JPH10320342A - ネットワークにおける入出力機器の指定プログラムを記録した記録媒体ならびにネットワークにおける入出力機器の指定システムおよび方法 - Google Patents

ネットワークにおける入出力機器の指定プログラムを記録した記録媒体ならびにネットワークにおける入出力機器の指定システムおよび方法

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JPH10320342A
JPH10320342A JP14608297A JP14608297A JPH10320342A JP H10320342 A JPH10320342 A JP H10320342A JP 14608297 A JP14608297 A JP 14608297A JP 14608297 A JP14608297 A JP 14608297A JP H10320342 A JPH10320342 A JP H10320342A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者名から入出力機器の絞り込みが可能で
あり、操作者が簡単かつ確実に意図する入出力機器を選
択できること。 【解決手段】 コンピュータと入出力機器等が接続され
たネットワークにおいて、前記入出力機器と当該入出力
機器を使用する使用者名とを関連付けて記憶しておき、
前記使用者名を選択することにより、選択した使用者名
に関連付けられた入出力機器のみを表示手段に表示し、
表示された入出力機器の中から所望の入出力機器を選択
して入出力先として指定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータと入
出力機器等が接続されたネットワークにおける入出力機
器の指定方法およびシステムならびにプログラムを記録
した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数のコンピュータが通信ケーブル等に
より互いに接続されたネットワークにおいては、ネット
ワークの規模がますます大きくなってきており、入出力
機器としてもプリンタ、スキャナ、ファクシミリ装置、
デジタル複写機等の多種類の入出力機器がそれぞれ複数
台接続されるようになってきている。このようなネット
ワーク上では個々のコンピュータから全ての入出力機器
が使用できるため、入出力機器の使用効率が向上し、設
備全体としてのコストが低減する。その反面、個々のコ
ンピュータからネットワークに接続され使用可能な全て
の入出力機器が選択できるため、選択肢が多すぎて選択
する入出力機器の種類を間違えたり、操作者から遠く離
れた位置の入出力機器を選択してしまい、せっかく出力
した印刷物等を取りに行くことが不可能であったり、印
刷物等を取りに行く時間の浪費となったりすることも生
じていた。
【0003】ネットワーク上での出力機器の選択を行う
ものとしては、特開平5−108283号公報に記載さ
れているようなものがあった。これは、コンピュータか
らプリンタまで歩いてかかる時間を記憶しておき、プリ
ント要求を発行したコンピュータに最も近いプリンタを
自動的に選択してプリントデータを送るプリンタ管理装
置に関するものである。このプリンタ管理装置は、コン
ピュータの操作者が自分の意志で自由に出力機器を選択
するためのものではない。
【0004】ネットワーク上での出力機器の選択を行う
ものとしては、他に特開平7−210345号公報に記
載されているようなものがあった。これは、プリンタ、
プリントキュー、プリントジョブをアイコンや図形で表
示し、それらの間の対応関係を表示したり、対応関係を
変更したりすることが可能なプリント・サービス表示方
式に関するものである。このプリント・サービス表示方
式では、プリンタを示す各アイコンが実際の事務所内等
のどのプリンタに対応するのかを一目で分かるように示
す情報は表示されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】例に挙げたようなもの
も含む従来の出力機器の指定方法では、コンピュータの
表示画面に表示される出力機器の名称やアイコンと、実
際のネットワークが設置されている事務所等の中に配置
されている出力機器との対応関係が明確でなく、操作者
が操作画面において選択しようとしている出力機器が、
実際のどの出力機器に対応するのかが分かりにくかっ
た。また、入出力機器が複数の機能を有する複合機であ
ると、機器および機能の選択が複雑となり間違いやすか
った。例えば、初心者がFAX送信するつもりでプリン
タに出力してしまうというようなことが生じていた。さ
らに、文書を特定の人に送りたい場合または特定の人か
ら受け取りたい場合でも、その人の使用している入出力
機器が分からないのでその人の近くの入出力機器を選択
できないという状況が生じていた。
【0006】そこで、本発明は、使用者名から入出力機
器の絞り込みが可能であり、操作者が簡単かつ確実に意
図する入出力機器を選択できるネットワークにおける入
出力機器の指定方法、システムおよびプログラムを記録
した記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のネットワークにおける入出力機器の指定プ
ログラムを記録した記録媒体は、コンピュータと入出力
機器等が接続されたネットワークにおける接続機器に、
前記入出力機器を使用する使用者の使用者名を表示手段
に表示する手順と、前記使用者名の中から選択された使
用者名に関連付けられた入出力機器のみを表示手段に表
示する手順と、表示された前記入出力機器の中から選択
された入出力機器を入出力先として指定する手順とを実
行させるためのプログラムを記録している。
【0008】また、上記のネットワークにおける入出力
機器の指定プログラムを記録した記録媒体において、前
記プログラムは、前記入出力機器の配置を示すレイアウ
ト画像を表示手段に表示する手順と、前記入出力機器を
表示するアイコンを前記レイアウト画像上の前記入出力
機器の実際の配置位置に対応する位置に表示する手順
と、前記使用者名を前記レイアウト画像上の実際の使用
者位置に対応する位置近傍に表示する手順と、前記使用
者名の中の選択された使用者名に関連付けられた入出力
機器のアイコンのみを前記レイアウト画像上に表示する
手順と、前記アイコンの中の選択されたアイコンに対応
する前記入出力機器を入出力先として指定する手順とを
実行する部分プログラムを含むものであることが好まし
い。
【0009】また、上記のネットワークにおける入出力
機器の指定プログラムを記録した記録媒体において、前
記プログラムは、前記入出力機器の配置場所を示す画像
または一覧表を複数の階層に分けて作成し記憶する手順
と、上位の階層の画像または一覧表を表示し、上位の階
層の画像または一覧表からの選択により、下位の階層の
画像または一覧表を表示する手順とを実行する部分プロ
グラムを含むことができる。
【0010】本発明のネットワークにおける入出力機器
の指定システムは、コンピュータと入出力機器等が接続
されたネットワークにおいて、前記入出力機器に関し
て、当該入出力機器を使用する使用者名の情報である使
用者情報とその他の機器情報とを格納する情報テーブル
を記憶する情報テーブル記憶手段と、前記入出力機器を
選択する画面に前記入出力機器に対応する表示である機
器表示を表示する表示手段と、前記使用者情報により、
選択された使用者名に関連付けられた入出力機器に対応
する機器表示のみを前記表示手段に表示し、前記機器表
示の中の選択された機器表示に対応する前記入出力機器
を入出力先として指定する入出力機器指定手段とを有す
る。
【0011】本発明のネットワークにおける入出力機器
の指定方法は、コンピュータと入出力機器等が接続され
たネットワークにおいて、前記入出力機器と当該入出力
機器を使用する使用者名とを関連付けて記憶しておき、
前記使用者名を選択することにより、選択した使用者名
に関連付けられた入出力機器のみを表示手段に表示し、
表示された入出力機器の中から所望の入出力機器を選択
して入出力先として指定するようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のネットワークにおける入
出力機器の指定プログラムを記録した記録媒体は、パソ
コン等のコンピュータと、プリンタやデジタル複写機等
の入出力機器等が接続されたネットワークにおける接続
機器に、前記入出力機器を使用する使用者の使用者名を
CRTや液晶ディスプレイ等の表示手段に表示する手順
と、前記使用者名の中からマウス等のポインティング装
置によって選択された使用者名に関連付けられた入出力
機器のみを表示手段に表示する手順と、表示された入出
力機器の中から選択された入出力機器を入出力先として
指定する手順とを実行させるためのプログラムを記録し
ている。本発明における入出力機器とは、入力機器、出
力機器、入力機能と出力機能の両方を有する機器の全て
を包含するものである。使用者名を選択すればその人が
通常使用する入出力機器のみの表示となるため、入出力
を行う相手にとって都合のよい入出力機器を簡単に選択
することができる。
【0013】また、上記のネットワークにおける入出力
機器の指定プログラムを記録した記録媒体において、前
記プログラムは、前記入出力機器の配置を示すレイアウ
ト画像を表示手段に表示する手順と、前記入出力機器を
表示するアイコンを前記レイアウト画像上の前記入出力
機器の実際の配置位置に対応する位置に表示する手順
と、前記使用者名を前記レイアウト画像上の実際の使用
者位置に対応する位置近傍に表示する手順と、前記使用
者名の中の選択された使用者名に関連付けられた入出力
機器のアイコンのみを前記レイアウト画像上に表示する
手順と、前記アイコンの中の選択されたアイコンに対応
する前記入出力機器を入出力先として指定する手順とを
実行する部分プログラムを含むものであることが好まし
い。なお、アイコンの形状は、アイコンが示す対象物を
シンボリックに表現したものである。アイコンの形状と
配置が、実際の入出力機器に対応しており、その対応関
係が分かり易いため、操作者の意図した出力機器が間違
いなく簡単に設定できるという効果がある。また、使用
者名もレイアウト図に表示することにより、入出力を行
う相手に近い入出力機器を選択することが可能となる。
【0014】また、上記のネットワークにおける入出力
機器の指定プログラムを記録した記録媒体において、前
記プログラムは、前記入出力機器の配置場所を示す画像
または一覧表を複数の階層、例えば、全国の事業所の配
置、事業所内のフロアの配置等に分けて作成し記憶する
手順と、上位の階層の画像または一覧表を表示し、上位
の階層の画像または一覧表からの選択により、下位の階
層の画像または一覧表を表示する手順とを実行する部分
プログラムを含むことができる。このようにすれば、広
域ネットワーク内の極めて数の多い入出力機器の中から
でも、所望の入出力機器を簡単かつ確実に短時間で指定
することができる。
【0015】本発明のネットワークにおける入出力機器
の指定システムは、パソコン等のコンピュータと、プリ
ンタやデジタル複写機等の入出力機器等が接続されたネ
ットワークにおいて、前記入出力機器に関して、当該入
出力機器を使用する使用者名の情報である使用者情報と
その他の機器情報とを格納する情報テーブルを記憶する
固定ディスク装置等の情報テーブル記憶手段と、前記入
出力機器を選択する画面に前記入出力機器に対応する表
示である機器表示を表示するCRTや液晶ディスプレイ
等の表示手段と、前記使用者情報により、マウス等のポ
インティング装置によって選択された使用者名に関連付
けられた入出力機器に対応する機器表示のみを前記表示
手段に表示し、前記機器表示の中の選択された機器表示
に対応する前記入出力機器を入出力先として指定する入
出力機器選択プログラム等の入出力機器指定手段とを有
する。使用者名を選択すればその人が通常使用する入出
力機器のみの表示となるため、入出力を行う相手にとっ
て都合のよい入出力機器を簡単に選択することができ
る。
【0016】また、上記のネットワークにおける入出力
機器の指定システムにおいて、前記入出力機器の配置を
示すレイアウト画像を記憶するレイアウト画像記憶手段
を有するものとする。そして、前記入出力機器指定手段
は、入出力機器を表示するアイコンを前記レイアウト画
像上の前記入出力機器の実際の配置位置に対応する位置
に表示し、前記使用者名を前記レイアウト画像上の実際
の使用者位置に対応する位置近傍に表示し、前記アイコ
ンの中の選択されたアイコンに対応する前記入出力機器
を入出力先として指定するものとすることが好ましい。
アイコンの形状と配置が、実際の入出力機器に対応して
おり、その対応関係が分かり易いため、操作者の意図し
た出力機器が間違いなく簡単に設定できるという効果が
ある。また、使用者名もレイアウト図に表示することに
より、入出力を行う相手に近い入出力機器を選択するこ
とが可能となる。
【0017】また、上記のネットワークにおける入出力
機器の指定システムにおいて、前記入出力機器の配置場
所を示す画像または一覧表を複数の階層、例えば、全国
の事業所の配置、事業所内のフロアの配置等に分けて記
憶する配置場所記憶手段を有するものとし、前記入出力
機器指定手段は、上位の階層の画像または一覧表から段
階的に配置場所を選択していくことにより、所望の入出
力機器の配置場所を選択可能なものとすることができ
る。このようにすれば、広域ネットワーク内の極めて数
の多い入出力機器の中からでも、所望の入出力機器を簡
単かつ確実に短時間で指定することができる。
【0018】本発明のネットワークにおける入出力機器
の指定方法は、個人用コンピュータ(パソコン)等のコ
ンピュータと、プリンタやデジタル複写機等の入出力機
器等が接続されたネットワークにおいて、前記入出力機
器と当該入出力機器を使用する使用者名とを関連付けて
固定ディスク装置等に記憶しておき、前記使用者名をマ
ウス等のポインティング装置によって選択することによ
り、選択した使用者名に関連付けられた入出力機器のみ
をCRTや液晶ディスプレイ等の表示手段に表示し、表
示された入出力機器の中から所望の入出力機器を選択し
て入出力先として指定するようにしたものである。使用
者名を選択すればその人が通常使用する入出力機器のみ
の表示となるため、入出力を行う相手にとって都合のよ
い入出力機器を簡単に選択することができる。
【0019】また、上記のネットワークにおける入出力
機器の指定方法において、前記入出力機器の配置を示す
レイアウト画像を表示手段に表示し、前記入出力機器を
表示するアイコンを前記レイアウト画像上の前記入出力
機器の実際の配置位置に対応する位置に表示し、前記使
用者名を前記レイアウト画像上の実際の使用者位置に対
応する位置近傍に表示する。前記使用者名を選択するこ
とにより、選択した使用者名に関連付けられた入出力機
器のアイコンのみを前記レイアウト画像上に表示する。
そのアイコンを選択することにより、アイコンに対応す
る前記入出力機器を入出力先として指定することが好ま
しい。入出力機器の選択して入出力先を指定するに際し
て、アイコンの形状と配置が、実際の入出力機器に対応
しており、その対応関係が分かり易いため、操作者の意
図した出力機器が間違いなく簡単に設定できるという効
果がある。また、使用者名もレイアウト図に表示するこ
とにより、入出力を行う相手に近い入出力機器を選択す
ることが可能となる。
【0020】また、上記のネットワークにおける入出力
機器の指定方法において、前記入出力機器の配置場所を
示す画像または一覧表を複数の階層、例えば、全国の事
業所の配置、事業所内のフロアの配置等に分けて記憶し
ておき、上位の階層の画像または一覧表から段階的に配
置場所を選択していくことにより、所望の入出力機器を
選択することができる。このようにすれば、広域ネット
ワーク内の極めて数の多い入出力機器の中からでも、所
望の入出力機器を簡単かつ確実に短時間で指定すること
ができる。
【0021】
【実施例】
[実施例1]本発明の実施例について図面を参照して説
明する。まず、第1の実施例である実施例1について説
明する。図1に、実施例1の前提となるネットワークの
構成を示す。事務所内等におけるLAN(ローカル・エ
リア・ネットワーク)の通信媒体1には、個人用コンピ
ュータ(以下、パソコンという)と入出力機器であるプ
リンタ、ファクシミリ装置(以下、FAXという)、デ
ジタル複写機等が接続されている。ここでは、LANの
通信媒体1に、6台のパソコン(PCサーバ10、パソ
コンA11〜パソコンE15)と3台のプリンタ(プリ
ンタA21〜プリンタC23)と1台のFAX(FAX
31)と2台のデジタル複写機(デジタル複写機A4
1、デジタル複写機B42)と2台のスキャナ(スキャ
ナA51、スキャナB52)が接続されている。
【0022】6台のパソコンの中で、PCサーバ10は
サーバ専用機であり、他のパソコンよりも処理能力の大
きなCPUと、大容量の固定ディスク装置を備えてい
る。各パソコンからの印刷データは、印刷指示を行った
パソコン内に一旦スプールされ、その後スケジューリン
グに従って通信媒体1を介してLAN上のプリンタのい
ずれかに送られる。通信媒体1としては、具体的には通
信ケーブル、無線通信、光ファイバ等が使用できる。
【0023】図2は、パソコンA11の構成を示す図で
ある。パソコンB12も同様の構成を有している。パソ
コンA11は、CPU(中央処理装置)110とバス1
11を備え、また、主メモリとしてのRAM112、ビ
デオメモリとしてのVRAM113、固定ディスク装置
114、ネットワークインターフェース回路115、デ
ィスプレイ装置116、キーボード117、マウス11
8等がバス111を介してCPU110に接続されてい
る。ディスプレイ装置116としては、CRT、液晶デ
ィスプレイ、プラズマディスプレイ等が使用できる。操
作者からパソコンA11への指示、入力はキーボード1
17、マウス118等によって行う。マウス118は、
タブレット装置、トラックボール装置、タッチパネル装
置等の任意のポインティング装置により代替可能であ
る。
【0024】CPU110はRAM112上にロードさ
れた各種プログラムを実行し、各種処理や周辺装置の制
御を行う。VRAM113は、ディスプレイ装置116
に表示する画像や文字のデータを格納するためのもので
ある。固定ディスク装置114は、RAM112にロー
ドされる各種プログラムやデータおよび各種ファイルを
保存しておくためのものである。ネットワークインター
フェース回路115は、パソコンA11をLANの通信
媒体1に接続するための回路である。パソコンA11
は、ネットワークインターフェース回路115を介して
LANに接続された入出力機器や他のパソコンとのデー
タのやり取りを行う。
【0025】図3は、RAM112にロードされるソフ
トウェア(プログラムまたはデータ)とその階層関係を
示す図である。階層関係は、下位のものがより低レベル
すなわちハードウェアに近いレベルであることを示して
いる。最上位の「アプリケーションプログラム」は一般
のアプリケーションプログラムであり、例えば、ワード
プロセッサ、画像作成、光学文字認識等のソフトウェア
が該当する。これらのソフトウェア上から、入出力機器
の設定等の指示を行うと、入出力機器を選択可能なダイ
アログボックス等が表示され、入出力を行うべき入出力
機器が選択できる。これが「アプリケーションプログラ
ム」の下の「入出力機器選択プログラム」に相当する。
【0026】「入出力機器選択プログラム」の下位に
は、「OS(オペレーティングシステム)」があり、O
Sが提供するシステムコールやインターフェースプログ
ラムを利用して、上位の「入出力機器選択プログラム」
や「アプリケーションプログラム」が動作している。O
Sが入出力機器等を制御するために、OSの下位には種
々のドライバが存在する。プリンタを制御するための
「プリンタドライバ」、スキャナを制御するための「ス
キャナドライバ」、FAXを制御するための「FAXド
ライバ」等がある。
【0027】また、プリンタドライバの出力する印刷デ
ータは、「スプーラ」によりそのコンピュータ内の固定
ディスク装置に一旦蓄えられる。その後、スケジューリ
ングに従ってLAN内に接続されたプリンタに印刷デー
タが送られる。「プロトコル制御プログラム」は、LA
N上のプリンタやFAX等の出力機器にデータを送信し
たり、スキャナ等の入力機器からのデータを受信するた
めの通信プロトコルを制御する。すなわち、TCP/I
P等のプロトコルにおけるパケットに乗せるための指示
コマンドを作成する。
【0028】図4は、アプリケーションプログラムから
入出力機器の設定を指示した場合に表示される、入出力
機器設定ダイアログボックスを示す図である。この入出
力機器設定ダイアログボックスにより、入力機器を入力
元として設定したり、出力機器を出力先として設定した
り、入出力先として設定した入出力機器の機器条件を設
定したりすることができる。入出力機器名が表示されて
いる表示領域(図4では、「プリンタA」と表示されて
いる領域)か、または、表示領域の右に隣接する三角印
をマウスカーソルにより指示してマウスをクリックする
と、入出力先の入出力機器を変更することができる。
【0029】「機器条件設定」ボタンをクリックする
と、入出力先として設定した入出力機器の機器条件を設
定するダイアログボックスを表示する。機器条件は、例
えばプリンタであれば、処理を行う解像度、印字濃度等
である。「OK」ボタンをクリックすれば、選択した入
出力機器を入出力先として設定して、入出力機器設定ダ
イアログボックスは消失し、呼び出し元のアプリケーシ
ョンプログラム等に戻る。「キャンセル」ボタンがクリ
ックされた場合は、出力機器の設定は変更せずに呼び出
し元に戻る。ダイアログボックス右上隅部の「×」印を
クリックしても、「キャンセル」ボタンをクリックした
のと同じ動作を行う。
【0030】図4の入出力機器設定ダイアログボックス
において、入出力機器名の表示領域または隣接する三角
印をクリックすると、図6のような入出力機器の選択の
ための入出力機器選択ダイアログボックスが表示され、
その入出力機器選択ダイアログボックスの中央部には、
LANに接続されている機器が配置された事務所等のレ
イアウト図が表示されている。レイアウト図には、事務
所等の壁、ドア、机、ついたて等が実際の配置に対応し
て表示され、そこに所属する人の個人名すなわち入出力
機器の使用者名が、その人の座席位置近傍に表示されて
いる。
【0031】事務所内の実際の入出力機器の位置に対応
した位置には、入出力機器を示すアイコンが表示されて
おり、そのアイコン下部に機器名が表示されている。ア
イコンの配置と実際の事務所内での入出力機器の配置が
一致しているため、アイコンと入出力機器実機との対応
関係が分かり易い。ここで、アイコンとは対象物をシン
ボリックに表現した比較的小型の画像である。レイアウ
ト図は階層的に構成されている。
【0032】図5は、実施例1における入出力機器の選
択のためのレイアウト図の階層関係を示す図である。図
6の入出力機器選択ダイアログボックスにおいては、全
機種のアイコンを表示したレイアウト図をまず表示す
る。その全機種のレイアウト図から、機種を指定するこ
とによって、プリンタ選択用のレイアウト図、FAX選
択用のレイアウト図、スキャナ選択用のレイアウト図、
パソコン選択用のレイアウト図に表示を切り替えること
ができる。パソコンは電子メール等における出力機器と
なりうるので出力機器としても取り扱う。
【0033】これらの各レイアウト図のデータは、各パ
ソコンA11〜パソコンE15の固定ディスク装置11
4等に格納してもよいが、PCサーバ10に格納して一
括管理する。この場合、変更等の作業が容易となる。ま
た、図15のような機器情報テーブル、図16のような
使用者情報テーブルについても同様に各パソコンまたは
PCサーバ10に格納しておく。PCサーバ10上にレ
イアウト図、機器情報テーブル、使用者情報テーブルの
データを格納した場合、各パソコンからそれらのデータ
を自由に参照できるようにしておく。
【0034】図6は、入出力機器の全機種を表示した入
出力機器選択ダイアログボックスを示す図である。ダイ
アログボックス中央のレイアウト図には、入出力機器の
全機種のアイコンが表示されている。また、入出力機器
の使用者名が、その人の座席位置近傍に表示されてい
る。使用者名とアイコンの表示が重なる場合には、使用
者名の表示が重ならない近傍位置に移動されて表示され
る。レイアウト図に表示された特定の使用者名をクリッ
クすると、その使用者名が反転表示となって選択状態を
示し、その人が通常使用する出力機器のみを表示するよ
うに表示が切り替わる。他の使用者名をクリックすれ
ば、選択する使用者を変更できる。使用者名でもアイコ
ンでもない部分をクリックすれば、使用者の選択を解除
することができる。このようにして出力した文書を送り
たい人の個人名により、表示する入出力機器を限定する
ことができる。
【0035】ダイアログボックス上部の「全機種」と表
示された領域をクリックすると、図のように「プリン
タ」、「FAX」、「スキャナ」、「パソコン」と表示
された領域が並んでリスト表示されるので、それらの中
から所望の機種の領域をクリックすると機種別の表示に
切り替えることができる。例えば、「プリンタ」の領域
をクリックすれば、レイアウト図が切り替えられてダイ
アログボックスは図7のようになり、「FAX」の領域
をクリックすれば、ダイアログボックスは図8のように
なる。このような切り替え方法以外にも、ダイアログボ
ックス内に「プリンタ」ボタン、「FAX」ボタン、
「スキャナ」ボタン、「パソコン」ボタン、「全機種」
ボタンを配置しておき、いずれかのボタンをクリックす
ることにより機種を切り替えるようにしてもよい。
【0036】全機種表示の入出力機器選択ダイアログボ
ックスは上位の階層のレイアウト図であるとして、プリ
ンタ、FAX、スキャナ等の機種の選択のみを可能とし
て入出力機器の選択はできなくとも支障はないが、図6
のように全機種表示のダイアログボックスからも入出力
機器の選択が行えるようにしてもよい。図6は、デジタ
ル複写機A41を選択した状態を示し、機器名が反転表
示となっている。このように、選択状態のアイコンは、
アイコンまたは機器名が反転表示となり選択されている
ことを示す。図6では機器名を反転表示しているが、ア
イコンを反転表示してもよいし、アイコンと機器名の両
者を反転表示してもよい。
【0037】ダイアログボックス下部の選択された機器
の欄には、機器名が表示されており、その機器名の隣に
その機器の利用可能な機能が並べて表示されている。プ
リンタとして設定する場合はプリンタ機能の領域をクリ
ックして反転させ、FAXとしても設定する場合はFA
X機能の領域もクリックして反転させる。そして、「O
K」ボタンをクリックすればデジタル複写機A41がプ
リンタとして設定され、かつFAXとしても設定され
る。
【0038】図7は、図6の入出力機器選択ダイアログ
ボックスにおいて、機種の「プリンタ」を指定した場合
の、入出力機器選択ダイアログボックスを示す図であ
る。アイコン表示は、プリンタA21〜プリンタC23
以外の機器も表示されている。これは、FAX31、デ
ジタル複写機A41、デジタル複写機B42もプリンタ
機能を有しているからである。アイコン形状はプリンタ
を示すアイコンに変化する。レイアウト図に表示された
特定の使用者名をクリックすると、使用者名が反転表示
となり、その人が通常使用する出力機器のみを表示する
ように表示が切り替わる。他の使用者名をクリックすれ
ば、選択する使用者を変更できる。使用者名でもアイコ
ンでもない部分をクリックすれば、使用者の選択を解除
することができる。全機種や他の機種のレイアウト図で
既に使用者名が選択されていれば、ここでもその選択状
態が継続される。
【0039】操作者は希望する位置のアイコンをクリッ
クすることにより、そのアイコンを選択状態とする。選
択状態のアイコンは、アイコンまたは機器名が反転表示
となり選択されていることを示す。図7では機器名を反
転表示しているが、アイコンを反転表示してもよいし、
アイコンと機器名の両者を反転表示してもよい。また、
選択されたアイコンに対応する機器の機器名が、ダイア
ログボックス下部の「選択されたプリンタ」の欄に表示
される。そして、その機器の仕様等の固有情報、すなわ
ち制御コードの体系、印字速度、印字解像度等がその下
に表示される。選択するアイコンを変更する場合は、希
望するアイコンをクリックすれば、現在の選択アイコン
は選択状態が解除され、新しくクリックしたアイコンが
選択状態となる。
【0040】ダイアログボックス最下部の「OK」ボタ
ンをクリックすれば、選択したアイコンに対応する機器
が出力機器として設定されて、図7のプリンタ選択ダイ
アログボックスは消失し、図4の入出力機器設定ダイア
ログボックスに戻る。選択されたプリンタの機器名が、
図4の入出力機器設定ダイアログボックスの入出機器名
の表示領域に表示される。「キャンセル」ボタンがクリ
ックされた場合は、出力機器の設定は変更せずに入出力
機器設定ダイアログボックスに戻る。ダイアログボック
ス右上隅部の「×」印をクリックしても、「キャンセ
ル」ボタンをクリックしたのと同じ動作を行う。
【0041】図8は、図6の入出力機器選択ダイアログ
ボックスにおいて、機種の「FAX」を指定した場合
の、入出力機器選択ダイアログボックスを示す図であ
る。全機種または他の機種の入出力機器選択ダイアログ
ボックスとの切り替えは、図8においてダイアログボッ
クス上部の「FAX」と表示された領域をマウスでクリ
ックする。すると、図のように「プリンタ」、「スキャ
ナ」、「パソコン」、「全機種」と表示された領域が並
んでリスト表示されるので、それらの中から所望の機種
の領域をクリックすると全機種または機種別の表示に切
り替えることができる。この機種の切り替えは他の機種
別のダイアログボックスでも同様である。
【0042】使用者名の選択は「プリンタ」レイアウト
図での操作と同様である。レイアウト図に表示された特
定の使用者名をクリックすると、その人が通常使用する
出力機器のみを表示するように表示が切り替わる。FA
Xの選択方法も、プリンタの選択と同様であり、所望の
アイコンをクリックして選択状態にし、「OK」ボタン
をクリックすればよい。「OK」ボタンまたは「キャン
セル」ボタンをクリックすれば、FAX選択ダイアログ
ボックスは消失し、図4のような入出力機器設定ダイア
ログボックスに戻る。レイアウト図上では、FAX以外
の出力機器でもFAX機能を有しているものは、FAX
アイコンにより表示されている。図8では、パソコンA
11、デジタル複写機A41、デジタル複写機B42が
FAXアイコンで表示されている。
【0043】図9は、入力機器としてのスキャナを選択
するための入出力機器選択ダイアログボックスを示す図
である。このダイアログボックスは、図6の入出力機器
選択ダイアログボックスから、機種として「スキャナ」
を指定することにより表示されるものである。使用者名
の選択はプリンタ、FAXのレイアウト図での操作と同
様である。レイアウト図に表示された特定の使用者名を
クリックすると、その人が通常使用する入力機器のみを
表示するように表示が切り替わる。このようにして特定
の人から文書を受け取りたい場合に、個人名により表示
する入力機器を限定することができる。入力機器として
のスキャナの選択方法は、出力機器のプリンタ、FAX
の場合と同様である。アイコン形状は、このレイアウト
図においても、スキャナ機能を有するFAXやデジタル
複写機がスキャナのアイコンにより表示されている。
【0044】図10は、実施例1における処理の流れを
示すフローチャートである。まず、ワードプロッセサ、
画像作成、光学文字認識等のアプリケーションプログラ
ムにおいて、操作者から入出力機器の設定の指示がなさ
れる。この入出力機器設定の指示は処理201で表され
ている。すると、アプリケーションプログラムは、処理
202に示したように、入出力機器設定ダイアログボッ
クス(図4参照)を表示する。次の判断203は、入出
力機器設定ダイアログボックスにおける入出力機器名の
表示領域または隣接する三角印がクリックされたか否か
を判断し、クリックされたら呼出処理204に進み、ク
リックされていなければ判断205に進む。呼出処理2
04は、図6〜9の入出力機器選択ダイアログボックス
の処理を行う入出力機器選択プログラムを呼び出す処理
である。入出力機器選択プログラムの処理については、
図11において詳述する。呼出処理204の次は判断2
03に戻る。
【0045】判断203においてクリックされていなけ
れば、判断205に進み、「機器条件設定」ボタンがク
リックされたか否かを判断し、クリックされたら呼出処
理206に進み、クリックされていなければ判断207
に進む。呼出処理206は、入出力先として設定した入
出力機器の機器条件を設定するための機器条件設定プロ
グラムを呼び出す処理である。機器条件設定プログラム
は入出力先として設定した入出力機器の機器条件を設定
するためのダイアログボックス(図示せず)を表示す
る。機器条件は、例えばプリンタであれば、印字処理を
行う解像度、印字濃度等である。呼出処理206が終了
すると判断203に戻る。
【0046】判断205において「機器条件設定」ボタ
ンがクリックされていなければ、判断207に進み、
「キャンセル」ボタンがクリックされたか否かを判断す
る。クリックされていれば、何も行わず呼び出し元のア
プリケーションプログラムに戻る。クリックされていな
ければ、判断208に進み、「OK」ボタンがクリック
されたか否かを判断する。クリックされていれば、処理
209に進んで入出力機器設定処理を行い、選択された
入出力機器を入出力先として設定する。そして、呼び出
し元のアプリケーションプログラムに戻る。判断208
において、「OK」ボタンがクリックされていなければ
判断203に戻る。判断203から判断208のループ
は、イベント待ちループを形成する。「OK」ボタンま
たは「キャンセル」ボタンがクリックされるまで、イベ
ント待ちループから脱出することはない。
【0047】図11は、図6の全機種の入出力機器選択
ダイアログボックスを表示する入出力機器選択プログラ
ムの処理を示すフローチャートである。入出力機器選択
プログラムが起動されると、処理301で図6のような
入出力機器選択ダイアログボックスを表示する。次に処
理302において入出力機器選択ダイアログボックスの
中央部に入出力機器の全機種を表示したレイアウト図を
表示する。次に呼出処理303において表示切替プログ
ラムを呼び出す。このプログラムはレイアウト図を機種
指定、使用者名指定に応じたレイアウト図に切り替える
ものである。このプログラムの処理については、後に図
12によって説明する。
【0048】次に判断304において、レイアウト図上
に表示されたいずれかのアイコンがクリックされたか否
かを判断する。クリックされていれば、処理305に進
み、アイコンを選択状態とするとともに、そのアイコン
に対応する機器の機器情報を図15の機器情報テーブル
から取得して仕様等を表示する。処理305の次は呼出
処理303に戻る。判断304においてアイコンがクリ
ックされていなければ、判断306に進み、「キャンセ
ル」ボタンがクリックされたか否かを判断する。クリッ
クされていれば、何も行わずに入出力機器選択プログラ
ムを起動した呼び出し元に戻る。
【0049】「キャンセル」ボタンがクリックされてい
なければ、判断307に進み、「OK」ボタンがクリッ
クされたか否かを判断する。クリックされていれば、処
理308に進んで入出力機器選択処理を行い、選択され
たアイコンに対応する機器を入出力機器として設定す
る。そして、呼び出し元に戻る。判断307において、
「OK」ボタンがクリックされていなければ呼出処理3
03に戻り、イベント待ちループを形成する。「OK」
ボタンまたは「キャンセル」ボタンがクリックされるま
で、イベント待ちループから脱出することはない。
【0050】図12は、表示切替プログラムの処理を示
すフローチャートである。表示切替プログラムが呼び出
されると、判断401において、機種指定領域の「全機
種」が指定されたか否かを判断する。「全機種」が指定
されていれば、処理402に進み入出力機器の全機種を
表示するレイアウト図を表示する。全機種のレイアウト
図は、図14のように作成されたレイアウト図のデータ
をそのまま表示すればよい。処理402の後は処理41
1に進む。
【0051】判断401において「全機種」が指定され
ていなければ、次の判断403に進み、機種指定領域の
「プリンタ」が指定されたか否かを判断する。「プリン
タ」が指定されていれば、処理404に進みプリンタの
レイアウト図を表示する。プリンタのレイアウト図は、
図15の機器情報テーブルからプリンタ機能を有する機
器を検索し、全てのプリンタ機能を有する機器をプリン
タアイコンにより表示すればよい。処理404の後は処
理411に進む。
【0052】判断403において「プリンタ」が指定さ
れていなければ、次の判断405に進み、機種指定領域
の「FAX」が指定されたか否かを判断する。「FA
X」が指定されていれば、処理406に進みFAXのレ
イアウト図を表示する。FAXのレイアウト図は、図1
5の機器情報テーブルからFAX機能を有する機器を検
索し、全てのFAX機能を有する機器をFAXアイコン
により表示すればよい。処理406の後は処理411に
進む。
【0053】判断405において「FAX」が指定され
ていなければ、次の判断407に進み、機種指定領域の
「スキャナ」が指定されたか否かを判断する。「スキャ
ナ」が指定されていれば、処理408に進みスキャナの
レイアウト図を表示する。スキャナのレイアウト図は、
図15の機器情報テーブルからスキャナ機能を有する機
器を検索し、全てのスキャナ機能を有する機器をスキャ
ナアイコンにより表示すればよい。処理406の後は処
理411に進む。
【0054】判断407において「スキャナ」が指定さ
れていなければ、次の判断409に進み、機種指定領域
の「パソコン」が指定されたか否かを判断する。「パソ
コン」が指定されていれば、処理410に進みパソコン
のレイアウト図を表示する。パソコンのレイアウト図
は、図15の機器情報テーブルからパソコン機能を有す
る機器を検索し、全てのパソコン機能を有する機器をパ
ソコンアイコンにより表示すればよい。処理410の後
は処理411に進む。判断409において、「パソコ
ン」が指定されていない場合も処理411に進む。
【0055】処理411では、いずれかの使用者名の表
示が選択されているか否かを調べ、選択されていれば、
その人が通常使用する入力機器のみを表示するように表
示を切り替える。いずれの使用者名も選択されていなけ
れば、使用者による表示の限定を解除する。使用者名に
よる表示の限定は、図16の使用者情報テーブルを検索
することにより行う。処理411の後は表示切替プログ
ラムの呼び出し元に戻る。
【0056】図13は、入出力機器の配置された事務所
等のレイアウト図を作成するためのレイアウト作成プロ
グラムを実行した画面を示す図である。レイアウト作成
プログラムを実行すると、画面には図13に示すような
ウィンドウが表示される。レイアウト作成プログラム
は、通常の画像作成用のプログラムと同様のものであ
り、ウィンドウ下部のアイコン表示された描画ツールの
中から適当なツールを選択し、事務所等のレイアウト図
を描画作成する。レイアウト図中には壁、ドア、机、つ
いたて等を実際の配置に対応して描画する。
【0057】ウィンドウ最下部の「保存」ボタンをクリ
ックすることにより、描画したレイアウト図のデータを
適宜のファイル名により固定ディスク装置114等に保
存することができる。「アイコン配置」ボタンをクリッ
クすることにより、アイコンをレイアウト図上に配置す
るための、図14のようなウインドウに進むことができ
る。「終了」ボタンをクリックするとレイアウト作成プ
ログラムを終了する。その際、現在作成中のレイアウト
図がまだ保存されていない場合は、その旨を表示して改
めてレイアウト図の保存を行うことができる。
【0058】図14は、レイアウト図上にアイコンを配
置するためのウィンドウを示す図である。図13のよう
に作成したレイアウト図が表示されている。レイアウト
図の下部のアイコン表示部には、全機種のレイアウト図
作成に必要な全てのアイコンが並べられている。アイコ
ン表示部から、実際の入出力機器の配置に対応する位置
まで各機種用のアイコンをドラッグ(クリックしたまま
移動)して、クリック解除することによりその位置に配
置する。このようにして全ての入出力機器に対応してア
イコンを配置する。
【0059】アイコンを配置した後に、そのアイコンを
ダブルクリックすると、そのアイコンに対応する機器の
機器名、ドライバ名、ネットワークにおけるアドレス、
仕様等の機器情報が入力できる。入力した情報は、図1
5に示すような機器情報テーブルとして固定ディスク装
置に記憶される。また、アイコン表示部の「氏名」のア
イコンをドラッグして、使用者の座席位置に配置する。
それから、その「氏名」アイコンをダブルクリックし
て、使用者名、その使用者が通常使用する機器名等の情
報を入力する。入力した情報は、図16に示すような使
用者情報テーブルとして固定ディスク装置に記憶され
る。レイアウト図には入力した使用者名が表示される。
【0060】レイアウト図が完成したら、「保存」ボタ
ンをクリックして、レイアウト図のデータを所定のファ
イル名で保存してから、「終了」ボタンをクリックして
レイアウト作成プログラムを終了する。ここで保存され
る最終的なレイアウト図のデータには、使用者名、アイ
コンの位置、機器名、アイコン形状等のアイコン表示に
関するデータが含まれている。入出力機器選択プログラ
ムは、アイコン表示に関するデータを含むレイアウト図
のデータから図6〜9に示すようなレイアウト図を表示
する。
【0061】図15は、機器情報テーブルの内容を示す
図である。機器情報は、図14のレイアウト図作成時に
配置したアイコンをダブルクリックすることにより入力
する。また、レイアウト図作成後に機器情報を修正、追
加、削除することも可能である。複数の機能を有する機
器に対しては、その機能の数だけ機器情報を入力する。
例えば、デジタル複写機A41に関しては、プリンタ機
能、スキャナ機能、FAX機能のそれぞれに対して、機
器情報が登録される。横1行が1つの機器情報となって
いる。機器情報テーブルの右側部分に、それぞれの機器
情報が、プリンタ機能、FAX機能、スキャナ機能、パ
ソコン機能のどれに関するものであるのかが登録されて
いる。図6の全機種の表示から、図7のようなプリンタ
の表示に切り替えるには、図15の機器情報テーブルか
らプリンタ機能を有する機器を検索し、プリンタ機能を
有する機器のみをプリンタアイコンにより表示すればよ
い。図8、図9のような各機種ごと表示も同様に行え
る。
【0062】図16は、使用者情報テーブルの内容を示
す図である。使用者情報は、図14のレイアウト図作成
時に配置した「氏名」アイコンをダブルクリックするこ
とにより入力する。また、レイアウト図作成後に使用者
情報を修正、追加、削除することも可能である。各使用
者名に対して、通常使用する出力機器が関連付けて登録
されている。例えば、A氏であればプリンタA21、F
AX31、パソコンA11が登録されている。レイアウ
ト図において使用者が選択されると、入出力機器選択プ
ログラムは図16の使用者情報テーブルを参照し、使用
者名に関連付けられた入出力機器の範囲内で表示するよ
うにレイアウト図を切り替える。
【0063】以上に説明したレイアウト図、機器情報テ
ーブルおよび使用者情報テーブルのデータは、各パソコ
ンA11〜パソコンE15のそれぞれに格納してもよい
が、PCサーバ10に格納して一括管理する。この場
合、変更等の作業が容易となる。PCサーバ10に格納
する場合、各パソコンからはPCサーバ10上のレイア
ウト図、機器情報テーブル、使用者情報テーブルのデー
タを自由に参照できるようにしておく。なお、ここでは
機器情報テーブルと使用者情報テーブルとを別個のテー
ブルとして設けるようにしたが、2つのテーブルを一体
化して1つの情報テーブルとしてもよい。
【0064】以上に説明した実施例1では、入出力機器
選択ダイアログボックスにおいて、入出力機器が配置さ
れた事務所等のレイアウト図が表示され、そのレイアウ
ト図には、事務所内の実際の入出力機器の位置に対応し
た位置に、入出力機器を示すアイコンが表示されてい
る。アイコンの配置と実際の事務所内での入出力機器の
配置が一致しているため、アイコンと入出力機器の実機
との対応関係が分かり易く、操作者の意図した入出力機
器が間違いなく簡単に設定できるという効果がある。ま
た、使用者名もレイアウト図に表示することにより、入
出力を行う相手に近い入出力機器を選択することが可能
となる。さらに、使用者名を選択すればその人が通常使
用する入出力機器のみの表示となるため、入出力を行う
相手にとって都合のよい入出力機器を簡単に選択するこ
とができる。
【0065】入出力機器選択ダイアログボックスにおい
ては、入出力機器が機能ごとに別々に表示され、機能別
の表示では複数の機能を有する複合機であってもその機
能を示すアイコンにより表示されるので、複数の機能を
有する複合機でも簡単かつ確実に所望の機能を選択する
ことができ、初心者であっても間違いなく入出力機器の
選択を行うことができる。例えば、プリンタとFAXと
が明確に区別して表示されるので、初心者がFAX送信
するつもりでプリンタに出力してしまうというようなこ
とがなくなる。さらに、全機種のレイアウト図、機器情
報テーブル、使用者情報テーブルとから入出力機器が機
能、使用者ごとに別々に表示することができるので、各
機種、使用者ごとのレイアウト図を作成する必要がな
く、レイアウト図作成のための労力が著しく減少する。
【0066】[実施例2]次に、実施例2について説明
する。実施例1では、入出力機器の選択にレイアウト図
とアイコンとによる表示を用いたが、実施例2は、表示
を簡単化し単に一覧リストとして表示するようにしたも
のである。図17は、実施例2における入出力機器設定
ダイアログボックスを示す図である。図4の入出力機器
設定ダイアログボックスとは、使用者名を表す「ユーザ
名」の表示領域が設けられている点が異なる。図17で
は使用者名は無指定となっている。
【0067】入出力機器設定ダイアログボックスの、
「ユーザ名」の表示領域または隣接する三角印をクリッ
クすると、図18のように、「ユーザ名」の表示領域の
下に登録されている使用者名の選択可能な一覧リストが
表示される。一覧リストの表示領域に入りきれない使用
者名は、右側の縦スクロールバーの操作により表示する
ことができる。その使用者名の中から、入出力を行う相
手をクリックすることにより選択する。図18では「A
氏」を選択した状態である。選択すると使用者名の一覧
リストは消滅し、「ユーザ名」の表示領域に選択した使
用者名が表示される。
【0068】使用者名を選択して指定した状態では、選
択できる入出力機器は、その使用者が通常使用するもの
に限定される。使用者名「A氏」を選択して指定した状
態で、入出力機器設定ダイアログボックスの、入出力機
器名の表示領域または隣接する三角印をクリックする
と、図19のように、入出力機器名の表示領域の下に
「プリンタ」、「FAX」、「スキャナ」、「パソコ
ン」、「全機種」という選択可能な機能の一覧リストが
表示される。
【0069】その機能一覧リストの中から「FAX」を
クリックして選択すると、図19のように機能一覧リス
トに隣接する位置に、FAX機能を有する入出力機器名
の一覧リストが表示される。入出力機器名の一覧リスト
は、「A氏」が通常使用するものに限定されるので、
「FAX」のみが表示される。「FAX」を選択する
と、入出力機器名の表示領域に「FAX」が表示され、
入出力機器として選択されていることを示す。そして、
機能と入出力機器名の一覧リストは消滅する。「プリン
タ」、「スキャナ」、「パソコン」機能を有する入出力
機器も同様に選択することができる。「全機種」を選択
すると、「A氏」が通常使用する全ての入出力機器を表
示させ選択することができる。
【0070】また、「機器条件設定」ボタン、「OK」
ボタン、「キャンセル」ボタンの動作は、図4において
説明したものと同じである。この実施例2では、図15
の機器情報テーブル、図16の使用者情報テーブルを各
パソコンA11〜パソコンE15のそれぞれに格納する
か、PCサーバ10に格納しておき、機器情報テーブル
からプリンタ、FAX、スキャナ、パソコンの各機能を
有する機器を検索し、さらに使用者情報テーブルから選
択した使用者に関連付けられた機器を検索し、両方の条
件を満足する機器名を一覧表示する。
【0071】以上に説明した実施例2では、使用者名を
選択すればその人が通常使用する入出力機器に限定して
の表示となるため、入出力を行う相手にとって都合のよ
い入出力機器を簡単に選択することができる。また、入
出力機器設定ダイアログボックスにおいて、入出力機器
が機能ごとに別々に一覧表示されるので、複数の機能を
有する複合機でも簡単かつ確実に所望の機能を選択する
ことができ、初心者であっても間違いなく入出力機器の
選択を行うことができる。例えば、プリンタとFAXと
が明確に区別して表示されるので、初心者がFAX送信
するつもりでプリンタに出力してしまうというようなこ
とがなくなる。また、表示が簡単化されているので、コ
ンピュータの資源の使用量が少ないという効果がある。
【0072】[実施例3]次に、実施例3について説明
する。図20に、実施例3の前提となるネットワークの
構成を示す。事務所内等におけるLANの通信媒体1に
は、パソコンと入出力機器であるプリンタ、FAX、デ
ジタル複写機、スキャナ等が接続されている。ここで
は、LANの通信媒体1に、6台のパソコン(PCサー
バ10、パソコンA11〜パソコンE15)と3台のプ
リンタ(プリンタA21〜プリンタC23)と1台のF
AX(FAX31)と2台のデジタル複写機(デジタル
複写機A41、デジタル複写機B42)と2台のスキャ
ナ(スキャナA51、スキャナB52)が接続されてい
る。6台のパソコンの中で、PCサーバ10はサーバ専
用機であり、他のパソコンよりも処理能力の大きなCP
Uと、大容量の固定ディスク装置を備えている。さら
に、このネットワークはルータ、ゲートウェイ等を介し
てWAN(ワイド・エリア・ネットワーク)の通信媒体
2に接続されている。WANの通信媒体2には他の事業
所のLANやサーバ3が接続されている。
【0073】実施例3では、WANに接続されている全
ての入出力機器をレイアウト表示できるようにするもの
である。そのためにレイアウト図を階層化して表示する
ようにした。図21は、レイアウト図の階層関係を示す
図である。最上位のレイアウト図は地図上での各事業所
の配置を示すレイアウト図である。その下位には事業所
内でのフロア構成を示すレイアウト図である。さらに、
その下位には各フロア内の入出力機器全機種のレイアウ
ト図がある。そして、最も下位に機種ごとの入出力機器
選択用のレイアウト図がある。入出力機器の機種として
は、プリンタ、FAX、スキャナ、パソコンがある。パ
ソコンは電子メール等における出力機器となりうるので
出力機器としても取り扱う。
【0074】これらのレイアウト図のデータや機器情報
テーブルは、WANに接続された全てのパソコンから読
み出せるように、サーバ3に一括して格納されている。
各パソコンがレイアウト図を表示する必要が生じたとき
には、サーバ3に要求を送り、サーバ3から必要なレイ
アウト図のデータおよび機器情報テーブルのデータを受
け取る。また、各部署のレイアウトに変更が生じた場合
は、各部署が変更後のレイアウト図のデータおよび機器
情報テーブルのデータを速やかに作成し、サーバ3に登
録するものとする。
【0075】図22は、最上位の各事業所の地図上の配
置を示すレイアウト図を表示したダイアログボックスを
示す図である。このダイアログボックスは、図4の入出
力機器設定ダイアログボックス等から起動される。入出
力機器設定ダイアログボックスにおいては、入出力機器
名の表示領域か隣接する三角印をクリックすることによ
り図19のダイアログボックスが表示されるようにして
もよいが、このような広域の選択は比較的使用頻度が低
いので、この入出力機器設定ダイアログボックス内に
「広域選択」ボタンを設けておき、この広域選択ボタン
をクリックすることによって図19のダイアログボック
スが表示されるようにしてもよい。この場合、「広域選
択」ボタンをクリックせずに、入出力機器名の表示領域
等をクリックしたときは図6のようなフロア内の選択ダ
イアログボックスを表示するようにしておけばよい。
【0076】図22には、4つの事業所が表示されてい
る。事業所Aを選択するときは、「事業所A」の表示文
字列か表示ポイントをクリックする。すると図のように
選択された表示ポイントが反転して選択状態であること
を示す。他の事業所を選択するときは、他の事業所を示
す文字列または表示ポイントをクリックすれば、今まで
選択されていた事業所の選択状態が解除されて、新しく
クリックした事業所が選択状態となる。レイアウト図の
下部には「選択された事業所」の欄に事業所名が表示さ
れ、また、その下にはその事業所の取り扱う製品名や業
務内容が表示される。ダイアログボックス最下部の「O
K」ボタンをクリックすれば、選択した事業所のフロア
構成を示す下位のレイアウト図を表示し、さらに下位の
階層の選択を続行する。「キャンセル」ボタンをクリッ
クした場合は、出力機器の設定は変更せずにこのダイア
ログボックスを消去して、このダイアログボックスを呼
び出した呼び出し元に戻る。
【0077】図23は、事業所内でのフロア構成を示す
レイアウト図を表示したダイアログボックスを示す図で
ある。図22において選択した事業所Aのフロア構成が
レイアウト図として表示されている。事業所Aは6フロ
アの構成であることが示されており、各フロアを示す領
域にはそのフロアに存在する部署名が表示されている。
1Fから6Fの領域をクリックすることにより、いずれ
かのフロアを選択することができる。選択されたフロア
は、背景色が変化するなどして選択状態であることを示
す。他のフロアをクリックすれば、今まで選択されてい
たフロアの選択状態が解除されて、新しくクリックした
フロアが選択状態となる。
【0078】レイアウト図の下部には「選択されたフロ
ア」の欄にフロア名が表示され、また、その下にはその
フロアに存在する部署名が表示される。ダイアログボッ
クス最下部の「OK」ボタンをクリックすれば、選択し
たフロアの入出力機器の配置を示すレイアウト図を表示
して下位の階層の選択を続行する。「戻る」ボタンをク
リックすると、図22のような上位の階層のレイアウト
図の表示状態に戻ることができる。「キャンセル」ボタ
ンをクリックした場合は、出力機器の設定は変更せずに
このダイアログボックスを消去して、このダイアログボ
ックスを呼び出した呼び出し元に戻る。
【0079】図23において「OK」ボタンをクリック
すると、レイアウト図は図6のような入出力機器の全機
種を表示するものとなる。その後は図6の説明と同様に
して、各機種ごとのプリンタ選択用(図7)、FAX選
択用(図8)、スキャナ選択用(図9)、パソコン選択
用(図示せず)の表示を指定する。レイアウト図に表示
された特定の使用者名をクリックすると、その人が通常
使用する入出力機器のみを表示するように表示が切り替
わる。その中から所望の入出力機器を選択する。このよ
うにして出力先として指定した出力機器に対して文書を
送信したり、入力元として指定した入力機器から文書を
入力することができる。なお、図22、図23には入出
力機器の配置場所を示す画像を表示するようにしたが、
単に事業所名やフロア名を並べた一覧表として表示する
ようにしてもよい。
【0080】以上に説明した実施例3によれば、広域を
表示する上位の階層から順次下位の階層に、入出力機器
の配置された場所を選択するようにしたので、広域ネッ
トワーク内の極めて数の多い入出力機器の中からでも、
所望の入出力機器を短時間で指定することができる。こ
れにより、FAXで送信していたような文書を、WAN
経由でネットワーク接続されたプリンタに直接印刷する
ようなことが簡単に行える。文書を送信したい相手先の
レイアウト図を表示して、所望のプリンタを指定するだ
けである。このようにネットワーク接続されたプリンタ
機能を有する出力機器をFAXの代用に使うことがで
き、通信費も節約することができる。
【0081】[実施例4]次に、実施例4について説明
する。基本的な構成は実施例3と共通である。実施例3
では、図6の全機種のレイアウト図の下位には、プリン
タ、FAX、スキャナ等の機種ごとのレイアウト図を表
示するようにしたが、実施例4においては、図6の全機
種のレイアウト図の下位に、出力機器を機種とは異なる
観点で分類し表示するものである。図24は、実施例4
における出力機器を選択するための送信先選択ダイアロ
グボックスを示す図である。ダイアログボックス上部の
出力機器の種類を指定する領域には、文書等の画像デー
タを紙に印刷して出力する出力機器を表す「ドキュメン
ト送信(紙)」、画像データをビットマップとしてメモ
リや固定ディスク装置に保存する出力機器を表す「ドキ
ュメント送信(ビットマップ)」、紙とビットマップの
いずれかに出力が可能な出力機器を表す「ドキュメント
送信(紙+ビットマップ)」の3種類がリスト表示され
ている。
【0082】図24は「ドキュメント送信(紙)」が選
択された状態である。「ドキュメント送信(紙)」に分
類される出力機器としてはプリンタ、プロッタ等がある
が、この場合はプリンタ機能を有している出力機器が全
て表示されている。出力機器の種類を切り替える場合
は、ダイアログボックス上部の種類の表示領域をクリッ
クして図のように選択できる種類をリスト表示させ、さ
らに、希望する種類の表示領域をクリックする。図では
出力機器としてデジタル複写機A41が選択されてい
る。「選択された送信先」欄には出力機器名が表示さ
れ、その下にはその出力機器の状況が表示される。使用
者を選択してアイコン表示を限定する方法、アイコンを
選択して出力機器を設定する方法は、図7、図8、図9
のダイアログボックスでの設定と同様である。
【0083】図25は、「ドキュメント送信(ビットマ
ップ)」が選択された出力機器の選択ダイアログボック
スを示す図である。送られてきた画像データをビットマ
ップとして保存するには、そのためのプログラムを実行
できる環境が必要であり、PCサーバ10、パソコンB
12、パソコンC13がその機能を有している。それ
で、その3つの機器のアイコンが表示されている。図2
6は、「ドキュメント送信(紙+ビットマップ)」が選
択された出力機器の選択ダイアログボックスを示す図で
ある。図26には、図24に表示された出力機器と図2
5に表示された出力機器の和集合の出力機器が表示され
る。図25、図26における出力機器の種類の切り替え
方法と、使用者を選択してアイコン表示を限定する方
法、アイコンを選択しての出力機器の設定方法は、図2
4と同様である。
【0084】図24、図25、図26のような表示を行
うには、図15の機器情報テーブルのプリンタ機能、F
AX機能、スキャナ機能、パソコン機能のデータの代わ
りに、紙出力可能、ビットマップ出力可能のデータを登
録しておけばよい。機器情報テーブルから紙出力可能な
機器を検索する事により図24の表示ができ、ビットマ
ップ出力可能な機器を検索する事により図25の表示が
できる。また、両検索の論理和をとることにより図26
の表示ができる。論理和以外にも論理否定、論理積等の
種々の論理演算を指定することもできる。
【0085】以上に説明した実施例4によれば、操作者
が出力しようとする形態に応じて、該当する出力機器が
全て表示されるので、数多くの出力機器から最適な出力
機器を素早く簡単に指定することができる。なお、出力
機器の分類、条件は上述のものに限らず、操作者の出力
目的、出力用途に応じた適宜の分類、条件とすればよ
い。
【0086】以上の実施例1〜4では、パソコン上で入
出力機器の選択を行うものとして説明したが、デジタル
複写機等の表示手段を有するコンピュータ以外の事務機
器から選択を行うようにすることもできる。表示手段に
実施例1〜5と同様の表示を行い、タッチパネル等のポ
インティング装置により選択を行うようにすればよい。
その際、レイアウト図等のデータはパソコン上で作成
し、ネットワークを介してデジタル複写機等に転送して
おけばよい。また、入出力機器が、通話機能、画像通話
(テレビ電話)機能等の特殊機能を有している場合は、
その機能を使用者情報テーブル等に記憶しておき、その
機能をダイアログボックス内に表示するようにしてもよ
い。そうすれば、その機能を利用可能な操作者が即座に
その機能を利用して相手の使用者と通話等を行うことが
できる。
【0087】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下のような効果を奏する。
【0088】使用者名を選択すればその人が通常使用す
る入出力機器のみの表示となるため、入出力を行う相手
にとって都合のよい入出力機器を簡単に選択することが
できる。電子メールや社内メールに換えて、相手の使用
する出力機器に文書を直接出力することができるので、
簡単、高速かつ確実な文書伝達手段として使用すること
ができる。また、送信元だけの操作で文書を出力できる
ので、相手がコンピュータ操作になれていなくとも確実
に伝達することが可能である。
【0089】入出力機器を選択して入出力先を指定する
に際して、アイコンの配置と実際の事務所内での入出力
機器の配置が一致しているため、アイコンと実際の入出
力機器との対応関係が分かり易く、操作者の意図した出
力機器が間違いなく簡単に設定できるという効果があ
る。また、使用者名もレイアウト図に表示することによ
り、入出力を行う相手に近い入出力機器を選択すること
が可能となる。
【0090】広域を表示する上位の階層から順次下位の
階層に、入出力機器の配置された場所を選択するように
したので、広域ネットワーク内の極めて数の多い入出力
機器の中からでも、所望の入出力機器を簡単かつ確実に
短時間で指定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の前提となるネットワークの構成を示
す図である。
【図2】パソコンAの構成を示す図である。
【図3】パソコンAのRAMにロードされるソフトウェ
アと、その階層関係を示す図である。
【図4】入出力機器設定ダイアログボックスを示す図で
ある。
【図5】入出力機器の選択のためのレイアウト図の階層
関係を示す図である。
【図6】実施例1における入出力機器選択ダイアログボ
ックスを示す図である。
【図7】プリンタを指定した入出力機器選択ダイアログ
ボックスを示す図である。
【図8】FAXを指定した入出力機器選択ダイアログボ
ックスを示す図である。
【図9】スキャナを指定した入出力機器選択ダイアログ
ボックスを示す図である。
【図10】実施例1における処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図11】入出力機器選択プログラムの処理を示すフロ
ーチャートである。
【図12】表示切替プログラムの処理を示すフローチャ
ートである。
【図13】レイアウト作成プログラムを実行した画面を
示す図である。
【図14】レイアウト図上にアイコンを配置するための
ウィンドウを示す図である。
【図15】機器情報テーブルの内容を示す図である。
【図16】使用者情報テーブルの内容を示す図である。
【図17】実施例2における入出力機器設定ダイアログ
ボックスを示す図である。
【図18】入出力機器設定ダイアログボックスの選択経
過を示す図である。
【図19】入出力機器設定ダイアログボックスの選択経
過を示す図である。
【図20】実施例3の前提となるネットワークの構成を
示す図である。
【図21】実施例3におけるレイアウト図の階層関係を
示す図である。
【図22】各事業所の地図上の配置を示すレイアウト図
を表示したダイアログボックスを示す図である。
【図23】事業所内でのフロア構成を示すレイアウト図
を表示したダイアログボックスを示す図である。
【図24】実施例4における、紙出力の出力機器を表示
した送信先選択ダイアログボックスを示す図である。
【図25】実施例4における、ビットマップ出力の出力
機器を表示した送信先選択ダイアログボックスを示す図
である。
【図26】実施例4における、紙またはビットマップ出
力の出力機器を表示した送信先選択ダイアログボックス
を示す図である。
【符号の説明】
1 通信媒体 2 WANの通信媒体 3 サーバ 10 PCサーバ 11 パソコンA 12 パソコンB 13 パソコンC 14 パソコンD 15 パソコンE 21 プリンタA 22 プリンタB 23 プリンタC 31 FAX 41 デジタル複写機A 42 デジタル複写機B 51 スキャナA 52 スキャナB

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータと入出力機器等が接続され
    たネットワークにおける接続機器に、 前記入出力機器を使用する使用者の使用者名を表示手段
    に表示する手順と、 前記使用者名の中から選択された使用者名に関連付けら
    れた入出力機器のみを表示手段に表示する手順と、 表示された前記入出力機器の中から選択された入出力機
    器を入出力先として指定する手順とを実行させるための
    ネットワークにおける入出力機器の指定プログラムを記
    録した記録媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したネットワークにおけ
    る入出力機器の指定プログラムを記録した記録媒体にお
    いて、前記プログラムは、 前記入出力機器の配置を示すレイアウト画像を表示手段
    に表示する手順と、 前記入出力機器を表示するアイコンを前記レイアウト画
    像上の前記入出力機器の実際の配置位置に対応する位置
    に表示する手順と、 前記使用者名を前記レイアウト画像上の実際の使用者位
    置に対応する位置近傍に表示する手順と、 前記使用者名の中の選択された使用者名に関連付けられ
    た入出力機器のアイコンのみを前記レイアウト画像上に
    表示する手順と、 前記アイコンの中の選択されたアイコンに対応する前記
    入出力機器を入出力先として指定する手順とを実行する
    部分プログラムを含むものであるネットワークにおける
    入出力機器の指定プログラムを記録した記録媒体。
  3. 【請求項3】 請求項1〜2のいずれか1つに記載した
    ネットワークにおける入出力機器の指定プログラムを記
    録した記録媒体において、前記プログラムは、 前記入出力機器の配置場所を示す画像または一覧表を複
    数の階層に分けて作成し記憶する手順と、 上位の階層の画像または一覧表を表示し、上位の階層の
    画像または一覧表からの選択により、下位の階層の画像
    または一覧表を表示する手順とを実行する部分プログラ
    ムを含むものであるネットワークにおける入出力機器の
    指定プログラムを記録した記録媒体。
  4. 【請求項4】 コンピュータと入出力機器等が接続され
    たネットワークにおいて、 前記入出力機器に関して、当該入出力機器を使用する使
    用者名の情報である使用者情報とその他の機器情報とを
    格納する情報テーブルを記憶する情報テーブル記憶手段
    (114)と、 前記入出力機器を選択する画面に前記入出力機器に対応
    する表示である機器表示を表示する表示手段(116)
    と、 前記使用者情報により、選択された使用者名に関連付け
    られた入出力機器に対応する機器表示のみを前記表示手
    段(116)に表示し、前記機器表示の中の選択された
    機器表示に対応する前記入出力機器を入出力先として指
    定する入出力機器指定手段とを有するネットワークにお
    ける入出力機器の指定システム。
  5. 【請求項5】 コンピュータと入出力機器等が接続され
    たネットワークにおいて、 前記入出力機器と当該入出力機器を使用する使用者名と
    を関連付けて記憶しておき、 前記使用者名を選択することにより、選択した使用者名
    に関連付けられた入出力機器のみを表示手段に表示し、 表示された入出力機器の中から所望の入出力機器を選択
    して入出力先として指定するようにしたネットワークに
    おける入出力機器の指定方法。
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