. 【請求項19】 前記第1スペーサを形成するためのポ
    リシリコンは厚さが200〜1000Åであることを特
    徴とする請求項13または16記載の自己整合型ダブル
    ポリシリコンバイポーラトランジスタの製造方法。
  20. 【請求項20】 前記第2ポリシリコンパターンは側端
    部が前記第3スペーサ上に位置することを特徴とする請
    求項13記載の自己整合型ダブルポリシリコンバイポー
    ラトランジスタの製造方法。
  21. 【請求項21】 前記第2ポリシリコンパターンは側端
    部が前記第2スペーサ上に位置することを特徴とする請
    求項13記載の自己整合型ダブルポリシリコンバイポー
    ラトランジスタの製造方法。
  22. 【請求項22】 前記非酸化物はシリコン窒化物である
    ことを特徴とする請求項16記載の自己整合型ダブルポ
    リシリコンバイポーラトランジスタの製造方法。
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