JPH10317218A - 添片にシリコンゴムからなるすべり止めを接合させる方法およびその方法により製造されたすべり止め部材 - Google Patents

添片にシリコンゴムからなるすべり止めを接合させる方法およびその方法により製造されたすべり止め部材

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JPH10317218A
JPH10317218A JP9137557A JP13755797A JPH10317218A JP H10317218 A JPH10317218 A JP H10317218A JP 9137557 A JP9137557 A JP 9137557A JP 13755797 A JP13755797 A JP 13755797A JP H10317218 A JPH10317218 A JP H10317218A
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silicone rubber
primer
primer layer
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Mutsuo Ogawa
睦雄 小川
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】添片1の両面のうち、シリコンゴムからな
るすべり止め用の突起2、2を接合すべき面にはプライ
マーを塗布せずに、それとは反対側の面にプライマーを
塗布する。このプライマー層1a形成後プライマー層1aが
形成されていない面において、溶融状態のシリコンゴム
を型を用いて成型することによりすべり止め用の突起
2、2を添片1に形成する。 【効果】成型により突起2、2を添片1に形成する際、
溶融状態のシリコンゴムがたとえ添片1に含浸していて
もそれがプライマー層1aによって完全に遮断される。従
って、熱溶融性フィルム1bの添片1への付着性が増大す
るのみならず、熱溶融性フィルム1bがプライマー層1aに
強固に接着して両者の接着性が増大する。さらに、溶融
状態のシリコンゴムは添片1の生地目に充分含浸し、そ
れが裏側のプライマー層1aと協働してシリコンゴムから
なる突起2、2の添片1への接着性も増大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、添片にシリコンゴ
ムからなるすべり止め用の突起を接合させる方法および
その方法により製造されたすべり止め部材に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ズボン又はスカートの腰の裏側やこの部
分に装着する腰裏、あるいは、カバンの肩紐、ベルトの
裏側等に取り付けることにより、すべり止め効果を発揮
させるものとしてすべり止め部材がある。このすべり止
め部材は、溶融状態のシリコンゴムを型を用いて成型す
ることによりすべり止め用の複数個の突起を添片に形成
したものである。このすべり止め部材を腰裏に適用した
ものとして、例えば、実用新案登録第3007977号
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、溶融状態の
シリコンゴムを型を用いて成型することによりすべり止
め用の複数個の突起2、2を添片1に形成する場合、溶
融状態のシリコンゴムが添片1に含浸し、図4において
矢印で示すように反対側の面に達する。型を用いた成型
では添片1に圧力が掛かるから、添片1の材質にかかわ
らずこの含浸は大なり小なり起こり得る。添片1が織布
からなる場合、溶融状態のシリコンゴムが添片1に特に
含浸しやすい。
【0004】ところが、近年のすべり止め部材において
は、添片1の両面のうちすべり止め用の突起2、2が形
成される面と反対側の面(図4における左側の面)に、
熱溶融性フィルム1bが配置される場合が多い。この熱溶
融性フィルム1bはアイロンなどですべり止め部材を加熱
することによりそれを溶融状態とし、ズボン又はスカー
トの腰の裏側やこの部分に装着する腰裏、あるいは、カ
バンの肩紐等にすべり止め部材を簡単に装着することが
できるようにするためのものであるが、上述したように
溶融状態のシリコンゴムが添片1に含浸し、反対側の面
にまで達していると、この熱溶融性フィルム1bを添片1
に接合させることができないという欠点がある。すなわ
ち、溶融状態のシリコンゴムが添片1に含浸して反対側
の面からにじみ出ていると、シリコンゴムと添片1に接
合させるべき熱溶融性フィルム1bとが互いに反発し合っ
て熱溶融性フィルム1bが添片1にくっつかない。
【0005】本発明は、溶融状態のシリコンゴムを型を
用いて成型することにより添片1にすべり止め用の突起
2、2を形成する場合において、溶融状態のシリコンゴ
ムが添片1にたとえ含浸していても前記熱溶融性フィル
ム1bを添片1に強固に接合させることができるようにす
るとともに、添片1に形成されているすべり止め用の突
起2、2が一層剥離しにくいものとすることを目的とす
るものである。また、本発明は、熱溶融性フィルム1bが
添片1に強固に接合され、合わせて、すべり止め用の突
起2、2が一層剥離しにくいすべり止め部材を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による接合方法は、添片1の両面のうち、シ
リコンゴムからなるすべり止め用の突起2、2を接合す
べき面にはプライマーを塗布せずに、それとは反対側の
面にプライマーを塗布しておき、このプライマー層1a形
成後プライマー層1aが形成されていない面において、溶
融状態のシリコンゴムを成型することによりすべり止め
用の突起2、2を添片1に形成することを特徴とするも
のである。
【0007】この接合方法を用いると、添片1にプライ
マー層1aがあらかじめ形成されているため、成型により
すべり止め用の突起2、2を添片1に形成する際、溶融
状態のシリコンゴムがたとえ添片1に含浸していてもそ
れがプライマー層1aによって完全に遮断され、熱溶融性
フィルム1bを接合させるべき面にまで達することがな
い。この場合において、プライマー層1aはいわゆる目止
め材としての機能を有し、熱溶融性フィルム1bの添片1
への付着性が増大するのみならず、熱溶融性フィルム1b
はこのプライマー層1aに強固に接着して両者の接着性が
増大し、熱溶融性フィルム1bが添片1から剥離すること
がない。
【0008】一方、プライマー層1a形成後プライマー層
1aが形成されていない面において、溶融状態のシリコン
ゴムを成型することによりすべり止め用の突起2、2が
添片1に形成されるが、その際添片1の生地目に溶融状
態のシリコンゴムが充分含浸し、添片1の生地目に含浸
せしめられた溶融状態のシリコンゴムが裏側のプライマ
ー層1aと協働してシリコンゴムからなるすべり止め用の
突起2、2の添片1への接着性も増大する。すなわち、
前記プライマー層1aは上述したような目止め材としての
機能以外にシリコンゴムからなるすべり止めの接着性の
向上にも寄与する。
【0009】なお、すべり止め用の突起2、2は溶融さ
せたシリコンゴムを加熱しながら、すなわち、溶融状態
のシリコンゴムを型を用いて添片1に接合させ、しかる
後、それを硬化させることにより突起状にするものであ
る。
【0010】また、本発明によるすべり止め部材は、添
片1の両面のうち、シリコンゴムからなるすべり止め用
の突起2、2を接合すべき面にはプライマーを塗布せず
に、それとは反対側の面にプライマーを塗布しておき、
このプライマー層1a形成後プライマー層1aが形成されて
いない面において、溶融状態のシリコンゴムを成型する
ことによりすべり止め用の突起2、2を添片1に形成す
ることにより作製されたものである。このすべり止め部
材におけるすべり止め用の突起2、2は添片1に対して
強固に接合されているから、このすべり止め部材を例え
ば、ズボン又はスカートの腰の裏側やこの部分に装着す
る腰裏、カバンの肩紐、ベルトの裏側等に取り付けるこ
とにより、きわめて良好なすべり止め効果を長く維持す
ることができる。しかも、水洗いやドライクリーニング
してもすべり止め部材が剥離しない。
【0011】本発明で用いられるプライマー中には、少
なくともシランカップリング剤が配合されている。シラ
ンカップリング剤は有機ケイ素化合物の一種で、同一分
子中に有機材料と結合する有機官能基と、無機材料と反
応する加水分解基とを有し、有機材料と無機材料とを結
合させる役割を果たすものである。プライマー中にこの
シランカップリング剤が配合されていると、前記熱溶融
性フィルム1bの添片1への付着性、熱溶融性フィルム1b
とプライマー層1aとの接着性がさらに向上するのみなら
ず、シリコンゴムからなるすべり止め用の突起2、2が
添片1に一層強固に接合せしめられることになる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を添
付の図面に基いて詳細に説明する。図1に、本発明の方
法により添片1にすべり止め用の突起2、2を接合させ
たすべり止め部材の一例を示す。添片1の両面のうち、
シリコンゴムからなるすべり止め用の突起2、2を接合
すべき面(図1の右側に相当する面)にはプライマーを
塗布せずに、それと反対側の面(図1の左側の面)にプ
ライマーが塗布されている。そして、このプライマー層
1a形成後プライマー層1aが形成されていない面(図1の
右側の面)において、溶融状態のシリコンゴムを型を用
いて成型することによりすべり止め用の突起2、2が添
片1に形成される。
【0013】すべり止め用の突起2、2は溶融させたシ
リコンゴムを加熱しながら、すなわち、溶融状態のシリ
コンゴムを型を用いて添片1に接合させ、しかる後、そ
れを硬化させて突起状にすることにより形成される。シ
リコンゴムからなるすべり止めの原料としては、付加型
液状シリコンゴムを用いるのが最も適している。付加型
液状シリコンゴムとはビニル基を含有するベースポリマ
ーと -Si-H基を持つ架橋剤とを触媒の存在下で付加反応
(ヒドロシリル化)させることにより架橋させる機構を
用いたものであり、本質的に接着性はなく、良好な離型
性を示す。このように、付加型液状シリコンゴムからな
るすべり止め部材には本質的に接着性がないから、この
すべり止め部材に接着性を付与するために本発明におい
ては添片1にプライマーを塗布し、それにより付加型液
状シリコンゴムからなるすべり止め部材が添片1に強固
に接合されるよう工夫してある。
【0014】そして、このプライマー層1aはいわゆる目
止め材としても機能し、型を用いた成型によりすべり止
め用の突起2、2を添片1に形成する際、溶融状態のシ
リコンゴムがたとえ添片1に含浸していてもそれを完全
に遮断して熱溶融性フィルム1bを接合させるべき面にま
で達することを防止し、シリコンゴムからなるすべり止
め用の突起2、2の添片1への付着性を増大させるのみ
ならず、熱溶融性フィルム1bとプライマー層1aとの接着
性を増大させることができる。また、このプライマー層
1aはシリコンゴムからなるすべり止めの接着性の向上に
も寄与するものである。すなわち、プライマー層1a形成
後プライマー層1aが形成されていない面において、溶融
状態のシリコンゴムを成型することによりすべり止め用
の突起2、2が添片1に形成されるが、その際添片1の
生地目に溶融状態のシリコンゴムが充分含浸し、添片1
の生地目に含浸せしめられた溶融状態のシリコンゴムが
裏側のプライマー層1aと協働してシリコンゴムからなる
すべり止め用の突起2、2の添片1への接着性も増大す
ることになる。このように、プライマー層1aは溶融状態
のシリコンゴムの目止め材としての機能、熱溶融性フィ
ルム1bとプライマー層1aとの接着性を増大させる機能、
さらには、シリコンゴムからなるすべり止め用の突起
2、2の接着性向上の機能を合わせ持つものである。
【0015】プライマー中には、シランカップリング剤
とともに種々の樹脂オリゴマー、溶剤などが配合されて
いる。プライマー中に配合されているシランカップリン
グ剤は有機ケイ素化合物の一種で、同一分子中に有機材
料と結合する有機官能基と、無機材料と反応する加水分
解基とを有し、有機材料と無機材料とを結合させる役割
を果たすものである。プライマー中にこのシランカップ
リング剤が配合されていると、前記熱溶融性フィルム1b
の添片1への付着性、熱溶融性フィルム1bとプライマー
層1aとの接着性がさらに向上するのみならず、シリコン
ゴムからなるすべり止め用の突起2、2が添片1に一層
強固に接合せしめられることになる。
【0016】一方、樹脂オリゴマーは有機ポリマーの変
性を目的としてプライマー中に配合されるもので、通常
の有機変性シリコンオイルに比べて低分子量であること
から、有機ポリマーや溶剤との相溶性がよく、また、官
能基の反応性にも優れているという特性を有している。
【0017】添片1にシリコンゴムからなるすべり止め
用の突起2、2を接合させた後、前記プライマー層1aの
外面(図1の左側に現れる面)に熱溶融性フィルム1bを
接着する。この熱溶融性フィルム1bは例えばアイロンな
どですべり止め部材を加熱することによりそれを溶融状
態とし、すべり止め部材を例えばズボン又はスカートの
腰の裏側に取り付ける帯体3に定着するためのものであ
る。熱溶融性フィルム1bを120〜150℃に加熱する
と、このフィルムが溶融せしめられてホットメルト層と
なり、図2に示すようにズボン又はスカートの腰の裏側
に取り付ける帯体3にすべり止め部材を接着することが
できる。この帯状物を腰裏という(図2において、図面
符号Aで示す)。このように、添片1のもう一方の面
(図1の左側に現れる面)に熱溶融性フィルム1bが接合
されている場合には、すべり止め部材を加熱するだけで
これをズボン又はスカートの腰の裏側やこの部分に装着
する腰裏、カバンの肩紐、ベルトの裏側等にきわめて簡
単に取り付けることができる。
【0018】添片1は普通の織布とすることができる。
また、これを不織布とすることもできるが、不織布は織
布に比べて高価であるから、コストダウンを図るために
は通常織布が使われる。しかしながら、本発明において
は、添片1にプライマーがあらかじめ塗布されているか
ら、添片1に織布が使われたとしても上述したように熱
溶融性フィルム1bの添片1への付着性、熱溶融性フィル
ム1bとプライマー層1aとの接着性、シリコンゴムからな
るすべり止め用の突起2、2の添片1への付着性がいず
れも増大せしめられ、実用上何ら問題はない。すべり止
め用の突起2、2の形状は、図1(a) に示すように截頭
円錐形としたり、図1(b) に示すように略半円形とする
ことができる。その形状は何ら特定されるものではな
い。
【0019】上記腰裏Aは、例えば図3に示すように、
ズボン又はスカートの腰の裏側に取り付けられる。図3
では、ズボン又はスカートの表地4の裏側であって腰の
裏側に相当する部分に、縫着5により腰裏Aが取り付け
られている。なお、図3において、図面符号6は芯地、
7はバイヤス裏地である。添片1にシリコンゴムからな
るすべり止め用の突起2、2を間隔を置いて接合させた
すべり止め部材を、ズボン又はスカートの腰の裏側に取
り付ける帯体3に装着することにより、1つの腰裏Aを
作製することができ、図3に示すようにこの腰裏Aをズ
ボン又はスカートの腰の裏側に取り付けた場合には、き
わめて良好なすべり止め効果が得られる。なお、本発明
によるすべり止め部材は上記腰裏のみならず、ズボン又
はスカートの腰の裏側に直接取り付けたり、カバンの肩
紐、ベルトの裏側その他の様々な部分に取り付けること
ができ、それらのすべり止め効果を発揮させることがで
きる。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の接合方法を用いれば、熱
溶融性フィルム1bの添片1への付着性、熱溶融性フィル
ム1bとプライマー層1aとの接着性、及び、シリコンゴム
からなるすべり止め用の突起2、2の添片1への付着性
がいずれも増大し、熱溶融性フィルム1bとシリコンゴム
からなるすべり止め用の突起2、2とが添片1から剥離
することがないという効果がある。
【0021】請求項2記載の接合方法によれば、熱溶融
性フィルム1bの添片1への付着性、熱溶融性フィルム1b
とプライマー層1aとの接着性、及び、シリコンゴムから
なるすべり止め用の突起2、2の添片1への付着性がさ
らに増大するという効果がある。
【0022】請求項3記載のすべり止め部材を用いた場
合には、きわめて良好なすべり止め効果を長く維持する
ことができるのみならず、水洗いやドライクリーニング
してもすべり止め部材が剥離しないという効果がある。
【0023】請求項4記載のすべり止め部材を用いた場
合には、熱溶融性フィルム1bの添片1への付着性とシリ
コンゴムからなるすべり止め用の突起2、2の添片1へ
の付着性とがさらに増大し、きわめて良好なすべり止め
効果を半永久的に維持することができるのみならず、水
洗いやドライクリーニングしてもすべり止め部材が全く
剥離しないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】添片にすべり止め用の突起が接合されたすべり
止め部材の一例を示す側面図である。
【図2】図1に示すすべり止め部材を腰裏に適用した場
合の一例を示す正面図で、その一部のみを示す。
【図3】図2に示す腰裏を、ズボン又はスカートの腰の
裏側に取り付けた状態を示す断面図である。
【図4】溶融状態のシリコンゴムを型を用いて成型し、
添片にすべり止め用の突起を接合するとき、溶融状態の
シリコンゴムが添片に含浸せしめられて行く様子を示す
側面図である。
【符号の説明】
1─添片、1a─プライマー層、1b─熱溶融性フィルム、
2─突起、3─帯体、A─腰裏。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D06M 13/513 D06M 15/693 15/693 13/50

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】添片1の両面のうち、シリコンゴムからな
    るすべり止め用の突起2、2を接合すべき面にはプライ
    マーを塗布せずに、それとは反対側の面にプライマーを
    塗布しておき、このプライマー層1a形成後プライマー層
    1aが形成されていない面において、溶融状態のシリコン
    ゴムを成型することによりすべり止め用の突起2、2を
    添片1に形成することを特徴とする添片にシリコンゴム
    からなるすべり止めを接合させる方法。
  2. 【請求項2】プライマー中に、少なくともシランカップ
    リング剤が配合されていることを特徴とする請求項1記
    載の添片にシリコンゴムからなるすべり止めを接合させ
    る方法。
  3. 【請求項3】添片1の両面のうち、シリコンゴムからな
    るすべり止め用の突起2、2を接合すべき面にはプライ
    マーを塗布せずに、それとは反対側の面にプライマーを
    塗布しておき、このプライマー層1a形成後プライマー層
    1aが形成されていない面において、溶融状態のシリコン
    ゴムを成型することによりすべり止め用の突起2、2を
    添片1に形成することにより作製されたことを特徴とす
    るすべり止め部材。
  4. 【請求項4】プライマー中に、少なくともシランカップ
    リング剤が配合されていることを特徴とする請求項3記
    載のすべり止め部材。
JP9137557A 1997-05-12 1997-05-12 添片にシリコンゴムからなるすべり止めを接合させる方法およびその方法により製造されたすべり止め部材 Pending JPH10317218A (ja)

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