JPH10309565A - シャワー機能付き混合水栓と浄水器の接続構造 - Google Patents

シャワー機能付き混合水栓と浄水器の接続構造

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JPH10309565A
JPH10309565A JP9137864A JP13786497A JPH10309565A JP H10309565 A JPH10309565 A JP H10309565A JP 9137864 A JP9137864 A JP 9137864A JP 13786497 A JP13786497 A JP 13786497A JP H10309565 A JPH10309565 A JP H10309565A
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water
faucet
mixing faucet
valve
bypass passage
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Yasuyuki Muramatsu
康幸 村松
Kishiro Ohashi
喜四郎 大橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャワー機能付き混合水栓に対し、アンダー
シンク型の浄水器を接続するに当たって、該混合水栓と
浄水器の間の配管構造を変えるだけで、既存の混合水栓
をそのまま流用することができ、浄水器を後付けにより
簡単に設置することができるようにする。 【解決手段】 流し台の天板部3に固設された水栓のボ
ディ7aから吐水口部7cが引き出し可能となっている
シャワー機能付き混合水栓7に対し、水道水の給水元栓
5から混合水栓7の吐水口部7cにまで延びる水通路の
途中で、且つ、該水通路を開閉する水栓用バルブをボデ
ィ7a内に収納した混合水栓7よりも下方位置に、該水
通路の水栓用バルブよりも上流側から分岐して下流側に
合流するバイパス通路14を形成すると共に、該バイパ
ス通路14の途中に、水道水を濾過するための浄水器1
0と、該バイパス通路14を開閉するための浄水用バル
ブ15をそれぞれ設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、混合水栓一体型の
浄水器に関し、特に、シャワーとストレートの切り換え
ができる吐出口部を水栓のボディから引き出し可能にし
たシャワー機能付き混合水栓に対して、流し台の下に配
置された浄水器を接続するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】水道水に含まれる赤錆やカルキ等の不純
物を除去するために使用されている家庭用の浄水器につ
いては、従来から多くの種類の商品が提供されており、
水栓の吐水口(蛇口)に直接取り付けるようなもの以外
にも、除去性能が比較的大きなものとして、濾過用のカ
ートリッジを収納した浄水器を流し台の天板部上に載置
すると共に、該浄水器に出入2本の配管で接続した吐水
口部品を、流し台の水栓の吐水口(蛇口)に着脱可能に
設置して、該吐水口部品に設けた切り換えレバーを操作
することで水道水と浄水の切り換えを行うようなものが
従来から提供されている。
【0003】しかしながら、そのような浄水器を天板部
上に載置するタイプのものでは、調理の際に頻繁に使用
される流し台天板部の使用可能スペースが狭くなること
から、最近では、流し台の下の収納キャビネット内に浄
水器を配置して、該浄水器に接続される配管を、流し台
の天板部に固設されている混合水栓に接続するか、ある
いは、該混合水栓とは別に流し台の天板部に固設した専
用水栓に接続して、それらの水栓に設けられたレバーを
操作することで水道水と浄水の切り換えを行うようにし
た、所謂アンダーシンク型の浄水器(ビルトイン浄水
器)が多く提供されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、流し台の天
板部に固設されている混合水栓は、水道管の供給元栓か
ら供給される常温水(水道水)と、温水管から供給され
る加熱温水を、該水栓のレバーを操作することで任意の
割合に混合して吐水口から流出させるものであるため、
該混合水栓のボディ内には、常温水の流入通路,加熱温
水の流入通路,および、吐出水(常温水と加熱温水の混
合水、あるいは、常温水か加熱温水の何れか一方)の流
出通路がそれぞれ既に形成されており、そのような混合
水栓に対して、上記のようなアンダーシンク型の浄水器
を接続するには、更に、浄水器に接続される出入2本の
水通路を該水栓のボディ内に通すことが必要となる。
【0005】特に、シャワーとストレートの切り換えが
できる吐水口部を水栓のボディから引き出して使用でき
るようにしたシャワー機能付き混合水栓の場合には、該
吐水口部に接続される水の流出通路を、一旦水栓のボデ
ィよりも下方に引き出して、吐水口部の引き出し分だけ
余裕を持たせた上で、再び該ボディ内を通して吐水口部
に接続させているため、混合水栓のボディ内に通す水通
路が更に多くなって該ボディを太くする必要が生じ、既
存の混合水栓をそのまま流用することができないものと
なっている。
【0006】本発明は、上記のような問題を解消するた
めに、シャワー機能付き混合水栓に対し、アンダーシン
ク型の浄水器を接続するに当たって、該混合水栓と浄水
器の間の配管構造を変えるだけで、既存の混合水栓をそ
のまま流用することができ、浄水器を後付けにより簡単
に設置することができるようにすることを課題とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決するために、上記の請求項1に記載したよう
に、流し台の天板部に固設された水栓のボディから吐水
口部が引き出し可能となっているシャワー機能付き混合
水栓に対し、水道水の給水元栓から混合水栓の吐水口部
にまで延びる水通路の途中で、且つ、該水通路を開閉す
る水栓用バルブをボディ内に収納した混合水栓よりも下
方位置に、該水通路の水栓用バルブよりも上流側から分
岐して下流側に合流するバイパス通路が形成されている
と共に、該バイパス通路の途中に、水道水を濾過するた
めの浄水器と、該バイパス通路を開閉するための浄水用
バルブがそれぞれ設置されていることを特徴とするもの
である。
【0008】また、上記の請求項1に記載したシャワー
機能付き混合水栓と浄水器の接続構造において、上記の
請求項2に記載したように、バイパス通路を開閉する浄
水用バルブが、浄水器よりも上流側のバイパス通路に設
置されていることを特徴とするものである。
【0009】また、上記の請求項1又は2に記載したシ
ャワー機能付き混合水栓と浄水器の接続構造において、
上記の請求項3に記載したように、浄水用バルブを作動
させるための操作部が、混合水栓の取付基部に嵌合され
たプレートに対して取り付けられていることを特徴とす
るものである。
【0010】また、上記の請求項1又は2に記載したシ
ャワー機能付き混合水栓と浄水器の接続構造において、
上記の請求項4に記載したように、バイパス通路を開閉
する電磁開閉式の浄水用バルブに対して、該バルブを作
動させるための操作部がリモコン式となっていることを
特徴とするものである。
【0011】また、上記の請求項1又は2に記載したシ
ャワー機能付き混合水栓と浄水器の接続構造において、
上記の請求項5に記載したように、バイパス通路を開閉
する電磁開閉式の浄水用バルブと、吐水口部に設けられ
たシャワー/ストレート切り換えスイッチが、シャワー
切り換え時に浄水用バルブが閉じるように連動されてい
ることを特徴とするものである。
【0012】また、上記の請求項1乃至5に記載したシ
ャワー機能付き混合水栓と浄水器の接続構造において、
上記の請求項6に記載したように、水道水の給水元栓か
ら混合水栓の吐水口部にまで延びる水通路が、給水元栓
から混合水栓のボディ内に至る給水管と、混合水栓のボ
ディ内から下方に出る通水管と、混合水栓よりも下方か
ら混合水栓のボディ内を通って吐水口部に至る可撓性ホ
ースと、該通水管と該可撓性ホースを連結する連結部材
を有するものであって、バイパス通路が、該給水管から
分岐して該連結部材に接続されていることを特徴とする
ものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明のシャワー機能付き
混合水栓と浄水器の接続構造の実施形態について、図面
に基づいて説明する。
【0014】図1および図2は、本発明の一実施形態
(第1実施形態)を示すもので、図1に示すように、流
し台1は、シンク2を形成した天板部3の下方が収納キ
ャビネット4となっており、該収納キャビネット4の奥
壁には、外部から引き込まれた水道管や温水管の元栓
5,6がそれぞれ突設されていて、シンク2の周辺の天
板部3に固設された混合水栓7に対して、水道元栓5か
ら延びる給水管8と温水元栓6から延びる温水管9がそ
れぞれ連結されている。
【0015】混合水栓7は、そのボディ7aの上部に設
けられた操作レバー7bにより、該レバー7bを左右に
回動させることで、給水管8からの常温水と温水管9か
らの加熱温水の混合比率を変えると共に、該レバー7b
を上下動させることで、該水栓7の吐水口から水を出し
たり止めたりするものであって、図6および図8に示す
ような、従来から一般的に使用されているシャワー機能
付きの混合水栓と同様の構造のものである。
【0016】すなわち、シャワー機能付きの混合水栓で
は、混合水栓7の吐水口部7cに、シャワー/ストレー
ト切り換えスイッチ7dが設けられ、該スイッチ7dの
操作によって吐水口から出る水流をシャワー水流とスト
レート水流に切り換えることができると共に、図7に示
すように、該吐水口部7cを水栓のボディ7aから取り
外して引き出した状態で使用することができるようにな
っている。
【0017】そのようなシャワー機能付きの混合水栓7
が天板部に固設されている流し台1には、その天板部3
の下方の収納キャビネット4内に、水道水に含まれる赤
錆(水道管の鉄錆)やカルキ(残留塩素)等の不純物を
濾過して除去するための浄水器10が配置されており、
この浄水器10は、例えば、粒状活性炭と中空糸膜を収
納したフィルターユニットや、繊維状活性炭を収納した
フィルターユニット等、適宜の構造のフィルターユニッ
トをワンタッチ交換カートリッジとして、上下分離可能
なケーシング内に該カートリッジを取り出し容易に収納
したような、従来から家庭用の浄水器として使用されて
いるものと同様の構造のものである。
【0018】上記のような混合水栓7と浄水器10と
は、本実施形態では、以下のような配管構造によって接
続されている。
【0019】給水元栓5から延びる給水管8と、温水元
栓6から延びる温水管9は、図9に示すように、混合水
栓7のボディ7a内のそれぞれの水栓バルブ11,12
に接続され、各水栓バルブ11,12から流出する水通
路は合流して、吐水口部7cに至る流出用の水通路13
として、混合水栓7のボディ7aよりも下方に適当な分
(吐水口部7cをボディ7aから引き出す分に相当する
分)だけ一旦引き出されてから、上方に折り返されて混
合水栓7のボディ7a内に再び入り、混合水栓7の吐水
口部7cに延びている。
【0020】なお、合流して吐水口部7cに至る流出用
の水通路13については、本実施形態では、具体的に
は、混合水栓7から出て下方に延びる通水管13aと、
下方から混合水栓7のボディ7a内に入って吐水口部7
cに至る可撓性ホース13bと、該通水管13aと可撓
性ホース13bとの間に連結される連結部材13cとに
よって構成されている。
【0021】上記のような給水元栓5から吐水口部7c
に至る水通路に対して、該水通路の水栓用バルブ11
(給水管8からの常温水の流量を制御するバルブ)より
も上流側から分岐して、該バルブ11よりも下流側に合
流するように、すなわち、具体的には、給水管8の分岐
部分8aから分岐して、水通路13の連結部材13cに
接続されるように、バイパス通路14が形成されてい
る。
【0022】そのように、ボディ7a内に水栓バルブ1
1,12を収納した混合水栓7よりも下方の位置に形成
されているバイパス通路14に対して、その途中に、上
記のような浄水器10が水道水を濾過するために接続さ
れていると共に、該バイパス通路14の浄水器10より
も上流側(浄水器10に水を送り込む側)、すなわち、
給水管8の分岐部分8aと浄水器10との間のバイパス
通路14aに、該バイパス通路14を開閉するための浄
水用バルブ15が設置されている。
【0023】浄水用バルブ15は、本実施形態では、電
磁式の開閉バルブであって、該バルブ15に流れる電流
を接断することで該バルブ15を開閉作動させるための
操作スイッチ16は、混合水栓7のボディ7aの下部に
形成された取付基部(雄ネジ部分)7eの外周に嵌合さ
れたプレート17に対して取り付けられている。
【0024】なお、混合水栓7は、その取付基部7eの
外周にプレート17を嵌合した状態で、流し台1の天板
部3の取付孔に該取付基部7eを挿通して、該天板部3
の裏側からリング状の雌ネジ部材を取付基部(雄ネジ部
分)7eに螺合させて締め付けることにより、プレート
17を共締めした状態で、該天板部3に着脱可能に固定
されている。
【0025】浄水器10よりも下流側(浄水器10から
浄水を送り出す側)のバイパス通路14bの末端は、上
記の連結部材13cに一体的に固着されていて、該バイ
パス通路14bと一体化された連結部材13cに対し
て、通水管13aと可撓性ホース13bがそれぞれ接続
されることとなる。
【0026】なお、通水管13aの接続部と連結部材1
3cの上流側接続部、および、連結部材13cの下流側
接続部と可撓性ホース13bの接続部は、それぞれ押圧
によりワンタッチで連結できる構造となっており、ま
た、通水管13aの接続部と連結部材13cの下流側接
続部とは同じ構造であり、連結部材13cの上流側接続
部と可撓性ホース13bの接続部とは同じ構造であっ
て、それにより、連結部材13cを除いた状態で、通水
管13aの接続部と可撓性ホース13bの接続部は、押
圧によりワンタッチで連結が可能な構造となっている。
【0027】上記のような混合水栓7と浄水器10の接
続構造によれば、給水元栓5が開かれている状態で、操
作スイッチ16をOFFにしておけば、混合水栓7の操
作レバーを通常のように操作することで、通常の混合水
栓7と同様に使用することができる。
【0028】一方、給水元栓5が開かれている状態で、
混合水栓7の操作レバーを閉(水を出さない状態)にし
て、操作スイッチ16をONにすると、給水元栓5から
の水道水が、給水管8の分岐部8aから、浄水用バルブ
15が開かれたバイパス通路14aを通って、浄水器1
0に導入され、該浄水器10内で濾過されて浄水とされ
た後、バイパス通路14bから可撓性ホース13bを通
って、吐水口部7cから浄水として供給される。
【0029】以上に説明したような本実施形態のシャワ
ー機能付き混合水栓と浄水器の接続構造によれば、配管
の部分にバイパス通路14を追加して、その途中に浄水
器10を接続するだけで、図6に示すような従来から一
般的に使用されている既存のシャワー機能付きの混合水
栓7をそのまま利用することにより、アンダーシンク型
の浄水器10を混合水栓一体型のものとして後付けによ
り簡単に設置することができる。
【0030】すなわち、混合水栓7よりも下方の位置
で、水栓用バルブ11よりも上流側の水通路から下流側
の水通路に合流するように、具体的には、給水管8の分
岐部分8aから分岐して水通路13の連結部材13cに
接続するように、バイパス通路14を形成しており、該
バイパス通路14の途中に浄水器10を接続しているた
め、浄水器10を接続する際に、該浄水器10に接続さ
れる水通路を混合水栓7のボディ7a内に通す必要がな
く、既存の混合水栓をそのまま流用することができる。
【0031】そして、給水管8の分岐部分8aから分岐
させたバイパス通路14について、その下流側通路14
bの端部を連結部材13cに一体化させ、該連結部材1
3cを介して、通水管13aと可撓性ホース13bの間
にワンタッチ連結で合流させているため、配管の構造を
簡素化することができ、また、配管の接続作業を容易に
行うことができる。
【0032】また、バイパス通路14の途中に設置され
る浄水器10に対して、該バイパス通路14を開閉する
ための浄水用バルブ15を、給水管8の分岐部分8aと
浄水器10との間のバイパス通路14aの側に設置して
いるため、該浄水用バルブ15を閉にした状態では浄水
器10に水圧がかからず、それによって浄水器10の耐
久性を向上させることができる。
【0033】また、浄水用バルブ15を作動させるため
の操作スイッチ16をONにするだけで簡単に浄水に切
り換えることができ、また、該操作スイッチ16をOF
Fにしておけば、混合水栓7の操作レバー7bをどのよ
うに操作しても、必要のない時に浄水が供給されるよう
なことはない。
【0034】また、本実施形態では、上記の操作スイッ
チ16が、天板部3に対して混合水栓7と共締めされる
プレート17に対して取り付けられているため、該操作
スイッチ16を混合水栓7と同時に天板部3に固設する
ことができ、流し台1に対する部品の取付作業の簡素化
を図ることができる。
【0035】以上、本発明のシャワー機能付き混合水栓
と浄水器の接続構造の一実施形態(第1実施形態)につ
いて説明したが、本発明は、上記のような実施形態にの
み限定されるものではない。
【0036】例えば、図3は、本発明の他の実施形態
(第2実施形態)を示すものであるが、この第2実施形
態では、バイパス通路14を開閉する電磁開閉式の浄水
用バルブ15に対し、混合水栓7の吐水口部7cに設け
られたシャワー/ストレート切り換えスイッチ7dが、
コントローラー18を介して電気的に接続されていて、
浄水用バルブ15の操作スイッチ16がONの状態であ
っても、該切り換えスイッチ7dがシャワーとなってい
るときには、浄水用バルブ15が閉じて浄水が供給され
ないように、浄水用バルブ15とスイッチ7dを連動さ
せている。
【0037】上記のような第2実施形態によれば、操作
スイッチ16が誤ってONの状態のままであっても、シ
ャワーによる洗い物のときには浄水が出ないため、浄水
を飲料用にだけに使用することで浄水器10を有効に使
用して、該浄水器10内に収納された交換カートリッジ
の使用可能期間を延ばすことができる。
【0038】また、図4は、本発明の更に他の実施形態
(第3実施形態)を示すものであるが、この第3実施形
態では、電磁開閉式の浄水用バルブ15を操作するため
の操作部である操作スイッチ16が、リモコン式、すな
わち、スイッチ部分を備えたリモコンの発信部16a
と、コントローラー18を介して浄水用バルブ15に接
続されるリモコンの受信部16bとで構成されている。
【0039】そのため、操作スイッチ16の発信部16
aを天板部3の上面に、また、受信部16bを天板部3
の下面に、何れも、両面接着テープ等によって取り付け
ることで、流し台1の天板部3にスイッチ取付用の取付
孔を開けることなく、任意の位置に操作スイッチ16を
取り付けることができる。
【0040】なお、発信部16aと受信部16bによる
リモコンの方法としては、例えば、発信部16aで磁石
を動かして受信部16bでその動きを読み取る、発信部
16aで超音波を発振させ受信部16bでその超音波を
読み取る、発信部16aで鉄板を動かして受信部16b
で透磁率の変化を読み取る、等の適宜の方法が考えられ
る。
【0041】さらに、本発明に使用される浄水用バルブ
15については、必ずしも電磁開閉式のバルブに限ら
ず、例えば、図5および図10に示すように、手動によ
るレバー16の操作で開閉されるバルブ15を天板部3
に取り付けると共に、給水管8の部分から分岐して該バ
ルブ15に接続される配管14cを設け、該バルブ15
から浄水器10に配管14aを接続することで、バイパ
ス通路14の途中にバルブ15と浄水器10を設けるよ
うな構造等、手動によるレバーの操作で開閉されるよう
なメカバルブを使用することで実施することも可能であ
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したような本発明のシャワー機
能付き混合水栓と浄水器の接続構造によれば、シャワー
機能付き混合水栓に対して、アンダーシンク型浄水器を
混合水栓一体型の浄水器として設置する場合に、単にバ
イパス用の配管等を追加するだけで、既存の混合水栓を
そのまま流用することができ、また、浄水器を後付けに
より簡単に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシャワー機能付き混合水栓と浄水器の
接続構造の一実施形態(第1実施形態)を示す斜視図。
【図2】図1に示した実施形態の側面説明図。
【図3】本発明の他の実施形態(第2実施形態)を示す
側面説明図。
【図4】本発明の他の実施形態(第3実施形態)を示す
側面説明図。
【図5】本発明の他の実施形態(第4実施形態)を示す
側面説明図。
【図6】既存のシャワー機能付き混合水栓を示す側面説
明図。
【図7】シャワー機能付き混合水栓において吐水口部を
水栓のボディから引き出した状態を示す側面説明図。
【図8】図6に示した既存のシャワー機能付き混合水栓
についてのブロック説明図。
【図9】図1に示した第1実施形態のシャワー機能付き
混合水栓についてのブロック説明図。
【図10】図5に示した第4実施形態のシャワー機能付
き混合水栓についてのブロック説明図。
【符号の説明】
1 流し台 3 天板部 5 給水元栓 7 混合水栓(シャワー機能付き) 7a ボディ 7c 吐水口部 7d 取付基部 7e シャワー/ストレート切り換えスイッチ 8 給水管 10 浄水器 11 水栓用バルブ 13 水通路の混合水栓のボディから吐水口部に至
る部分 13a 通水管 13b 可撓性ホース 13c 連結部材 14 バイパス通路 15 浄水用バルブ 16 操作部(浄水用バルブの操作スイッチ) 17 プレート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流し台の天板部に固設された水栓のボデ
    ィから吐水口部が引き出し可能となっているシャワー機
    能付き混合水栓に対し、水道水の給水元栓から混合水栓
    の吐水口部にまで延びる水通路の途中で、且つ、該水通
    路を開閉する水栓用バルブをボディ内に収納した混合水
    栓よりも下方位置に、該水通路の水栓用バルブよりも上
    流側から分岐して下流側に合流するバイパス通路が形成
    されていると共に、該バイパス通路の途中に、水道水を
    濾過するための浄水器と、該バイパス通路を開閉するた
    めの浄水用バルブがそれぞれ設置されていることを特徴
    とするシャワー機能付き混合水栓と浄水器の接続構造。
  2. 【請求項2】 バイパス通路を開閉する浄水用バルブ
    が、浄水器よりも上流側のバイパス通路に設置されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のシャワー機能付き
    混合水栓と浄水器の接続構造。
  3. 【請求項3】 浄水用バルブを作動させるための操作部
    が、混合水栓の取付基部に嵌合されたプレートに対して
    取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のシャワー機能付き混合水栓と浄水器の接続構造。
  4. 【請求項4】 バイパス通路を開閉する電磁開閉式の浄
    水用バルブに対して、該バルブを作動させるための操作
    部がリモコン式となっていることを特徴とする請求項1
    又は2に記載のシャワー機能付き混合水栓と浄水器の接
    続構造。
  5. 【請求項5】 バイパス通路を開閉する電磁開閉式の浄
    水用バルブと、吐水口部に設けられたシャワー/ストレ
    ート切り換えスイッチが、シャワー切り換え時に浄水用
    バルブが閉じるように連動されていることを特徴とする
    請求項1又は2に記載のシャワー機能付き混合水栓と浄
    水器の接続構造。
  6. 【請求項6】 水道水の給水元栓から混合水栓の吐水口
    部にまで延びる水通路が、給水元栓から混合水栓のボデ
    ィ内に至る給水管と、混合水栓のボディ内から下方に出
    る通水管と、混合水栓よりも下方から混合水栓のボディ
    内を通って吐水口部に至る可撓性ホースと、該通水管と
    該可撓性ホースを連結する連結部材を有するものであっ
    て、バイパス通路が、該給水管から分岐して該連結部材
    に接続されていることを特徴とする請求項1乃至5に記
    載のシャワー機能付き混合水栓と浄水器の接続構造。
JP9137864A 1997-05-12 1997-05-12 シャワー機能付き混合水栓と浄水器の接続構造 Pending JPH10309565A (ja)

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