JPH10331855A - 複層樹脂摺動部材 - Google Patents
複層樹脂摺動部材Info
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- JPH10331855A JPH10331855A JP15584297A JP15584297A JPH10331855A JP H10331855 A JPH10331855 A JP H10331855A JP 15584297 A JP15584297 A JP 15584297A JP 15584297 A JP15584297 A JP 15584297A JP H10331855 A JPH10331855 A JP H10331855A
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- Japan
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- mesh
- wire mesh
- wire
- resin sliding
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 切削深さに対する金網の露出率の変動が少な
く、切削加工や摩耗によっても、耐摩耗性と非焼付き性
のバランスがとれた複層樹脂摺動部材とする。 【解決手段】 裏金１に空間率を３０％〜７４％、線径
を０．１ｍｍ〜２．０ｍｍとする金網３を接合し、この
金網３に充填被覆した樹脂摺動材２の表面を切削加工に
より、金網３の一部が露出するように形成する。これに
より、切削量の多少によっても金網の露出率が大きく変
動しないために、耐摩耗性と非焼付き性が大きく変動し
ない。
く、切削加工や摩耗によっても、耐摩耗性と非焼付き性
のバランスがとれた複層樹脂摺動部材とする。 【解決手段】 裏金１に空間率を３０％〜７４％、線径
を０．１ｍｍ〜２．０ｍｍとする金網３を接合し、この
金網３に充填被覆した樹脂摺動材２の表面を切削加工に
より、金網３の一部が露出するように形成する。これに
より、切削量の多少によっても金網の露出率が大きく変
動しないために、耐摩耗性と非焼付き性が大きく変動し
ない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、裏金に金網を接合
し、これに樹脂摺動材を充填被覆した複層樹脂摺動部材
に関する。
し、これに樹脂摺動材を充填被覆した複層樹脂摺動部材
に関する。
【０００２】
【従来の技術】樹脂系の摺動部材、例えばすべり軸受に
は、図１に示すように、裏金１に摺動特性に優れた樹脂
摺動材２を被覆したものが知られている。これらの樹脂
摺動材２は、裏金１に直接接合しても十分な接合力が得
られないために、従来から、裏金１上にブロンズなどの
金網３を焼結し、この金網３に樹脂摺動材２を充填被覆
することによって、接合力を確保している。特開昭５７
ー７４１５３号公報には、線径を０．０５〜０．２６ｍ
ｍ、網目を４８〜２００メッシュとする金網を裏金に焼
結し、これに樹脂摺動材を含浸したすべり軸受が開示さ
れている。
は、図１に示すように、裏金１に摺動特性に優れた樹脂
摺動材２を被覆したものが知られている。これらの樹脂
摺動材２は、裏金１に直接接合しても十分な接合力が得
られないために、従来から、裏金１上にブロンズなどの
金網３を焼結し、この金網３に樹脂摺動材２を充填被覆
することによって、接合力を確保している。特開昭５７
ー７４１５３号公報には、線径を０．０５〜０．２６ｍ
ｍ、網目を４８〜２００メッシュとする金網を裏金に焼
結し、これに樹脂摺動材を含浸したすべり軸受が開示さ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、金網を樹脂摺動材で被覆し、金網を露出しないで樹
脂摺動材のみを摺動面として使用されるすべり軸受であ
るために、樹脂摺動材に基づく摺動特性が発揮される。
は、金網を樹脂摺動材で被覆し、金網を露出しないで樹
脂摺動材のみを摺動面として使用されるすべり軸受であ
るために、樹脂摺動材に基づく摺動特性が発揮される。
【０００４】例えば、コンプレッサのスクロール用の軸
受などの樹脂摺動部材では、極めて高い寸法精度が要求
されるために、ハウジングに組み込んでから摺動面を切
削加工される。しかし、樹脂摺動材は一般に耐摩耗性が
十分ではなく、摩耗しやすいという課題があり、寸法精
度の要求される樹脂摺動部材への適用が困難であった。
ここで、樹脂摺動材に較べてブロンズなどの金属は硬い
ために、金網が露出するまで切削して、金網の一部を露
出させれば、耐摩耗性を向上させることが可能となる。
受などの樹脂摺動部材では、極めて高い寸法精度が要求
されるために、ハウジングに組み込んでから摺動面を切
削加工される。しかし、樹脂摺動材は一般に耐摩耗性が
十分ではなく、摩耗しやすいという課題があり、寸法精
度の要求される樹脂摺動部材への適用が困難であった。
ここで、樹脂摺動材に較べてブロンズなどの金属は硬い
ために、金網が露出するまで切削して、金網の一部を露
出させれば、耐摩耗性を向上させることが可能となる。
【０００５】しかし、ハウジングに組み込んでから金網
の一部が露出するまで切削すると、各製品毎に切削深さ
を相違することになる。このため、図２にＡ、Ｂ、Ｃ線
で示すように、金網の露出率（（金網の露出面積）／
（摺動部の面積）の比）も切削量に応じて変化すること
になる。金網の露出率が大きくなると耐摩耗性は高くな
るが、反面焼付きを起こし易くなる。このように、切削
深さよって金網の露出率が大きく変動すると、製品毎
に、異なる耐摩耗性及び非焼付き性を有することにな
り、焼付きを生じる虞もある。また、長期使用により、
摺動面が摩耗すると、これに伴い焼付きを生じる虞もで
てくる。
の一部が露出するまで切削すると、各製品毎に切削深さ
を相違することになる。このため、図２にＡ、Ｂ、Ｃ線
で示すように、金網の露出率（（金網の露出面積）／
（摺動部の面積）の比）も切削量に応じて変化すること
になる。金網の露出率が大きくなると耐摩耗性は高くな
るが、反面焼付きを起こし易くなる。このように、切削
深さよって金網の露出率が大きく変動すると、製品毎
に、異なる耐摩耗性及び非焼付き性を有することにな
り、焼付きを生じる虞もある。また、長期使用により、
摺動面が摩耗すると、これに伴い焼付きを生じる虞もで
てくる。
【０００６】そこで、この発明では、金網の線径と目の
粗さに着目して、空間率が３０％〜７４％の金網であれ
ば、切削深さに対する金網の露出率の変動が少なく、従
って、切削加工や摩耗によっても、耐摩耗性と非焼付き
性のバランスがとれた複層樹脂摺動部材とすることがで
きることを見出した。
粗さに着目して、空間率が３０％〜７４％の金網であれ
ば、切削深さに対する金網の露出率の変動が少なく、従
って、切削加工や摩耗によっても、耐摩耗性と非焼付き
性のバランスがとれた複層樹脂摺動部材とすることがで
きることを見出した。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明では、裏
金に空間率を３０％〜７４％、線径を０．１ｍｍ〜２．
０ｍｍとする金網を接合し、この金網に充填被覆した樹
脂摺動材の表面を切削加工により、金網の一部が露出す
るように形成している。
金に空間率を３０％〜７４％、線径を０．１ｍｍ〜２．
０ｍｍとする金網を接合し、この金網に充填被覆した樹
脂摺動材の表面を切削加工により、金網の一部が露出す
るように形成している。
【０００８】裏金としては、例えば鋼や、ステンレス
鋼、青銅などの銅系合金などが用いられる。金網として
は、銅、青銅、黄銅、アルミニウム合金、鉄合金などを
使用することができる。特に銅は熱伝導性が良好であり
望ましい。金網の線太さは、０．１０ｍｍ〜２．０ｍｍ
のものが使用できる。０．１０ｍｍより細いと、樹脂摺
動材が剥離しやすくなる。また２．０ｍｍより太いと局
所的に金網が大きく露出して、非焼付き性が低下する。
このため、金網の線径を０．１０ｍｍ〜２．０ｍｍとす
る。特に０．２ｍｍ〜１．５ｍｍのものが望ましい。
鋼、青銅などの銅系合金などが用いられる。金網として
は、銅、青銅、黄銅、アルミニウム合金、鉄合金などを
使用することができる。特に銅は熱伝導性が良好であり
望ましい。金網の線太さは、０．１０ｍｍ〜２．０ｍｍ
のものが使用できる。０．１０ｍｍより細いと、樹脂摺
動材が剥離しやすくなる。また２．０ｍｍより太いと局
所的に金網が大きく露出して、非焼付き性が低下する。
このため、金網の線径を０．１０ｍｍ〜２．０ｍｍとす
る。特に０．２ｍｍ〜１．５ｍｍのものが望ましい。
【０００９】金網の空間率は３０％〜７４％とする。な
お、この明細書中で空間率とは、金網を透かしてみて、
線材によって占められていない面積率をいう。金網は、
正方形や長方形の方形に縦糸と横糸を編んだものが使用
され、一つの網目によって囲まれる内のりの各辺を０．
１５ｍｍ〜１０．５ｍｍとする（請求項２）。特に０．
３ｍｍ〜５．０ｍｍが望ましい。また、金網を菱形に編
んだすべり軸受のものは、一つの網目により囲まれる内
のりの対角距離を０．２５ｍｍ〜３０ｍｍとする（請求
項３）。特に０．５ｍｍ〜１０ｍｍが望ましい。金網を
菱形に編んですべり軸受としたものでは、軸の回転方向
に対して金網の網目の方向が斜めになって、金網がより
均一に露出するために、非焼付き性や耐摩耗性がさらに
向上する。
お、この明細書中で空間率とは、金網を透かしてみて、
線材によって占められていない面積率をいう。金網は、
正方形や長方形の方形に縦糸と横糸を編んだものが使用
され、一つの網目によって囲まれる内のりの各辺を０．
１５ｍｍ〜１０．５ｍｍとする（請求項２）。特に０．
３ｍｍ〜５．０ｍｍが望ましい。また、金網を菱形に編
んだすべり軸受のものは、一つの網目により囲まれる内
のりの対角距離を０．２５ｍｍ〜３０ｍｍとする（請求
項３）。特に０．５ｍｍ〜１０ｍｍが望ましい。金網を
菱形に編んですべり軸受としたものでは、軸の回転方向
に対して金網の網目の方向が斜めになって、金網がより
均一に露出するために、非焼付き性や耐摩耗性がさらに
向上する。
【００１０】樹脂摺動材としては、テトラフルオロエチ
レン（ＰＴＦＥ）、ＰＯＭ（ポリアセタール）、ＰＥＥ
Ｋ（ポリエーテルエーテルケトン）、ＰＦ（フェノー
ル）、ＰＩ（ポリイミド）、ＰＡＩ（ポリアミドイミ
ド）などの合成樹脂を基材とし、これに固体潤滑剤や強
化繊維などを加えた組成物を選択することができる。
レン（ＰＴＦＥ）、ＰＯＭ（ポリアセタール）、ＰＥＥ
Ｋ（ポリエーテルエーテルケトン）、ＰＦ（フェノー
ル）、ＰＩ（ポリイミド）、ＰＡＩ（ポリアミドイミ
ド）などの合成樹脂を基材とし、これに固体潤滑剤や強
化繊維などを加えた組成物を選択することができる。
【００１１】このように、請求項１の発明においては、
切削深さが相違しても、金網の露出率の変動が小さく、
安定した耐摩耗性と非焼付き性のバランスがとれた複層
樹脂摺動部材となる。
切削深さが相違しても、金網の露出率の変動が小さく、
安定した耐摩耗性と非焼付き性のバランスがとれた複層
樹脂摺動部材となる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１の発明で
は、裏金に空間率を３０％〜７４％、線径を０．１ｍｍ
〜２．０ｍｍとする金網を接合し、この金網に充填被覆
した樹脂摺動材の表面を切削加工により、金網の一部が
露出するように形成していることによって、非焼付き性
と耐摩耗性に優れた複層樹脂摺動部材とすることができ
る。
は、裏金に空間率を３０％〜７４％、線径を０．１ｍｍ
〜２．０ｍｍとする金網を接合し、この金網に充填被覆
した樹脂摺動材の表面を切削加工により、金網の一部が
露出するように形成していることによって、非焼付き性
と耐摩耗性に優れた複層樹脂摺動部材とすることができ
る。
【００１３】特に、金網の網目を一つの網目により囲ま
れる内のりの各辺が０．１５ｍｍ〜１０．５ｍｍの方形
とすることもできる（請求項２）。また、一つの網目に
より囲まれる内のりの対角距離が０．２５ｍｍ〜３０ｍ
ｍの菱形の網目とすることによってさらに非焼付き性と
耐摩耗性に優れたすべり軸受とすることができる（請求
項３）。
れる内のりの各辺が０．１５ｍｍ〜１０．５ｍｍの方形
とすることもできる（請求項２）。また、一つの網目に
より囲まれる内のりの対角距離が０．２５ｍｍ〜３０ｍ
ｍの菱形の網目とすることによってさらに非焼付き性と
耐摩耗性に優れたすべり軸受とすることができる（請求
項３）。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、この発明をすべり軸受に適
用した実施例を比較例とともに説明する。まず、表１、
表２に示す実施例１〜１５及び比較例１〜１０の試験試
料を製作した。図１に示すように、銅メッキを施した厚
さ０．８ｍｍの鋼板からなる裏金１上に、表１に示す直
径と網目から構成されるブロンズ金網２を重ね合わせ
て、７６０度Ｃ〜８６０度Ｃに約１０分非酸化性雰囲気
で焼結した。次に、Ｐｂ２０容量％、及び残部ＰＴＦＥ
からなる樹脂摺動材３を重ね合わせて、加圧し、この後
３２７〜４００°Ｃに焼成し、さらにロール間を通すこ
とによって厚みを均一にした。これを切断した後、内径
３８ｍｍ、幅９ｍｍの筒形に湾曲形成した。その後に汎
用旋盤によって表面から０．０５ｍｍ切削加工して、各
実施例及び比較例を得た。なお、各実施例及び比較例に
ついて、その金網の線径と、方形の網目については一つ
の網目によって囲まれる内のりの長さ、菱形の網目につ
いては一つの網目によって囲まれる内のりの対角距離
と、また、空間率（α）を示す。
用した実施例を比較例とともに説明する。まず、表１、
表２に示す実施例１〜１５及び比較例１〜１０の試験試
料を製作した。図１に示すように、銅メッキを施した厚
さ０．８ｍｍの鋼板からなる裏金１上に、表１に示す直
径と網目から構成されるブロンズ金網２を重ね合わせ
て、７６０度Ｃ〜８６０度Ｃに約１０分非酸化性雰囲気
で焼結した。次に、Ｐｂ２０容量％、及び残部ＰＴＦＥ
からなる樹脂摺動材３を重ね合わせて、加圧し、この後
３２７〜４００°Ｃに焼成し、さらにロール間を通すこ
とによって厚みを均一にした。これを切断した後、内径
３８ｍｍ、幅９ｍｍの筒形に湾曲形成した。その後に汎
用旋盤によって表面から０．０５ｍｍ切削加工して、各
実施例及び比較例を得た。なお、各実施例及び比較例に
ついて、その金網の線径と、方形の網目については一つ
の網目によって囲まれる内のりの長さ、菱形の網目につ
いては一つの網目によって囲まれる内のりの対角距離
と、また、空間率（α）を示す。
【００１５】
【表１】
【００１６】
【表２】
【００１７】得られた各実施例及び比較例について、ブ
ッシュ試験機を使用して湿式の条件下で摩耗試験と焼付
き試験を行なった。摩耗試験は表３に示す試験条件によ
り行った。その結果を表１に示す。
ッシュ試験機を使用して湿式の条件下で摩耗試験と焼付
き試験を行なった。摩耗試験は表３に示す試験条件によ
り行った。その結果を表１に示す。
【００１８】
【表３】
【００１９】この摩耗試験によれば、空間率（α）が大
きくなるに従って摩耗量も増大している結果が得られ
た。次に、焼付き試験を表４に示す試験条件で行なっ
た。焼付き試験は試験荷重を段階的に上げて行ない、各
荷重毎に焼付け評価を行なった。そして、表１に示す結
果が得られた。
きくなるに従って摩耗量も増大している結果が得られ
た。次に、焼付き試験を表４に示す試験条件で行なっ
た。焼付き試験は試験荷重を段階的に上げて行ない、各
荷重毎に焼付け評価を行なった。そして、表１に示す結
果が得られた。
【００２０】
【表４】
【００２１】この焼付き試験によれば、空間率（α）が
大きくなるに従って焼付かない最大荷重が増大している
結果が得られた。
大きくなるに従って焼付かない最大荷重が増大している
結果が得られた。
【図１】一部の拡大断面図
【図２】切削量と金網の露出率の関係を示すグラフ
【符号の説明】 １…裏金 ２…樹脂摺動体 ３…金網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴山 隆之 名古屋市北区猿投町２番地 大同メタル工 業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 裏金に空間率を３０％〜７４％、線径を
０．１ｍｍ〜２．０ｍｍとする金網を接合し、この金網
に充填被覆した樹脂摺動材の表面を切削加工により、該
金網の一部が露出するように形成したことを特徴とする
複層樹脂摺動部材。 - 【請求項２】 金網の網目が方形であって、一つの網目
により囲まれる内のりの各辺が０．１５ｍｍ〜１０．５
ｍｍであることを特徴とする請求項１記載の複層樹脂摺
動部材。 - 【請求項３】 金網の網目が菱形であって、一つの網目
により囲まれる内のりの対角距離が０．２５ｍｍ〜３０
ｍｍであることを特徴とする請求項１記載の複層樹脂摺
動部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15584297A JPH10331855A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 複層樹脂摺動部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15584297A JPH10331855A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 複層樹脂摺動部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10331855A true JPH10331855A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15614697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15584297A Pending JPH10331855A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 複層樹脂摺動部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10331855A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010525245A (ja) * | 2007-04-20 | 2010-07-22 | サン−ゴバン パフォーマンス プラスチックス パンプス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | メンテナンスフリー滑り軸受け |
| US9297416B2 (en) | 2011-04-29 | 2016-03-29 | Saint-Gobain Performance Plastics Pampus Gmbh | Maintenance-free slide bearing with FEP or PFA in the adhesive layer |
| US9782956B2 (en) | 2011-12-28 | 2017-10-10 | Saint-Gobain Performance Plastics Corporation | Polymer coating on substrates using thermal spray techniques |
| US9803690B2 (en) | 2012-09-28 | 2017-10-31 | Saint-Gobain Performance Plastics Pampus Gmbh | Maintenance-free slide bearing with a combined adhesive sliding layer |
| US9981284B2 (en) | 2011-12-28 | 2018-05-29 | Saint-Gobain Performance Plastics Corporation | Method of forming a laminate |
| US10113588B2 (en) | 2012-06-29 | 2018-10-30 | Saint-Gobain Performance Plastics Pampus Gmbh | Slide bearing comprising a primer system as adhesion promoter |
-
1997
- 1997-05-28 JP JP15584297A patent/JPH10331855A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010525245A (ja) * | 2007-04-20 | 2010-07-22 | サン−ゴバン パフォーマンス プラスチックス パンプス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | メンテナンスフリー滑り軸受け |
| US8802602B2 (en) | 2007-04-20 | 2014-08-12 | Saint-Gobain Performance Plastics Pampus Gmbh | Maintenance-free plain bearing |
| US9297416B2 (en) | 2011-04-29 | 2016-03-29 | Saint-Gobain Performance Plastics Pampus Gmbh | Maintenance-free slide bearing with FEP or PFA in the adhesive layer |
| US9782956B2 (en) | 2011-12-28 | 2017-10-10 | Saint-Gobain Performance Plastics Corporation | Polymer coating on substrates using thermal spray techniques |
| US9981284B2 (en) | 2011-12-28 | 2018-05-29 | Saint-Gobain Performance Plastics Corporation | Method of forming a laminate |
| US10113588B2 (en) | 2012-06-29 | 2018-10-30 | Saint-Gobain Performance Plastics Pampus Gmbh | Slide bearing comprising a primer system as adhesion promoter |
| US10563696B2 (en) | 2012-06-29 | 2020-02-18 | Saint-Gobain Performance Plastics Pampus Gmbh | Slide bearing comprising a primer system as adhesion promoter |
| US9803690B2 (en) | 2012-09-28 | 2017-10-31 | Saint-Gobain Performance Plastics Pampus Gmbh | Maintenance-free slide bearing with a combined adhesive sliding layer |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060120 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060131 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060711 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
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Effective date: 20061114 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |