JPH10297864A - 乗客コンベアの踏板 - Google Patents
乗客コンベアの踏板Info
- Publication number
- JPH10297864A JPH10297864A JP10569397A JP10569397A JPH10297864A JP H10297864 A JPH10297864 A JP H10297864A JP 10569397 A JP10569397 A JP 10569397A JP 10569397 A JP10569397 A JP 10569397A JP H10297864 A JPH10297864 A JP H10297864A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tread
- treads
- display element
- edge
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】表示体付き踏板の視認性を高め、かつ表示体の
取付け固定力が確実な乗客コンベアの踏板を提供する。 【解決手段】無端状の踏板４のうち、１個あるいは複数
個おきの踏板４Ａに、踏板４Ａの溝４ＡＡの底面に沿っ
て、短冊状の表示体７Ａを配設し、表示体７の端部を踏
板４Ａの一部に圧着固定する構成とした。
取付け固定力が確実な乗客コンベアの踏板を提供する。 【解決手段】無端状の踏板４のうち、１個あるいは複数
個おきの踏板４Ａに、踏板４Ａの溝４ＡＡの底面に沿っ
て、短冊状の表示体７Ａを配設し、表示体７の端部を踏
板４Ａの一部に圧着固定する構成とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は乗客コンベアの踏板
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】乗客コンベアの踏板用表示体に関する従
来例としては、特開平7−125960 号公報に開示された構
成が知られている。
来例としては、特開平7−125960 号公報に開示された構
成が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、動く
踏板の踏面頂部と溝部にわたって複数の細幅模様表示体
を接着し、この表示体が表現する足型マークなどで乗客
の乗込み位置の誘導を行う構成を表示している。しかし
ながら、この表示体の取付け構造では、踏面頂部部分の
摩滅や接着部の剥離などの寿命的問題，踏板面に対して
表示体の存在が識別不鮮明で、特に、踏板が移動するた
めに各踏板の模様が連続した線状に見えてしまうという
視認性の問題があった。
踏板の踏面頂部と溝部にわたって複数の細幅模様表示体
を接着し、この表示体が表現する足型マークなどで乗客
の乗込み位置の誘導を行う構成を表示している。しかし
ながら、この表示体の取付け構造では、踏面頂部部分の
摩滅や接着部の剥離などの寿命的問題，踏板面に対して
表示体の存在が識別不鮮明で、特に、踏板が移動するた
めに各踏板の模様が連続した線状に見えてしまうという
視認性の問題があった。
【０００４】本発明の目的は、踏板に対する表示体の取
付け固定力が確実で、視認性にも優れた乗客コンベアの
踏板を提供することにある。
付け固定力が確実で、視認性にも優れた乗客コンベアの
踏板を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、踏面となる表面の一方向に多数の細長い
溝を有して無端状に移動する踏板と、この踏板の移動路
の両乗降口に固定したくし板を備えた乗客コンベアにお
いて、前記無端状の踏板のうち、１個あるいは複数個お
きの踏板に、この踏板の溝の底面に沿って、足型マーク
などの模様を付した短冊状の表示体を配設し、この表示
体の長手方向の端部を前記踏板の表面形状と類似形状の
端部踏板片で前記踏板の一部に圧着固定する構成とした
のである。この構成によれば、表示体を付した踏板と、
表示体のない踏板が順々に移動路に出てくるので、高齢
者などの、弱視者でも表示体が連続した線状に見えるこ
とがなく、また、足型マークそのものが溝底面に沿って
長く連続して彩色した模様で、視認性を高める一方、そ
の長手方向の端部が端部踏板片で踏板の一部に接合され
ることにより確実に固定される。
成するために、踏面となる表面の一方向に多数の細長い
溝を有して無端状に移動する踏板と、この踏板の移動路
の両乗降口に固定したくし板を備えた乗客コンベアにお
いて、前記無端状の踏板のうち、１個あるいは複数個お
きの踏板に、この踏板の溝の底面に沿って、足型マーク
などの模様を付した短冊状の表示体を配設し、この表示
体の長手方向の端部を前記踏板の表面形状と類似形状の
端部踏板片で前記踏板の一部に圧着固定する構成とした
のである。この構成によれば、表示体を付した踏板と、
表示体のない踏板が順々に移動路に出てくるので、高齢
者などの、弱視者でも表示体が連続した線状に見えるこ
とがなく、また、足型マークそのものが溝底面に沿って
長く連続して彩色した模様で、視認性を高める一方、そ
の長手方向の端部が端部踏板片で踏板の一部に接合され
ることにより確実に固定される。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図１な
いし図４を用いて説明する。乗客コンベア１の一方の乗
降口付近を水平投影視した図１において、建屋床に連な
る固定体の乗降床２，くし板３，無端状に動く踏板４で
通行路を形成し、踏板４の両側のハンドレール５，欄干
６で側壁を構成している。さらに、無端状の踏板４のう
ち、これの１個あるいは複数個おき（図４には、１個お
きの例を示す）の踏板４Ａの溝４ＡＡの底面には、乗客
が正しく立つべき位置を示す足型マークの模様（図１，
図４には左右に２人立ちを示す）の表示体７が設けられ
ている。そして、表示体７は、図２と図３に示したよう
に溝４ＡＡの底面に沿って短冊状の表示片７Ａ（表示体
７はこれの集合体である）を備えており、これの長手方
向の端部は、図２に示すように長さＬの踏板４の端部に
ある長さＬ１とＬ２で踏板４の表面形状と類似形状の端
部踏板片４Ｂをビス（図示省略）等により踏板４の一部
に圧着固定している。ここで、表示片７Ａは、踏板４と
踏板４Ａが間隔をおいて順々に移動路に出てくるので、
弱視者（高齢者，色弱者）でも表示体が連続した線状に
見えることがなく、また、足型マークそのものが溝底面
に沿って長く連続して彩色されているので、模様の視認
性が高まることは確実である。
いし図４を用いて説明する。乗客コンベア１の一方の乗
降口付近を水平投影視した図１において、建屋床に連な
る固定体の乗降床２，くし板３，無端状に動く踏板４で
通行路を形成し、踏板４の両側のハンドレール５，欄干
６で側壁を構成している。さらに、無端状の踏板４のう
ち、これの１個あるいは複数個おき（図４には、１個お
きの例を示す）の踏板４Ａの溝４ＡＡの底面には、乗客
が正しく立つべき位置を示す足型マークの模様（図１，
図４には左右に２人立ちを示す）の表示体７が設けられ
ている。そして、表示体７は、図２と図３に示したよう
に溝４ＡＡの底面に沿って短冊状の表示片７Ａ（表示体
７はこれの集合体である）を備えており、これの長手方
向の端部は、図２に示すように長さＬの踏板４の端部に
ある長さＬ１とＬ２で踏板４の表面形状と類似形状の端
部踏板片４Ｂをビス（図示省略）等により踏板４の一部
に圧着固定している。ここで、表示片７Ａは、踏板４と
踏板４Ａが間隔をおいて順々に移動路に出てくるので、
弱視者（高齢者，色弱者）でも表示体が連続した線状に
見えることがなく、また、足型マークそのものが溝底面
に沿って長く連続して彩色されているので、模様の視認
性が高まることは確実である。
【０００７】なお、上記表示体７は、足型マークの模様
に限らず、歩行を促す矢印マークやその他の模様として
よい。
に限らず、歩行を促す矢印マークやその他の模様として
よい。
【０００８】
【発明の効果】本発明によれば、踏板表示体の視認性が
優れ、その取付け固定力も確実な乗客コンベアの踏板を
提供することができる。
優れ、その取付け固定力も確実な乗客コンベアの踏板を
提供することができる。
【図１】本発明による乗客コンベアの踏板表示体の一実
施の形態を示す平面図。
施の形態を示す平面図。
【図２】図１のＩ−Ｉ線に沿う断面図。
【図３】図２のII−II線に沿う断面図。
【図４】図１相当の平面図。
１…乗客コンベア、２…乗降床、３…くし板、４，４Ａ
…踏板、４ＡＡ…溝、７…表示体、７Ａ…表示片。
…踏板、４ＡＡ…溝、７…表示体、７Ａ…表示片。
Claims (1)
- 【請求項１】踏面となる表面の一方向に多数の細長い溝
を有して無端状に移動する踏板と、前記踏板の移動路の
両乗降口に固定したくし板を備えた乗客コンベアにおい
て、前記無端状の踏板のうち、１個あるいは複数個おき
の踏板に、この踏板の溝の底面に沿って、足型マークな
どの模様を付した短冊状の表示体を配設し、この表示体
の長手方向の端部を前記踏板の表面形状と類似形状の端
部踏板片で前記踏板の一部に圧着固定することを特徴と
する乗客コンベアの踏板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10569397A JPH10297864A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 乗客コンベアの踏板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10569397A JPH10297864A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 乗客コンベアの踏板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10297864A true JPH10297864A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14414482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10569397A Pending JPH10297864A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 乗客コンベアの踏板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10297864A (ja) |
-
1997
- 1997-04-23 JP JP10569397A patent/JPH10297864A/ja active Pending
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