JPH10315762A - 車両のサンバイザのための支承ブロック - Google Patents

車両のサンバイザのための支承ブロック

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JPH10315762A
JPH10315762A JP10120902A JP12090298A JPH10315762A JP H10315762 A JPH10315762 A JP H10315762A JP 10120902 A JP10120902 A JP 10120902A JP 12090298 A JP12090298 A JP 12090298A JP H10315762 A JPH10315762 A JP H10315762A
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JP
Japan
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base body
bearing block
cover
leg
locking
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Withdrawn
Application number
JP10120902A
Other languages
English (en)
Inventor
Didier Jacquemin
ジャクメン ディディエ
Christian Delus
デリュ クリスチャン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BECKER GROUP EUROP GmbH
Johnson Controls Interiors GmbH and Co KG
Original Assignee
BECKER GROUP EUROP GmbH
Gebrueder Happich GmbH
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Publication date
Application filed by BECKER GROUP EUROP GmbH, Gebrueder Happich GmbH filed Critical BECKER GROUP EUROP GmbH
Publication of JPH10315762A publication Critical patent/JPH10315762A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J3/00Antiglare equipment associated with windows or windscreens; Sun visors for vehicles
    • B60J3/02Antiglare equipment associated with windows or windscreens; Sun visors for vehicles adjustable in position
    • B60J3/0204Sun visors
    • B60J3/0213Sun visors characterised by the mounting means
    • B60J3/0217Brackets for mounting the sun visor support arm to the vehicle
    • B60J3/0221Brackets for mounting the sun visor support arm to the vehicle self mounting, i.e. no tools or screws required

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ楽な取付け・取外しが可能であり、
しかも支持構造体における高負荷可能で確実な座着固定
を達成できる支承ブロックを提供する。 【解決手段】 各錠止エレメントVが2つの脚10,1
1を有していて、該脚を用いて、互いに向かい合ってい
る切欠き縁部に、差込み方向に対して横方向に係合可能
であり、各錠止エレメントの1つの脚11がベース体1
に対して係合方向Eにおいて可動に配置されており、こ
の可動の脚11は、ベース体1が差込み方向とは逆向き
の運動に抗して固定されるように、ベース体1と形状結
合的に連結可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のサンバイザ
のための支承ブロック、特に車両の支持構造体にサンバ
イザの軸をねじなしに取り付けるための支承ブロックで
あって、少なくとも2つの錠止エレメントと少なくとも
1つの支承ドームを有するベース体が設けられており、
該ベース体が、支持構造体の切欠き内に差込み可能でか
つ切欠き縁部に後ろから係合する錠止エレメントを用い
て、取付け可能であり、さらに外観面の側にカバーが設
けられており、該カバーに、錠止エレメントを固定する
ために該錠止エレメントに対して可動のロックくさびが
配置されている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許出願公開第432
6660号明細書に基づいて公知のこのような形式の支
承ブロックでは、ただ1つの脚をもって形成された各錠
止エレメントが、支持構造体の切欠き縁部に後ろから係
合し、これによって支承ブロックを支持構造体に固定す
ることができる。付加的な固定のために支持構造体の切
欠きには錠止エレメントに隣接してロックくさびが押し
込まれ、このロックくさびは錠止エレメントにおいて係
止されて、この錠止エレメントを該錠止エレメントによ
って係合される切欠き縁部に向かって押圧し、かつロッ
クくさび自体は他方の切欠き縁部に当て付けられて接触
し、その結果錠止エレメントは、差込み方向とは逆向き
の引張り負荷の下でも、該錠止エレメントによって係合
された切欠き縁部からの滑り出しを防止することができ
る。支承ブロックによって同時に他の装備部品(車両の
ルーフ内張り又はライニング)を、支持構造体(2つの
錠止エレメント及び支承ドームのための切欠きを備えた
金属薄板であるボディプレート)に保持可能に固定する
ことができる。サンバイザのための支承ブロックではサ
ンバイザ軸又は該軸におけるサンバイザの運動抵抗に関
連して、使用時に大きな力が支承ブロックに作用するこ
とがあるので、両方の錠止エレメントが片側においてし
か支持されない、ひいては局部的に大きな負荷を受け、
場合によってはベース体が支持構造体もしくは装備部品
から片側において持ち上がってしまう、という欠点があ
る。公知の支承ブロックはさらに、取外しが極めて面倒
であるという欠点を有している。なぜならば錠止エレメ
ントにおけるロックくさびの係止部はほとんど破壊する
ことなしに解離不能だからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題は
冒頭に述べた形式の支承ブロックを改良して、簡単かつ
楽な取付け・取外しが可能であり、しかも支持構造体に
おける高負荷可能で確実な座着固定を達成することがで
きる支承ブロックを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、各錠止エレメントが2つの脚を有
していて、該脚を用いて、互いに向かい合っている切欠
き縁部に、差込み方向に対して横方向に係合可能であ
り、各錠止エレメントの1つの脚がベース体に対して係
合方向において可動に配置されており、この可動の脚
は、ベース体が差込み方向とは逆向きの運動に抗して固
定されるように、ベース体と形状結合的に連結可能であ
るようにした。
【0005】
【発明の効果】本発明のように構成されていると、各支
承ブロックの取付けが終了するやいなや、各錠止エレメ
ントは両方の脚が支持のために働く。差込み方向とは逆
向きに大きな負荷が加えられても、このような負荷は大
きな面積で持続的に受け止められ、この場合支承ブロッ
クもしくはベース体の片側が持ち上がることはもはや不
可能であり、つまり確実に阻止される。各錠止エレメン
トの容易で楽な差込み及び錠止のために必要な、錠止エ
レメントの少なくとも第2の脚の可動性と、該脚がベー
ス体から構造的に分離していることは、取付け終了後の
支承ブロックの負荷耐性にとって何ら不都合ではない。
それというには、ベース体は連結部によって引張り力を
伝達するようにかつ場合によっては遊びなしに、可動の
脚と連結されるからである。これによって、ベース体は
この領域において、いずれにせよ車両構造体に支持され
た可動の脚にしっかりと固着される。
【0006】請求項2記載のように構成されていると、
連結部は、支持構造体に錠止エレメントを固定するロッ
クくさびを用いて、特に簡単かつ楽に操作される。ロッ
クくさびは切欠き縁部における接触下でその係止部に強
いられるのではなく、容易に解離可能な別の形式でベー
ス体において形成されることができるので、支承ブロッ
クは問題なくいつでも再び取外し可能である。
【0007】請求項3記載のように構成されていると、
可動の脚がロックくさびの除去後に自動的に連結部を再
び解除することによって、取外しが簡単になる。連結部
の解離方向における可動の脚のプレロード(Vorapannun
g)には、さらに、ロックくさびが力を込めて押し込ま
れることひいてはこれによって、支承ブロックが適正に
固定されたかいなかを感じることができる、という利点
がある。
【0008】請求項4記載のように構成されていると、
連結部は、成形技術的に容易に、効果的に共働するエレ
メントから形成することができ、確実な固定に関して有
利なこととしては次のことが挙げられる。すなわちこの
場合は、連結部の解除及び係止は可動の脚の係合方向に
おいて行われ、連結部による力伝達はこれに対して差込
み方向とは逆向きに行われる。
【0009】請求項5記載のように構成されていると、
連結部を構造的に簡単にかつ楽に操作可能に構成するこ
とができる。
【0010】請求項6記載のように構成されていると、
緊張傾斜部が設けられていることによって、ベース体を
可動に脚に対するロックくさびの作用によって支持構造
体に向かって緊張させること、又は支持構造体に対して
プレロードをかけることができ、これによって支承ブロ
ックの極めてしっかりとした遊びのない座着を達成する
ことができる。
【0011】請求項7記載のように構成されていると、
支持構造体の切欠き内への可動の脚の差込みを適宜な力
で損傷なしに実施できるように、可動の脚を成形技術的
に構成することが可能である。
【0012】請求項8記載のように構成されていると、
可動の脚は容易にその保持ポジションに達することがで
き、かつ切欠き縁部に後ろから係合することができる。
さらに記載のように錠止肩部が上昇するように形成され
ていることによって、支承ブロックもしくは支持構造体
におけるバリのような製作誤差をある程度補償すること
ができる。
【0013】請求項9記載のように構成されていると、
取付け及び取外し時における取り扱いが楽になる。切り
離されてつまり別体に構成されていることには、さらに
成形技術的な利点もある。
【0014】また択一的に請求項10記載のように、カ
バーを構造的に一体的に支承ブロックに組み込むような
構成も可能である。このような構成によって取付け時に
おける取り扱いは、必要なすべての構成成分を一緒に持
てることによって、さらに楽になる。
【0015】請求項11記載のように構成されている
と、支承ブロックを支持構造体に大きな面積で接触支持
させることができ、この場合フランジを用いて、必要と
あらば、支承ブロックによってその他の装備部品を支持
構造体に固定することが可能である。
【0016】請求項12記載のように構成されている
と、その他の装備部品を全面的に支持構造体に適合させ
ることができる。そして取付け終了後の支承ブロックの
気に入った装飾的な外観を得ることができる。
【0017】請求項13記載のように、支承ブロックが
カバーと共に又はカバーなしに、一体的な射出成形品で
あると、支承ブロックを大量生産で安価に形状安定的に
かつ寸法正確に製造することができる。
【0018】また請求項14記載のように、カバーは大
量生産に適した一体的な成形品であってもよい。
【0019】さらにまた請求項15記載のように、支承
ブロックを取り付ける前に、支承ドームにサンバイザの
軸を固定すると有利である。
【0020】
【発明の実施の形態】次に図面につき本発明の実施の形
態を説明する。
【0021】例えばサンバイザ(図示せず)の軸Xを及
び場合によっては例えばルーフ内張り又は装飾プレート
のような別の装備部品Hを、車両の支持構造体Kに典型
的には自動車の金属薄板であるボディプレートに、固定
するための支承ブロックBは、2つの一体的なプラスチ
ック射出成形品から成っている。支承ブロックBを取り
付けるために、支持構造体Kは、例えば2つの方形の切
欠き及びその間に位置する1つの円形の切欠きを備えた
孔パターン(図示せず)を必要とする。
【0022】フレーム状のベース体1には、外観面とは
反対側の背側面に支承ドーム3が配置され、かつこの支
承ドーム3から間隔をおいて直径方向に2つの錠止エレ
メントVが配置されており、この2つの錠止エレメント
Vは少なくともほとんど等しく形成されている。各錠止
エレメントVは、ベース体1と堅く結合されていてベー
ス体1の主平面に対してほぼ垂直に延びている脚10
と、変形可能な結合領域16において脚10に結合され
ていて斜めに下降している脚11とから成っており、こ
の脚11は自由に終わる端部区分17を有している。両
錠止エレメントVは同じ方向で同様にベース体1に取り
付けられているので、1つの脚11と1つの脚10とが
支承ドーム3に向けられている。脚10,11はそれぞ
れ少なくとも1つの支持肩部13,14を有しており、
この支持肩部13,14には、支持構造体Kの互いに向
かい合っている2つの切欠き縁部のうちの1つが、後ろ
から係合可能である。ほぼ支持構造体Kの壁厚をもって
支持肩部13,14には、ベース体1の実質的に平らな
接触支持面12が向かい合っており、この接触支持面1
2でベース体1は支持構造体Kの下面に押付け可能であ
る。ベース体1に向かって脚10から離れる方向に広が
って延びる各脚11には、外側に斜めの導入ランプ15
が一体成形されている。両脚10,11の内側面は、三
角形の自由空間を形成もしくは規定しており、この自由
空間にはベース体1の外観面から、開いた導入開口21
が延びている。各脚11の自由な端部区分17は、導入
開口21の中まで延びている。各脚11の自由な端部区
分17とベース体Kとの間には、選択的に係合・解離可
能な形状結合的(formschluessig)な連結部Cが設けら
れており、この連結部Cは図示の実施例では、自由な端
部区分17に突出するように形成された係合エレメント
18(フック)と、ベース体1に形成された対応係合エ
レメント19(支持肩部を備えていて外観面に向かって
開いたポケット)とから形成されている。係合エレメン
ト18及び/又は対応係合エレメント19は、緊張傾斜
部(例えば対応係合エレメント19では22)をもって
形成されていることができ、この緊張傾斜部(Anzugssc
hraege)22を用いて、支持構造体Kの所属の切欠き縁
部との脚11の係合方向Eにおいて連結部Cを係止させ
るために、ベース体1はその接触支持面12で支持構造
体Kに圧着可能であってもよい。脚11における支持肩
部14は有利には、該支持肩部14が係合方向において
斜めに上昇するように成形されている。連結部Cの係合
エレメント18によって後ろから係合可能な支持肩部
は、符号20で示されている。
【0023】支承ブロックBの一部としてさらにカバー
2が設けられており、このカバー2には、錠止エレメン
トVの脚10,11の間における三角形の自由空間に向
かって延びるロックくさび8と、ベース体1に係止可能
な係止エレメント9とが一体成形されている。カバー2
の貫通孔7には軸Xを通すことができる。ベース体1は
錠止エレメントV及び支承ドーム3を、差込み方向Sで
支持構造体Kの切欠きに差込み可能であり、かつその中
でロック可能である。カバー2は同様に差し込み方向で
ロックくさび8及び係止エレメント9を、ベース体1内
に導入可能である。場合によってはベース体1に設けら
れているフランジ5と、ベース体1の外観面に一体成形
されていて軸Xのための開口7′を有しているフランジ
部分4とは、場合によっては、支承ブロックBの最終取
付け後に支持構造体Kに他の装備部品Hを圧着させるた
めに使用することができる。
【0024】図1において述べた幾つかの構成成分は、
ベース体1の背面側からの斜視図である図2に示されて
いる。特に図2から分かるように、連結部Cは似てはい
るが、しかしながら同一に構成されているのではない。
なぜならば、図2において支承ドームの右側に位置して
いる支持肩部20′及び対応係合エレメント19′は、
支承ドーム3の左側の連結部Cにおける対応する部分と
は幾分異なった形状を有しているからである。
【0025】取付けの前にベース体1は装備部品Hの適
合する切欠き内に挿入され、この場合ベース体1は相応
な座によってか又は図示されていない補助装置によっ
て、図1に略示された状態位置で装備部品において前固
定可能である。次いで装備部品Hは場合によっては前固
定されたベース体1と一緒に、差込み方向Sで支持構造
体Kの切欠き内に押し込まれ、この押込み動作は、各切
欠きの互いに向かい合っている両切欠き縁部が、脚1
0,11の両支持肩部13,14の下に係合するまで続
く。脚11は支持肩部14の係合まで導入傾斜部15を
用いてばね弾性的に脚10に向かって(係合方向Eとは
逆向きに)変形させられ、最後に脚11の支持肩部14
が切欠き縁部の上に跳ね上がる。接触支持面12は支持
構造体Kに接触している。次にカバー2が軸Xに沿って
ベース体1に向かって移動させられ、両方のロックくさ
び8が脚10,11の間の自由空間内に導入される。各
ロックくさび8のくさび傾斜部によって、所属の脚11
は他方の脚10に対して拡開され、支持肩部13,14
は切欠き縁部に固定される。同時に、係合方向Eにおい
て行われる各自由な端部区分17のこの運動時に、係合
部分18が対応係合部分19(又は19′)に係合する
ことによって、連結部Cは係止される。係止された連結
部Cは次いで差込み方向Sとは逆向きに、ベース体1と
脚11との間における引張りに対して強い抗張性の結合
部を生ぜしめ、その結果差込み方向Sとは逆向きにベー
ス体1に作用する負荷は、係止された連結部Cと端部区
分17とを介して支持肩部14に伝達され、かつこの支
持肩部14から直接的に支持構造体Kに伝達される。カ
バー2はベース体1の外観面を覆い、ベース体1に係止
されて、他の装備部品Hを支持構造体Kにしっかりと保
持する。軸Xは既に前もってベース体1もしくはその支
承ドーム3に取り付けられている。
【0026】支承ブロックBはいかなる時でも再び取外
し可能である。そのためには、カバー2の係止を解除し
てロックくさび8を引き出すことしか必要ない。次いで
脚11は差込み方向Eとは逆向きにばね弾性的に戻り、
場合によっては工具を補助的に用いて、連結部Cを解除
する。ベース体1の外観面からは対応係合エレメント1
9;19′に対して自由に接近することができるので、
脚11はその切欠き縁部との係合部から容易に解除され
ることができる。次いでベース体1を図1で見て左に向
かって移動させることによって、支持肩部13もまたそ
の切欠き縁部から滑り出し、最終的にベース体1は切欠
きから引き出されることができる。
【0027】図1においてカバー2は、ベース体1に対
応配置された別体のプラスチック射出成形品である。し
かしながらまた、例えば図3に示されているように、カ
バー2をあらかじめベース体1と一体に形成することも
可能である。
【0028】図3には、ベース体1のフランジ5に膜ヒ
ンジ21が設けられており、この膜ヒンジ21にはカバ
ー2の半部2′が一体的にかつ旋回可能に接続されてい
る。カバー半部2′は図示の位置から互いに逆向きにベ
ース体1に向かって旋回させることができ、この旋回運
動は、ロックくさび8及び係止エレメント9がベース体
の係合開口21に進入するまで続き、これによって錠止
エレメントVを切欠き縁部に固着させ、連結部Cを係止
することができる。カバー半部2′はベース体1の外観
面をその全長にわたって覆うのではなく、両カバー半部
2′の間において軸Xのための導入開口7′を備えたフ
ランジ部分4の分だけ切り欠かれている。カバー半部
2′の係止された状態においてカバー半部2′は、有利
にはベース体1のフランジ部分4における対応支承部2
3に載っている。
【0029】両連結部Cの配置形式は次のようになって
いる。すなわち一方の連結部は支承ドーム3側に位置し
ており、かつ他方の連結部は支承ドーム3とは反対の側
に位置している。このことによって、図1及び図3にお
いて左側もしくは右側への移動による取付けもしくは取
外し時における、ベース体1の取り扱いを楽に行うこと
ができ、ひいては支持肩部13,14を正確に切欠き縁
部との係合状態にもたらすこと又はこの係合状態を解除
することが楽に可能である。係合方向Eにおいて斜めに
上昇する支持肩部14は、ロックくさびによって生ぜし
められる係合運動下で切欠き縁部において緊張作用を生
ぜしめることができ、かつこの領域における支承ブロッ
クの製作誤差又は車両の支持構造体Kの製作誤差を補償
することができる。
【0030】図1及び図3において係合方向Eはほぼ、
係合エレメントVと支承ドームとが配置されている方向
に延びている。しかしながら、錠止エレメントVを図1
及び図3における図示の位置に対して90°回動させて
ベース体1に配置することも可能であり、このようにな
っていると、係合方向は図平面に対して垂直に延びるこ
とになる。この場合には次のような配置形式、つまり両
方の脚11が同じ側を向く又は互いに逆方向を向くよう
な配置形式を選ぶことが可能である。カバー2はいずれ
にせよ取付け後にはベース体1の外観面を覆い、かつ空
洞をもって形成されているので、対応係合エレメント1
9;19′の支持肩部20はベース体1の外観面に直接
的に配置されることも可能である。この場合係合エレメ
ント18は、連結部Cが係止されるやいなや、少なくと
も幾分ベース体1の外観面を越えて突出することにな
る。これによって、支承ブロックBの取外しを目的とし
た両脚11の自由な端部区分17における操作を楽に行
うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】支承ブロックの第1実施例を部分的に断面して
示す側面図である。
【図2】図1に示された支承ブロックの斜視図である。
【図3】取付け前における別の実施例による支承ブロッ
クを示す側面図である。
【符号の説明】
B 支承ブロック、 C 連結部、 E 係合方向、
H 装備部品、 K支持構造体、 S 差込み方向、
V 錠止エレメント、 X 軸、 1 ベース体、 2
カバー、 2′ カバー半部(カバーフラップ)、
3 支承ドーム、 4 フランジ部分、 5 フラン
ジ、 6 領域、 7 貫通孔、 7′開口、 8 ロ
ックくさび、 9 係止エレメント、 10,11
脚、 12 接触支持面、 13,14 支持肩部、
15 導入ランプ、 17 端部区分、 18 係合エ
レメント、 19,19′ 対応係合エレメント、 2
0,20′ 支持肩部、 21 膜ヒンジ、 22 緊
張傾斜部、 23 対応支承部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリスチャン デリュ フランス国 サン ジュリアン レ メッ ツ リュ ジョルジュ ヘルマン 37

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のサンバイザのための支承ブロッ
    ク、特に車両の支持構造体(K)にサンバイザの軸
    (X)をねじなしに取り付けるための支承ブロックであ
    って、少なくとも2つの錠止エレメント(V)と少なく
    とも1つの支承ドーム(3)を有するベース体(1)が
    設けられており、該ベース体(1)が、支持構造体
    (K)の切欠き内に差込み可能でかつ切欠き縁部に後ろ
    から係合する錠止エレメント(V)を用いて、取付け可
    能であり、さらに外観面の側にカバー(2,2′)が設
    けられており、該カバー(2,2′)に、錠止エレメン
    ト(V)を固定するために該錠止エレメントに対して可
    動のロックくさび(8)が配置されている形式のものに
    おいて、各錠止エレメント(V)が2つの脚(10,1
    1)を有していて、該脚(10,11)を用いて、互い
    に向かい合っている切欠き縁部に、差込み方向(S)に
    対して横方向に係合可能であり、各錠止エレメント
    (V)の1つの脚(11)がベース体(1)に対して係
    合方向(E)において可動に配置されており、この可動
    の脚(11)は、ベース体(1)が差込み方向(S)と
    は逆向きの運動に抗して固定されるように、ベース体
    (1)と形状結合的に連結可能であることを特徴とす
    る、車両のサンバイザのための支承ブロック。
  2. 【請求項2】 ロックくさび(8)が両方の脚(10,
    11)の間に押込み可能であり、可動の脚(11)とベ
    ース体(1)との間における連結部(C)が、間接的に
    ロックくさび(8)によって係止方向に操作可能であ
    る、請求項1記載の支承ブロック。
  3. 【請求項3】 可動の脚(11)がばね弾性的に他方の
    脚(10)と結合されており、可動の脚(11)とベー
    ス体(1)との間における連結部(C)が、可動の脚
    (11)の戻しばね力によって解離方向に操作可能であ
    る、請求項1記載の支承ブロック。
  4. 【請求項4】 連結部(C)が、係合方向(E)におい
    て相対的に可動でかつ差込み方向(S)に抗して互いに
    前後で係合する係合エレメント(18)と対応係合エレ
    メント(19)とから成っていて、該係合エレメント
    (18)と対応係合エレメント(19)とがそれぞれ可
    動の脚(11)もしくはベース体(1)に設けられてお
    り、互いに前後で係合する係合エレメント(18)と対
    応係合エレメント(19)とが、実質的に差込み方向と
    は逆向きに互いに支持可能である、請求項1から3まで
    のいずれか1項記載の支承ブロック。
  5. 【請求項5】 係合エレメント(18)が、可動の脚
    (11)の自由端部(17)の近傍において他方の脚
    (10)とは反対の側に突出する少なくとも1つのフッ
    クであり、対応係合エレメントが、ベース体(1)に配
    置されていて外観面に対してアンダカットされた少なく
    とも1つの肩部(20)である、請求項4記載の支承ブ
    ロック。
  6. 【請求項6】 肩部(20)及び/又はフックが、係合
    方向(E)において作用する緊張傾斜部(22)をもっ
    て形成されている、請求項5記載の支承ブロック。
  7. 【請求項7】 可動の脚(11)が、差込み方向(S)
    に対して斜めの差込みランプ(15)を有していて、該
    差込みランプが有利には支持肩部(14)において終わ
    っている、請求項1から6までのいずれか1項記載の支
    承ブロック。
  8. 【請求項8】 支持肩部(14)が係合方向(E)にお
    いて上昇するように形成されている、請求項7記載の支
    承ブロック。
  9. 【請求項9】 ロックくさび(8)を有するカバー
    (2)が、サンバイザの軸(X)によって貫通可能でベ
    ース体(1)に係止可能で該ベース体とは別体の部材で
    ある、請求項1から8までのいずれか1項記載の支承ブ
    ロック。
  10. 【請求項10】 カバー(2)が、膜ヒンジ(21)を
    介してベース体(1)と一体的な2つのカバーフラップ
    (2′)から成っており、該カバーフラップにサンバイ
    ザの軸(X)を通すための差込み開口(7)が切り欠か
    れていて、両カバーフラップ(2′)がそれぞれ1つの
    ロックくさび(8)を有していて、ベース体(1)に係
    止可能である、請求項1から8までのいずれか1項記載
    の支承ブロック。
  11. 【請求項11】 ベース体(1)が、錠止エレメント
    (V)に隣接して接触支持面(12)を有しており、さ
    らに該接触支持面(12)から間隔をおいて周方向に分
    配配置されたフランジ(5)を、ルーフ内張り又はライ
    ニングのような他の装備部品(H)を支持構造体(K)
    に固定するために有している、請求項1から10までの
    いずれか1項記載の支承ブロック。
  12. 【請求項12】 カバー(2)が、装備部品(H)を固
    定するために、ベース体(1)のフランジ(5)を補足
    する領域(6)を有している、請求項1から11までの
    いずれか1項記載の支承ブロック。
  13. 【請求項13】 支承ブロック(B)がカバー(2)と
    共に又はカバーなしに、一体的なプラスチック射出成形
    品である、請求項1から12までのいずれか1項記載の
    支承ブロック。
  14. 【請求項14】 カバー(2)が一体的なプラスチック
    射出成形品である、請求項1から13までのいずれか1
    項記載の支承ブロック。
  15. 【請求項15】 支承ドーム(3)においてサンバイザ
    の軸(X)が固定されている、請求項1から14までの
    いずれか1項記載の支承ブロック。
JP10120902A 1997-05-02 1998-04-30 車両のサンバイザのための支承ブロック Withdrawn JPH10315762A (ja)

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